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  • FIA-F3 | 開幕戦 スペイン レース2:角田裕毅が9位、名取鉄平が15位

    FIA-F3 | 開幕戦 スペイン レース2:角田裕毅が9位、名取鉄平が15位

    FIA F3選手権開幕戦のレース2が午前10時15分にスタートした。天候は晴れ、気温17℃、路面温度26℃のコンディション。

    レース1の結果により、角田裕毅(Jenzer Motorsport)は5列目10番手から、名取鉄平(Carlin Buzz Racing)は12列目24番手からのスタートとなった。

    スタート後に4台のアクシデントが発生し、セーフティカーが導入される。角田はスタートポジションを守り10番手、名取はアクシデントを避けて18番手で1周目を終えた。5周目にレースは再開され、角田、名取はポジション争いを展開。9周目に角田は9番手にポジションアップを果たす。その後、再びセーフティカーが入るアクシデントが起こったが、角田、名取共に事なきを得て、名取は16番手にポジションを上げる。

    レース終盤、ポジションアップを狙う両ドライバーだが、前車をパスするには至らず、角田は入賞目前の9番手でフィニッシュ。名取は16番手でチェッカーフラッグを受けるが、上位車のペナルティーにより15位となった。

    FIA F3選手権第2戦は6月21日(金)~23日(日)、フランス・ポールリカール・サーキットで開催される。

    角田裕毅(レース2:9位)
    「スタートは、レース1よりはうまくいったのですが、後ろのマシンがもっといいスタートだったようで、ポジションは変わらなかったです。レース中、やはりアンダーステアがひどい状況は変わらず、なんとかプッシュしましたが、ペースを上げることはできなかったです。終盤は、後続を抑えることに必死でした。なんとかポジションは守れましたが、ポイント獲得には至りませんでした」

    名取鉄平(レース2:15位)
    「スタートはうまく決まり、1周目でポジションを上げることができました。マシンの状態もかなりよくなって、レース中はいいペースで走ることができました。アクシデントも、見えていたので避けられました。自分のドライビングにおいても、変えてみることで収穫があったと思います。今回は予選でポジションが悪かったことが響いて、順位としてはあまりよくない結果に終わりましたが、その点も含め学んだことも多く、それらを生かして次からもっと上を目指してがんばります」

    順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
    1 27 J.ダルバラ Prema Racing 22 40’29.021
    2 21 J.ヴィプス Hitech Grand Prix 22 +2.121
    3 19 N.カリ Trident 22 +3.742
    4 28 R.シュワルツマン Prema Racing 22 +4.266
    5 26 M.アームストロング Prema Racing 22 +5.257
    6 3 C.ルンガー ART Grand Prix 22 +5.721
     
    9 14 角田裕毅 Jenzer Motorsport 22 +15.897
    15 29 名取鉄平 Carlin Buzz Racing 22 +20.601
  • FIA-F3 | 開幕戦 スペイン レース1:角田裕毅が10位入賞、名取鉄平が24位

    FIA-F3 | 開幕戦 スペイン レース1:角田裕毅が10位入賞、名取鉄平が24位

    FIA F3選手権開幕戦のレース1が午前10時15分にスタートした。天候は晴れ、気温20℃、路面温度28℃のコンディション。

    角田裕毅(Jenzer Motorsport)は5列目10番手から、名取鉄平(Carlin Buzz Racing)は14列目28番手からのスタート。フォーメーションラップを終えた時点で3台がピットに戻り、スタートが切られた。

    スタートで若干出遅れた角田はポジションを2つ落とし、12番手で1周目を終えた。7周目に上位車のスピンで10番手に復帰。10周目には後続に抜かれ11番手にポジションを落とした。15周目、前車を1コーナーでパスし、再び入賞圏内の10番手となり、22周のレースをフィニッシュ。1ポイントを獲得した。

    前車のピットインなどもあり、名取は1周目に24番手までポジションを上げる。その後は、前後車とポジション争いを繰り広げ、23番手でフィニッシュ。しかし、バーチャルセーフティカー(VSC)時のペナルティーで24位となった。

