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  • ホンダF1、メルセデスと0.073秒差&合計1549周を走破/F1テスト最終日

    ホンダF1、メルセデスと0.073秒差&合計1549周を走破/F1テスト最終日

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、6日間にわたって行われた2020年のF1プレシーズンテストを振り返った。

    スペイン・バルセロナで行われていたプレシーズンテストは2月28日(金)に最終日を迎え、レッドブル・ホンダはトップから0.073秒差の2番手タイムでテストを締めくくった。

    午前のセッションを担当したアレクサンダー・アルボンは、序盤で空力テストを行った後、ピレリタイヤの真ん中のコンパウンドにあたるC3で、全ドライバー中唯一ベストラップを記録した。アルボンは59周を走行し、マックス・フェルスタッペンへバトンタッチ。午後のセッションでは、よりパフォーマンス確認に注力して走行した。

    2番目のコンパウンドとなるC4タイヤで1分16秒269のベストタイムをマークしたマックス・フェルスタッペンは、一番柔らかいC5タイヤのバルテリ・ボッタス(メルセデス)と0.1秒差以内につけ、レッドブル・ホンダにとっては上々の結果でテストを終えた。

    アルファタウリ・ホンダも、午前・午後ともに担当したダニール・クビアトが160周と多くの周回数を走行。有益なロングランをこなすと同時に、C4タイヤでは燃料搭載を少なくしての走行も行い、1分16秒914をマークした。

    6日間の過密なテスト期間を終えましたが、HRD Sakuraとミルトン・キーンズでは、さらなる調整が行われます。開幕戦オーストラリアGPの決勝は、3月15日です。

    「例年よりも短い日程で行われた6日間のオフシーズンテストが今日で終了しました」と田辺豊治はコメント。

    「両チームともに大きな問題は発生せず、貴重な走行時間を無駄にすることなく、多くの周回を重ねることができました。
    アストンマーティン・レッドブル・レーシングと780周、スクーデリア・アルファタウリとは769周、ホンダとして合計で1,549周・7,211㎞を走行し、数々の確認テストを行いました。多くのデータを得られ、とてもポジティブなテストになったと感じています」

    「6日間を通して比較的安定した天候ではあったものの、午前・午後での路面温度変化や風向きその強さなどが、F1の車には大きな影響を与えます。それに加えて各チームが異なるプログラムで走行をしているので、この段階で各チームの相対的な実力を語ることは時期尚早ですが、シーズン開始に向けていい準備ができたと考えています」

    「ここからテストで使用したパーツの確認を進めたり、エンジニアたちがデータの分析を進め、最後の最後まで改善に向けた努力を続けていくことになります。あと16日でオーストラリアGPが始まります。いい戦いができるよう、万全の準備を整えて挑みます」

    F1バルセロナテスト2 結果・タイム(最終日)

    Pos Driver Team Time Gap Tyre Laps
    1 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分16秒196   C5 79
    2 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分17秒269 + 0.073 C4 45
    3 ダニエル・リカルド ルノー 1分16秒276 + 0.080 C5 65
    4 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分16秒360 + 0.164 C5 181
    5 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分16秒410 + 0.214 C5 90
    6 エステバン・オコン ルノー 1分16秒433 + 2.237 C5 73
    7 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1分16秒634 + 0.438 C5 153
    8 カルロス・サインツ マクラーレン 1分16秒820 + 0.624 C4 161
    9 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 1分16秒871 + 0.675 C5 144
    10 ダニール・クビアト アルファタウリ 1分16秒914 + 0.718 C4 156
    11 ロマン・グロージャン ハース 1分17秒037 + 0.841 C4 86
    12 キミ・ライコネン アルファロメオ 1分17秒415 + 1.219 C5 115
    13 ケビン・マグヌッセン ハース 1分17秒496 + 1.299 C4 27
    14 アレクサンダー・アルボン レッドブル 1分17秒803 + 1.607 C3 59
  • マックス・フェルスタッペン 「開幕戦で競争力を発揮する準備は整った」

    マックス・フェルスタッペン 「開幕戦で競争力を発揮する準備は整った」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、6日間にわたって行われたF1プレシーズンテストを振り返った。

