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  • ランド・ノリス TIME誌「世界で最も影響力ある100人」に選出 トランプ氏と並ぶ

    ランド・ノリス TIME誌「世界で最も影響力ある100人」に選出 トランプ氏と並ぶ

    ランド・ノリス(マクラーレン)は、米『TIME』誌が発表した「2026年 世界で最も影響力のある100人(TIME100)」に選出された。現職の米国大統領ドナルド・トランプらと並び、世界的な影響力を持つ人物のひとりとして名を連ねた。

    2025年F1最終戦アブダビで初のワールドチャンピオンに輝いて以降、ノリスの評価と影響力は急速に拡大している。競技面での実績に加え、人柄や発信力も含めた総合的な存在感が、今回の選出につながった形だ。

    スポーツ界からの選出、政治・文化の大物と肩を並べる
    TIME100は例年、政治・経済・文化など幅広い分野の著名人が選出されるリストであり、トランプ大統領やローマ教皇レオらといった世界的指導者も含まれている。

    ノリスはその中で「イノベーター」部門に分類され、スポーツ界からの影響力を象徴する存在として評価された。リストに掲載された100人それぞれには、親交のある著名人が紹介文を寄稿する形式が取られている。

    パリス・ヒルトンが語るノリスの素顔
    ノリスの紹介文は、アメリカの実業家で著名人のパリス・ヒルトンが担当した。

    「私はF1マイアミでランド・ノリスに初めて会ったが、そのエネルギーにすぐに惹かれた」とヒルトンは記している。

    「彼は明らかに非常に才能があるが、本当に際立っているのはその優しさ、誠実さ、そして地に足のついた人柄だ」

    「スポットライトのプレッシャーの中でも、彼は常に冷静さを保っている。それは非常に珍しいことだ」

    「2025年に彼がワールドチャンピオンになる姿を見るのは本当に素晴らしかった。ふさわしい結果であり、大きな瞬間だった」

    「レースでファンと接する姿も見てきたが、とても特別だ。彼は一人ひとりと向き合う時間を大切にしており、それが本心から来ているのが分かる」

    「彼は楽しくて温かく、親しみやすい存在だ。努力して頂点に立っても、自分らしさを失わないことを示すことで、多くの人々にインスピレーションを与えている」

    王者としての実績と“人間性”が評価
    ノリスは2025年シーズンにおいて、夏時点での34ポイント差を逆転し、チームメイトのオスカー・ピアストリやマックス・フェルスタッペンとのタイトル争いを制して初戴冠を果たした。

    その過程では、シーズン序盤に抱えていた精神的な課題を乗り越えた点も注目されている。競技成績だけでなく、人間的な側面や発信力を含めた総合的な影響力が、今回のTIME100選出の背景にあるといえる。

  • ランド・ノリス 2026年F1マシンで痛感「走行不足の代償は大きい」

    ランド・ノリス 2026年F1マシンで痛感「走行不足の代償は大きい」

    2026年F1シーズンにおいて、マクラーレンのランド・ノリスは、新世代マシンへの適応の難しさを強調し、フリー走行での走行不足がこれまで以上に大きな代償を伴うと認めた。

    新しい空力コンセプトと改良されたパワーユニットにより、各チームが未知の領域に直面するなか、わずかな走行機会の差がパフォーマンスに直結する状況となっている。

    新世代マシンが突きつける“走行時間の価値”
    ノリスは、2026年型マシンへの移行が決してスムーズではないと認め、特にオーストラリア、中国、日本と続いた序盤戦では、トップドライバーでさえミスが目立っていると指摘した。

    鈴鹿でフリー走行の欠如が過去以上に影響するかと問われると、ノリスは明確にこう答えた。

    「そうだね、100%だ。間違いなくこれまでよりずっと大きい」

    「まだ新しいクルマだし、ここは新しい路面でグリップもかなり高い。すごく速いサーキットだから、ここ数年とはまったく違う運転の仕方が求められるんだ」

    エネルギーマネジメントが支配するセットアップ
    さらにノリスは、現代のパワーユニットの複雑さが、単なるドライビングの問題を超えた課題になっていると説明する。

