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  • トヨタ、WRCカーはフィンランドの拠点で製造予定

    トヨタ、WRCカーはフィンランドの拠点で製造予定

    トヨタの2017年 WRCカーは、フィンランドにあるトミ・マキネン・レーシングの施設で製造されるようだ。

    トミ・マキネンは、トヨタのWRCプログラムのチーム代表に迎えられ、2017年の参戦に向けて、参戦車両の開発など推進体制を強化していく。

    トミ・マキネンは、トヨタのWRCプログラムがどこを拠点にするかというニュースを提供することができないと述べたが、拠点はフィンランド中部に残り、その後、ユヴァスキュラ郊外のハリ空港に新設される施設へ移るとみられている。

    ヘルシンキへの移転も噂されたが、それは拒否されたとされている。

    「以前に話をしたときからそれほど変化はない。だが、チームはまとまってきている」とトミ・マキネンはコメント。

    「我々はまだ全てのことに取り組んでいるが、新たに話すことは何もない」

    「拠点をどこに置くかはわからないけど、この作業には時間がかかりそうなので、今のところは現在の施設に残っている」

  • バーニー・エクレストン 「ルールブックがトヨタのF1復帰を妨げている」

    バーニー・エクレストン 「ルールブックがトヨタのF1復帰を妨げている」

    バーニー・エクレストンは、現在のF1のルールプックがトヨタのような自動車メーカーのF1参戦を思いとどまらせていると考えている。

    バーニー・エクレストンは解決策は至ってシンプルだと考えている。

    「この憎きルールブックを引き裂いて、もう一度やり直せばいい」とバーニー・エクレストンは Guardian に述べた。

    バーニー・エクレストンは、問題に対して“不介入”に徹し、完全に民主的なアプローチにこだわるFIA会長のジャン・トッドとの見解の相違だと考えている。

    ジャン・トッドとは正反対の前任者マックス・モズレーを意識してか、バーニー・エクレストンは「誰でも構わないが、ライトのオンとオフを切り替えられる者が必要だ」とコメント。

    「だが、いずれはそうなる。我々が起こしてみせる」とバーニー・エクレストンは変化の必要性を強調した。

    事実、次の大きなシフトは目の前に迫っているかもしれない。

    10日(金)にメキシコシティーで開かれる世界モータースポーツ評議会にF1の目は集まっている。

    しかし、バーニー・エクレストンが心から願うようなエンジンルールの全廃はかなわないだろう。

    現在の複雑なルールがトヨタのような自動車メーカーを遠ざけているとバーニー・エクレストンは考えている。

    「トヨタを見なさい。もしかしたら、彼らはF1復帰に関心を持っているかもしれない」

    「だが、今のパワーユニットである限り、戻ってくるはずがない。始める前から問題を抱えるのは目に見えているのだからね。フェラーリでさえ困っているのだから、チャンスなどあるはずがないだろう?」

  • トヨタ、新型シエンタを発売

    トヨタ、新型シエンタを発売

    トヨタは、シエンタをフルモデルチェンジし、全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店を通じて、7月9日に発売した。

    新型シエンタは、広く世代を超えて、お客様の様々なライフスタイルをサポートする「ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン」として開発。多様なライフスタイルに応えるべく、“Active & Fun”をキーワードに従来の四角いハコ型というミニバンの概念を打ち破るスポーティなエクステリア、機能性と質感を両立させたインテリアを採用。

    また、低床フラットフロアによる高効率パッケージが、コンパクトでありながら、3列目までゆとりある室内空間とスライドドア乗り込み高さ330mm(2WD車)の誰にでも優しい乗降性を実現した。新型シエンタはアクティブでありながらも、幅広い世代が快適に過ごせる空間を提供する。

    新型シエンタ 主な特徴

    ・ミニバンの概念を打ち破る、アクティブで機能的な内外装デザイン
    ・低床フラットフロアによる高効率パッケージがもたらす、広々室内空間と優れた乗降性
    ・ハイブリッドシステムを新たに搭載し、27.2km/Lのミニバントップレベルの低燃費を実現。
    ・ガソリン車(2WD車)は1.5L新エンジンを搭載し、走行燃費20.6km
    ・衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」をオプション設定し、安全運転をサポート

