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  • バルセロナ F1開催継続に強い意欲 2032年以降の年間開催復活も視野

    バルセロナ F1開催継続に強い意欲 2032年以降の年間開催復活も視野

    バルセロナ・カタルーニャGPの開催地であるバルセロナが、2028年以降にスパ・フランコルシャンと隔年開催となることが決まった後も、F1カレンダーへの恒久的な残留を諦めていないことを明らかにした。

    バルセロナ・カタルーニャ・サーキットは新契約により2028年、2030年、2032年の開催権を確保しているが、カタルーニャ州政府はそれを最終形とは考えていない。さらに中東情勢の不安定化によってF1の日程が見直されれば、2027年にも追加開催の可能性があるとの見方も浮上している。

    カタルーニャ州首相「何も排除しない」
    スペインGP決勝日にサーキットを訪れたカタルーニャ州首相サルバドール・イジャは、F1との関係強化に向けた姿勢を改めて示した。

    「我々は何も排除していない」

    「今週も示されたように、バルセロナとカタルーニャの名声を考えれば、望むことは何でも目指せる」

    現在の契約ではスパとの隔年開催となるが、イジャ首相はそれ以上の可能性があると考えている。

    「複数のF1グランプリを開催している国はアメリカとスペインだけだ。それ自体がカタルーニャへの信頼を示している」

    スペインでは2026年からマドリードで新たなF1レースが開催される予定で、バルセロナとの2大会体制が実現している。

    ドメニカリ CEOが指摘した過去の課題
    一方で、F1のステファノ・ドメニカリCEOは、バルセロナが現在の地位を維持できた背景には地元当局の大きな姿勢転換があったと明かした。

    ドメニカリはスペイン紙『AS』に対し、かつては十分な投資が行われていなかったと率直に語った。

    「私はバルセロナの友人たちにも率直に伝えた」

    「大規模なプロモーターが投資のために政府支援を必要としている中で、正直に言えば、かつてのバルセロナは投資額や改善の必要性に関係なく、このレースは保証されていると考えていた時期があった」

    しかし現在は状況が大きく変わったという。

    「今では政府関係者やプロモーターのチームが素晴らしい仕事をし、レースを取り戻した」

    「非常に重要な人物たちが関わっており、カタルーニャ州首相の尽力にも感謝している」

    「彼らはこの合意実現に真剣に取り組み、F1にふさわしいサーキットの未来を守るために懸命に働いた」

    F1の将来にも自信
    イジャ首相はスペインGP週末中にドメニカリと改めて会談したことも明かした。

    「先ほどドメニカリと会い、とても有意義な話し合いができた」

    「彼はここでの状況に非常に満足しているようだった」

    そして将来についても強い自信を示した。

    「私は前を見ている。そして、バルセロナでF1が今後何年も開催され続けると確信している」

    隔年開催という形で将来が確保されたバルセロナだが、地元当局の目標はそこに留まらない。スペイン国内でのF1人気の高まりとサーキットへの継続的な投資を武器に、将来的な年間開催復活を目指す動きは今後も続きそうだ。

  • F1バルセロナGP予選Q2 ラッセル首位通過 フェラーリ勢も好調

    F1バルセロナGP予選Q2 ラッセル首位通過 フェラーリ勢も好調

    バルセロナ・カタルーニャGP予選Q2は、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップタイムを記録し、フェラーリ勢が続く接戦となった。一方で、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.は地元レースでQ2敗退を喫し、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドも惜しくもQ3進出を逃した。

    気温・路面温度ともに高いコンディションのなか、各チームはタイヤ戦略を分けてアタックを展開。マクラーレン勢やニコ・ヒュルケンベルグらは終盤用に新品ソフトタイヤを温存し、トラックエボリューションを狙う戦略を採った。

    ラッセルが僅差のトップタイム
    セッション中盤、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分15秒281を記録して首位に立つ。しかし直後にラッセルがアタックをまとめ、ルクレールを0.058秒上回るタイムでトップへ浮上した。

