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  • F2 宮田莉朋はストリートコースで苦戦、19位/16位でフィニッシュ

    F2 宮田莉朋はストリートコースで苦戦、19位/16位でフィニッシュ

    FIA-F2の第3戦がジェッダ・コーニッシュ・サーキットで行われ、同シリーズ2年目に挑戦中のTGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)の宮田莉朋は、予選16番手からスプリントレースで19位、フィーチャーレースで16位となり、2戦とも完走を果たすも、今季初ポイント獲得はならなかった。

    4月18日(金)から20日(日)にかけて、サウジアラビア・ジェッダのジェッダ・コーニッシュ・サーキットで2025年FIA-F2の第3戦が開催された。

    F1直下のカテゴリーとして世界中を転戦するFIA-F2には、TGR-DCドライバーの宮田莉朋が今季も参戦。昨年同シリーズで1年間戦った宮田は、今季からARTグランプリへ移籍し、2年目のシーズンに挑んでいる。

    前戦バーレーンから2週連続開催となる第3戦の舞台は、サウジアラビアの港湾都市ジェッダのストリートコース。ハイスピードながら狭く、両側に壁が迫る難易度の高いコース。昨年は、ここジェッダが宮田にとって初のストリートコース経験となり、両レース共に完走しましたが入賞は果たせず。今回はそのリベンジと今季初入賞を目指してハイスピードストリートコースへ臨んだ。

    予選
    18日(金)、日は傾いているもののまだ明るい午後6時から30分間の予選が行われた。各車は最初のアタックを行った後、15分ほどで一旦ピットへ戻り、残り10分ほどで再びコースイン。宮田はタイヤを暖めてアタックに入ると、セクター1で自己ベストタイムを更新したが、残り5分程のところでアタック中の他の車両がコース上にストップし、セッションは赤旗中断となった。

    その後、全車がピットへ戻って仕切り直し、予選は残り5分11秒で再開。全車最後の一発アタックでタイム更新を目指すこととなった。このラストアタックで宮田は自己タイムを更新し、一時は13番手につけたが、その後ライバルもタイムを更新し、最終的には16番手で予選を終えた。

    宮田莉朋 FIA フォーミュラ2選手権

    スプリントレース
    19日(土)、午後6時20分より20周で争われるスプリントレースが行われた。前日の予選とほぼ同じ、気温29度、路面温度41度のコンディション。今大会はスーパーソフトタイヤとミディアムタイヤを選択できるが、このスプリントレースはピット義務が無く、宮田を含むほとんどの車両がミディアムタイヤを装着して臨んだ。

    16番グリッドからスタートした宮田は14位へとポジションアップ。2周目にはバーチャルセーフティカー(VSC)が導入され、翌周にこれが解除されると、宮田は14,5番手あたりでのバトルを繰り広げた。しかし、レース中盤に入るとペースが上がらず、じりじりとポジションダウン。18位へと下がった16周目にスピン車両が停まったため、セーフティカーが導入されると、この機会に宮田はスーパーソフトタイヤに交換した。残り3周でレースが再開されると、同じくタイヤを交換したライバルとのバトルを繰り広げたが、宮田は18位でチェッカー。レース後、このバトル中にコース外を走行して順位を上げたとして、10秒のタイム加算ペナルティを科され、19位フィニッシュとなった。

    フィーチャーレース
    20日(日)は午後4時25分から28周、ピット義務有りのフィーチャーレースが行われた。スプリントや予選よりもやや早い時間ということもあり、気温30度ながら路面温度は51度という暑いコンディションでのレースとなった。 宮田は16番グリッドからスーパーソフトを装着してスタートを切り、好ダッシュで13位に浮上。しかし、その後追撃を受けて16位まで順位を落とし、6周目にピットイン。ミディアムタイヤへと交換して20位でコースへと復帰した。 レース中盤は数周にわたって18位前後でのバトルを繰り広げ、ピットを遅らせた車両がピットインしたことで順位を上げましたが、最終的には16位でフィニッシュした。

    宮田莉朋
    「F2ジェッダ戦が終わりました。バーレーンに続いて厳しいレースウィークになってしまいましたが、クルマのパフォーマンス、ドライビング含めてなかなかいいところにはまらず、かなり苦戦した週末になってしまいました。最後のフィーチャーレースは、少しヒントを得られたと思いますし、次戦以降は欧州を中心にまわるので、欧州ラウンドで息を吹き返して、しっかりポイントを取れるようにまずは目指して、そこからポールポジションや優勝争いに食い込めるようにしたいと思います。ひとつひとつ課題を克服して、いいレースにしていきたいと思っていますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。今週末も応援ありがとうございました」

  • F2 宮田莉朋は後方から追い上げ9位/14位フィニッシュ

    F2 宮田莉朋は後方から追い上げ9位/14位フィニッシュ

    FIA-F2の第2戦がバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、同シリーズ2年目に挑戦するTGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)の宮田莉朋は、予選で19番手と後方に沈むも、レース1では9位、レース2では14位まで追い上げてフィニッシュした。

    4月11日(金)から13日(日)にかけて、バーレーン・サヒールのバーレーン・インターナショナル・サーキットで2025年FIA-F2の第2戦が開催された。

    F1直下のカテゴリーとして世界中を転戦するFIA-F2には、TGR-DCドライバーの宮田莉朋が今季も参戦。昨年同シリーズで1年戦った宮田は今季、ARTグランプリへ移籍し、2年目のシーズンに挑む。開幕戦メルボルンから約1か月ぶりの開催となる第2戦の舞台は、昨年開幕戦が行われたバーレーン。宮田は昨年、同シリーズのデビュー戦でスプリントレースとフィーチャーレースの両方で9位に入賞し、デビュー戦での入賞,ポイント獲得を果たしており、今大会でもその走りに期待が寄せられた。

