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  • 2026年F1バーレーンテスト全解析 6日間で見えた各チームの現在地

    2026年F1バーレーンテスト全解析 6日間で見えた各チームの現在地

    2026年F1プレシーズンテストは、バルセロナでの非公開シェイクダウンを経て、バーレーンで公式6日間の走行が行われた。

    完全新レギュレーション初年度ということもあり、各チームにとって最大のテーマは走行距離の確保だった。ここでは第1週(1〜3日目)と第2週(4〜6日目)を通した公式データをもとに、各チームの内容を整理する。

    ■ マクラーレン
    マクラーレン バーレーングランプリ
    ■ 第1週:422周
    ■ 第2週:395周
    ■ 合計:817周
    ■ 最速:1分32秒861(オスカー・ピアストリ/5日目)

    第1週でトップタイの周回数を記録し、第2週でも上位圏を維持。バーレーンで唯一800周を突破したチームとなった。テスト期間中は常にタイムシート上位に顔を出しており、信頼性と安定性の両立が際立っていた。

    ザク・ブラウンとアンドレア・ステラは、王者としてフロントランナーに位置すると見ている一方で、現段階ではメルセデスやフェラーリより速いとは断言していない。とはいえ、新時代の序盤で最も完成度の高いパッケージの一つであることは間違いない。

    ■ メルセデス
    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ バーレーングランプリ
    ■ 第1週:282周
    ■ 第2週:432周
    ■ 合計:714周
    ■ 最速:1分32秒803(アンドレア・キミ・アントネッリ/5日目)

    テスト期間を通して高速かつ信頼性の高い走行を披露。第2週で一気に周回数を伸ばし、合計714周に到達した。最終日にアントネッリのマシンに小トラブルが発生し、90分早く走行を終えることになったが、全体像には大きな影響はなかった。

    話題となっているパワーユニットの圧縮比問題は、今後の投票によって決着がつく見込み。政治的な不透明感が解消されれば、チームはより明確な状況で開幕を迎えられる。ただし、現時点では圧倒的優位というほどの差は見られていない。

    ■ レッドブル
    レッドブル・レーシング バーレーングランプリ
    ■ 第1週:343周
    ■ 第2週:329周
    ■ 合計:672周
    ■ 最速:1分33秒109(マックス・フェルスタッペン/6日目)

    初めて自社製パワーユニットを統合したシーズンにもかかわらず、信頼性面で大きな問題がほとんど発生しなかったことは大きな成果だ。ゼロからのエンジンプロジェクトでここまで安定して走行できた点は評価に値する。

    オン・トラックでのトラブルは少なく、パッケージ全体の完成度も高い。ローラン・メキースはトップ2にわずかに及ばない可能性を示唆しているが、実際のパフォーマンスは極めて接近している。

    ■ フェラーリ
    スクーデリア・フェラーリ バーレーングランプリ
    ■ 第1週:420周
    ■ 第2週:334周
    ■ 合計:754周
    ■ 最速:1分31秒992(シャルル・ルクレール/6日目)

    テスト最速タイムを記録したのはフェラーリ。ルクレールは最終日に少なくとも5回、自身のベンチマークを更新し続け、そのたびにその日の最速ラップを書き換えた。テストとはいえ、この数字はティフォシに大きな期待を抱かせる結果となった。

    練習スタートでの発進性能の良さ、リアウイングに導入された回転式の革新構造、信頼性の高さ、そして総合的なペース。ライバル陣営もフェラーリを優勝候補の一角と見ており、プレシーズン特有の楽観が再びフェラーリ周辺に広がっている。

    ■ ウィリアムズ
    ウィリアムズ・レーシング バーレーングランプリ
    ■ 第1週:422周
    ■ 第2週:368周
    ■ 合計:790周
    ■ 最速:1分34秒342(カルロス・サインツJr./6日目)

    約10年ぶりの好シーズンを経て迎えた新レギュレーション時代。テストではトップクラスの走行距離を確保し、堅実な準備を整えた。メルセデス製パワーユニットは強力かつ信頼性の高い武器となりそうだ。

    サインツはフロントランナーとの差がある可能性を率直に認めているが、その差がどの程度かは開幕戦まで不透明だ。

    ■ レーシングブルズ
    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム バーレーングランプリ
    ■ 第1週:326周
    ■ 第2週:407周
    ■ 合計:733周
    ■ 最速:1分34秒149(アービッド・リンドブラッド/6日目)

    リンドブラッドは最終日に165周を走行し、バーレーンでのレース距離3回分にわずか6周足りない記録を打ち立てた。新型RBPT-フォードPUのデータを大量に収集し、着実にプログラムを消化した。

    派手さはないが、静かに確実な準備を進めている印象だ。

    ■ アストンマーティン
    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム バーレーングランプリ
    ■ 第1週:206周
    ■ 第2週:128周
    ■ 合計:334周
    ■ 最速:1分35秒974(ランス・ストロール/4日目)

    合計334周は全体最少。数値だけ見れば6日間での走行距離としては決してゼロではないが、他チームと比較すると大きく見劣りする。

    ホンダはフェルナンド・アロンソ車のバッテリー問題を認め、さらにパーツ不足も影響し、最終1日半はほぼ走行できなかった。新シーズンを前に、明確な課題を抱えた状態で開幕を迎えることになる。

    ■ ハースF1チーム
    ハースF1チーム バーレーングランプリ
    ■ 第1週:390周
    ■ 第2週:404周
    ■ 合計:794周
    ■ 最速:1分33秒487(オリバー・ベアマン/6日目)

