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  • レッドブル:1-2フィニッシュでシーズンを締めくくる (F1アブダビGP)

    レッドブル:1-2フィニッシュでシーズンを締めくくる (F1アブダビGP)

    レッドブルは、F1アブダビGP決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが1位、マーク・ウェバーは2位で最終戦を1-2フィニッシュで飾った。

    レッドブルが最終戦を見事な1-2フィニッシュで飾った。セバスチャン・ベッテルは、今季4勝をあげて84ポイントを獲得。ドライバーズチャンピオンシップで2位に輝いた。

    マーク・ウェバーも初優勝を含めて69.5ポイントを獲得し4位でシーズンを終了。レッドブルは合計153.5ポイントでコンストラクターズ2位を獲得した。

    セバスチャン・ベッテル (1位)

    セバスチャン・ベッテル

    「最高のレースだった。ルイスを抜くことはできなかったが、とても良いスタートを切ることができた。ルイスとの距離が接近していたので驚いたが、ロングストレートで彼がKERSのボタンを押すと、あっという間に彼は前方へ消えていった。でも、彼との距離を保つことはできた。僕の方が少し重いことも分かっていたし、最終セクターで追いつくこともできると思っていたからね。クルマも今日は夢のようだった。プレッシャーは大きかった。最初のピットストップではピットレーンの入り口と、あの怖ろしいトンネルを抜ける出口で膨らみそうになったが、限界ギリギリで走り、ルイスを抜くことができた。その後、彼は運悪くリタイヤとなったが、それまでの彼とのレースは最高だった。その後はマークとジェンソンとの間にある程度のクッションがあったので、僕は自分のペースを作ることができた。最後までクルマは好調だった。タイヤはどちらのコンパウンドも最高で、今日はクルマの中にいることが楽しかった。シーズンをまとめると?アップダウンはあったが、今はとても調子が良く、4回目の1−2フィニッシュを果たすことができた。チームにおめでとうと言いたい。チームは本当に良く頑張ってくれた。ファクトリーのメンバーもとても良い仕事をしてくれたと思う。こんなに調子が良いのに、シーズンが終わってしまうのは残念だよ!!こんな気分でシーズンを終えられるのは最高だ」

    マーク・ウェバー (2位)
    「かなり良いスタートを切ることができ、セバスチャンのアウト側を狙っていたが、ターン5まではかなり距離があったので、無理はせずにイン側へ戻った。第1コーナーの後にクルマの左側がかなり激しくぶつかったのでパンクを心配していたが、僕のレースエンジニアのシアロンが空気圧は十分だと言ってきたので安心した。最初の数周はルイスも少し苦しかったらしく、思った以上に僕もセバスチャンも彼に近づくことができた。その後はレースも落ち着いてきて、僕はプライムタイヤのパフォーマンスにも満足していた。今日は第2、第3スティントでセバスチャンが僕よりも少し速かった。特に第3スティントが速かった。オプションタイヤはあまり感じるところがなかった。金曜日も同じだった。オプションではかなり遅かったし、安定性に関してもプライムの方が良かった。レース終盤、ジェンソンが僕との距離を縮めてきたので、ちょっと大変かなと思ったよ。トップスピードは僕たちの方が少し有利だったが、それほどの大きな差でもなかったので、ブレーキングポイントを間違えないように注意した。限界ギリギリでのクリーンな良い戦いができた。今年のジェンソンのドライビングをさらに際立たせるようなバトルだった。チームの成し遂げたことを讃えると同時に、事故の怪我の回復を辛抱強く待ってくれたチームに感謝したい。今年は、セバスチャンと共に走ることができてとても楽しかった。ルノーも素晴らしいエンジンを僕たちに与えてくれた。レッドブルにとっても誇れる1年だったと思う。僕にとっては、これまでで最高のシーズンだった。合計で16回の表彰台を成し遂げることができた。とても良いリザルトだ」