    予選
    11日(金)、正午過ぎからの練習走行の後、午後4時55分より予選(30分間)が行われた。まだ明るさは残るものの夕日に照らされたサーキットは、気温32度、路面温度39度のコンディション。宮田はセッションが開始されるとすぐに最初のアタックに入り、早めにタイムを刻んだが、暫定15番手に留まった。一旦ピットへ戻り、残り8分を切ったところで宮田を含む全車がラストアタックへ向かった。宮田は9周目に1分45秒152をマークし、最初のアタックタイムを更新したが、ライバル勢がさらに大きくタイムアップを果たしたことで、最終的に宮田は19番手に終わった。

    宮田莉朋 FIA フォーミュラ2選手権

    スプリントレース
    12日(土)、日没前の午後5時15分から、気温29度、路面温度37度のコンディションのもと、23周ピット義務無しで争われるスプリントレースが行われた。レースは1周目から停止車両によるセーフティカーが出されるなど荒れた展開となる中、19番手と後方グリッドからスタートを切った宮田は、混戦の中で順位争いを繰り広げた。中盤まで19位前後での走行を続けていた宮田だったが、レース終盤にセーフティカーが導入されると、宮田も他の車両と共にピットイン。19周目にレースが再開されると、新しいタイヤの優位性を活かして次々に前車をパスしていき、残り1周となった22周目には12位までポジションアップ。ファイナルラップはピットインしなかった車両群にタイヤ交換車両が追いつき、大混戦となる中で、宮田は他車からの接触を受けながらもさらにオーバーテイクを重ね、10位でチェッカー。レース後、ペナルティによる降格車両があったため、最終的に宮田は9位フィニッシュとなった。

    フィーチャーレース
    13日(日)、気温30度、路面温度44度の中、午後2時25分より32周ピット義務有りで争われるフィーチャーレースが開始された。19番手グリッドの宮田は、上位勢がソフトタイヤでのスタートを選択する中、ハードタイヤでスタート。好スタートで順位をひとつ上げたあとは、隊列の中での周回を重ねた。10周を過ぎるとピットインする車両が出始め、徐々に宮田はポジションアップ。折り返しとなる16周を終えたところで宮田もピットへ向かい、18位でコースへと復帰した。新品のソフトタイヤへと交換した宮田は自己ベストタイムを更新しながら追い上げを見せ、終盤にはタイヤの厳しくなったライバル勢を次々にパス。スタートから5つポジションアップし、14位でチェッカーを受けた。

    宮田莉朋
    「今週末は予選でかなりタイムロスをしてしまい、順位が後ろからのスタートになってしまいました。厳しいレースウィークでしたが、クルマのバランスも含めて、もう一度見直すタイミングかなと思っていますし、自分自身もバーレーンは特に難しいドライビングをしてしまったのも事実なので、次のジェッダでは切り替えて、一生懸命走りたいと思います、今週末も応援ありがとうございました。翌週末のジェッダも応援よろしくお願いします」

  • 宮田莉朋 2025年 FIA-F2 第1戦 メルボルン レポート

    宮田莉朋 2025年 FIA-F2 第1戦 メルボルン レポート

    FIA-F2の今季開幕戦がオーストラリア・メルボルンのアルバートパークで行われ、TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)の支援を受けて同シリーズ2年目に挑戦する宮田莉朋は、スプリントレースで12位フィニッシュ。フィーチャーレースは降雨のためにキャンセルとなった。

    3月14日(金)から16日(日)にかけて、オーストラリア・メルボルンの公園内に特設されたアルバートパーク・サーキットで2025年FIA-F2の開幕戦が開催された。

    F1直下のカテゴリーとして世界中を転戦するFIA-F2には、TGR-DCドライバーの宮田莉朋が今季も参戦。

    昨年同シリーズ初年度を戦った宮田莉朋は、8度の入賞を果たしランキング19位となりました。今季はARTグランプリへ移籍し、2年目のシーズンに挑む。

    今季開幕の舞台となったアルバートパークは、昨年は第3戦として行われており、宮田莉朋は昨年の同大会で、デビュー3戦目ながらスプリントレース、フィーチャーレース共に5位という好結果を残しています。

    ■予選
    14日(金)午後5時半から、好天のもとで30分間の予選が行われた。

    前半の15分で各車最初のアタックを行い、ピットへ戻ってタイヤを交換して再アタックへ。最初のアタック後、トップと1.289秒差の17番手だった宮田は、タイヤを暖めて残り5分ほどでアタック開始。それまでのタイムを1秒以上更新する1分30秒017をマークし、その時点で宮田莉朋は9番手だったが、最後にライバル勢もタイムを伸ばしてきたことで、最終的に12番手となった。

    宮田莉朋:
    「FP(予選前の練習走行)からトラブルがあり、波に乗れず、予選も色々なことが起きて難しい予選になりました。12番手で得点圏内に入れなかったのは残念です。最後のプッシュだけはなんとかできたという状況だったので、自分としては満足いかない結果です。もちろんチームは改善に努めてくれているで、チームを責めるつもりはありません。ただ、明日のスプリント、明後日のフィーチャーレースではトラブルなく、しっかりレースを走り切れるよう、チーム一丸となって頑張りたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。」

    ■スプリントレース
    15日(土)も晴天に恵まれ、気温32度、路面温度は48度まで上昇する中、午後2時15分より23周または45分+1周で争われるスプリントレースが行われた。

    予選では12番手となった宮田莉朋だったが、他の車両にテスト時や予選時のペナルティによるグリッド降格があり、このスプリントレースは9番手グリッドからスタートすることとなった。