    最終日は午後からの走行となったマックス・フェルスタッペンは、よりパフォーマンス確認に注力して走行。2番目のコンパウンドとなるC4タイヤで1分16秒269のベストタイムをマーク。一番柔らかいC5タイヤのバルテリ・ボッタス(メルセデス)と0.1秒差以内につけ、レッドブル・ホンダとして上々の結果でテストを終えた。

    「この2週間で、メルボルンでの開幕戦に向けて、はっきりと手ごたえが感じられ、いい準備ができた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「6日間で望んでいたことをすべて試せて、満足している。もちろん、ハードワークを止めていいとは思っていないし、改善できる箇所は常にあるものだ。完璧なマシンなど存在はしないし、ましてやシーズン前のこの時期だ。さらなる進化を目指して取り組んでいかなければならない」

    「僕もアレックス(アルボン)も、いくつかミスはあったが、心配はしていません。開幕戦でそうなるよりも、このテストの場でマシンの限界を見極めたかった。あとでボロが出るよりもよかったし、メルボルンではさらなるペースを発揮できると思う」

    「メルセデスは予想通り速いが、現時点ではあまり気にしないようにしている。彼らがどんなことをしているのかは分からないので、自分たちのことに集中すべきだ。僕らのペースはなかなかいいし、いいスタートになった。メルボルンで競争力を発揮できればと思う」

  • 【動画】 F1バルセロナテスト2回目 初日ダイジェスト

    【動画】 F1バルセロナテスト2回目 初日ダイジェスト

    2019年のF1バルセロナテスト2回目が2月26日(火)に初日を迎え、マクラーレンのランド・ノリスがトップタイムを記録した。

    2019年シーズン開幕前の最後の公式テストが2月26日(火)からカタロニア・サーキットでスタート。システムチェックが主だった1回目とは異なり、今回のテストでは、各チームが開幕戦に向けてパフォーマンスを重視したセッティング作業により焦点が当てられることになる。

    初日のトップタイムを記録したのはマクラーレンのランド・ノリス。午前中にターン3でコースアウトしてこの日最初の赤旗の原因となったランド・ノリスは油圧システムの問題で多くの時間をガレージ過ごすことになった。午後にも同じコーナーでストップして赤旗を出したが、最終的に80周を走行してC4タイヤで1分17秒709をマークした。

    2番手タイムはレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー。ホンダのF1エンジンを搭載するRB15でこの日最多となる136周を走破。トップのランド・ノリスよりも1段階硬いC3タイヤで0.006秒差の1分17秒715を記録。2つのコンパウンド間のパフォーマンス差は0.6秒と想定されており、事実上のトップタイムだ。トロロッソ・ホンダもアレクサンダー・アルボンが103周を走行してC4タイヤで1分18秒649を記録。ホンダのF1エンジンは2台合せて239周を走破した。

    一方、メルセデスとフェラーリには信頼性トラブルが発生。フェラーリは午前中に冷却システムのチェックのためガレージ作業を続け、午前中で最少の29周の走行に留まった。

    メルセデスは、午後の開始直後に午後のセッション開始直後に油圧のトラブルでパワーユニット交換を強いられえ、残り7分でようやくコースに復帰。午後の走行を担当したバルテリ・ボッタスは残り7分でようやくコース復帰。7周しかできなかった。メルセデスは、は“球根”状のノーズ、改良版のフロントウイング、サイドポッド、フロア、エンドプレートなどを含めた空力アップデートを投入している。

    2019年 第2回 F1バルセロナテスト 1日目 結果

    Pos ドライバー チーム マシン タイム GAP 周回
    1 ランド・ノリス マクラーレン MCL34 1分17秒709 ●   80
    2 ピエール・ガスリー レッドブル RB15 1分17秒715 ● +0.006 136
    3 ランス・ストロール レーシングポイント RP19 1分17秒824 ○ +0.115 82
    4 セバスチャン・ベッテル フェラーリ SF90 1分17秒925 ● +0.216 81
    5 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ C38 1分18秒589 ● +0.880 99
    6 アレクサンダー・アルボン トロロッソ STR14 1分18秒648 ● +0.940 103
    7 シャルル・ルクレール フェラーリ SF90 1分18秒651 ● +0.942 29
    8 ケビン・マグヌッセン ハース VF-19 1分18秒769 ● +1.060 131
    9 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ FW42 1分19秒662 ○ +1.953 119
    10 ダニエル・リカルド ルノー R.S.19 1分20秒107 ● +2.398 77
    11 バルテリ・ボッタス メルセデス W10 1分20秒167 ○ +2.458 7
    12 ルイス・ハミルトン メルセデス W10 1分20秒332 ○ +2.623 83
    13 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.19 1分20秒348 ● +2.639 80

    ● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。

    関連:F1バルセロナテスト 1日目:マクラーレンのランド・ノリスがトップタイム

  • ルノー製F1エンジン搭載のマクラーレンが2日間の最速スピードを記録

    ルノー製F1エンジン搭載のマクラーレンが2日間の最速スピードを記録

    2019年のF1バルセロナテストの2日間が終了。現時点でルノー製F1エンジンを搭載するマクラーレンが2日間の最速スピードを記録している。

    昨年、ホンダに馬力面で上回られたとされるルノーだが、今シーズンに向けてF1エンジンを新設計。ルノーは2019年型F1パワーユニット『E-Tech 19』はV6ターボハイブリッドが導入されて以降で“最大の進化”を果たしていると自信をみせている。

    F1公式サイトが公表したデータによると、2日間の最速スピードは2日目にマクラーレンのランド・ノリスが記録した337kph。昨年、ドラッグの高いマシン特性が弱点であり、ローダウンフォース仕様のパッケージでもトップスピードで最下位を記録していたマクラーレンだが、マシンコンセプトを一新させたMCL34は弱点を克服したかもしれない。マクラーレンは、初日のカルロス・サインツ、2日目のランド・ノリスともに2番手タイムでセッションを終えている。

    2番目にトップスピードは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが初日に記録した329.2kph。ホンダは今季型F1パワーユニット『RA619H』で初めてパーディモードを搭載するとされており、その恩恵を受けられるかもしれない。ただ、シーズン開幕前にはまだ信頼性の懸念によってポテンシャルをフルに発揮ないとも報じられており、今後はまた変わってくるかもしれない。

    同様にメルセデスは326kphで最も遅いトップスピードであるが、まだクルーズモードでしか走行していないと考えられており、慣らし運転が終われば、340kphは超えてくると考えられている。それは同社のパワーユニットを搭載するレーシングポイントにも恩恵を与えることになるだろう。

    フェラーリもまだ手の内を隠してとされるが、2日間の最速タイムを記録しており、マシンバランスは非常に優れていると評価されている。また、密接な技術提携を結ぶハースとアルファロメオもそれなりのタイムをたたき出しており、中団争いはさらに激化することが予想される。

    F1エンジン トップスピード バルセロナテストl

  • 【動画】 レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーがクラッシュ

    【動画】 レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーがクラッシュ

    レッドブル・レーシングのピエール・ガスリーは、F1バルセロナテスト2日目にクラッシュを喫し、走行を早めに切り上げることになった。

    ピエール・ガスリーは2月19日(火)にレッドブル・レーシングのテストを担当。ホンダのF1エンジンを搭載したレッドブル・レーシングの新車『RB15』での初走行となった。

    序盤は何も問題なく走行を重ねていたピエール・ガスリーだったが、セッション残り1時間20分となったところでターン12でコントロールを失ってスピンを喫し、タイヤバリアにクラッシュ。セッションは赤旗中断となり、マシンはリアにダメージを負ったため、レッドブル・ホンダはテストを切り上げることになった。

    「基本的に限界までクルマをプッシュするものだし、限界を探っていた」とピエール・ガスリーはコメント。

    「スロットルを踏み込んだら、リアのコントロールを失った。基本的にはそういうことだ。少し不意打ちを食らわせた感じだったし、そうなってしまったらやれることはあまりない。僕たちにはあと6日間のテストがあるし、テストするためのことはたくさんある」

    クラッシュにも関わらず、ピエール・ガスリーは92周を走行し、前日にチームメイトのマックス・フェルスタッペンが記録したタイムから0.338秒遅れとなる1分19秒426を記録した。

    「クルマに戻れて本当に興奮していた。一日を通していくつかポジティブなテストができた。クルマをとても快適に感じることができた。クルマには本当に良いポテンシャルがあると感じている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕たちはパッケージをもっと理解する必要があるけど、最初のフィードバックとしてはいい感じだ」

    これまでのところ、ホンダの2019年F1パワーユニット『RA619H』は信頼性を発揮しており、レッドブル・レーシング、トロロッソともに大きな問題は発生していない。トロロッソ・ホンダは2日目にアレクサンダー・アルボンが走行を担当して、4番手タイムを記録する生産的な一日を過ごした。