    トヨタ シエンタ トヨタ シエンタ TOYOTA SIENTA

  • トヨタ、WRC推進体制を発表 ・・・ トミ・マキネンがチーム代表に就任

    トヨタ、WRC推進体制を発表 ・・・ トミ・マキネンがチーム代表に就任

    トヨタは、2017年のFIA世界ラリー選手権(WRC)参戦に向けた推進体制を発表した。

    トヨタの参戦チームの名称は「TOYOTA GAZOO Racing」となり、チーム総代表に豊田章男社長が就任する。

    また、トミ・マキネンをチーム代表に迎え、2017年の参戦に向けて、参戦車両の開発など推進体制を強化していく。

    豊田章男 チーム総代表コメント

    「道がクルマをつくる…」
    ステアリングを握り、クルマを走らせるたびに、私は、いつも、それを実感いたします。
    トヨタが、もっといいクルマをつくっていくためには、もっと多くの道を知らなければいけません。お客様が普段走る「道」を舞台に、その道を、いかに速く走るかを競うラリーは、もっといいクルマをつくりたいと願う私どもトヨタにとって、最高の鍛錬の場であると思います。

    中でも、その最高峰であるWRCは、世界の道を知る上で最適な舞台であると考え、トヨタは、その道に再び挑むことを決意いたしました。
    再挑戦に際し、トミ・マキネン氏を我々は迎えます。

    マキネン氏と私の出会いは2013年でした。
    当初、私自身のドライビング技術向上に向けたアドバイスをお願いしておりましたが、それに留まらずラリーが持つ魅力そのものや、自動車開発技術とラリーの繋がりなど、マキネン氏からは、様々なことを教えていただきました。

    マキネン氏は、私どもトヨタにはない「豊富な経験」や「自動車開発に向けた新たな発想」を持たれています。

    お互いの想いを交わす中で、そのことがよく分かり
    「この方にトヨタのもっといいクルマづくりを手助けいただきたい。一緒に仕事がしていきたい」
    と感じ、この度のWRC参戦へのサポートをマキネン氏に、私からお願いさせていただきました。

    トミ・マキネン氏の協力のもとで、トヨタはラリーへの挑戦、そして「もっといいクルマづくり」を進めてまいります。皆様にも、引き続き、応援いただければ嬉しく思います。

    トヨタはメーカーとして、ラリーから、長い間、遠ざかっておりました。
    ラリーは、出る人も、見る人も、クルマの楽しさを実感できる競技であり、また、携わる自動車メーカーは、その技術力向上にも繋がっていく競技です。

    この素晴らしい競技を守り続けてきた他の自動車メーカー、参加者、競技関係者、そしてファンの皆様に敬意を表しながら、トヨタはラリーに再び挑戦いたします。
    皆様、よろしくお願いいたします。

    トヨタ自動車株式会社 取締役社長 豊田章男

  • トヨタ、新型軽自動車「ピクシス メガ」を発売

    トヨタ、新型軽自動車「ピクシス メガ」を発売

    トヨタは、新型軽自動車「ピクシス メガ」を、全国のトヨタカローラ店、ネッツ店および、軽自動車市場比率の高い地域で取扱希望のあった一部のトヨタ店、トヨペット店を含む販売店208社を通じて、7月2日に発売した。価格は135万円(税込)から。

    ピクシス メガは、お客様のさまざまな生活シーンで活躍できるクルマを目指し、「視界の良さ」「広々とした室内空間」をキーワードに開発。アイポイントを5ナンバーミニバン並みの1,387mmとし、運転席からの見晴らしの良さを実現。ドライバーの視界を確保し、ゆとりある運転を可能とした。

    また、室内高を軽自動車トップレベルの1,455mmとし、大人4人がゆったりと乗車できる広々とした室内空間を実現。さらに、サスペンションやボディ構造を見直し、1,835mmもの全高にも関わらず、操縦安定性を確保している。

    なお、新型車はトヨタ自動車(株)とダイハツ工業(株)との間で合意した軽自動車OEM供給の第4弾である。

    ピクシス メガ 車両概要

    ミニバン並みの見晴らしの良さ
    ・アイポイントをミニバン並みの1,387mmとすることで、ドライバーの視界を確保し、ゆとりある運転をサポート
    ・助手席サイドミラーにアンダーミラーを追加し、運転席から見えにくい車両左側面の視界を確保するとともに、室内のバックドア上部にリヤアンダーミラーを設定することで、後方視界も確保