    バッテリー出力の増加により、エネルギーマネジメントは単なる補助要素ではなく、マシンセットアップそのものを左右する重要な要素となっている。

    「スプーンやそういうところで、リアを失ってミスしているのを見ただろう。簡単じゃないんだ」

    「だから今は確実に代償が大きくなっている。ドライバーとしてだけじゃなくて、パワーユニットの働きを理解したり、バッテリーの使い方を最適化するためにもね」

    ランド・ノリス(マクラーレン) フォーミュラ1カー

    “リフト”が生む連鎖的なセットアップ変更
    エネルギー管理の要求は、走り方そのものにも影響を及ぼしている。

    ノリスは、アクセルオフ(リフト)を強いられる場面が増えたことで、それに対応するためのセットアップ変更が必要になると明かした。

    「場所によってはもっとリフトしなきゃいけないし、それに合わせてセットアップも変えなきゃいけない。細かいことが本当にたくさんあるんだ」

    2026年F1の新時代において、走行時間は単なる準備ではなく“最も高価な要素”となっている。走れないことは単なる遅れではなく、未知の領域に取り残されることを意味する。

  • ランド・ノリス F1名コンビ“カルランド”復活 Quadrantでサインツと再共演

    ランド・ノリス F1名コンビ“カルランド”復活 Quadrantでサインツと再共演

    ランド・ノリスが手がけるブランド「Quadrant」の新動画で、カルロス・サインツとの再共演が実現する見込みとなり、ファンの間で“カルランド復活”への期待が一気に高まっている。

    かつてマクラーレンでチームメイトとして過ごした両者は、その親密な関係性から「カルランド」と呼ばれ、F1の枠を超えた人気コンテンツを生み出してきた。今回のティザー公開は、その象徴的コンビの再来を示唆するものだ。

    今回の焦点は3つある。Quadrantという発信基盤、カルランドというコンテンツ価値、そしてサインツの現在地との対比だ。

    Quadrantが仕掛ける“カルランド復活”の意味
    ノリスが2020年に立ち上げたQuadrantは、eスポーツやライフスタイル、アパレルを軸にしたブランドとして成長してきた。

    今回公開されたティザーにはサインツとの共演が示唆されており、SNS上では「夢のコラボ」「カルランドが帰ってくる」といった反応が相次いでいる。

    単なる動画企画ではなく、ドライバー自身が主導するコンテンツとしての価値が強く、F1外での影響力拡張という意味でも注目度は高い。

    “カルランド”が特別だった理由
    ノリスとサインツの関係は、2019年と2020年のマクラーレン時代に築かれた。

    当初は面識がほとんどなかったというノリスは当時、次のように語っている。

    「カルロスのことはチームメイトになるまでほとんど知らなかった。でも一緒にやっていく中で、トラックの上でも外でもいい関係になれたし、すごく競争的でもあった」

    一方のサインツも、その関係性を自然なものだったと振り返っている。

    「ランドとは初日からすごく自然にうまくいった。すごく競争的だけど、お互いをリスペクトしていて、このスポーツを楽しもうとしていた」

    この“競争と親しさの両立”こそがカルランドの魅力であり、ファンに強く支持された理由でもある。

    サインツのキャリア変化と再共演の価値
    サインツは2020年末でマクラーレンを離れ、その後フェラーリで4シーズンを過ごしたが、ルイス・ハミルトン加入に伴いシートを失った。

    現在は新たな環境に身を置く中での再共演となるが、だからこそ今回の企画は“過去の延長”ではなく、“現在だからこそ成立する再会”という意味合いを持つ。

    ノリスがマクラーレンに残り続けている点との対比も、両者のキャリアの分岐を際立たせている。

    F1外で広がるドライバーの価値
    今回のカルランド再共演は、単なるファンサービスにとどまらない。

    ドライバーが自らブランドを持ち、コンテンツを発信し、ファンとの接点を拡張していく流れは、現代F1における新たな価値の形を示している。

    レース結果だけでは測れない影響力という点で、ノリスとサインツの再共演は、その象徴的なケースになりそうだ。

  • ランド・ノリス F1日本GP5位「クリーンエアでマシンが生き返った」

    ランド・ノリス F1日本GP5位「クリーンエアでマシンが生き返った」

    ランド・ノリス(マクラーレン)は2026年F1日本GP決勝で5位入賞を果たした。序盤はペースに苦しみ後方に沈む展開となったが、終盤にかけて追い上げを見せ、ルイス・ハミルトンを攻略してポイントを最大化した。

