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  • フェラーリF1代表 ルクレールの発言に反応「感情が高ぶった状況でのもの」

    フェラーリF1代表 ルクレールの発言に反応「感情が高ぶった状況でのもの」

    フェラーリF1チーム代表のフレデリック・バスールは、アブダビGP後にシャルル・ルクレールが口にした発言について、感情が高ぶった状況でのものだったとして冷静に受け止めている。

    フェラーリは2025年F1シーズンを通してグランプリ未勝利に終わり、大型補強として加入したルイス・ハミルトンも表彰台に立つことができなかった。2026年にはシャシーとパワーユニットの両方が刷新される大規模なレギュレーション変更が控えており、各チームにとって勢力図を変える大きな機会となる。

    失望の大きかったシーズンを受け、ルクレールはフェラーリで8年目を迎えるにあたり、「これが最後のチャンスになるかもしれない」との危機感を口にしていた。

    この発言について、バスールはレース直後の感情的なタイミングで出たものだと説明する。

    「正直に言って、シャルルというのは、去年を見ても分かるように、セッション直後にテレビペンで質問を受けるとき、P2のときとP6のときではまったく違う。そこは確かに同じシャルルではない」とバスールはRacingNews365を含むメディアに語った。

    「ただし、翌日に彼に『チームと何をしたいのか?』と聞けば、アプローチは常に同じだと思う。常に建設的で、もっと良くしようとしている」

    「たとえP1だったとしても、月曜日の朝にデブリーフを行う際のチームへの向き合い方はまったく同じだ。我々がどこを改善できるのかを知り、理解しようとする」

    スクーデリア・フェラーリ

    フェラーリは現在、タイトルから遠ざかっており、最後に世界選手権を制したのは2008年にまでさかのぼる。タイトル争いができるマシンを待ち続けるルクレールの現状について、バスールはその言葉の根底にあるのはチームを前進させようとする姿勢だと受け止めている。

    「P1でもP10でも関係ない。今日のデブリーフは、アルピーヌでも、ウィリアムズでも、レッドブルでも、そして我々でも同じだと思う」とバスールは述べた。

    「我々はあらゆるパフォーマンスの柱について、少しでも良い仕事をしようとしている。エンジン、ギアボックス、空力、セットアップ、シミュレーター、そのすべてだ。これが我々のDNAだ」

    「マックス・フェルスタッペンはチームを限界までプッシュしている。ランド・ノリスも同じだ。そして正直なところ、F1チームとして我々が求めているのも、まさにそれなんだ」

  • アーサー・ルクレール 兄シャルルのスピン揶揄「ファンのためにバーンアウト」

    アーサー・ルクレール 兄シャルルのスピン揶揄「ファンのためにバーンアウト」

    アブダビGPのFP1では、フェラーリが2025年のヤングドライバー枠を消化するため、アーサー・ルクレールがルイス・ハミルトンの代役として出走。兄シャルルとグランプリ週末で走行を共有するのは今回が2度目となった。

    走行中、前方を走っていた兄シャルルがターン5でスピン。これを見ていたアーサーは無線で「シャルルはファンのためにバーンアウトしてるんだと思う」と冗談交じりにコメントし、ハミルトンのエンジニアであるアダミも「彼はターン5でスピンしたよ」と応じた。

    “ルクレール・ジュニア”という新ニックネームの由来
    アーサーに新たについたニックネーム“ルクレール・ジュニア”は、レッドブルのレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼが、前方車両の状況説明で「最初の前方車両はルクレール・ジュニアだ」と呼んだことがきっかけだという。

    それを聞いたマックス・フェルスタッペンは「ジュニアって呼ぶの、けっこう面白いね」と笑いながら反応していた。

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)

    兄シャルルはペースに不満「ゼログリップだ」
    ソフトタイヤで0.016秒差の3番手タイムを記録したシャルルだったが、ロングランではマクラーレンやレッドブルに及ばず、自身のペースに不満を示した。

    「僕たちはすごく遅いね」とブライアン・ボッツィに無線で伝え、「クルマは本当にグリップがゼロ。信じられないし、まったく理解できない」と嘆いている。

    一方の“ルクレール・ジュニア”ことアーサーは、トップのランド・ノリスから0.875秒差の16番手でセッションを終えた。

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  • シャルル・ルクレール F1アメリカGP決勝「リスクを取ってでも勝負したかった」