    広々とした室内空間と使い勝手の良さ
    ・軽自動車トップレベルの室内高1,455mmにより、大人4人がゆったりと乗車できる室内空間を実現。また、ドア開口高さを1,700mmとし、楽な姿勢で乗り込むことが可能となり、子どもから高齢者まで楽に乗降できるよう配慮
    ・約90L3の大容量ラゲージアンダートランクを設定。アンダートランクを活用することで荷室高は最大1,485mmとなり、リヤシートを畳むことなく長尺物を縦に積載が可能
    ・助手席前に大型インパネトレイを設定したほか、シフトパネル下部にインパネセンターポケットを採用するなど、利便性に配慮し、収納スペースを多数確保。さらに、パワースライドドア(ワンタッチオープン機能付)をリヤ左右両側に採用し、使い勝手の良さを追求

    車高の高さを感じさせない操縦安定性
    ・ショックアブソーバーのサイズアップなど、足回りの剛性を高めるとともに、スタビライザーなどの採用により、操縦安定性を確保
    ・ルーフパネルなどの板厚最適化や、バックドアやフロントフェンダーなどの樹脂化により軽量化を図り、車両の低重心化に貢献
    ・高速走行時の操縦安定性を高める空力フィンを、ドアミラーとリヤコンビネーションランプに採用

    広々とした室内空間でありながらも優れた環境性能
    ・停車直前からエンジンを止めるアイドリングストップシステム“eco IDLE(エコアイドル)”を全車に設定するなど、KFエンジン搭載の2WD車は25.4km/Lを達成
    ・「平成32年度燃費基準」を達成し、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、全車「エコカー減税」の対象

  • トヨタ、麻薬密輸容疑の常務役員ジュリー・ハンプ氏の辞任を発表

    トヨタ、麻薬密輸容疑の常務役員ジュリー・ハンプ氏の辞任を発表

    トヨタは、“オキシコドン”と呼ばれる麻薬成分を含む錠剤を密輸したとして、麻薬取締法違反容疑で逮捕された米国人女性常務役員のジュリー・ハンプ容疑者(55)が辞任したことを発表した。

    ジュリー・ハンプ容疑者は、6月30日に弁護士を通じて辞任届を提出し、トヨタは同日付で受理した。

    トヨタは声明で「このたびは、弊社常務役員ジュリー・ハンプ氏の件で、世間をお騒がせすることになり、改めて、お詫び申し上げます」とコメント。

    「6月30日、ハンプ氏より、弊社常務役員職辞任届が参りました。弊社といたしましては、ハンプ氏の逮捕以降、世間を大変お騒がせし、多くの方々にご心配やご迷惑をおかけしていることを勘案し、ハンプ氏の届を受け入れることといたしました」

    「ハンプ氏の常務役員への登用は、日本国籍ではない役員が日本に常駐するという弊社にとって初めての経験であり、大きな決断でもありました。弊社といたしましては、今回の件を踏まえ、世界のどこでも社員が安心して働き、活躍することができるよう、改善すべき点はしっかりと改善した上で、「真のグローバル企業」を目指し、国籍、性別、年齢などにかかわらず、多様性を尊重し、「適材適所」の考え方に基づいた人材登用を今後とも進めてまいる所存です」

    「今回のハンプ氏の件につきましては、現在も捜査が継続しており、弊社よりご説明できる内容が非常に限られておりますので、このようなステートメントを発表させていただきました。何卒、ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」

  • トヨタ、新型2.8L直噴ターボディーゼルエンジンを開発

    トヨタ、新型2.8L直噴ターボディーゼルエンジンを開発

    トヨタは、低燃費と、発進時から力強い加速をもたらす動力性能、ならびに高い静粛性を実現させた、2.8L直噴ターボディーゼルエンジン「1GD-FTV」を新開発した。

    世界初のTSWINを取り入れた次世代高断熱ディーゼル燃焼の採用などにより、世界トップレベルの最大熱効率44%を達成。これにより、従来型の「KDエンジン」と比べ燃費が最大で15%向上するとともに、ダウンサイズしながら最大トルクは25%、低速トルクは11%向上している。