    レース2は12日午前10時15分(日本時間午後5時15分)にスタート。角田はレース1同様に5列目10番手から、名取は12列目24番手から上位進出を目指す。

    角田裕毅(レース1:10位)
    「スタートで、クラッチの放し方を間違えるつまらないミスをしてしまい、もったいないことをしました。ペースとしてもそれほど悪くはなかったので、これがなければもっと上位で終われたと思います。でも、最低限の成果としてポイントは獲得できたので、よかったです。クルマはアンダーステアの状態が変わっていなかったですし、序盤の接触でフロントウイングに影響もあって、結構きつい状況でした。明日のレースは、スタートポジションから少しでも順位を上げられるよう、がんばります」

    名取鉄平(レース1:24位)
    「スタートは結構悪くなく、ポジションは上げられました。ただその後3コーナーでの位置取りが悪く、また奪い返されてしましました。クルマの感じは悪くなく、ペースも悪くなかったのですが、遅いクルマに引っかかってしまう場面がありました。全体のシステムトラブルでDRSが使えなかったことと、自分の場所取りもあまりよくなくて、オーバーテイクはできませんでした。それが一番悔しかったです。VSCのペナルティーは、昨日のVSCテストでは問題なかったので、自分としてはなにかをしたわけではなく、システム上なのか、よくわかりません。最初のレースを終えましたが、自分のドライビング的にも、チーム的にもまだまだなので、毎回少しでも上げていけるようがんばります」

    順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
    1 28 R.シュワルツマン Prema Racing 22 37’42.312
    2 3 C.ルンガー ART Grand Prix 22 +2.529
    3 26 M.アームストロング Prema Racing 22 +3.426
    4 1 D.ベックマン ART Grand Prix 22 +4.432
    5 2 M.フュートレル ART Grand Prix 22 +10.3
    6 21 J.ヴィプス Hitech Grand Prix 22 +14.536
     
    10 14 角田裕毅 Jenzer Motorsport 22 +22.913
    24 29 名取鉄平 Carlin Buzz Racing 22 +42.717
  • FIA-F3 | 開幕戦 スペイン 予選:角田が10番手、名取が28番手

    FIA-F3 | 開幕戦 スペイン 予選:角田が10番手、名取が28番手

    今シーズンからHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)の一環として、FIA-F3選手権に角田裕毅と名取鉄平が参戦する。角田はJenzer Motorsportから、名取はCarlin Buzz Racingからエントリーし、全8大会16レースの戦いに挑む。

    昨年までのGP3選手権がFIA-F3選手権となり、全8大会はすべてF1のサポートレースに組み込まれるこのシリーズは、将来のF1ドライバーを目指す若者が集まり、非常に激しい戦いが繰り広げられることで知られている。

    2019年シーズンは、30台がエントリー。3回のテストを経て、スペイン・バルセロナで開幕を迎えた。午前9時15分からのプラクティスでは、名取が17周を周回し20番手、角田は16周を周回し26番手に終わった。

    午後5時50分から30分間の予選が行われた。開始早々、全車がウォームアップを行なっている最中に、コース上にストップするマシンが出て赤旗中断となる。約5分後に予選は再開された。1セット目のアタックで、角田は1分33秒613、名取は1分34秒434をマーク。ともに同じタイヤで再度アタックするが、タイムアップはできなかった。セッション終盤、2セット目のタイヤでのアタックで、角田は1分32秒875、名取は1分34秒054とタイムアップを果たした。目まぐるしく順位が入れ替わる僅差の争いの中、最終的に角田は10番手、名取は28番手で予選を終えている。

    レース1は11日午前10時15分(日本時間午後5時15分)にスタート。角田は5列目から、名取は14列目から上位進出を目指す。

    角田裕毅(予選10番手)
    「テストのときからアンダーステアがひどい状況でしたが、プラクティスでも同じような感じで、タイヤのデグラデーションもひどく、うまく走れない状況でした。予選に向けてエンジニアと相談し、セッティングを変更したことと、F1が走って路面状況が変わったことで、マシンの状態はだいぶよくなり、最後のアタックはなんとかタイムを出すことができました。レースに向けては、優勝とは言えないですが、5位以内を目指してがんばりたいと思います」

