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  • WRC今季初勝利のクリス・ミーク 「勝利できたのは神の恵みだった」

    WRC今季初勝利のクリス・ミーク 「勝利できたのは神の恵みだった」

    WRC 第3戦 ラリー・メキシコで今シーズン初勝利を挙げたクリス・ミーク(シトロエン)は「勝利できたのは神の恵みだった」と語った。

    それまでの4日間のわたる戦いで40秒近いリードを築いて最終ステージを迎えていたクリス・ミークだったが、残り750mの地点でコースを喫し、完全に優勝を失ったかに見えた。

    クリス・ミークは広くなった駐車エリアで観客の車の間をコースに戻る道を探してさまよったが、幸いなことに脱出に成功。リヤウィングにテープをひっかけ、パンクしたマシンでどうにか逃げ切り、セバスチャン・オジェを13.8を秒引き離して優勝を飾ることになった。

    「高速の右コーナーでバンプを越えたあと、マシンが浮き上がってしまった。ブレーキをかけた時、マシンが少し横へそれて、深いディッチの方へ流れてしまったんだ」とクリス・ミークはその瞬間を振り返る。

    「まったく愚かなミスだった。僕たちはラインを外れ、フェンスから出てしまった。その後は、神の恵みがあったのだろう。大きなコースオフでは無かったが、駐車した車のなかからコースへ戻る道を探すときは気がおかしくなりそうだった。本当にゴールできてよかった。ラッキーだった。本当にラッキーボーイだったよ」

    クリス・ミークはキャリア4度の勝利によってドライバーズ選手権ランキングで14位から6位へと浮上した。

    WRC – Rally Guanajuato México 2017: Kris Meeke´s exit in SS19

  • トヨタ:2台のヤリスWRCが揃って入賞 / WRCメキシコ 結果

    トヨタ:2台のヤリスWRCが揃って入賞 / WRCメキシコ 結果

    3月12日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコの競技最終日となるデイ4がレオンを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合6 位でフィニッシュ。

    ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)も総合7位で完走し、今シーズン初めて2台のクルーが揃って10位以内に入り、ポイントを獲得した。

    ラリー最終日はサービスパークが置かれるレオンの東側エリアで、2本計54.90kmのSSが用意された。そして、最終ステージのSS19はトップ5のタイムを記録したクルーに対しボーナスのポイントが与えられるパワーステージに設定された。TOYOTA GAZOO Racing WRTのハンニネンは、7位ラトバラに0.3秒差の6位で最終日をスタート。しかし体調が優れなかったこともあり、最初のSS18でラトバラに逆転を許し7位に後退。ラトバラは6位に浮上し、そのままの順位で最終ステージのSS19を走りきった。この結果、今季初めて2台揃ってトップ10内でフィニッシュし、ドライバーズポイントと、コ・ドライバーズポイントを獲得。ラトバラ/アンティラ組は順位をひとつ落としながらも選手権2位につけ、ハンニネン/リンドストローム組は11位となった。また、TOYOTA GAZOO Racing WRTは、マニュファクチャラーズ選手権で2位のポジションを堅持した。

    今回のラリーではメキシコの特徴である高い気温と、高い標高というふたつの要素が組み合わさった結果、競技2日目にはチームはエンジン温度の上昇という難題に直面した。しかしスタッフ全員の努力と貢献により、競技3日目以降問題は解決し、最終日には選手たちが心から満足できる状態までヤリスWRCを進化させることに成功。タフなコンディションのラリーを走破したことで、TOYOTA GAZOO Racing WRTはさらに多くの事を学び、将来に向けて貴重な経験を蓄積した。