    クリスチャン・ホーナー チーム代表
    「今年4度目の1−2フィニッシュと6度目の優勝を達成することができ、素晴らしいシーズンの最後となった。ドライバーのふたりは素晴らしい戦いを見せてくれた。セバスチャンは完ぺきなレースを戦い、優れた戦略を通してルイスを抜くことができた。良いペースだった。ピットクルーも素晴らしい仕事ぶりだった。マークは次のピットストップでルイスを抜けるだけの燃料を搭載していたが、ルイスのリタイヤによって、思っていたよりも早くその機会がやってきた。その後のプライムタイヤではふtりとも本当に力強い走りを見せてくれた。マークは最終ストップの前に難しい渋滞でかなりのタイムロスがあり、その後のオプションタイヤではトラクションに少し苦んだために、ジェンソンとの距離が縮まってしまった。最後の1周は今年一番のエキサイティングな周回だった。2位を守り抜いたマークは素晴らしい仕事をした。チームの全員におめでとうと言いたい。素晴らしい1年だった。我々を支援してくれたレッドブルとマテシッツ氏に感謝したい。エンジンパートナーのルノー、そしてこの素晴らしいリザルトのために頑張って働いてくれたミルトンキーンズのメンバー全員に感謝したい。今年は様々なことを学ぶことができた。2010年はさらに強いチームになって戻ってきたい」

    ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
    「これで今シーズンもおしまい。これまでに成し遂げたことを思い返す時がやって来た。まず最初に、とても良いシーズンだったと思う。チームは、我々よりもずっと経験豊富なチームを凌いでのチャンピオンシップ2位を達成した。マクラーレンやフェラーリの2倍のポイントを獲得することができた。これは素晴らしいことだと思う。レッドブルの素晴らしいクルマに感謝したい。また、クルマに乗ったときも、そうでない時も常に素晴らしい仕事をしてくれたドライバーたちに感謝する。運転以外の仕事にも言及したのは、我々のエンジンに技術的な問題があったり、政治的な問題があった時にもチームの一員でいてくれたからだ。ひとつのチームとしての努力が報われた。今年はエンジンの数も限られていたが、セバスチャンも規定の数以上のエンジンを必要としなかった。これは素晴らしいことだし、新しいエンジンがない状況になってから2回も優勝している。また、素晴らしいエンジンを与えてくれたヴィリーとオービニーのメンバー全員にも感謝したい。そして最後に、レースやテストでレッドブルのために仕事をしてくれた、ルノーのメンバーに感謝したい。彼らは素晴らしい仕事をしてくれた。彼らのことを誇りに思う」

    レッドブル 1-2フィニッシュ (F1アブダビGP)

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  • ブラウンGP:晴れやかな3-4フィニッシュ (F1アブダビGP)

    ブラウンGP:晴れやかな3-4フィニッシュ (F1アブダビGP)

    ブラウンGPは、F1アブダビGP決勝レースで、ジェンソン・バトンが3位、ルーベンス・バリチェロは4位だった。

    すでにドライバーズとコンストラクターズの両方のタイトルを決めてアブダビに乗り込んだブラウンGP。

    ジェンソン・バトンは、レースのラストにチャンピオンらしい走りでマーク・ウェバーと素晴らしいバトルを展開。3位表彰台を獲得した。

    ルーベンス・バリチェロは、スタート直後にフロントウイングを破損したが、中盤はバトンを上回るパフォーマンスをみせ4位でフィニッシュ。ドライバーズランキングでは2位をセバスチャン・ベッテルに持って行かれたが、堂々の3位でシーズンを終えた。

    ジェンソン・バトン (3位)
    「今日は楽しいレースだったし、シーズンの最後のレースで表彰台に立てて嬉しいよ。今週末ヤス・マリーナ・サーキットで運転するのは本当に楽しかったし、アブダビは初のグランプリのために素晴らしい仕事をしたと思う。レースはプライムタイヤの方が良いと予想していたけど、特に路面温度が落ち始めたときにバランスに苦しんでいたし、フロントタイヤに熱を入れるのがより難しくなった。最終スティントでソフトタイヤに変更したらクルマの感覚は素晴らしかった。本当に変わったと感じたし、突然フロントエンドが良くなって、コーナーにより高いスピードで入ることができた。最後の数周は本当にエキサイティングだったし、マークから2位を奪うために全力を尽くした。奪うことはできなかったし、彼はオーバーテイクをするのが本当に難しい男だけど、クリーンなファイトだったし、僕たちは本当にぎりぎりだった。2位になれなかったことには少し残念だけど、それでも表彰台でフィニッシュできて良かった。ブラックリーのチームのみんな、メルセデス・ベンツ ハイパフォーマンス・エンジンズのみんなに心から感謝したい。本当に素晴らしい一年だったし、彼らは僕たちと一緒に成し遂げたことを誇りに思っていいと思う。とても競争的でチャレンジングなシーズンを高い位置で終えられて嬉しいよ」