    プラクティスでの走行不足の影響もあり、レース序盤は目立った存在ではなかったが、後半にかけて徐々にペースを取り戻した。最終盤にはハミルトンの背後まで迫り、複数回のアタックの末にオーバーテイクを成功させた。

    ノリス「終盤のオーバーテイクは大きかった」
    ランド・ノリスは次のように語った。

    「チームにとって強い一日だったし、多くのポジティブな要素があった」

    「スタートは良かったし、特にクリーンエアでは競争力のあるペースを見せることができた」

    「タイヤマネジメントもうまくいったし、終盤にルイスを抜くことができたのは良かった」

    「パワーユニットの使い方という点でも明らかに進歩しているし、このサーキットは僕たちのマシンに合っていたと思う」

    「2位と5位という結果は良いものだし、チームの努力の成果だ。正しい方向に進んでいる証だと思う」

    「ここからファクトリーに戻って、このインターバル期間でしっかり作業を進めて、マイアミではベストな状態で戻ってきたい」

    ランド・ノリス F1 日本GP

    レース後のインタビューでは、レース中の実際のペースやクリーンエアでの挙動、そして現状の課題についてより具体的に語った。

    「スタートは良かったし、ペースも悪くなかった。正直、僕たちはそれなりに戦えていたと思う」

    「メルセデスは明らかに一段上だったが、フェラーリとはいいレースができていた」

    「序盤の15周はかなり難しくて、後ろのメルセデスや周りのフェラーリにずっとプレッシャーをかけられていた。ほぼ毎周プッシュする必要があった」

    「セーフティカー後は少しタイヤを温存しようとした。しばらく大きな動きはないと思っていたし、それがうまくいって残り2周でルイスを抜くことができた」

    「クリーンエアに入った途端にマシンのパフォーマンスは大きく向上した。実際、レース全体でクリーンエアで走れたのは2周くらいしかなかったが、その時は本当にマシンが生き生きとしていた」

    「もし予選で上の位置につけていたり、もっと走行できていれば、さらに良い結果も狙えたと思う」

    「今回は確かに前進はあったが、クルマ自体としてはまだ大きく改善したわけではない。パワーユニットの面で最適化が進んだし、このサーキットではそれが活かしやすかった」

    「それでも2位と5位という結果を出せたのはポジティブだし、クルマをさらに改善できれば、もっと強くなれるということでもある」

    「今回の週末はチームにとって良い兆しだった」

  • ランド・ノリス F1日本GP「こんな減速は心が痛い 鈴鹿はもう楽しくない」

    ランド・ノリス F1日本GP「こんな減速は心が痛い 鈴鹿はもう楽しくない」

    ランド・ノリス(マクラーレン)は、2026年F1日本GP予選後に現在のF1に対して強い不満を示した。特に「スーパークラッピング」と呼ばれるエネルギーマネジメントによる減速が、予選の本質を損なっていると指摘している。

    鈴鹿サーキットは本来、ドライバーの技量が試される世界屈指の難コースとして知られる。しかし2026年仕様のマシンでは、全開で攻め続けることができず、従来の予選とはまったく異なる様相を呈している。

    「予選の本質が失われている」
    従来の鈴鹿では、スネークやスプーン、130Rといった高速セクションでリスクを取ることがポールポジション争いの鍵だった。しかし現在のF1では、その要素が大きく後退している。