    総周回数は全体2位。6日間を通じて安定して走行を重ね、小規模チームながら効率的なテストを実施した。マシン理解はかなり進んでいると見られる。

    順位争いは混戦の中団となりそうだが、安定性は大きな武器になる。

    ■ アウディ
    アウディ バーレーングランプリ
    ■ 第1週:353周
    ■ 第2週:357周
    ■ 合計:710周
    ■ 最速:1分33秒755(ガブリエル・ボルトレト/6日目)

    ザウバーの既存インフラを引き継ぎながらも、自社製パワーユニットでF1に本格参戦。6日間を通じて安定した走行を実現した。

    新規ワークス体制としては順調な滑り出しであり、開幕時点では中団争いに位置すると予想される。

    ■ アルピーヌ
    アルピーヌF1チーム バーレーングランプリ
    ■ 第1週:318周
    ■ 第2週:359周
    ■ 合計:677周
    ■ 最速:1分33秒421(ピエール・ガスリー/6日目)

    昨季最下位に沈んだチームは、今回のテストで明確にその位置から脱却した印象を与えた。フランコ・コラピントはシェイクダウンとテストを合わせて8レース距離分を走破できたことを高く評価している。

    ガスリーとコラピントの両名で十分な走行距離を確保し、メルセデスPU統合も問題なく進行している。

    ■ キャデラックF1
    キャデラック バーレーングランプリ
    ■ 第1週:320周
    ■ 第2週:266周
    ■ 合計:586周
    ■ 最速:1分35秒290(バルテリ・ボッタス/6日目)

    完全新規参戦チームとして、大きなトラブルなく6日間を終えたことが最大の成果。開発面で追いつく必要があることはドライバー陣も認めている。

    現状ではグリッド後方と見られるが、アップグレードによって伸びしろは大きい。

    ■ 新時代の勢力図は三極+中団混戦
    走行距離とタイムの両面から見ると、フェラーリ、メルセデス、マクラーレンが先行。その背後にレッドブルが続く構図が見える。

    一方で中団は極めて接近しており、ウィリアムズ、ハースF1チーム、レーシングブルズ、アウディ、アルピーヌが拮抗する。

    新レギュレーション初年度らしく、走行距離がそのまま競争力の基盤となるシーズンになりそうだ。

  • 2026年F1プレシーズンテストで見えた11の論点 勢力図と技術トレンド

    2026年F1プレシーズンテストで見えた11の論点 勢力図と技術トレンド

    3回のテスト、合計11日間の走行を経て、2026年F1プレシーズンは終了した。最終的にタイムシートの最上段に立ったのはフェラーリだったが、今回のテストは単なる“最速争い”ではなかった。新レギュレーション初年度という特別な状況の中で、勢力図、技術トレンド、エネルギーマネジメント、信頼性、スタート手順など、数多くの示唆が浮かび上がった。

    その中でも特に重要な11の論点を、できる限り具体的に整理する。

    ■ フェラーリの本物のポテンシャルとその但し書き
    シャルル・ルクレールはテスト全体で最速タイムを記録した。フェラーリが競争力のあるパッケージを持っていることは疑いようがない。単発の速さだけでなく、ロングランでも印象的なタイムを刻み続けたことで、レースペース面でも強みを示した。

    しかし同時に、フェラーリが自らのマシンの最大ポテンシャルにかなり近い領域までパフォーマンスを明かしていたことも確かだ。一方でメルセデスは、より多くの余力を残していたと見られている。

    ルクレールは「各チームが本当の姿を隠しているので、我々がどこにいるのか理解するのは難しい」と認めている。テストでの“サンドバッグ”は誇張されがちだが、メルセデスが相当なペースを温存しているという見方は強い。

    さらに、カスタマーチームであるマクラーレンも決定版のパワーユニット仕様では走っていなかったとされる。オーストラリアではその最終仕様を投入する見込みで、パフォーマンス向上が期待されている。

    それでもフェラーリが力強いスタートを切ったのは事実だ。ただし、開幕戦で1秒差を築くという状況にはならないだろう。

    バーレーングランプリ フェラーリの本物のポテンシャルとその但し書

    ■ 2026年は再び“2クラス制”へ
    2025年には7チームが表彰台を獲得したが、2026年の開幕時点では再び2クラス構造になる可能性が高い。

    前レギュレーション終盤はグリッドの収束が進み、中団勢がトップの失速を突いて結果を出す場面も見られた。しかし2026年は、少なくとも序盤においてはその構図は難しい。

    中団最上位と見られるアルピーヌのピエール・ガスリーはトップから1.4秒遅れだった。最終タイム表ではレッドブルとアルピーヌ/ハースとの差は0.3秒だったが、より実態に近い差は前者と見られている。

    現時点ではトップ4チームが数コンマ差で拮抗し、そこから少なくとも1秒のギャップが中団との間に存在する構図が予想される。

    コスト上限や空力テスト制限があっても、施設、ツール、人材など長年の蓄積による優位性は依然として残っていることが示された。

    バーレーングランプリ 2026年は再び“2クラス制”へ

    ■ アストンマーティンの悪夢はすぐには終わらない
    アストンマーティンはホンダとの困難なプレシーズンを、最終日にわずか6周(タイム未計測)で終えるという象徴的な形で締めくくった。