    WRC次戦は、4月6日から9日にかけてフランスのコルシカ島で行なわれる第4戦ツール・ド・コルス。コルシカ島の島全体が舞台となるこの伝統の1戦は、シーズン最初の完全なターマックラリーである。コルシカ島のツイスティな舗装路は平均速度こそ比較的低いが、ミスに対しては寛容ではなく、選手たちは正確なマシン操作を求められる。4月のコルシカ島は天候変化が読みにくいため、選手とチームはあらゆるコンディションに対応できるように、入念な準備を行う必要がある。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    モンテカルロ、スウェーデンと開幕から2戦連続で素晴らしい結果になりましたが、今回のメキシコは、我々が今年直面するであろうと事前に予想していたような結果になりました。しかし、難しい状況を乗り越え、ふたりのドライバーが初めて同時にドライバーズポイントを獲得したことに満足しています。今回の結果、そして我々にとって初めてのグラベルラリー参戦から多くの情報を得られた事を嬉しく思います。今回我々が学んだことは、将来必ず役に立つでしょう。今回は非常にトリッキーなラリーだったにも関わらず、2台のクルマを完走に導いたドライバー、コ・ドライバー、エンジニア、そしてメカニックの貢献に心から感謝します。

    嵯峨宏英(チーム副代表)
    前戦スウェーデンでは素晴らしい結果を残すことができましたが、気温と標高の高いメキシコ戦は、これまでとは違う試練を我々に与えるであろうと予想していました。事前に想定テストを行ない、万全の準備をして臨んだものの、我々の予想を超える試練が待っており、とても厳しい戦いとなりました。競技2日目には、オーバーヒートに苦しみましたが、エンジニア・メカニック一丸となって、限られた時間の中で対策を施し、最終日のSSでは、それらの対策が効果的であったことを確認できました。そして、クルー達がゴールまで無事にそのクルマを走らせ続けてくれました。こうした一つ一つの経験が、ヒトを鍛え、クルマを強くしてくれるのだと思います。今回も、学びの大変多いラリーとなりました。ラリーは、お客様が普段使っている道が舞台です。その道で、全力を尽くし、極限の状態でクルマを学ぶことが「もっといいクルマづくり」に繋がっていくと改めて強く感じます。この4日間、現場でチームの皆と過ごす中で、多くの地元のファンの方に暖かい声援を頂き、とても嬉しく思います。また、日本からも心温まる応援メッセージをいただきました。ファンの皆様に感謝いたします。次戦も、応援をよろしくお願い致します。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
    ラリー・メキシコでは5位以内に入ることが目標でした。1つ及ばず6位という結果でしたが、今回我々が序盤に直面した困難は予想を超えたものでしたし、またパワーステージでボーナスポイントを獲得できたので、嬉しく思います。そして、ドライバーズとマニュファクチャラーズの両選手権では、依然良いポジションにつけています。今日は最初のSSの滑りやすいセクションでスピンし10秒を失ってしまいましたが、それまでは今回のラリーで最高のフィーリングでした。あのスピンがなければかなり良いタイムを記録することができたと思いますが、重要なのは最後に満足できる状態にまでクルマを持っていけたことです。4日間の戦いを通して、我々は一段と成長することができたと思います。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
    体調不良により、私にとってはスタートからフィニッシュまで辛いラリーでしたが、今シーズン初めてリタイアすることなく、10位以内で走り切り、ポイントを獲得することができたことを嬉しく思います。ヤリ-マティを0.3秒リードして最終日を迎えたのは良い経験でしたが、彼のほうが速く、残念ながらリードを守ることができませんでした。ラリー・メキシコで今回我々が体験した事は、自分たちとチームの将来にとって大きなプラスになるでしょう。また、このラリーでは今年初めて木に当たらずに最後まで走ることができ、この年齢になっても自分がまだ成長し、多くを学んでいると実感することができました。

    【WRC】 ラリー・メキシコ 結果:クリス・ミークが優勝
    WRC ラリー・メキシコ 結果

  • 【WRC】 ラリー・メキシコ 結果:クリス・ミークが優勝

    【WRC】 ラリー・メキシコ 結果:クリス・ミークが優勝

    2017年 WRC世界ラリー選手権 第3戦 ラリー・メキシコが12日(日)に最終日を迎え、シトロエンのクリス・ミークが総合優勝を果たした。

    30.9秒のリードを築いて最終日のSS18をスタートしたクリス・ミークだが、最終SS19でコースオフ。2位のセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)とのタイム差は縮まったが、なんとか13.8秒リードして今季初優勝をシトロエンにもらした。3位にはヒュンダイのティエリー・ヌービルが続いた。