    ルーベンス・バリチェロ (4位)
    「今日はかなり競争的なレースだった。スタートはかなりエキサイティングだったし、僕はターン1でインサイドに行ったけど残念ながらマークと少し接触してしまって、フロントウイングを大きく破損してしまった。多くのダウンフォースを失って、ジェンソンに抜かれてしまったけど、アンダーステアに耐えることができたので、ノーズは変えないことに決めて、できる限りハードにプッシュした。ミドルスティントではジェンソンより速かったけど、オーバーテイクはとても難しかったし、同じクルマのチームメイトのときはさらに難しいので、彼を抜くためにできることはなかった。それでも競争力のあるレースができたし、とても楽しかったので、今日の4位には満足しなければならないね。本当に素晴らしいシーズンだったし、今年こんなに素晴らしいクルマを僕に与えてくれて、再び優勝に返り咲くチャンスを与えてくれたチームに感謝しなければならない。僕たちは一緒に素晴らしい一年を過ごした」

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  • フェラーリ:コンストラクターズ4位でシーズンを終える (F1アブダビGP)

    フェラーリ:コンストラクターズ4位でシーズンを終える (F1アブダビGP)

    フェラーリは、F1アブダビGP決勝レースで、キミ・ライコネンが12位、ジャンカルロ・フィジケラは17位だった。

    フェラーリにとっては厳しいシーズンだった。F60のパフォーマンスはお世辞にも良いとは言えず、フェラーリはシーズン半ばに開発をストップ。F60の難しさは、負傷したフェリペ・マッサの後任として参戦したルカ・バトエル、ジャンカルロ・フィジケラのパフォーマンスでも明らかだった。

    しかし、そんなF60でキミ・ライコネンは優勝を含めて48ポイントを獲得。最終戦でのポイント獲得は果たせなかったが、改めてその実力を証明し、ドライバーズランキング6位でシーズンを終えた。

    フェラーリはコンストラクターズ4位。来年は、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサのコンビでチャンピオン奪還を狙う。

    キミ・ライコネン (12位)
    「僕たちがここで競争力のあるクルマを持っていないことはわかっていた。確かに良い週末ではなかったけど、自分達を非難することはないと思う。僕たちはぎりぎりまでパッケージの最大限を引き出した。スタートはトラックが少し滑りやすかったし、小林にポジションを奪われた。今日、彼は非常に速かった。そのあとブラウンの2台が最初のピットストップのあとに僕の前で戻ってきたとき、僕たちのレースは妥協を強いられてしまったし、ポイントフィニッシュすることは不可能になった。フェラーリでの最後をこのような結果で終えることは残念だけど、今年の僕たちは、僕が望むようなすべてのレースで勝利のために闘うポジションにはいなかった」

    ジャンカルロ・フィジケラ (17位)
    「このように3位を逃してしまったことに落ち込んでいる。でも、チームメイトが12位だったことからもわかるように、今日の僕たちのペースはそれくらいのものだった。いつものように全力を尽くしたし、良いレースができたと思っている。ドライブスルーで第2スティントが妥協を強いられてしまったのは残念だ。良いスタートをしてグロージャンをパスすることができた。そのあと彼はシケインをカットして再び僕の前に出てきたけど、そのあと彼はコーナーをうまく通過して、僕は得たものを取り戻すことができた。ポイント面でチームに貢献できず、僕の価値をあまり示すことができなかったことを申し訳なく思う。残念なことに、F60は特に予選でドライブするのがとても難しかったし、後方からのスタートは常に大きなペナルティだった。今は将来について考えられる時がきた。チームでレースをドライブできるかはまだわからないけど、確実なことは僕はフェラーリのドライバーだということだ。それについては満足している」

