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  • F1サンパウロGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    F1サンパウロGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2025年F1サンパウロGP 決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数と予想されるタイヤ戦略を公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。

    ランド・ノリスはサンパウロでこれまでのところ圧倒的な週末を楽しんでいる。 スプリントをポールから制し、グランプリ本戦のグリッドでもP1を獲得した。一方、タイトルを争うオスカー・ピアストリとマックス・フェルスタッペンは、それぞれ4番手と16番手からのスタートとなる。

    しかし、追う側にとって幸いなことに、アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェでのレースは決してグリッドポジションだけで決まるものではない。たとえ雨が降らなかったとしても(かなりの確率で降る可能性があるが)、勝敗を分けるのは戦略の選択になるだろう。しかも、いくつか興味深い変数が絡んでくる。

    昨年(そしてその前の年)はどうだった?
    2024年のサンパウロGPは、インテルラゴスとしても非常にウェットなレースだった。フェルスタッペンが勝利し、2台のアルピーヌがダブル表彰台を獲得した。全員がインターミディエイト→インターミディエイト戦略を採用していた。

    トップ3はピットストップを行わず、全員がフランコ・コラピントの大クラッシュによって赤旗中にタイヤを交換したことで恩恵を受けた。それより後方のマシンは数周早いラップ22〜28の間にピットインしており、その多くが2本目のインターを装着した。一方で角田裕毅、リアム・ローソン、セルジオ・ペレスは、めったに使われないフルウェットを選択した。

    2023年はドライだったが、荒れ模様ではあった。シャルル・ルクレールはフォーメーションラップでコースオフし、アレクサンダー・アルボン、ダニエル・リカルド、ケビン・マグヌッセンも第1コーナーでリタイア。赤旗が出た。

    それが唯一の中断であり、その後トップ9台は全員ソフト→ミディアム→ソフトの3スティント戦略を採用した。このうち優勝したフェルスタッペンは27周目と56周目にピットイン。ルイス・ハミルトン(8位)は18周目に最初のピットを行い、フェルスタッペンと2位のノリスは27周目が最初だった。2回目のストップは46周目から始まり、フェルスタッペンが56周目、ノリスが59周目に最後のピットを済ませた。

    最初にこの戦略から外れたのはエステバン・オコンで、10位フィニッシュを果たした。彼はソフト→ミディアム→ソフト→ソフトとつなぎ、14周目、31周目、51周目にピットインした。その後方のマシンは3本すべてソフトを使うレースを行い、赤旗前にミディアムを履くことで2コンパウンド使用義務を満たした。

    ブラジルGP

    今回は最速の戦略は?
    ピレリによれば、最速はソフト→ミディアムの1ストップ戦略だという。ただし、これは摩耗の面で非常にギリギリな戦略になる。

    「スプリントのデータを見ると、いくつかのソフトセットは約20周(スプリント17周+スプリント予選Q3の3周)で限界に達していた」とピレリ・モータースポーツディレクターのマリオ・イゾラは語る。「もしソフト-ミディアムの1ストップ戦略を試みるなら、ピットストップウインドウは24〜30周目の間になる。つまり、最初のスティントでの摩耗が問題だ。」

    さらにトップ10のドライバーには新品のソフトタイヤが残っていないという点も、状況を厳しくしている。一方でグリッド後方のドライバーたちは新品ソフトを多く持っている。

    ブラジルグランプリ

    トップ10のもうひとつの選択肢は?
    ピレリのシミュレーションによると、ソフト→ミディアム戦略は、ソフト→ミディアム→ミディアムおよびソフト→ミディアム→ソフトの2ストップ戦略と周回ごとのラップタイムでは非常に近い。実際のところ、オーバーテイク時に一時的にロスする時間を考慮しなければ、ソフト→ミディアム→ミディアムの方がわずかに速い可能性がある。

    ソフト→ミディアム→ミディアムでは、最初のピットストップは18〜24周目、2回目は43〜49周目が理想的なウインドウだ。ソフト→ミディアム→ソフトでは、20〜26周目と44〜50周目が目安となる。

    これらのピットウインドウに合わせて2ストップを計画すれば、1ストップを目指して途中で転換するよりもやや速くなるだろう。ただし、誤差の範囲も大きく、各チームはプランAとプランBの両方を同等に準備してレースに臨む可能性が高い。

    2025年のF1世界選手権 ブラジルグランプリ

    グリッド後方(フェルスタッペンを含む)の選択肢は?
    後方スタートのドライバー、特にレースペースに自信のある者たちがよく賭けるのは、ハードタイヤでスタートしてロングスティントを走り、セーフティカーの幸運を願うという戦略だ。もしそれが叶わなくても、終盤に新しいタイヤでタイム差を生かせる。

    だが今回は、その戦略が強力とは言えない。ハードコンパウンドがあまり好ましい感触を見せていないからだ。

    このサーキットでは、ハードタイヤはバルセロナと同じような問題を抱えている。グリップ不足でスライドが増え、ソフトよりも温度が上がりやすく、異常に高い熱劣化を起こす可能性がある。場合によってはコンパウンドの寿命順序が逆転するかもしれないほどだ。

    誰かが試すだろうか? 通常のレースであれば、最初の短いスティントのあとにハードを使う可能性が高い。

    「おそらくドライだが土曜より少し気温が低く、グリーントラック(ラバーが少ない路面)になるだろう。ハードはおそらくレースの選択肢ではない」とイゾラは述べる。「チームはソフトとミディアムに焦点を当てている。だがもし誰かがハードを使いたいなら、ソフト→ハードまたはミディアム→ハードのどちらも可能だ。どちらも成立するが、グリップの少ないトラックになると予想している。」

    ソフト→ハード戦略では16〜22周目、ミディアム→ハードでは20〜26周目がピットタイミングの目安となる。

    では、天気はどうなる?
    これまでのところ、予報では週末ずっと雨に見舞われるはずだったが、何とか雨雲をかわしてきた。しかし、この幸運は続くだろうか?

