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  • 【SUPER GT】 第2戦富士:ZENT CERUMO LC500がポールポジション

    【SUPER GT】 第2戦富士:ZENT CERUMO LC500がポールポジション

    2017年 SUPER GTの第2戦第2戦「FUJI GT 500km RACE」が富士スピードウェイで開幕。3日(水)に予選が行われた。

    Q1では、LEXUS LC500勢がウェイトハンデを物ともせず出場した全6台がQ2に進出。開幕戦と同じく強さをみせた。ホンダ勢は#8 ARTA NSX-GT(野尻紀/小林崇志)、日産勢は(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がQ2に進出した。

    迎えたQ2。ポールポジションを獲得したのは#38 ZENT CERUMO LC500。立川祐路が唯一の1分27秒台となる1分27秒825を記録しうた。立川は22回目のポールポジション獲得。

    2番手には#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がレクサス勢に割って入りフロントローを獲得。

    2列目には#6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ)、#36 au TOM’S LC500(伊藤大輔/ジェームス・ロシター)が続いた。

    GT300では、開幕戦で優勝したNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)がポールポジションを獲得した。

    決勝レースは、明日4日の14時10分から行われる。

    SUPER GT 2017年 第2戦 富士 予選 結果:GT500

    順位 No. 車名 ドライバー タイヤ WH タイム
    1 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS 16kg 1分27秒825
    2 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 8kg 1分28秒168
    3 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    アンドレア・カルダレッリ
    BS 30kg 1分28秒217
    4 36 au TOM’S LC500 伊藤大輔
    ジェームス・ロシター
    BS 12kg 1分28秒222
    5 1 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    平手晃平
    BS 22kg 1分28秒260
    6 19 WedsSport ADVAN LC500 関口飛
    山下健太
    YH 10kg 1分28秒537
    7 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS 40kg 1分28秒688
    8 8 ARTA NSX-GT 野尻紀
    小林崇志
    BS 2kg 1分29秒088
    9 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
    伊沢拓也
    BS 0kg  
    10 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    小暮 卓史
    BS 0kg  
    11 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
    千代勝正
    MI 6kg  
    12 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
    ヤン・マーデンボロー
    BS 4kg  
    13 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH 2kg  
    14 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    YH 2kg  
    15 64 Epson NSX-GT ベルトラン・バゲット
    松浦孝亮
    DL okg  
  • 【SUPER GT】 第2戦富士:ZENT CERUMO LC500が首位発進

    【SUPER GT】 第2戦富士:ZENT CERUMO LC500が首位発進

    2017年 SUPER GTの第2戦「FUJI GT 500km RACE」が富士スピードウェイで開幕。3日(水)に公式練習が行われた。

    岡山での開幕戦はLEXUS LC500勢が出場した6台がトップ6を占めるという圧倒的な強さでデビュー戦を飾っており、ライバル勢の巻き返しに注目が集まる。

    快晴のなかで行われた練習走行では、70分を経過した頃にGT300の360号車 RUNUP GT-Rがホームストレートでクラッシュ。セッションは赤旗中断となった。

    トップタイムを記録したのは#38 ZENT CERUMO LC500。石浦宏明が1分28秒691をマーク。2番手には0.021秒差で#6 WAKO’S 4CR LC500、3番手には#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが続いた。

    ホンダ勢は#100 RAYBRIG NSX-GTの6番手が最上位。開幕戦優勝の#37 KeePer TOM’S LC500は9番手タイムだった。

    今大会では、WECスパに参戦する中嶋一貴と国本雄資に代わり、4号車は伊藤大輔、19号車は山下健太がドライバーを務める。

    GT300クラスは、#33 D’station Racingがトップタイムを記録した。

    予選はこの後14時40分から行われる。

    SUPER GT 2017年 第2戦 富士 練習走行結果:GT500

    順位 No. 車名 ドライバー タイヤ タイム
    1 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS 1分28秒691
    2 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    アンドレア・カルダレッリ
    BS 1分28秒712
    3 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
    千代勝正
    MI 1分29秒171
    4 36 au TOM’S LC500 伊藤大輔
    ジェームス・ロシター
    BS 1分29秒179
    5 1 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    平手晃平
    BS 1分29秒403
    6 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
    伊沢拓也
    BS 1分29秒537
    7 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 1分29秒584
    8 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    YH 1分29秒601
    9 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS 1分29秒619
    10 8 ARTA NSX-GT 野尻紀
    小林崇志
    BS 1分29秒704
    11 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    小暮 卓史
    BS 1分29秒737
    12 19 WedsSport ADVAN LC500 関口飛
    山下健太
    YH 1分29秒909
    13 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
    ヤン・マーデンボロー
    BS 1分30秒258
    14 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH 1分30秒428
    15 64 Epson NSX-GT ベルトラン・バゲット
    松浦孝亮
    DL 1分30秒677
  • 【SUPER GT】 2017年 第2戦 富士:トヨタ プレビュー

    【SUPER GT】 2017年 第2戦 富士:トヨタ プレビュー

    5月3日(水)~4日(木)の両日、静岡県駿東郡小山町に位置する富士スピードウェイでSUPER GTの第2戦「FUJI GT 500km RACE」が開催される。

    ゴールデンウィーク開催の富士ラウンドは、例年2日間で9万人という非常に多くのモータースポーツファンが集まる人気のイベント。富士スピードウェイでのSUPER GTは春と夏の2回開催されるが、春の大会は500kmの長丁場で争われるため、ピットストップが通常の1回に対し、最低2回必要。戦略及びチーム力がいつも以上に要求される、タフなレースとなる。