    宮田莉朋はスタート直後の混乱で、コースを僅かにはみ出しながらも9位をキープ。しかし1周目を終えたところで2台に先行を許し、11位へとポジションを落とした。

    2周目にクラッシュ車両によりヴァーチャルセーフティカーが導入4周目にこれが解除されると、宮田莉朋は前車をパスして10位へとポジションを上げるも6周目に抜き返されるなど、激しいバトルを繰り広げた。

    6周目にスピン車両がストップしたことでセーフティカーが導入され、11周目にレースが再開されると、前方でスピンした車両をかわしたことで宮田莉朋は10位へ。前を行く車両と8位以内の入賞をかけて接近戦を展開した。

    14周目、スピン車両によりこの日2度目のセーフティカーが導入され、17周目に残り7周でレースが再開されると、宮田莉朋は再び激しい順位争いの中で押し出される形でコースオフ。すぐにコースに戻ったものの、13位へと順位を落とした。

    終盤、宮田莉朋はペースを上げていき、20周目に1台をパスしてポジションアップ。最終的に12位でチェッカーを受けました。

    宮田莉朋:
    「結果はついてこなかったですが、内容的に得られたものはたくさんあるので、ポジティブな日だったと思っています。明日のフィーチャーレースは予報では雨なので、今日の内容がどこまで活きるかわかりませんが、明日も一生懸命頑張ります。応援よろしくお願いします。」

    宮田莉朋

    ■フィーチャーレース
    16日(日)は予報通り朝からあいにくの雨模様となりました。午前11時半にスタートが予定されていたフィーチャーレースは延期され、42分にセーフティカー先導によるフォーメーションラップが開始されたが、強まる雨脚の中、すぐに赤旗が出され全車がピットレーンへ戻った。

    その後何度かの延期を経て、午後12時18分に再度フォーメーションラップが行われ、セーフティカー先導のまま4周が重ねられたが、2度目の赤旗が出され、レースはキャンセルとなることが決定された。

    宮田莉朋
    「フィーチャーレースは雨だったので、キャンセルになってしまいましたが、色々とポジティブな点もありました。次はバーレーンテストが控えているので、そのテストでトラブルを解消して、次戦のバーレーンに向かいたいと思います。応援ありがとうございました。」

  • 宮田莉朋がF2テスト2日目の2番手タイム ガブリエレ・ミニが最速

    宮田莉朋がF2テスト2日目の2番手タイム ガブリエレ・ミニが最速

    F2バルセロナ・プレシーズンテストの2日目、ガブリエル・ミニは絶好調で、プレマ・レーシングのドライバーであるミニは午前中のセッションで1分23秒660を記録し、この日の最速タイムを叩き出した。宮田莉朋が2番手に続いた。

    午後のセッションでは、MPモータースポーツのオリバー・ゲーテが1分24秒372を記録し、ハイテックTGRのドライバー、ディノ・ベガノヴィッチを抑えてトップタイムをマークした。

    午前
    忙しい朝は、序盤に何度も最速タイムが入れ替わる展開となったが、リチャード・フェルシュフォーの1分26秒304が、ハイテックTGRのディノ・ベガノヴィッチを0.227秒引き離してトップに立った。

    しかし、開始25分でトライデントのマックス・エスターソンがターン2でストップし、赤旗が提示された。セッションが再開されると、複数のチームがソフトタイヤを装着し、ロダン・モータースポーツのアレクサンダー・ダンが1分25秒191でトップに立ち、ミニを0.115秒差で上回った。

    フェルシュフォーは1分24秒565までタイムを縮め、チームメイトのゲーテは0.3秒差の2位となった。

    ミニは1分23秒709でトップに返り咲いたが、その直後にカンポス・レーシングのジョセップ・マリア・マルティがターン5でスピンしてグラベルに飛び込み、レースは中断した。

    再開後、多くのドライバーが自己ベストタイムを更新したが、ミニのタイムを上回る者はなく、最も迫ったのはAIXレーシングのジョシュア・ダークセンで、0.262秒差だった。

    セッションが再び赤旗となった時点で、残り時間は90分だった。ターン7のグラベルトラップからアービッド・リンドブラッドのカンポス・レーシングのマシンを回収する必要があった。

    ミニは好調を維持し、ベンチマークタイムを1分23秒660に縮めた。ARTグランプリのドライバー宮田莉朋は0.7秒差の2位につけた。

    立て続けに3度も赤旗が出たため、ドライバーたちはピットレーンに戻され、終盤の走行は限られたものとなった。

    午後のセッションでは、MPモータースポーツのゲーテが最速だった

    まず、レオナルド・フォルナローリが駆るインヴィクタ・レーシングのマシンをターン5のグラベルから撤去する必要があり、レース再開直後にジャック・クロフォードが最終コーナーでスピンし、グラベルに停車した。

    ジョン・ベネットのターン2でのマシントラブルにより、午前中の最後のレッドフラッグが提示され、彼のヴァン・アメルスフォールト・レーシングのマシンはチェッカーフラッグが振られるまでクリアされなかったため、ミニが午前中のトップでフィニッシュした。

    宮田莉朋は2位をキープし、ハイテックTGRのルーク・ブラウニングとARTのチームメイトであるビクター・マルタンスが続いた。デュルクセンは5位だった。リンドブラッドは6位で、ダンとカンポスのチームメイトであるマルタスの前にいた。セバスチャン・モントーヤは9位、フェルシュフォーが10位でトップ10を締めくくった。