    さらにアンドレア・キミ・アントネッリも僅差で続き、上位3台の差はわずか0.067秒。メルセデスとフェラーリが互角の速さを見せた。

    セッション残り6分時点では、ラッセル、ルクレール、アントネッリ、ルイス・ハミルトンの順となり、フェラーリ勢がマクラーレン勢を上回る位置につけた。ただしマクラーレンはユーズドタイヤでの走行だった。

    終盤のアタック合戦
    残り3分を切ると各車が新品ソフトタイヤで最後のアタックへ向かった。

    ランド・ノリスとオスカー・ピアストリはともに自己ベストを更新し、ノリスが4番手、ピアストリが7番手に浮上。リアム・ローソンも8番手に入り、Q3進出圏内を確保した。

    一方、ヒュルケンベルグは終盤のアタックで10番手に滑り込み、これによってリンドブラッドが11番手へ後退。最後のチャンスを持たないままQ2敗退となった。

    ガブリエル・ボルトレトもタイムを更新したがトップ10には届かず、ヒュルケンベルグのQ3進出が確定した。

    地元サインツJr.はQ2敗退
    サインツJr.はセッションを通じて苦戦。終盤のアタックでも15番手から順位を上げることができず、地元スペインでの予選はQ2敗退に終わった。

    アルピーヌ勢のピエール・ガスリーとフランコ・コラピント、ハースのオリー・ベアマンもQ3進出には届かなかった。

    Q2敗退
    11位 アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    12位 ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    13位 フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    14位 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    15位 オリー・ベアマン(ハース)
    16位 カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)

  • ジョージ・ラッセルがF1バルセロナGP FP3最速 アントネッリは審議対象

    ジョージ・ラッセルがF1バルセロナGP FP3最速 アントネッリは審議対象

    ジョージ・ラッセルが、2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPのフリー走行3回目でトップタイムを記録した。メルセデスのラッセルは1分15秒679をマークし、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)を上回った。

    一方、チャンピオンシップ首位のアンドレア・キミ・アントネッリは7番手にとどまり、セッション後に審議対象となった。バルテリ・ボッタスのコースオフによる赤旗や、路面温度50度に達する厳しいコンディションもあり、予選前最後の走行は波乱含みの内容となった。

    ラッセルが予選前最後の走行で最速
    バルセロナ・カタルーニャGPのFP3で最速となったのは、メルセデスのジョージ・ラッセルだった。ラッセルは終盤のアタックで1分15秒679を記録し、オスカー・ピアストリに0.214秒差をつけてトップに立った。

    3番手にはシャルル・ルクレールが入り、ランド・ノリスは4番手。フェラーリのルイス・ハミルトンが5番手、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが6番手に続いた。

    FP2で上位に入っていたマクラーレン勢は引き続き速さを見せたが、最終的にはラッセルが一歩抜け出した。予選シミュレーション中心のセッションでメルセデスが再び存在感を示した形だ。

    序盤は静かな展開 ボッタスの赤旗で流れが変わる
    セッション開始直後、各チームはすぐに走行を始めなかった。夜間作業のためカーフューを破ったキャデラックF1、アルピーヌ、マクラーレンのうち、バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスのキャデラックF1勢だけがシステムチェックのためにコースへ出た。

    本格的な走行が始まったのは開始から20分以上が経過してからだった。最初の代表的なタイムはランド・ノリスが記録した1分16秒609で、ソフトタイヤを使ったルクレールをわずかに上回った。

    その後、メルセデスがペースを上げた。ラッセルは最初のアタックで1分16秒258を記録し、アントネッリを0.242秒上回ってトップに浮上した。

    しかし直後、ボッタスがターン10出口でグラベルに捕まり、赤旗が提示された。ボッタスは無線で「ブレーキペダルを失った」と報告しており、低速でコーナーに入ったもののマシンを止めきれなかった。

    路面温度50度で1周のアタックも難航
    セッションは残り21分で再開され、各車が一斉にコースへ向かった。路面の改善を生かして予選前最後のアタックを行う狙いだったが、コンディションは簡単ではなかった。

