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  • 佐藤琢磨の息子・凛太郎が11番手から3位表彰台 F4マカオGPで大健闘

    佐藤琢磨の息子・凛太郎が11番手から3位表彰台 F4マカオGPで大健闘

    佐藤琢磨の息子、佐藤凛太郎がFIA F4ワールドカップ(マカオGP)の決勝で11番手から驚異の追い上げを見せ、堂々の3位表彰台を獲得した。一方で決勝前日に行われた予選レースでは、3位フィニッシュから一転、手続き上の違反により30秒加算の重いペナルティを受け、11位に降格する波乱もあった。

    決勝ではジュール・ルーセルが初代王者となり、ライアン・ケレッティとの激しい攻防はクラッシュで決着。2位にはエマヌエーレ・オリヴィエリが入り、凛太郎は混戦を生き抜き見事な表彰台をつかんだ。

    ■ 予選レース:凛太郎は3位フィニッシュも、フォーメーションラップの手続き違反で11位に降格
    予選レースで凛太郎は7番手スタート。リスボアへ向かう1周目、前方で2台がクラッシュしたため2つ順位を上げ、その後の周回でもさらに2台がクラッシュしたことで3番手に浮上した。

    セーフティカー明けもこの3位を維持し、最終ラップのリスボアではジュール・ルーセルの攻撃を受ける展開となった。マルコヘアピン出口では、2番手を走っていたフィオン・マクラフリンがクラッシュし、凛太郎は一時2位に浮上。しかしその後の立ち上がりでルーセルに並ばれ、最終コーナーでオーバーテイクを許し3位でチェッカーを受けた。

    ところがレース後、凛太郎には「10秒のストップ&ゴー」に相当する30秒加算ペナルティが科された。これはフォーメーションラップ開始時に一度遅れ8番手へ後退しながら、最初のセーフティカーラインまでに本来の7番手へ戻らなかったことによる手続き違反だった。

    凛太郎は3位フィニッシュ時に「とても嬉しい」と語り、1周目を「クラッシュの回避がとても大変だった」と振り返った。また後半でルーセルに追い詰められた理由について、次のように説明した。

    「前の周で少しウォールに触ってしまって、マシンが少し壊れてしまった。最後の数周はスローパンクチャーだったと思う。だから後ろから来るルーセルを抑えるのが難しかった」

    「最終ラップでは、2番手のマクラフリンがマルコの後でクラッシュして、僕は避けるためにブレーキしなければならなかった。その時にはジュールが本当に真後ろ、ギアボックスに入るくらいの距離にいた。最後の2つのコーナーでは、昨日の予選で僕がクラッシュしていたこともあって、攻めるのが少し怖かった」

    ペナルティ適用前は決勝に向け自信を見せていたが、これにより本来の予想より8つ下のグリッドから決勝をスタートすることになった。

    ■ 決勝レース:ルーセルが初代王者に ケレッティとの首位攻防はクラッシュで決着
    決勝の10周レースは、ルーセルとケレッティが序盤からリードを争う展開となった。ルーセルは2番グリッドから好スタートを決め、ポールのエマヌエーレ・オリヴィエリを第1コーナーで抜いて首位を奪取。ケレッティもこれに続いてオリヴィエリをパスした。

    しかしその直後、マンダリン後でジモ・チャンがスピンし、佐藤樹と接触。キュウホ・リーもリスボアでウォールに突っ込み、中村紀庵ベルタはメカニカルトラブルで十分な速度が出せずピットイン。多重クラッシュのためセーフティカーが導入された。

    再スタート後、ケレッティはリスボアでインに飛び込み一度は逆転。だが8周目、ルーセルがマンダリンを内側からオーバーテイクして首位を奪い返した。これに焦ったケレッティは山側区間でスライドし、ソリチュード・エセズ入口でウォールにヒットしてリタイアとなった。

    後続は急ブレーキと回避を強いられ、オリヴィエリは慎重な判断で接触を回避。ルーセルはそのままトップを守り、セーフティカー先導のままフィニッシュして初代王者の座を手にした。

    ■ 凛太郎は11番手から驚異の追い上げで3位表彰台 “勝負強さ”が光る
    決勝で凛太郎は11番手からスタートしたが、序盤の混乱を巧みに回避しながら着実に順位を上げ、トップ争いの隊列に追いついた。ケレッティのクラッシュ時も冷静にマシンをコントロールし、3番手をしっかりキープ。セーフティカーのままレースが終了したことで、そのまま表彰台を獲得した。