    トヨタは、ヤリ-マティ・ラトバラが6位、ユホ・ハンニネンが7位と厳しいラリーとなった。

    今年は開幕戦がMスポーツ、第2戦がトヨタ、第3戦がシトロエンと3つの異なるマニュファクチャラーが優勝を果たしており、混戦の模様を呈している。

    次戦第4戦ラリー・フランスは、4月6日(木)~9日(日)に開催される。

    2017 WRC 第3戦 ラリーメキシコ 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 3:22:04.
    2 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタRS WRC M +13.8
    3 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M +59.7
    4 オット・タナク フォード フィエスタRS WRC M +2:18.3
    5 ヘイデン・パドン ヒュンダイi20クーペWRC M +3:32.9
    6 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M +4:40.3
    7 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M +5:06.2
    8 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M +8:41.8
    9 エルフィン・エバンス フォード フィエスタRS WRC WRC2 +10:51.9
    10 ポンタス・ティデマンド シュコダ ファビアR5 WRC2 +11:34.6
  • 【WRC】 ラリー・メキシコ 3日目:クリス・ミークが首位をキープ

    【WRC】 ラリー・メキシコ 3日目:クリス・ミークが首位をキープ

    2017年 WRC 第3戦 ラリー・メキシコが2日目を迎え、クリス・ミーク(シトロエン)が総合首位をキープした。

    2番手のセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)はSS13でまさかのスピン。これにより首位のクリス・ミークとの差は一気に広がり、最終的にクリス・ミークとの差は30.9秒まで広がった。

    3番手にはティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)、4番手にはオット・タナク(Mスポーツ)が続いた。

    トヨタ勢は、ヤリ・マティ・ラトバラが6番手、ユホ・ハンニネンが7番手で3日目を終えた。

    2017 WRC 第3戦 ラリーメキシコ 3日目

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 2:47:33.3
    2 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタRS WRC M +30.9
    3 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M +1:10.5
    5 オット・タナク フォード フィエスタRS WRC M +2:12.6
    7 ヘイデン・パドン ヒュンダイi20クーペWRC M +3:25.5
    8 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M +4:32.6
    4 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M +4:32.9
    6 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M +5:16.1
    9 エルフィン・エバンス フォード フィエスタRS WRC WRC2 +8:41.9
    10 ポンタス・ティデマンド シュコダ ファビアR5 WRC2 +9:26.4
  • 【WRC】 ラリー・メキシコ 2日目:クリス・ミークが首位に浮上

    【WRC】 ラリー・メキシコ 2日目:クリス・ミークが首位に浮上

    2017年 WRC 第3戦 ラリー・メキシコが2日目を迎え、クリス・ミーク(シトロエン)が総合首位に浮上した。

    2日目がSS2とSS3がキャンセル。今大会最長となる54.90kmのコースであるSS4「エル・ショコラテ」からスタートした。

    クリス・ミークは、SS4で今シーズン初のステージ優勝を果たし、SS7でもトップに立ち、2位にセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)に20秒のアドバンテージを築いた。

    初日の首位だったユホ・ハンニネン(トヨタ)は、トップから1分27秒差の4位に後退。ヤリ-マティ・ラトバラは8位で2日目を終えた。

    2017 WRC 第3戦 ラリーメキシコ 2日目

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 1:01:33.8
    2 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタRS WRC M 1:01:54.7
    3 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 1:02:30.5
    4 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M 1:03:01.1
    5 オット・タナク フォード フィエスタRS WRC M 1:03:06.7
    6 ステファン・ルフェーブル シトロエン C3 WRC M 1:03:26.6
    7 ヘイデン・パドン ヒュンダイi20クーペWRC M 1:03:35.9
    8 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M 1:04:04.6
    9 ポンタス・ティデマンド シュコダ ファビアR5 WRC2 1:04:58.1
    10 エリック・カミリー フォード フィエスタR5 WRC2 1:05:33.5
  • トヨタ:ユホ・ハンイネンが首位発進 / WRCラリー・メキシコ デイ1