    「トロロッソを見れば、彼らは多くの周回を走っていたし、僕たちはすべてのフィードバックを利用する必要がある」とピエール・ガスリーはコメント。

    「でも、ここまでのところ、僕たちはホンダが成し遂げた仕事に本当に満足している。今後6日間でさらに多くのテストを行う必要があるけど、ここまでのところは本当に満足している」

    2019年 F1 バルセロナテスト 2日目 結果

    Pos ドライバー チーム マシン タイム GAP 周回
    1 シャルル・ルクレール フェラーリ SF90 1分18秒247 ●   154
    2 ランド・ノリス マクラーレン MCL34 1分18秒553 ● 0.306 104
    3 ケビン・マグヌッセン ハース VF-19 1分19秒206 ● 0.959 59
    4 アレクサンダー・アルボン トロロッソ STR14 1分19秒301 ● 1.054 132
    5 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ C38 1分19秒312 ● 1.288 101
    6 バルテリ・ボッタス メルセデス W10 1分19秒535 ● 1.288 89
    7 ピエール・ガスリー レッドブル RB15 1分19秒814 ● 1.567 92
    8 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.19 1分19秒837 ● 1.590 95
    9 ダニエル・リカルド ルノー R.S.19 1分19秒886 ● 1.639 28
    10 ルイス・ハミルトン メルセデス W10 1分19秒928 ● 1.681 74
    11 ランス・ストロール レーシングポイント RP19 1分20秒433 ● 2.186 79
    12 ピエトロ・フィッティパルディ ハース VF-19 1分21秒849 ● 3.602 13

    ● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。 公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。

  • ウィリアムズ、新車FW42が水曜日の早朝にようやくサーキットに到着

    ウィリアムズ、新車FW42が水曜日の早朝にようやくサーキットに到着

    ウィリアムズの2019年F1マシン『FW42』がF1テスト3日目を迎える水曜日の朝にようやくカタロニア・サーキットに到着する予定となっているが、チームはセッション開始時から走行する可能性は低いと語っている。

    ウィリアムズは、新車FW42の完成が遅れており、シェイクダウンを断念し、F1バルセロナテストの最初の2日間をキャンセル。サーキットには昨年マシンに2019年仕様のウイング類を装着した“ショーカー”がむなしく飾られていた。

    ウィリアムズの広報担当は2月19日(火)、FW42が水曜日の午前4時~5時の間にサーキットに到着することになっていると語った。

    「もちろん、まだかなりの量のやらなければならないことがある。だが、我々はできるだけ早くに作業していく」とウィリアムズは声明で発表。だが、現地時間8時から12時まで行われる午前中のセッションで新車が走る“可能性は低い”と付け加えた。

    今回の新車のデビューの遅れは、開発スケジュールに不備があったとされ、技術責任者を務めるパディ・ロウの解雇も噂されている。

  • トロロッソ「ホンダのPUはスムーズ。重要なアイテムを検証できた」

    トロロッソ「ホンダのPUはスムーズ。重要なアイテムを検証できた」

    スクーデリア・トロ・ロッソの副テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1バルセロナテスト2日目の作業を振り勝った。

    トロロッソ・ホンダのテスト2日目は今シーズンF1デビューを飾るうアレクサンダー・アルボンが担当。走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの、その後は順調に走行。

    最終的にアレクサンダー・アルボンは、2日目走行したドライバーの中でシャルル・ルクレールに次ぐ、2番目に多い132周を走りきった。

    「アレックスにとっては、今日が初めての本格的な走行だったので、実りある、楽しい一日になったのではないかと思う。インスタレーションで起きた小さな問題は、彼のせいではないし、気温が低い難しいコンディションの中だったが、走り出せばすぐにマシン、コースコンディション、タイヤの感触をつかんでくれた」

    「こうした経験もあり、アレックスはどんどん自信を深めていき、かなりの周回数を走行してプログラムをすべてこなしてくれた。パワーユニットは今日も一日中スムーズで、我々はマシンの挙動に関わる重要なテストアイテムの検証を多くすることができた。これによって、短中期的に解析していくべき内容の方向性が明確になった」