    Position Driver Team Time Laps
    1 ガブリエレ・ミニ PREMA Racing 1:23.660 23
    2 宮田莉朋 ART Grand Prix 1:23.730 33
    3 ルーク・ブラウニング Hitech TGR 1:23.870 25
    4 ビクター・マルタンス ART Grand Prix 1:23.961 30
    5 ジョシュア・ドゥルクセン AIX Racing 1:23.971 27
    6 アービッド・リンドブラッド Campos Racing 1:24.021 21
    7 アレクサンダー・ダン Rodin Motorsport 1:24.079 28
    8 ジェセップ・マリア・マルティ Campos Racing 1:24.170 24
    9 セバスチャン・モントーヤ PREMA Racing 1:24.427 26
    10 リチャード・フェルシュフォー MP Motorsport 1:24.470 22
    11 サミ・メグトゥニフ TRIDENT 1:24.531 20
    12 クッシュ・マイニ DAMS Lucas Oil 1:24.550 31
    13 オリバー・ゲーテ MP Motorsport 1:24.894 27
    14 クリスチャン・マンセル Rodin Motorsport 1:24.949 34
    15 ディーノ・ベガノヴィッチ Hitech TGR 1:25.019 24
    16 ジャック・クロフォード DAMS Lucas Oil 1:25.306 21
    17 シアン・シールズ AIX Racing 1:25.308 29
    18 ラファエル・ヴィラゴメス Van Amersfoort Racing 1:25.821 32
    19 マックス・エスターソン TRIDENT 1:26.170 16
    20 ジョン・ベネット Van Amersfoort Racing 1:26.265 27
    21 レオナルド・フォルナロリ Invicta Racing 1:30.102 39
    22 ロマン・スタネック Invicta Racing 1:30.233 35

    FIA フォーミュラ2選手権ガブリエレ・ミニ(PREMA Racing)

    午後
    MPは午後のセッションを好スタートで切り、ゲーテが1分24秒372でトップに立ち、フェルシュフォーにコンマ1秒の差をつけた。

    しかし、ベナロビッチは後でこの2人のタイムを上回り、ハイテックTGRのドライバーは1分24秒424を記録し、ベンチマークタイムから0.052秒差に迫った。

    午後の大半はロングランに重点が置かれたため、タイムシートの上位に変動はあまりなかった。

    しかし、セッションは赤旗により中断された。マーシャルが最終コーナーのレーシングライン上に落ちていた破片を撤去する必要があったためだ。

    トライデントのサミ・メグエトニフがメインストレートで停車したため、赤旗が振られる前に走行が再開された。

    その後、順位に変動はなく、ゲーテが午後一番の最速タイムを記録し、ベガノヴィッチとチームメイトのフェルシュフォーが続いた。

    インヴィクタ・レーシングのロマン・スタネックが4位、ラファエル・ビジャゴメス、トライデントのメグエトニフ、マックス・エスターソンが続いた。フォルナローリが8位、クリスチャン・マンセルが9位、ハイテックTGRのブラウニングが10位だった。

    Position Driver Team Time Laps
    1 オリバー・ゲーテ MP Motorsport 1:24.372 46
    2 ディーノ・ベガノヴィッチ Hitech TGR 1:24.424 46
    3 リチャード・フェルシュフォー MP Motorsport 1:24.502 43
    4 ロマン・スタネック Invicta Racing 1:24.655 33
    5 ラファエル・ヴィラゴメス Van Amersfoort Racing 1:24.749 51
    6 サミ・メグトゥニフ TRIDENT 1:25.131 37
    7 マックス・エスターソン TRIDENT 1:25.251 5
    8 レオナルド・フォルナロリ Invicta Racing 1:25.342 37
    9 クリスチャン・マンセル Rodin Motorsport 1:26.042 54
    10 ルーク・ブラウニング Hitech TGR 1:26.129 19
    11 アレクサンダー・ダン Rodin Motorsport 1:26.133 47
    12 ジョン・ベネット Van Amersfoort Racing 1:26.149 42
    13 シアン・シールズ AIX Racing 1:26.220 57
    14 ジョシュア・ドゥルクセン AIX Racing 1:26.544 57
    15 セバスチャン・モントーヤ PREMA Racing 1:28.701 50
    16 ガブリエレ・ミニ PREMA Racing 1:28.905 50
    17 宮田莉朋 ART Grand Prix 1:28.990 75
    18 ビクター・マルタンス ART Grand Prix 1:29.178 75
    19 ジェセップ・マリア・マルティ Campos Racing 1:29.734 36
    20 クッシュ・マイニ DAMS Lucas Oil 1:30.171 38
    21 ジャック・クロフォード DAMS Lucas Oil 1:30.239 44
    22 アービッド・リンドブラッド Campos Racing 1:30.316 51
  • 宮田莉朋 ARTグランプリで2年目のF2参戦「経験が自信をつながっている」

    宮田莉朋 ARTグランプリで2年目のF2参戦「経験が自信をつながっている」

    宮田莉朋は、2025年にARTグランプリと新たに契約を結び、昨年ルーキーシーズンを終え、FIAフォーミュラ2での2年目のレースシーズンに向けて準備を進めている。

    宮田莉朋は、新しいマシン、選手権、大陸、そしてヨーロッパのレースチームの仕組みを学びながら、経験を積んだ。2025年にはARTグランプリへの移籍に手応えを感じており、新しいチームとともに1年分の経験の恩恵をすでに感じていると語っている。

    「まず、ARTに感謝したいです。チームにとても歓迎されていると感じています。昨年は僕にとってヨーロッパでのレース初年度だったので、とても大変でした。良い結果を残すこともありましたが、新しいサーキットやタイヤには常に苦労しました。レースの80%は初めて走るトラックでした」

    「アブダビでのレースの後、ARTは僕に多くの情報を与えてくれました。ロングラン、タイヤなど、すべてです。だから、ARTにはとても感謝しています」

    昨年12月のヤス・マリーナ・サーキットでのポストシーズンテストについてさらに詳しく語った宮田莉朋は、2023年のキャンペーン終了後に初めてF2マシンを運転した1年前と比較して、大きな違いを感じることができたと語った。

