タグ: ホンダF1

  • FOTA、元ホンダF1チームの名称変更に同意

    FOTA、元ホンダF1チームの名称変更に同意

    全F1チームからなる組織FOTAは8日、ヒースロー空港にて会議を実施。今後、撤退を発表したホンダ・レーシングF1チームが自由に変更できることに合意した。

    会議では、さらなるコスト削減などが話し合われ、元ホンダF1チームの上層部も参加した。

    FOTAは共同プレスリリースの中で、「現在ホンダとして知られている参戦チームを支援し、いかなる名称変更にも同意する」ことを明らかにした。

    元ホンダF1に関しては、買収の最有力とされていたデビッド・リチャーズが買収を見送ることを公言。しかし、チームは買い手候補に12程度に絞り込んで本田技研と議論していることを明らかにしている。

    関連:新チーム「ブラウンGP」誕生 – 2009年3月6日

  • デビッド・リチャーズ、ホンダF1買収を断念

    デビッド・リチャーズ、ホンダF1買収を断念

    デビッド・リチャーズは、ホンダF1チームの買収を断念したようだ。

    プロドライブの会長であるデビッド・リチャーズは、12月のホンダF1撤退を受け、ホンダF1チームの買収の衆力候補として名前が挙がっていた。

    しかし、買収にむけ、クウェートのスポンサー候補やホンダF1のニック・フライおよびロス・ブラウンと交渉していたとされるデビッド・リチャーズは、交渉から正式に手を引いたと語った。

    リチャーズは、F1にコスト削減対策が導入されているが、F1で成功するためのコストがかかり、状況が劇的に変化するまでは計画を棚上げすることを決めたという。

    「私が言えるのは、復帰や参戦を考える条件は、競争力があると納得できた場合のみだ。誰もF1の初年度に勝つとは思っていない」

    「また経済的に生き残れるかだ。投資はするが、それが機能しなければならい。個人的には、現状はあまりに不安定だと感じている」

    「実施中のコスト削減対策はまだ大きな効果をあげていない。2010年まではこれら問題が適切に解決されないと思う。チームは、持続不可能な諸経費という負担を強いられている。だから、参戦の時間枠を考えると、今が正しいタイミングかどうか疑問だ」

    デビッド・リチャーズは、12月にFIAとFOTAとの間で同意されたコスト削減対策は大きな成功であると認めるが、F1を助けには十分ではないと考えている。

    「正直なところ、これは控え目な始まりだと思う」

    「何かを変えるとき、維持可能なレベルまで根本的に替える必要があるときは、一度に削減で素早く実施し、そこから進むべきだ」

    「1000の削減によって実現するのではない。私が関連していたら、より大きな削減をより素早く進めただろう」

    「F1関係者の多くは、世界のビジネス、商業、日常生活の状況がいかに悪いのか、現実をまだよく認識していない」

    「F1がファンや一般の人々に合わせて自らを修正し、地に足をつけなければ、将来が心配だ。F1の一部上層部がこれに気づいて対応していることはわかっている・・・今は苦い薬だが、実行しなければならない」

    デビッド・リチャーズは、F1復帰の計画は、純粋なビジネス的観点に基づいて判断しており、2004年BARで成功の味をしめたのでチャンピオンを目指すという個人的な願望には影響されないと述べた。

    「その年、我々はフェラーリに次ぐ2位だった。そして、誰もが私がトップを目指すために復帰するはずだと思っている。しかし、私のモチベーションはそういうものではない」

    「ビジネスで決定する。決定するのは、実質的なビジネス上の決定であり、感情的なものではない」

    ホンダレーシングのニック・フライCEOは、チームの潜在的買い手は1ダース以上いると主張している。情報筋によると、ギリシャの海運王アキレアス・カラキスが最有力候補だという。

    関連:ホンダ、ロス・ブラウンへのF1チーム売却を発表 – 2009年3月6日

  • ホンダF1チーム、カルロス・スリムの噂を否定

    ホンダF1チーム、カルロス・スリムの噂を否定

    ホンダ・レーシングF1は、カルロス・スリムとの買収報道を否定。チームの代表ロス・ブロウンは「全くの憶測」と退けた。

    ロス・ブロウンは「関心を寄せている複数の団体」と交渉しているが、メキシコの大富豪カルロス・スリムに関する噂は的外れだと語った。

    「本当のことだったら最高なんだがね」

    「しかし、これはマスコミによる全くの憶測だ。噂が勝手に歩き出しただけさ」

    しかし、ロス・ブロウンは、複数の関係者との交渉が進行中であり、2009年マシンの開発を続けているチームは、投資家にとって魅力的な案件であると強調した。

    「大きな関心が寄せられている。真剣な買い手とそうでない買い手を区別する段階に来ている。なんとかなりそうだと思っているし、年明けには交渉を再開することを切望している」

