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  • ルイス・ハミルトンは「MotoGPチーム買収に関心を示している」とF1オーナー

    ルイス・ハミルトンは「MotoGPチーム買収に関心を示している」とF1オーナー

    F1で7度のワールドチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンが、MotoGPのチーム買収に関心を示していると、リバティメディアのCEOであるグレッグ・マフェイが語った。

    4月、リバティメディアが1992年よりMotoGPを所有するスペインの企業、ドルナ・スポーツの株式の86%を取得することが発表された。

    この取引額は42億ドル(約5970億円)と評価され、残りの株式はMotoGPの経営陣が保有することとなった。8月には、リバティメディアは購入資金としてF1の8億2500万ドル(約1170億円)の株式を売却することを確認した。

    MotoGPの買収により、リバティメディアは2016年にF1を買収して以来、自動車レースで成し遂げてきたように、オートバイレースの頂点を革新するチャンスを得ることになる。

    リバティメディアは、F1世界選手権のブーム期を監督し、その魅力は過去最高に達し、価値と収益源を増大させ、MotoGPへの進出に多くの関心が寄せられるようになった。

    「MotoGP買収の発表後、すぐに人々が電話で『チームを買いたい』と言ってきた。その中にはルイス・ハミルトンのような人物もいた」と、マッフェイはゴールドマン・サックスのコミュニカピア・テクノロジー会議で語った。

    「なぜか? 彼らはF1で起こったことを目の当たりにし、それに追随したいと考えたからだ」

    「大手ディストリビューターから電話があり、『参加したい』と言ってきた。残念ながら、EUの承認が下りるまではその件について話すことはできないと彼らに伝えるしかなかったが、承認が下りたらぜひ話をしたいと思っている」

    「リーグレベルであれば、そうした変化を活用できるチャンスがあると思う」

    「チームレベルでは、一般的にチームのキャッシュフローは良くない。必ずしもそうとは言えない」

    「NFLチームのキャッシュフローはかなり良いが、一般的に、キャッシュフローは本当に大きな倍数であり、我々は依然としてキャッシュフローを望むあまりに伝統的だ」

    「しかし、それに加えて、力学を変え、舞台を設定し、望むことを行う能力は、はるかに優れており、はるかに容易で、より管理しやすい」

    「それでも時間はかかるが、リーグレベルでは実現できる。ある意味、チームレベルでは非常に難しい」

    ルイス・ハミルトン ロードレース世界選手権グレッグ・マッフェイ / リバティメディアCEO

    F1の所有権は、リバティメディアに変化を促し、特に米国において新たなファン層を開拓する機会を与えたことは確かである。

    そして今、MotoGPでも同じような魔法をかけようとしている。マッフェイは、同様の計画を実行に移す準備ができている。

    「MotoGPは、何と言っても、信じられないほどエキサイティングなプロダクトだ。レースを見たことがある方はどれほどいるか分からないが、時速350キロで走るバイクが6インチ(約15センチ)の距離で走っているのを見ると興奮する」

    「残念ながら、アメリカ合衆国および世界ではあまり知られていない。アジアやその他の地域では関心があるが、中心となっているのはスペインとイタリア、そしてある程度フランスだ」

    「それを拡大する機会…我々は、ストーリーを語り、人間味を持たせ、単に車や技術だけでなく、ドライバーが何をしているか、舞台裏で何が起こっているか、それらのストーリーを語り、世界がその広がりを理解できるようにすることで、F1で何ができるかを見てきた」

    「しかし、スクリーンに表示されるものの改善など、ファンがストーリーをより理解できるようにするための取り組みも数多く行った。これらはすべて、ここで支援できることだ」

    リバティメディアの監督下で、米国でのF1レースの数は、オースティンでのアメリカグランプリのみから、マイアミグランプリとラスベガスグランプリもカレンダーに加えられた。マッフェイはMotoGPでも同様の成長を米国で目指している。

    「率直に言って、米国での成長だ。オースティンで1レースが行われているが、テレビ放映権料などは比較的控えめだ」

    「それを改善するチャンスがある。おそらく米国で2レース目を行うチャンスだ」

    「それらすべては、F1でおなじみの興味深いものであり、ここでも再現できることを期待している」

  • 中上貴晶 2024年MotoGPを戦うLCRホンダのカラーリングが公開

    中上貴晶 2024年MotoGPを戦うLCRホンダのカラーリングが公開

    中上貴晶とヨハン・ザルコが2024年のMotoGPを戦うバイクをホンダのサテライトチームであるLCR Teamが披露した。

    例年のように、LCRは2024年のMotoGPマシンのカラーリングについて、2台のサテライトホンダR213Vのうち1台はカストロールのカラーを、もう1台は日本の石油会社である出光のカラーを採用するというスプリットアプローチを採用した。

    LCRは木曜日の朝、カストロールのおなじみの緑、白、赤の外観を備えた2台のバイクのうちの最初の1台を公開し、ザルコもチームの2024年用ギアを着て正式に登場した。