    トヨタ:ユホ・ハンイネンが首位発進 / WRCラリー・メキシコ デイ1

    3月9日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコが開幕。メキシコの首都であるメキシコシティでSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)がベストタイムを記録し、首位に立った。

    一方、第2戦ラリー・スウェーデンの勝者であるヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、総合8位につけている。

    ラリー・メキシコ初の試みとなる首都メキシコシティでのSS1は、市中心部の歴史的地区「ソカロ」に設けられたターマック(舗装路)の市街地ステージが戦いの舞台に。全長1.57kmのコースを2回走行し、その合計タイムがSS1の結果となる。大勢の観客が見守る中、競技は夕方6時過ぎにスタート。走行1回目は雨で滑りやすいコンディションとなったが、比較的雨が弱い時に走行したハンニネンがトップタイムを記録。その後雨量が増え、ラトバラは8番手タイムで1回目の走行を終えた。2回目の走行が始まる頃には雨は止み、路面は徐々に乾いていった。ハンニネンは落ち着いた走りで5番手タイムを記録。2回の走行の合計タイムで総合トップに立った。また、ラトバラは2回目の走行でも8番手タイムを記録し、総合8位で競技初日を走りきった。

    メキシコシティ中心部のソカロは、歴史的な建造部に囲まれた広場である。最近では映画、007シリーズ「スペクター」のオープニングで激しいアクションシーンの舞台となった。そして、今回のラリー・メキシコでは映画に負けないぐらいスペクタクルなラリーショーが、大観衆の前で展開された。ソカロでのSS1のために、ラリーカーは8日夜にラリーのホストタウンであるレオンから積車で約400km陸送された。また、選手たちは9日の早朝チャーター機でメキシコシティに飛んだ。そしてSS1の終了後、ふたたび飛行機でレオンに戻るというハードなスケジュールとなった。しかしメキシコシティでのSS1は大成功に終わり、ラリー・メキシコの歴史に新たなる1ページが書き加えられた。

    競技2日目となる明日のデイ2は、サービスパークが置かれるレオンの周辺でグラベルステージが行われる。SS2と、その再走ステージであるSS4「エル・ショコラテ」は今大会最長となる54.90kmのコース。また、SS6はかつて銀鉱で栄えたグアナファトの市街地でのストリートステージで、選手たちは狭い地下道の舗装SSを走行する。そして1日の最後にはミニサーキットでのスーパーSSが2本用意されるなど、コースは実にバリエーション豊か。SSは全7本でその合計距離は154.85km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は418.82kmとなる。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
    SS1のように距離の短い市街地SSは、リスクを冒して走っても大幅にタイムを縮めることが難しいので、とにかく注意して走りました。重要なのは大勢の人に素晴らしいショーを楽しんでもらえたということです。1回目の走行は雨でコースが濡れていたため非常に滑りやすく感じましたが、2回目はかなり乾いていました。長い移動の1日が終わり、明日からが本当の意味での競技スタートになります。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
    走行1回目は雨で路面が濡れていましたが、タイヤは思っていたよりもグリップしました。とにかくミスを犯さないように気をつけて走りましたが、ヤリスWRCのフィーリングはとても良く、運転が簡単に感じられました。それでもトップタイムを記録し、初めて自分がWRCの総合首位になった事に驚いています。素晴らしいマシンを用意してくれたチームに感謝したいですね。ラリーは明日からが本当の戦いとなりますが、幸いにして朝がそれほど早くないので、今晩はゆっくりと休んでリフレッシュし、自信を持って明日の戦いに臨みたいと思います。