    ブロウンは、チームは2009年3月のメルボルンで開催されるシーズン開幕戦に並ぶことができると主張する。

    「まだ数週間しか経っていないので、何かを失ったわけではない。各種のプログラムをあきらめなければならなかったが、用意は整っている」

    「メルボルンに向かう十分な資金があるし、競争力のあるパッケージもある」

    関連:ホンダ、ロス・ブラウンへのF1チーム売却を発表 – 2009年3月6日

  • カルロス・スリム、ホンダF1の買収報道を否定

    カルロス・スリム、ホンダF1の買収報道を否定

    カルロス・スリムは、ホンダF1チームを買収したとの報道を否定した。

    カルロス・スリムがオーナーを務めるテルメックス・レーシングチームは、声明を発表。報道されているホンダF1チームとの交渉を否定した。

    「テルメックスチームは、カルロス・スリムがホンダF1チームを買収しないことや買収交渉を行っていないことを確認した。この件に関する全ての情報は根拠のないものであり、全くの誤りである」

    今週、イタリアのラ・スタンパは、カルロス・スリムがホンダF1チームを買収しており、ドライバーには、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロに代わりルーキーのブルーノ・セナが起用されると報じていた。

    テルメックス・グループの傘下のエンブラテルは、ブルーノ・セナのスポンサーを務めている。

    関連:ホンダ、ロス・ブラウンへのF1チーム売却を発表 – 2009年3月6日

  • ルーベンス・バリチェロ(ドイツGPプレビュー)

    ルーベンス・バリチェロ(ドイツGPプレビュー)

    イギリスGPで3位表彰台を獲得したルーベンス・バリチェロ。次戦ドイツGPが開催されるホッケンハイムは、2000年にバリチェロがF1初勝利をあげたサーキットだ。

    ルーベンス・バリチェロ
    「イギリスGPの翌朝、目覚めた時にあらためてトロフィを眺めたときは、最高の気分だった。表彰台は確かに予想外だったけれど、チーム一丸となってレースに注力したことに対する、当然のご褒美だと思う。この結果を得られたことは、何よりもチームのためにうれしい。しかし一方で、RA108の性能向上については、目を離せない。そしてシルバーストンの結果が、ウェット路面に助けられたということは、十分に自覚している。テストでは若干の性能向上も確認できたし、それが中団グループでの戦いにどう影響するか。この週末が、待ち遠しい」

    「2000年のドイツGPが、僕のF1初勝利だった。だからここは僕にとって、いつまでも特別なサーキットだ。レイアウトが変わり、僕が楽しんできたサーキットとは違うものになってしまった。でもここは依然として、素晴らしいコースだ。高速からのフルブレーキング、その後には追い抜きのチャンスもある。変わりやすい天候が加われば、さらに面白いレースになるだろう」

  • ジェンソン・バトン(ドイツGPプレビュー)

    ジェンソン・バトン(ドイツGPプレビュー)

    ジェンソン・バトンが、ドイツGPへの意気込みを語った。

    ジェンソン・バトン
    「いつもと同じように、マシンから最高の性能を引き出す。それがひいては、いい結果につながれば最高だ。でも中団勢の戦いは、信じられないほど拮抗している。だから事前の予想なんて、ほとんど不可能だ。とはいえホッケンハイムテストではいい手応えを得られたし、それがレース本番の走りにどうつながるか、今から楽しみだ」

    「ここでのレースはいつも楽しいし、2004、2005年と連続して表彰台に上がったことを始め、素晴らしい思い出もたくさんある。ここはいくつか抜きどころがあるし、息を呑むバトルも繰り広げられる。グランドスタンドを埋める観衆にとって、きっと忘れられないレースになるはずだ。もし気温や湿度が高ければ、レースは非常に過酷なものになるだろう。さらに低中速コーナーの繰り返しは、タイヤへの負担もかなり大きくなるだろう」

  • ホンダ、バリチェロが3位表彰台獲得!(イギリスGP)

    ホンダ、バリチェロが3位表彰台獲得!(イギリスGP)