    2週間後のオーストラリアGPで両マシンが完走し、バーレーンよりも体裁を整えた姿を見せる可能性はある。しかしそれには膨大な作業が必要だ。

    現実として、アストンマーティンはパワー面と信頼性面でのハンデ、そしてまだ理解が十分でないマシンという3つの課題を抱えてシーズンを迎える。

    ポテンシャルは否定されていないが、それを引き出すまでには相当な時間がかかると見られている。

    バーレーングランプリ アストンマーティンの悪夢はすぐには終わらない

    ■ イノベーションは死んでいない
    新レギュレーションはしばしば画一化を招くと懸念されるが、今回のテストでは注目すべき技術革新が数多く見られた。

    アウディは初回バーレーンテストで完全新設計のサイドポッドを導入した。フェラーリはドライブシャフトを斜め配置した設計を活かし、排気後方にフローコンディショニングデバイスを追加した。

    さらに話題をさらったのは、100度以上回転するフェラーリのアクティブ・リアウイングだった。抗力低減の自由度拡大を最大限に活用した設計である。

    メルセデスも最終日に“第4要素”とも表現できる構造を持つ新リアウイングを投入した。

    マシンの外観はそれぞれ明確に異なり、パワーユニットの音もチームごとに違いがある。エネルギー回生とデプロイ戦略の違いはシフトダウンやギア選択にも影響を与え、2026年型マシンは多様性に富んでいる。

    バーレーングランプリ イノベーションは死んでいない

    ■ 目標ペースはすでに到達
    導入前には「マシンが遅すぎるのではないか」という懸念が断続的に浮上していた。しかしルクレールが記録した1分31秒992というベンチマークが、その懸念を払拭した。

    これは前年のポールタイムから2.151秒遅れで、レギュレーション策定側が示していた「1〜2秒差」の想定範囲に近い数値だ。

    このタイムはC4タイヤで、3日間の走行を経て路面が理想的な状態となった終盤に記録されたものだが、今後の開発進展を考えれば、2026年のポールタイムは想定ゾーン内に収まる見通しだ。

    バーレーングランプリ 目標ペースはすでに到達

    ■ アルピーヌは“最下位メルセデス勢”ではない
    アルピーヌは目立たない形で順調なテストを終えた。昨年最下位だったチームは、中団の中でリーダー争いに加わる位置に戻ったと見られている。

    マネージングディレクターのスティーブ・ニールセンは「昨年から前進したと確信しているが、どこに位置しているかは分からない」と語った。

    フラビオ・ブリアトーレ主導の戦略的決断であるメルセデス製パワーユニットへのスイッチは、現時点で最有力と見られるパワーユニットを得ることにつながった。

    ワークスや王者マクラーレンを倒すことは想定外だが、“3番目のメルセデス勢”としての地位確立が現実的な目標となる。テストではその位置にあった。

    ウィリアムズは苦戦したが、その一因は重量超過と見られ、今後の改善が予定されている。一方でアルピーヌは最低重量に達しているとされる。

    今後の焦点は、シーズン前半でそのポジションを維持できるかにある。オーストラリアではピエール・ガスリーとフランコ・コラピントが中団上位争いに加わることが期待されている。

    バーレーングランプリ アルピーヌは“最下位メルセデス勢”ではない

    ■ アウディの堅実なゼロ地点
    アウディは中団主力のすぐ後ろに位置していると見られる。チーム自体はザウバーを母体としているが、新パワーユニットとギアボックスの自社製造体制という意味では新規参入に近い状況だ。

    テスト序盤はトラブルもあったが、徐々に改善し、ガブリエル・ボルトレトの終盤アタックによって最終タイムでは1.758秒差に収まった。

    走行距離は約5000kmでランキング8番手。信頼性面の疑問は残るものの、シーズン序盤を戦うための基盤は築いた。

    大量得点が期待できる位置ではないが、Q2下位争いに加わる現実的なスタート地点だ。

    バーレーングランプリ アウディの堅実なゼロ地点

    ■ エンジン“プランB”の模索
    バッテリー充電とエネルギー管理を巡る懸念は今回のテストで顕在化したが、完全には露呈していない。

    バーレーンは比較的回生に適したサーキットだが、他のコースでは状況が異なる。開幕戦オーストラリアはその最初の試金石となる可能性がある。

    FIAは即断を避けているが、テスト中にいくつかの対策を試験した。レーストリムで電力を350kWから300kWに抑える案、そしてエンジン全開時にMGU-Kを逆向きにフル出力で使って充電する“スーパー・クリッピング”の試験だ。

    理論上、これらを組み合わせれば過度なリフト&コーストを減らし、ピーク出力は若干下がるものの使用可能時間を増やせる。

    メルボルンまでに変更はないが、議論は続く。

    バーレーングランプリ エンジン“プランB”の模索

    ■ キャデラックは真剣に受け止められている
    新規参戦のキャデラックは、主要目標をすべて達成したと評価している。

    長らく参戦が承認されなかった背景には競争力への疑問もあったが、堅実な姿勢と基盤づくりによって他チームの敬意を得たとチーム代表グレアム・ロードンは語る。

    「多くのチームから非常に好意的なメッセージを受け取った」と彼は明かした。

    最終週のトラブルで走行距離はやや伸び悩んだが、266周は極端に少ない数字ではない。パフォーマンス面でも大きく離されてはいない。

    107%ルールに抵触する懸念はなく、堅実なバックマーカーとしての出発を果たした。

    バーレーングランプリ キャデラックは真剣に受け止められている

    ■ スタート不安は大部分が解消
    MGU-H廃止によりターボラグが発生しやすくなったため、スタート手順に新たな事前フェーズが導入された。

    5秒間の保持時間を設けることで、ドライバーがターボ回転を十分に上げる時間を確保できるようにした。4秒への短縮も検討されている。

    さらに、スタートから第1コーナーまでコーナリング・アクティブエアロモードを使用することで、加速局面でのダウンフォースを最大化し、安全面の懸念を軽減することが合意された。

