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  • レッドブル・ドライバー、2009年シーズンと冬の予定

    レッドブル・ドライバー、2009年シーズンと冬の予定

    レッドブルのセバスチャン・ベッテル、マーク・ウェバー、そしてデビッド・クルサードが、テーブルを囲み今シーズンの感想と冬の予定について話をした。

    デビッド・クルサード: マーク、今シーズンは骨折を抱えてのスタートだったが、これまでで一番良いシーズンになったね。どうやって、あんな大変な状況から立ち直ったんだい?

    マーク・ウェバー: 第4戦以降はレース終了後に痛みを感じるようなこともなかったが、最初の数戦も骨折の影響はなかったと思う。レースの最中のアドレナリンはすごいね。でも、最初から日を追うごとに良くなるのは分かっていたからね。

    デビッド: セブにとっては素晴らしいレッドブル・レーシングのデビュー・シーズンになったね。契約を交わした時は、ここで、こんなに良いシーズンを振り返ることになるとは思わなかったんじゃないかな?

    セバスチャン・ベッテル: クルマを発表した時から力強い戦いができるだろうとは思っていたんだけれど、蓋を開けてみたらとてもコンペティティブだった。チームにとっても、ぼくにとっても最高のシーズンだった。自信をもって良い成績だけれど、来年はもう一歩前進したい。

    デビッド: 今年は何が自分の強みで、何が弱点だったと思う?

    マーク: 今年は、ぼくを含む多くのチームにとって初めてのことが多い1年だったが、完ぺきなレースウィークエンドという意味ではまだまだだったと思う。どんなスポーツでも安定したパフォーマンスは重要だし、ポイントが獲得できないレースがあったというのも、ぼくたちに足りなかった部分だ。ほとんどのチームはやっつけることができたが、まだ1チームはぼくたちよりも良い仕事をしている。だから、来年の目標は彼らを破ることだ。

    セバスチャン: 全体的には良い仕事ができたと思うが、チャンピオンシップ優勝を果たすには、全レースを完走しなければね。いくつか小さな問題はあったが、ぼくたちはひとつのチームなので、こういった問題も共に乗り越えなければならないと思う。色々なことを学んだので、来年はもっと力があることを証明したい。

    デビッド: 実際のリザルトは置いておいて ― 今シーズンは、どのレースが自分にとってのベストレースだった? どのレースが思い出したくないレース?

    セバスチャン: 一番難しかったのは中国。1−2フィニッシュだったが、水びたしだったので、アクアプレーニングを起こしてコントロールを失わないように、1周1周を集中して走らなければならなかった。 大勢のドライバーがコースアウトしたおかげで邪魔されずに走ることができたので、ぼくたちはとても速かった。今シーズンのベストレースのひとつだ。一番良くなかったレースはモンツァ。1ポイントを獲得したが、全体的にうまくいかなかった。

    マーク: 一番大きなペナルティで一番大きなチャンスを失ったのが鈴鹿。明らかにクルマはとても調子が良かったが、第3プラクティスのミスでシャシーにダメージを負い、予選に出場できなかった。一番良かった週末はニュルブルクリンクだが、ブラジルでも満足な戦いができた。週末を通してスピードがあり、難しいコンディションでもトップグループを走り続けることができた。

    デビッド: 今年は成績が良かったから大勢のファンがチームを応援してくれたけれど、レッドブル・レーシングを応援してくれたファンに言いたいことは?

    セバスチャン: ぼくたちにとっても、もちろんとても重要なシーズンだったが、観客にとっても同じなのだと思う。だから、今年はファンのコミュニティがとても大きくなった。これはとても良いことだ。もちろん、応援してくれたファンに感謝している。今年は応援してくれるファンの数も増えて嬉しかった。

    マーク: チームとして成長するぼくたちの様子をファンのみんなも喜んで見守ってくれた。彼らのためにも、今後、もっと頑張りたい。

    デビッド: セブ、今年のレースのおかげで、女性にもてるようになったのでは?