    マカオはF4マシンでも極めて難度が高く、11番手からの表彰台は大きな価値を持つ。予選レースの不運とペナルティを乗り越え、レース運びと判断力の高さを示す内容となった。

    ジュール・ルーセル F4 マカオGP

    FIA F4ワールドカップ(マカオGP)決勝結果
    1 ジュール・ルーセル
    2 エマヌエーレ・オリヴィエリ
    3 佐藤凛太郎
    4 セバスチャン・ウェルドン
    5 アリー・バンサル
    6 フィオン・マクラフリン
    7 トーマス・ベアマン
    8 ユーツァイ・チャン
    9 マーカス・チョン
    10 ジノ・トラッパ
    11 ティアゴ・ロドリゲス
    12 ユジェ・ワン
    13 エミリー・コティ
    14 中村紀庵ベルタ
    Ret ライアン・ケレッティ
    Ret アレクサンドル・ムニョス
    Ret キュウホ・リー
    Ret 佐藤樹
    Ret ジモ・チャン

    最速ラップ:セバスチャン・ウェルドン(2分24秒425)

  • 日本人6名が2025年マカオGP「FIA FR World Cup」に参戦

    日本人6名が2025年マカオGP「FIA FR World Cup」に参戦

    2025年11月13日〜16日に開催される第72回マカオグランプリで、2回目の開催となる「FIAフォーミュラ・リージョナル・ワールドカップ(FRワールドカップ)」が行われる。世界15カ国から27名の若手ドライバーが参戦し、超難関のギア・サーキットで世界一を懸けて争う。

    出場ドライバーはいずれも25歳未満で、国際的に名高いシングルシーターチーム10チームが参戦。FIA、マカオグランプリ組織委員会、中国マカオ自動車総会によって共同主催される。

    日本勢は6名が参戦、最多クラスの布陣
    今年のエントリーリストでは、日本人ドライバー6名が名を連ね、参加国の中でも最多クラスの人数となった。

    それぞれの所属チームは以下の通り。

    #3 中村仁(R-ace GP)
    #10 山越陽悠(Evans GP)
    #17 佐野雄城(TOM’S Formula)
    #18 鈴木斗輝哉(TOM’S Formula)
    #23 加藤大翔(ART Grand Prix)
    #24 りー海夏澄(ART Grand Prix)
    #28 梅垣清(Van Amersfoort Racing)

    梅垣は今季のFIA-FRジャパン選手権でタイトルを争っており、国際デビューの舞台として注目される。また、欧州を主戦場とする山越陽悠とりー海夏澄は、FRECA(フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権)で経験を積んでおり、実戦力に期待がかかる。

    トムス・フォーミュラの佐野雄城と鈴木斗輝哉は、日本のFIA-F4からステップアップ。中村仁は昨年に続くマカオ再挑戦となる。

    FIA公認の若手世界一決定戦
    FIAフォーミュラ・リージョナル・ワールドカップ(FRワールドカップ)は、世界各地で開催されるFIA認定フォーミュラ・リージョナル選手権の上位勢が集う“世界大会”。
    使用マシンは全車タトゥース製FIA FRシャシーに、アウトテクニカ製アルファロメオエンジンを搭載。技術的条件を完全に統一したうえで、ドライバーの実力が純粋に試される舞台だ。
    レースは10周の予選レースと15周の決勝で構成され、ドライバーは2回のプラクティスと2回の予選を経てグリッドを決定する。
    このカテゴリーは、FIAフォーミュラ3の一段下に位置づけられ、F1への登竜門として注目度が高い。

    海外勢にも注目株が多数
    エントリーには、ヨーロッパや中東などで活躍する将来有望な若手が多数含まれている。

    FRECA(ヨーロッパ選手権)では、フレディ・スレーター(イギリス)、マッテオ・デ・パロ(イタリア)、エンツォ・デリニー(フランス)がタイトル争いを繰り広げており、彼らはいずれも今回のFRワールドカップに参戦。

    また、エヴァン・ジルテール(フランス)はFRミドルイースト王者、マリ・ボヤ(スペイン)やタサナポル・イントラプバサク(タイ)、ノア・ストロムステッド(デンマーク)、チャーリー・ヴルツ(オーストリア)らはFIA F3経験者だ。