    また、トヨタ初となる尿素SCRシステムの採用などにより、世界で最も厳しい排出ガス規制である欧州EURO6および平成22年(ポスト新長期)排出ガス規制などに対応する。

    今回、新開発のエンジンは、次世代高断熱ディーゼル燃焼を採用することで、気温−40℃以下の極寒地域や海抜4,500mを超える地域など世界中のあらゆる地域において、高熱効率で、静粛性かつ力強い走りを実現する。また、触媒の近接配置などによる浄化率向上、従来型比の約30%小型化、排気レイアウトの18種類から3種類への集約などにより、グローバルな車両展開性の大幅な向上と環境負荷低減を両立した。

    その結果、グローバル展開している従来型の「KDエンジン」を、2016年までに年間70万基規模、約90の国・地域で、2.4L直噴ターボディーゼルエンジン「2GD-FTV」を含めた新開発エンジン群である「GDエンジン」に刷新。2020年までに150以上の国・地域に展開することが可能となる。なお、「GDエンジン」は、2015年5月にタイで発表した小型ピックアップトラックの新型ハイラックスに加え、6月17日に一部改良したランドクルーザープラドにも搭載している。

    トヨタでは「適地・適時・適車」の考えのもと、世界中の地域ニーズから、お客様への迅速な提供、商用車・SUVなどの用途への対応まで、ディーゼルエンジンを引き続きトヨタのエンジンラインアップを支える基幹ユニットと位置づけ、(株)豊田自動織機をはじめ、トヨタグループの総力を挙げて、よりクリーンで競争力のあるディーゼルエンジンの開発に邁進していく。

    新型「1GD-FTV」の特徴

    世界初のTSWINを取り入れた次世代高断熱ディーゼル燃焼や小型高効率可変ジオメトリーターボチャージャーを採用することで、世界トップレベルの熱効率44%を達成し、燃費に加え、発進トルクや加速レスポンスなどの大幅な向上を実現

    次世代高断熱ディーゼル燃焼
    ▽より空気の入りやすいポート形状とし、シリンダー内へ流入する空気量が大幅に増大。加えて、新開発のピストン燃焼室形状と、噴射圧をさらに高圧化・高制御化したコモンレール式燃料噴射システムにより、燃焼室内の空間に燃料をより効率的に噴射することで、空気の利用を最大化し、高熱効率と低エミッションを両立
    ▽メイン噴射の前に、外気の状態に合わせた精密なパイロット噴射により着火遅れ時間を短縮することで、世界中の過酷な環境下でも安定した燃焼を実現し、高熱効率で高い静粛性を維持
    ▽世界初のTSWINを採用。断熱性および放熱性の高い、すなわち「熱しやすく冷めやすい」シリカ強化多孔質陽極酸化膜(SiRPA)をピストン頂部にコーティングすることで、燃焼時の冷却損失を最大約30%低減させ、より一層の熱効率向上に寄与

    小型高効率可変ジオメトリーターボチャージャー(トヨタ内製)
    ▽従来型より約30%ダウンサイズしながらも、新開発タービンの採用などによるタービン効率の向上を図るとともに、新開発インペラの採用により、アクセル操作に対する瞬時のレスポンスと、幅広い回転域での最大トルクの発生に貢献

    尿素SCRシステム(トヨタ初)
    ▽トヨタ独自開発のコンパクト高分散尿素システムを採用し、大気汚染の原因の一つと言われるNOx(窒素酸化物)を最大99%浄化
    ▽EURO6ならびに平成22年(ポスト新長期)排出ガス規制などに対応

  • トヨタ、健闘虚しく雪辱を果たせず / ル・マン24時間レース

    トヨタ、健闘虚しく雪辱を果たせず / ル・マン24時間レース

    トヨタの2台のTS040 HYBRIDは、第83回ル・マン24時間レースを6位と8位で終え、過酷なレースを戦い抜く信頼性を証明すると共に、優れた高速性能を披露した。

    6位に入ったのはアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車。アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の#1号車は8位だった。