    ゴールデンウィーク恒例の富士は500kmの長距離戦
    新型LEXUS LC500が『ホーム』富士で悲願の初勝利を目指す

    LEXUS勢にとって富士はホームコースであり、トヨタ スープラやLEXUS SC430時代には何度も上位を独占、計15勝を挙げるなど得意としてきた。しかし、LEXUS RC Fでの3年間は無念の未勝利。今季、開幕戦トップ6独占という圧倒的な強さでデビュー戦を飾った新型LEXUS LC500と共に、悲願の「ホーム」での勝利を目指す。

    ロングストレートが特徴の長い歴史を持つ国際レーシングコース

    1966年に開設され、60年代から70年代にかけて日本グランプリを開催するなど長い歴史を持つ富士スピードウェイ。2005年にリニューアルオープンし、2007年、2008年にはF1日本グランプリを開催。2012年からはFIA世界耐久選手権(WEC)を開催するなど、日本を代表するサーキットの一つである。

    約1.5kmもの長いストレートが特徴だが、後半には中低速コーナーの連続するテクニカルなセクションもあり、セッティングの難しいコースだ。  2005年にリニューアルされた、比較的新しいコースということもあり、設備等も綺麗なので、カップルや家族連れでも安心してレースを楽しめる。

    好調LC500勢の『ホーム』での活躍に期待
    スポット参戦ドライバーの活躍にも注目

    一月前に行われた岡山での開幕戦は、オフシーズンテストから好調だったLEXUS LC500勢が速さを見せ、出場した6台がトップ6を占めるという圧倒的な強さでデビュー戦を飾った。3月に富士スピードウェイで行われたテストでもLC500は速さを示しており、RC Fでは果たせなかった、「ホーム」富士での勝利に期待がかかる。

    もちろん、ライバル勢も間違いなく巻き返して来るであろうし、LEXUS勢も開幕戦の結果により、上位フィニッシュの車両には重いウェイトハンデが課されるため、決して楽なレースとはならないことが予想される。

    そういった状況を踏まえた上で、今大会の優勝候補筆頭に上げられるのは、前大会最後まで表彰台を争いながら、惜しくも4位となった立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車だろう。富士でのGT最多勝(7勝)記録を持つ「富士マイスター」立川と2015年スーパーフォーミュラチャンピオンの石浦のコンビは、速さという点では折り紙付き。また、3月のテストでも総合で2番時計をマークしており、優勝争いに絡んでくることは間違いない。

    そして、ディフェンディングチャンピオンであるヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車。前戦は38号車の猛追を振り切って3位表彰台を獲得したため、22kgのウェイトハンデを搭載することとなるが、同コンビにとって昨年の第2戦富士は、初の2位表彰台を獲得し、チャンピオン獲得への足がかりをつかんだレースでもあり、今年ももちろん要注目な存在だ。

    今大会の開催週は、同じ週末にWEC(世界耐久選手権)第2戦スパ6時間レースが行われるため、WECに出場する中嶋一貴と国本雄資が欠場となる。代わってau TOM’S LC500 36号車は、今季よりチーム監督を務めている伊藤大輔がジェームス・ロシターとのコンビで出場。今季初出場となる伊藤だが、3月の富士テストには参加しロシターと共にトップタイムをマークするなど、まだまだ速さは充分。500km、ピット2回のロングレースで重要なチーム力という点でも定評のあるトムスチームだけに、開幕戦勝利でウェイトハンデの重い平川 亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM’S LC500 37号車と共に上位争いに加わってくるだろう。

    そして、国本が欠場するWedsSport ADVAN LC500 19号車は、昨年の全日本F3チャンピオンで、GTでも300クラスで経験を積んできた山下健太が、関口雄飛と組んで初のGT500ドライブを果たす。  また、開幕戦で2位と悔し涙を飲んだ大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO’S 4CR LC500 6号車も、ウェイトハンデをはねのける勢いで今季初優勝目指し今大会に臨んでくる。LEXUS勢の6チーム全てが今大会でも大活躍を見せてくれるはずだ。

    GT300クラスでは、前戦岡山で2列目4番手スタートから8位フィニッシュとデビュー戦でトップ10フィニッシュを果たした若手コンビ、中山 雄一/坪井 翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車に注目だ。ストレートが長い富士は、比較的テクニカルな岡山よりも、LEXUS RC F GT3らが属するFIA-GT3勢に有利と言われる。今季より新型車両を投入し、2台体制で挑むLEXUS RC Fによる、『ホーム』富士での更なる活躍が期待される。

    今季のSUPER GTでは唯一のハイブリッド参戦車両となる2台のトヨタ プリウスも、2013年に富士で初勝利を挙げるなど速さは見せており、長丁場のレースとなる今大会、ハイブリッドならではの燃費を活かせばチャンスは充分にある。

  • アウディ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 決勝レポート

    アウディ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 決勝レポート

    FIA世界耐久選手権(WEC)の富士戦は、これまでにない白熱した大接戦となった。6時間にもおよぶ長き闘いの末に、アウディ、ポルシェ、トヨタの3チーム間のタイム差はごくわずか。アウディは5時間に渡りトップを走行していたが、わずか1.4秒差で2位となった。