    昨年王者ウーゴ・ウゴチュクウを輩出したR-ace GPを筆頭に、プレマ、ART、トライデントなど、FIA F3常連の名門チームも揃い、カテゴリーを超えた実力者たちがマカオに集う。

    マカオで繰り広げられる若手頂上決戦
    FIA FRワールドカップは、FIA GTワールドカップ、Kumho Tire FIA TCRワールドツアー、新設のFIA F4ワールドカップと並ぶマカオGPの公式FIAイベントのひとつ。
    全セッションはFIA公式YouTubeチャンネルで無料ライブ配信される予定だ。

    世界屈指の難関市街地コース「ギア・サーキット」で、次世代のF1候補たちが繰り広げる激闘に注目が集まる。

    FIA FR WORLD CUP 2025 エントリーリスト

    #2 Matteo De Palo(R-ace GP)
    #3 中村仁(R-ace GP)
    #5 Enzo Deligny(R-ace GP)
    #6 Theophile Naël(Pinnacle Motorsport)
    #7 Mari Boya(Pinnacle Motorsport)
    #8 Charlie Wurz(Evans GP)
    #9 Oscar Wurz(Evans GP)
    #10 山越陽悠(Evans GP)
    #11 Rashid Al Dhaheri(Prema Racing)
    #12 Freddie Slater(Prema Racing)
    #14 Hon Chio Leong(Prema Racing)
    #15 James Egozi(Sainteloc Racing)
    #16 Owen Tangavelou(Sainteloc Racing)
    #17 佐野雄城(TOM’S Formula)
    #18 鈴木斗輝哉(TOM’S Formula)
    #19 Mattia Colnaghi(PHM Racing)
    #20 Enzo Yeh(PHM Racing)
    #21 José Garfias(PHM Racing)
    #22 Evan Giltaire(ART Grand Prix)
    #23 加藤大翔(ART Grand Prix)
    #24 りー海夏澄(ART Grand Prix)
    #25 Noah Strømsted(Trident Motorsport)
    #26 Tasanapol Inthraphuvasak(Trident Motorsport)
    #27 Reza Seewooruthun(Trident Motorsport)
    #28 梅垣清(Van Amersfoort Racing)
    #29 Tymek Kucharczyk(Van Amersfoort Racing)
    #30 Zhenrui Chi(Van Amersfoort Racing)

  • マカオGP:マクラーレンF1育成のウーゴ・ウゴチュクウが優勝

    マカオGP:マクラーレンF1育成のウーゴ・ウゴチュクウが優勝

    マクラーレンのジュニアドライバー、ウーゴ・ウゴチュクウが、赤旗と5回のセーフティカー導入を伴うレースの末にマカオグランプリで優勝した。

    ウゴチュクウは全周回をリードし、混乱したレースのリスタートも完璧にこなし、土曜日の予選レースでの成功を再現した。

    フォーミュラ・リージョナル・ワールドカップのレースは、朝方に激しい雨が降ったため、ギア・サーキットにはまだ濡れた路面が残っていたが、太陽がようやく顔を出したため、セーフティカー先導のもとでスタートした。

    1周のグリーンフラッグの後、リスボアでの多重クラッシュによりレースはほぼ直ちに中断された。

    ARTドライバーのジェームズ・ウォートンは、6位を争うマッテオ・デ・パロに対してリスボアで果敢な追い越しを試みたが、コースアウトしてしまい、バリアにクラッシュしてしまった。

    マシンの一部がコースを塞いでいたため、ウォートンのマシンに他のドライバーたちが次々と激突し、2回の予選セッションで12回も出た赤旗が再び提示された。

    ウゴチュクウは再スタートを完璧にこなし、今度は2位のオリバー・ゲーテがノエル・レオンの脅威にさらされたが、レッドブル・ジュニアは前をキープすることができた。

    5周目には、ルイキ・リウがポリスで壁に衝突したため、セーフティカーが再び登場した。

    15周中の8周目でレースが再開された際、ウゴチュクウはそれほど良いスタートを切ることができなかったが、それでも首位をキープした。

    その後、数周にわたって徐々にリードを広げ、ゲーテとの差を2秒に広げたところで、今度は1コーナーで小川颯太がウォールにヒットしたため、再びセーフティカーが導入された。