    ホンダは、F1 イギリスGP決勝レースで、ルーベンス・バリチェロが3位表彰台を獲得。この3位表彰台は、Honda Racing F1 Teamにとって2006年第18戦ブラジルグランプリ以来の表彰台となる。母国GPとなったジェンソン・バトンはリタイアに終わった。

    16番グリッドからスタートしたルーベンス・バリチェロ。レース中盤になると、大粒の雨が降り始め、Honda Racing F1 Teamは36周目に2回目のピットタイミングでエクストリームウェットタイヤを選択。この選択が成功し、スタンダードウェットタイヤを履いているマシンに対し、1周10秒以上も速いラップタイムで走行し、怒濤の追い上げの走りをみせ、見事に3位表彰台を獲得した。

    ルーベンス・バリチェロ (3位)

    ホンダ・レーシングF1チーム

    「今日再び表彰台に立つことができて、最高の気分だ。とてもエキサイティングなレースで、天候に助けられ、マシンの能力を最大限に引き出すことができた。僕らにとって、このレースで一番重要だったのは、レース半ばで激しい雨が降り始めたときに、エクストリームウエットに履き替えた決断だった。クラブに差し掛かったときに高速でコースオフし、ウォールに接触する寸前だった。まさにそのときに、僕らはすばやい決断を下さなければならないと思った。エクストリームウエットに履き替えてからは、前にいるクルマを簡単にオーバーテイクできた。あれはいいものだ。あのような重大な決断を下せたのは、僕の経験と、僕を信じてくれたチームのおかげだ。今日は、本当にチームへ感謝をささげたい。ファクトリーや日本にいる人たちを含め、すべての人にだ。人生は、自らの経験から学んでいくものであり、僕らは厳しかったここ2年でそうやって積み重ねてきた。僕はいつでも、いつかよいときが来ることを信じていたし、これからもそんなときがやってくると思っている」

    ジェンソン・バトン (リタイア)
    「コンディションが変わり続ける、異常なレース展開だった。レース序盤は、ウエットタイヤでいいペースを出すことができた。雨が激しくなってきて、ルーベンスも僕も、35周目にエクストリームウエットへ履き替えるためにピットへ戻った。そのあとすぐ、僕はブリッジのところにあった水たまりにつかまって、アクアプレーニングによってコースオフをしてしまった。マシンをスピンさせて戻そうとしたが、別のクルマが来ていて、道を開けなければならなかった。それでマシンを十分に回すことができず、グラベルにはまった。こういうレースには、運のよし悪しがからむもの。残念だが、今日の僕はついていなかった。3位、そしてHondaに移籍して初めての表彰台を獲得したルーベンスに、おめでとう」

    ロス・ブロウン Honda Racing F1 Team チームプリンシパル
    「我々は今日の結果に喜んでおり、ルーベンスのHondaでの初表彰台は、その走りに見合ったものだ。タイヤ選択と戦略について、非常に重要な情報をもたらした彼は、本当にさすがだと思った。2回目のピットストップで起こったフューエルリグのトラブルがなければ、彼は間違いなく1つ上の2位でフィニッシュしていたと思う。我々は、レースでは雨の予報が出ていることを考え、ウエットコンディションに対応できるよう、昨日の予選セッティングを妥協していたが、その決断がレースで功を奏した。今シーズン初の表彰台を獲得したことは、今日ここにいるメンバー、そして、ファクトリーで懸命に働くメンバーら、チーム全体の士気を非常に上げている。さらに、我々のホームレースで、ブラックリーとブラックネルにあるファクトリーから近くで、この結果を成し遂げたことは、二重の意味で報いだ。また、6ポイントを獲得したことにより、これからのレースで、コンストラクターズチャンピオンシップの6位争いに加わることができる」

    大島裕志 広報・モータースポーツ担当
    「本当に嬉しいです。今回はタイヤ戦略がずばり的中しました。天候に左右されたレースでしたが、チームが一体になって戦略をやりきり、ルーベンスもミスなくしっかりと走り切ってくれました。久々の表彰台3位獲得を大変嬉しく思います。今後はこれを糧に、一戦一戦を大事に戦ってまいります。」

  • ホンダ、戦闘力不足に苦しむ(イギリスGP予選)

    ホンダ、戦闘力不足に苦しむ(イギリスGP予選)