    ドライバーの違いは限界への挑戦ではなく、「ミスを避ける能力」によって決まる傾向が強まっており、本来のF1の姿から逸脱しているという見方が広がっている。

    ランド・ノリス 鈴鹿サーキット

    ノリス「スピードが落ちるのを見るのはつらい」
    「以前と比べると、ここでドライブする楽しさは間違いなく減っている」とランド・ノリスは語った。

    「こんなにもスピードが落ちるのを見るのは、正直言って心が痛い」

    「それでも限界で走っている感覚はあるし、特別な気持ちは残っている。ただ、2025年のような興奮はないし、どのサーキットでも同じだと思う」

    「これに慣れるしかないんだろう」

    ノリスの発言は、マックス・フェルスタッペンに続くものであり、多くのドライバーが同様の不満を抱いていることを示している。春のインターバル期間に向け、F1側が何らかの対応を検討するかが注目される。

  • ランド・ノリス F1ペナルティ危機 マクラーレンPU上限到達

    ランド・ノリス F1ペナルティ危機 マクラーレンPU上限到達

    ランド・ノリス(マクラーレン)は2026年F1シーズン開幕からわずか3戦で、パワーユニット関連コンポーネントの使用上限に到達し、グリッド降格ペナルティの瀬戸際に立たされている。

    現時点でドライバーズランキング6位(15ポイント)と苦戦が続く中、信頼性トラブルが状況をさらに悪化させており、今後の戦いに大きな影響を及ぼす可能性がある。

    FIAのレギュレーションでは、エナジーストアおよびコントロールエレクトロニクスはシーズンあたり3基まで使用可能と定められているが、ノリスはすでに両コンポーネントの上限に到達。これにより、今後いずれかを4基目に交換した場合、初回で10グリッド降格のペナルティが科される。

    さらに、それ以降の交換では5グリッド降格が追加されるため、シーズン序盤から極めて厳しい状況に追い込まれている。

    この事態の発端となったのは中国GPでのトラブルだった。レース前に発生したバッテリーの重大な不具合により、エナジーストアは完全に機能停止。ソフトウェアの問題によって修復不能な状態となり、シーズン割り当ての3分の1を一度に失う結果となった。

    続く日本GPでも問題は収まらなかった。フリー走行2回目では油圧系トラブルにより20分以上ガレージに留まり、十分な走行時間を確保できなかった。

    さらにチームはフリー走行3回目を前に再びパワーユニットの交換を余儀なくされ、準備不足のまま週末を迎えることになった。

    序盤で露呈した信頼性の脆さ
    マクラーレンは2026年の新レギュレーション下で競争力を見せつつあるが、その一方で信頼性面の課題が顕著となっている。

    特に電力系統のトラブルは致命的であり、エネルギーマネジメントが重要となる現行レギュレーションにおいては、単なるパフォーマンス不足以上に大きなリスクとなる。

    ノリスにとっては、今後のレースでトラブルを回避し続ける必要がある“綱渡り”の状況だ。わずかな不具合でも即座にペナルティに直結するため、タイトル防衛を目指す上で極めて厳しい立場に追い込まれている。

  • ランド・ノリス マクラーレンF1油圧漏れで出遅れ「かなり悪い一日」

    ランド・ノリス マクラーレンF1油圧漏れで出遅れ「かなり悪い一日」

    ランド・ノリスは2026年F1日本GP金曜フリー走行でマシントラブルに見舞われ、鈴鹿での金曜を「かなり悪い一日だった」と振り返った。一方で、チームメイトのオスカー・ピアストリはフリー走行2回目でトップタイムを記録し、マクラーレンにとっては明暗の分かれる一日となった。

    ノリスはフリー走行1回目を20周走って3番手につけたが、2回目はマシンの問題によってガレージでの作業が長引き、走行開始が遅れた。

    最終的には残り40分を切ってからコースに入り、他車とは異なる進行のなかでプログラムを消化。17周を走行し、4番手タイムでセッションを終えた。

    ノリス「オスカーにはペースがあるが、僕にはない」
    ランド・ノリス(マクラーレン)は、セッション後に自分とピアストリの両方に速さがあるように見えたと問われると、その見方を控えめに否定した。

    「ペースがあるのはオスカーであって、今のところ僕ではない」

    「僕たちの側としてはかなり悪い一日だったし、とにかく周回数が足りていない。この時点では望んでいたような流れではないし、特にまだ1周ごとに学んでいる段階だから、走れないことの影響は大きい」