    それでも発進の質にはばらつきが見られ、メルボルンで何が起きるかは依然として未知数だ。

    バーレーングランプリ スタート不安は大部分が解消

    ■ メルセデス余力とマクラーレンPU要素
    フェラーリが最速で終えた一方で、メルセデスは相当な余力を残していると見られている。開幕戦では勢力図が変わる可能性がある。

    さらにマクラーレンは決定版のパワーユニット仕様をまだ投入していなかったとされる。オーストラリアでの仕様変更はトップ争いをさらに接近させるかもしれない。

    つまり、テスト結果はあくまで序章であり、2026年の本当の序列はまだ確定していない。

  • F1バーレーンテスト最終日 ハイライト動画:フェラーリのルクレールが最速

    F1バーレーンテスト最終日 ハイライト動画:フェラーリのルクレールが最速

    シャルル・ルクレール(フェラーリ)が2026年F1プレシーズンテスト最終日を最速で締めくくり、2回目のバーレーンテスト全体でもトップタイムを記録した。午後の走行で1分31秒992をマークし、ランド・ノリス(マクラーレン)に0.879秒差をつけてセッションを終えた。

    午後は各チームがロングランとショートランを織り交ぜたプログラムを実施。ルクレールは路面コンディションの改善に合わせてタイムを更新し続け、終盤に決定的な一撃を放った。

    ノリスも出走が遅れながら2番手へ浮上し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が3番手に続いた。

    周回数ではアービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)が165周を走破し、この日の最多周回を記録。ジョージ・ラッセル(メルセデス)やピエール・ガスリー(アルピーヌ)も着実に距離を重ねた。一方、アストンマーティンはバッテリー関連の問題によりランス・ストロールが6周のノータイム走行にとどまり、早めにプログラムを終えた。

    これで2026年のプレシーズンテストはすべて終了。各チームは集めたデータをもとに最終調整を進め、2週間後の開幕戦オーストラリアGPへと向かう。新時代最初のグランプリを前に、勢力図の輪郭が徐々に見え始めている。

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  • 2026 F1 第2回バーレーンテスト最終日 総合結果・タイムシート

    2026 F1 第2回バーレーンテスト最終日 総合結果・タイムシート

    2026年第2回F1バーレーンテストは最終日を迎え、午後のセッションでは各車が夕暮れに向けてプログラムを進めながら、予選想定の一発やロングラン、そして終盤のスタート練習まで実戦に近い確認を重ねた。

    その中でシャルル・ルクレールが両テスト最速タイムを記録し、フェラーリが存在感を示した一方、アストンマーティンはわずか6周で走行を終了。赤旗やシステムチェックも挟みつつ、開幕戦メルボルンへ向けた“最後の答え合わせ”となった一日だった。

    ■ ルクレールが両テスト最速で締めくくり フェラーリ好感触
    シャルル・ルクレールは午後にC4タイヤで1分31秒992を記録し、この日だけでなく第2回バーレーンテスト全体の最速タイムをマークした。ランド・ノリスに約0.9秒差、マックス・フェルスタッペンにも1秒以上の差をつける内容で、予選シミュレーションでの一発の速さを印象づけた。ロングランでも安定した周回を重ねており、スタート練習でも鋭い加速を披露。革新的なリアウイングのテストも継続しつつ、総合力の高さを示す形で最終日を終えた。

    ■ アストンマーティンは6周で終了 深刻な周回不足
    アストンマーティンはランス・ストロールがインスタレーションを含めてわずか6周で走行を打ち切り。「本日のプログラムは完了した」と発表し、午後の大半をガレージで過ごした。パワーユニット関連や信頼性の問題により短いスティントしか行えず、タイム計測ラップもなし。第2回テスト全体でも総周回数は最少で、開幕前の準備不足は否めない状況となった。

    ■ メルセデスに赤旗 アントネッリがストップ
    午前中にはアンドレア・キミ・アントネッリがコース上でストップし赤旗の原因となった。空気圧系トラブルと報告され、チームはパワーユニット交換を実施。午後はジョージ・ラッセルが担当した。テスト全体では周回数を多く重ねているが、最終日も小さくない作業が発生し、信頼性面の最終確認が続く形となった。

    ■ ノリスは出遅れも追い上げ ロングラン重視
    ノリスは昼休みに予防的な変更作業を行った影響で、午後序盤の約2時間を失った。それでも終盤に走行を開始し、C3タイヤでロングランを敢行。周回を重ねながらデータ収集に徹し、タイムでは2番手圏内に浮上した。マクラーレンは総合的な安定感を維持しつつ、開幕戦へ向けたセットアップ確認を優先した一日だった。

    ■ 最終盤はスタート練習 ラッセルがポール位置
    セッション終盤には赤旗後に追加フォーメーションラップを経てスタート練習が実施された。ラッセルがポール位置から好スタートを決め、ルクレールも鋭い加速で外側に並ぶ動きを見せた。一方でアウディやレッドブルはやや反応が鈍く、発進性能に課題を残す印象も。実戦さながらの確認が行われた。

    ■ リンドブラッドが大量周回 ルーキーとして存在感
    レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドは終日走行し、最終的に150周超を記録。予選想定からロングランまで幅広いプログラムを消化し、信頼性面でも大きなトラブルなく締めくくった。ルーキーながら体力面・安定性ともに強い印象を残し、開幕戦へ向けて十分な準備を整えた。