    ルーカス・ディ・グラッシ / ロイック・デュバル / オリバー・ジャービス組は、日本のレースファンに驚異的なパフォーマンスを披露した。

    彼らは決勝レースを今シーズン2度目のポールポジションからスタートした。その後は6号車のトヨタと1号車のポルシェを相手に、6時間に渡る非常に厳しい闘いを繰り広げ、わずか1.4秒という僅差で2位となった。

    アウディモータースポーツ代表のDr. ヴォルフガング・ウルリッヒは「3人のドライバーは、素晴らしいパフォーマンスを発揮、最後まで激しいバトルを繰り広げました。トヨタは最後のピットインをギリギリまで遅くし、さらにタイヤ交換をしないという戦略を実行し、初めてトップに立ちました。ロイック・デュバルはトップ奪還のためにトヨタを猛追し、およそ12秒もの間隔を取り戻しました。非常に残念なことに僅差で及びませんでしたが、今大会は希にみる激しい展開となったレースでした」とコメント。

    アウディは富士戦で2位を獲得したことで、チャンピオンシップ獲得にさらに近づいた。今回、ディ・グラッシ / デュバル / ジャービス組は9ポイントを獲得、順位は2番手だが、ランキングトップのロマン・デュマ / ニール・ジャニ / マルク・リーブ組とのポイント差を、わずか28.5ポイントにまで縮めた。

    7号車マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組は、トレルイエが4番手を走行中の18周目に、ハイブリッドシステム内のモータージェネレーター ユニット(MGU)に不具合が発生した。レースを続行するために、Audi Sportチームヨーストは、フロントのドライブシャフトを取り外した状態で、マルセル・ファスラーがレースに復帰。同時にアウディはFIA側に、今回の処置がレギュレーション上どの様に解釈されるかを照会したところ、技術委員長からその状態での走行はホモロゲーション規則に違反するとの指摘を受けリタイアした。

    Dr. ウルリッヒは「今回の事態は、非常に遺憾に思っています。チームは、本来の耐久レースの精神に則り、その時点で出来うる限りの努力と判断をもって、マシンを完走させようとしていました」とコメント。

    Audi Sport LMPプログラム代表のステファン ドライヤーも「僅差で2位となったものの、ルーカス・ディ・グラッシ、ロイック・デュバル、オリバー・ジャービスの3人は、非常に素晴らしいパフォーマンスとファイティング スピリッツを発揮しました。彼らに加え、素晴らしいチーム力を発揮してくれた、富士に来たクルーやノイブルクとネッカーズルムでサポートしているすべてのチーム員に心から感謝しています。残念ながら7号車は、テクニカルトラブルに見舞われてしまいました。2度目のトラブル発生に対し誠に遺憾に思います。次回のレースでは、1-2フィニッシュを飾ることを望みます。」と述べた。

    全9大会のうち第8戦目となる次回は、わずか3週間後の11月6日に、アウディ最大のマーケットに成長した中国の上海で開催される。

    Audi WEC Fuji関連:WEC 富士6時間レース 結果:トヨタがホームレースで今季初優勝!

  • 【動画】 2016 WEC 富士6時間レース 決勝ハイライト

    【動画】 2016 WEC 富士6時間レース 決勝ハイライト

    2016年 FIA世界耐久選手権(WEC) 第7戦 富士6時間レースの決勝が16日(日)、富士スピードウェイで行われた。

    富士山の麓で行われた6時間レース決勝は常時ドライコンディションの下で行われ気温は20℃前後だった。

    レースは最終ラップまでの激戦を制したTOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID #6号車がホームコースである富士スピードウェイで今季初勝利を飾った。

    LMP2クラスはG-DRIVE RACINGの26号車、GTE ProクラスはFORD CHIP GANASSI TEAM UKの67号車、GTE AMクラスはASTON MARTIN RACINGの98号車が優勝した。

    2016年 FIA世界耐久選手権(WEC) 第7戦 富士6時間レース 決勝

    関連:WEC 富士6時間レース 結果:トヨタがホームレースで今季初優勝!

  • ポルシェ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 予選レポート

    ポルシェ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 予選レポート

    ポルシェの919ハイブリッドは10月15日(土)午後に富士スピードウェイで行われたFIA世界耐久選手権(WEC)第7戦、富士6時間耐久レースの予選において2位及び6位となった。

    現世界チャンピオンであるカーナンバー1のティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー組はフロントローから、現在チャンピオンシップポイントのリーダーであるカーナンバー2のロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ(ドイツ)組は6番グリッドから明日の決勝レースをスタートする。

    ポールポジションを獲得したカーナンバー8のアウディと2番グリッドのカーナンバー1のポルシェとの差は僅か0.025秒だった。このタイム差を距離に換算すると、2台の差は1.4mだった事になる。

    かつてF1日本グランプリの舞台であった富士山の麓に位置する全長4.549kmのサーキットにおけるポルシェのターゲットは、マニュファクチュアラー及びドライバータイトル連覇に少しでも近づくこと。数々の条件はあるが、結果次第ではここ日本でポルシェが両タイトルを獲得する可能性がある。決勝レースは明日10月16日午前11時にスタート予定。