    名取鉄平(予選28番手)
    「プラクティスでは、タイムがあまりよくありませんでした。引っかかってしまったのが原因でしたが、各セクターのベストをつなげられれば、結構いいタイムが出せるイメージでした。まだデータを見ていないので、なにが悪かったのかはっきり分かりませんが、トップ10には入れるイメージだったので、ここまで順位が下だとは思いませんでした。ドライビングやマシンのセッティングなど、まだ分からないことや足りない部分があると思います。ここから上を目指していきたいと思います」

    順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
    1 28 R.シュワルツマン Prema Racing 11 1’31.975
    2 3 C.ルンガー ART Grand Prix 11 +0.108
    3 26 M.アームストロング Prema Racing 11 +0.452
    4 27 J.ダルバラ Prema Racing 11 +0.554
    5 31 L.サージェント Carlin Buzz Racing 11 +0.685
    6 5 S.ラクソネン MP Motorsport 13 +0.780
     
    10 14 角田裕毅 Jenzer Motorsport 11 +0.900
    28 29 名取鉄平 Carlin Buzz Racing 11 +2.079
  • ソフィア・フローシュ、2019年はFormula European Mastersに参戦

    ソフィア・フローシュ、2019年はFormula European Mastersに参戦

    今年のマカオGPで大クラッシュを喫するも九死に一生を得たソフィア・フローシュが、2019年にフォーミュラ・ヨーロピアン・シリーズに参戦することを発表した。

    今年のFIA F3ワールドカップに女性ドライバーとして唯一参戦したソフィア・フローシュ(18歳)は、ストレートでコントロールを失ってマシンが宙に浮き、後ろ向きでガードレールを飛び越え、276.2km/hでメディア用の撮影エリアのフェンスにマシン上面から激しく衝突。

    生命を脅かすほどの大事故だったが、ソフィア・フローシュは脊椎を骨折したものの、奇跡的に重大な怪我は逃れた。

    手術後すぐにレース復帰を誓っていたソフィア・フローシュは、2019年に新たにスタートするフォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズに参戦することを発表。

    同シリーズは、GP3と合併するヨーロッパF3選手権の後継にあたり、ドイツツーリングカー選手権(DTM)のサポートレースとして開催される。

    2018年もヨーロッパF3選手権にスポット参戦していたソフィア・フローシュは「フォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズは私にとってパーフェクトなレースシリーズだと確信しています」とコメント

    「最適なクルマです。若手ドライバーに信じられないくらい多くのことを学ぶ機会を提供してくれるクルマです。それは歴史によって実証されています。何と言っても、数え切れないほどのレーシングドライバーがこのクルマで学んできましたし、先輩たちはその後、モーターレーシングのトップカテゴリーに進んでいきました」

    「DTMの環境は素晴らしいです。ファン・アメルスフォールト・レーシング(Van Amersfoort Racing)を本当に快適に感じており、チームのためにレースを続けられることを本当に嬉しく思っています」

    「リカビリは計画通りに進んでいますし、遅れてシーズンに入るつもりはありません。定期的にトップ5に入って、勝利を手にすることが、今までもこれからも私の目標です」

    ソフィア・フローシュの大クラッシュ / 2018年 マカオGP

  • 【マカオGP】 J SPORTSとBSフジ、2018年 FIA F3ワールドカップを放映

    【マカオGP】 J SPORTSとBSフジ、2018年 FIA F3ワールドカップを放映

    BSフジとJ SPORTSは11月17日~18日に開催される「第65回マカオグランプリ FIA F3ワールドカップ」を共同で放送する。

    「マカオグランプリ」は、“東洋のモナコ”とも呼ばれる中国の特別行政区マカオで1954年から開催されている伝統あるレースで、今年は65回目の記念大会となる。

    舞台はマカオ中心地の公道をクローズした全長6.2kmの「ギア・サーキット」と呼ばれる市街地コース。そのコース幅は最も狭いところで7mと狭小にも関わらず、タイヤやスポンジのバリアはほぼ無く、鉄板剥き出しのガードレールで覆われているという、スリリングなコース。