    マシンがコースから撤去された時点で残りは2周となり、ここでもウゴチュクウがゲーテを寄せ付けず、40年以上ぶりにアメリカ人ドライバーとしてマカオGPを制した。

    ゲーテは最後のリスタートでライバルに最も近づいたが、攻撃を仕掛けることはできず、2位に甘んじ、レオンが表彰台を獲得した。

    プレマのイタリア・フォーミュラ4チャンピオンのフレディー・スレーターはレース中、リスボアの外側からレオンに何度も挑み、最終ラップでイン側から仕掛けることを試みた。

    ピナクル・モータースポーツのKCMGドライバーのイン側を走ることはできたものの、スレーターはコーナーを曲がりきれず、代わりにバリアに激突したため、レースは注意を促しながら終了した。

    スレーターの脱落により、エンツォ・デリニ(R-ace GP)が加わり、レッドブル・ジュニアの2人がトップ4に名を連ね、デ・パロとPHMレーシングのチームメイトであるラシッド・アル・ダヘリがトップ6を占めた。

    クーパー・ウェブスター(エバンスGP)は7位、一方、昨年のレースでクラッシュするまでスター選手の一人だったアレックス・ダンは、当初のスタートでリスボンの混乱に巻き込まれたにもかかわらず、プレマの8位だった。

  • マカオGPでクラッシュのソフィア・フローシュ 「夢はF1チャンピオン」

    マカオGPでクラッシュのソフィア・フローシュ 「夢はF1チャンピオン」

    今年のマカオGPで大クラッシュを喫したソフィア・フローシュは、2019年にフォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズでレースに復帰することが決定。将来の夢は“F1でワールドチャンピオンになること”だと語った。

    今年のFIA F3ワールドカップに女性ドライバーとして唯一参戦したソフィア・フローシュ(18歳)は、ストレートでコントロールを失ってマシンが宙に浮き、後ろ向きでガードレールを飛び越え、276.2km/hでメディア用の撮影エリアのフェンスにマシン上面から激しく衝突。

    生命を脅かすほどの大事故だったが、ソフィア・フローシュに意識あり、骨折した脊椎の11時間に及ぶ手術を受けたものの、幸いにも手足などに麻痺は残らなかった。

    今週、ソフィア・フローシュは、2019年にファン・アメルスフォールト・レーシング(Van Amersfoort Racing)からヨーロッパF3選手権の後継シリーズとなるフォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズ(Formula European Masters)に参戦することを発表した。

    今年2月にコックピットに戻ることを期待しているソフィア・フローシュは、将来的にF1で成功することを目指していると語った。

    「私の大きな夢はF1で走ることです。そこで成功して、ワールドチャンピオンになることです」とソフィア・フローシュは ABC にコメント。

    「それが今後数年で私が望んでいることです」

    ソフィア・フローシュの大クラッシュ / 2018年 マカオGP

  • ソフィア・フローシュ、2019年はFormula European Mastersに参戦

    ソフィア・フローシュ、2019年はFormula European Mastersに参戦

    今年のマカオGPで大クラッシュを喫するも九死に一生を得たソフィア・フローシュが、2019年にフォーミュラ・ヨーロピアン・シリーズに参戦することを発表した。

    今年のFIA F3ワールドカップに女性ドライバーとして唯一参戦したソフィア・フローシュ(18歳)は、ストレートでコントロールを失ってマシンが宙に浮き、後ろ向きでガードレールを飛び越え、276.2km/hでメディア用の撮影エリアのフェンスにマシン上面から激しく衝突。

    生命を脅かすほどの大事故だったが、ソフィア・フローシュは脊椎を骨折したものの、奇跡的に重大な怪我は逃れた。

    手術後すぐにレース復帰を誓っていたソフィア・フローシュは、2019年に新たにスタートするフォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズに参戦することを発表。

    同シリーズは、GP3と合併するヨーロッパF3選手権の後継にあたり、ドイツツーリングカー選手権(DTM)のサポートレースとして開催される。

    2018年もヨーロッパF3選手権にスポット参戦していたソフィア・フローシュは「フォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズは私にとってパーフェクトなレースシリーズだと確信しています」とコメント

    「最適なクルマです。若手ドライバーに信じられないくらい多くのことを学ぶ機会を提供してくれるクルマです。それは歴史によって実証されています。何と言っても、数え切れないほどのレーシングドライバーがこのクルマで学んできましたし、先輩たちはその後、モーターレーシングのトップカテゴリーに進んでいきました」