    WECでは2名のドライバーによるベストタイムの平均でグリッドが決定する。富士スピードウェイにおいては、カーナンバー1ではベルンハルトとウェバー(1分23秒595で2番グリッド)が、カーナンバー2はジャニとリーブ(1分24秒134で6番グリッド)が予選アタックを担当した。

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「今回の富士の予選は本当にギリギリの争いでした。ポールポジションと2位の差は1000分の25秒しかありません。もちろんいつも予選はぎりぎりの戦いですが、今年これほど熾烈な争いはありませんでした。決勝においても同じようにエキサイティングな激しいレースを期待せずにいられません。気象情報によると明日は少し涼しくなるようですが、我々にとって問題ではありません」

    アンドレアス・ザイドル (チーム代表)
    「またしても非常にスリリングな予選を通じて我々は何とか919ハイブリッドをフロントローに戻すことができました。富士スピードウェイのような極端に長いストレートを持つ特殊なサーキットでも我々が十分な戦闘力を持つことを証明できました。ティモもマークも完璧なアタックを決めてくれ、ポールポジションとの差は本当に紙一重でした。ニールとマルクの2号車が何故、完全な戦闘力を発揮できなかったかはこれから分析します。朝のプラクティスでは、2台とも決勝ペースではいいタイムで走れることを確認していますので、明日のスタートを楽しみにしています」

    ポルシェ919ハイブリッド カーナンバー1
    ティモ・ベルンハルト
    「言い訳するような必要はまったくありません。我々は必死にアタックして、ポールポジション獲得の可能性もありました。もちろん残念ではありますが、100分の3秒届かなかったということです。マークは2回にわたって完璧なアタックラップを敢行し、 私もいいタイムを出すことができました。もう一度予選について分析をしたら、決勝レースへ向けて頭を切り替えるべきです。明日こそが本当の勝負なのですから」

    マーク・ウェバー
    「今日のポールポジション争いは実に素晴らしいものでした。もちろん我々にとって満足のいく結果ではありませんでしたが、ティモも私も自分のベストラップには満足していますし、決勝レースへ向けての準備は整っています」

    919ハイブリッド カーナンバー 2
    ニール・ジャニ
    「今回の予選は我々にとっていいものではありませんでした。我々はじっくりと分析してなぜこういうことになったか原因を分析する必要があります。個人的にも完璧なアタックラップを決めることができませんでしたし、マシーンも完璧とはいえませんでした。いずれにしても明日に向けてすべてが正しく機能するよう確認する必要があります。どんなに厳しいバトルになったとしても、本当に熱い戦いになるはずです」

    マルク・リーブ
    「6番手グリッドは決して嬉しいものではありません。カーNo.1のクルーは可能な限りひとつにまとめましたが、我々はそれができませんでした。今日はエキサイティングな一日でしたがトラフィックに捕まるという不運もありました。各車の差はほんの僅かです。もし0.2〜0.3秒でもロスをしたら6番手になってしまう、そういうことです」

  • トヨタ:波乱のWEC富士戦で5位、6位フィニッシュ

    トヨタ:波乱のWEC富士戦で5位、6位フィニッシュ

    トヨタは、富士スピードウェイに集まった大勢のファン、多くのトヨタ自動車や関連会社からの支援を受けてWEC富士6時間レースを精一杯戦ったが、残念ながら期待に応えることが出来ず、5位、6位でレースを終えた。

    2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦・富士6時間レースは、朝から雨に見舞われた富士スピードウェイで午前11時にスタートを切った。セーフティカーの先導で始まったレースは、雨脚が弱まった午前11時半頃にセーフティカーが退き、本格的なレースがスタートした。

    TOYOTA GAZOO RacingのTS040 HYBRID #1号車は中嶋一貴が5番手から、#2号車のアレックス・ブルツは6番手からスタートしたが、グリーンフラッグが振られると同時に中嶋一貴は好ダッシュを決め3位へとポジションアップし、ブルツは4位へと上がった。

    中嶋一貴はスタートから強靱な意志で上位を狙い、#17ポルシェと手に汗を握る激しい接戦を繰り返した。レース序盤の最高の見所がこの中嶋一貴とポルシェの戦いだったといえる。しかし、レースが1時間を経過する頃、残念ながらポルシェの後塵を拝し4位に後退した。

    最初のピットストップで#1号車は5位に後退したが、雨脚が弱くなると中嶋から交替したアンソニー・デビッドソンがペースを上げ、4位の#8アウディに迫り、悪コンディションでのTS040 HYBRIDの強さを見せつけた。コースが乾き始めると、2台は揃ってミシュランのハイブリッド・インターミディエイトタイヤに履き替えたが、その直後にふたつのドラマが襲いかかり、TOYOTA GAZOO Racingの夢は砕かれてしまた。

    ドラマのひとつはステファン・サラザンの#2号車がGTクラスの車と接触したことだった。この接触でTS040 HYBRIDのボディ右サイドに搭載されている冷却システムにダメージを負い、その修理に13分を費やした。サラザンからマイク・コンウェイに代わってレースに復帰した時には、首位から12周遅れの19位に後退していた。ふたつめのドラマは、#1号車のデビッドソンがピットに入る際にピットレーン進入路で白線を踏み、ドライブスルーペナルティを受けたこと。