    レースはFIA 世界ツーリングカー・カップ(WTCR)、FIA GTワールドカップ、モーターサイクルグランプリなど2輪と4輪による様々なカテゴリーのイベントが開催される。中でも注目はメインイベントである世界中のトップF3ドライバーが集結する「FIA F3ワールドカップ」。このコースを制するのは難しいため、マカオグランプリでの勝利はさらなるステップアップに繋がることから、F1への登竜門とも言われている。

    例年予測できない展開が起こるのもこのレースの魅力の一つ。昨年大会はラスト1周で抜きつ抜かれつの激しいトップ争いを繰り広げた2台がゴール目前で供にクラッシュし、優勝を逃すという劇的な展開となった。今年もモータースポーツファンに語り継がれる激しいレースになると期待されている。

    この伝統ある『マカオグランプリ FIA F3ワールドカップ』 の模様をJ SPORTSとJ SPORTSオンデマンドでは予選、決勝ともに生中継/配信。BSフジでは2時間に凝縮したハイライトを放送する。

    【J SPORTS】 マカオグランプリ 放送概要
    内容:第65回 マカオ・グランプリ 2018 Race Day-1
    日時:11月17日(土)午前11:00~午後6:00(生中継)
    放送チャンネル:J SPORTS 2/J SPORTSオンデマンド
    ①FIA F3 ワールドカップ ~予選レース~
    ②FIA GT ワールドカップ ~予選レース~
    ③FIA 世界ツーリングカー・カップ(WTCR)最終戦 ~決勝(レース1)~

    内容:第65回 マカオ・グランプリ 2018 Race Day-2
    日時:10月18日(日)午前11:00~午後6:00(生中継)
    放送チャンネル:J SPORTS 2/J SPORTSオンデマンド
    ①FIA F3 ワールドカップ ~決勝レース~
    ②FIA GT ワールドカップ ~決勝レース~
    ③FIA 世界ツーリングカー・カップ(WTCR)最終戦 ~決勝(レース2)~
    ④FIA 世界ツーリングカー・カップ(WTCR)最終戦 ~決勝(レース3)~
    ※放送/配信日時・内容は都合により変更される場合がございます。詳しくは番組サイトをご確認ください。

    【BSフジ】 マカオグランプリ F3ワールドカップ 放送概要
    番組名:2018マカオGP~F3世界一決定戦~
    日時:11月25日(日)午後2:00~3:55
    放送チャンネル:BSフジ
    ※都合により放送日時・内容が変更される場合があります。詳しくは番組サイトをご確認ください。

  • 女性ドライバーの新レースシリーズ『Wシリーズ』が2019年からスタート

    女性ドライバーの新レースシリーズ『Wシリーズ』が2019年からスタート

    女性ドライバーだけによって争われる新たな国際レーシングシリーズ『Wシリーズ』が2019年からスタートすることが発表された。

    新カテゴリーとして誕生した『Wシリーズ』は2019年5月に開幕。初年度はヨーロッパで6戦の開催が予定されており、レース時間は30分になるという。将来的にはアジア・オセアニア、アメリカなどにも拡大することを視野に入れており、F1を目指す女性ドライバーたちが参戦する。

    Wシリーズは、FIAがF3仕様としてホモロゲートしたタトゥースF3 T-381を使用するワンメークシリーズとなり、チャンピオンを獲得したドライバーには50万ドル(約5,700万円)の賞金が与えられる。