    中上貴晶が再び乗る出光支援の2台目のバイクは、午後遅くのオンラインプレゼンテーションで明らかになった。

    どちらのカラーリングも前年と比較してわずかに調整されており、ザルコのバイクにはストライプパターンが採用されている。

    ヨハン・ザルコ MotoGP ロードレース世界選手権CASTROL Honda LCR

    LCRは、フランコ・モルビデリの代わりにファクトリー・ヤマハ・チームに移籍したアレックス・リンスの驚異的なパフォーマンスに続き、オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズでホンダの2023年MotoGPシーズン唯一の勝利を収めた。

    LCRにおけるリンスの地位は、ドゥカティでの3年間の勤務を経て今年ホンダに加わったザルコに引き継がれた。

    ザルコは、2023年フィリップアイランドでついにMotoGP初勝利を収めた。彼の経験は、長期間低迷していたホンダをチャンピオンシップの最前線に導く上で役立つだろう。
    一方、中上貴晶はホンダの唯一のサテライトチームで7年目を迎え、継続性をもたらしている。

    中上貴晶 MotoGP ロードレース世界選手権IDEMITSU Honda LCR

    中上貴晶は、2023年のランキングでホンダの2023年のランキングで20回のレース週末で56ポイントを獲得し、ファクトリーエントリーのRC213Vで6回チャンピオンに輝いたマルク・マルケスに次ぐ2番目に成績の良いライダーとなった。

    中上貴晶とヨハン・ザルコは、2024年シーズンが3月10日に中東のカタールでスタートする前に、来週カタールで行われる最後のプレシーズンテストに参加する。

  • ホンダ 30年ぶりにカラーリングを刷新した2024年MotoGPバイクを披露

    ホンダ 30年ぶりにカラーリングを刷新した2024年MotoGPバイクを披露

    ホンダは2024年のMotoGPに向け、タイトルスポンサーであるレプソルの有名なオレンジ色に加え、独自のコーポレートカラーをバイクに取り入れた、まったく新しいカラーリングを採用した。

    レプソルがホンダと初めて手を組んだのは1995年のことで、その有名なオレンジカラーはモーターサイクルレースの歴史において最もよく知られたカラーのひとつとなった。

    レプソルとホンダは長年にわたるパートナーシップの30年目を迎えているが、スペインの巨大石油会社は、マルク・マルケスのグレッシーニ・ドゥカティへの移籍を受け、その関与を縮小している。

    これにより、ホンダは30年ぶりにMotoGPのカラーリングを大きく変更し、RC213Vのレプソルブランドを減らし、HRCの赤、青、白のカラーを採用した。

    HRCとレプソルのハイブリッドカラーは、火曜日にマドリッドで開催されたレプソル主催のイベントで、2024年仕様のRC213Vを発表する際にホンダによって披露された。

    スペインでの発表会には、2020年チャンピオンのジョアン・ミルとルカ・マリーニが、ホンダの経営陣とともに出席した。

    ホンダ・レーシング MotoGP ロードレース世界選手権

    2024年はホンダにとって重要な年であり、MotoGPで現代の成功を築いた6度のチャンピオン、マルケス不在の生活が始まる。ホンダは後任としてVR46からマリーニを雇い入れ、2022年チャンピオンのミル(ポル・エスパルガロの後任として昨年チームに加入)が復活の指揮を執ることになった。

    ホンダは冬の間にRC213Vマシンを大幅にオーバーホールし、MotoGPで再びトップランナーになることを目指して、トップからボトムまで全面的な刷新を行った。

    ライダーたちからの最初の反応は圧倒的にポジティブで、ミルやマリーニ、そしてプラマックから加入したヨハン・ザルコまでもが、オーバーホール後のマシンが以前のマシンよりも一歩進んでいることを明らかにしている。

    しかし、ホンダの前途に待ち受けている課題の大きさを理解しているわけではなく、ミルはカタールでの新シーズン開幕までにホンダの運命を完全に好転させることはできないと認めている。

    ホンダは2023年、オースティンで開催されたアメリカGPでLCRライダーのアレックス・リンスによる1勝を挙げただけだった。HRCのファクトリーチームは、地元もてぎでマルケスが表彰台を獲得したのみだった。

    HRC ホンダ・レーシング MotoGP ロードレース世界選手権

  • MotoGP:ホンダの新カルテットが2023年シーズンの準備に着手

    MotoGP:ホンダの新カルテットが2023年シーズンの準備に着手

    MotoGPの2023年シーズンの始まりを告げる今季最初の公式テストが、2月10日から12日までの3日間、マレーシアのセパン・サーキットで行われた。昨年は、新型コロナの感染防止対策を施し、20年の2月以来、2年ぶりにセパンでテストが行われた。今年はコロナ禍以前のように通常どおりテストが実施され、MotoGPクラスの全チームが参加した。

    ホンダ勢は、Repsol Honda TeamとLCR Hondaの2チーム4選手がテストに参加した。Repsol Honda Teamは、これまで6回タイトルを獲得しているマルク・マルケスと20年のチャンピオンで今季新加入のジョアン・ミル、LCR Honda CASTROLからは新加入のアレックス・リンス、LCR Honda IDEMITSUからは6年目のシーズンを迎える中上貴晶が参加した。

    セパン・サーキットは、1999年に完成。マレーシアGPの会場になるだけでなく、一年中、温暖な気候のために、ウインターテストの舞台として定着した。セパン・サーキットの特徴は、長い2本のストレートとバラエティに富んだコーナーが続き、MotoGPマシンのテストには最適のコース。大幅に改良された23年型RC213Vを初めてライディングした4選手は、3日間にわたって多くのメニューをこなした。