    レースは3分の2を消化した頃からコース上の走行ラインが乾き始め、2台のTS040 HYBRIDはドライタイヤに交換、ブエミの乗る#1号車は5位を堅持。#2号車のコンウェイは果敢な追い上げの結果、8位まで順位を上げていま。そして、最後のスティントでは#1号車がブエミから中嶋に、#2号車はコンウェイからブルツに代わり、それぞれ5位、6位で6時間レースを終えた。

    富士6時間レースを終えた結果、TOYOTA GAZOO Racingはマニュファクチャラーズ選手権で3位に付けている。今シーズンのレースは上海、バーレーンの残り2戦。TOYOTA GAZOO Racingにとって苦しい戦いが続くが、2016年での復活を賭けて1戦たりとも手を抜かない戦いへと臨む。

    佐藤俊男 チーム代表:
    天候にも助けられ、最近のレースより向上した我々の戦闘力を見て頂くことが出来ました。ウェット路面での競争力の高さを示せたことは励みにもなります。しかし、いくつかの要因によりこれを上手く活かせず、ホームレースを良い結果で終えることが出来なかったのが残念です。今週我々を応援してくれた全てのファン、特にウェットコンディションにもかかわらずスタートから応援してくれたファンの皆様には本当に感謝しています。また、素晴らしいサポートで共に戦ってくれたトヨタの従業員の皆様にも感謝します。富士での連勝記録更新は出来ませんでしたが、来年は必ずもっと強くなって戻って来ます。

    TS040 HYBRID #1号車:
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    決勝レース: 5位 214周、ピットストップ6回、グリッド:5番手
    最高ラップタイム:1分27秒512

    アンソニー・デビッドソン:
    今日は非常にトリッキーなコンディションでした。我々の使用しているミシュランタイヤの全ての能力を引き出し、限界まで使い切るのはドライバーにとっては非常に難しい挑戦でした。厳しいレースではありましたが、いくつか良い兆候もありましたし、ウェットコンディションでの好ペースを示すことが出来たのは励みとなりました。しかし、ホームコースで表彰台を獲得出来なかったのは残念です。

    セバスチャン・ブエミ:
    残念な結果となってしまいました。ウェットコンディションではとても良い感触で、ライバルとの差は縮まったと思ったのですが、コースが乾くと共に差を広げられてしまったのは残念です。着実なレースを戦えましたし、今日は満足いくパフォーマンスを示せたと思います。来年こそは、昨年までのように勝利のトロフィを獲得するために戻って来たいと思っています。

    中嶋一貴:
    予想通り、ウェット路面での我々はより競争力がありました。レース序盤、ポルシェとのバトルは楽しいものでしたが、直線スピードに勝る彼らの前を走り続けるのは難しかったです。私のピットストップまで、何とか1台のポルシェの前を走り続けることが出来、エキサイティングでした。ピットストップ後は、ライバル達が少し速いという状態でした。少なくとも我々のスピリットはファンのみならず多くの人にお見せすることが出来たと思います。もちろんこれからも我々は全力で戦い続けます。

    TS040 HYBRID #2号車:
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    決勝レース: 6位 203周、ピットストップ7回、グリッド:6番手
    最高ラップタイム:1分27秒992

    アレックス・ブルツ:
    はじめにいつも応援してくれるファンの皆様へ感謝の言葉を贈りたいと思います。本当に素晴らしい最高のファンです。私のプロレースドライバーとしてのキャリアは20年になりますが、今でも日本のファンに再会出来るのが嬉しいです。ファンにとっては生憎の悪天候となってしまいましたが、その反面、このコンディションのおかげで面白いレースが見られたのではないでしょうか。我々のTS040 HYBRID #2号車は、ステファンがドライブしている時にGTクラスの車に接触され、上位争いから脱落することになってしまったことが残念です。

    ステファン・サラザン:
    我々のTS040 HYBRIDには少々厳しいレースでした。ウェット路面ではフロントのグリップ不足に悩まされ、必要な速度を維持するのは困難でした。GTクラスの車に追突されたため、その修復にとても時間を費やしてしまいました。その上、ハイブリッド・インターミディエイトタイヤへの交換後にまた雨が降り出し、再度レインタイヤに履き替えるためにタイムをロスしました。このような状況でも時には上手く行き、また時にはそうでないことがありました。こういう経験からも、常に学び続けなければならないと思います。

    マイク・コンウェイ:
    難しいコンディションの一日でした。溝無しのハイブリッド・インターミディエイトタイヤを使いこなすのは非常に大変で、ドライタイヤに交換するまで、我慢の走りを強いられました。その後、終盤に向けて調子は上向いて行き、最後はライバルと比較しても悪くないペースだったと思います。残りの2戦でもプッシュを続けますので見ていてください。

  • トヨタ、今週末のホームレースへと公式練習を開始 / WEC富士

    トヨタ、今週末のホームレースへと公式練習を開始 / WEC富士

    10月9日(金)、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦・富士6時間レースが富士スピードウェイで幕を開けた。トヨタは2014年のマニュファクチャラーズ、ドライバーズ両タイトルを獲得し、チャンピオンの証として栄えあるカーナンバー#1をつけたTS040 HYBRIDでホームコースに戻って来た。また、トヨタにとっては、富士6時間レースは2012年以降3年連続で勝利を挙げている重要なレースとなる。