  • 【WRC】 ラリー・メキシコ:トヨタのユホ・ハンニネンが初日のトップ

    【WRC】 ラリー・メキシコ:トヨタのユホ・ハンニネンが初日のトップ

    WRC 第3戦 ラリー・メキシコの9日(木)に開幕。トヨタのユホ・ハンニネンが初日のトップに立った。

    オープニングステージは、メキシコシティの中心部の歴史的地区「ソカロ」でSS1として1.57kmのショートステージを2回走行。トヨタのユホ・ハンニネンが2位のオット・タナク(Mスポーツ)に1.6秒差をつけて初日の首位に立った。

    前戦で優勝したヤリ-マティ・ラトバラは8位で初日を終えている。

    選手たちは走行終了後飛行機でレオンへと戻り、10日(金)からのグラベルステージに臨む。

    2017 WRC 第3戦 ラリーメキシコ 初日

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M 3分37秒2
    2 オット・タナク フォード フィエスタRS WRC M 3分38秒8
    3 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 3分38秒8
    4 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 3分39秒8
    5 ヘイデン・パドン ヒュンダイi20クーペWRC M 3分40秒4
    6 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタRS WRC M 3分41秒2
    7 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M 3分43秒2
    8 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M 3分43秒4
    9 ポンタス・ティデマンド シュコダ ファビアR5 WRC2 3分43秒9
    10 ロレンツォ・ベルテリ フォード・フィエスタRS WRC WRC 3分47秒5
  • トヨタ:WRC 第3戦 ラリー・メキシコ シェイクダウン レポート

    トヨタ:WRC 第3戦 ラリー・メキシコ シェイクダウン レポート

    3月8日(水)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコのシェイクダウンがラリーの中心となるレオンの近郊で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が4番手タイムを、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が10番手タイムを記録。明日の競技開始に向けての最終準備作業を完了した。

    高い気温と高い標高という、ふたつの困難な要素が戦いの鍵を握るラリー・メキシコは、チームにとって新たなる挑戦となる。ヤリスWRCにとってメキシコでの初走行となったシェイクダウンでは、ラリー本番のSSに近いタフな路面コンディションの5.31kmのグラベルコースを複数回走行。システムの最終チェックを行なうと共に、ラリー本番を想定した全開走行も実施してヤリスWRCのメキシコの道でのパフォーマンスを確認した。

    ラリー・メキシコは2004年に初めてWRCのカレンダー入りを果たしたが、メキシコにおけるモータースポーツの歴史は非常に長い。1950年から1954年にかけて行なわれた有名な「カレラ・パナメリカーナ」は、メキシコ国内を縦断する公道レースとして世界中で話題になった。1954年に優勝したウンベルト・マリオーリの平均速度は222km/hと、とてつもなくハイスピードなレースだった。メキシコではモータースポーツの人気が非常に高く、今年はWRC以外にも、F1や、TOYOTA GAZOO Racing が参戦するFIA世界耐久選手権(WEC)など、ワールドクラスのモータースポーツイベントの開催が予定されている。

    競技初日は、レオンから約400km離れたメキシコシティでオープニングステージが行なわれる。そのため、シェイクダウンを終えたラリーマシンは、トランスポーターに載せられて陸路メキシコシティへと旅立った。メキシコシティでは市の中心部の歴史的地区「ソカロ」でSS1として1.57kmのショートステージを2回走行する。競技開始は18時05分からと遅いスタートとなり、選手たちは走行終了後飛行機でレオンへと戻り、10日(金)からのグラベルステージに臨む。