    シャルル・ルクレール F1アメリカGP決勝「リスクを取ってでも勝負したかった」

    フェラーリのシャルル・ルクレールは、2025年F1アメリカGP決勝で3位表彰台を獲得し、「今年後半の厳しい流れの中で嬉しい結果」と振り返った。彼はソフトタイヤでのスタートという“リスキー”な戦略を敢行し、それが功を奏したと語った。

    フェラーリは大多数がミディアムを選んだ中で、ルクレールのマシンにC4ソフトタイヤを装着。3番グリッドからスタートしたルクレールは、1周目でマクラーレンのランド・ノリスをオーバーテイクし、果敢に2番手争いを展開した。

    その後、ノリスに抜き返される場面もあったが、ルクレールは早めのピットストップでミディアムへ交換。全員がタイヤ交換を終えた終盤には、再びノリスの前に出る展開を作り出した。

    「唯一のソフトスタートはリスクだった」

    「スタートで唯一ソフトを履いていたのを見て、少し心配だった」とルクレールは語る。「リスクのある選択だと分かっていたけど、フリーエアを得るための賭けだったんだ。もちろん前に2台いたから楽観的ではあったけど、それでもトライした。結果的にポジションを1つ上げられて、レース全体に良い影響を与えたと思う」。

    ルクレールは終盤、再びノリスと激しくバトルを繰り広げたが、残り数周でターン12で抜かれ、最終的に3位でフィニッシュ。それでも7月のベルギーGP以来となる表彰台を手にした。

    「ランドとのバトルは楽しかったよ。最後は負けてしまったけど、クルマの中では本当に楽しめた」と笑顔で語った。

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) F1 アメリカグランプリ

    「厳しい後半戦の中での表彰台」

    ルクレールは近戦での不運やマシントラブルを乗り越えての結果に満足している。「シーズン後半は本当に厳しかった。FP1ではギヤボックスのトラブルもあったけど、そこから表彰台に戻ってこられて嬉しい」とコメント。

    8度のGPウィナーであるルクレールにとって、今回の結果は後半戦への復調の兆しとなった。

    フェラーリが賭けに出た戦略、成功の裏側

    フェラーリはルクレールにのみソフトスタートを指示し、序盤のトラックポジション確保を狙った。オーバーカットを防ぐためのアンダーカット戦略と、路面温度の高いオースティンで早期のグリップ獲得を重視した選択だった。

    結果的にルクレールはターン1でノリスを抜き、レースを有利に進める展開を築いた。この一手が表彰台の鍵となったが、同時にタイヤライフの制約により終盤の防御力を失うリスクも孕んでいた。

    フェラーリとしては、勝負を捨てない“攻めの戦略”でチーム全体の勢いを取り戻す狙いが見えたレースだった。

  • シャルル・ルクレール F1アメリカGP予選「このペースは本当に驚きだった」

    シャルル・ルクレール F1アメリカGP予選「このペースは本当に驚きだった」

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、アメリカGP予選でチームが見せたスピードに「驚いた」と語った。ルクレールは3番手、チームメイトのルイス・ハミルトンも5番手につけ、これまで苦戦していた週末の流れを一変させた。

    金曜日のスプリント予選では、ルクレールが10番手、ハミルトンが8番手と不本意な結果に終わったフェラーリ勢。しかし土曜日のスプリント本戦では、ターン1で発生したマクラーレン勢のクラッシュを回避し、堅実にポジションを上げた。

    そして迎えたグランプリ予選では、一転して上位常連のペースを発揮。ルクレールは3番手を確保し、予想外の速さに首をかしげた。

    「本当に大きな驚きだった。週末の序盤はかなり苦しい状況だったからね」とルクレールは振り返った。

    「予選ではすべてをまとめようと努力して、なんとかうまくいった。でもこのクルマからはまだ理解すべきことがある。同じ週末の中で、基本的な仕様を変えていないのにパフォーマンスが大きく変動してしまうから、その理由を分析しないといけない」

    グランプリ本戦でのフェラーリの強さを踏まえつつ、ルクレールはスタートの重要性を強調した。

    「すべてはスタート次第だと思う。最初のコーナーで前に出られれば楽になるし、もし他のクルマの後ろに入ってしまえば厳しいレースになる。だから明日はターン1に向けて全開で行くよ」