    路面温度は50度に達し、ドライバーたちは1周のアタックでもグリップとタイヤのピークを引き出すのに苦しんだ。そうした状況の中で、ラッセルはこのセッションで初めて1分16秒を切る1分15秒679を記録した。

    ピアストリは0.214秒届かず2番手。ルクレールが3番手に入り、ノリスはチームメイトのピアストリから0.1秒以内の4番手となった。

    アントネッリは7番手 審議対象に
    アンドレア・キミ・アントネッリは7番手にとどまった。最終アタックではターン1でランス・ストロールに妨げられたように見え、その後の周回でもターン10でハースに行く手を阻まれた。

    アントネッリは前者の場面について「不規則な走行」の疑いで記録され、セッション後に審議されることになった。タイム面でもラッセルから約0.8秒遅れており、予選に向けてすっきりしない形でFP3を終えた。

    トップ10は、1番手ラッセル、2番手ピアストリ、3番手ルクレール、4番手ノリス、5番手ハミルトン、6番手フェルスタッペン、7番手アントネッリ、8番手アイザック・ハジャー、9番手ニコ・ヒュルケンベルグ、10番手アービッド・リンドブラッドとなった。

    F1 バルセロナ

    2026年F1バルセロナ・カタルーニャGP フリー走行3回目

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) 1分15秒679
    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) +0.214秒
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) +0.243秒
    4.ランド・ノリス(マクラーレン) +0.246秒
    5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) +0.702秒
    6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) +0.755秒
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) +0.821秒
    8.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) +1.005秒
    9.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) +1.282秒
    10.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) +1.341秒
    11.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) +1.348秒
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ) +1.645秒
    13.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) +1.904秒
    14.フランコ・コラピント(アルピーヌ) +1.946秒
    15.エステバン・オコン(ハース) +2.051秒
    16.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) +2.361秒
    17.オリバー・ベアマン(ハース) +2.712秒
    18.セルジオ・ペレス(キャデラックF1) +3.012秒
    19.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) +3.468秒
    20.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) +3.817秒
    21.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1) +4.283秒
    22.ランス・ストロール(アストンマーティン) +4.424秒

  • マクラーレンが復活の兆し F1バルセロナGPで再びメルセデスと互角の戦い

    マクラーレンが復活の兆し F1バルセロナGPで再びメルセデスと互角の戦い

    ランド・ノリスがFP2でトップタイムを記録したことで、バルセロナ・カタルーニャGPの初日はマクラーレンF1復調の兆しが大きな話題となった。

    直近2戦では苦戦が続いていたが、高温コンディションのバルセロナでは同チーム本来の強みであるタイヤマネジメント性能が再び発揮されつつある。

    一方で、メルセデスも依然として高い競争力を維持しており、ジョージ・ラッセルが終日安定した速さを披露。現時点ではマクラーレンとメルセデスが予選・決勝ともに最前線で争う構図が見えてきており、フェラーリとレッドブル・レーシングがどこまで巻き返せるかが残りの週末の焦点となる。

    マクラーレンが本来の強みを取り戻す
    ここ数戦のマクラーレンは苦戦が続いていた。

    モナコではオスカー・ピアストリの5位が唯一の入賞となり、ランド・ノリスは2戦連続リタイア。タイトル防衛についても「かなり不可能」と認めるほど厳しい状況に追い込まれていた。

    しかし、バルセロナのような伝統的なサーキット、そして高温コンディションでは状況が変わる。低温時のタイヤのウォームアップよりも、オーバーヒートやデグラデーション管理が重要になるため、マクラーレンの得意分野が生きる環境となった。