    昨今のMotoGPは、コーナーからの加速とコーナリング時のグリップを向上させるダウンフォースの空力特性がますます重要になっている。RC213Vには、ホンダがF1やSUPER GTで培ってきた四輪の技術が活かされている。

    2月17日(金)に30歳の誕生日を迎えるマルケスは、オフシーズンに十分なトレーニングをこなした。そのため、20年7月にスペインのヘレスで骨折した右腕は、本来のパワーを発揮できるまでに回復してきた。昨シーズンは、RC213Vが直面する問題に苦しんだが、その問題が解決すれば、MotoGPクラスで7度目となるタイトル獲得が現実味を帯びてくる。

    今回のテストでマルケスは3日間で149ラップをこなした。比較用の22年型マシンと23年型プロトタイプ3台の合計4台でテストは始まったが、テスト最終日には1台のマシンに集中し、いい方向性を見出すことができた。

    初テストを終えて、マルケスは、トルクが向上しコーナーの立ち上がりもよくなった新型RC213Vのエンジンのパフォーマンスには満足しているが、トラクションとトップスピードのさらなる改善に取り組んでいる。最終日には1分58秒666をマークしてトップから1秒差に16台という接戦の中で10番手で今季初テストを終えた。今回は最速ラップを狙うのが目的ではなく、あくまでテストに集中した。

    HRCとRepsol Honda Teamのスタッフは、この3日間のデータを分析し、ポルティマオでのテストに向けてパフォーマンスを向上させる作業に入る。

    新加入のミルにとって、今回のテストの目的はRC213Vに慣れることだった。3日間で134ラップをこなしたミルは、トップから1秒差に16台という接戦の中、12番手で初テストを終えた。

    昨年8月にホンダと契約を交わしたミルは、シーズン終了後のバレンシアテストで1日だけRC213Vに乗ったが、マシンに完全に慣れるにはもっと時間が必要だった。この3日間、ミルはさまざまなセッティングを試し、速く安定したラップを刻むことを目標に取り組んだ。また、ブレーキングとコーナーの進入では、日を重ねる毎に速さを身につけ、ライディングを楽しめるようになった。

    LCR Honda CASTROLに新加入のアレックス・リンスは、これまでMotoGPクラスで5勝を挙げている。速くてスムーズなライディングが特徴的なリンスは、この3日間でコーナリングスピードを向上させたが、ブレーキングの安定性に課題を抱え、その向上に取り組んだ。3日間でリンスは149ラップをこなし、1分58秒932で19番手だったが、随所で速さを見せたことで、次回のテストで大きなステップを刻むことが期待される。

    MotoGPクラスで6年目のシーズンを迎える中上貴晶は、この3日間、23年型RC213Vでジオメトリーや車高を変えながら、セッティングに取り組んだ。マルケス同様、中上も新しいエンジンのキャラクターには手応えを感じており、次回のポルトガルテストでは、車体とのマッチングに挑む。

    HRCの新テクニカルディレクターである河内健は、今回のテストで初めてライダーと一緒に作業を行った。経験豊富な河内は、新型RC213Vのファインチューニングに取り組み、すでにライダーやスタッフと良好な関係を築いている。

    次回のテストは3月11~12日、開幕戦の舞台となるポルトガルのポルティマオで行われる。今年は8カ月間で21大会が開催される史上最多のシーズンであり、土曜日には本来のレース距離の半分で行われるスプリントレースが行われる。1大会2レース、シーズン42レースという長丁場に向けて、RC213Vのパフォーマンスを最大限発揮するためのテストが、引き続き行われる。

    マルク・マルケス(Repsol Honda Team)
    3日目はよりポジティブな1日になりました。今日は初めて小さな部分に取り組むことができました。これは一歩一歩速くなってきたときにできる作業です。しかし、テストはスケジュール通りに進めなければなりません。新しいアイテムや新しいことにトライし続けなければなりません。すべてをうまくオーガナイズし、3日間いい仕事をしてくれたチームに感謝したいです。今日はコンセプトをテストする重要な1日でした。やらなければならないことはすべてこなしました。そしてフィーリングもよくなりましたが、もっと前進していかなければなりません。

    ジョアン・ミル(Repsol Honda Team)
    今回は前進することができてうれしいです。毎日力強さを感じることができました。日毎に自分のマシンのように感じられるようになり、昨日よりもさらにうまく乗ることができました。これは重要なことです。Repsol Honda Teamは3日間を通して、とてもいい仕事をしてくれました。もっと前進しなければいけませんが、今回のテストは毎日、前に進むことができました。そして、目標に近づき、より快適になっていきました。僕もHondaスタイルに順応しつつあります。それを楽しく感じながら乗っています。3日間でたくさんのことを学ぶことができました。