    ■ 赤旗とシステムチェックで慌ただしい終盤
    最終30分はレースコントロールによるシステムチェックも実施され、赤旗やVSC想定のテストが繰り返された。各車は限られた時間の中でプラクティススタートや最終確認を行い、データ収集を完了。バーレーン特有の夕暮れから夜間へのコンディション変化も体験し、実戦に近い環境でテストを終えた。

    ■ 2026年新レギュレーションへの適応が明暗
    50/50に近づいた新パワーユニット、アクティブエアロ、細幅タイヤなど、2026年仕様への適応度が各チームで明確に分かれた最終日だった。フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、レッドブルが接近するトップグループを形成する一方、周回不足や信頼性問題を抱えたチームは課題を残したまま終了。次にマシンがコースに出るのはメルボルンでの開幕戦となる。

    バーレングランプリ 2026年のF1世界選手権 バーレーン・インターナショナル・サーキット

    2026年第2回F1バーレーンテスト 3日目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分31秒992   132
    2 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分32秒871 0.879 47
    3 6 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分33秒109 1.117 65
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分33秒197 1.205 82
    5 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分33秒421 1.429 118
    6 87 オリバー・ベアマン ハース 1分33秒487 1.495 88
    7 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分33秒755 1.763 71
    8 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分33秒916 1.924 49
    9 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分34秒149 2.157 165
    10 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分34秒342 2.350 141
    11 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分34秒352 2.360 66
    12 31 エステバン・オコン ハース 1分34秒494 2.502 82
    13 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分34秒511 2.519 59
    14 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分35秒290 3.298 38
    15 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分36秒019 4.027 64
    16 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分40秒842 8,850 61
    17 18 ランス・ストロール アストンマーティン     6
  • 2026年第2回F1バーレーンテスト最終日 誰が走る?ドライバー走行予定

    2026年第2回F1バーレーンテスト最終日 誰が走る?ドライバー走行予定

    2026年第2回F1バーレーンテストが最終日を迎える。開幕戦を目前に控え、各チームにとっては実戦前最後の走行機会となる重要な1日だ。

    最終日も現地時間10時~14時/15時~19時(日本時間16時~20時/21時~25時)の2セッション制で実施される。

    ■ マクラーレン
    オスカー・ピアストリ(午前) / ランド・ノリス(午後)

    ■ メルセデス
    アンドレア・キミ・アントネッリ(午前) / ジョージ・ラッセル(午後)

    ■ レッドブル・レーシング
    アイザック・ハジャー(午前) / マックス・フェルスタッペン(午後)

    ■ フェラーリ
    シャルル・ルクレール

    ■ ウィリアムズ
    カルロス・サインツJr.

    ■ レーシングブルズ
    アービッド・リンドブラッド

    ■ アストンマーティン
    ランス・ストロール

    ■ ハースF1チーム
    エステバン・オコン(午前) / オリバー・ベアマン(午後)

    ■ アウディ
    ニコ・ヒュルケンベルグ(午前) / ガブリエル・ボルトレト(午後)

    ■ アルピーヌ
    ピエール・ガスリー

    ■ キャデラックF1チーム
    セルジオ・ペレス(午前) / バルテリ・ボッタス(午後)

    2日目との違い
    フェラーリは2日目のルイス・ハミルトンから交代し、最終日はシャルル・ルクレールが1日を通して走行する構成となった。

    レッドブル・レーシングは2日目にマックス・フェルスタッペンが通しで担当していたが、最終日は午前アイザック・ハジャー/午後フェルスタッペンの分担制に変更。

    ウィリアムズはアレクサンダー・アルボンからカルロス・サインツJr.へ交代。レーシングブルズはリアム・ローソンからアービッド・リンドブラッドへスイッチしている。

    アルピーヌもフランコ・コラピントからピエール・ガスリーへ交代。アストンマーティンはフェルナンド・アロンソからランス・ストロールへ変更された。

    マクラーレン、メルセデス、ハースF1チーム、アウディ、キャデラックF1チームは分担制を維持しつつ、最終確認の走行に入る形となる。

  • 2026年第2回バーレーンF1プレシーズンテスト1日目午前 結果・タイムシート

    2026年第2回バーレーンF1プレシーズンテスト1日目午前 結果・タイムシート

    バーレーンで行われている2026年F1プレシーズンテスト第2回初日は、フェラーリのシャルル・ルクレールが午前最速タイムを記録し、安定した周回数も重ねる好スタートとなった。1分33秒739をマークし、70周を走破するなど、マシンの信頼性とパフォーマンスの両面で順調さを印象づけている。一方でレッドブルは、アイザック・ハジャーが序盤の走行後にマシントラブルに見舞われ、13周でガレージに留まる展開となった。キャデラックもセンサー問題で出遅れるなど、各チームの状況にはばらつきが見られ、テスト初日から明暗が分かれている。

    ■ ルクレールが午前最速、フェラーリは70周で順調
    フェラーリは第2回テスト初日午前も安定した滑り出しとなり、シャルル・ルクレールが70周を走破。信頼性面で目立ったトラブルは見られず、タイムでもトップに立った。

    ■ 午前終了、ルクレール1分33秒739で首位
    午前セッションはチェッカーで終了。ルクレールが1分33秒739でタイムシート最上位を確保し、ランド・ノリスが0.313秒差の2番手で続いた。

    ■ レッドブルは不運、ハジャーが13周でストップ
    レッドブルは序盤にエアロレーキ走行を行った後、アイザック・ハジャーが13周のままガレージに留まる展開となった。時計が進むなか、昼休み前に再走行できるかが焦点になった。