    セバスチャン: 第1にぼくはドイツ人だし、第2にDCみたいにハンサムじゃないから、それほど簡単じゃないんだよ。

    デビッド: ドイツ人の何が悪いの?

    セバスチャン: いつも言うじゃないじゃないか、お前はドイツ人だから望みなしだって!知らない人がぼくのことを知っているのは不思議な気分だけど、慣れるしかない。女性に関しては、今のところコントロールできているよ!

    デビッド: エイドリアン・ニューウェイの優勝後のパーティーは有名で、自分の家や他人の家の芝生を滅茶苦茶にしているそうだが、今年は優勝を祝うパーティーはやった?

    マーク: ブラジルの後、同じ飛行機で帰った時、ずっと眠らなかったじゃない。お酒に関してはあまり経験がなけれど、毎週末、グランプリに優勝できるわけじゃないからね…イギリスGPの後、パーティーがあったのだけど、夜中だというのに、灯台みたいに電気がついたり消えたりしているのが見えたんだ。エイドリアンがすごいクルマで、きれいな芝生の上でドーナッツをやっていたんだよ。歳を取ってもワイルドなままだよね。

    セバスチャン: ぼくの家の庭はそんなに大きくないよ!今年はいくつか優勝があって、ドイツに帰った時に友達と良い時間を過ごすことができたけど、特別な事もワイルドな事もやってないよ。

    デビッド: 遊んだんじゃない?

    セバスチャン: そんなすごいことはしていないよ!ちょっと飲んで楽しい時間を過ごしただけ。自慢できるようなことは残念ながら何もないよ。

    デビッド: 冬の休暇は何をして過ごす?

    マーク: まずはレッドブルとルノーとの仕事が沢山あるし、11月後半は脚の出術があるので、その後の4週間はおとなしくしていなければならないね。クリスマスはオーストラリアへ帰って、ボクシング・デー・テストのオーストラリア対パキスタン戦を観るので楽しみだ。

    セバスチャン: 休暇は取るけれど、来シーズンの仕事がすぐに始まる。家族や友達と時間を過ごす。山に行ってスキーやスノーボードをすると思う。

  • クリスチャン・ホーナー Q&A:2009年シーズンを振り返って

    クリスチャン・ホーナー Q&A:2009年シーズンを振り返って

    レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、2009年シーズンを振り返った。

    クリスチャン・ホーナー (レッドブル チーム代表)
    「チャンピオンシップ2位は、チームにとって素晴らしい成績だ。色々な意味で、我々のチームはまだとても若い。まだ、F1に来てから5シーズンしか経っていないのだ。16回の表彰台、6回の優勝、5回のポールポジション、6回の最速ラップタイム記録 ― 4回の1-2フィニッシュも含む ― そして、150ポイント以上ものポイントを獲得できたことは、大変な業績だと思う。シーズン最後の2戦まではチャンピオンシップを争うことができた。最終的にはブラジルでもチャンピオンシップ争いは継続していたし、シーズン序盤は圧倒的な強さを誇ったジェンソンとブラウンのこのシーズンの戦いぶりには敬意を払うべきだ。我々が彼らに追いつけたのはその後のことだ」

    「チームのメンバー全員が、RB5のために力を注いでくれた。ルノーを含む、我々をサポートしてくれたパートナーにも感謝しなければならない。今年のリザルトの全ては、彼らの存在があったおかげだ。チームのメンバーが非常に誇れるシーズンだった。一番の目標だった優勝には届かない2位という結果だったが、それでも素晴らしいリザルトだと思う。今年の経験を教訓に、2010年はさらに力強いレースを戦いたい」