    トム・フォウラー (チーフエンジニア)
    通常、他のラリーでは、タイヤをセーブするためシェイクダウンを全開で走る事は少ないのですが、今回はメキシコ特有の高い標高にエンジンのマッピングを適合させるため、あえて全開走行を行ないました。走行ごとにチューニング作業を行なった結果、エンジンの最適化が進み、最終的に2台のマシンともに満足できるタイムを記録しました。また、マシンには何も問題が生じなかったため、シェイクダウンではパフォーマンスの向上作業に集中することができました。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    シェイクダウン最初の走行ではマシンのセッティングにあまり満足できなかったのですが、その後エンジンのマッピングを変更し、ダンパーの減衰力を調整したところ2回目の走行ではフィーリングがかなり良くなりました。そして、3回目の走行では本当に満足できるセッティングに仕上げることができました。これで、明日からの競技に自信を持って臨むことができますが、ラリー・メキシコはとても気温が高くタフなイベントであり、スプリントラリーというよりも耐久ラリー的な傾向が強いため、心して臨むつもりです。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    全体的にとても良いフィーリングでシェイクダウンを走り終える事ができました。マシンには何も問題が発生しなかったため、エンジンのマッピング作業に集中し、良いセッティングを見つけることができたと思います。ラリー・メキシコはとても難しく長いラリーなので、競技最終日の日曜日がはるか先の事に感じられます。明日の木曜日はSS1を戦うためメキシコシティに向かいますが、メキシコはとても熱狂的で素晴らしいファンが多いので、今からとても楽しみです。

  • 【WRC】 ラリー・メキシコ:ティエリー・ヌービルがシェイクダウン首位

    【WRC】 ラリー・メキシコ:ティエリー・ヌービルがシェイクダウン首位

    WRC 第3戦 ラリー・メキシコのシェイクダウンテストが8日(水)に行われ、ヒュンダイのティエリー・ヌービルがトップタイムを記録した。

    シーズン最初のグラベルラリーとなるラリー・メキシコ。シェイクダウンはレオン近郊に設けられた5.31kmのステージで行われ、ティエリー・ヌービルが3分45秒8でトップタイムをマーク。2番手は1.7秒差でセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)、3番手にはクリス・ミーク(シトロエン)が続いた。

    トヨタは、前戦で優勝したヤリ-マティ・ラトバラが4番手、ユホ・ハンニネンが10番手だった。

    オープニングステージは初の試みとして首都メキシコシティで実施。「007 スペクター」のオープニングシーンで、ドラマチックなヘリコプターチェイスでジェームズ・ボンドが登場したソカロ広場が舞台となる。

    2017 WRC 第3戦 ラリーメキシコ シェイクダウンステージ

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 3分45秒8
    2 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M 3分47秒5
    3 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 3分48秒0
    4 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M 3分48秒3
    5 ヘイデン・パドン ヒュンダイi20クーペWRC M 3分48秒6
    6 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M 3分48秒7
    7 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC M 3分48秒9
    8 オット・タナク フォード フィエスタWRC M 3分50秒3
    9 ステファン・ルフェーブル シトロエン DS3 WRC RC1 3分50秒6
    10 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M 3分50秒7
  • トヨタ:WRC 第3戦 ラリー・メキシコ プレビュー

    トヨタ:WRC 第3戦 ラリー・メキシコ プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、3月9日(木)から12日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)とユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)の、2台のヤリスWRCで参戦する。メキシコの厳しい未舗装路から多くの事を学ぶべく、3戦連続となる2台完走を目指す。

    2月に行なわれた第2戦ラリー・スウェーデンでは、ラトバラ/アンティラ組が、トヨタにとって1999年以来18年ぶりとなるWRC総合優勝を実現。チームの志気はさらに高まったが、今季最初のグラベルイベントであるメキシコはトヨタにとって未知なるラリーであり、新たな挑戦となる。

    ラリー・メキシコは、2004年に初めてWRCのカレンダー入りを果たし、以降シーズン最初のグラベルラリーとして定着している。3月のメキシコは外気温が摂氏30度前後に達し、かなり暑い。そして、タイムアタックが行われるスペシャルステージ(SS)は海抜1,800m〜2,737mの高地が舞台となるため、最高地点周辺では空気密度の減少によりエンジンの最高出力が通常よりも20%程度低下すると言われている。ドライバー、マシン、エンジニアにとってメキシコは、他のグラベルラリー以上にタフさが求められる1戦である。