    今日行われた公式練習初日では、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の操る#1号車は、2回のセッションとも5番手で終えた。彼らが記録した1分26秒242というタイムは、昨年記録したポールポジションのタイムより0秒23速いタイムだった。アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車は2回の公式練習を共に6番手で終えている。2台のTS040 HYBRIDは合計168周を走破、全走行距離は766kmに及んだ。

    天気予報によると週末には雨が来るという予報だったが、公式練習初日の今日は晴天に恵まれ、気温は21度と過ごしやすく、レースへ向けてのセットアップには完璧な1日となった。富士スピードウェイはTOYOTA GAZOO Racingの6人のドライバーにとって、十分に親しみのあるコースだが、コンウェイがLMP1クラスのTS040 HYBRIDを操ったのは今年が初めてだった。彼は2013年のWECにおいてLMP2クラスで2位に入賞している。彼は、今日のセッション最後の20分にTS040 HYBRIDを走らせた。

    富士スピードウェイはWECシリーズの6時間レースの中では最長の1.475kmの直線を持つコース。加えて高速コーナーから低速コーナーまでが組み合わされた非常にテクニカルなコース。ここで好タイムを記録するには高い最高速とコーナーでの最適なセットアップが要求される。TOYOTA GAZOO RacingはTS040 HYBRIDから最高性能を引き出すために忙しい1日を過ごした。セットアップ作業の中には2種類のミシュラン・ドライ用タイヤの比較も重要な仕事として含まれており、2回目の公式練習はそのために多くの時間が費やされた。

    明日10月10日(土)は午前9時50分から3回目の公式練習が行われ、午後2時10分からLMPクラスの公式予選が行われる。決勝レースは10月11日(日)午前11時にスタートします。

    TS040 HYBRID #1号車:
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    公式練習1回目:5番手(1分26秒633)32周
    公式練習2回目:5番手(1分26秒242)45周

    アンソニー・デビッドソン:
    プログラムを順調にこなすことが出来て勇気づけられた一日であり、最後はTS040 HYBRIDの適切なバランスを見出せました。ロングランのペースとバランスについては一貴もとても満足しているようです。これまでのところ、TS040 HYBRIDを仕上げていく作業は上手く行っており、望むレベルにかなり近づいています。

    セバスチャン・ブエミ:
    我々のホームレースである富士で再び走ることが出来て喜んでいます。前戦オースティンと比べると、練習走行での競争力はライバルに少し近づいたように思えます。我々にとってはとても良い一日となりましたが、まだ少しやるべきことは残っています。残りの週末、天候も含め、成り行きに期待しています。

    中嶋一貴:
    納得の一日でした。特にロングランではまずまずのペースを刻めました。タイヤ摩耗の問題もありましたが、ライバルもロングランでは同じような状況だと思われます。ホームレースへ向け、可能な限りベストなパッケージを準備するためにチームの誰もが本当にハードな作業を続けて来ました。チームの努力に感謝し、プッシュを続けます。

    TS040 HYBRID #2号車:
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習1回目:6番手(1分26秒724)38周
    公式練習2回目:6番手(1分27秒149)53周

    アレックス・ブルツ:
    グランドスタンド前のストレートでトヨタの旗がずっと振られているのを見るのは最高の気分です。金曜日のコースはいつも非常にチャレンジングで、多くの問題も出て来ますが、それをこれから解析して行きます。いくつかのセットアップの比較を行いましたが、正しい方向へ進んでいることを願っています。これまでの所は目標通りです。

    ステファン・サラザン:
    私にとって今日は順調で、特筆すべきことはありません。いくつか大きく変えたセットアップを試し、興味深いデータが得られました。雨が降った時のことも考えておかなければなりません。TS040 HYBRIDの感触はとても良いので、決勝レースで雨が降れば、天候が我々に味方してくれることもあるでしょう。

    マイク・コンウェイ:
    今日の2回の公式練習セッションでは、主にTS040 HYBRIDのバランスについての作業と、オースティンで学んだことを活かすべく試しました。感触は良かったのですが、予選や決勝レースへと向上の余地があります。週末に向けて雨の可能性があるので、そのための準備もする必要があるでしょう。

  • ポルシェ、“走る実験室”と“スポーツカーのアイコン”でWEC富士へ

    ポルシェ、“走る実験室”と“スポーツカーのアイコン”でWEC富士へ

    ポルシェは、世界のモータースポーツ選手権の中で最も重要なレースのひとつであるFIA世界耐久選手権(WEC)全8戦の第6戦として富士スピードウェイにて10月11日の11:00に開催される6時間耐久レースに挑む。

    日本は、スポーツカーにとって成熟した市場であり、熱烈で知識の豊富なレースファンを抱えている。神聖な富士山の麓にあるこのサーキットでは、数多くのポルシェ レースカーが歴史を刻んできた。

    富士のコースレイアウトは、レースチームに特別な課題を突き付ける。極めて長いストレートでは車速が上がるが、それに続く16個のコーナーの中には極めてタイトなものも含まれ、車両には異なるセッティングが要求される。ポルシェは、2種類の車両でこの課題に挑む。

    最高峰のLMP1(ル・マン・プロトタイプ・クラス1)のポルシェ919ハイブリッドは、シリーズ戦の連勝記録を伸ばすことを目指している。約1,000PSのシステム出力を発生する軽量な870kgのハイブリッドガソリンレーサーは、今シーズンこれまでにル・マン24時間をはじめ、それに続くニュルブルクリンクと米国での6時間レースで優勝している。ポルシェは、アウディとトヨタに先行してマニュファクチュアラー部門をリードし、ドライバー部門でもトップを射程圏内に捉えている。