    「DTMの環境は素晴らしいです。ファン・アメルスフォールト・レーシング(Van Amersfoort Racing)を本当に快適に感じており、チームのためにレースを続けられることを本当に嬉しく思っています」

    「リカビリは計画通りに進んでいますし、遅れてシーズンに入るつもりはありません。定期的にトップ5に入って、勝利を手にすることが、今までもこれからも私の目標です」

    ソフィア・フローシュの大クラッシュ / 2018年 マカオGP

  • 「ソフィア・フローシュのクラッシュはマカオが原因ではない」と関係者

    「ソフィア・フローシュのクラッシュはマカオが原因ではない」と関係者

    F3マカオGPの決勝レースでソフィア・フローシュが大クラッシュを喫したことで、マカオの安全基準に疑問が持ち上がっているが、所属チームのファン・アメルスフォールト・レーシングのチーム代表はマカオのコースが事故の原因ではないと語る。

    今大会に唯一の女性ドライバーとして参戦したソフィア・フローシュは、安全バリアを飛び越えて、276.2km/hでメディア用の撮影エリアのフェンスに衝突。フローシュは脊椎を骨折し、他にも4人が怪我を負った。

    しかし、フリット・ファン・アメルスフォールトは、サーキット側に問題があったわけではなく、他のサーキットでも起こり得た事故だと語った。

    「事故がマカオと関連があるとは思わない。我々はポーのレースにも出場しているし、F1でも様々な市街地サーキットでレースが行われている」とフリット・ファン・アメルスフォールトはコメント。

    「マカオは特別なコースだし、それは周知の事実だ。矛盾しているのは、誰もがコースの危険性を知りながら、それでもほとんどのドライバーが、マカオは世界で最も美しいコースだと話している点だ。奇妙なことではあるがね」

    6.2キロメートルの市街地コース、ギア・サーキットは、複数のロングストレートと見通しの悪いコーナーが組み合わせられており、コース幅が狭いため、ドライバーにはミスのないドライビングが求める。

    近年、マカオGPでは、モーターサイクル部門などで3人が命を落としているが、FIA(国際自動車連盟)のレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングもサーキットに問題があったわけではないと語る。

    「マカオは危険なコースではない。市街地サーキットでは一般に事故率が高くなる傾向にあるが、ここが危険だという証拠はない」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

    チャーリー・ホワイティングは、ソファ・フローシュがマシンがコントロールを失うことになったきっかけは判明しているものの、事故原因について話すのは時期尚早だと語る。

    「マシンがウオールにぶつかるとしても、通常は非常に低い角度で、マシンとドライバーにかかるのは下向きの力だ。ガードレール、クラッシュ用のバリアー、金網の柵はどれもこの数年で段階的に刷新されており、多くの部分で大きな改良が施されている」とチャーリー・ホワイティングは語った。

    一方、大クラッシュを喫して負傷したソフィア・フローシュは手術が無事に成功し、レースへの復帰を誓っている。

    「11時間に及んだ手術を乗り越えました。これからは良くなることだけを願っています。カムバックします!」とソフィア・フローシュは自身のソーシャルメディアに投稿している。

  • ソフィア・フローシュの父 「娘にレースを辞めろとは言えない」

    ソフィア・フローシュの父 「娘にレースを辞めろとは言えない」

    2018年のF3マカオGPで大クラッシュを喫したソフィア・フローシュの父親アレックスが心境を告白。娘が再びレースをするのを止めることはできないだろうと語った。

    FIA F3ワールドカップに女性ドライバーとして唯一参戦したソフィア・フローシュ(17歳)は、ストレートでコントロールを失ってマシンが宙に浮き、後ろ向きでガードレールを飛び越え、276.2km/hでメディア用の撮影エリアのフェンスにマシン上面から激しく衝突した。

    生命を脅かすほどの大事故だったが、ソフィア・フローシュに意識あり、搬送された病院で月曜日に骨折した脊椎の7時間に及ぶ手術を受けた。手術は成功し、手足に麻痺が残る心配はないと診断されている。