    どうやら今日のどこかで小雨が降る可能性が高いようだが、レース時間帯が最も良いコンディションになりそうだ。

    スタート時点で雨が降る確率は40%、レース2時間目には20%に下がり、その後の夜間には再び上昇する見込み。つまり、チームクルーはレース後にガレージや機材を片付ける際、再び雨に見舞われるかもしれない。

    2025年のF1世界選手権 ブラジルグランプリ

  • レーシングブルズ F1サンパウロGPでダブルQ3進出「2台入賞が明確な目標」

    レーシングブルズ F1サンパウロGPでダブルQ3進出「2台入賞が明確な目標」

    レーシングブルズはサンパウロGPで困難なスプリントを経て、予選でチームとして大きく巻き返した。

    アイザック・ハジャーが5番手、リアム・ローソンが7番手と、両者が揃ってQ3進出を果たしたのだ。チームの車両性能責任者ギヨーム・デゾトーは、天候と路面の変化、そしてセットアップの見直しが好結果につながったと説明している。

    スプリントでの苦戦と判断変更
    デゾトーはまず、午前中のスプリントについてこう振り返った。

    「予想していたより天候は良かったが、スタート時の路面はまだ湿っていた。全員がドライタイヤを選択したが、我々にとっては難しいレースになった。アイザックはソフトタイヤでスタートし、序盤でいくつかポジションを落とした。赤旗後にはミディアムに切り替え、多少は競争力が増したが、それでもポイント圏内には届かなかった。リアムはまずまずのスタートを切ったが、ターン3の出口で芝生に押し出され、タイヤを汚してしまい、次のコーナーで接触してフロアとボディワークを大きく損傷した。そこからのリカバリーは厳しかった。」

    セットアップ変更が功を奏した予選
    「スプリント後の夜に分析とシミュレーター作業を行い、ドライバーからのフィードバックも踏まえて、いくつかのセットアップ変更を実施した」とデゾトーは続けた。「アイザックにはダウンフォースレベルの変更も行った。その結果、2人とも見事な走りで5番手と7番手を獲得した。Q2では13台が0.5秒以内という非常にタイトな展開だったが、チーム全体としてセッションの流れをうまくマネジメントできた。」

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    「目標は明確だ ― 2台でポイントを」
    最後にデゾトーは、日曜決勝への期待を語った。

    「明日は長いレースになるが、グリッドポジションは悪くない。目標ははっきりしている。2台ともポイントを獲得することだ。」

    ハジャーとローソンはいずれもレースペースに手応えを感じており、デゾトーの言葉通り、サンパウロの決勝ではレーシングブルズのダブル入賞が現実的な目標となる。

  • 2025年F1サンパウロGP:知っておくべき統計・トリビア・洞察

    2025年F1サンパウロGP:知っておくべき統計・トリビア・洞察

    2025年F1サンパウロGPは、いよいよ本日11月9日(日)に決勝を迎える。

    舞台はブラジル・サンパウロのアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ(通称インテルラゴス)。スプリントフォーマットが採用された今週末は、金曜にフリー走行とスプリント予選、土曜にスプリントとグランプリ予選が行われ、いよいよ本日、シーズン終盤を占う重要な決勝レースがスタートする。

    タイトル争いは残り4戦を切り、わずか1ポイント差での首位攻防という大混戦。歴史とドラマの詰まった名物サーキットで、運と技術、そして戦略が交錯するタイトル決戦が幕を開ける。

    伝統と難所が共存する“逆走コース”
    1973年に初開催を迎えたインテルラゴスは、4.309kmの短い反時計回りのサーキットだ。アップダウンの激しい地形とテクニカルな中盤セクション、そして長い最終ストレートが特徴で、全71周のレースではタイヤマネジメントとリズム感が試される。

    ジョリオン・パーマー(元ルノーF1)は「第1コーナーはブレーキングを遅らせやすいが、行き過ぎるとすぐロックアップする。中盤は連続する右コーナーで1つミスするとすべてが崩れる。最終コーナーは立ち上がりが命」と語る。ドライバーにとっては首への負担も大きい「フィジカル・トラック」としても知られる。

    ブラジルグランプリ:インテルラゴス・サーキット

    サーキットデータ
    ■ 初開催:1973年
    ■ 全長:4.309km
    ■ ラップレコード:1分10秒540(バルテリ・ボッタス/2018年)
    ■ 最多ポール:アイルトン・セナ、ミカ・ハッキネン、フェリペ・マッサ、ルーベンス・バリチェロ、ルイス・ハミルトン、マックス・フェルスタッペン(3回)
    ■ 最多勝利:ミハエル・シューマッハ(4勝)
    ■ 2024年オーバーテイク数:72回
    ■ セーフティカー発生率:86%
    ■ ピットロス:20.8秒

    ピレリのタイヤ戦略
    ピレリは今年、2023年と同じくC2・C3・C4(ハード〜ソフト)を持ち込む。昨年は全面再舗装により路面が滑らかになり、リアのグレイニングと摩耗が問題になったが、今回は「より耐久性の高いコンパウンドを選定することで、ソフトタイヤも決勝で選択肢になりうる」としている。

    インテルラゴスは前後バランスの取れたコーナー配置を持ち、ストレートと低速セクションが混在することから、オーバーテイクのチャンスも多い。その一方でバンプが多く、天候も不安定。雨の確率が高く、ウェットタイヤの使用も十分に想定される。