    予選で見せた“変動幅”の謎、安定性が課題に

    フェラーリSF-25は、同じ週末でもコンディションや風向きによって挙動が大きく変化しやすい傾向がある。ルクレールの言う「スウィングの大きさ」は、その特性を指しており、特に高温でグリップ変化の激しいサーキット・オブ・ジ・アメリカズでは顕著だった。予選での急速な復調はポジティブな兆しだが、決勝に向けては再びバランスを崩さないよう慎重なセットアップ管理が求められる。

  • ルクレール F1バクー後に災難「これ以上悪くならないと思ってたのに…」

    ルクレール F1バクー後に災難「これ以上悪くならないと思ってたのに…」

    予選でクラッシュし、決勝も9位に終わったシャルル・ルクレールは「アゼルバイジャンの週末はこれ以上悪くならない」と思っていた。だがそこにカルロス・サインツJr.と“バン”が待っていた。

    フェラーリ時代にチームメイトだったルクレールとサインツは、スペイン人ドライバーがウィリアムズへ移籍した後も友情を続けており、今も一緒にグランプリへ移動することが多い

    今回もバクーからモナコへ戻るフライトに搭乗した2人だったが、互いにまったく対照的な物語を抱えていた。

    サインツは予選でシーズンベストの2番手を獲得。Q3ではわずかな雨と2度の赤旗が影響し、そのうちの最初の赤旗はルクレールがターン15でフェラーリSF-25をクラッシュさせたことによるものだった。その結果、ルクレールはタイムを残せず10番手スタート。一方のサインツは2番手グリッドから完璧なレースをまとめ、ウィリアムズで初となる表彰台を獲得した。ルクレールは9位に沈み、フェラーリのペースに落胆。チームメイトのルイス・ハミルトンがチームオーダーを守らなかったことすら気にしないほどだった。

    しかし、それはまだ“最悪”の出来事ではなかった。

    バクーから帰路に就いた飛行機は嵐のためジェノバにダイバートし、2人と同行者たちは足止めを食らった。急いで帰宅したかった彼らは、自ら行動を起こした。

    ルクレールはSNSに動画を投稿。「バクーで本当に大変な週末のあと、これ以上悪くならないと思ったんだけど…」と話し始め、車がトンネルを抜ける映像に切り替えると、運転席にいたのはサインツだった。

    ウィリアムズで表彰台を手にしたサインツは笑顔で「俺たち、バンを運転してるんだ!」と声を弾ませる。

    笑いながらルクレールは尋ねる。「僕たち今どこ?」

    サインツは答えた。「イタリアの真ん中だ」

    ルクレール「なんで?」

    サインツ「嵐でニースに着陸できなかったから。イタリアの真ん中に降りて、バンを借りて、今モナコに向かってる」

    ルクレール「へえ、いいね」

    サインツ「2時間のドライブ、でも僕らなら1時間半で行ける」

    ルクレール「だめだよ!」と叫ぶ。

    サインツは「いやいや、絶対ないから」と否定した。

    レース後、ルクレールは真っ先にサインツの元へ駆け寄り、ウィリアムズでの初表彰台を祝福した。

    「本当に彼のことを嬉しく思う」とフェラーリのドライバーは語った。「僕たちはほとんどのレースに一緒に移動しているから、いろいろ話す時間がある。彼はシーズン序盤から本当に不運だったけど、それは決してスピードの欠如ではなかったと思う。むしろ運の問題だった。今日はそれを乗り越えたし、彼が表彰台に立つ姿を見られてとても嬉しい」

    この表彰台によってサインツはドライバーズランキング12位に浮上し31ポイントを獲得。一方チームメイトのアレクサンダー・アルボンは70ポイントを持っている。両者によって、コンストラクターズ選手権で5位ウィリアムズと6位レーシングブルズの差は29点に広がった。

  • 中国系企業がアスリート脳データ収集か? F1ではルクレールの名前も

    中国系企業がアスリート脳データ収集か? F1ではルクレールの名前も

    中国に支援されたテック企業が、トップアスリートの脳波データを収集している可能性があるとの調査報道が明らかになった。フェラーリF1ドライバーのシャルル・ルクレールの名も挙がっており、衝撃が広がっている。