    宮田莉朋 FIAフォーミュラ2選手権F2での1年間の経験を経て、宮田ははるかに快適になったと語る。

    宮田莉朋は、コース上でのF2カーについてできる限り学ぶ必要があったが、マシンから降りた後も自信が持てるようになった。英語力を向上させ続けているため、メカニックやエンジニアとのコミュニケーション能力が向上し、F2ドライバーとしての初期の頃と比較して成果が現れている。

    宮田莉朋は、ARTへの移籍は、レースとタイトル獲得の経験という大きなプラスになると語る。

    「僕にとってはとても良いテストでした。レース後にトラックで走った後の3日間。2023年にテストは行ったけど、あのトラックは初めてだったし、F2カーを運転するのも初めてでした。当時はすべてが新鮮でした」

    「ARTで多くのことを学びました。F2で1シーズンを経験し、ヨーロッパのチームで働いた今、本当に有益なテストでした。ヨーロッパのチームで働き、ヨーロッパでレースをしたことで、自分のキャリアに自信が持てるようになりました」

    「最も困難だったのは、言語を習得することでした。今年はフランスのチームで走ることになりますが、幸いにも皆が英語を話します。でも、昨年、さまざまなアクセントや話し方を経験したことで、彼らに対してはるかに快適に感じ、コミュニケーションも容易になりました。これも昨年とは異なる点です」

    しかし、2025年のキャンペーンに臨むARTドライバーにとって最も大きな違いは、自信のレベルである。2024年に培ったすべての経験は、学ぶための素晴らしい基盤となり、マシン内外での快適レベルが向上したことで、今シーズンのアプローチも改善された。

    F2カレンダーのサーキットを学び、マシン自体、選手権の仕組み、第二言語での最善のコミュニケーション方法など、複数の項目にチェックを入れ、2025年の目標は勝利だ。

    「僕にとっては2年目になるので、レースウィークエンドごとに何をすべきか分かっています。英語は第二言語であり、日本にいるときと比べて生活スタイルも変えなければなりませんでしたが、2年目になる今はより快適に感じているので、自信につながっています」

    「今シーズンは昨年と同じカレンダーなので、すべてのサーキットを知っています。これは僕にとって非常に有利です。昨シーズンから多くを学ぶことができ、自信も深まっています。ARTは本当に素晴らしいチームで、GP2やF2で多くの勝利とチャンピオンシップを獲得しています。彼らを信頼しているし、彼らとともにレースに勝つための準備を整えるだけです」

  • 宮田莉朋 ハースでF1マシン初走行を完了「将来のために良い経験になった」

    宮田莉朋 ハースでF1マシン初走行を完了「将来のために良い経験になった」

    宮田莉朋は、ハースF1チームとのプライベートテストでF1マシンでの初走行を完了。「将来のために良い経験になった」と語った。

    ハースF1チームは、1月15日と16日の2日間にわたってスペインのヘレス・サーキットでプライベートテストを実施。トヨタとの提携によってチーム初のTPC(旧車テスト)が実現した。

    テストでは、2025年のハースF1チームのレギュラードライバーであるエステバン・オコンとオリバー・ベアマンとともに宮田莉朋がチームの2023年F1マシン『VF-23』を走らせた。

    「ハースと初めてのF1走行テストを完了しました」と宮田莉朋はコメント。

    「これは大きなステップですし、僕にとって大きな夢が叶いました」

    「本当に楽しかったし、F1走行、そして、ハースとの作業を本t9応に楽しむことができました」

    「F1は本当にアメージングなクルマだし、夢のようなクルマです。僕にとってすべてが本当に驚きでした」

    「でも、これは本当に良い機会です。そして、この機会は将来のために良い経験になったと思います」

    「改めてハースに心から感謝しています。またモリゾウさんとトヨタ・ガズー・レーシングにも感謝しています」

    「またすぐにF1マシンをドライブできることを願っています」

  • トヨタ ハースF1チームに最初の貢献 旧車テストの実現と宮田莉朋の参加

    トヨタ ハースF1チームに最初の貢献 旧車テストの実現と宮田莉朋の参加

    トヨタは、今週、ヘレスで行われる初のプライベートテストプログラムでハースF1チームに初めて具体的な貢献を行うことになる。

    トヨタのジュニアドライバーである宮田莉朋が、ハースF1チームの2025年ドライバーであるエステバン・オコンとオリー・ベアマンとともにテストに参加することは、トヨタとハースの明白なつながりを示すものだ。

    そして、このテスト自体はトヨタの関与なしには実現しなかっただろう。これは、マシンに貼られたステッカー以上の、ハースF1チームにとって初の大きな利益となる。

    昨年、トヨタ・ガズー・レーシング(TGR)との提携を発表したとき、2009年末に自社のワークスチームを解散して以来、トヨタが公式にF1に直接関与するのは初めてのことだった。

    トヨタのブランドは、アメリカGPの週末からハースのF1マシンに表示され、ハースF1チームは昨年のシーズン後のアブダビテストでトヨタのWECドライバーである平川亮を走らせた。

    ハースF1チーム 平川亮

    この時点で、ハースF1チームとトヨタの発表から2ヶ月が経過していた。しかし、ハースF1チーム代表の小松礼雄はその週末、利益はまだずっと先のことだと明言した。そして、何らかの成果があったとしても、この提携はハースF1チームの生産性を低下させるものであり、提携を軌道に乗せるために時間と労力がかかっていると述べた。

    トヨタとの契約が2024年のハースF1チームの好調に貢献したかどうかを尋ねられた小松礼雄は「そのようなことがどれほどの速さで影響を及ぼすと思いますか?発表した翌日にパーツがマシンに搭載されると思いますか?いいえ、違います」と語った。