    2025年のF1世界選手権 ブラジルグランプリ

    直近の勝者とポールシッター
    ■ ポールポジション
    2025年:ランド・ノリス(マクラーレン)
    2024年:ランド・ノリス(マクラーレン)
    2023年:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2022年:ケビン・マグヌッセン(ハース)

    ■ 優勝
    2024年:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2023年:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2022年:ジョージ・ラッセル(メルセデス)

    フェルスタッペンは昨年、17番手スタートからの豪雨逆転勝利を果たしており、“インテルラゴスの魔術師”ぶりを見せつけている。

    F1 ブラジルグランプリ

    チャンピオンシップの行方
    残り4戦となった2025年シーズン。メキシコGPで優勝したランド・ノリスが4月以来となるランキング首位を奪還したが、僅か1ポイント差でチームメイトのオスカー・ピアストリが続く。3位のフェルスタッペンも36ポイント差まで接近し、三つ巴の争いは激化している。

    ノリスは「モメンタムを維持できている」と自信を見せるが、ピアストリは4戦連続表彰台を逃しており、巻き返しに燃える。一方、レッドブルのフェルスタッペンは雨が絡む展開では依然として最有力。昨年同様のコンディションとなれば、タイトル争いに再び火をつける可能性が高い。

    チーム間バトルの焦点
    コンストラクターズ争いでは、フェラーリとメルセデスの2位争いが接戦を続ける。レッドブルは1戦で順位を巻き返すチャンスを狙っており、両チームとの直接対決が注目される。

    中団では、ウィリアムズが依然として5位を堅持。レーシングブルズ、アストンマーティン、ハース、ザウバーがわずか12ポイント差の中でP6を争っており、週末の結果次第で勢力図が大きく動く。

    伝説の瞬間:1991年セナの涙
    1991年、母国ブラジルで初勝利を挙げたアイルトン・セナのドラマは、今も語り継がれる。ギアボックスが壊れ、ほぼ1速固定のまま雨中を走りきったセナは、首を上げることもできぬままチェッカーを受け、歓喜と痛みが入り混じる涙を流した。インテルラゴスはその瞬間から“魂のサーキット”として、ブラジル人のみならず世界中のファンの心に刻まれた。

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  • ルイス・ハミルトン F1サンパウロGP予選Q2敗退「これで週末は終わり」

    ルイス・ハミルトン F1サンパウロGP予選Q2敗退「これで週末は終わり」

    フェラーリのルイス・ハミルトンは、2025年F1サンパウロGPでスプリントを7位、予選を13番手で終えた。

    午前のスプリントでは11番手スタートから鋭い蹴り出しを見せて入賞圏内へ浮上し、チームメイトのシャルル・ルクレールの直後まで迫る走りを披露。しかし午後の予選では一転してリヤグリップ不足に苦しみ、Q2で敗退した。

    それでもハミルトンは、スプリントと予選の合間に行ったセットアップ変更の方向性には一定の手応えを感じていると明かし、「このサーキットなら何でも起こりうる」と決勝での巻き返しに意欲を見せた。また同日、バーレーンでWECタイトルを決めたフェラーリの耐久部門を称え、「素晴らしい成果だ」と祝福している。

    スプリントは「いい一日」のスタート
    この日の走り出しとなったスプリントでは、ターン1までの加速とオープニングラップのさばきで大きく順位を上げた。11番手から8番手までポジションを上げたことでポイント圏に食い込み、さらに前を走るルクレールとともにフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)を追う展開となった。

    結局、アロンソを攻略したのはルクレールのみだったが、ハミルトンは内容に手応えを得た。

    「今日もブラジルでいい形で一日を始められた。スプリントでは何台かをオーバーテイクしてポイントに戻ることができたし、それはポジティブだった」とハミルトンは語った。

    予選ではリヤタイヤに悩まされQ2敗退
    午後の予選では状況が一変した。フェラーリはスプリント後に、ストレートスピードと高速コーナーでの安定性を高めるためにセットアップを変更。ハミルトンも「ストレートとハイスピードでは助けになった」と一定の改善を認めつつも、リヤタイヤの温度管理に苦戦したことが最大の敗因だったと明かす。

    「そのあとマシンにいくつか変更を入れて、ストレートと高速コーナーでは良くなった。でもQ2ではリヤタイヤを適正なウインドウに入れることができなくて、それに足を引っ張られてしまったんだ」と説明した。

    実際、Q2ではペースを取り戻せず、13番手でセッションを終えたハミルトンは、インタビューで「これで週末は終わりだ」と述べ、悔しさを隠さなかった。

    「このコースでは何が起きるかわからない」決勝での巻き返しに意欲
    それでも、ハミルトンはインテルラゴスの“不確実さ”を知り尽くしている。スプリントでも複数のドライバーがコースオフし、赤旗が出るなど波乱の展開が続いたように、決勝でも状況次第では上位進出のチャンスがあると見ている。

    「それでも、このコースではたくさんのことが起きる。今日すでに見たとおりだ。だから僕たちは全力を尽くすし、明日はできるだけ強いレースをしてみせる」と語った。

    WECタイトルのフェラーリを祝福「素晴らしい成果」
    この日、フェラーリはWEC(世界耐久選手権)でコンストラクターズとドライバーズの両タイトルを獲得。ハミルトンはその成果を称え、F1チームと耐久チームの一体感を強調した。

    「最後の耐久レースでWECの両方のタイトルを決めた同僚たちにおめでとうと言いたい。関わった全員にふさわしい結果だよ」とコメントした。

    ハミルトンは13番グリッドからのスタートとなるが、スプリントで見せた発進の良さとマシンの高速域での改善を武器に、決勝では上位ポイント圏内への浮上を狙う。

    ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリ ブラジルグランプリ

    ルクレールとの対照、専門家の分析
    ハミルトンのQ2敗退とは対照的に、チームメイトのルクレールはQ3で渾身の一発を決めて3番手を確保。スカイF1のジェイミー・チャドウィックは「両方のフェラーリが苦戦していたのに、最後にシャルルがP3に入った。ルイスは混乱しているはず」と指摘した。