    参戦にはスポンサーシップを用意する必要はないが、ドライバーは事前に先行プロセスが行われ、そこれ能力を証明して合格しなければならない。

    F1では、長らく女性ドライバーが不在となっており、F1への足が変わりになることが期待されている。

    選考では、元F1ドライバーのデビッド・クルサードが審査員の一人として参加することが決定している。

    デビッド・クルサードは、Wシリーズが現在のレーシングピラミッドの中でしばしば女性が遭遇している“ガラスの天井”を打ち破る助けになるシリーズになることを期待していると語る。

    「我々Wシリーズのメンバーは、同じような機会さえ与えられれば、女性も男性のレーシングドライバーと互角に戦えるという強い信念を持っている」とデビッド・クルサードは述べた。

    「しかし、現時点では、女性レーシングドライバーは、発展途上でGP3/F3付近のレベルで“ガラスの天井”にぶつかってしまう。それは才能不足のためではなく、資金不足に起因している部分が大きい」

    「だからこそ、全く新しい女性だけのシングルシーター・モーターレーシング・シリーズであるWシリーズが必要とされている。競争力があり、構造的なポジションをモータースポーツ界に確立し、ドライバーたちが既存のハイレベルな主流レーシングシリーズへとステップアップし、男性のトップドライバーたちと互角に競い合うために必要な一連のスキルを身につけるための場所が必要だ」

    デビッド・クルサードの他、選考委員には元マクラーレンやマノーのチーム運営に関わり、Wシリーズのレーシングディレクターを務めることになったデイブ・ライアン、レッドブルの最高技術責任者(CTO)を務めるエイドリアン・ニューウェイらが名を連ねる。

    エイドリアン・ニューウェイは「これまでレースの最高レベルで男性を相手に戦った女性の成功が少ないのは、能力の問題ではなく、機会が欠如していたためだと考えている」とコメント。

    「だからこそ、私はWシリーズに関わることで、女性ドライバーが互いに競い合いながら成長し、それを弾みにしてキャリアを進めるようなプラットホームの構築に貢献できることを本当に嬉しく思っている。もちろん、最終的には男性ライバルたちを相手に戦い、倒してくれることを願っている」

    女性ドライバーが最後にF1にエントリーしたのは、1976年のオーストリアGPのグリッドに着いたレラ・ロンバルディと40年以上も前にさかのぼる。今年、ザウバーはタチアナ・カルデロンとテストドライバー契約を結んでいるが、まだ一度もF1のセッションに参加していない。

  • 【全日本F3】 ホンダ:第1・2戦 鈴鹿サーキット プレビュー

    【全日本F3】 ホンダ:第1・2戦 鈴鹿サーキット プレビュー

    4月21日(土)~22日(日)に、三重県の鈴鹿サーキットでいよいよ全日本F3選手権の2018年シーズンが幕を開ける。

    これまでの長い歴史のなかで、国内外で活躍するトップドライバーを多く輩出しており、若手の登竜門としても知られる同カテゴリー。今年も、国内外でさらに上を目指すドライバーたちがその覇を競う。

    今シーズンの注目株は、鈴鹿サーキット・レーシングスクール(SRS)出身のドライバーたち。今シーズンは阪口晴南(2015年首席卒業)、大湯都史樹(2016年首席卒業)という2人がTODA RACINGから参戦。また、笹原右京(2016年次席)がThreeBond Racingから参戦する。

    すでに全日本F3選手権のテストは、2017年12月19(火)~20日(水)に鈴鹿で、そして2018年に入って3月13(火)~14日(水)に鈴鹿、3月30日(金)に富士と3回の合同テストが行われてきたが、なかでも好調なペースを見せているのが阪口。全日本F3にステップアップして3年目となり、なにより結果が求められる年となるが、その期待に応えるかのように12月の鈴鹿では総合2番手、そして3月の鈴鹿では3番手と、トップ争いに加わることを予感させている。

    これまで阪口は表彰台登壇の経験こそあるが、まだ優勝はない。「自分自身がレベルアップしたい」と初優勝、そしてチャンピオンを見据え、高いモチベーションでシーズンに臨もうとしている。