    チームは慎重な姿勢を崩していない。金曜日のタイムだけでは各チームの燃料搭載量やエンジンモードの違いが分からず、路面コンディションも急速に改善していたためだ。

    それでもノリスとピアストリの両者がマシンのフィーリングに満足しており、初日から高いパフォーマンスを発揮できたことは大きな収穫だった。

    メルセデスは依然として最有力候補
    ただし、マクラーレンが単独で抜け出したわけではない。

    ラッセルはFP1から安定して速さを見せ続け、FP2でもノリスにわずか0.009秒差の2番手を記録した。

    アンドレア・キミ・アントネッリはFP1でフレッド・ベスティにマシンを譲ったため、実質的にFP2のみで週末をスタートすることになった。さらにソフトタイヤでのアタック時にはトラフィックにも遭遇しており、ラッセルから0.274秒遅れという結果は本来の実力を反映していない可能性が高い。

    メルセデスのブラッドリー・ロード副代表によれば、予選ペースはマクラーレンと非常に接近している状況だという。

    一方でロングランではメルセデスがやや優勢との見方もあり、特にラッセルのレースシミュレーションは印象的だった。高いタイヤマネジメント能力を示したことで、決勝ではメルセデスが有利との評価も出ている。

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 バルセロナ

    フェラーリはアップグレード評価を優先
    フェラーリは今週末最大規模のアップグレードパッケージを投入している。

    そのため初日は純粋なタイムアタックよりも、新パーツの評価と旧仕様との比較に重点を置いていたとみられる。

    フレデリック・バスール代表は「良い金曜日だった」と前向きに評価。一方でルイス・ハミルトンは、現行世代のF1マシンでこれまで経験した中でも最もグリップ不足だったと語り、苦戦を認めた。

    対照的にシャルル・ルクレールは好調だった。前戦まで自信を失っていたブレーキ関連の問題が改善されたことでフィーリングが向上し、FP2では4番手を記録。トップから0.3秒あまりの差に留めた。

    アップグレードの最適化が進めば、フェラーリが土曜日以降にさらに前進する可能性は十分に残されている。

    スクーデリア・フェラーリ F1 バーレーン

    フェルスタッペンは苦戦も巻き返しを警戒
    マックス・フェルスタッペンにとっては厳しい金曜日となった。

    無線ではマシンバランスへの不満を繰り返し訴え、セッション後には「高速コーナーでも低速コーナーでも中速コーナーでも遅い」と率直に語った。

    さらにソフト、ミディアム、ハードの全コンパウンドで満足できる感触を得られなかったと説明。予選でフロントロー争いができるかと問われると、「間違いなく無理だ」と答えている。

    それでもレッドブル・レーシングは金曜日から土曜日にかけて大幅にセットアップを改善することで知られる。実際、前戦モナコでも一晩で競争力を引き上げており、フェルスタッペンとアイザック・ハジャーが予選で前進してくる可能性は十分にある。

    現時点の勢力図
    金曜日終了時点では、マクラーレンとメルセデスが最前線を形成している。

    マクラーレンは高温コンディションで本来の強みを取り戻しつつあり、メルセデスは一発の速さとロングランの双方で高いレベルを維持している。

    フェラーリはアップグレードの分析を進めながら追撃を狙い、レッドブル・レーシングはセットアップ改善による巻き返しを目指す状況だ。

    土曜日のFP3と予選を前に、現時点で最も注目すべき構図は「マクラーレン対メルセデス」。バルセロナでは久々に両チームによる本格的な頂上決戦が見られるかもしれない。

  • F1バルセロナGP初日は熱劣化が支配 ピレリは2回以上のピットを予想

    F1バルセロナGP初日は熱劣化が支配 ピレリは2回以上のピットを予想

    バルセロナ・カタルーニャGP初日は、若手ドライバーのFP1起用と高温下でのタイヤ評価が大きな焦点となった。多くのチームが豊富なテストデータを持つサーキットで若手に走行機会を与える一方、午後のFP2では路面温度が50度に達し、各コンパウンドの熱劣化が週末最大の課題として浮かび上がった。

    ピレリは、決勝では少なくとも2回のピットストップが必要になるとの見方を示している。特にミディアムとソフトはグリップが高い一方で劣化傾向が近く、バルセロナの路面特性と気温上昇が戦略判断を複雑にしている。