    「引き続き、優先事項は、マシンのさまざまな部分の特性を把握するとともに、並行して走行距離を蓄積していくことだ。したがって、現時点でのパフォーマンスレベルはそこまで注視していないが、今日の向上具合には満足している。明日はダニールが再び走行し、アレックスの作業を引き継いでテストを継続しする。2019年型パッケージについての理解を深めていくのが楽しみだ」

    関連:F1バルセロナテスト 2日目 結果 | シャルル・ルクレールがトップタイム

  • ピエール・ガスリー、手痛いクラッシュも「マシンの感触はいい」

    ピエール・ガスリー、手痛いクラッシュも「マシンの感触はいい」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1バルセロナテスト2日目に走行を担当。新車RB15で92周を走行し、トップから1.567秒差の7番手タイムとなる1分19秒814でセッションを終えた。

    順調にプログラムを消化していったピエール・ガスリーだが、セッション終了まで約1時間半を切ったところでコースアウトを喫し、マシン後方からバリアにヒット。残念ながらその時点で走行終了となった。

    「今日はいい一日だった。ウインターブレイクが明けてまたコースへ戻ってこられてうれしかった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「マシンの感触はよく、快適に走ることができて、90周以上を消化した。午後には、プッシュした走行中にターン10でコースアウトを喫しまったけど、これは加速をしながら5速へシフトアップした際にリア(のグリップ)を失ってしまったことによるものだ。これによってラスト1時間の走行ができず、もったいないことをしてしまった」

    「それを除けば、多くのことをテストできて、情報収集がはかどり、いいポテンシャルがあることが分かった。もちろん、残り6日間のテストでやるべきことは多くあるけど、僕にとっては最高の初日となった」

    ピエール・ガスリー レッドブル・ホンダPierre Gasly Red Bull Racing関連:【動画】 レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーがクラッシュ

  • ホンダF1、2チーム合計で224周を消化 「PUのデータ設定を継続」

    ホンダF1、2チーム合計で224周を消化 「PUのデータ設定を継続」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1バルセロナテスト2日目のF1パワーユニット(PU)の作業を振り返った。

    F1テスト2日目は、トロロッソ・ホンダがアレクサンダー・アルボン、レッドブル・レーシングはピエール・ガスリーが走行を担当。2人とも各チームでの初走行となり、特にアレクサンダー・アルボンについてはF1マシンでの初のセッションとなった。

    そのアルボンは、走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの 、その後は順調に走行を重ね、最終的には本日走行したドライバーの中で2番目に多い132周を走りきった。レッドブル・レーシングのピエール・ガスリーも順調にプログラムを消化していったが、セッション終了まで約1時間半を切ったところでコースアウトを喫し、マシン後方からバリアにヒット。残念ながらその時点で走行終了となった。

    「今日は2チーム合計で224周のラップを重ねることができました」と田辺豊治はコメント。

    「昨日入手したデータの解析結果も踏まえ、PUとしてはさらなるデータ設定を継続しました。また、両ドライバーともに各チームでの初めてのセッションになりましたが、彼らのドライ ビングスタイルに合わせたPUの最適化を進めています」

    「特にF1での始めての公式走行となったトロロッソのアルボン選手にとっては132周以上を走行し、多くのことを学んだ一日になったと思います」

    関連:
    ・F1バルセロナテスト 2日目 結果 | シャルル・ルクレールがトップタイム
    ・【動画】 レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーがクラッシュ

  • F1バルセロナテスト 2日目 結果 | シャルル・ルクレールがトップタイム

    F1バルセロナテスト 2日目 結果 | シャルル・ルクレールがトップタイム

    2019年のF1バルセロナテスト1回目が2月19日(火)に2日目を迎え、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムを記録。ホンダ勢はアレクサンダー・アルボン(トロロッソ)が4番手、ピエール・ガスリー(レッドブル)が7番手でセッションを終えた。

    2日目になってもウィリアムズはコース上に姿を現さず、残りの9チームでテストセッションは行われた。

    2日目のトップタイムを記録したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。この日最多となる157周を走行し、前日にセバスチャン・ベッテルが記録したタイムに0.086秒に迫る1分18秒247をマークした。

    2番手タイムを記録したのはマクラーレンのランド・ノリス。104周を走行し、タイヤはフェラーリよりも1段階柔らかいものの、トップから0.306秒差となる1分18秒553を記録。前日にチームメイトのカルロス・サインツが記録したタイムを0.005秒上回った。マクラーレンは連日の2番手タイムであり、2019年のF1世界選手権のダークホースにいなるかもしれない。