    アレックス・リンス(LCR Honda CASTROL)
    全体的には、この3日間の進歩にとても満足しています。2日目は雨のために思ったほど周回をすることができませんでしたが、3日目はより多くの周回をこなすことができました。マシンはいいところもあるし、改善すべき点もありますが、フィーリングは概ね良好です。今日の午後はスプリントレースのシミュレーションを行いました。まだ明確なベースのセットアップがないにもかかわらず、かなり満足することができました。スプリント・シミュレーションのあと、エレクトロニクスのセッティングをいくつか試してみました。この結果、マシンに自信を持てるようになりました。まだやるべきことはたくさんあります。次のポルティマオで引き続き取り組みます。

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
    昨日は雨が降っていたので、予定通りにはいきませんでしたが、今日はウエットでもテストできたのでよかったです。最初の2日間は、23年型マシンのジオメトリーやライドハイトのセッティングをいくつか試しました。新しいマシンは昨年と比べて少し変化していますが、それほど大きな変化ではありません。23年型RC213Vのエンジンの第一印象は、22年より少しよくなっています。今はまだ、新しいマシンの純粋なポテンシャルを見つけるための段階なので、次のポルティマオではすべてをまとめたいです。

    ジョアン・ミル(Repsol Honda Team)アレックス・リンス(LCR Honda CASTROL)中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)

  • MotoGP | ホンダ、マルク・マルケスとの契約を2024年まで延長

    MotoGP | ホンダ、マルク・マルケスとの契約を2024年まで延長

    ホンダは、FIMロードレース世界選手権(MotoGP)の最高峰MotoGPクラスに、ワークスチーム「レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)」から参戦しているマルク・マルケス(27歳、スペイン出身)と、2021年からの4年間の契約更新に合意したことを発表した。

    マルケスは、2013年にHondaワークスチームのレプソル・ホンダ・チームからMotoGPクラスにRC213Vで参戦し、史上最年少でチャンピオンになった。

    翌2014年には開幕10連勝を含む、年間13勝を挙げ2年連続でチャンピオンを獲得。2015年はタイトルを逃したものの、2016年から4年連続でチャンピオンとなっている。なお、マルケスのMotoGPクラス通算成績は、ポールポジション獲得62回(史上1位)、通算56勝(史上3位)としている。

    マルク・マルケス
    「HRCとの契約の4年間更新について発表できたことを誇りに思います。2013年にHondaは、最高峰クラスをワークスマシンで闘うチャンスを与えてくれました。MotoGPクラスデビュー以来、Hondaとともに数々の勝利を得ました。今後もHondaファミリーの一員でい続けられることを光栄に思います。HRCの強力なサポートのおかげで、このパートナーシップを更新し、共通のゴールを追い続け、成功のストーリーを作り続ける自信があります」

    野村欣滋(株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長)
    「マルク・マルケス選手を、来年から4シーズンにわたり、引き続きワークスチームの一員として迎えられることを大変うれしく思っています。数カ月前からマルケス選手と話し合い、共に勝ち続ける意思を再確認いたしました。マルケス選手は2013年に最高峰クラスにデビューして以来、7年のうち6回チャンピオンに輝き、我々Hondaに数多くのタイトルをもたらしてくれました。唯一無比のチャンピオンですので、我々もそれに負けないよう応えていきます。このパートナーシップに自信を持っています。また今後とも関係者全員の成功を祈っています」

    マルク・マルケス プロフィール
    生年月日
    1993年2月17日

    出身地
    スペイン

    戦績
    2008ロードレース世界選手権デビュー、ロードレース世界選手権 125ccクラス 13位
    2009ロードレース世界選手権 125ccクラス 8位
    2010ロードレース世界選手権 125ccクラス チャンピオン
    2011ロードレース世界選手権 Moto2クラス 2位
    2012ロードレース世界選手権 Moto2クラス チャンピオン
    2013ロードレース世界選手権 MotoGPクラス チャンピオン
    2014ロードレース世界選手権 MotoGPクラス チャンピオン
    2015ロードレース世界選手権 MotoGPクラス 3位
    2016ロードレース世界選手権 MotoGPクラス チャンピオン
    2017ロードレース世界選手権 MotoGPクラス チャンピオン
    2018ロードレース世界選手権 MotoGPクラス チャンピオン
    2019ロードレース世界選手権 MotoGPクラス チャンピオン

    MotoGPクラス
    ・チャンピオン獲得:6回(2013年、2014年、2016年、2017年、2018年、2019年)
    ・参戦数:127回
    ・表彰台登壇回数:95回(優勝:56回、2位:29回、3位:10回)
    ・ポールポジション回数:62回
    ・最速ラップ獲得数:56回

    Moto2クラス
    ・チャンピオン獲得:1回(2012年)
    ・参戦数:32回
    ・表彰台登壇回数:25回(優勝:16回、2位:6回、3位:3回)
    ・ポールポジション回数:14回
    ・最速ラップ獲得数:7回
    125ccクラス(現Moto3クラス)
    ・チャンピオン獲得:1回(2010年)
    ・参戦数:46回
    ・表彰台登壇回数:14回(優勝:10回、3位:4回)
    ・ポールポジション回数:14回
    ・最速ラップ獲得数:9回

  • MotoGP | レプソル・ホンダ、2020年型『RC213V』のカラーリングを公開

    MotoGP | レプソル・ホンダ、2020年型『RC213V』のカラーリングを公開

    MotoGPに参戦するホンダのファクトリーチームであるレプソル・ホンダは2月4日(火)、インドネシアの首都ジャカルタで2020年のチーム体制を発表。最高峰クラス王者マルク・マルケスと中量級王者アレックス・マルケスが20年型のプロトタイプマシン『RC213V』のカラーリングを初公開した。