    「最高のスタートではなかったけど、今夜は見直す時間があるし、明日に向けていくつかのことを修正していきたい」

    ノリスはその後、一晩で修正すべき点を把握するには十分な走行距離を確保できたのかとさらに問われた。

    「何周かは走れた。でも、おそらく十分ではない。僕たちは後手に回っているし、そのなかでできる限りを尽くすしかない」

    ランド・ノリス(マクラーレン) F1 日本GP

    マクラーレン首脳「油圧漏れを抱えたまま最大限を引き出した」
    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるランディ・シンは、ノリス車に発生していた問題についてさらに詳しく説明し、チームとして限られた条件のなかで最大限の成果を引き出そうとしていたと語った。

    「フリー走行1回目の最中に油圧漏れを発見した。そして、その発生源を特定して修復しようと、できる限りのことを行った」

    「残念ながらそれは解決できなかったので、我々の狙いはそのセッションで可能な限り最善を尽くすことだった。チームは、フリー走行2回目で学べることを最大化するという点でいい仕事をしてくれた」

    「今回は通常の週末で、スプリント開催ではないのが幸運だった。だから取り戻すための走行時間は十分にある。我々は、与えられた走行のなかで学べることを最大化するという点で、いい仕事ができたと思う。走行はやや短めになったが、あれだけ走行が限られていたなかで、ランドのペースはかなり良かった」

    ピアストリ最速でも序列は大きく変わらず
    一方で、ピアストリはフリー走行2回目をトップで終えた。ただシンは、その結果が今季序盤からの勢力図の大きな変化を示しているとは見ていない。

    有望な結果かと問われたシンは、次のように答えた。

    「そうだね、フリー走行2回目としては有望だ」

    「オーストラリアでも我々はフリー走行2回目でトップだった。だから、オーストラリアからここまでで勢力順が大きく変わったとは思っていない。現時点では、とにかくマシンからできる限り多くを引き出すことに全力を尽くしている」

    「もちろん、我々は常に楽観的で希望を持っている。でも同時に、現実的でなければならない」

  • ランド・ノリス マクラーレンF1に自信「2026年も最高のマシンにできる」

    ランド・ノリス マクラーレンF1に自信「2026年も最高のマシンにできる」

    ランド・ノリス(マクラーレン)は、2026年F1日本GPを前に、マクラーレンがメルセデスを追い上げるために全力で開発を進めており、今季マシンには「大きなポテンシャル」があると語った。

    マクラーレンは新シーズンの立ち上がりで苦しい展開を強いられている。オスカー・ピアストリはオーストラリアでグリッドに向かう途中にクラッシュし、中国ではメルセデス製パワーユニットに関連する別々のトラブルにより、2台とも決勝をスタートできなかった。

    それでもチームはコンストラクターズ選手権で3番手につけており、ノリスは現在の戦闘力を今後の巻き返しにつなげられる基盤だと捉えている。

    ノリスはマクラーレンの伸びしろを強調
    「このクルマには大きなポテンシャルがある」とノリスは語った。

    「確かに僕たちは望んでいた位置にはいない。でも、おそらく本当の問いは、去年タイトルを勝ち取った今の状況がいいのか、それとも去年タイトルを獲れずに今もう少し良いクルマを持っていた方がいいのか、ということだと思う。そして、僕の答えが何かは分かるはずだ。すべてを手に入れることはできない」

    「チームとして、僕たちは間違いなく自分たちが望む場所、目指す場所にはいない。でもチームの中では、自分たちに何ができるのかをみんな分かっている。今こそ、フェラーリや非常に好調なメルセデスを相手に、チームとして何ができるのかを証明する絶好のタイミングだ。ファクトリーにいるみんなが本当に一生懸命に働いているし、いい進展も出ている」

    「いくつかのことを改善するには時間がかかるし、僕たちは別に悪いわけではない。現時点でもまだ3番手のチームではある。ただ、3番手より1番手の方がずっといいのは確かだ。だから時間が経てば分かることだし、いくつか進めているものもある。さっき言ったように、みんなが懸命に働いている。だから僕たちは再び頂点に戻ることに野心を持っている」