    7チームがFP1で若手ドライバーを起用
    バルセロナはテストで広く使用されるコースであり、各チームが豊富なデータを持つ。そのため、FP1では7チームが若手ドライバーを起用した。

    走行したのは、フレデリック・ベスティ(メルセデス)、ディーノ・ベガノビッチ(フェラーリ)、レオナルド・フォルナロリ(マクラーレン)、岩佐歩夢(レッドブル・レーシング)、ルーク・ブラウニング(ウィリアムズ)、ポール・アロン(アウディ)、コルトン・ハータ(キャデラックF1)だった。

    FP2最速はノリス 路面温度は50度に到達
    FP1ではジョージ・ラッセルがソフトC4で1分16秒363を記録してトップに立った。FP2ではランド・ノリスが同じくソフトC4で1分15秒426をマークし、金曜日の最速タイムを記録した。

    この日の気温は29度まで上昇し、路面温度は50度に達した。タイヤ面では3種類すべてのコンパウンドが使用されたが、ハードC2はFP1でハースの2台のみが使用し、FP2ではマックス・フェルスタッペンだけが走らせた。FP2後半は各チームがロングランに移行し、主にミディアムC3でデータ収集を行った。

    ピレリ「全コンパウンドで熱劣化が大きい」
    ピレリのチーフエンジニアであるシモーネ・ベラは、ハードを温存したチームが多く、決勝に向けて2セットを残す形になったと説明した。

    「今日はほとんどのチームがハードを使わないことを選んだ。そのため、レースに向けて2セットを残すことになる」

    「使用した少数のチームからは、ミディアムやソフトに比べてスライドが大きいという報告があった。その結果、表面温度が上がり、劣化という点ではミディアムやソフトに近づいている」

    ベラは、バルセロナ特有のアスファルトと高温がタイヤに大きな負荷をかけていると指摘した。

    「全体として、すべてのコンパウンドで熱劣化が大きくなっている。特に左フロントと左リアだ。これはバーレーンに次いで摩耗性の高い路面、サーキットの特性、そして今後さらに上昇すると見込まれる高い路面温度によるものだ」

    「パフォーマンスランでは、ドライバーたちは2回目のアタックに向けて十分にタイヤを冷やすことに苦労していた。この状況では、よくても前のタイムに並ぶ程度だ」

    F1 バルセロナ タイヤ

    決勝は最低2ストップが基本線
    ピレリは、日曜日の決勝について少なくとも2回のピットストップが必要になると予想している。ソフトとミディアムはどちらも高いグリップを持ち、劣化率も近いが、初期データではミディアムの方がバルセロナに適応しやすい傾向が見られている。

    「日曜日は少なくとも2回のピットストップがあるレースになると予想している。ミディアムとソフトは最も高いグリップを提供する2種類のコンパウンドで、劣化率は似ている。ただし初期データでは、イエロータイヤの方がバルセロナのトラックにより適応しやすいことが示されている」

    「この2種類の性能差は、およそ0.5秒から0.6秒の範囲だ」

    高温、左側タイヤへの負荷、そして2回目のアタックに向けた冷却の難しさは、予選だけでなく決勝戦略にも直結する。金曜日の段階では、ミディアムを軸にしながらソフトをどう組み込むかが、各チームにとって重要な判断材料になりそうだ。

  • ランド・ノリスがF1バルセロナFP2最速 ラッセルとピアストリを僅差で退ける

    ランド・ノリスがF1バルセロナFP2最速 ラッセルとピアストリを僅差で退ける

    マクラーレンのランド・ノリスが、F1バルセロナ・カタルーニャGPのフリー走行2回目で最速タイムを記録した。

    ノリスは1分15秒426をマークし、2番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)との差はわずか0.009秒。3番手にはチームメイトのオスカー・ピアストリが入り、トップ3は0.057秒差に収まった。