    ハンターブルック・メディアとジャーナリストのパブロ・トーレが6か月間にわたり実施した調査で、集中力トレーニング用のヘッドバンドからの脳波データが中国にアクセスされている可能性が指摘された。

    ハンターブルック・メディアが入手した書類によれば、ニューロテクノロジー企業のBrainCoは、中国共産党とつながる団体から資金提供を受け、また中国の軍事関連企業と提携している。

    BrainCoは、テニスのヤニック・シナー、米国のスキーヤーであるミカエラ・シフリン、ならびにプレミアリーグのサッカー選手たちを含む世界のトップアスリートから神経データを収集していると非難されている。

    「私は、このたった今私が着用していたヘッドバンド、フォーカスカーム(FocusCalm)というものが、単なるランダムな物ではないと明確にしておきたい」とトーレは自身のポッドキャスト「Pablo Torre Finds Out」で語った。

    「実際これはスポーツ界で非常に人気がある。なぜならアスリートがパフォーマンス目的で自分の脳波を追跡できるからだ。いつ自分が落ち着いているか、いつストレスを感じているかが分かる。『ゾーンに入る』というのが、この製品の広告の全体像だ。

    「ここで言っているのはただのアスリートではない。例えばイタリアが誇る集中力のあるヤニック・シナー、フォーカスカームでトレーニングしている彼のことだ。元女子テニス世界ランキング1位のイガ・シフィオンテクだって毎日使っている。

    「史上最高のアルペンスキーヤーの一人である米国の金メダリスト、ミカエラ・シフリンも使用している。さらにいくつかのイングランド・プレミアリーグのサッカークラブの選手たちも使っている」」

    中国が脳データにアクセスすることは可能か?

    スポーツ医学の第一人者でありFormula Medicineの創設者であるリッカルド・チェッカレッリ博士は、中国が自国のアスリート育成のためにそのデータを利用している可能性があると主張した。

    「はい、絶対に可能だ。はい」と彼は述べた。「我々は現在も彼らと接触している。彼らはまたより着用しやすいデバイスも作っていて、航空分野や軍事での様々な実験に使える。もちろん、デバイスは着用しやすく快適でないといけない。

    「これはシナジーだ。何年も続いているプロジェクトであり、明らかにBrainCoは我々を非常に、非常にサポートしてきた」」

    チェッカレッリはルクレールと13歳のときから仕事を共にしてきた。

    一方で、ニータ・ファラハニ教授はこのデータが軍事研究に利用され得ると警告した。

    「懐疑的な人たちに言いたいのは、CCP(中国共産党)が脳データを使って我々のアスリートがどのようにパフォーマンスを発揮するかをよりよく理解し、将来の兵士をよりよく訓練するために使っている可能性は非常に高いということだ。これは彼らが認知戦に関する総合的プログラムの一部として開発しているものだ」と彼女は述べた。

  • アントネッリ F1オランダGPのルクレールとの接触は「F4レベル」と元王者

    アントネッリ F1オランダGPのルクレールとの接触は「F4レベル」と元王者

    1997年のワールドチャンピオンであるジャック・ヴィルヌーヴは、F1オランダGPで苦しい週末を過ごしたメルセデスの新人キミ・アントネッリに対し、極めて厳しい評価を下した。

    アントネッリの週末は、フェラーリのシャルル・ルクレールとの接触で幕を閉じ、10秒のタイムペナルティを受けた。さらにピットレーンでのスピード違反によって5秒加算され、計15秒のペナルティに。これに対してヴィルヌーヴは容赦のないコメントを残した。

    「非常にお粗末だった。経験のないドライバーがF4やF3でやってしまうような動きで、計算されていない動きだった」とヴィルヌーヴは評価した。

    「F1ではミスをするものだ。限界を越えてしまうこともある。でも今回のはそういうレベルですらなく、ただ単に計算が甘かった。やってはいけないことをやったんだ。その上で感情的になって、ピットレーンでも速度違反をした」