    ■ 周回数の明暗、リンドブラッドが最多68周
    周回数ではアービッド・リンドブラッドが68周で最多を記録。ルクレールは58周でレース距離を超え、アンドレア・キミ・アントネッリが57周、エステバン・オコンが59周と続いた一方、ハジャーは13周に留まった。

    ■ キャデラックは出遅れ、ペレスが走行を積み上げ
    キャデラックはセンサー問題で序盤の走行を失い、セルジオ・ペレスは遅れてコースイン。最終的に22周まで周回を伸ばしたが、このセッションではタイム追いの様子は薄く、後半の本格的なアタックは別のタイミングが示唆された。

    ■ ペレスがロックアップ、難しいコンディションを示す場面
    実況中継では「マシンは手強い」とのコメントが出るなか、ペレスがフロントをロックさせてコースオフ気味に外へ。グリップの低さが各車の挙動に影響していることを示す一幕となった。

    ■ ノリスもロックアップ連発、タイヤが厳しい状態に
    ランド・ノリスはロックアップを複数回喫し、特にピットレーン進入で大きくスモークを上げる場面があった。硬めのコンパウンドで周回を重ねた後の挙動で、タイヤにダメージが入ったことがうかがえる。

    ■ ローリングスタート手順を確認、4台が隊列走行
    コース上ではローリングスタート手順の確認が行われ、4台が数珠つなぎで走行。アレクサンダー・アルボンが先頭で隊列を作り、アントネッリがノリスの横に並ぶ場面もあったが、直後にイエローフラッグが提示され、テストは区切られた。

    ■ レースコントロールもテスト、VSCと赤旗を実施
    チーム側だけでなくレースコントロールも運用確認を実施し、VSCや赤旗の手順テストが行われた。各チームは事前に把握したうえで走行計画を組み、セッション運用に織り込んで対応していた。

    バーレーングランプリ

    2026年第2回F1バーレーンテスト 1日目午前 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分33秒739   70
    2 81 ランド・ノリス マクラーレン 1分34秒052 0.313 54
    3 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分34秒158 0.419 69
    4 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分35秒690 1.951 55
    5 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分35秒898 2.159 61
    6 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分36秒188 2.449 13
    7 31 エステバン・オコン ハース 1分36秒418 2.679 65
    8 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分36秒536 2.797 28
    9 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分36秒741 3.002 49
    10 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分36秒769 3.030 75
    11 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分38秒191 4.452 24
  • 2026年F1バーレーンテスト第2週開幕 各陣営が最終仕上げへ

    2026年F1バーレーンテスト第2週開幕 各陣営が最終仕上げへ

    2026年F1シーズン開幕を前に、バーレーンで行われる第2回プレシーズンテストがスタートした。各チームは今週3日間の走行機会を与えられ、新世代マシンの最終確認に臨む。

    初日からアップグレードを投入するチームもあり、開幕戦に向けた実戦的なパフォーマンスランが本格化していく見通しだ。

    ■ 砂嵐の朝から好条件へ
    F1公式レポーターのマイク・シーモアは、サーキットへ向かう道中で砂嵐に見舞われたと報告したが、コースに近づくにつれて天候は改善。現在は青空が広がり、気温も穏やかでテストには理想的なコンディションとなっている。

    初日から多くの周回が重ねられており、週後半にはさらにパフォーマンス重視の走行が増えるとみられる。

    ■ ルクレールがトップタイム
    計測10時50分時点で、シャルル・ルクレールが1分33秒739でトップ。2番手のアンドレア・キミ・アントネッリに0.7秒差をつけている。

    もっとも、テスト中のタイムは燃料搭載量やエンジンモードが不明なため、単純比較はできない。依然として各陣営の真の実力はベールに包まれている。

    ■ ノリスがロックアップ 追走テストも実施
    ランド・ノリスはC2タイヤでロックアップを喫し、フラットスポットによる振動を抱えながら走行を続けている。すでに16周を消化しており、バーレーンの決勝距離57周に対して着実に周回を重ねている。

    さらにノリスはアウディのマシン直後につけ、ダーティエア下での挙動を確認。その後いったん距離を取り、再び接近するなど追走テストを繰り返した。

    2026年は従来のDRSが廃止され、代わりにストレートで前後ウイングをフラットにする「アクティブエアロ」が導入される。また、前走車の1秒以内に入ると追加のバッテリー出力が可能となる「オーバーテイクモード」も採用されている。

    ■ キャデラックはまだ走行せず
    この時点で唯一ガレージから出ていないのがキャデラック。マシンは現在分解状態にあり、セルジオ・ペレスの走行はしばらく見られそうにない。

    ■ 空力測定が本格化
    レッドブルは大型エアロレーキを装着し、フェラーリはリアウイングにフロービズ塗料を塗布。いずれも空気の流れを可視化・計測するためのデータ収集手法だ。

    レーキは各種センサーで空力挙動を数値化し、フロービズは塗料の流れで気流方向を視覚的に確認する。新レギュレーション下では、こうした基礎データの積み重ねが極めて重要になる。

    ■ リンドブラッドがスライド
    アービッド・リンドブラッドはやや不安定な挙動を見せ、ロックアップも記録。フラットスポットを抱えた状態で周回を続けている。新世代マシンへの適応は依然として繊細な作業だ。

    バーレーングランプリ 2026年のF1世界選手権

    ■ ピレリ全5種が使用可能に
    今週はC1からC5までの全コンパウンドが選択可能。前週はC1〜C3のみだった。

    ピレリによれば、C2とC3は11チーム中10チームが選択。メルセデスのみが最も硬い3種類に限定した。

    マクラーレン、フェラーリ、レーシングブルズ、アウディ、ハースF1チームはC4を追加。レッドブル、アルピーヌ、ウィリアムズ、アストンマーティンはよりソフト寄りの選択を行った。