    トヨタ自動車は「この厳しい24時間レースを勝ち抜いた1位、2位のポルシェ、3位のアウディに賞賛の拍手を送りたいと思います」とコメント。

    ル・マン24時間レースでの勝利を渇望していたトヨタは、この成績には不満を覚えているが、来年のル・マン24時間レース制覇に向けて、TS040 HYBRIDの全領域における改良を約束している。

    レースにおける2台のTS040 HYBRIDはコンスタントな走りが出来る性能を証明したが、ライバルのペースには届かなかった。2014年に比べ、1周のラップタイムが大きく向上した今年のレースでは、レースモードでのラップタイムを1秒短縮しただけでは戦いには不十分で、上位争いに加わることは出来なかった。

    レースが5時間目に入った頃、アンソニー・デビッドソンの操る#1号車が遭遇したアクシデントが、トヨタ唯一の躓きでした。GTカーと接触してフロントカウルを壊し、その後ハンドリングに問題が生じた。その結果、#1号車はガードレールに接触し、左後輪のサスペンションにダメージを負った。緊急ピットインで13分かけて前後のボディカウルと壊れたサスペンションを交換、5周遅れでレースに復帰した。

    このアクシデント以外では大きな問題は生じなかったが、先頭集団に追いつけなかったことが一番大きなフラストレーションになった。加えて、20時間に渡るドライコンディションでのレースは、奇を衒った作戦を許さず、コンスタントで高い信頼性、そしてミスのないピット作業が求められた。24時間の休みない戦いは、ピットクルーに大きな肉体的負担をかけたが、彼らはそれを見事に克服した。

    レースが21時間を過ぎた頃、サルト・サーキットは小雨に濡れたが、レース展開に影響を及ぼすほどのものではなかった。この時点では2台のTS040 HYBRIDは7位、8位を走行していましたが、終盤の#9アウディの後退で、#2号車が6位に上がることが出来た。チェッカーフラッグを受けたドライバーは、#2号車がブルツ、#1号車がブエミだった。成績は不満の残るものでしたが、2台共に以前のル・マンでトヨタ車が走破した距離を超えている。

    佐藤俊男 チーム代表
    最初に、素晴らしい戦闘力で見事に目標達成を果たしたポルシェを祝福したいと思います。結局、我々のTS040 HYBRIDは、今年のル・マンで表彰台を勝ち取るだけの十分な速さを示せませんでした。懸命に、予選でのライバルとのギャップを埋めて来ましたが、まだ互角に戦うまでに至らなかったのが残念です。この結果に満足することは到底出来ませんが、チームが一丸となったプロとしての働きぶりと献身的な頑張りには非常に感謝しています。厳しい道のりでしたが、我々は決して諦めませんでした。レース序盤の#1号車の接触はさておき、大きなミスも無く、TS040 HYBRIDも良く走ってくれました。さらに強くなったトヨタとして、2016年のル・マンに戻ってこられるよう、これから準備を始めます。

    TS040 HYBRID #1号車
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    17時間経過時点(セバスチャン・ブエミ): 8位 267周
    18時間経過時点(セバスチャン・ブエミ): 8位 283周
    19時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 8位 300周
    20時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 8位 316周
    21時間経過時点(中嶋一貴): 8位 333周
    22時間経過時点(中嶋一貴): 8位 353周
    23時間経過時点(セバスチャン・ブエミ): 8位 368周
    最終結果 8位(首位と9周差)、386周、ピットストップ29回、最速ラップ3分20秒896
    グリッド:8番手

    アンソニー・デビッドソン
    今年のル・マンで表彰台に登れなかったのは非常に残念です。とても強力なライバルに直面し、これまで以上に厳しい戦いになるだろうことは分かっていました。しかし、ライバルは想像以上に強力でした。我々は一丸となって強さを取り戻さなくてはなりません。今年のことは忘れて、我々はもう来年のル・マンについて考えています。

    セバスチャン・ブエミ
    レース全体の内容と結果には本当に失望しています。我々には高い信頼性があり、技術的な問題は起こりませんでした。ピットクルーも、アクシデントの後に迅速にコースに戻してくれるなど、素晴らしい仕事をしてくれました。最終的に、我々の結果は私たちのペースに値するものだったと思います。勝利に値するレースを戦ったポルシェを祝福します。