    今年もラリー・メキシコはグアナファト州のレオンを中心に開催されるが、初の試みとして首都メキシコシティでオープニングステージが予定されている。9日(木)の夜に、市の中心部の観光名所ソカロ(憲法広場)で、全長1.57kmの市街地SSが2本行なわれ、競技開始。翌日10日(金)よりレオン周辺でグラベルステージがスタートするが、SS2は全長54.9kmと非常に長く、今季ここまでのところ最長のSSとなる。また、同日夕方のSS6では、ユネスコ世界遺産に指定されているグアナファトの町中で、かつて銀鉱のために設けられた地下道をコースに含む市街地SSが予定されており、盛りだくさんな1日となる。そして11日(土)、12日(日)と計4日間にわたる競技は、ボーナスのドライバーズポイントがかかるパワーステージのSS19で幕を閉じる。SSの合計距離は370.46km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は897.68kmとなっている。

    ラトバラは2016年にメキシコ初優勝を果たしているが、前戦からの好調を維持して走りきることを目標とする。一方、ハンニネンは2011年に1度出場したのみで経験は十分とはいえないが、得意とするグラベルラリーで今季のベストリザルトを狙う。チームは、メキシコを想定したテストを2月末にスペインで実施し、ラトバラとハンニネンは、チームと共にヤリスWRCをラリー・メキシコ仕様に仕立てあげた。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    我々がこれまでに実施してきたテストは大部分がグラベルのコースだったので、メキシコに向けてはそれなりに自信を持っています。しかし、ひとつだけ読めないのは、高い気温と高い標高の組み合わせがどのように影響するかということです。昨年、我々はスペインのグラベルコースで気温が40度に達するような状況でテストを行ないました。また、エンジニアは高地でのエンジンマッピングについて開発作業を続けてきました。しかし、実際にこのふたつの要素が一緒になった時にどうなるのかは、分かりません。前戦ラリー・スウェーデンでは優勝という、信じられないような結果を得ることができましたが、地に足を着け、より一層成長できるよう本戦もハードに仕事をしたいと思います。現在、WRCは全マニュファクチャラーの力が拮抗しており、最速タイムを競い合っています。これは、このスポーツにとって素晴らしい事だと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車)
    昨年優勝したラリー・メキシコには、とても良い思い出があります。しかし、勝つことができた理由の1つは、私は出走順が遅かったため、早い出走順の選手たちが苦労しながら走って掃除をしてくれた、クリーンな状態のグラベルコースを走行することができたことだと思います。今年は逆の立場になりますし、5位以内に入る事ができたら、喜ぶべきでしょう。今後については、常にベストを尽くし、安定性を保つことができれば、1年が終る頃には選手権で良い位置にいるかもしれません。もっとも、今年は我々のチームにとって最初のシーズンなので、それが1番の目的ではありませんが。ラリー・メキシコは、いつもとても良い雰囲気です。去年、メキシコのファンは私の事を「ラ・バラ」と呼んでくれましたが、それは「弾丸」という意味だそうです。ファンの皆さんに喜んで頂けるように頑張りたいですね。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC #11号車)
    ラリー・メキシコは2011年に1度出たきりですが、個人的に好きなラリーです。グラベルのコースを走るのは常に楽しいですが、金曜日に用意されるロングSSの「エル・ショコラテ」は、私にとって非常に大きなチャンスとなるかもしれません。今回、私の出走順は良いはずなので、それを最大限に活用して戦いたいと思います。前戦のスウェーデンは私自身にとっては良いラリーではありませんでしたが、今後の戦い方について多くの事を学べました。特に、事前のテストを通じて、自分自身が準備ができていると確信を得た状態になることが重要です。ラリー・メキシコに向けたテストは、サスペンション等のセッティングを多少変えた程度ですが、とても満足のできる内容で、自信を持って本番に臨むことができます。エンジニアの皆がエンジンに施した仕事は完璧で、高い標高でもいつも通りに運転できるのではないか、とさえ思っています。