    ポルシェは同じWECレースにおいて、市販車ベースのレーシングカー専用のGTクラスにポルシェ911 RSRも参戦させている。このカテゴリーでワークスチームから出走する911 RSRは、フェラーリにわずか2ポイント差まで迫っており、ポルシェのワークスドライバーであるリヒャルト・リーツは、ドライバー部門をリードしている。

    919と911には大きな違いがあるにも関わらず、いずれのレーシングカーも日本のポルシェファンの間で絶大な人気を誇る。最先端のテクノロジーを採用したル・マン・プロトタイプは、とりわけハイブリッド車に強い関心のある日本人の目を引き付けている。特にそのドライブコンセプトは、31台の中で最も革新的。919のガソリンエンジンは、ターボチャージャー付きの2リッター4気筒という小排気量ながら、500PSの出力を発生し、ポルシェがこれまでに作った中で最も効率的なエンジンとみなされている。しかし、それだけではない。919ハイブリッドには、2つの異なるエネルギー回生システムが装備されている。ポルシェはこれらを用いて、日常走行のより良い未来に向けて取り組んでいる。排気ガス流から取り出されたエネルギーは、2基目のタービンにより電気エネルギーに変換される。フロントアクスルでは、運動エネルギーが制動時に回収され、これらの回生システムがリチウムイオンバッテリーに充電され、ドライバーは、ここに蓄えられたエネルギーをスイッチひとつで放出することができる。こうして400PSを超える出力の電気モーターがフロントアクスルを駆動し、919を4輪駆動車にしている。

    しかし、純粋なパワーだけが、この特別な世界選手権の目的ではない。厳格な燃費規制がエンジニアに発想の転換を余儀なくさせる。そして、まさにこれこそが、ポルシェの参戦理由。LMP1プログラム責任者フリッツ・エンツィンガーは次のように述べている。

    「ポルシェにとって勝つことは重要ですが、長期的に見れば、こうした勝利は記念写真のようなものです。開始当初より919ハイブリッドの最も重要な役割は、『走る実験室』として将来の市販車の役に立つことでした。」

    しかし、レーシングカーと市販車の間の技術的なつながりは、市販車に近いGTクラスのポルシェ911 RSRにおいてよりいっそう密接。この車は、世界で最も多く販売され、最も成功を収めたレーシングスポーツカーの象徴であり、第7世代の911スポーツカーをベースにしている。全ての911と同じく、911 RSRのボディは、シュトゥットガルト−ツッフェンハウゼン工場の組み立てラインから生み出されている。特に、軽量設計やエアロダイナミクスなどのエネルギー効率の分野において、モータースポーツは、体系的かつ継続的に市販車の開発に取り入れられる。日本では熱烈なファンが911を待っている。

    ポルシェのモータースポーツ部門責任者フランク=シュテッフェン・バリサー博士は、次のように述べている。

    「私達は、とりわけ2ドアスポーツカーとフラッグシップの911により、日本市場で大きな成功を収めています。」

    ポルシェジャパンの販売台数は、2014年に大きく増加したことで、初めて5,000台の大台を超えた。そして2013年以降、リアエンジンおよびミッドシップエンジンのスポーツカーの販売台数が、再び歴史的な規模に達した。これが、好調な年間実績に大きく貢献した。2015年上半期を見ても、2ドアスポーツカーの日本における販売は好調。

    バリサーによれば、「ポルシェ911にとって、こうした成功を際立たせるのに、サーキットで強力なライバルを上回る戦闘力を見せることほど確実な方法はありません」

  • トヨタ、ホームレースとなるWEC第6戦 富士6時間レースへ

    トヨタ、ホームレースとなるWEC第6戦 富士6時間レースへ

    10月11日(日)、富士スピードウェイでFIA世界耐久選手権(WEC)第6戦 富士6時間レースが行われる。

    TOYOTA GAZOO Racingは、トヨタのホームコースでのレースに2台のTS040 HYBRIDで臨む。

    霊峰・富士の麓に位置する富士スピードウェイでは、2012年からWEC富士6時間レースが開催されてるが、TOYOTA GAZOO Racingは、過去3年のレースをすべて勝利で飾ってきた。特に昨年は1-2フィニッシュを飾り、記念すべき世界耐久選手権王者への道を駆け上った。

    昨年の富士6時間レースでは、アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミが勝利を挙げ、ドライバーズ・タイトル獲得に向けての礎とした。今年はこの2人に2012年、13年の勝者である中嶋一貴が加わり、TS040 HYBRID #1号車を操る。

    中嶋一貴と組んで富士6時間レースで過去2勝を挙げているアレックス・ブルツは、今年はステファン・サラザン、マイク・コンウェイと共にTS040 HYBRID #2号車を走らせる。コンウェイはTOYOTA GAZOO Racingの一員として初めての富士スピードウェイ出場となる。

    富士スピードウェイは16のコーナー、1.475kmにも及ぶ長いメインストレートを備えた、1周4.563kmの国際サーキット。1965年に開場した当時、第1コーナーには巨大な30度バンクが待ち受けていたが、1974年にバンクは廃止されている。1976年に日本で初めてF1日本グランプリがこの富士スピードウェイで開催されたことは、日本のモータースポーツにおけるマイルストーンとなっている。2000年にトヨタ自動車が富士スピードウェイの経営に加わって以来、大幅な改修がなされ、2007年と08年の2年間、再びF1日本グランプリが開催されたことはまだ記憶に新しい。