    中嶋一貴
    TOYOTA GAZOO Racingにとって厳しいレースでした。容易いル・マンなど想像さえ出来ませんが、今日のポルシェを見ていると簡単だと勘違いさえするかもしれません。しかし、実際は非常に難しいレースです。我々の#1号車はセットアップが決まっており、我々なりに満足のいくレースが出来たと思います。ただ、スピードは足りませんでした。しかし、チームの結束力とやる気は非常に強く、レース終了までまったく手を抜くことなく戦いました。この気持ちは重要です。厳しかった今年のル・マンですが、来年に向けての再出発のスタート地点です。もう、やるしかありません。

    TS040 HYBRID #2号車
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    17時間経過時点(アレックス・ブルツ): 7位 269周
    18時間経過時点(アレックス・ブルツ): 7位 285周
    19時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 302周
    20時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 318周
    21時間経過時点(マイク・コンウェイ): 7位 335周
    22時間経過時点(マイク・コンウェイ): 6位 351周
    23時間経過時点(マイク・コンウェイ): 6位 370周
    最終結果 6位(首位と8周差)、387周、ピットストップ30回、最速ラップ3分22秒633
    グリッド:7番手

    アレックス・ブルツ
    我々がレース中にピットへ入ったのは燃料補給とタイヤ交換だけで、他にはまったく問題はありませんでした。しかし、優勝車から6周も遅れているのですから、性能は明らかに劣っていたということです。何をどう改良して行けば良いかは明確に分かっており、来年のル・マンまでには丸まる1年あります。レースの流れに関しては残念としか言いようがありませんが、我々は#2号車に関して出来ることに集中して仕事をし、その点に関しては完璧だったと思います。

    ステファン・サラザン
    我々チームの全員にとって、非常に難しいレースでした。何とかなるようなペースではありませんでした。我々はTS040 HYBRIDの強さを見せることが出来ました。2台とも何の問題もなく、チームクルーも本当に良く頑張ってくれたことが、次につながるポイントだと思います。ポルシェやアウディに対しては、彼らの素晴らしい働きと我々が来年トップを狙う際の大変なモチベーションを与えてくれたと思っています。

    マイク・コンウェイ
    今回は私にとって、トヨタと共にLMP1でのル・マン24時間レースを戦う初めての機会で、多くのことを学びました。我々はとにかくミスをせず、着実に走り続けました。本当に自分たちとの戦いでした。プッシュし続け、最後には追い上げて来た3台目のアウディとのバトルとなりました。充分なギャップを保つためにハードプッシュを続けなくてはならず、エキサイティングなレースでした。同じ時、中嶋は私の前方を走っており、ラップタイムで不思議なバトルをすることになりました。ポルシェの成し遂げた偉業を祝福します。

  • トヨタ、グリッド4列目から決勝レースへ / ル・マン24時間レース

    トヨタ、グリッド4列目から決勝レースへ / ル・マン24時間レース

    トヨタの2台のTS040 HYBRIDは、6月13日(土)の午後3時(日本時間午後10時)にスタートを切る第83回ル・マン24時間レースをグリッド4列目からスタートする。#2号車が7番手、#1号車が8番手グリッドからのスタート。

    今年のル・マン24時間レースは、トヨタが初めてル・マンに参戦してから30年目にあたり、その間に出走したトヨタ車は42台を数えることになった。

    10日(水)に行われた第1回の公式予選同様、11日(木)に行われた2時間ずつ2回、計4時間に及ぶ予選でも、2台のTS040 HYBRIDはレースに向けてのセットアップとタイヤ選択を中心にプログラムをこなした。

    ル・マンのスターティンググリッドは3回の公式予選における最速ラップタイムによって決まるが、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの乗るTS040 HYBRID #2号車は、水曜日の予選で記録した3分23秒543で7番手グリッドを獲得した。一方のアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴が操る#1号車は、同じく水曜日の予選で中嶋一貴の記録した3分23秒767のタイムでグリッド8番手が決定した。このタイムはチームメイトの#2号車から0秒224遅れだった。