    11月下旬に手術を受けた右肩のリハビリに専念してきたマルク・マルクは「ここジャカルタに来て、チーム発表会に出席できることが嬉しい」とコメント。

    「ホンダと僕たちにとって、応援してくれる沢山のファンがいるインドネシアで発表会を開催することは大変重要だ。僕たちはプレシーズン、そしてシーズンのスタートに向けて集中している。今年もタイトル獲得に向けてファイトすることから、モチベーションは高い。20年シーズンも毎年のように厳しくなるだろう。ライバルたちは改善に取り組み、僕たちを破りに挑んでくるけど、最大の目標であるタイトル獲得に向けて闘うために、HRCの全スタッフたちと一緒に懸命に働こう。19年シーズンはとても良かった。終盤までタイトルを争い、レベルを高めるために、パフォーマンスの向上にトライしたい」

    2日間のシェイクダウンテストに参加したアレックス・マルケスは「チーム発表会に出席することを幸せに思う。エキサイティングだ。中量級からレプソル・ホンダへの昇格は喜びだ。全力を尽したい」とコメント。

    「現時点での目標は、ルーキー・オブ・ザ・イヤー。日々成長して、トラック上で戦闘力をステップ・バイ・ステップで高めることが最も重要だ。可能な限り準備を整えて、カタールに乗り込めるように懸命に働いていく」

    発表会には、HRC取締役レース運営室長の桒田哲宏、チームマネージャーのアルベルト・プーチ、ホンダの現地法人アストラ・ホンダ・モーター社長の井沼俊之も出席した。

    レプソル・ホンダは、インドネシアからマレーシアに移動。7日からのオフィシャルテストに参加する。

  • FIAとFIM、モータースポーツの安全性向上のために協力

    FIAとFIM、モータースポーツの安全性向上のために協力

    F1の統治機関であるFIA(国際自動車連盟)とMotoGPの統治機関であるFIM(国際モーターサイクリズム連盟)は、モータースポーツの安全性向上のためにタッグを組み、今後、多くの安全プロジェクトに取り組んでいくことを発表した。

    現在、2つの統治期間は、トラックリミット、縁石、アスファルトのランオフエリアを含めたサーキット使用のためのペイントの新たな規格を開発するために協力している。

    新たなペイント規格は、様々な条件下での摩耗特性や可視性など、多くのパフォーマンス基準を定義するものとなる。その結果、ウエットとドライコンディションの両方で突然グリップを失うことによる事故のリクスを含め、一貫して効果的を生んでいる。

    これはFIAとFIMが計画していく多くのコラボレーションプロジェクトの最初となり、サーキットや競技者の安全デバイスの共同作業など、関連する広範な研究プロジェクトを進めていく。

    FIA会長のジャン・トッドは「多くの安全プロジェクトにおいてFIMとのコラボレーションを実施できることは大きな喜びだ」とコメント。

    「2つの統治機関の安全性を結び付けることで、世界中のあらゆる種類のモータースポーツの基準を向上させることができる」

    FIM会長のホルヘ・ビエガスは「FIMとFIAは世界中のサーキットを共有している。安全基準への共同アプローチは、業界のためのプロセスを簡素化するだけでなく、世界中の競技者に最高レベルの安全性を保証する」

  • マルク・マルケス、MotoGPで4年連続6回目のチャンピオンを獲得

    マルク・マルケス、MotoGPで4年連続6回目のチャンピオンを獲得

    2019 FIM ロードレース世界選手権権シリーズ 第15戦タイGP(10月6日決勝)において、株式会社ホンダ・レーシングの契約ライダーで、レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)のマルク・マルケスが優勝。4年連続6回目のシリーズチャンピオンに輝いた。

    マルク・マルケスはHondaのワークスマシン「RC213V」を駆り、今シーズンの開幕戦で2位獲得、第2戦で優勝し4連覇に向け順調なスタートを切った。

    第3戦アメリカズGPでは表彰台を逃したものの、その後は優勝8回、2位4回とすべてのレースで表彰台に登壇する安定した戦績でポイントを獲得。全19戦で争われるMotoGPクラスにおいて、残り4戦を残しシリーズチャンピオン獲得を決定した。

    マルク・マルケスは、2013年にHondaワークスチームのレプソル・ホンダ・チームからMotoGPクラスにRC213Vで参戦し、史上最年少でチャンピオンになった。翌2014年には開幕10連勝を含む、年間13勝を挙げ2年連続でチャンピオンを獲得。2015年はタイトルを逃したものの、2016年から4年連続でチャンピオンとなっている。なお、マルケスのMotoGPクラス通算成績は、ポールポジション獲得61回(史上1位)、通算53勝(史上4位)としている。

    マルク・マルケス
    「今年もHondaとともに世界チャンピオンになることができて光栄です。2019年は自分にとって、最も一定したパフォーマンスが出せた一年です。必要な時に踏ん張ってこのレベルで戦えたのは、Honda、そしてチームの素晴らしい仕事のおかげです。世界選手権参戦60周年を迎えたHondaのためにMotoGPタイトルを獲得できたことを誇りに思います。関係者の皆様、そして今シーズンもずっと支えてくれたファンに感謝しています」