    そしてヴィルヌーヴは率直にこう言い放った。「F1は彼には荷が重すぎるのかもしれない」

    19歳のアントネッリに対してその指摘は厳しすぎるのではないかと問われると、ヴィルヌーヴは「彼はF1にいるんだ」と答えた。

    「マックスがF1に来たのは何歳だった?ルイスは?まさにその通り。だから年齢は言い訳にはならない」

    さらにヴィルヌーヴはこう続けた。「コーナーに入る前に2台分後ろにいたんだ。どこの世界で、それがうまくいくと思ったのか。誰もが知っていることだが、あのイン側のラインは機能しない。だから他のドライバーと並んでいる必要がある。マックスがランドの外側で並んで、なんとか成り立ったようにね。アントネッリの動きは単にお粗末で、F1にいる以上もっと良くなければならない」

    この場面でSky F1の同僚ナオミ・シフがアントネッリを擁護した。

    「年齢について少し彼をかばうとすれば、マックスも16歳、17歳、18歳の頃にF1に来たとき、何度も大きなミスをしていた。常に限界を少し超えるような走りをしていた。良いことは、アントネッリも限界を押し広げていること。そこに到達させる必要はない。だから今はただ、彼の計算ミスを減らすようにすればいい」

    これに対してヴィルヌーヴは反論した。「待ってくれ。付け加えたい。マックスは限界を超えていたが、タイムから0.4秒も遅れていたわけではなかった。彼は速さがあった」

    アンドレア・キミ・アントネッリ F1 オランダGP メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    アントネッリはまだルーキーシーズンの折り返しを過ぎたばかりだが、F1の同世代と比べて経験不足であることを考えれば、ヴィルヌーヴの批判は厳しすぎると感じられる部分もある。2022年にはまだF4に参戦していた彼は、F3を飛ばしてF2をわずか1年で駆け抜け、ルイス・ハミルトンの後任としてメルセデスに抜擢された。

    しかし、メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは落ち着いている。

    「今年の彼のシーズンは、我々が予想していた通り『アップダウンの繰り返し』だ」とヴォルフはメディアに語った。

    「昨年モンツァで彼にチャンスを与えると発表したとき、我々は同時に、学習の年になるだろうと説明した。だから髪をかきむしりたくなる瞬間もあれば、素晴らしい瞬間もあるだろうと。それは今シーズンを象徴している」

    「FP1でのミスは週末全体を難しくした。だが決勝では、フリーエアに出たとき、マクラーレン勢の後ろで最速の走りを見せた。そしてルクレールとの事故に関わってしまい、彼のレースを終わらせてしまったが、それでも攻めに行く姿勢は示した」

    「アップダウンは当然だし、それは今季に期待していたことだ。1日1日が来季に向けた学びになる。我々はコンストラクターズタイトルを争っているわけではない。もちろん2位や3位は重要だが、来年に比べれば相対的に意味は小さい。大事なのは来年、確実にポイントを取ることだ」

  • ルクレール F1ハンガリーGP決勝「1周のペースの遅さが代償を払った」

    ルクレール F1ハンガリーGP決勝「1周のペースの遅さが代償を払った」

    シャルル・ルクレールは、F1ハンガリーGPで表彰台を逃したのは、フェラーリの1周ペースの遅さのせいだったと認めた。

    ルクレールは、モナコで勝利を収めて以来続いていた不運な連敗に終止符を打ち、ブダペストでは2つ順位を上げてフェラーリのトップマシンとして4位でフィニッシュした。

    モナコ出身のドライバーは好調なスタートを切り、チームメイトのカルロス・サインツを追い抜き、オープニングスティントを延長してルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンを追い抜いた。

    しかし、フェラーリは2回目のピットストップでフェルスタッペンに対してアンダーカットを成功させたものの、ルクレールは9周後に新品ミディアムタイヤを履いたフェルスタッペンの追い越しを止めることができなかった。

    しかし、フェルスタッペンとハミルトンの衝突によりルクレールはポジションを取り戻し、急速に劣化するタイヤを最後までいたわり、ハミルトンのメルセデスから4.8秒差でゴールした。

    新品のハードタイヤを用意できなかったにもかかわらず、ルクレールは、予定よりも早いピットストップが、ダーティーエアーのためフェラーリが順位を上げる唯一のチャンスとだったと説明した。

    「予想よりも良かったよ」とルクレールは語った。「ペースはかなり良かったように感じた。ブダペストのようなトラックでは実際に追い抜くのは非常に難しいが、僕らは良いポジションにいた」