    大雨が予想された今日の予選2日目だったが、実際には雨は降らず、暑く湿気の多い中で走行が始まった。2週間前に行われた公式テストデー、そして昨日の予選1日目が共に雨に祟られたこともあり、今日の好天はドライ・コンディションでの走行の機会を得たという大切な意味があった。しかし、最初の予選セッションはGTクラス車両のアクシデントで予定より早く赤旗終了となり、その対策として主催者は最後のセッションの開始時間を30分早めた。

    最後となる公式予選3回目は夕暮れから夜にかけて行われた。天候が安定していたために走行条件は良かったが、黄旗が多く出されたこともあり、LMP1クラスはいずれもタイムアップを図ることは出来なかった。セッション中には赤旗中断もあったが、2台のTS040 HYBRIDはレースに向けてのプログラムを全てこなせたことで自信を持って決勝レースに臨むこととなった。

    佐藤俊男 (チーム代表)
    はじめに、ポルシェの見事なポールポジション獲得に敬意を表します。彼らは非常に速いペースで予選を席巻しました。我々は着実にTS040 HYBRIDの最適化を進め、いくつかのセッティング変更を試すと共に、タイヤの特性について詳細な点まで評価を進めました。決勝レースでのライバルとのギャップは、予選ほどは大きくないと考えています。チームは懸命な努力でル・マンへの準備を進めて来ており、最後の準備を行う時間はもう僅かですが、TS040 HYBRIDをこの週末へ向けてベストなコンディションに仕上げられたことは間違いありません。接近した、エキサイティングなレースになると思います。

    TS040 HYBRID #1号車
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    公式予選1回目(水曜日): 8番手(3分23秒767)25周
    公式予選2回目(木曜日): 7番手(3分25秒233)20周
    公式予選3回目(木曜日): 8番手(3分24秒562)30周
    スターティンググリッド8番手

    アンソニー・デビッドソン
    もし我々が本当に予選に集中していれば、もっと接近したタイムが出せたと思います。しかし、それは我々の目標ではありません。我々は、レースウィークを通してバランス向上に集中して来ましたが、決勝レースに向け、達成出来たと思っています。チームも、ドライバーも、予定していた全てをやり遂げました。決勝レースへ向けて気合いは充分ですし、あとはどうなるのか見守るだけです。

    セバスチャン・ブエミ
    我々は予選でのタイムアタックを狙いませんでした。決勝レースでのスティント走行に集中し、上手く仕上げられたと思っています。あとは最終的な準備をするだけであり、決勝レースでは、良い戦いが出来ると思います。確かに我々はペースで若干の後れを取っていますが、決勝レースでは逆に、接近戦になるだろうと思っています。TS040 HYBRIDの感触は非常に良く、決勝レースがスタートする土曜日が楽しみです。素晴らしい仕事でポールポジションを獲得したポルシェには祝福を送ります。

    中嶋一貴
    今日は私にとっては、ちょっとトリッキーな一日でした。私がドライブしている時の路面は、土や埃が出ているという悪条件で、感触もあまり良くありませんでした。それだけに、アンソニーから、最後は満足いく仕上がりになったと聞いて喜んでいます。それは決勝レースへ向けて良い兆候です。あとはチーム一丸となって、ミスを犯さず、信頼性のトラブルにも見舞われることなくプッシュし続ければ、結果はついてくるでしょう。

    TS040 HYBRID #2号車
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式予選1回目(水曜日): 7番手(3分23秒543)23周
    公式予選2回目(木曜日): 8番手(3分26秒380)15周
    公式予選3回目(木曜日): 7番手(3分23秒738)29周
    スターティンググリッド7番手

    アレックス・ブルツ
    ポルシェ#18号車のポールポジション獲得と素晴らしい仕事を称えたいと思います。我々は、最後の2回にわたる予選セッションを通して、計画通りの準備を進めました。 予定していた全てを終え、タイヤと空力についても学び、全力を発揮するためのセットアップを煮詰めることが出来ました。あくまで決勝レースを見据えています。

    ステファン・サラザン
    決勝レースへの準備は出来たと思います。我々は予選でのポールポジション狙いは行いませんでしたが、それはこの週末へと重要なことではありません。従って、決勝レースで最強の車を得るために全精力を注ぎました。ライバル達は本当に速かったですが、去年を思い返すと、このレースでは、速い車が全てではありません。私は決勝レースで数時間が経過してからの状況へと照準を合わせています。