    同じくカルン・チャンドックは「ルクレールはF1で最も優れた予選ドライバーだ」と評し、「もう一台(ルクレール)は3番手だ。それが全てを物語っている。ルイスは21戦目でこのマシンに慣れているはずで、彼自身も“なぜ差が出たのか”を考えているだろう」と分析した。

  • F1サンパウロGP決勝 スターティンググリッド:角田裕毅は17番グリッド

    F1サンパウロGP決勝 スターティンググリッド:角田裕毅は17番グリッド

    2025年F1 サンパウロGP 決勝のスターティンググリッドをFIA(国際自動車連盟)が発表した。グリッド最前列には2年連続でマクラーレン勢が名を連ね、週末を通して圧倒的な速さを見せている。

    ポールポジションはマクラーレンのランド・ノリス。スプリントに続き、ブラジルで2度目のポールを獲得した。フロントロウ2番手にはメルセデスのキミ・アントネッリが並び、フェラーリのシャルル・ルクレールが3番手から続く。

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは4番手にとどまり、やや悔しい位置からのスタートとなる。その後方5番手にはレーシングブルズのアイザック・ハジャー、6番手にはメルセデスのジョージ・ラッセル、7番手には同じくレーシングブルズのリアム・ローソンが続く。8番手オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)、9番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、10番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)がトップ10を締めくくった。

    11番手にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、12番手にアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、13番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)。14番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、15番手カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)が続く。

    マックス・フェルスタッペンはピットレーンからのスタートとなり、厳しいレースを強いられる。彼は2021年のロシアGP以来となるQ1敗退を喫している。

    フェルスタッペンは16番手に終わったが、レッドブルは彼のRB21のパワーユニットコンポーネントを交換し、さらにセットアップの変更を行うことを選択した。これらはパルクフェルメ下で実施されたため、ペナルティとしてピットレーンスタートとなった。

    ハースのエステバン・オコンも同様に、当初17番グリッドからスタートする予定だったが、ピットレーンからのスタートとなる。

    その結果、角田裕毅(レッドブル・レーシング)は17番グリッドからスタートする。

    2025年F1サンパウロGP 決勝 スターティンググリッド

    Grid No ドライバー チーム 予選
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1 (-)
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 2 (-)
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 3 (-)
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 4 (-)
    5 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 5 (-)
    6 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 6 (-)
    7 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 7 (-)
    8 87 オリバー・ベアマン ハース 8 (-)
    9 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 9 (-)
    10 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 10 (-)
    11 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 11 (-)
    12 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 12 (-)
    13 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 13 (-)
    14 18 ランス・ストロール アストンマーティン 14 (-)
    15 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 15 (-)
    16 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 18 (↑2)
    17 22 角田裕毅 レッドブル 19 (↑2)
    18 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 20 (↑2)
    Pit Lane 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 16
    Pit Lane 31 エステバン・オコン ハース 17
  • F1サンパウロGP 予選トップ10コメント:ノリスが連勝、波乱の中で中団勢躍進

    F1サンパウロGP 予選トップ10コメント:ノリスが連勝、波乱の中で中団勢躍進

    2025年F1サンパウロGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。11月8日(土)にインテルラゴス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第21戦 ブラジルグランプリのスプリントと予選が行われた。

    インテルラゴスの空は曇り、風とグリップ変化が入り乱れる難コンディションとなったが、マクラーレン勢が再び主役となった。ランド・ノリスがスプリント優勝に続き、予選でも鮮やかにポールポジションを獲得。メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが再びP2につけ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が3番手に入り、上位陣が僅差で並んだ。

    マクラーレンのオスカー・ピアストリも4番手と、チームとして理想的な位置を確保している。中団勢ではレーシングブルズが存在感を発揮。アイザック・ハジャーが自己最高の5番手、リアム・ローソンも7番手に入り、チームとして初のダブルQ3進出を果たした。ハースのオリバー・ベアマンも8番手と好調を維持し、アルピーヌのピエール・ガスリー、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグがトップ10に滑り込んだ。変動の激しいコンディションの中、各チームの戦略判断が光った予選となった。

    1番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「トリッキーなコンディションにもかかわらず今日は本当に楽しかった。路面は滑りやすく一貫性に欠けていたけど、インテルラゴスを走るのはやっぱり最高で、スプリントを勝って週末の素晴らしいスタートを切れた。今日は僕たちの調子がとても良く、チームは素晴らしいクルマを用意してくれているから、マクラーレンのみんなに感謝したい。Q3では最初の走行で1コーナーをロックさせてしまい、望んでいた以上に少しストレスのある状況になったけど、落ち着いて、肝心な時にまとめることができた。明日に関しては天候がどうなるか分からないし、ライバルもとても速いことは分かっている。大きなチャレンジになるけど、今夜のうちに準備を整え、最高のパフォーマンスを発揮することだけに集中する」

    2番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「明日のレースでフロントロウからスタートできるのは本当にうれしい。予選は予想外の突風が多くて簡単ではなかったけど、Q1からQ3まですべてをまとめ上げ、必要な時に良いラップを仕上げることができた。週末を通してクルマにはどんどん慣れてきていて、このサーキットでの走りを楽しんでいる。観客は素晴らしく、ベストを尽くすための大きなエネルギーをもらえる。スプリントはエキサイティングだった。最後はミディアムタイヤでプッシュしてランド(ノリス)にプレッシャーをかけたけど、オーバーテイクを仕掛けるほどのスピードはなかった。それでも、それは明日のレースにとって良い兆候だ。前方からスタートできるのはエキサイティングだし、周りのクルマと戦い、コンストラクターズ選手権の2位争いのために良いポイントを加えられるようにしたい」