    ホンダは、F1 イギリスGP予選で、ルーベンス・バリチェロが16番手、ジェンソン・バトンは17番手だった。

    ルーベンス・バリチェロ (16番手)
    「予選でもっと上位に進めなかったのは残念だが、あのポジションがドライコンディションでのポテンシャルを反映していると思う。雨が降り始めたとき、僕らは15番手以内で通過できるのではないかと思っていた。しかし、ちょうど僕が走っているところで雨が降っていて、他のドライバーがラップタイムを縮める中、16番手に落ちてしまった。最後のアタックの最終セクションでは、アンダーステアがかなり出て、ぬれた路面でタイヤにはグレイニングが生じ、タイムを縮めることができなかった。明日のレースはウエットコンディションで、エキサイティングなレースになることを期待している。トラブルに巻き込まれさえしなければ、チャンスが巡ってくるだろう。」

    ジェンソン•バトン (17番手)
    「僕のホームグランプリだっただけに、今日の予選にはがっかりしている。短く、軽い雨が降ったが、そのタイミングが悪かった。完全なドライ状態でのぞんだアタックでは、ベケッツのあたりでトラフィックにつかまり、18番手だった。そこで雨が降り始めた。だから、コンディションに関係なく、セッション終了間際にタイムを出しにいかなくてはならなかった。第1セクターでタイヤ温度が十分でなかった。いつも難しいことだが、路面が滑りやすいときはなおさら難しい。若干タイムを縮めてロズベルグを抜き、17番手に上がったが、Q2に進めるほどではなかった。残念だ。しかし、マシンはドライコンディションで戦闘力に欠け、難しいレースが予想されるが、レースで順位を上げたい。特に、期待通りのウエットコンディションになれば、それが可能だと思う。」

    スティーブ・クラーク レース兼テスト担当 ヘッド・エンジニア
    「午前はウエットでもドライでも、マシンが期待したとおりのパフォーマンスを見せ、トップ10目前のところだった。予選には軽い雨の予報があったため、やや混乱した状態でスタートし、誰もがドライのうちにタイムを出そうとコースに出ていった。混戦の中、気がづけば、ノックアウトゾーンにいるうちに雨が降ってきた。再度走行するまでに雨がやんだのはラッキーだったが、Q2に進むほどタイムを縮めることはできなかった。どちらのドライバーも完ぺきなラップがとれなかったり、バランスに欠けていた。しかし、実際Q2に進めたとしても、このコンディションではこれ以上前に進むことはできなかったと思う。パルク・フェルメのルールによって、できることはほとんどない。いずれにしても、先週のテストから基本的には良いバランスがとれているので、セットアップを変える予定はない。ドライのレースになった場合は、ポイントの獲得は難しいと思うが、戦略をグリッドポジションに合わせて考える。しかし、明日は雨との予報が出ており、よりおもしろいレースになる可能性がある。」

  • ホンダ、厳しいレースが続く (フランスGP)

    ホンダ、厳しいレースが続く (フランスGP)

    ホンダは、F1フランスGP決勝レースで、ルーベンス・バリチェロが14位、ジェンソン・バトンはリタイアだった。

    バトンは、ニコ・ロズベルグのペナルティーにより、昨日の予選から1つ順位を上げ、16番手からスタート。そして今日になってギアボックスを交換したバリチェロは、最後尾からのスタートとなった。

    バトンは1コーナーで、セバスチャン・ブルデー(トロロッソ)と接触し、20番手に後退した。さらにその3周後の最終シケインで縁石に乗り上げた際、フロント部分を破損。緊急ピットインでノーズ等を交換後、コースに復帰。しかしその後、グリップ不足で走行が厳しい状況に陥り、再びピットに向かい、16周でリタイアを喫した。

    ルーベンス・バリチェロ (14位)
    「今日はマシンコントロールが難しく、いろいろな意味ですごく大変なレースだったが、僕らはレースの中で順位を上げることができた。予想通り、レースではマシンが少し良くなっており、適切な戦略と素早いピットストップにより、最後尾から順位を上げ、他のマシンに挑むことができた。今週、素晴らしい仕事をしてくれたエンジニアとメカニックに対し、ハードワークとたゆまぬモチベーションに感謝したい。しかし、これが辛い週末だったことに変わりはない。来週のシルバーストンでのテストに向け、ハードワークを続け、新しい開発で、これからの数戦では、さらに戦闘力を発揮できることを期待したい。」