    野村欣滋(株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長)
    「Hondaにとって世界選手権参戦60周年の節目にあたる年に、MotoGPのチャンピオンを4年連続で獲得してくれた、マルケス選手の栄誉を称えたいと思います。ファンの期待に応える果敢なライディング、それを支える不断のトレーニング、彼のレースに取組む姿勢、全てに心から敬意を表します。チャンピオン獲得にあたって、最大限の努力をしてくれたチームスタッフ、そしてレース活動を支えてくれた多くのスポンサーと、世界中のMotoGPファンに感謝いたします」

  • MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    マルク・マルケスが優勝。4戦を残し王座確定
    マルク・マルケス(Repsol Honda Team)のタイトル王手で迎えた第15戦タイGPの決勝レースは、予選3番手のマルケスとPPスタートのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)との一騎打ちとなり、最終ラップに先行するクアルタラロをかわしたマルケスが今季9勝目を達成。同時に最高峰クラスで4年連続6回目のタイトルを獲得した。

    スタートから最終ラップまで、クアルタラロが先行、それをマルケスが追うという展開だった。2人のペースは1分31秒台前半のハイペースで、2人の差は、もっとも差が広がったレース中盤で0.6秒。後半の10ラップは、その差が0.2秒から0.3秒に接近した。

    そして最終ラップを迎える。前日、予選で転倒を喫し3番手に終わったマルケスは、「明日の決勝は優勝を狙う」とコメントしており、勝ってチャンピオンを決める意気込みだった。その言葉通り、最終ラップの3コーナーでクアルタラロをかわしトップに浮上。そしてチャーン・インターナショナル・サーキットで最大の勝負どころとなる最終コーナーでクアルタラロの逆転を許すが、クロスラインで立ち上がったマルケスが、0.171秒差で先着。今季9勝目を挙げてチャンピオンを獲得した。

    史上最年少優勝、史上最年少チャンピオン記録はもちろんのこと、これまで数々の記録を更新してきたマルケスだが、今年も多くの記録を樹立した。史上最年少26歳で最高峰クラス6回目のタイトル獲得、3クラス通算8回目のタイトル獲得など、多くの記録を塗り替えた。また、Hondaライダーでは、これまでミック・ドゥーハン氏の5回が最多獲得記録だったが、その記録も塗り替えた。

    シーズンは残り4戦。Hondaは、次戦日本GPではコンストラクターズタイトルに王手を掛けて挑む。さらにRepsol Honda Teamは、チームタイトルでもドゥカティとし烈な戦いを繰り広げており、今年も3冠を目指し、チーム一丸となって戦い続けることになる。

    予選14番手から好スタートを切った中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、2戦連続トップ10フィニッシュとなる10位でチェッカーを受けた。中上のマシンは、今大会からカーボンスイングアームを装着してレースに挑んでいる。今大会はアルミスイングアームとの比較テストを行いながらの走行だったが、ホームGPとなる次戦日本GPからは2台ともにカーボンスイングアーム仕様になり、ベストリザルトに挑む。

    予選13番手から決勝に挑んだカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、序盤、ブレーキのフィーリングに苦しみペースを上げられず17番手へとポジションを落としたが、その後、次第にペースを取り戻し、最終的に12位でチェッカーを受けまた。

    ケガから復帰4戦目となるホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)は、高い気温と路面温度に苦戦。ペースを上げることができなかった。イギリス、サンマリノ、そしてアラゴンと調子を上げてきただけに厳しいレースとなった。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「とてもうれしいです。今回は大きなアドバンテージがあり、タイトル獲得の瞬間がとても近いことを感じていました。でもモチベーションをキープするためのなにかを見つけなければなりませんでした。今日はそれがレースに勝つことだったし、その通りのレースをしました。ファビオはとても速かったです。でも、決してあきらめませんでした。レース中盤、彼が逃げていくように見えてるときも、あきらめませんでした。すばらしい形でタイトルを獲得しました。最終ラップもタイトルのことは考えていませんでした。Repsol Honda Team全員がパルクフェルメに集まったのは最高の気分でした。ファンクラブ全員がそこに集まってお祝いするのが夢です。毎年タイトル争いをするために、すべてを完ぺきにこなすことは簡単なことではありません。冬の間はケガをしてとてもたいへんでしたが、僕とチーム、そしてHRCでうまく乗りきりました。今はこの瞬間を少し楽しみたいと思います」