    タイトル争い逆転への自信は失っていない
    コンストラクターズ選手権を連覇しているチームの一員として、ノリスは今季も開発でメルセデスを逆転し、再びタイトル争いに加われると信じている。

    「2024年にメルセデスやレッドブル、フェラーリに対して何ポイント差があったのか正確には覚えていないけど、たしか150ポイント以上離されていたと思う。それでも僕たちは巻き返してコンストラクターズを勝ち取った。今どれだけ離されているのかは分からないし、すでにかなり差はある。でも、今は必ずしもそこを考えているわけではない」

    「僕たちがまず考えているのは、最初に表彰台に戻ること、そして再びレースで勝てるようになることだ。ポイントはその結果としてついてくるし、どこまで取り返せるかを見ていくことになる」

    「僕たちはチームとして自信を持っているし、自分たちを信じている。ここ2年でタイトルを勝ち取ってきたし、去年は最強のクルマを作れたからドライバーズも獲れた。今年もまたグリッドで最高のクルマを作れると僕は確信している。ただ、それには時間が必要だ。我慢しなければならない。でも、僕はチームを強く信じているし、今年も最高のクルマを持てると思っている」

    ランド・ノリス マクラーレン フォーミュラ1カー

    中国でのダブルDNSは原因を特定
    上海でのダブルDNSは、同じメルセデス供給部品に起きた2種類の異なる問題によるものだった。ノリスは、レース間の短い期間の中で原因は特定できたと明かした。

    「HPPと一緒に取り組む中で、状況を把握するまで少し時間はかかった。でも、もちろんチームとしては大きな痛手だった。2台ともレースをスタートできないなんて、チームとして決していい見え方ではなかった」

    「もっとつらかったのは、それが僕たちのコントロール外だったという事実だ。でもHPPとともに、どうして起きたのか、なぜ起きたのかを理解するために懸命に取り組んできたし、もちろん二度と起きないようにできる限りのことをする。でも、こういうことも経験して学んでいくものだ」

    「僕たち全員にとって厳しいものだった。あんな週末を望む者はいないし、特に日曜日をああいう形で始めたい者はいない。だから本当に痛かった。でも同時に、学んで、一歩引いて、そして今週末に向けて前に進むにはいいタイミングでもあると思う」

    マクラーレンにとって開幕2戦は、結果だけを見れば大きくつまずいた形になった。ただ、ノリスの発言からは、戦闘力そのものには一定の手応えがあり、問題を切り分けながら巻き返しを狙っていることがうかがえる。鈴鹿でまず求められるのは、表彰台争いに戻るための確かな一歩になる。

  • F1王者ランド・ノリスの蝋人形が今夏ロンドンのマダム・タッソーに登場

    F1王者ランド・ノリスの蝋人形が今夏ロンドンのマダム・タッソーに登場

    ランド・ノリス(マクラーレン)の蝋人形が、今夏にロンドンのマダム・タッソーで展示されることになった。2025年のF1ワールドチャンピオンに輝いたノリスは、今年初めに制作チームを訪れ、自身の姿を精密に再現するための作業に参加した。

    マダム・タッソーのリリースによると、制作チームはヘルメットからつま先まで、色味の確認や各部の採寸を含めて「正確なあらゆるディテール」を記録してきたという。

    F1で高い人気を誇ってきたノリスは、昨季にマックス・フェルスタッペン、そしてマクラーレンのチームメイトであるオスカー・ピアストリとの接戦を制して初のタイトルを獲得し、その知名度をさらに高めた。

    ノリス「本当に大きな名誉」
    「自分のフィギュアがマダム・タッソーに置かれるなんて、本当に不思議な気分だし、とても大きな名誉だ」とノリスは語った。

    「アーティストたちと一緒に作業するのは素晴らしかったし、彼らがこのフィギュアに注ぎ込んだ細部を見て本当に感銘を受けた。今夏にロンドンで完成したフィギュアをファンに見てもらうのが待ちきれない」