    3番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今朝のスプリントはなかなか良かったけれど、直線スピードが少し足りなくて、かなりの周回でフェルナンド(アロンソ)の後ろに詰まってしまった。予選に向けては今朝のスプリントの後にクルマを少し変更して、そこからいくらかパフォーマンスを引き出すことができた。今日は非常にタイトな戦いだったが、Q2とQ3で良いラップをまとめられたので、これまでの週末の難しさを考えれば3番手スタートには満足しているし、チームは本当に良い仕事をしてくれた。スタート後に前をキープできれば、チームに良い結果を持ち帰るチャンスはある。今日、WECで53年ぶりにコンストラクターズタイトルを獲得した我々のチームに大きな祝福を。そしてドライバーズタイトルを獲得した#51号車のアントニオ(ジョビナッツィ)とチームメイトたちにもおめでとう。みんな素晴らしい仕事をしたし、バーレーンのチーム全員がこの成果を祝うに値する」

    4番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「思い描いていた一日にはならなかった。スプリントも予選も非常にトリッキーなコンディションで、どれだけグリップがあるのか分からない状況だったし、その代償を払うことになってしまった。とはいえ、クルマは週末を通して速さがあるので、明日はそれを生かしてトップでフィニッシュしたい」

    5番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「今朝のスプリントは難しかったけど、慌ただしい予選セッションの中でしっかりすべてをまとめ切れたことをうれしく思う。コンディションはとても厳しくて、速いクルマがあっても、ほとんどの時間はコース上に留めるのに必死だった。だからこのP5は少し驚きでもあり、チームとして素晴らしい結果だ。明日はとても興味深いポジションからのスタートになるし、コンストラクターズ選手権のために大事なポイントを取る大きなチャンスだ。最善の結果を得られるように全力を尽くす」

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    6番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「まずはキミに大きな祝福を。彼は本当に素晴らしい仕事をしたし、彼とチームを誇りに思う。自分としては、今日のP6は望んでいた場所ではない。ソフトタイヤを適切なウィンドウに入れるのにかなり苦労して、十分なグリップを見いだせず、良いラップをまとめることができなかった。昨日はフリー走行が1時間しかなく、しかも一晩で天候が変わったから、ソフトとミディアムの両方を機能させるのは難しかった。とはいえ3列目スタートは理想とは言えないけれど、フェラーリの1台とレッドブルの2台の前にいる。これはコンストラクターズ選手権2位の争いにおいて非常に重要だ。今朝のスプリントではチームとして良いポイントを加算できたし、明日の決勝でも同じことを目指す」

    7番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「両方のクルマをQ3に入れられたのはチームにとって素晴らしい結果だ。スプリントが厳しかっただけに、予選でのペースがとても強かったのは良かった。Q3で最後の周回にいくつかのタイムロスがあって、いくつかのポジションを落としてしまったのは残念だが、明日のスタート位置としては悪くない。目標はいつも通りポイントだ。明日も全力で臨む」

    8番手:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    「1周目からフィーリングはとても良かったし、自分たちの競争力には驚かされた。Q1は3番手、Q2は2番手と非常に強かった。Q3の1回目のアタックは良いラップだと思ったけれど、Q2の自己ベストを更新できなかった。そうなったのは少し奇妙だし、トラックが進化していなかったというのもあると思う。でも、とても良い予選だったことに変わりはない。スプリントでは素晴らしいレースペースを示せたし、明日は良いポジションからスタートできる。レースが本当に楽しみだ」

    9番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今朝のスプリントでスパ以来のポイントを獲得でき、午後の予選ではシルバーストン以来のQ3進出を果たせた。今日は争いに加わるだけのポテンシャルがあったことが確認できたし、それを明日の決勝に持ち込みたい。スプリントでは、戦えるクルマだと感じていた。ポイントが近いことは分かっていたし、レースを通して激しく戦い、最後はランス[ストロール]に対してターン1で仕掛けに行った。たった1ポイントだけど、チーム全体の士気を高めてくれる。最近は厳しい状況が続いていたけれど、なぜここで競争力を発揮できているのかいくつか考えがある。一方で、もっと答えを掘り下げる必要もある。予選では、トップ5に入るまであと数百分の数秒だった。最後のアタックは決してベストではなかったが、それでもトップ10からスタートできる。明日はそのポジションを堅守して、再びポイントを狙っていく」

    10番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「今季初めてQ3に進めたのは最高だ。そうは言っても、簡単なセッションではなかった。風の影響でクルマが予測しづらく、終始バランスが難しくて、ラップをつなぐのが大変だった。それでも踏ん張ってトップ10に入れたのは、このコンディションを考えればしっかりした結果だ。スプリントは残念な結末になってしまったけど、レッドフラッグの間にクルマを修復し、その直後にはさらに別の問題に対処するためギアボックスを降ろす必要があったのに、チームは素晴らしい仕事で短時間のうちに修理をやり切ってくれた。パッケージの改善に向けて懸命に取り組んできたし、その進歩が見えてきたのは心強い。明日はドライのレースになりそうで、楽ではないかもしれない。後ろには速いクルマが何台もいるから、賢く、クリーンに走って、訪れるチャンスを逃さずにいきたい。狙いはいつだってポイントだし、全力で持ち帰る」