    ただ阪口にとって安穏としていられないのは、チームメートとなる大湯の存在。これまでFIA-F4でも速さを見せつけ、F3でも12月のテストから持ち前の速さを発揮してきている。初年度とは言え、「目標は早い段階での優勝です。チャンピオンも目指したい」と語る大湯。周囲のライバルを打ち破るのはもちろん、F3の先輩である阪口にも勝とうという意気込みが伝わってくる。

    もう一人の注目株が、ヨーロッパですでにF3の経験をもつ笹原です。2017年にはFIA-F4に参戦し、ランキング2位を獲得。欧州で揉まれたメンタルは強靭で、坂口、大湯より2~3歳年上の22歳という年齢からも、今シーズンで結果を残すことにこだわっている。チームは2018年に向けて新しいシャシーも投入しており、3月の鈴鹿テストではそのセットアップに苦しんだものの、富士では確かな手応えを得た様子だ。

    今季はライバル勢も優勝を争うポテンシャルを持っており、SRSスカラシップ候補生だった河野駿佑(RS FINE)など、注目のニューカマーも多数参戦。トップを目指す若武者たちの戦いから目が離せそうにない。

  • 両脚切断のビリー・モンガー、英国F3選手権での復帰戦で3位表彰台

    両脚切断のビリー・モンガー、英国F3選手権での復帰戦で3位表彰台

    昨年、レース中のクラッシュで両脚を失ったビリー・モンガーが、オウルトン・パークで開催された英国F3選手権でレース復帰し、3位表彰台を獲得した。

    現在18歳のビリー・モンガーは昨年4月、ドニントン・パークで行われた英国F4選手権のレースで、静止していた別のマシンに激突。両脚の切断を余儀なくされた。

    事故後、ルイス・ハミルトンやジェンソン・バトン、ニコ・ロズベルグを始めとするF1ドライバーを含め、モータースポーツ界がサポートを表明。クラウドファウンディングで寄付が募られ、85万ポンド(約1億3000万円)の支援金がビリー・モンガーに贈られた。

    その後、ビリー・モンガーは、レース復帰を目指してF3チームのカーリンと数週間にわたってテストを実施。右手側のパドルでアクセル、左手側のパドルでシフトチェンジ、片方の義足を使ってブレーキを踏むことができるよう特別に改良されたマシンで英国F3選手権の開幕戦でレース復帰した。

    予選ではポールポジションから0.548秒差の5番グリッドを獲得。決勝ではオープニングラップでポールシッターのクレマン・ノボラック(Carlin)とクリッシュナ・マハディック(Double R Racing)が接触。3番手に浮上したビリー・モンガーはポジションを守りきり、F3デビュー戦で見事3位表彰台を獲得した。

    「復帰戦で表彰台に上がることになるよと言われても、嘘だと言い返していただろうね」とビリー・モンガーはコメント。

    「僕たちには依然としてやらなければならない作業がたくさんあったし、実際にそのプロセスを進めていた」

    ビリー・モンガーは、ほぼ1年走っていなかったのでレースの最初の数周は“非常に激しい恐怖を感じていた”と認める。

    「コースに出ていくたびにどんどん良くなっていったし、そこが一番も興奮している部分かもしれない。走るたびにコントロールがついたクルマを快適に感じている」

    「シーズンの最初で予選5番手になれて、こんなに早い段階で3位になれたことで、シーズン終盤にむけて本当に自信に満ち溢れているし、全てのレースで表彰台を狙えるかもしれない」

    ビリー・モンガーは、英国F3の開幕戦しか出場が決まっていないが、残りのシーズンも戦いたいと語った。

    「タイトルに挑みたいし、フルシーズンを戦いたい。このチームで走りたい」とビリー・モンガーはコメント。

    「その時点まで自分にできることは、出来る限り自分自身をプッシュして、今の自分のようにできるだけ多くのことを学ぶことだ。すぐにレースウィナーになれたが、素晴らしいだろうね」