    「僕にとっては、たくさんのハイライトシーンがある1年だった。その中でも一番のハイライトは、初めて1−2フィニッシュでグランプリ優勝を果たした中国だろう。チームの全員にとって、本当に特別な瞬間だった。また、レッドブルとマテシッツ氏がF1をサポートし続けてくれたことに報いることができた出来事でもあった。イギリスGP優勝も、2週間後のドイツでのマークの初優勝も、非常に思い出深い出来事だ。日本GPでのセブの圧倒的なドライビング、1週間前のブラジルでのマークの2度目の優勝、そして、もちろん、ここアブダビでの1−2フィニッシュも、今年のハイライトだった」

    「しかし、F1はこれで安心していられるようなスポーツではない。今年は、いくつかの強力なライバルチームを破ることができたが、彼らだって眠っているわけではない。フェラーリやマクラーレンの場合はシーズン後半に追い上げを見せ、レースに優勝している。彼らは来年度も強力なライバルになるだろう。しかし、我々はチームの成長と共に力を伸ばしており、今年の経験からも学ぶべきことは多い。チームは今後も進化を続けるだろう。現在のドライバーラインナップが続けば、来年度はさらに上を目指すことができると思う」

  • マーク・ウェバー、GP3マシンをテスト

    マーク・ウェバー、GP3マシンをテスト

    マーク・ウェバーは、今月下旬にGP3マシンに乗る予定である。目的はGP3シリーズのマシンを体験し、同シリーズを宣伝すること。

    マーク・ウェバーとレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、GP3チームのチームMWアーデンを共同運営している。

    「マシンがどういう走りをするのか興味を持っている。またこれはシリーズを宣伝するよい機会だと思う」とウェバーは“デイリー・テレグラフ”にコメント。

    テストは11月17日、フランスのポール・リカール・サーキットで行なわれる。

    関連:マーク・ウェバー、GP3チーム「MWアーデン」を設立

  • レッドブル、2010年もルノーエンジンを継続使用

    レッドブル、2010年もルノーエンジンを継続使用

    レッドブルは、2010年もルノーエンジンを使用する。

    レッドブルは、メルセデス・ベンツの搭載を検討していたが、マクラーレンによって拒否された。その後、コスワースへ変更すると伝えられていたが、コスワースのエンジンは信頼性と燃費に関してあまりにリスクが大きいとされていた。

    ドイツの“Auto Motor und Sport”は、ルノー継続使用の決定はアブダビGP直前になされたと報じている。

    「我々には良い基盤がある」とレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーはアブダビでコメント。

    「我々はルノーによって支えられていたし、ルノーの素晴らしいサポートなしではレースに勝利し、このような結果を実現するとはなかった」

  • レッドブル:1-2フィニッシュでシーズンを締めくくる (F1アブダビGP)

    レッドブル:1-2フィニッシュでシーズンを締めくくる (F1アブダビGP)

    レッドブルは、F1アブダビGP決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが1位、マーク・ウェバーは2位で最終戦を1-2フィニッシュで飾った。

    レッドブルが最終戦を見事な1-2フィニッシュで飾った。セバスチャン・ベッテルは、今季4勝をあげて84ポイントを獲得。ドライバーズチャンピオンシップで2位に輝いた。

    マーク・ウェバーも初優勝を含めて69.5ポイントを獲得し4位でシーズンを終了。レッドブルは合計153.5ポイントでコンストラクターズ2位を獲得した。

    セバスチャン・ベッテル (1位)