    レーシングブルズはC2・C3・C4に限定。アルピーヌとウィリアムズはC5も投入。アストンマーティンはC3・C4・C5の3種、最もソフト側のみを選択した唯一のチームとなっている。

    ■ ドライバーにとって過酷なプレシーズン
    元F1ドライバーのジョリオン・パーマーは「これほど集中的なプレシーズンはかつてなかった」と語る。

    1日2セッション制で各4時間、走行できるのは1台のみ。チームによっては午前・午後でドライバーを交代し、他は1日フル走行を任せる形だ。

    エステバン・オコンはハースF1チームで早々にコースイン。前週は190周を走破しており、引き続きデータ収集を進める。

    ■ 最終調整の3日間へ
    各チームは先週のデータ解析を経て、改良を加えた状態で第2テストに臨む。

    開幕戦を目前に控えたこの3日間は、信頼性確認とパフォーマンス最適化の両立が求められる重要局面となる。

    2026年F1シーズンの勢力図は、ここバーレーンで静かに形を整えつつある。

  • 2026年F1バーレーンテスト第2週 誰がいつ走る?全ドライバー走行予定

    2026年F1バーレーンテスト第2週 誰がいつ走る?全ドライバー走行予定

    2026年F1プレシーズンテスト第2週が、バーレーン・インターナショナル・サーキットで2月18日(水)から20日(金)までの3日間にわたって行われる。開幕戦を前にした最終テストとして、各チームが信頼性確認とセットアップの最終調整を進める重要なセッションとなる。

    各日とも午前・午後の2セッション制(各4時間)で実施され、現地時間は午前10時~14時、午後15時~19時(日本時間16時~20時/21時~25時)に走行が行われる。

    以下が第2週の全ドライバー走行予定だ。

    ■ マクラーレン
    2月18日(水):ランド・ノリス(午前) / オスカー・ピアストリ(午後)
    2月19日(木):ランド・ノリス(午前) / オスカー・ピアストリ(午後)
    2月20日(金):オスカー・ピアストリ(午前) / ランド・ノリス(午後)

    ■ メルセデス
    2月18日(水):アンドレア・キミ・アントネッリ(午前) / ジョージ・ラッセル(午後)
    2月19日(木):ジョージ・ラッセル(午前) / アンドレア・キミ・アントネッリ(午後)
    2月20日(金):アンドレア・キミ・アントネッリ(午前) / ジョージ・ラッセル(午後)

    ■ レッドブル・レーシング
    2月18日(水):アイザック・ハジャー
    2月19日(木):マックス・フェルスタッペン
    2月20日(金):アイザック・ハジャー(午前) / マックス・フェルスタッペン(午後)

    ■ フェラーリ
    2月18日(水):シャルル・ルクレール(午前) / ルイス・ハミルトン(午後)
    2月19日(木):未定
    2月20日(金):未定

    ■ ウィリアムズ
    2月18日(水):アレクサンダー・アルボン(午前) / カルロス・サインツJr.(午後)
    2月19日(木):アレクサンダー・アルボン
    2月20日(金):カルロス・サインツJr.

    ■ レーシングブルズ
    2月18日(水):アービッド・リンドブラッド(午前) / リアム・ローソン(午後)
    2月19日(木):リアム・ローソン
    2月20日(金):アービッド・リンドブラッド

    ■ アストンマーティン
    2月18日(水):ランス・ストロール(午前) / フェルナンド・アロンソ(午後)
    2月19日(木):フェルナンド・アロンソ
    2月20日(金):ランス・ストロール

    ■ ハースF1チーム
    2月18日(水):エステバン・オコン(午前) / オリバー・ベアマン(午後)
    2月19日(木):オリバー・ベアマン(午前) / エステバン・オコン(午後)
    2月20日(金):エステバン・オコン(午前) / オリバー・ベアマン(午後)

    ■ アウディ
    2月18日(水):ニコ・ヒュルケンベルグ(午前) / ガブリエル・ボルトレト(午後)
    2月19日(木):ガブリエル・ボルトレト(午前) / ニコ・ヒュルケンベルグ(午後)
    2月20日(金):ニコ・ヒュルケンベルグ(午前) / ガブリエル・ボルトレト(午後)

    ■ アルピーヌ
    2月18日(水):ピエール・ガスリー(午前) / フランコ・コラピント(午後)
    2月19日(木):フランコ・コラピント
    2月20日(金):ピエール・ガスリー

    ■ キャデラックF1チーム
    2月18日(水):セルジオ・ペレス(午前) / バルテリ・ボッタス(午後)
    2月19日(木):バルテリ・ボッタス(午前) / セルジオ・ペレス(午後)
    2月20日(金):セルジオ・ペレス(午前) / バルテリ・ボッタス(午後)

    開幕前最後の3日間。ロングラン、エネルギーマネジメント、そして信頼性確認が中心となるが、タイムアタックの兆候が見えれば勢力図を占う重要なヒントにもなる。各チームがどのタイミングで“手の内”を明かすのかにも注目が集まる。

    バーレーングランプリ 2026年のF1世界選手権

  • 2026年F1バーレーンテスト第2週 各チームのタイヤ選択に戦略差

    2026年F1バーレーンテスト第2週 各チームのタイヤ選択に戦略差

    2026年F1プレシーズンテストは第2週に入り、舞台は再びバーレーンのサクヒールへと戻る。各チームは2月18日(水)から20日(金)までの3日間、開幕戦を前に最後の走行機会を得る。