  • F1サンパウロGP 予選11番手以下コメント:レッドブル2台がQ1敗退の波乱

    F1サンパウロGP 予選11番手以下コメント:レッドブル2台がQ1敗退の波乱

    2025年F1サンパウロGPの予選で11番手以下だったドライバーのコメント。11月8日(土)にインテルラゴス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第21戦 ブラジルグランプリのスプリントと予選が行われた。

    後方勢では、王者レッドブルの苦戦が際立った。マックス・フェルスタッペンがまさかのQ1敗退となる16番手、角田裕毅も19番手に沈み、チームとしては2006年以来のダブルQ1敗退という屈辱的な結果に。両者ともマシンバランスの不安定さを訴えており、セットアップ変更が裏目に出た形だ。

    一方、フェラーリのルイス・ハミルトンは13番手と振るわず、ウィリアムズ勢のアレクサンダー・アルボン(12番手)とカルロス・サインツJr.(15番手)の間に挟まれる形でミッドフィールドに埋もれた。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ(11番手)は惜しくもQ3進出を逃したが、決勝ではポイント圏を狙える位置にいる。チームメイトのランス・ストロール(14番手)も中団グループ内での奮闘が求められる。最後尾には母国での大クラッシュから奇跡的に無事だったガブリエル・ボルトレト(20番手)が並び、アルピーヌのフランコ・コラピント(18番手)とともに、後方からの追い上げを誓う。

    11番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日は少し入り混じった一日だった。今朝のスプリントはうまくいって、良いポイントを取れた。赤旗で全員がミディアムに替えたのは少し不運だった。もしそうでなければ、もっと良い結果になっていたと思う。予選はさらに難しく、ソフトタイヤで本当にプッシュする自信が持てなかった。それでもP11だから、明日はクリーンにレースを運べばポイント争いに加われる。何ができるか見てみよう」

    12番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「全体として、スプリントは僕たちにとって良いものではなかった。ポイントは狙えなかったので、不必要なリスクは取りたくなかった。終盤のアクシデントで破片を拾ってしまい、その後、予選までにクルマを間に合わせるため急いで作業する必要があった。新しいフロアから古いものに戻さなければならず、パフォーマンスを少し失ったと思う。ガビ[ボルトレト]が無事で本当に良かった。予選はかなりトリッキーだった。いくつか良い変更を入れて、クルマを前進させることはできたと思うけど、それが結果に現れていない。まだ求めているバランスは得られておらず、そのせいでタイヤを傷めてしまっている。スプリントでも同じことが起きたから、そこを見直してレースペースをより理解する必要がある。今のミッドフィールドは本当に僅差だからね」

    13番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「最終戦で両方の選手権を成し遂げたWECの仲間たちにおめでとう。ここブラジルでも今日は良い立ち上がりだった。スプリントでは多くのポジションを取り戻して、再びポイントに戻ることができた。スプリントの後、ストレートと高速コーナーで助けになる変更を施したけれど、残念ながら予選Q2ではリアタイヤを適正なウィンドウに入れられず、それが響いてしまった。それでも、今日はすでに見たように、このサーキットでは多くのことが起こり得る。全力を尽くして、明日は強い戦いを見せたい」

    14番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日はP14での予選となった。Q1は感触が良く、最後にクリーンなラップをまとめられて、クルマのバランスも良かった。だけどQ2はグリップに苦しみ、Q1で感じていたレベルのグリップを得られなかった。なぜそうなったかを解析して、明日に向けて巻き返したい。チャンスが巡ってくることを願って、その時にポジションを上げたい」

    15番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「今週末はクルマからパフォーマンスを見つけ出すのが大変だ。こういう長いコーナーが続くタイプのサーキットでは僕たちは苦しんでいて、セットアップをいろいろ試してきたけれど、まだ満足できる形が見つかっておらず、クルマに快適さを感じられていない。明日はグリッドの並びが普段と少し違うはずだから、戦略で何とかポイントに入れるようにしたい。決勝についてはいつも楽観的に考えているから、最後まで戦い続ける」

    角田裕毅 ブラジルグランプリ

    16番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日のスプリントは良し悪しが混在していた。スタートは良くて1つ順位を上げられたけど、それが精一杯だった。赤旗が出てからは、前のクルマたちに付いていけず、路面の濡れた場所にも苦しめられた。スプリントの感触はスプリント予選の時と似たものだったから、そう考えるとP4は最大限だったと思う。スプリントと予選の間にパフォーマンスを上げるためにかなりの変更を加えたけれど、グリップもトラクションもなく、滑り回る状況で本当に抑えて走らざるを得なかった。なぜ今日ここまでパフォーマンスが悪かったのか理解に苦しんでいるし、この週末を通して直面している問題をまず理解する必要がある。とても厳しい週末で、予想していなかった状況だが、明日どうなるか見てみよう」

    17番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「チームとして答えを見つけるためにできる限りのことをしている。今日はとても運転が難しく、バランスに欠けていたので残念なセッションになった。努力が足りないわけではないし、原因を必ず突き止めて本来の位置に戻せると信じている。スプリントはサバイバルレースだった。こういう時はコース上に留まって完走すれば普段はポジションを拾えるものだけど、今日は本当に厳しかった」

    18番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「まずはクルマを修理して、予選までにコースへ戻してくれたチームに心から感謝したい。素晴らしい努力で、本当に感謝している。スプリントではトリッキーなコンディションの中で上手く走れていたけど、前方のマシンの一台が水を巻き上げて、そこから雪だるま式の影響が起きた。ペイントに触れた瞬間、クルマのコントロールを失ってしまったのは残念だった。いいバトルができていたし、そこまでの段階では競争力もまずまずだったからね。予選では週末の序盤に乗っていたクルマと比べて感触がかなり違っていて、全体的に快適さがなく、他のセッションで見せていたパフォーマンスを発揮できなかった。ピエールがこの週末ずっと強さを見せているのは本当に良いことだし、スプリントのポイント獲得とQ3進出は、チームのハードワークに対する良い報いになったと思う。ここに速さがあるのは明らかだから、なぜ自分が同じフィーリングを得られなかったのかを理解する必要がある」