    アレックス・フローシュは、娘の事故を見て心配していることに代わりはないが、ソフィア・フローシュが望めば再びレースをすることになるだろうと語った。

    「今は彼女の側に座っているし、手術が成功したことをとにかく嬉しく思っている」とアレックス・フローシュは SportMail にコメント。

    「容体は毎日良くなっていくだろう。だが、今はまだ彼女は痛みを感じている。薬が効かなくなってきているからね」

    「まだ彼女が再びレースをするかどうかは話していない。それを話すのはあまりに早すぎる。だが、私の見解としては、彼女を止めるために何かをするつもりはない」

    アレックス・フローシュは、娘の事故後の数10分間は“人生で最も厳しい時間”であり、暗闇の中にいるようだったと語った。

    「FIAと医師の皆さんが素晴らしい仕事をしてくれたし、彼らが行ってくれた全てのことに感謝している」とアレックス・フローシュはコメント。

    「手術はうまくいった。彼女は目を覚ましており、術後の経過も良好だ。医師は全てが思ったとおりに進んでいけば、6~7日でマカオを病院を退院し、ドイツに戻れると言っている」

    関連:【動画】 マカオGP FIA F3:ソフィア・フローシュが大クラッシュ

  • 【マカオGP】 ソフィア・フローシュの手術が成功、麻痺の恐れもなし

    【マカオGP】 ソフィア・フローシュの手術が成功、麻痺の恐れもなし

    F3マカオGPの決勝レースで大クラッシュを喫して脊椎を骨折していたソフィア・フローシュの手術が無事に成功。所属チームは“麻痺の恐れはなし”と発表した。

    FIA F3ワールドカップに女性ドライバーとして唯一参戦したソフィア・フローシュ(17歳)は、ストレートでコントロールを失ってマシンが宙に浮き、後ろ向きでガードレールを飛び越え、276.2km/hでメディア用の撮影エリアのフェンスにマシン上面から激しく衝突した。

    生命を脅かすほどの大事故だったが、ソフィア・フローシュに意識あり、搬送された病院で月曜日に骨折した脊椎の7時間に及ぶ手術を受けた。手足はしっかりと動いているという。

    Van Amersfoot Racingのフリット・ファン・アメルスフールト代表は「全てが機能しており、全てが順調だ」と BBC にコメント。

    「麻痺が一番の恐怖だった。脊髄が損傷を受ける可能性があったので手術は迅速に行わなければならなかった」

    「現在、彼女は回復しており、すべてが非常にうまくいっていることを本当に嬉しく思っている。麻痺の恐れはない」

    ソフィア・フローシュは、約2週間病院に入院することになるという。また、マカオGPの主催者はソフィア・フローシュのマシンがロールフープに接触して腰に痛みを訴えて経過観察となっていた坪井翔が、病院を退院したことも発表した。

    FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、事故の完全な調査を約束している。

    「マカオで重大を事故を受け、FIAは関係者を助け、何が起こったのかを分析するためにスタッフを動員している」とジャン・トッドはコメント。

    「我々は状況を監視し、必要な結論を下していく」

    関連:【動画】 マカオGP FIA F3:ソフィア・フローシュが大クラッシュ

  • マカオGPで大クラッシュに巻き込まれた日本人カメラマンが無事を報告

    マカオGPで大クラッシュに巻き込まれた日本人カメラマンが無事を報告

    第65回マカオGPのFIA F3ワールドカップの決勝レースで発生した大クラッシュに巻き込まれた日本人カメラマンの南博幸さんが自身のTwitterを更新し、無事を報告した。

    11月18日(日)にマカオのギア・サーキットで開催されたFIA F3ワールドカップの決勝で大クラッシュが発生。女性ドライバーとして唯一参戦した17歳のソフィア・フローシュ(Van Amersfoot Racing)がリスボアでコース外に飛び出す大事故となった。

    ストレートでコントロールを失ったソフィア・フローシュのマシンは宙に浮き、後ろ向きでガードレールを飛び越え、276.2km/hでメディア用の撮影エリアのフェンスにマシン上面から激しく衝突した。

    この事故によってレースは赤旗中断。事故の激しさと1時間にわたる中断期間に状況に関する何のアナウンスもなかったため、ソフィア・フローシュ、そして、事故現場にいた人々の安否が懸念された。