    セバスチャン・ベッテル

    「最高のレースだった。ルイスを抜くことはできなかったが、とても良いスタートを切ることができた。ルイスとの距離が接近していたので驚いたが、ロングストレートで彼がKERSのボタンを押すと、あっという間に彼は前方へ消えていった。でも、彼との距離を保つことはできた。僕の方が少し重いことも分かっていたし、最終セクターで追いつくこともできると思っていたからね。クルマも今日は夢のようだった。プレッシャーは大きかった。最初のピットストップではピットレーンの入り口と、あの怖ろしいトンネルを抜ける出口で膨らみそうになったが、限界ギリギリで走り、ルイスを抜くことができた。その後、彼は運悪くリタイヤとなったが、それまでの彼とのレースは最高だった。その後はマークとジェンソンとの間にある程度のクッションがあったので、僕は自分のペースを作ることができた。最後までクルマは好調だった。タイヤはどちらのコンパウンドも最高で、今日はクルマの中にいることが楽しかった。シーズンをまとめると?アップダウンはあったが、今はとても調子が良く、4回目の1−2フィニッシュを果たすことができた。チームにおめでとうと言いたい。チームは本当に良く頑張ってくれた。ファクトリーのメンバーもとても良い仕事をしてくれたと思う。こんなに調子が良いのに、シーズンが終わってしまうのは残念だよ!!こんな気分でシーズンを終えられるのは最高だ」

    マーク・ウェバー (2位)
    「かなり良いスタートを切ることができ、セバスチャンのアウト側を狙っていたが、ターン5まではかなり距離があったので、無理はせずにイン側へ戻った。第1コーナーの後にクルマの左側がかなり激しくぶつかったのでパンクを心配していたが、僕のレースエンジニアのシアロンが空気圧は十分だと言ってきたので安心した。最初の数周はルイスも少し苦しかったらしく、思った以上に僕もセバスチャンも彼に近づくことができた。その後はレースも落ち着いてきて、僕はプライムタイヤのパフォーマンスにも満足していた。今日は第2、第3スティントでセバスチャンが僕よりも少し速かった。特に第3スティントが速かった。オプションタイヤはあまり感じるところがなかった。金曜日も同じだった。オプションではかなり遅かったし、安定性に関してもプライムの方が良かった。レース終盤、ジェンソンが僕との距離を縮めてきたので、ちょっと大変かなと思ったよ。トップスピードは僕たちの方が少し有利だったが、それほどの大きな差でもなかったので、ブレーキングポイントを間違えないように注意した。限界ギリギリでのクリーンな良い戦いができた。今年のジェンソンのドライビングをさらに際立たせるようなバトルだった。チームの成し遂げたことを讃えると同時に、事故の怪我の回復を辛抱強く待ってくれたチームに感謝したい。今年は、セバスチャンと共に走ることができてとても楽しかった。ルノーも素晴らしいエンジンを僕たちに与えてくれた。レッドブルにとっても誇れる1年だったと思う。僕にとっては、これまでで最高のシーズンだった。合計で16回の表彰台を成し遂げることができた。とても良いリザルトだ」

    クリスチャン・ホーナー チーム代表
    「今年4度目の1−2フィニッシュと6度目の優勝を達成することができ、素晴らしいシーズンの最後となった。ドライバーのふたりは素晴らしい戦いを見せてくれた。セバスチャンは完ぺきなレースを戦い、優れた戦略を通してルイスを抜くことができた。良いペースだった。ピットクルーも素晴らしい仕事ぶりだった。マークは次のピットストップでルイスを抜けるだけの燃料を搭載していたが、ルイスのリタイヤによって、思っていたよりも早くその機会がやってきた。その後のプライムタイヤではふtりとも本当に力強い走りを見せてくれた。マークは最終ストップの前に難しい渋滞でかなりのタイムロスがあり、その後のオプションタイヤではトラクションに少し苦んだために、ジェンソンとの距離が縮まってしまった。最後の1周は今年一番のエキサイティングな周回だった。2位を守り抜いたマークは素晴らしい仕事をした。チームの全員におめでとうと言いたい。素晴らしい1年だった。我々を支援してくれたレッドブルとマテシッツ氏に感謝したい。エンジンパートナーのルノー、そしてこの素晴らしいリザルトのために頑張って働いてくれたミルトンキーンズのメンバー全員に感謝したい。今年は様々なことを学ぶことができた。2010年はさらに強いチームになって戻ってきたい」

    ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
    「これで今シーズンもおしまい。これまでに成し遂げたことを思い返す時がやって来た。まず最初に、とても良いシーズンだったと思う。チームは、我々よりもずっと経験豊富なチームを凌いでのチャンピオンシップ2位を達成した。マクラーレンやフェラーリの2倍のポイントを獲得することができた。これは素晴らしいことだと思う。レッドブルの素晴らしいクルマに感謝したい。また、クルマに乗ったときも、そうでない時も常に素晴らしい仕事をしてくれたドライバーたちに感謝する。運転以外の仕事にも言及したのは、我々のエンジンに技術的な問題があったり、政治的な問題があった時にもチームの一員でいてくれたからだ。ひとつのチームとしての努力が報われた。今年はエンジンの数も限られていたが、セバスチャンも規定の数以上のエンジンを必要としなかった。これは素晴らしいことだし、新しいエンジンがない状況になってから2回も優勝している。また、素晴らしいエンジンを与えてくれたヴィリーとオービニーのメンバー全員にも感謝したい。そして最後に、レースやテストでレッドブルのために仕事をしてくれた、ルノーのメンバーに感謝したい。彼らは素晴らしい仕事をしてくれた。彼らのことを誇りに思う」

    レッドブル 1-2フィニッシュ (F1アブダビGP)

    関連:
    ・F1アブダビGP:優勝はセバスチャン・ベッテル、小林可夢偉が6位入賞
    ・2009年 F1ポイントランキング

  • レッドブル:セバスチャン・ベッテルが2番手 (F1アブダビGP予選)

    レッドブル:セバスチャン・ベッテルが2番手 (F1アブダビGP予選)

    レッドブルは、F1アブダビGP予選で、セバスチャン・ベッテルが2番手、マーク・ウェバーが3番手だった。

    セバスチャン・ベッテル (2番手)
    「僕もマークも、ルイスとの差には驚いた。今週末の彼は速い。全体的にマクラーレンがここではとても強いようだ。彼らのペースに追いつくのは難しいことがQ1とQ2でも分かっていた。今日はこれが最高の結果だったと思う。今のところとても満足しているし、良いレースが戦えると思う。クルマもここでは好調だ。ハンドルについているKERSボタンはちゃんと作動していないみたいだね!でも、良いペースだし、クルマはどんどん良くなっているので様子を見よう。明日が楽しみだ」

    マーク・ウェバー (3番手)
    「チームにとっては良い1日だった ― 最前列に近いグリッドからスタートできるので嬉しい。明日は力強いリザルトを達成できる可能性が高い。ハミルトンのタイムには驚いた。マクラーレンはとても良い仕事をしたと思う。それだけは確かだし、彼らのクルマにこのコースは合っているのだろう。ルイスを破るための作業にこれから取り組まなければならないことになるが、全力を尽くす。彼らのKERSはかなり有利だが、それ以外でも、明らかに良いクルマに仕上がっている。でも、長いレースなので、何が起きてもおかしくはない」

    クリスチャン・ホーナー
    「本当に素晴らしいサーキットだ。アブダビは素晴らしい仕事をしてくれた。このコースがカレンダーに加わったのは、素晴らしいことだ。2009年最後の予選は良い結果だった。2台は楽にQ3進出を果たし、ドライバーのふたりは非常に良い予選ラップを走った。2位と3位はとても力強いチームリザルトだ。ルイスが差をつけてのポールポジション獲得となったが、明日のレースでは彼を激しくプッシュしていきたいと思う。エキサイティングなシーズンのフィナーレとなるだろう」

    ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
    「素晴らしいチームワークだった。ここに来る前は、このコースは我々にはあまり合わないのではないかと思っていたので、嬉しいリザルトだ。ハミルトンのペースを考えると、今日は2位と3位が精一杯だったと思う。彼は本当に速かった。ポールポジション獲得、おめでとう。明日は彼を苦しめるようなレース展開にしたいと思う。そして、できるだけ多くのポイントを獲得し、良いシーズンの最後にしたい」