    3番手タイムを記録したのはハースF1チームのケビン・マグヌッセン。午前中のみの走行となったマグヌッセンは59周の走行で1分19秒206をマーク。午後からは開発ドライバーを務めるピエトロ・フィッティパルディが走行を引き継ぎ、13周を走行した。

    そして、4番手タイムを記録したのはトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボン。公式テスト初走行となったアレクサンダー・アルボンは、開始早々にターン5でスピンしてグラベルでストップ。赤旗の原因となるほろ苦デビューとなったが、その後は順調に周回を重ね、ドライバーではこの日2番手に最多となる132周を走破。トップから1.054秒差となる1分19秒301をマークした。

    5番手はアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィ。101周を走行してトップから1.2288秒差となる1分19秒312を記録。革新的なフロントウイングが搭載されたC38でパフォーマンスを発揮した。

    6番手タイムを記録したのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。午後からの走行となったバルテリ・ボッタスは89周を走行して1分19秒535をマーク。午前中はチームメイトのルイス・ハミルトンが走行をとうとうして74周を走行。タイムこそ、6番手と10番手となったメルセデスだが、周回数のトータルではこの日最多となる163周を走破。昨年のチャンピオンチームは、パフォーマンスよりも信頼性を重視したテストプログラムを実施しているとみられ、不気味な存在だ。

    7番手タイムは、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリー。ホンダのF1エンジンを搭載したレッドブル・レーシングの新車『RB15』での初走行となったガズリーは、残り1時間20分となったところでターン12でスピンを喫してウォールにクラッシュ。この日2度目の赤旗の原因となり、マシンはリアエンドにダメージを負ってテストを早めに切り上げることになった。92周の走行に留まったガスリーは、トップから1.567秒差の1分19秒814でセッションを終えている。

    8番手はルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。午後から走行したニコ・ヒュルケンベルグは95周を走行してトップから1.590秒差となる1分19秒837をマーク。午前中にはダニエル・リカルドがステアリングを握り、28周を走行して9番手タイムとなる1分19秒886を記録している。

    フォース・インディアはランス・ストロールが走行を担当。RP19での初走行となったストロールは79周を走行して1分20秒433でセッションを終えた。

    F1バルセロナテストは、明日2月20日(水)も現地時間9時(日本時間17時)から行われる。

    2019年 F1 バルセロナテスト 2日目 結果

    Pos ドライバー チーム マシン タイム GAP 周回
    1 シャルル・ルクレール フェラーリ SF90 1分18秒247 ●   154
    2 ランド・ノリス マクラーレン MCL34 1分18秒553 ● 0.306 104
    3 ケビン・マグヌッセン ハース VF-19 1分19秒206 ● 0.959 59
    4 アレクサンダー・アルボン トロロッソ STR14 1分19秒301 ● 1.054 132
    5 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ C38 1分19秒312 ● 1.288 101
    6 バルテリ・ボッタス メルセデス W10 1分19秒535 ● 1.288 89
    7 ピエール・ガスリー レッドブル RB15 1分19秒814 ● 1.567 92
    8 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.19 1分19秒837 ● 1.590 95
    9 ダニエル・リカルド ルノー R.S.19 1分19秒886 ● 1.639 28
    10 ルイス・ハミルトン メルセデス W10 1分19秒928 ● 1.681 74
    11 ランス・ストロール レーシングポイント RP19 1分20秒433 ● 2.186 79
    12 ピエトロ・フィッティパルディ ハース VF-19 1分21秒849 ● 3.602 13

    ● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。 公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。

    F1バルセロナテスト3日目 担当ドライバー
    メルセデス: バルテリ・ボッタス (AM) / ルイス・ハミルトン (PM)
    フェラーリ: セバスチャン・ベッテル
    レッドブル: マックス・フェルスタッペン
    ルノー: ニコ・ヒュルケンベルグ (AM) / ダニエル・リカルド (PM)
    マクラーレン: カルロス・サインツ
    トロロッソ: ダニール・クビアト
    ウィリアムズ: 未定
    レーシングポイント: セルジオ・ペレス
    アルファロメオ: キミ・ライコネン
    ハース: ロマン・グロージャン