    しかし、FIA(国際自動車連盟)は、事故によって生命にかかわる負傷を負ったものはいなかったことを発表。世界中が胸を撫で下ろした。

    事故には日本人カメラマンの南博幸さんが巻き込まれて、頭部に外傷を負って脳震盪を起こしたが、意識はあり、生命に別状はないと報告された。

    南博幸さんは自身のTwitterを更新。「クラッシュ現場の画像が流れてしまい、沢山の方々にご心配をおかけしてすいません!」とコメント。

    「病院に搬送後検査を受け、念のために一晩ステイすることになりましたが、身体もカメラも無事です!大事な仕事に穴を開けてしまい、申し訳無い気持ちでいっぱいです…」

    「病院に搬送された、ドライバーやオフィシャルの方々も意識があるとの事で安心しました」

    事故を起こしたソフィア・フローシュは、意識があり、命に別状はないが、脊椎を骨折しており、手術を受けることが明らかになっている。

    「とにかく私が無事だということを皆さんにお伝えしたいです。ですが、明日の朝に手術を受けることになります。私の世話をしてくれているFIAとHWA、メルセデスAMG F1に感謝しています。皆さんもサポートのメッセージを送ってくれてありがとう」とソフィア・フローシュはTwitterに投稿した。

    また、ソフィア・フローシュのマシンのロールフープに接触してリタイアとなっていた坪井翔は、腰に痛みを訴えて経過観察となっている。

    「皆さんにご心配おかけしましたが、病院へ行き、精密検査もしてもらい、体は大丈夫です。25号車の彼女も命に別状はないそうです。取り急ぎご連絡致します。ヘルメットにも傷がついていましたが、本当に運が良かったです」と坪井翔は語った。

    他にマーシャルのチャン・チャ・インは顔と頭部を外傷を負い、上顎を骨折。カメラアシスタントのチャン・ウェン・ワンは腹部に裂傷を負っているが、全員が命に別状はなかった。

    レースは、昨年最終コーナーでトップ争いをしていた2台のクラッシュによって優勝していたダニエル・ティクトゥム(Motopark Academy)が優勝。今年はポールポジションから一度もリードを失わない完璧なレースで正真正銘の勝利を手にしてマカオGP2連覇を成し遂げた。

    関連:【動画】 マカオGP FIA F3:ソフィア・フローシュが大クラッシュ

  • 【マカオGP】 FIA F3:大事故のソフィア・フローシュは無事!

    【マカオGP】 FIA F3:大事故のソフィア・フローシュは無事!

    FIA(国際自動車連盟)は、2018年 マカオGP FIA F3ワールドカップの決勝レースで大クラッシュを喫した女性ドライバーのソフィア・フローシュ(Van Amersfoot Racing)が無事であることを報告した。

    ソフィア・フローシュ(17歳)は、オープニングラップでのセーフティカー導入後のリスタートとなった4周目にリスボアでマシンが宙に浮いてガードレールを超えて後方からメディア用の撮影エリアのフェンスにクラッシュ。レースは赤旗中断となった。

    その後、クラッシュのリプレイ映像やソフィア・フローシュの情報がなく安否が心配されたが、FIAは無事であることを報告。

    「医療スタッフによる評価の後、ドライバーに意識はあり、さらなる評価のために病院に搬送された」とプレスリリースで伝えた。

    その後の検査でソフィア・フローシュは脊椎を骨折したと診断された。

    また、他にも4名が負傷。ソフィア・フローシュのマシンがロールバーに接触した坪井翔は腰に痛みを訴え経過観察。マーシャルのチャン・チャ・インは顔と頭部を外傷を負い、上顎を骨折。カメラマンの南博幸は頭部と顔に外傷。カメラアシスタントのチャン・ウェン・ワンは腹部に裂傷を負っていると発表された。

    レース後、ソフィア・フローシュはTwitterを更新。「とにかく私が無事だと言うことを皆さんにお伝えしたいです。ですが、明日の朝に手術を受けることになります。私の世話をしてくれているFIAとHWA、メルセデスAMG F1に感謝しています。皆さんもサポートのメッセージを送ってくれてありがとう」と報告。

    坪井翔も「皆さんにご心配おかけしましたが、病院へ行き、精密検査もしてもらい、体は大丈夫です。25号車の彼女も命に別状はないそうです。取り急ぎご連絡致します。ヘルメットにも傷がついていましたが、本当に運が良かったです」と語った。

    関連:【動画】 マカオGP FIA F3:ソフィア・フローシュが大クラッシュ