    F1アブダビGP予選 結果&順位:
    F1アブダビGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

  • セバスチャン・ベッテル Q&A:2009年シーズンを振り返って

    セバスチャン・ベッテル Q&A:2009年シーズンを振り返って

    ブラジルとアブダビの間に、セバスチャン・ベッテルにこれまでのシーズンについて、そして、アブダビとその後の展望について訊ねた…

    今シーズンの感想を聞かせてください。
    とても良いシーズンだった。まだ1レース残っているけれどね。クルマはどんどん良くなっているので、全力を尽くして、できれば優勝したい。今シーズンを振り返ると、問題があったのはブラジルだけではなかった。ミスが少し多すぎるレースもあった。17戦中、フィニッシュできなかったレースが5戦。理想的とは言えないが、それでも、チームにとっても、ぼくにとっても、これまでで最高のシーズンだったし、これをベースに今後はもっと頑張っていけるだろう。来年はとても良い1年になるのではないかと思うが、今はアブダビのことだけを考えている。優勝を目指すよ。その後でゆっくりと1年を振り返るつもりだ。

    ジェンソンが世界タイトルを獲得したことについてどう思いますか?
    選手としては、がっかりしている。優勝を目指していた人間にとっては、2位や3位や良い結果じゃないからね。でも、チームのパフォーマンスとしては、今年は最高だった。これは自慢できることだと思うし、チームのメンバー全員に来年度へ向けたパワーを与えてくれた。

    アブダビで目指すことは?
    チャンピオンシップ優勝の可能性は消えたが、まだ集中力はキープできているので、自分たちの実力を見せたいと思う。ドライバーズ・チャンピオンシップ2位を狙って激しくアタックするつもりだ。そのために全力を尽くす。昼間のスタートから暗くなってのフィニッシュというのは、誰にとっても初めての経験だ。昼間のドライビングに関しては良く分かっているし、夜のドライビングもシンガポールで2回経験しているけれど、その中間のレースはどうなるんだろうね。太陽の位置が低くなると、まぶしくて良く見えないだろうね。金曜日と土曜日も同じようなコンディションだと思うので、日曜日のレースがどうなるか分かるだろう。

    2010年シーズンはどのように取り組むつもりですか?
    全力でアタックする。今年はとても良い年だったと思う。チームも最高のパフォーマンスを見せた、ターニングポイントのような1年だった。これをベースに来年度はもっと良い1年にしたい。2010年はルールも少し変わるが、自信がある。見通しは明るい。メンバーの全員が勝利を目指して来年度のクルマ作りに取り組んでいる。

    今シーズン、記憶に残る特別な出来事はありましたか?
    たくさんあった。シーズン序盤の中国、シルバーストン、そして、鈴鹿での優勝は一生忘れないだろう。完走できないレースがあったのは残念だが、今年は全体的に良いレースを戦うことができた。でも、3回の優勝がやはり最高の思い出だ。

  • マーク・ウェバー Q&A:2009年シーズンを振り返って

    マーク・ウェバー Q&A:2009年シーズンを振り返って

    マーク・ウェバーにとっては、大きな喜びと時々の落胆がない交ぜになったシーズンだった。シーズン最終戦をひかえたマークに2009年の感想をたずねた。

    サンパウロのレースの感想を聞かせてください。
    鈴鹿のレースが大変だったので、僕たちは特に優勝にこだわっていた。チームとしては連続2戦の優勝となったので、明るい気持ちでシーズンを終えることができる。エキサイティングなグランプリで、レッドブルにとっても、F1にとっても本当に良いレースだったと思う。残念ながらジェンソンのチャンピオンシップ優勝が決定してしまったが、当然の結果だろう。今年の彼は良いドライビングを見せた。しかし、良いグランプリだった。インテルラゴスはいつもおもしろいよ。