    ノリスがFP2最速
    金曜日午後の1時間セッションには、FP1で若手ドライバーにシートを譲っていた7名を含め、22名のレギュラードライバー全員が出走した。

    序盤から路面コンディションは大きく向上し、マックス・フェルスタッペンはハードタイヤで1分16秒452を記録。FP1でラッセルがソフトタイヤで出したベストに迫るタイムを刻み、バルセロナ・カタルーニャ・サーキットの路面進化を示した。

    その後、ピアストリがミディアムタイヤで1分15秒724を記録し、このセッションで初めて1分16秒を切った。一方、フェルスタッペンはハードタイヤでグリップ不足に苦しみ、レッドブル・レーシングの挙動に手を焼いた。

    ラッセルは一時ヒヤリ
    ラッセルもターン3の長い右コーナーでオーバーステアに見舞われ、ランオフエリアへ飛び出す場面があった。それでも走行を立て直し、ミディアムタイヤでピアストリから約0.2秒差の2番手に浮上した。

    セッション開始から20分を迎えるころ、リアム・ローソンのレーシングブルズがピット出口付近でストップ。短時間のバーチャルセーフティカーが導入された。車両回収後、フェルスタッペンが最初にソフトタイヤを装着し、各車は予選シミュレーションへ移行していった。

    予選シミュレーションでマクラーレンが上位へ
    フェルスタッペンはソフトタイヤでも3番手までの浮上にとどまり、当時トップだったピアストリから約0.5秒差だった。

    その後、シャルル・ルクレールがピアストリとラッセルの間に割って入り、ラッセルは1分15秒435でトップタイムを更新した。FP1を欠場していたチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリは、約0.5秒差の4番手につけた。

    ピアストリはラッセルに0.048秒差まで迫ったが、最後にノリスが1分15秒426を記録。ラッセルを0.009秒上回り、そのままチェッカーフラッグまでトップを守った。

    フェラーリとメルセデスは課題も残す
    4番手はルクレール、5番手はアントネッリ。6番手にフェルスタッペン、7番手にアービッド・リンドブラッド、8番手にガブリエル・ボルトレトが続いた。

    フェラーリのルイス・ハミルトンは9番手にとどまり、セッション中には「リアに何か問題がある」と無線で訴えた。FP1を走らなかったアイザック・ハジャーが10番手に入り、トップ10を締めくくった。

    11番手はニコ・ヒュルケンベルグ、12番手はオリバー・ベアマン、13番手はローソン、14番手はカルロス・サインツJr.。アルピーヌ勢はフランコ・コラピントが15番手、ピエール・ガスリーが16番手だった。

    キャデラックF1勢とアストンマーティンは下位
    17番手はエステバン・オコン、18番手はバルテリ・ボッタス。ボッタスはECUトラブルにより序盤の走行時間を失った。

    19番手はアレクサンダー・アルボン、20番手はセルジオ・ペレス。ペレスはターン4でハジャーと接触寸前の場面があり、警告を受けた。

    アストンマーティン勢は下位に沈み、フェルナンド・アロンソはピット出口ラインを越えた可能性で調査対象となった。ランス・ストロールはノリスから4秒遅れの最下位だった。

    F1 バルセロナ 2026年のF1世界選手権

    F1 バルセロナ・カタルーニャGP フリー走行2回目

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) 1分15秒426
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス) +0.009
    3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) +0.057
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ) +0.373
    5.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) +0.589
    6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) +0.895
    7.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) +0.985
    8.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) +1.185
    9.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) +1.205
    10.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) +1.248
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) +1.508
    12.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) +1.519
    13.リアム・ローソン(レーシングブルズ) +1.541
    14.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) +1.594
    15.フランコ・コラピント(アルピーヌ) +1.625
    16.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) +1.834
    17.エステバン・オコン(ハースF1チーム) +2.112
    18.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1) +2.799
    19.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) +3.364
    20.セルジオ・ペレス(キャデラックF1) +3.835
    21.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) +3.860
    22.ランス・ストロール(アストンマーティン) +4.033

  • マクラーレン、テスト日程の変更を拒否した2チームを批判

    マクラーレン、テスト日程の変更を拒否した2チームを批判

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、降雪の影響を受けている今週のバルセロナ合同テストの日程変更を拒んだ2つのF1チームを批判している。