    19番手:角田裕毅(レッドブル)
    「今日はフラストレーションの溜まる一日でした。僕たちは予選前にチームのための重要なデータを得る目的でスプリントに別のアプローチを試し、ピットレーンスタートを選びました。そのため多くのポジションを取り戻すのは難しかったですが、そこで得たデータは予選に向けて貴重なものでした。スプリントと予選の間にいくつか変更を行い、僕のガレージ側では前進を感じましたし、スプリントで感じていた制限のいくつかは解消できましたが、その結果として別の問題が出てしまいました。グリップ不足が問題で、特にこのコンディションではセクター1でタイヤをうまく作動させることができませんでした。後方からのスタートになりますが、明日はベストを尽くしてオーバーテイクを重ね、順位を上げられるように頑張ります」

    20番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「今日はあの事故から無傷で逃れられて幸運で、恵まれていると感じている。とても大きなクラッシュだったけれど、自分の足で立っていられるという事実は、今のクルマがどれだけ堅牢に作られているかだけでなく、ここ数年で安全面がどれほど進歩したかを物語っている。メカニックのみんなには、予選に間に合わせるために全力を尽くしてくれたことに感謝したい。スプリントの後、短い時間でゼロからクルマを組み直してくれて、ほぼ時間内に仕上がるところまでいった。母国グランプリで初めての予選を走れなかったのは当然残念だけど、ニコがQ3に進んだことが示すように、僕らのクルマにはこの週末を構築できるだけの競争力があると本当に感じている。まだ明日のレースがある。とにかくクルマに乗って、ベストを尽くして、走りを楽しみたい」

  • F1サンパウロGP 予選 ピレリ総括:ノリス再び頂点 決勝は「戦略の読み合い」

    F1サンパウロGP 予選 ピレリ総括:ノリス再び頂点 決勝は「戦略の読み合い」

    マクラーレンのランド・ノリスは、スプリントレースでの勝利に続き、午後の予選でも全セッションを制して今季2度目のポールポジションを獲得した。メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが2番手につけ、フェラーリのシャルル・ルクレールが3戦連続でトップ3入りを果たした。

    気温41度、強風という難しいコンディションの中で行われた予選では、前座レースでのバリア修復による短い遅延を経てQ1がスタート。

    序盤はソフトとミディアムが混在したが、最終的に全車がソフトでタイムを出した。Q1最大の驚きはレッドブルのマックス・フェルスタッペンの敗退で、一方ハースのオリバー・ベアマンがQ1とQ2の大半をトップタイムで走る好走を見せた。

    Q3ではオスカー・ピアストリが最初のアタックでトップに立ったが、ノリスは1回目のロックアップで最下位に沈むも、最終アタックで週末自己ベストを記録。ポールを決定づけた。メルセデスのジョージ・ラッセルは唯一ミディアムタイヤを選択して6番手に食い込んだ。

    ピレリ・ポールポジション・アワードは、Netflixシリーズ『エリート』や『Rulers of Fortune』で知られるリオ出身俳優アンドレ・ラモグリアがノリスに授与した。

    スプリントレース:ノリスが混乱を制して勝利、チャンピオンシップリード拡大
    午前中に行われたスプリントレースでは、ノリスがポールからスタートし、6周目に赤旗中断を挟む混乱の展開を制して優勝。路面は前夜の雨により部分的に濡れていたが、全車がスリックを選択し、右側グリッド(ポール側)はミディアム、左側はソフトを装着するなど、タイヤ戦略が分かれた。

    レースの転機となったのは2周目、ピアストリがターン2で縁石に乗ってスピンし、アルピーヌのフランコ・コラピントとザウバーのニコ・ヒュルケンベルグも同様の場所でクラッシュした場面だった。バリア修復のため赤旗が出され、レースは再スタートとなった。

    リスタートでノリスはソフトへ交換し、後方のメルセデス勢は逆にミディアムを選択。気温25度、風の強まる中でタイヤマネジメントを強いられたが、ノリスは終盤まで先頭を維持し、メルセデス勢の猛追を振り切って優勝。サウバーのガブリエル・ボルトレトが大クラッシュを喫し、イエローフラッグ下でチェッカーが振られた。これでノリスは今季2度目のスプリント勝利を挙げ、ピアストリに対してチャンピオンシップリードを9ポイントに広げた。

    ブラジルグランプリ

    マリオ・イゾラ(ピレリ・モータースポーツディレクター)の見解
    「昨日の終盤で得られた良好な路面状態は、夜から朝にかけての雨で完全にリセットされた。したがって昨日と比べて路面の進化が見られず、ラップタイムも昨年の同等セッションより遅かった。強風によるマシンバランスへの影響も大きかった。

    予選ではようやくミディアムとソフトの性能差を確認でき、シミュレーション通り約0.2〜0.3秒だった。C4コンパウンドのリヤ摩耗はトラクションに影響するレベルで、慎重なマネジメントが必要だ。

    決勝に向けては1ストップと2ストップの差がほとんどなく、1ストップならソフト→ミディアムの組み合わせが最適だ。C2(ハード)は温度窓に入れるのが難しく、グリップ不足にも悩まされる。ソフトでスタートするなら24〜30周目あたりでミディアムに交換するのが良いだろう。

    2ストップの場合は、C4でスタートしてC3に替え、最終スティントをソフトまたはミディアムで走るプランも有効だ。午前のスプリントでは赤旗中断によりミディアムへの切り替えが可能だったが、もしそれがなければ摩耗による苦戦も見られたはずだ。」