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  • トヨタ:小林可夢偉6位でダブル入賞 (F1アブダビGP)

    トヨタ:小林可夢偉6位でダブル入賞 (F1アブダビGP)

    トヨタは、F1アブダビGP決勝レースで、小林可夢偉が6位、ヤルノ・トゥルーリが7位でフィニッシュし、ダブル入賞でシーズンを締めくくった。

    負傷したティモ・グロックに代わりブラジルGPに続いて参戦した小林可夢偉が素晴らしいパフォーマンスをみせ、チームメイトのヤルノ・トゥルーリを上回る6位でフィニッシュ。わずか2戦目で貴重な3ポイントを獲得した。

    トヨタは今季、59.5ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権で5位。ドライバーズ選手権の最終成績は、ヤルノ・トゥルーリは8位(32.5ポイント)、怪我のために最後の2戦を欠場したティモ・グロックは10位(24ポイント)、小林可夢偉は18位(3ポイント)だった。

    小林可夢偉 (6位)
    「本当に良いレースだった。スタートで、(キミ)ライコネンを抜いたが、最初のスティントで彼の後ろを走っていたらトップ6入りは難しかったので、この追い抜きが結局、重要だった。抜いたとき、ポイント争いに食い込むペースを刻める自信を持つことができ、目標はコンスタントに速く走行することだった。チームは僕がポイント圏内に入れた大きな要因となった戦略とピットストップで、大変良い仕事をしてくれた。今季、F1でレースをすると思っておらず、機会を与えてくれたトヨタに感謝したい。今日は、ポイント獲得が目標だったが、6位入賞には少し驚いている。素晴らしい結果であり、大変満足している」

    ヤルノ・トゥルーリ (7位)
    「簡単なレースではなかった。素晴らしいスタートを切り、最初の周でBMWの2台と争ったのは、面白かったが、少しトラクションに苦しんだ。最初のスティントで、リアタイヤがタレて、その後、ブレーキの安定性の問題が出た。一生懸命に攻めて、いくつか良いラップを刻み、トップ6を争った。7位という結果は悪くなく、チームにとってはかなり良い成績だ。可夢偉の走行は素晴らしく、僕も大変嬉しい。彼はこの結果に値するドライバーだ」

    新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
    「2台揃ってポイント獲得、特に可夢偉の参戦2レース目での6位入賞と、表彰台には届かなかったが本当に良いレースが出来た。スタートもよかったし、ポイントになるところで追い越しを見せた可夢偉のドライビング等、良いところがたくさん出せたと思う。またチーム全員が全力で2人のドライバーを支えた結果であり、みんなに感謝したい。表彰台の真ん中は次に取っておくことになりましたが、トヨタチームを応援して下さった皆さん、ありがとうございました」

    山科忠 (TMG会長 兼 チーム代表)
    「2009年の最終戦で2人のドライバーが、揃ってポイントを獲り、大変よい結果となった。可夢偉が素晴らしい仕事をしてくれ、我々は彼を大変誇りに思う。また、ヤルノも懸命に攻めて結果を出してくれた。今年は、ケルンのファクトリーのスタッフを含めたチーム全員が、とても頑張ってくれた。厳しいシーズンだったが、良い形で締めることができた。スポンサーやファンのみなさん同様チーム全員に感謝したい。信じられないくらい素晴らしい、この施設を造ったレースの主催者、そしてまた、今季多くの事を成し遂げた新ワールドチャンピオンのブラウンGPとジェンソン・バトンに祝福を贈りたい」

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  • マクラーレン:ハミルトンはブレーキ問題でリタイア (F1アブダビGP)

    マクラーレン:ハミルトンはブレーキ問題でリタイア (F1アブダビGP)

    マクラーレンは、F1アブダビGP決勝レースで、ヘイキ・コバライネンが11位、ルイス・ハミルトンはリタイアだった。

    予選で圧倒的なパフォーマンスをみせ、ポールポジションからスタートしたハミルトンだったが、右リアブレーキのトラブルによりリタイア。ヘイキ・コバライネンも11位でポイント獲得はならなかった。