    ヨーロッパは大寒波に見舞われており、バルセロナでも降雪の予報となっていたため、26日(月)にF1チームは水曜日のテストを廃止し、代わりに金曜日もしくは来週の月曜に延期することを提案した。

    合同テストの日程を変更するにはチームの全会一致の合意が必要だったが、反対票が出たため実現には至らなかった。

    結局、テスト3日目となる28日(水)にカタロニア・サーキットは降雪に見舞われ、ヘリコプターが離陸することができなかったため、セッション開始が延期。午前中はガレージで待機することになった。

    最終的に現地時間12時にグリーンフラッグが振られてセッションは開始。現時点でレッドブル、マクラーレン、ザウバーがインスタレーションラップを行っているが、ダニエル・リカルドはコースオフを喫しており、貴重な8日間のテストの1日が無駄になる公算が高い。

    エリック・ブーリエは、2チームが日程変更に反対したと明かし、彼らは自分たちの利益のためだけに行動したと批判した。

    「テストの日程を変更するには全会一致が必要であり、全チームが日程の変更に合意する必要があった。昨日、2チームが日程を変更を望まなかった」とエリック・ブーリエは Sky Sports にコメント。

    「コストが無駄になるのは明らかだ。我々はコストを節約するという決断をしたはずだ。信頼性問題などあらゆることをカバーして、開幕戦で適切なショーを行うためには我々にはこの8日間が必要だ」

    「我々はここにいるために資金を費やしている。いずれにしろ、トラックは2週間予約で埋まっており、その日を別の日に移動する可能性があった。我々は日曜日や月曜日の天気予報が良いことはわかっている」

    「純粋に利己的な利益のためにお金が無駄になった」

    エリック・ブーリエは、その2チームがどこか名前を挙げることはなかったが、金曜日はウィリアムズ、土曜日にはフェラーリがフィルミングデーのためにサーキットを予約しており、その2チームが日程変更に反対したとみられている。

  • F1バルセロナ合同テスト3日目:降雪でテスト開始を延期

    F1バルセロナ合同テスト3日目:降雪でテスト開始を延期

    F1バルセロナ合同テストは3日目を迎えたが、ヨーロッパの大寒波の影響でカタロニア・サーキットには雪が降っており、安全面の理由により、セッション開始時刻を延期することになった。

    28日(木)のバルセロナは朝から雪が降っており、セッション開始時刻の9時になっても気温は0℃。現地の画像ではコース上に雪は積もっていないものの、コース外は真っ白く雪に覆われている。

    雪の影響で、コース上にヘリコプターが飛ぶことができず、安全上の理由により、現地時間8時50分に赤旗が提示され、テスト開始は延期されることになった。

    地元の天気予報によると、1時間後には雪は雨に変わるとされている。

    F1チーム上層部らは、天候が回復するとされる2日(金)にテストを延期することを議論したが、満場一致には至らなかった。金曜日はウィリアムズ、土曜日にはフェラーリがフィルミングデーのためにサーキットを予約している。

    F1 バルセロナ合同テスト 3日目

  • 【F2】 第2戦 予選:シャルル・ルクレールがポール、松下信治は10番手

    【F2】 第2戦 予選:シャルル・ルクレールがポール、松下信治は10番手

    F2 第2戦バルセロナの予選が12日(金)、スペインのカタロニア・サーキットで行われた。

    ポールポジションを獲得したのは、シャルル・ルクレール(PREMA RACING)。フェラーリの育成ドライバーであるシャルル・ルクレール開幕戦に続くポールポジション。2番手にはルカ・ギオット(RUSSIAN TIME)、3番手にはニック・デ・フリース(RAPEX)が続いた。