    第1週ではピレリの最も硬い3種類のみが使用可能だったが、今回はドライ用コンパウンド全5種が解禁された。各チームは24セットを選択でき、前週に9周以内しか使用していないセットについては持ち越しも認められている。

    最も多く選ばれたのはC3とC2で、11チーム中10チームがこの2種類をリクエストした。メルセデスのみが前週と同じく最も硬い3種類に限定している。

    マクラーレン、フェラーリ、レーシングブルズ、アウディ、ハースF1チームは第4の選択肢であるC4を追加した。

    一方、レッドブル・レーシング、アルピーヌ、ウィリアムズ、アストンマーティンはよりソフト寄りの構成を選択している。ローラン・メキース率いるレーシングブルズはC2、C3、C4に限定。アルピーヌとウィリアムズはさらにC5を加えた。アストンマーティンはC3、C4、C5のソフト側3種類のみを選択した唯一のチームとなっている。

    新規参戦のキャデラックF1は、ドライ用全コンパウンドを最低1セットずつ揃える唯一のチームで、全レンジに分散した選択を行った。

    走行時間は毎日10時から19時まで。観客やライブ放送視聴者向けには、テスト専用の識別システムが用意されている。

    C1とC2は白ロゴ、C3とC4は黄色ロゴ、C5は赤ロゴで識別される。同色の2種は、より硬い側のサイドウォールにチェッカーフラッグ柄が施されることで区別される。そのため、装飾がないのはC2とC4のみで、ピレリおよびP Zeroロゴのみが表示される。

    バーレーングランプリ2026年のF1世界選手権

  • 2026年F1バーレーンテスト3日目:アントネッリが最速 メルセデスが1-2締め

    2026年F1バーレーンテスト3日目:アントネッリが最速 メルセデスが1-2締め

    2026年F1バーレーンプレシーズンテスト第1週最終日は、メルセデスがタイムシートの最上段を独占する形で幕を閉じた。午前にジョージ・ラッセルが最速タイムを記録し、午後にはアンドレア・キミ・アントネッリがそれを更新。シルバーアローが1-2体制を築き、2026年レギュレーション下での有力候補との見方を強めた。

    アントネッリは1分33秒669をマークし、午前最速だったラッセルの1分33秒918を0.249秒上回った。両者は今週唯一、1分34秒を切ったドライバーとなった。

    前日にはパワーユニットの問題で走行時間を失っていたメルセデスだが、最終日はその不安を払拭する内容となった。

    フェラーリはルイス・ハミルトンが終日走行を担当。午前に1分34秒209を記録し、メルセデス勢に次ぐ最速タイムを残した。ハミルトンはロングランプログラムを消化し、150周を走破したが、終盤にターン8でコースオフ。燃料系トラブルの可能性が指摘され、セッション終了を待たずに走行を終えた。

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは終日走行で161周を記録し、今週最多周回を達成。タイムは総合4番手だった。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが5番手、アイザック・ハジャーが6番手に続いた。ハジャーは新パワーユニットについて前向きな評価を示している。

    ハースF1チームはエステバン・オコンとオリバー・ベアマンが走行を分担し、それぞれ7番手と10番手。間にアルピーヌのフランコ・コラピントが入り8番手となった。アウディはニコ・ヒュルケンベルグがトップ10を締めくくったほか、ガブリエル・ボルトレトが14番手だった。

    ウィリアムズはアレクサンダー・アルボンが終盤にロックアップを喫する場面もありながら11番手。リアム・ローソンが12番手、カルロス・サインツJr.が続いた。

    アストンマーティンとキャデラックは引き続き課題を抱えた。バルテリ・ボッタスは冷却系トラブルにより序盤にマシンを止め、赤旗の原因となった。修復後に再走行したが、チームは105周にとどまった。セルジオ・ペレスは午後に交代し、レース距離以上を走破した。

    アストンマーティンはランス・ストロールが多くの時間をガレージで過ごし、72周にとどまった。ストロールは現時点でトップから約4.5秒遅れているとの見解を示している。

    周回数ランキングでは、ピアストリ(161周)、ハミルトン(150周)、コラピイント(144周)、ローソン(119周)が100周超を記録。チーム別ではマクラーレンが最多走行距離を確保し、フェラーリ、ウィリアムズ、ハース、アルピーヌ、メルセデスが続いた。メルセデスはアントネッリが午後序盤を失った影響がなければ、さらに上位に位置していた可能性もある。

    今回の3日間は2026年体制で行われる最初の公式テストであり、各チームは収集した膨大なデータを解析した後、2月18日から20日に同じバーレーンで行われる最終テストに臨む。その後、3月の開幕戦メルボルンへと向かう。

    2026 F1 バーレーングランプリ

    2026 F1 バーレーンテスト 3日目 結果

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分33秒669 / 49周
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分33秒918 / 78周
    3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分34秒209 / 138周
    4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分34秒549 / 153周
    5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分35秒341 / 61周
    6.アイザック・ハジャー(レッドブル) – 1分35秒610 / 53周
    7.エステバン・オコン(ハース) – 1分35秒753 / 68周
    8.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分35秒806 / 137周
    9.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分35秒972 / 70周
    10.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分36秒291 / 49周
    11.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分36秒793 / 71周
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分36秒808 / 119周
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分37秒186 / 68周
    14.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) – 1分37秒536 / 60周
    15.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分38秒165 / 69周
    16.バルテリ・ボッタス(キャデラック) – 1分38秒772 / 37周
    17.セルジオ・ペレス(キャデラック) – 1分39秒251 / 62周