    ジェンソン・バトン (リタイア)
    「あまりにも早いリタイアで、タフな週末が終わった。スタートは良かった。その後、ボーデに並び、彼が1コーナーで内側に入って道を閉ざそうとするだろうと思ったので、彼の後ろにマシンを寄せたが、残念ながら、みんながコーナーに向けて減速しているときで、彼のリアに接触してしまった。フロントから風が入ってきたから、マシンのフロントで何かが破損しているだろうと思ったが、マシンは動いていたし、集団の後方にいたので、そのまま走り続けた。しかし、接触の衝撃でフロントウイングが外れかかっていたようで、最後のシケインで縁石に乗り上げたときに落下し、マシンのフロント部の下に入り込んでしまった。ノーズを交換したが、バージボードが外れていて走行不能だったので、リタイアせざるを得なかった。次は僕のホームグランプリだ。来週のシルバーストンでのテストでは盛りだくさんのメニューで準備にのぞむ。ポジティブな気持ちだし、楽しみだ。」

    ロス・ブロウン Honda Racing F1 Team チームプリンシパル
    「ルーベンスはいいスタートを切れ、第1スティントでは燃料を多く積みながらも、タイヤをうまく使う堅実な走行だった。しかし、残念なことに彼は遅いクルマの後ろで捕まってしまい、その前方にいるドライバーたちに引き離されてしまった。それでも、よい戦略と安定したラップタイムで、最後尾からのスタートでありながらも順位を上げることができた。これがよい結果だとは言えないが、レース全体を通して、チームとマシンはとてもよく機能した。ジェンソンは、最初のコーナーでブルデーと接触してフロントウイングにダメージを負ったため、ウイングがゆるんで最終的に落ちてしまった。ノーズを交換したが、車体にダメージが残り、彼は多くのダウンフォースを失っていた。それを考慮し、まだレースは始まったばかりではあったが、ダメージを負ったマシンで走行を続けることは賢明ではないと判断し、彼をリタイアさせることにした。来週のシルバーストンテストで、かなりの空力アップデートの評価を行い、それらを2週間後のイギリスGPで使用する。その先のレースに向けさらに開発を進め、サスペンションのアップデートもする予定だ。」

  • ホンダ、ペース不足が露呈 (フランスGP予選)

    ホンダ、ペース不足が露呈 (フランスGP予選)

    ホンダは、F1 フランスGP予選で、ジェンソン・バトンが17番手、ルーベンス・バリチェロが18番手だった。

    ジェンソン•バトン (17位)
    「今日の予選はとてもがっかりするセッションだった。マシンのバランスは良く、僕らはマシンから最大限のパフォーマンスを引き出そうとしたが、今日のペースはこのサーキットでの僕らのポジションを反映していた。重量検査に呼ばれてピットで待機しなければならず、ガレージに戻る時間が十分なかったために、最後のアタックでペースが上がらなかった。Q2に進むくらいの改良が施せたとは思わないが、タイヤが冷えたことはラップタイムに影響した。レースではもっと戦闘力を発揮できると期待したい。このサーキットではより良いパフォーマンスを発揮できると思っていただけに、予想外のことであり、残念だ。」

    ルーベンス・バリチェロ (18位)
    「今日はただただパフォーマンス不足だった。週末を通してラップタイムは接近していたが、グリッド後方になってしまったのは残念だった。もっとペースを上げようと懸命に限界までプッシュしたが、僕とジェンソンのタイムがあれだけ接近していたことからもわかるように、これ以上は望むことは難しい状況だった。フリー走行を通じてバランスのいいマシンに仕上げることができただけに、ペース不足は受け入れがたい。この位置から、ひたすらベストを尽くしてレースに臨みたい。」

    スティーブ・クラーク レース兼テスト担当ヘッド・エンジニア
    「とりたてて何が悪かったわけではなかっただけに、残念だ。昨晩の作業で進歩でき、昨日のハンドリングの問題にうまく対処できたという感触があった。マシンのバランスは良く、特に大きな問題もなかったので、2人のドライバーのタイムが接近しているのは、ペースが二人とも不足していたということだ。いつもどおり、中団の戦いは非常に厳しいもので、Q2に進むにはあと0.3秒必要だった。しかし、今日のマシンではその差を縮めることも難しかった。データ的には、このトラックはモントリオールよりもわれわれの強さを発揮できる場所と思っていただけに、今日の結果には、正直驚いているし、残念だ。マニクールはセットアップ面において、やや変わったサーキットで、ペース不足はこのレース特有のものであり、次からの数戦では再びパフォーマンスを見せられると期待したい。各マシンのタイム差が接近していることを考えれば、コンマ数秒が大きな差となって現れる。これからの開発で、シーズン後半に望みをつなげたい。我々の本来のレースペースを信じ、明日に向け、マシンの改善に集中する。」