    「ある意味で、そういったコラボレーションには時間がかかります。現時点(2024年12月)では、プロジェクトを実際に立ち上げるなど、まだ初期段階にあります」

    「つまり、実際には落ち込み期にあります。なぜなら、我々たちはまだ和を増やしていないが、プロジェクトを立ち上げなければならないからです。人々はもっと多くの仕事をしています」

    「まだ恩恵を実感できる段階にはほど遠いです。実際、現時点ではさらに忙しくなっています」

    「これは一時的な落ち込みの段階であり、通常のことです。この段階を脱して安定化できる段階に移行する必要がありますが、それには数か月かかると思います」

    「コース上での効果を実感するには、少なくとも1年はかかるでしょう」

    ハースF1チーム 小松礼雄

    最初の成果
    運用面では、ベアマンが水曜日に、オコンが木曜日にドライブすることで、すでに成果が現れ始めている。 また、宮田莉朋も毎日、一定時間ドライブすることになっている。

    2016年にグリッドに加わって以来、ハースF1チームがプライベートテストを実施できるのは今回が初めてだ。 これまで、F1の「旧車マシンテスト(TPC)」ルールを利用するには、金銭的にも人的にもコストがかかり過ぎた。

    トヨタとの契約により、その状況は一変した。昨年、小松礼雄は、この契約により、ついにハースF1チームがそれを実現できると明言しており、彼らは時間を無駄にすることなく、プログラムをまとめ上げた。

    2023年のハースF1チームにオコンとベアマンを迎え入れ、プレシーズンテストに臨むことは、先手を打つチャンスとなる。

    エステバン・オコンはアルピーヌからの移籍後、シーズン後のテストに参加した後も順応を続けることができる。また、オリバー・ベアマンは昨年、リザーブドライバーとしてF1で2回レースを経験しており、チームとすでに一緒に走っている。

    両者とも、2025年のエンジニアリングチームに初めて参加することになり、これは有益な利点である。そして、宮田莉朋は初めてF1を走ることになる。つまり、これはハースとトヨタにとってウィンウィンの関係だ。

    TPCプログラムは、この契約により最終的に英国のバンベリー本社に設置が許可された最初のドライバー・イン・ループ・シミュレーターと同様に、ジュニア・ドライバーをこうしたプログラムに組み込むことができるため、チームとしてのハースとパートナーとしてのトヨタの両方に具体的な利益をもたらすものである。

    シミュレーターは長期的なプロジェクトとなり、TPCの実行にはかなりの費用がかかることが予想される。ハースF1チームはできる限りのことを行うつもりだが、具体的な計画は未定である。それ以外にも、昨年小松礼雄が示唆したように、開発項目や生産時間におけるハースの技術的能力の向上は、シーズン終盤に効果が出てくる可能性があり、2026年型マシンの開発にも役立つはずだ。2026年型マシンは、マシンとエンジンのルールが一新され、来年1月にテストが開始されることを考えると、設計と製造の両面で非常に大きな取り組みとなる。

    宮田莉朋

    トヨタの計画
    トヨタのF1ドライバー候補としては、昨年マクラーレンに在籍し、現在はアルピーヌのテスト兼リザーブドライバーである平川亮は、現実的なF1ドライバー候補とは言えない。宮田莉朋はそうかもしれない。

    2023年のスーパーフォーミュラとスーパーGTのダブルタイトル獲得を含む、日本国内での複数のチャンピオン経験を持つ宮田莉朋は、昨年、母国以外のレースに転向した厳しいルーキーイヤーとなったフォーミュラ2(19位)と、ヨーロッパ・ル・マン・シリーズでの優勝、そしてLMP2カテゴリーでのル・マン24時間レースデビューを両立させた。

    また、世界耐久選手権ではトヨタのリザーブドライバーも務めた。平川亮と同様、トヨタはF1とのつながりを作ることで、有望なスポーツカーチームのひとつを強化しようとしているのかもしれないが、宮田莉朋には時間と機会がある。

    宮田莉朋をF1計画に組み込むことは、パートナーシップの詳細をエスカレートさせるよりも、ハースF1チームとトヨタにとってはるかに可能性の高い前進である。

    現時点では、両者は技術提携の初期条件に満足しているが、最適化には時間がかかり、将来的には進化する可能性もある。

    トヨタとTGRは、現時点ではF1チームの運営や所有、あるいはエンジンサプライヤーへの転向を計画していない。他のメーカーがたびたび関わってきたように、技術的な研究は継続しており、2026年に始まる次のエンジンサイクル以降のF1がどのような方向に向かうかを見守っているが、それだけだ。

    トヨタがゼロから独自のフルプログラムを再び立ち上げる可能性は低い。パートナーシップの拡大やチームの買収が、最終的にはより現実的な選択肢となるかもしれない。ハース/TGRの契約は、理想的な第一歩であり、より壮大な何かへの第一歩となるポテンシャルを秘めている。

    しかし、それは依然として多大なコミットメントを必要とするだろう。ハースF1チームのモデルは、エンジンやギアボックスだけでなく、フェラーリからの広範囲にわたる供給に依存している。それを変えるには、チームとファクトリーへの多額の投資と再編が必要となる。

    これは、仮に、将来的にトヨタのワークスチームとなり、TGRのような組織とさらに広範囲にわたるパートナーシップを結ぶことにも当てはまる。

  • 宮田莉朋のF1マシン初走行が決定 ハースF1マシンが初の旧車テストを実施

    宮田莉朋のF1マシン初走行が決定 ハースF1マシンが初の旧車テストを実施

    ハースF1チームは、今週スペインのヘレル・サーキットでチームとして初めてTPC(Testing of Previous Cars/旧車テスト)を実施。2025年のドライバーラインナップに加え、トヨタにの宮田莉朋がVF-23を走らせる。