    この蝋人形は、ロンドンの施設にすでに展示されている著名人のフィギュアと並んで公開される。そこにはルイス・ハミルトン、クリスティアーノ・ロナウド、モハメド・サラー、メアリー・アープス、アンソニー・ジョシュア、キリアン・エムバペ、さらに英国王室のメンバーも含まれている。

    ランド・ノリス マクラーレン F1

    制作側も“ポールポジション級”の仕上がりに自信
    「ランド・ノリスは、現代のスポーツとカルチャーの最前線にいる存在だ。野心的で、恐れを知らず、世界中のファンから非常に高い人気を集めている」と、マダム・タッソーのゼネラルマネージャーを務めるスティーブ・ブラックバーンは述べた。

    「ランドとの作業を始めた瞬間から、我々が本当に特別なものを作っていることは明らかだった。我々のチームは、完全に本人そっくりの仕上がりを実現するために全開で取り組んできた」

    「彼は制作の全工程を通じて素晴らしい協力をしてくれた。いつものように走り回ることなく、辛抱強くじっと座ってくれていた。我々は彼のフィギュアを表彰台仕様に仕上げるべく作業を進めており、今後数か月のうちに来場者がランドのそっくりな姿と対面できることを非常に楽しみにしている」

  • ランド・ノリス マクラーレンF1中国GP DNS「始動すらできなかった」

    ランド・ノリス マクラーレンF1中国GP DNS「始動すらできなかった」

    ランド・ノリス(マクラーレンF1)は2026年F1中国GPでスタートを切ることができず、自身のF1キャリアで初めてDNSを喫した。ノリスは、決勝前にマシンのトラブルを知らされていたことを明かし、その問題が最終的に出走不能につながったと説明した。

    この日はオスカー・ピアストリもDNSとなり、マクラーレンF1は2台そろってグリッドに並べなかった。

    マクラーレンの2台がレース前にグリッドから姿を消したのは、1983年モナコGPで予選通過を逃して以来の事態となった。チームはその後、両車がそれぞれ異なる電気系トラブルに見舞われたと認めている。

    ノリスが明かしたパワーユニット関連の電気系トラブル
    ランド・ノリスは、自身のマシンに起きていた問題について、決勝前の限られた時間の中で把握したと語った。

    「正直、それがどれくらい前から起きていたのかは分からない」とノリスは語った。

    「こういう時は、チームに作業を任せた方がいいこともある。でも、僕がそのことを知ったのは、ガレージを出る予定のたぶん20分くらい前だったと思う。ただ、チームはその少し前からすでに作業していたはずだ」

    「パワーユニットに関係する電気系の問題だった。それで、エンジンを始動することすらできなかった。だから残念だよ。F1で初めてのDNSになってしまって悲しいし、さらに悪いのは、オスカーも一緒にDNSになってしまったことだ。僕たちにとってはベストな一日ではなかった」

    「自分の仕事ができなかったのが悔しい」
    ノリスは、自身が走れなかったことだけでなく、準備を続けてきたチーム全体にとっても大きな痛手だったと受け止めている。

    「ただただ失望している。それだけだ。今日は自分の仕事をしに行くことができなかった。そのことに失望しているし、チーム全体のことを思うと悔しい」

    「僕だけじゃない。メカニックもそうだし、みんながすごく多くの作業を積み重ねてきた。これは複雑な機械なんだ」

    「新しいものがたくさんあるし、当然ながら、まだ時々は新しい問題も見つかる。だからガレージにいる全員が、今日はマシンをコースに送り出せなかったことを悔しく思っているし、それを解決するために懸命に取り組むはずだ」

    赤旗の可能性にも備えて待機
    ノリスは、完全に望みが消えるまでガレージに残り、レースに加われる可能性を探っていたことも明かした。

    「赤旗か何かが出て、運がこちらに向く可能性に備えて、最初の数周は僕たちも待っていた」とノリスは語った。

    「何か魔法みたいに起きて急に直るようなことがあれば、すぐ出られるようにしておきたかった。でも今日はそうはならなかった」

    中国GPを終えた時点で、前年王者のノリスはドライバーズランキング6番手につけている。ただ、ランキング首位ジョージ・ラッセルとの差はすでに36ポイントとなっている。