    「最初のスティントは好調で、2回目のスティントも非常に好調だった」

    「そして、最後のスティントで、ルイスとピットインしてマックスに順位を譲るか、マックスと走り続けるかの選択を迫られた」

    「僕たちはピットインすることに決めたが、それは悪い選択ではなかったと思う」

    「ただ、それが最後のスティントを非常に厄介なものにした。僕は中古のミディアムタイヤを履いていたが、マックスが戻ってきたときには非常に使い込んだミディアムタイヤを履いていたからだ。それでトリッキーなレースになったが、ペースは良かった」

    「でも、それだけでは満足できない。つまり、全体的な状況を見ると、予選でのペースは依然として主なライバルたちよりもかなり劣っている。このようなコース上では、その代償を払うことになるだろう」

    ルクレールは、レースではフェラーリがメルセデスよりも速いマシンを持っていたのではないかと推測しているが、ハミルトンの後方に発生する乱気流により、追い越しは不可能だったという。

    チームの最近の復活ぶりについて、メルセデスとバトルになることを期待していたかと尋ねられたルクレールは「かなり接戦になると思っていた」と答えた。

    「でも、僕たちは少し優位に立っていたように感じた。なぜなら、ダーティーエアーが重要なトラック上では、後続車にとって非常に不利になるからだ」

    「かなりうまくついていけると感じたので、僕たちのマシンは強かったと思う」

    ルクレールは、レース中にドライバーに余分な仕事を強いることのないよう、シングルラップコンディション下での苦戦を克服しなければならないと強調した。

    彼は、マクラーレンとの0.4秒の差は代表的なものであり、フェラーリのバウンシングの弱点が露呈するコース上ではその差がさらに広がるのではないかと懸念していると繰り返し述べた。

    「つまり、特にカルロスが素晴らしいラップタイムを記録した予選のペースでは、それがギャップだと思う」とルクレールは認めた。

    「このトラック特有の現象かもしれないが、このようなコースでは、我々は0.4秒遅れており、マシンにそれ以上の問題があったとは思わない」

    「スパのようなコースでは、それが僕たちにとって真の試練となるだろう。おそらく僕たちの課題が最も顕著に現れるのがこのコースだからだ」

    「問題を解決するにはまだ多くの作業が必要だということが確認されるのか、それとも今週末のアップグレードが前進の一歩につながったのかどうかがわかるだろう。」

    シャルル・ルクレール 2024年F1 ハンガリーGP

    フェラーリは先週末、スペインでのアップグレードパッケージ導入以来頻発していた高速バウンシングの解消を目的とした改良フロアを導入した。

    ルクレールは、新しいパーツが問題の軽減に役立つと楽観視しているが、今週末の高速トラックへの復帰が真の試練となるだろうと警告している。

    「理解はできているし、間違いなく正しい方向に向かっている」とルクレールは確認した。

    「僕たちが直面している問題のあり方として、オンかオフかのどちらかであり、改善の兆しを見極めるのは非常に難しい」

    「発生時間が短くなることはある。僕が言っているのは主にバウンシングのことだが、強度が改善されるわけではないので、いつ発生してもおかしくない」

    「正しい方向に向かっては進んでいるけど、それでバウンシングなくなるかどうかはまだわからない。スパでもまた問題になるのではないかと予想している」

    一方、ルクレールは、ハンガロリンクのような低速サーキットでは、繰り返し発生するバウンシングがフェラーリの展望を妨げる要因となる可能性もあることを認めている。

    バウンシング以外の部分で、フェラーリがライバルに劣っている点について尋ねられたルクレールは、「ペース、つまり総合的なパフォーマンスだ」と答えた。

    「バウンシングの多いトラックでなくても、妥協を受け入れる必要がある」

    たとえ高速コーナーが2つしかないコースであっても、どこにもそれを発生させないようにするには妥協しなければならない」

    「まだいくつかの問題が残っているし、すべてを最適化できていないかもしれない」

  • シャルル・ルクレール 「ベアマンのフルタイムのF1参戦は時間の問題」

    シャルル・ルクレール 「ベアマンのフルタイムのF1参戦は時間の問題」

    シャルル・ルクレールは、F1サウジアラビアGPでのデビュー戦で7位という素晴らしい走りを見せたオリバー・ベアマンがF1でフルタイムドライブするのは「時間の問題」だと信じている。