    しかし、マクラーレンはコンストラクターズ3位でシーズンを終了。シーズン序盤のパフォーマンスを考えれば、信じられない改善を遂げたといえる。

    ルイス・ハミルトンはドライバーズランキング5位、ヘイキ・コバライネンは12位でシーズンを終えた。

    ヘイキ・コバライネン (11位)
    「スタートよく飛び出して、複数のマシンをパスすることができた。残念ながら、マシンパフォーマンスは僕の好みとは異なっていたうえ、燃料負荷が大きく、一気に順位を上げるのは難しかった。だが、最後の最後までファイトしていたつもりだ。ピットストップ後、KERSが機能しなくなったため、KERSなしの状況に合わせて自分のスタイルを変えなければならなかった。これで2009年シーズンが終わった。こうして今振り返ると、全員がいい仕事をしたからこそ、コンストラクターズ部門3位を獲得できたのだ、と改めて感慨深いところがある。ひとえにチームワークのおかげだ。絶対に諦めることなく努力を続けて、状況を好転させた。2005年以来久しぶりにフェラーリより上位でシーズンを終えたチームの一員であったことが嬉しい」

    ルイス・ハミルトン (リタイア)
    「スタートは良かったが、すぐにブレーキに何らかの問題があることに気づいた。3〜4周すると、原因は右リアブレーキパッドだと分かった。そのせいで、セバスチャン(ベッテル)やマーク(ウェバー)とのギャップを拡大することができなかった。問題が悪化してしまい、チームからラップ終わりでレースを終えるよう無線で指示を受けた。金、土曜とパフォーマンスが良かったにもかかわらず、レースではそれを再現できなかったのが悔しい。だが、得てしてこういうことが起こるのもレースだ。とはいうものの、我々は自らの努力を誇りに思っていい。今シーズン序盤の状態を見て、マクラーレン・メルセデスがコンストラクターズ3位になるなどとは、誰も予測できなかったはずだ。いい意味でも悪い意味でも、いろいろなことがあったシーズンだった。来シーズンの開幕が待ち遠しい。もう一度タイトル争いをしてみせる」

    マーティン・ウィトマーシュ(チームプリンシパル)
    「ルイスは、週末を通じて素晴らしいドライビングを見せてくれた。『週末』ではなく、『2009年シーズン』と言い換えた方がいいかもしれない。今日はわずか5周ほどすると、右リアブレーキパッドに異常摩耗の兆候が現れた。おそらくは材質不良だと思うが、安全のため、レースを止めさせなければならなかった。それまでどのセッションでも圧倒的に速かったのに、本当に残念だ。厳しい状況に追い込まれながらも、チーム一丸となって難局に立ち向かったシーズンだった。その努力にふさわしい結果にならなかったので、失望感を覚えているが、ポジティブに考えられる理由はいくつもある。最大の成果は、シーズンを通じてハードワークを続けた結果、MP4-24を大幅に進化させられたこと。開幕当初はまったく振るわないマシンだったが、最終的には2勝をはじめ、印象的な入賞がいくつもあった。昨日は初開催のアブダビで、ライバルを叩きのめしてポールポジションを獲得している。メルセデスV8が、シーズンを通じて非常に素晴らしい性能を発揮してくれたことも、今季の成果のひとつだ。ところで、MP4-25の開発熟成作業は、すでにかなりのレベルまで来ている。これも今季の成果であり、すでにMP4-24よりも速い。今日から2010年開幕までに、いっそうの進歩をもたらすことができる、と確信している。もう一度今週末に話を戻そう。ヘイキは不運の犠牲になってしまった。予選では、彼自身はまったくミスを犯さなかったにもかかわらず、18番グリッドからスタートすることになった。レースでも、見事なスタートを決めてくれた。押すべきところと引くべきところを心得た、見事なドライビングだった。おかげで初回ストップで、キミ(ライコネン)の前に出られた。ポイント上、敢えてフェラーリの前に出る必要はなかったのだが、フェラーリとはコンストラクターズ部門3位を争っていたので、先行していた方が心理的にもプラスになる。その後はKERSのトラブルでパフォーマンス上、バランス上のハンディを負いながらも、的確に対応してくれた。フェラーリを破ってコンストラクターズランキング3位を獲得した。これは我々のプライドの問題だ。同時に、この偉業達成に大きく貢献してくれたマクラーレン・メルセデスのスタッフひとりひとりに労いの言葉を贈りたい。フェラーリは、我々の宿敵であり、来年も彼らの前でフィニッシュしたいと考えている。フェラーリとの戦いが、3位争いではなく、チャンピオンシップ争いになることを望んでいる。最後に、アブダビGPが素晴らしいイベントになったことを、関係者の皆さま全員に感謝したい。来年3月、同じ湾岸地域のバーレーンでも同様のスタイルでイベントが開催されると期待するとともに、そのレースを楽しみにしている」

    ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ・バイスプレジデント)
    「アブダビGPは、今年もドラマに溢れたフォーミュラワン・シーズンのフィナーレにふさわしい。ルイスは、金曜日から一貫して素晴らしい走りを見せていただけに、あの終わり方は残念だ。トラブルの原因は、ブレーキパッドと判明している。いずれにしても、ルイスは金曜、土曜のフリー走行で早くもライバルを圧倒し、予選でもそのパフォーマンスを繰り返した。ヘイキは、ギアボックス交換ペナルティもあって18番グリッドからのスタートというハンディを負った。また、レース中に運動エネルギー回生システム(KERS)にトラブルが発生し、レース半ばでKERSのスイッチをオフにしなければならなかった。スピード面で妥協を強いられたことは間違いない。今シーズンを振り返ると、前半のマクラーレン・メルセデスはまったく振るわなかったが、そこからよく巻き返したと思う。特にルイスは、後半7戦で4度のポールポジションを獲得した。エンジンに関しては、たったの一度もトラブルはなかった。メルセデス・ベンツは、6台のマシンにエンジンを供給し、ブラウンGPとジェンソン・バトンがそれぞれタイトルを獲得した。改めて祝福の意を表したい。この事実は、メルセデス・ベンツにとっても非常に心強い。寝る間も惜しんでハードワークを続けてくれたウォキング、ブリックスワース、シュツットガルトの全スタッフには、感謝の意を表する。彼らの努力はすでに実を結んでいる。将来、さらに大きな実がなることを期待している。最後に、非常に特別なイベントとなったアブダビGPのウィナー、セバスチャン・ベッテルとレッドブルに『おめでとう』と申し上げよう」

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  • BMWザウバー:ニック・ハイドフェルドが5位入賞 (F1アブダビGP)

    BMWザウバー:ニック・ハイドフェルドが5位入賞 (F1アブダビGP)

    BMWザウバーは、F1アブダビGP決勝レースで、ニック・ハイドフェルドが5位、ロバート・クビサは10位だった。

    BMWザウバーとして最後のレース。8番グリッドからスタートしたニック・ハイドフェルドが5位入賞。この結果でハイドフェルドはクビサを抜いてドライバーズランキング13位でシーズンを終了。さらにBMWザウバーは、ウィリアムズを抜き、コンストラクターズ6位でシーズンを終えた。

    7番グリッドからスタートしたロバート・クビサだったが、レース中盤にセバスチャン・ブエミと接触してスピン。これが響き10位でレースを終えた。

    ニック・ハイドフェルド (5位)
    「5位にはとても満足している。マシンの最大限を引き出すことができたし、4ポイントを獲れて良いレースだった。コンストラクターズチャンピオンシップでウィリアムズをにいてシーズンを終えるという目標に十分に到達できた。最近は少し不運なレースが続いていたけど、今回は本当にマシンのポテンシャルを引き出すことができた。かなり長い期間、ワールドチャンピオンマシンであるブラウンと同じスピードで走ることができた。ロングスティントで行くという戦略が成果を生んだし、トラックにラバーが載ったときは楽しかったね。満足のいく僕たちのラストシーズンだ。今はとても感情的になっている。最終ラップの間、集中力を保つために自制心を取り戻さなければならなかったよ」