    中上貴晶(MotoGP 10位)
    「暑くて長いレースでした。後ろにバニャイアがいることはサインボードで知っていました。そして、ミスもなくしっかり走り切って10位でフィニッシュすることができました。前回のアラゴンGPも10位でしたが、全く違うレース内容でした。アラゴンは追い上げての10位、今回はいいスタートを切ってポジションをキープしました。日本GPに向けて、この2戦、いいレースができたと思います。今回使用したカーボンスイングアームは、劇的な変化はありませんが、より安定した走りが実現していると思います。スロットルワークに対して、リアタイヤのスライドが、リニアにライダーに伝わってきます。こういう厳しいコンディションのレースでは、効果があると感じました。今日は1分31秒台で走りたかったのですが、コンディションが厳しくなり、32秒台で走ることになりました。コンディションが厳しくなった分ペースが落ちたのですが、上位に進出するには、こういう状況でもしっかりセットアップを合わせていかなくてはいけません。次は日本GPです。シーズンを通してもっともモチベーションの高い大会となります。みんなに喜んでもらえるレースにしたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 12位)
    「今日の結果はあまりよくありませんし、序盤の5周はとても難しい走りを強いられました。スタートしたときにフロントブレーキに問題があり、その問題を抱えたままうまく走る方法を見つけなければなりませんでした。単独走行になりましたが、フィーリングがよくなってからは、追い上げられるようになりました。レース序盤にタイムをかなり落としましたが、そのあと自分のレースをしてなんとかポイントを獲得することができました。次の日本GPに向けて、チームも僕も前進しなければならないことは分かっています。タイトルを獲得したマルク・マルケスとHondaにおめでとうと言いたいです。次の日本が楽しみです」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 18位)
    「まずは、8度目のタイトルを獲得したマルクとRepsol Honda Teamにおめでとうと言いたいです。とてもすばらしい功績をあげました。僕に関しては、今日の結果はとても残念であり、受け入れがたいものです。速く走れるようにベストを尽くしましたが、気温が上がると減速が難しくなりました。日本GPでは力強く走れることを願っています」

  • MotoGP | ヤマハ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | ヤマハ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    ビニャーレスが3位表彰台獲得
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスが3位でチェッカーを受け、今季6度目の表彰台と4度目のブロンズ・トロフィーを獲得。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは、序盤で順位を上げたもののペースを維持することができず、ふたつ下げて8位でゴールした。

    ビニャーレスはグリッド2番手から好スタート後、第1コーナーでM・マルケス(ホンダ)に先行を許して3番手へ後退。前のふたりはコンスタントに1分31秒台前半をキープしており、ビニャーレスは懸命にプッシュするも、徐々に離されてしまう。

    7ラップ目には2番手との差が2秒以上に拡大。同時に後続4番手との差は序盤の1.5秒から10秒近くまで広がり単独走行となっていたが、最後まで追撃に手を緩めることなく、ビハインドを1.380秒まで短縮して3位でチェッカーを受けた。

    一方のロッシは、オープニングラップの第1セクションで9~10番手へ下げたが、そのあとの3つのセクションではヤマハの特徴である敏捷性を最大限に引き出して7番手まで挽回。4ラップ目にはJ・ミル(スズキ)に仕掛け、足がステップから外れるアクシデントにも冷静に対応して6番手のポジションをしっかりとつかんだ。

    しかし残り16ラップごろからはリア・グリップ低下によりペースを上げることができず、再び2台に抜かれて8番手へ後退。このあとはポジション・キープを目標にチェッカーまで全力で走り切り、トップから19.162秒差でゴールラインを通過した。

    3位獲得のビニャーレスはランキング4位へ浮上。ロッシは18ポイント差の6位となっている。ヤマハはコンストラクターズ・ランキング3位をキープし、Monster Energy Yamaha MotoGPもチーム・ランキング3位を維持している。

    ヤマハは、2019 MotoGPチャンピオン獲得を決定したRepsol Honda TeamのM・マルケスに祝福の意を表す。Monster Energy Yamaha MotoGPは2週間後の10月18日~20日、ツインリンクもてぎで第16戦日本GPに臨む。

    クアルタラロが熾烈な優勝争いの末に2位表彰台獲得
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロがM・マルケスと優勝争いを展開し、0.171秒差で2位となり今季5度目の表彰台。チームメイトのF・モルビデリもフリープラクティスでの好調をそのままに、素晴らしい走りを見せて6位獲得と健闘した。

    ポールシッターのクアルタラロは、絶好のスタートからレースをリード。終盤までマルケスを抑えてトップをキープしていたが、最終ラップでついに先行を許して2位となった。この結果、トップ・ルーキーおよびトップ・サテライトとしてのアドバンテージを拡大してまた一歩ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得に近づき、総合ランキングでもランキング6位に2ポイント差と迫っている。

    一方のモルビデリも好スタートから上位につけて4位争いを展開。中盤で一旦、順位を下げたものの、終盤では再びペースを上げて6位を獲得した。ふたりの活躍により、PETRONAS Yamaha SRTはサテライト・チームのランキングトップを維持してリードを拡大している。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(3位)
    「ハッピーでポジティブ。非常に前向きな気持ちで3位の結果を受け入れています。でもこれで終わりではありません。これからもっとがんばって、もう一歩、前へ進まなければならないと思っています。ファビオ(クアルタラロ)やマルク(マルケス)とは、とくにトラクションにおいて違いがあることに気づきました。それでも何度も好タイムを記録し、終盤には差を縮めることもできました。つまり、私たちには私たちの長所があるのです。しかしウイーク・ポイントは克服していかなければなりません。トラクション不足で、しかもフルタンクの状態ではペースを上げることは不可能。でも燃料が少しでも減ってくれば、すぐさまコーナー・スピードが上がってラップタイムも良くなってくるのです。午前中のウォームアップ・セッションは決勝よりもずっとフィーリングが良かったので、このことをしっかり理解して次の日本GPに備えたいと思います」