    ベアマンは最終プラクティスセッションを前に体調不良のカルロス・サインツの代役として招集された。サインツは虫垂炎の診断を受けて手術を受けた。

    予選ではQ3進出を逃したベアマンだが、レースでは優秀な成績を収め、同胞のランド・ノリスとルイス・ハミルトンを破って11番手から7位に浮上した。

    ルクレールは、フェラーリからF1グランプリに出場した最年少ドライバーとなったベアマンは、遅かれ早かれグリッドに並ぶ運命にあると確信している。

    「つまり、彼はドライバー・オブ・ザ・デイに完全に値する」とルクレールは語った。

    「彼はFP3からすでに素晴らしい仕事をしていた。予選ではストレートにペースを上げ、素晴らしい仕事をしたのに僅差でQ3を逃した。そして今日の彼は信じられないほど素晴らしかったと思う。F1初レースで、新車でFP3だけ走って7位というのは本当にすごいことだ」

    「彼は非常に誇りに思っていると思うけど、誰もが彼の才能に気づいており、彼がここF1に来るのは時間の問題だと思う」

    スクーデリア・フェラーリフェラーリ最年少F1デビューを果たしたオリバー・ベアマン

    予選2番手のルクレールはスタートでセルジオ・ペレスのアタックに抵抗したが、レッドブル1-2フィニッシュを阻むことはできなかった。

    最終ラップのファステストラップでボーナスポイントを獲得したものの、9連勝を飾ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とは18秒差だった。

    「最後はファステストラップだったので、かなりいいペースで走れた」とルクr-エルは振り返った。「DRSのおかげで少し助けられた。でも全体的にはかなりいい感じだった」

    「レッドブルがちょっと速すぎたので、ちょっと退屈なレースだった。そして後ろでは少しギャップがあった。

    「でも、今日はできる限りの最大限のポイントを獲得できた。それが目標だったし、素晴らしいことだ」

  • ルクレール フェラーリF1でのハミルトンとの直接対決に「不安はない」

    ルクレール フェラーリF1でのハミルトンとの直接対決に「不安はない」

    シャルル・ルクレールは、2025年からフェラーリのチームメイトとしてF1史上最も成功を収めたドライバーを迎え入れることに不安はないと主張している。

    少なくとも当初は、新チームの代表であるフレデリック・バスールがカルロス・サインツ(ルクレールも「ユーモアのセンスが同じ」と認めているドライバー)とのコンビ解消を決めたことにルクレールが動揺しているという噂があった。

    現在、26歳のルクレールに対し、来年は、名声と影響力だけでなく、このスポーツの歴史上最も成功したドライバーとしてやってくるはるかに年上のハミルトンとの「激しい対決」を迎えることになるだろうとCorriere della Seraに語った。

    「いい決闘になるだろう」とルクレールは主張する。「僕は競争が好きだし、チャレンジが好きだ。それがF1の本質なんだ」

    フェラーリから逃げることを一瞬でも考えたかという質問には「絶対にない」と力強く答えた。

    実際、ルクレールは、来年早々に赤いオーバーオールを身にまとう40歳のハミルトンとはうまくやっていけると期待している。

    「彼は単なる『ドライバーのルイス』ではない」とルクレールは認める。「彼はより重要なキャラクターになっている」

    「全員がそうではない。F1内にとどまることを好む人たちもいる。しかし、彼は視野を広げ、そのやり方は印象的だった」

    シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトン

    しかし、来年はハミルトンとルクレールの見事なジョイントナンバー1コンビが誕生するとしても、マックス・フェルスタッペンのドライバーとしての優位性は、レッドブルのマシンに関係なく、フェラーリが克服するのは難しいだろうと心配する声もある。

    「ワールドチャンピオンになるには、最高のマシンとドライバーの組み合わせが必要だ」とルクレールは主張する。「レッドブルがいなかったらマックスがどうなるかわからないし、マックスがいなかったらレッドブルがどうなるかもわからない」

    「今日は勝利の組み合わせだけど、彼らを倒せるかどうかは僕たち次第だ」

    そしてルクレールは、フェラーリはすでに2024年の早い段階でレッドブルへの一歩を踏み出していると言う。

    「フェラーリには挽回のチャンスがあると確信している」とルクレールは語った。

    「2023年に比べて我々は飛躍的に前進したけど、それは大きなものであったため、まだギャップがある」

    「しかし、最初のレースを見る限り、彼らよりも僕たちの方が改善されている」