    テストは2日間にわたって行われ、1月15日(水)にはハースF1チームと新たに契約したオリー・ベアマンが2年落ちのマシンを運転し、スペインのサーキットで周回を重ねる。

    F1で8年間、ハースF1チ-ムは一度もTPCテストを実施したことはなかったが、新たなスポンサーの参入や、高い実績を誇るトヨタ・ガズー・レーシングとの緊密な技術提携により、2024年までにリソースが増加した。

    トヨタの影響力はテストにも反映され、オリバー・ベアマンが降りた後の午後に宮田莉朋がVF-23を運転する。

    木曜日には、宮田莉朋が再び午後に運転し、元アルピーヌのドライバーであるエステバン・オコンが午前中に運転し、ハースF1チームでの生活に慣れる。

    宮田莉朋は今シーズン、ARTのフォーミュラ2チームでドライブすることになっており、スーパーGTのGT500クラスとスーパーフォーミュラで2023年のチャンピオンシップ優勝を果たすなど、素晴らしい実績を誇っている。

    TPC は、チャンピオンシップの前年の暦年より前の 3暦年のいずれかの技術規則に準拠するように設計および構築された車両を使用して、今回のようなプライベート テストに F1 チームが参加することを許可している。

    つまり、2025年には、使用できる最も新しいマシンは2023年マシンであり、ハースはVF-23を使用する。

    TPCでは、新パーツやテストパーツ、センサーの使用は認められておらず、そのマシンが使用されたシーズン中の1つ以上のレースで取り付けられた計器やセンサーを使用して走行しなければならないというルールがある。

    ハースF1チームは、2024年のF1コンストラクターズランキングで58ポイントを獲得して7位となった。この結果は、F1のトップチームが行う支出に十分な資金調達を確保するのに十分である。

    「我々の目標は、来年の予算上限に達することです」とチーム代用である小松礼雄は、アブダビでのシーズン最終戦でメディアに語った。

    「それもまた別の問題です。ハースは予算上限に達したことは一度もありません。競争力を維持するにはどうすればいいのか? 競争力を真剣に考えるのであれば、予算ギャップに達しなければなりません。だから、それが我々の目標です」

    ハースF1チーム 宮田莉朋

    ハースF1チームは当初の目標であったランキング8位を上回り、アルピーヌに7ポイント差で6位と、あと一歩のところまで迫った。小松礼雄は、この結果に対するハースの反応は有益だと考えている。

    「6位になれなかったことに失望しているのは、とても良いことだと思います」と小松礼雄は語る。

    「なぜなら、シーズン当初に言ったように、我々の公式な目標は8位だったからです。当たり前のことですが、8位になるには2チームに勝たなければなりません」

    「とにかく『我々は一体どのチームに勝てるだろうか?どの2チームに勝てるだろうか?』と考えていました。昨年の惨事から立ち直り、過去4年間で、我々は9位、10位、8位という成績しか残せていませんでした。だから、8位になるのは大変な挑戦でした」

    「でも、今年、我々は、チームとしては間違いなく最小規模だったにもかかわらず、チーム一丸となって取り組めば、このような結果を出せるということを示せたと思います。これは、チームの全員が誇りに思っていいことだと思います」

  • 宮田莉朋 2025年はARTグランプリからF2に参戦

    宮田莉朋 2025年はARTグランプリからF2に参戦

    宮田莉朋が2025年にARTグランプリに移籍してFIAフォーミュラ2選手権での2シーズン目を迎えることが発表された。宮田莉朋は、今シーズンでルーキーイヤーを終え、シーズンを通して8回のポイントフィニッシュを記録した。

    宮田莉朋は2023年にスーパーフォーミュラとスーパーGT GT500のタイトルを獲得した後、フォーミュラ2に参戦した。

    それ以前には、TOYOTA GAZOO Racingのドライバーとして、全日本F4選手権とスーパーフォーミュラ・ライツシリーズで勝利を収め、2020年と2017年には両カテゴリーでタイトルを獲得した。

    ARTへの移籍について、宮田莉朋は「フォーミュラ2でこれほどまでに成功を収めているチームに加わることを非常に楽しみにしています」と語った。

    「2025年のFIAフォーミュラ2シーズンにARTグランプリから参戦することを発表できることを嬉しく思います。フォーミュラ2で再びレースができる機会を与えてくださったモリゾウさん(豊田章男氏)をはじめとするTGRの皆様に心から感謝しています」

    「また、僕を受け入れてくれたARTグランプリにも心から感謝しています。ARTグランプリはモータースポーツ界の名門チームであり、その一員として戦えることを光栄に思うとともに、とてもワクワクしています。2024年シーズンで学んだことを活かし、モリゾウさん、TGR、ARTグランプリと共に全力を尽くします。2025年シーズンも引き続き応援をよろしくお願いします」

    ARTチーム代表のセバスチャン・フィリップは「2025年のフォーミュラ2シーズンに向けて、宮田莉朋をARTグランプリに迎えることができ、非常に嬉しく思っている。F2での経験とシングルシーターレースでの素晴らしい結果を持つ莉朋は、この挑戦に必要な資質をすべて備えている。我々は彼と協力し、今シーズンの彼の目標達成をサポートできることを楽しみにしている」

  • 宮田莉朋 FIA-F2 第11戦モンツァは健闘を見せるもペナルティで入賞ならず

    宮田莉朋 FIA-F2 第11戦モンツァは健闘を見せるもペナルティで入賞ならず

    FIA-F2の第11戦がイタリアのモンツァで行われ、TGR WECチャレンジプログラムから同シリーズに参戦している宮田莉朋は、公式練習で4番手と好調な滑り出しを見せるも、予選は17番手。スプリントレースでは終盤追い上げ13位。フィーチャーレースは9位まで順位を上げチェッカーを受けたが、レース中のペナルティでタイムを加算され、14位という結果に終わった。