    松下信治(ART GRAND PRIX)は10番グリッドからレース1をスタートする。レース1は13日(土)の22時40分(現地時間15時40分)から行われる

    2017年 F2 第2戦 バルセロナ 予選 結果

    順位 No. ドライバー チーム タイム
    1 1 シャルル・ルクレール PREMA RACING 1分29秒285
    2 5 ルカ・ギオット RUSSIAN TIME 1分29秒478
    3 18 ニック・デ・フリース RAPEX 1分29秒550
    4 15 ジョーダン・キング MP MOTORSPORT 1分29秒585
    5 8 アレクサンダー・アルボン ART GRAND PRIX 1分29秒732
    6 9 オリバー・ローランド DAMS 1分29秒744
    7 20 ノーマン・ナトー PERTAMINA ARDEN 1分29秒790
    8 2 アントニオ・フォコ PREMA RACING 1分29秒834
    9 10 ニコラス・ラティフィ DAMS 1分29秒885
    10 7 松下信治 ART GRAND PRIX 1分29秒975
    11 3 ルイス・デレトラズ RACING ENGINEERING 1分30秒046
    12 11 ラルフ・ボスチャング CAMPOS RASING 1分30秒065
    13 6 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME 1分30秒177
    14 14 セルジオ・セッテ・カマラ MP MOTORSPORT 1分30秒231
    15 12 ロベルト・メルヒ CAMPOS RASING 1分30秒389
    16 19 ジョニー・チェコット RAPEX 1分30秒441
    17 21 ショーン・ゲラエル PERTAMINA ARDEN 1分30秒772
    18 4 グスタフ・マルヤ RACING ENGINEERING 1分30秒814
    19 17 セルジオ・カナマサス TRIDENT 1分31秒148
    20 16 ナビル・ジェフリ TRIDENT 1分32秒203
  • 【F2】 第2戦 バルセロナ:シャルル・ルクレールがフリー走行トップ

    【F2】 第2戦 バルセロナ:シャルル・ルクレールがフリー走行トップ

    F2 第2戦 バルセロナのフリー走行が12日(金)にスペインのカタロニア・サーキットで行われた。

    45分のセッション。トップタイムを記録したのは開幕戦のレース2で優勝したシャルル・ルクレール(PREMA RACING)。唯一1分30秒を切る1分29秒974をマークした。

    2番手にはアレクサンダー・アルボン(ART GRAND PRIX)、3番手にはセルジオ・セッテ・カマラ(MP MOTORSPORT)が続いた。

    松下信治(ART GRAND PRIX)は12番手タイムでセッションを終えた。

    2017年 F2 第2戦 バルセロナ フリー走行 結果

    順位 No. ドライバー チーム タイム
    1 1 シャルル・ルクレール PREMA RACING 1分29秒974
    2 8 アレクサンダー・アルボン ART GRAND PRIX 1分30秒016
    3 14 セルジオ・セッテ・カマラ MP MOTORSPORT 1分30秒484
    4 15 ジョーダン・キング MP MOTORSPORT 1分30秒599
    5 3 ルイス・デレトラズ RACING ENGINEERING 1分30秒644
    6 6 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME 1分30秒843
    7 18 ニック・デ・フリース RAPEX 1分30秒882
    8 20 ノーマン・ナトー PERTAMINA ARDEN 1分30秒886
    9 5 ルカ・ギオット RUSSIAN TIME 1分31秒043
    10 17 セルジオ・カナマサス TRIDENT 1分31秒086
    11 9 オリバー・ローランド DAMS 1分31秒094
    12 7 松下信治 ART GRAND PRIX 1分31秒157
    13 11 ラルフ・ボスチャング CAMPOS RASING 1分31秒355
    14 21 ショーン・ゲラエル PERTAMINA ARDEN 1分31秒355
    15 19 ジョニー・チェコット RAPEX 1分31秒394
    16 12 ロベルト・メルヒ CAMPOS RASING 1分31秒444
    17 4 グスタフ・マルヤ RACING ENGINEERING 1分31秒560
    18 10 ニコラス・ラティフィ DAMS 1分31秒600
    19 2 アントニオ・フォコ PREMA RACING 1分32秒845
    20 16 ナビル・ジェフリ TRIDENT 1分32秒989