    バレンティーノ・ロッシ(8位)
    「残念なことに、私はいつも同じ問題にぶつかってしまいます。7、8、9ラップ目あたりからリアタイヤの状態が非常に悪くなってしまうのです。リア・グリップが低下し、それと同時にリアタイヤを酷使するようになって、性能が落ちてしまうため、ペースを落とすしかありません。この状況は前回も同様でしたし、決して私たちの本来のポテンシャルではないので、何らかの問題があるということがわかります。午前中のウォームアップではよくグリップしてくれてフィーリングも良かったので、ハイペースで走ることができました。ユーズド・タイヤでも決してペースは悪くなかったのです。しかし決勝では、同じスペックの新品タイヤでも問題が出てしまいました。今日のことは非常に残念ですが、まだ4戦残っているので、なんとか問題を突き止めて状況を改善していかなければなりません」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「表彰台はいつでもうれしいもの。でも本当ならもっとトップに近づくことができたはずです。マーベリックの3位は素晴らしい成績ではありますが、プラクティスでの素晴らしいパフォーマンスからすれば優勝を狙っていけるものと期待していたのです。バレンティーノのほうは、優勝争いに加わるためにはグリッド上位につけることが重要だということが明らかになりました。方向性はそれぞれ異なりますが、今日はふたりともグリップ不足に悩まされていたので、データを分析して解決策を見つけなければなりません。それでも総合的には、ヤマハにとって大成功の一戦であったことは間違いありません。フリープラクティスでは全セッションを通じて好調をキープ。決勝でもふたりのヤマハが表彰台に上ったのです。2週間後、ヤマハのホームレースとなる日本GPではより一層、ハードワークに励みます」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ(2位)
    「素晴らしいレースでした。とくにレース序盤でのマシン・フィーリングの良さが私を助けてくれました。表彰台の頂点に立てなかったことは残念ですが、新たに誕生した世界チャンピオンと最終ラップの最終コーナーまで競り合うことができたことに満足しています。マシンとの相性が完璧とは言えないこのコースで、ここまでできたことは大きな前進。プラクティスでは、マルクのペースは私たちよりコンマ3秒も速かったのに、今日は最後まで真っ向勝負することができました。そして最終コーナーでは、私の力のすべてを賭けて挑んでいきました。だってもしもそうしなかったら、日本GPまでずっと眠れそうにありませんからね。次回がとても楽しみです!」

    フランコ・モルビデリ(6位)
    「レースには非常に満足しており、今日もまた良い一日になりました。好スタートを決めて4位争いを展開していましたが、最後の6ラップくらいはブレーキングでやや苦戦するところもありました。シルバーストン以降、好調が続いているので、この勢いを次の日本GPにつなげたいと思っています。前を行く2台のヤマハを見ていると、私にはまだまだ改善の余地が残っていると感じるので、やるべきことをやって彼らに近づいていきたいです」

    ウィルコ・ズィーレンベルグ(チーム・マネジャー)
    「チームを心から誇りに思います。25ラップにわたってレースをリードするなど、今年の始めにはまったく考えもしませんでした。最終ラップの戦いは素晴らしいショーであり、チームとして非常に誇れることです。ファビオの2位とフランコの6位で、チームは大量のポイントを獲得することもできました。この勢いをシーズンの終わりまで維持できることを期待しています」

    ラズラン・ラザリ(チーム代表)
    「何というレースでしょう! マルク・マルケスの8回目のチャンピオン獲得を心から祝福します。彼は間違いなく、素晴らしい記録を打ち立てました。今日はその彼に近づくことができ、チームとしては2位と6位を獲得できたことを非常にうれしく思っています。この結果、チーム・ランキング4位に上がり、サテライト勢トップを維持してアドバンテージを拡大。またファビオもトップ・サテライトとしてリードを広げています。次の日本GPでは今度こそ、MotoGP初優勝を成し遂げたいと思います。その日はすぐそこまで迫っています」

    MS開発部モトGPグループリーダー、鷲見崇宏談
    「クアルタラロ選手は、自らの持てる力、YZR-M1のパフォーマンスを全て引き出し、最終ラップまでトップ走行。惜しくも2位となってしまいましたが、チャンピオンのマルケス選手に対し互角に戦いきってくれました。ビニャーレス選手は、これまでのセッションからは十分勝利を狙えるスピードを持っていましたが、タイヤのグリップ不足に苦しみ序盤のペースをつかむのに手間取ってしまいました。その後はトップ同等の走行ができていただけに、勝負に加われなかったことが悔やまれます。モルビデリ選手は安定した走りで6位獲得、ロッシ選手は、ここ数戦同様リヤタイヤのグリップダウンに苦しみ、本来の彼のパフォーマンスを出し切ることができませんでした。ヤマハライダーがダブル表彰台を獲得できたことを喜びたいと思いますが、勝利を目前にしていただけに悔しい気持ちのほうが強いです。各ライダーに、今回足りなかったものを分析・改善のアイデアを準備し、次戦、日本GPもてぎで日本のファンの皆さんに強いM1を見ていただけるよう、スタッフ一同懸命に取り組んでいきます。引き続きご声援よろしくお願いします」