    Billy Monger

  • 両脚切断のビリー・モンガー、今週末の英国F3選手権でレース復帰

    両脚切断のビリー・モンガー、今週末の英国F3選手権でレース復帰

    昨年、レース中のクラッシュで両脚を失ったビリー・モンガーが、今週末にオウルトン・パークで開催される英国F3選手権でレース復帰することが発表された。

    現在18歳のビリー・モンガーは昨年4月、ドニントン・パークで行われた英国F4選手権のレースで、静止していた別のマシンに激突。両脚の切断を余儀なくされた。

    事故後、ルイス・ハミルトンやジェンソン・バトン、ニコ・ロズベルグを始めとするF1ドライバーを含め、モータースポーツ界がサポートを表明。クラウドファウンディングで寄付が募られ、85万ポンド(約1億3000万円)の支援金がビリー・モンガーに贈られた。

    しかし、ビリー・モンガーはポジティブにレース復帰への準備を進め、F3チームのカーリンと数週間にわたってテストを実施。マシンは右手側のパドルでアクセル、左手側のパドルでシフトチェンジ、片方の義足を使ってブレーキを踏むことができるよう特別に改良された。

    「今週末、オウルトン・パークで開催されるBRDC英国F3選手権の開幕戦でグリッドに並ぶことを発表でき、非常に興奮している」とビリー・モンガーはコメント。

    「当分では一度に1レースという形だけど、残りのシーズンについても、近いうちに決められればと思っている」

    「カーリンとサポーターのBaylisとHardingの継続的なサポートのおかげだし、グリッドに並ぶのが待ち切れないよ!」

    カーリンの後方は「彼が今週末グリッドに並ぶのは間違いないです」とコメント。

    「彼がグリッドに戻ることは本当に信じられないことです。彼はチームにモチベーションを与えていますし、競争力があり、多くの結果を残すポテンシャルがあります。我々は彼のポテンシャルを達成する手助けしたいと思っています」

    通常、英国F3では1チーム3台体制で参戦するが、カーリンは特別に4台体制での参戦を許可されている。

  • ミック・シューマッハ、2018年もプレマからF3ヨーロッパ選手権に参戦

    ミック・シューマッハ、2018年もプレマからF3ヨーロッパ選手権に参戦

    ミック・シューマッハが、2018年もプレマ・セオドールレーシングからFIA F3ヨーロッパ選手権に参戦することが正式発表された。

    7度のF1ワールドチャンピオンのミハエル・シューマッハの息子であるミック・シューマッハ(18歳)は、2年間F4を戦った後、昨年F3ヨーロッパ選手権にステップアップ。1回の表彰台を獲得して、ランキング12位でシーズンを終えた。

    2018年、プレマは5台体制でF3ヨーロッパ選手権に参戦。ミック・シューマッハは、ラルフ・アロン、そしてフェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーであるマーカス・アームストロング、ロバート・シュワルツマン、周冠宇の3名とともに参戦する。

    「F3での競争はタフで強力でタイトだ。このレベルで戦うことは強化になるし、もう1シーズンここでレースをすることをとても楽しみにしている」とミック・シューマッハはコメント。

    「プレマのようなプロフェッショナルなチームとの仕事を続けられることは僕が前進する助けになるだけだ。チームとの仕事は素晴らしいし、一緒にもっとエキサイティングな瞬間を経験できると確信している」

    「さらに進歩できるように全力を尽くしていくし、最高のドライバーたちと上位を争いたいと思っている」

    プレマのチーム代表レネ・ロシンは「2018年もミックを起用できることを嬉しく、誇りに思っている。昨年、彼はF4から上がってチャレンジングなデビューシーズンとなったが、素晴らしいパーソナリティと大きなポテンシャルを示した。今シーズンはさらに成果を挙げられると期待している」とコメント。

    「我々は2018年に5台に増やし、エキサイティングなシーズンになると予想している。多くの成功を収めるために最高の努力を注ぎ込んでいく」

    2018年のFIA F3ヨーロッパ選手権は5月12日にフランスのポーで開幕する。