    ロバート・クビサ (10位)
    「第1スティントはルーベンスと同じくらいのかなり良いペースで走ることができたけど、第2スティントでとても遅くてレースを逃してしまった。クルマはとてもうまく動いていた。タイヤを変更した後、まったくグリップがなくなった。トラックはだんだん速くなっていたけど、他のドライバーのペースで走ることができなかった。とても不思議だった。セバスチャン・ブエミとの戦いはかなりタフだったし、少し危険だった。シケインでブレーキングしたとき、ほとんど接触していた。彼はまず左に動いて、左のインサイドをブロックした。僕が右に動いたとき、彼はシケインの右側のセクションの高い縁石に僕を押し出して、僕はスピンした。彼はまったくスペースを残していなかった。チームでの4年間に感謝したい。来年グリッドで会えることを願っている」

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  • ルノー:フェルナンド・アロンソは14位 (F1アブダビGP)

    ルノー:フェルナンド・アロンソは14位 (F1アブダビGP)

    ルノーは、F1アブダビGP決勝レースで、フェルナンド・アロンソが14位、ロマン・グロージャンは16位だった。

    来年フェラーリへ移籍することが決定しており、ルノーでの最後のレースとなったフェルナンド・アロンソだが、14位ノーポイントでレースを終えた。アロンソは、今シーズン26ポイントを獲得し、ドライバーズランキング9位でシーズンを終えた。

    ヨーロッパGPからネルソン・ピケJr.に代わりF1デビューしたロマン・グロージャンは、0ポイントでランキング23位でシーズンを終えた。

    ルノーは、アロンソの獲得した26ポイントでコンストラクターズ8位と苦しい一年となった。

    フェルナンド・アロンソ (14位)
    「望んでいたパフォーマンスを生み出すことができなかったので、今日の結果にはがっかりしている。特にルノーでの最後のレースなので、高い位置でシーズンを終えたかった。チーム全体と長年一緒に実現したすべてに感謝したい。僕たちは多くの素晴らしい勝利をあげ、一緒にチャンピオンシップに勝った。僕のキャリアで素晴らしい7年間だったし、決して忘れないだろう」

    ロマン・グロージャン (16位)
    「今日のレースは期待外れだった。スタートは良かったけど、数回ブロックされた。まだレース中はブレーキの問題にも苦しんだ。終盤にフィジケラに順位を奪われたのは残念だったけど、今日のクルマのパフォーマンスではあまり僕の能力を示すことはできなかった。シーズンが終わった今、特にフェルナンドとチームメイトになれて、今年はかなりたくさんのことを学んだと言える」

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  • ウィリアムズ:中嶋一貴13位で今シーズンはノーポイント (F1アブダビGP)

    ウィリアムズ:中嶋一貴13位で今シーズンはノーポイント (F1アブダビGP)

    ウィリアムズは、F1アブダビGP決勝レースで、ニコ・ロズベルグが9位。中嶋一貴は13位に終り、今シーズンはポイントを獲得することができなかった。

    ニコ・ロズベルグは、合計で34.5ポイントを獲得し、ドライバーズランキング7位でシーズンを終了。ロズベルグは今シーズン限りでウィリアムズを離れることを発表している。

    ウィリアムズはロズベルグのみのポイントで34.5ポイントを獲得。今回の結果でBMWザウバーに抜かれてコンストラクターズ7位でシーズンを終了した。

    ウィリアムズは明日2日に2010年のドライバーラインナップを発表するとされており、ルーベンス・バリチェロとニコ・ヒュルケンベルグの起用が濃厚とみられている。

    今シーズンポイントを獲得できなかった中嶋一貴は、来シーズンのF1参戦が危機にさらされている。

    ニコ・ロズベルグ (9位)
    「今日はこれ以上ペースをあげることはできなかったので、僕にとってはあまりエキサイティングなレースではなかった。チームのコンストラクターズチャンピオンシップ6位を守る助けになりたかった。個人的には、ドライバーズランキング7位は挑戦ではなかったけど、今年のこのような状況では良い結果だったと思う。長いシーズンだったし、ここ4年のチーム全員の努力に本当に感謝したい。一緒に素晴らしい時間を過ごせた」

    中嶋一貴 (13位)
    「1ストップで走ることは簡単ではなかったし、最初のスティントがうまくいったとは感じられませんでした。レース中盤はトラフィックに影響されてしまいましたが、55周を地道に走り続ける以外はできることはありませんでした。でも、良いバトルだったし、楽しめました」