    8月30日(金)から9月1日(日)にかけて、イタリアのモンツァ・サーキットで2024年FIA-F2第11戦が開催された。FIA-F2には今季TOYOTA GAZOO Racing(TGR) WECチャレンジプログラムのドライバーである宮田莉朋がロディン・モータースポーツからフル出場している。

    7月末の第10戦以来、1か月強のサマーブレイクを経てFIA-F2が再開された。全14戦で争われている今季の同シリーズも、今大会を含め残すところ4戦となった。今季FIA-F2とELMS(ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ)に参戦している宮田莉朋は、一足先に前週ベルギーのスパでELMS第4戦に出場しており、サマーブレイク明け早々2週連戦の忙しいスケジュールとなる。

    今大会の舞台となるモンツァは、100年以上前からF1イタリアGPが行われてきた伝統のコース。フェラーリの地元であり、多くの熱狂的なファンの皆様が集まる。森の中を抜ける、昔ながらの超高速サーキットで、今大会の前に路面も全面再舗装されており、エキサイティングなバトルが展開された。

    宮田莉朋はデビューイヤーのFIA-F2序盤戦、中東の開幕戦と豪州の第3戦でポイント獲得を果たした。舞台が欧州へ移ってからは、初めてのサーキットで走行時間も限られる中、毎戦着実に経験を積みながら随所で光る速さを見せており、サマーブレイク前の第9戦ブダペスト、第10戦スパと連続でフィーチャーレース後半の追い上げを見せて2戦連続のポイント獲得を果たしている。

    宮田莉朋

    【予選】
    8月30日(金)午後4時2分より30分間の予選が行われた。好天の下、気温は34度、路面温度も50度を超える暑さの中で激しいアタックが繰り広げられた。

    各車開始5分ほどを経たところでコースインするも、10分過ぎにコースオフ車両により赤旗中断。残り16分で再開されると、全車一斉にコースへ向かい、午前中の公式練習で4番手と好調さを見せた宮田莉朋は、この時点でのセクター2のベストタイムを刻むも、また別の車両が飛びだして赤旗中断。宮田はこのアタックを完遂できなかった。

    この2回目の赤旗からは残り6分で再開となり、各車最後の一発アタックへ向けコースイン。宮田莉朋は1分32秒896でその時点での9番手につけるも、その後ライバル勢も次々にタイムを更新して行き、ポールポジションから0.736秒遅れの17番手グリッドとなった。

    宮田莉朋 FIA フォーミュラ2選手権

    【スプリントレース】
    31日(土)、この日も気温33度、路面温度49度という暑さの中で午後2時15分より21周で争われるスプリントレースが行われた。

    スタート直後のストレートで、後続集団の接触により多重クラッシュが発生。いきなりセーフティカー導入の波乱の幕開けとなりました。宮田莉朋は目の前で発生したクラッシュを上手くかわし、13位へとポジションアップ。

    4周目に再スタートが切られると、宮田莉朋はライバル勢との激しい順位争いを展開。一時は17位までポジションを落とすもその後は周回毎にライバルをかわして順位を取り戻して行った。

    14周目に15位まで上がった宮田莉朋は、さらにペースを上げて前車との差を詰めていき、18周目に14位へ浮上。その後、上位車両が1台スローダウンしたことで、13位でチェッカーを受けた。

    【フィーチャーレース】
    9月1日(日)のフィーチャーレースは午前10時5分と早い時間からのスタートで、気温は29度、路面温度35度とやや過ごしやすいコンディション。

    この日もスタート直後、1コーナー進入で接触があり、1周目からセーフティカーが導入された。

    宮田莉朋はこの混乱を避ける形で18位へ後退。3周目に再スタートが切られ、1列に連なっての周回が続いたが、タイヤ交換義務消化が可能となる6周目を終えると、オプション(スーパーソフト)タイヤを装着している上位勢がピットへ向かった。

    上位勢がピットインしたことで、宮田莉朋は9位へとポジションアップ。8周目、宮田はさらに上位を目指すも、第1シケインで僅かに前車に接触し、この車両がスピン。2度目のセーフティカー導入となった。

    このタイミングで宮田莉朋らもピットイン。宮田もオプションタイヤからプライム(ミディアム)タイヤへと交換した。

    11周目に再スタートが切られ5台がピット未消化の状態で宮田莉朋は12位を走行。3戦連続でのポイント獲得の期待が高まった。

    しかし、先の接触で宮田にレース結果+10秒のペナルティが科されることに。また、再スタート後の混乱の中でコースオフを喫した宮田は、コースへ復帰したもののその際に定められたルートを通過しなかったとしてさらに5秒プラスのペナルティ。

    ペナルティを科されることになったものの、宮田莉朋はライバルとの激しいバトルを繰り広げ、14周目、15周目と前車をパスして9位へポジションアップ。

    その後も激しいバトルを繰り広げ、宮田は9位でチェッカー。しかし、15秒のペナルティを加えられたことで、レースは14位という結果となった。

    宮田莉朋 F2

    宮田莉朋
    結果は厳しいレースとなってしまいましたが、初めての走行でもフリー走行では上位にいくことができましたし、何かつかめさえすれば良いレースにできたと思います。今週末得られたことをまたしっかりと振り返って、次戦のバクーに挑みたいと思います。モンツァは高速サーキットでありながらもブレーキが非常に重要なコースで、やはり日本にないコースレイアウトですし、自分にとっても新たな発見ができました。この経験も今後のキャリアに活かしていきたいと思います。