    戦略分析:ミディアムとソフトの使い分けが勝敗を左右
    予選・スプリントを通じてC4(ソフト)とC3(ミディアム)の性能差はごく小さく、どちらも有効な選択肢となっている。レース当日の気温次第では、ミディアムでの安定性を取るかソフトの初期グリップで先行するかが勝敗の分かれ目になるだろう。マクラーレン勢は予選から決勝への温度変化への対応が鍵となり、メルセデスの戦略的柔軟性も注目される。

  • リアム・ローソン F1サンパウロGP予選「ターン1の問題でポジションを失った」

    リアム・ローソン F1サンパウロGP予選「ターン1の問題でポジションを失った」

    レーシングブルズのリアム・ローソンは、F1サンパウロGP予選で7番手を獲得したが、「奇妙な問題」によりより上位を逃したと語った。チームメイトのアイザック・ハジャーが5番手につけ、チームとしては今季最も強力な結果となった。一方、姉妹チームのレッドブル・レーシングは19年ぶりのダブルQ1敗退を喫しており、対照的な結果となった。

    ローソンは最後のアタックラップでターン1の進入に苦しみ、それまでの予選では見られなかった挙動が起きたことを明かした。

    「チームにとって素晴らしい結果だ」とローソンはRacingNews365などの取材に答えた。「ここまで僅差の戦いだと、細かい部分まで分析することになる」

    「ターン1でクルマがすごくナーバスになってしまって、それが最後のラップで急に起きたんだ。予選のそれ以前にはまったく問題なかったから、とてもフラストレーションが溜まる。あそこでかなりのタイムを失い、いくつかポジションを落としてしまった」

    「それでもチームとして2台がQ3に進出できたのは本当にいい結果だよ」

    ローソンはスプリントでオリバー・ベアマンと接触しマシンにダメージを負ったが、予選でポジティブな形で一日を締めくくった。ただし、その影響で決勝のレースペースについては「未知数」としている。

    「決勝は厳しい戦いになると思う」とローソンは語った。

    「正直、今日はベアマンとの接触でレース中にあまり走れなかったから、レースカーの状態を掴めていない。どうなるかは走ってみないと分からないね」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ブラジルグランプリ

    チームとしての勢いを維持したレーシングブルズ
    レーシングブルズはここ数戦で確実に戦闘力を取り戻しており、サンパウロではハジャーが5番手、ローソンが7番手とダブルQ3進出を果たした。空力バランスの調整が功を奏し、低速域でのグリップ改善が見られたことが大きな要因とみられる。

    特にインテルラゴスのターン1(セナ・S)で見られたローソンの一瞬の不安定さは、路面温度低下とリアタイヤのウォームアップ不良が重なった可能性が高い。チームはこの挙動をデータで解析し、決勝に向けて安定性を優先するセットアップへ微調整を行う見込みだ。

    決勝の焦点は「未知のレースペース」
    ローソンが言及したように、スプリントでの接触によりロングランデータを十分に得られなかった点は懸念材料だ。レーシングブルズはミディアムタイヤでのデグラデーション管理に課題を抱えており、決勝では戦略柔軟性が鍵となる。

    それでも、2台そろってトップ10スタートを果たしたことで、チームとしてコンストラクターズランキングでの上位進出を狙える位置につけている。ローソンにとっても、シーズン終盤戦での安定した結果が来季シート争いのアピール材料となるだろう。

  • アイザック・ハジャー F1サンパウロGP予選「全力を尽くし大量ポイントを狙う」

    アイザック・ハジャー F1サンパウロGP予選「全力を尽くし大量ポイントを狙う」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、2025年F1サンパウロGPの決勝を5番手からスタートする。両マシンがトップ10入りを果たした好調な予選を受け、「全力を尽くしてビッグポイントを狙う」と意気込んだ。

    同日のスプリントでは、ハジャーが10位でノーポイント、チームメイトのリアム・ローソンは5秒加算ペナルティにより16位に後退するなど厳しい展開となった。しかし、午後の予選ではコンディションの変化をうまく乗り切り、ハジャーが2台のマクラーレンとメルセデス勢に続く5番手につけた。

    「正直、すごく慌ただしいセッションだった!」とハジャーは笑顔を見せた。「マシンとの格闘だったけど、最終的にはうまくまとめられたと思う。理想のラップではなかったけど、このコンディションの中ではいい仕事ができた」

    21歳のルーキーは、決勝での上位入賞に向けて強い意欲を見せている。レーシングブルズはコンストラクターズ選手権で6位争いの真っただ中にあり、ポイント獲得はチームにとって大きな意味を持つ。

    「僕たちはオスカー(ピアストリ)のすぐ後ろで、ジョージ(ラッセル)の前という面白いポジションからスタートする。もちろん彼らの方が速いけど、全力で戦って、スタートで仕掛けて、ビッグポイントを取りに行くつもりだ。チームにとって必要な結果だからね」

    アイザック・ハジャー (ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ブラジルグランプリ

    レーシングブルズ、再び中団上位へ
    ブラジル・インテルラゴスでは、マクラーレンとメルセデスが上位を占める中、レーシングブルズが確実に存在感を示した。前日のスプリントで得られなかった勢いを取り戻し、両マシンともQ3進出を果たしたことは、チームの開発方向が正しいことを裏付ける。

    決勝では、スタート直後の1コーナー(セナS)でのポジション争いが勝負の分かれ目となりそうだ。ピアストリ、ラッセル、ハジャーが並ぶ5〜7番手争いは、戦略面でも見応えのある展開が予想される。レーシングブルズとしては、確実にポイントを持ち帰ることが中団バトルでの浮上に不可欠だ。