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  • トロ・ロッソ:セバスチャン・ブエミが8位入賞 (F1アブダビGP)

    トロ・ロッソ:セバスチャン・ブエミが8位入賞 (F1アブダビGP)

    トロ・ロッソは、F1アブダビGP決勝レースで、セバスチャン・ブエミが8位入賞。ハイメ・アルグエルスアリは、リタイアに終わった。

    今シーズン、ルーキーとして唯一フル参戦したセバスチャン・ブエミ。当初はその実力に疑問の声もあったが、最終戦でしっかりとポイントを獲得。トータルで6ポイントを獲得し、ドライバーズランキング17位でシーズンを終えた。

    ハンガリーGPからセバスチャン・ブルデーの後任としてF1最年少デビューを飾ったハイメ・アルグエルスアリ。アブダビのレースでは、誤ってレッドブルのピットに入ってしまうという珍しいミスを犯した。今シーズンはポイントを獲得することができず、ドライバーズランキングでは24位だった。

    トロ・ロッソとしては、合計8ポイントの獲得でコンストラクターズ最下位に終わった。

    セバスチャン・ブエミ (8位)
    「ブラジルでポイントを獲れて、今日も再びポイントが獲れて、素晴らしいシーズンの締めくくりになった。チーム全体がここ4レースにわたって素晴らしい仕事をしてくれたし、来年を楽しみにしている。最初はロズベルグのペースに匹敵するのに苦労していたけど、レースが進んでスピードを得ることができた。中嶋の後ろで少しタイムを失ったけど、全体的にはベストを尽くせたと思うし、素晴らしいレースだったと思う。ロバートとの戦いは、十分に彼にスペースを残していたと思うし、かなりフェアだったと思う」

    ハイメ・アルグエルスアリ (リタイア)
    「スタートは悪くなかったけど、最初の1周目で囲まれてしまって、ターン19でミスをしてしまい、リアのコントロールを失って芝生に行ってしまい、いくつか順位を失ってしまった。そのあと、いくつかのギアが使用不可能になるというギアボックスの問題でストップしなければならなったので、ピットに入ることに決めた。でも、チームは僕を予想していなかったので、隣のレッドブル・レーシングのピットに入ってしまうという間違いがあった。それでトラックに戻って、ギアボックスが壊れてリタイアしなければならなかった」

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  • フォース・インディア:最終戦はノーポイント (F1アブダビGP)

    フォース・インディア:最終戦はノーポイント (F1アブダビGP)

    フォース・インディアは、F1アブダビGP決勝レースで、ヴィタントニオ・リウッツィが15位、エイドリアン・スーティルが18位だった。

    今シーズンは、ベルギーGPでジャンカルロ・フィジケラが2位表彰台、続くイタリアGPではエイドリアン・スーティルが4位入賞を果たすなど、目覚ましい活躍をみせたフォース・インディア。

    フォース・インディアは、合計で13ポイントを獲得し、コンストラクターズ9位でシーズンを終えた。

    エイドリアン・スーティル (18位)
    「レースのスタートでタイヤに問題があって、新しいセットに変えるために予想より早めにピットストップしなければならなかった。2ストップ戦略は正しい戦略だったし、レースも満足だったけど、目標であるポイントが獲れなかった。それでもとても良いシーズンだった。当然浮き沈みはあったけど、僕たちはシーズンの始めから終わりまでかなりの進歩を遂げた。この進歩には誇りを持っていいと思う」

    ヴィタントニオ・リウッツィ (15位)
    「全体的に今日はマシンから最大限を引き出せたと思うけど、レースの始めから多かれ少なかれブレーキに問題があって、実際にはポイントを争うことができなかった。スタートでウィリアムズの後ろだったし、レース中盤はトヨタの1台の後ろだったので、中団でかなり混乱していた。最初の15周でソフトタイヤに問題が生じてオーバーステアが多かったので僕たちが成し遂げられる最大限だったと思う。ポイントを獲るのは難しいとわかっていたし、シーズンの終りにポイントを獲りたかったけど、5レースでいくつか良い状態を示せたので満足している」

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