    F1グランプリでも有名になったこの富士スピードウェイfsが、実はスポーツカー(耐久)レースの長い歴史で彩られている。特にトヨタにとれば特別な場所ともいえる。1967年に初めて開催された富士1000kmレースでは、トヨタ2000GTが見事な優勝を飾っている。また、それ以後2年間にわたり、トヨタの象徴的なレースカー、TOYOTA7が勝利を挙げている。また、富士におけるスポーツカーレースは、1982年から7シーズンに渡ってWECのカレンダーに組み込まれ、そのうちの3年間はWSPC(World Sports Prototype Championship=世界スポーツプロトタイプ選手権)という名称で開催された。

    今週末に開催される富士6時間レースは、10月9日(金)に行われる2回の公式練習に始まり、10日(土)には公式練習と公式予選が行われる。決勝レースは11日(日)午前11時にスタートする。

    佐藤俊男 チーム代表
    ホームレースとなる富士スピードウェイでのレースは、我々にとって毎シーズンもっとも大事な戦いのひとつです。 日本のファンの皆さんからはいつも熱い応援を頂き、温かく迎えて頂いていることに心から感謝致します。 これまでの3年間、富士では非常に良い成績を収めることが出来ておりますので、今年も出来る限りのプッシュをしていきます。  尚、我々のハイブリッドシステムを開発している東富士研究所が富士スピードウェイのすぐ近くにありますので、今週末は開発に携わった仲間たちにTS040 HYBRIDの戦う姿を見てもらえる貴重な機会になります。彼らのサポートとともに、多くのトヨタ自動車社員の方々やトヨタグループのパートナーの皆様にも、現地で応援頂ける事、大変ありがたく思っています。チーム一丸となって臨みます。

    アンソニー・デビッドソン (TS040 HYBRID #1)
    富士でのホームレースが楽しみです。ファンの皆さんと、応援に駆け付けてくれたトヨタ自動車の仲間達にも良いレースを見せたいと思います。我々は、富士では無敗という素晴らしい記録を持っています。またウィニングランを、というには厳しい挑戦だと思いますが、まだまだ分かりません。この季節の富士の天気は予想し辛く、ウェットコンディションになれば流れは我々に有利に向いてきます。あらゆるチャンスをものにするべく、全て出し切ります。

    セバスチャン・ブエミ (TS040 HYBRID #1)
    富士は我々のホームレースなので、いつも特別な思いがあります。3連覇という凄い記録がありますが、残念ながら今年は良い結果を残すのが少々厳しいことも分かっています。救われるとすれば富士の天候でしょう。我々のファンや大勢のトヨタ社員の前で走るのですから、とても気合が入ります。レースには前向きに立ち向かって行きますし、この週末は最高の結果を出せるよう全力を尽くします。

    中嶋一貴 (TS040 HYBRID #1)
    私にとって富士はWECシリーズの中でも大きな意味を持っています。耐久レースの長い歴史がある富士スピードウェイで、日本のファンの皆さんを前にLMP1で走るのは素晴らしいことです。富士は私の大好きなサーキットのひとつで良い思い出がたくさんあります。私自身のWEC初優勝が2012年の富士、というのもそのひとつです。このサーキットは良く知っており、普段は得意としています。今シーズンのスーパーフォーミュラでは、7月に表彰台にも上がっています。外食時には、チームメイトに代わって注文もしなければいけませんが、それも含め、チームメイトに日本を紹介するのも、また楽しみです。

    アレックス・ブルツ (TS040 HYBRID #2)
    富士はスポーツカーレースの長い歴史を持つ偉大なサーキットです。難しいコースで、正しいセットアップを見出すのは驚くほど大変です。非常に長いストレートと高速コーナー、そして後半のトリッキーなセクターと、バラエティに富んだレイアウトです。そのため、ドライバーにも、エンジニアにとっても正しいセッティングを見出すのは挑戦であり、公式練習セッションが重要です。富士は我々のホームレースであり、我々のファンとトヨタ関係者のためにも、良いレースを見せられることを楽しみにしています

    ステファン・サラザン (TS040 HYBRID #2)
    富士はシーズンを通しても好きなサーキットのひとつです。昨年我々は非常に力強いレースを見せることが出来たので、今年も楽しみです。日本はファンが熱狂的で、特にトヨタのドライバーとしてレースを戦うことは素晴らしい体験です。パドックでは常に多くのサインを求められ、多くのファンが応援してくれていることを実感出来、とても嬉しいです。集まってくれた多くのファンが楽しめる、素晴らしいレースを見せられることを期待しています。

    マイク・コンウェイ (TS040 HYBRID #2)
    私にとって、トヨタドライバーとして初めての訪日となりますが、待ち切れません。2013年にはLMP2チームの一員として日本で戦っており、レースファンの熱心さは知っています。今回のレースへ向け、シミュレーターでの練習は積んで来ており、準備はできています。トヨタにとってのホームレースを経験することを楽しみにしています。ハイブリッドシステムが開発された東富士研究所を訪問出来るのも楽しみです。過去我々は富士で強さを示しているので、全力を尽くし、好結果を目指します。