    2月の時点では、どのようなシーズンになるか予想していましたか?
    冬期テストでクルマがかなり速いことは分かっていたので、それに関してはとても喜んでいた。怪我もあったし、厳しい戦いになることも予想していたが、良い成績を達成できる可能性も高かった。

    今年のレッドブル・レーシングは、どのぐらい進歩しましたか?
    これまでで最も大きく一歩前進した年だったと思う。チームは非常に良く新しいレギュレーションに対応してくれた。もちろん、シーズンの最初からダブルディフューザーだったら良かったが、たくさんのポイントや表彰台を達成できたし、優勝もいくつかあったので、チーム全体としては良い年だった。両方のチャンピオンシップでタイトル獲得の可能性があれば目標は変わるが、最終的には一歩届かなかった。ブラウンの優勝は当然だが、レッドブルも誇れるだけのシーズンを戦ったと思う。ミルトンキーンズやオーストリアのメンバーも、非常に良く我々をサポートしてくれた。

    来シーズンのチームの目標は?
    またトップグループで戦えると思う。良いシーズンになるだろう。そこにはブラウンもいるだろうし、もちろん、フェラーリやマクラーレンもいるだろう。来年度は新しいチームがいくつか加わる予定だが、大きな問題にはならないのではないかと思っている。新しいチームが入ってくるのは、F1にとっても良いことだと思う」

    来年度のルール変更はチームにどのような影響を与えますか?
    レース中の燃料補給がなくなるので、グランプリを最後まで戦う燃料を搭載してのスタートとなる。理屈にあったルール変更だと思うが、大きく影響を受けるのは空力性能だ。空力面が変わればクルマは大きく影響を受けるので、FIAがルールを変える度にエンジニアは難しい課題に直面することになる。しかし、これについては来年度も変わらない。現在のクルマは空力性能に優れているので、僕たちにとって、これは良いことだ。

    アブダビのレースに何を期待していますか?
    良いリザルトを達成してシーズンを締めくくることができれば良いと思う。素晴らしい設備が整ったサーキットだと聞いているので、楽しみにしている」

    夕方のレースですが、どのように対処しますか?
    午後に時間を合わせるために、夜、寝る時間を少し遅くして、朝はいつもより少し遅く起きることになるかな。シンガポールのナイトレースと似かよったスケジュールなので、心構えはできている。良い雰囲気の中、最高のフィナーレを迎えることができるだろう。

  • レッドブル:F1アブダビGP初日

    レッドブル:F1アブダビGP初日

    レッドブルは、F1アブダビGP初日のフリー走行で、セバスチャン・ベッテルが4番手、マーク・ウェバーが7番手だった。

    セバスチャン・ベッテル (4番手)
    「今年最後の金曜日のプラクティスを終えた。ルノーにありがとうと言いたい。エンジン交換は必至と考えていた人も多かったが、今日もトラブルなく無事に長距離を走り抜くことができた」

    「アブダビは新しいサーキットなので、これまで経験したことのないコンディションもある ― 明るいうちから走り始めて夜にセッションを終えるというのもそのひとつだ。これは、とてもエキサイティングだと思う。当然今日はサーキットがとてもグリーンで滑りやすかったが、良いコーナーが多く、スリル満点のドライビングを楽しむことができた。ホテルの下を通るのも特別な気分だったよ!パフォーマンスに関しては、かなり良い感じだ。どうなるのか全く予想がつかなかったが、かなりコンペティティブな走りができた。どの程度コンペティティブなのかは、まだ分からないけれどね。新しいコースだが、いつもの金曜日のプラクティスと変わらなかった。どのタイヤが一番適しているかをテストした」

    マーク・ウェバー (7番手)
    「新しいサーキットでの初日は、仕事がはかどった1日だった。第1プラクティスと第2プラクティスの間にエンジン交換を行った ― メカニックたちの素晴らしい仕事ぶりのおかげで走行時間に間に合った。その他は、タイヤの比較作業など、通常の金曜日のテストを行った。なので、新しいサーキットと言っても、いつもと変わらない金曜日だった。かなり良いコースだ ― スパではないが、バーレーンでもないよ!悪くない。午後の第1セッションと夕方の第2セッションは明らかに異なった ― ライトが点くと雰囲気もがらりと変わるが、それにはシンガポールで慣れているからね」

    F1アブダビGP 初日結果:
    ・F1アブダビGP フリー走行2回目:ヘイキ・コバライネンがトップタイム
    ・F1アブダビGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • ジョナサン・ウィートリー:Q&A (レッドブル チームマネージャー)

    ジョナサン・ウィートリー:Q&A (レッドブル チームマネージャー)

    レッドブル・レーシングのチームマネージャーであるジョナサン・ウィートリーは、アブダビの砂漠にサーキットができる様子や、チームが中段グループから2009年度のチャンピオン候補となるまでを見つめてきた。彼にこのサーキットについて訊ねると同時に今年を振り返ってもらった。

    アブダビのサーキットの印象は?
    初めてここを訪れたのはバーレーンの後で、その時はまだ埃だらけといった感じだった。舗装が済んでいるのはピットストレートだけで、建物も工事中だったし、今滞在しているホテルも基礎しか出来ていなかった。彼らは本当に驚くべき仕事をしたと思うよ。2回目に来たのは3日前だったが、工事は全て終わっていた。こんなに凄いサーキットは見たことがない。雰囲気も最高だ。素晴らしいサーキットが完成した。

    チームにとっては、このサーキット独特の難しさというのはありますか?
    準備作業は他のどのサーキットとも変わらない。サーキットにはそれぞれ、独特の特徴がある。このサーキットでは、オフィスの窓に保護フィルムを貼った。ラップトップの中を覗かれないようにね。でも、それ以外は他とほとんど同じだ。必要なものは全て揃っている。

    コースに関しては?
    コースにもそれぞれ独特の難しさがあるが、一番難しいのは、ここを一度も走った経験がないということだ。何回かコースを歩いてみたが、クルマが走っているのはまだ1度も見ていない。YouTubeでも見れるものは全部見たけれどね。F1カーのレースはどこでも難しいだろうけれど、ここが一番難しいのではないかな。

    今シーズンの初めには、このような好成績を期待していましたか?
    僕は、どうしようもない楽天家でね。いつでも、こういうシーズンを期待しているんだよ。冬はかなり厳しい状況で、会社のために余剰人員削減という惨めな思いもしなければならなかった。新しいチームをひとつにまとめ、機能させるという仕事は、僕のキャリアの中でも一番大きな仕事だった。もちろん、良い結果が出したいとは常に思っていたが、明らかにブラウンはダントツに速かったし、彼らには当初はルール違反だと考えられていたディフューザーもあった。我々が初めて本格的にダブルディフューザーで戦ったのはモナコだ。だから、こんなレベルの戦いができるとは思っていなかったので、中国で優勝した時は嬉しかった。

    あなたにとってのシーズンのハイライトは上海のレースですか?
    中国は最高だった。シルバーストンは本当に信じられないほどの結果だった。ホームレースでの優勝と2位だ。この業界で仕事を始めて18年になるが、初めての経験だった。でも、ニュルブルクリンクでマークと共に表彰台に上がることができたのが、僕にとってはシーズンのハイライトだった。マークが初優勝を果たし、僕は誇らしい気持ちでチームの代表者としてコンストラクターズ・チャンピオンシップのトロフィーを受け取った。僕のモータースポーツのキャリアにおけるハイライトシーンのひとつだと言って良いだろう。

    今週末は何を期待していますか?
    今週末は本当に厳しい戦いになると思う。図面を見る限りでは、マクラーレンに有利なサーキットに見えるが、我々もシンガポールを戦ったクルマを持ってきているので、ストリートサーキットという意味では問題はない。コンペティティブな戦いができるとは思うが本当にタフなレースになるだろう。