    マイク・コンウェイ
    今日は夜間走行で更に得るものがあり、良かったと思っています。昨日よりも夜間での走行リズムが良く感じられました、準備は上手く進めています。セットアップを更に磨き込むためにやることはまだ少しありますが、予選セッション終了の頃にはやることは全て出来たので満足しています。

    関連:ル・マン24時間レース 2015:テレビ放送&ライブ配信スケジュール

  • トヨタ、予選初日は7番手と8番手 / ル・マン24時間レース

    トヨタ、予選初日は7番手と8番手 / ル・マン24時間レース

    トヨタは、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦ル・マン24時間レースを前に、6月10日(水)に行われた公式練習と公式予選第1回目において、決勝レースに目標を定めたプログラムを設定し、予選タイムよりもセットアップとロングスティントにおけるタイヤの状態を見極める走行を繰り返した。

    その結果、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイが操るTS040 HYBRID #2号車は暫定予選7番手、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の#1号車は暫定8番手のタイムとなった。

    全参加台数56台のル・マン24時間レースにおいて、LMP1クラス参加車は14台。公式予選第1回目が始まる頃にはサーキットには夕暮れが迫ったが、誰もがポールポジションを狙って最速の1周に賭けるアタックを始めた。予選開始から1時間、セッションは赤旗で一時中断。セーフティバリアの整備で約30分の中断となった。そして残り15分となった頃、中嶋一貴とステファン・サラザンがドライブする2台のTS040 HYBRIDは、それぞれが記録していたタイムを短縮してチェッカーフラッグを受けた。

    予選を前に、公式練習が始まった午後4時にはコースは雨で濡れた状態だった。2台のTS040 HYBRIDはウェットタイヤを装着して練習走行を開始し、多くの貴重なデータを収集した。その後、コースが乾き始めるとウェットタイヤからインターミディエイトに、そしてドライタイヤへと変更。そして、ドライタイヤに交換して数周後にはセバスチャン・ブエミが2週間前のテストデーに記録したベストタイムを更新することに成功した。

    予選が始まって暫くして再び雨が降り始めると、またしてもアクシデントが発生、セッションは赤旗中断になった。このハプニングにもかかわらず、2台のTS040 HYBRIDは合計78周、1063kmの距離をトラブル無く走破した。

    公式予選2日目は、6月11日(木)に2時間のセッションが2度行われる(午後7時、午後10時:現地)。予選終了後の翌6月12日(金)の午後には、ル・マン市街中心部で恒例のドライバーパレードが行われ、世界中から集まった観衆とドライバーの交流が繰り広げられる。決勝レースは13日(土)午前9時(現地)から45分のウォームアップセッションを終了した後、午後3時(日本時間午後10時)にスタートを切り、24時間の長い戦いに突入する。

    TS040 HYBRID #1号車
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    公式練習:  7番手(3分24秒763)41周
    公式予選1回目: 8番手(3分23秒767)25周

    アンソニー・デビッドソン
    ほとんどがウェットコンディションだった先日のテストデーの後、今日やっとドライコンディションを何周か経験出来たのが良かったです。TS040 HYBRIDは乗りやすく、特に問題も無いので、納得の行くスタートは切れたと思います。我々は、第2戦スパでの結果も踏まえ、レースモードでのパフォーマンス向上に100%集中しており、予選は狙っていません。しかし、まだまだ今週末への道のりは遠く、今年のル・マン24時間レースも、土曜・日曜が勝負であり、予選ではありませんので頑張りたいと思います。

    セバスチャン・ブエミ
    スパの結果を見る限り、我々はアウディやポルシェといったライバルとは異なり、今日は全てレース用のセットアップに費やしました。まずは、暫定ポール獲得のポルシェにおめでとうと言いたいと思います。可能な限りベストな状態にTS040 HYBRIDを持って行くべく、精一杯努力しています。今日もたくさんの仕事をこなし、多くの情報を得たので、更なる性能向上と、週末にベストなポジションにいられるよう、一生懸命頑張ります。

    中嶋一貴
    今日はTS040 HYBRIDのセットアップと、タイヤの走行距離等、レースの準備をしました。セットアップという点ではTS040 HYBRIDは非常に良く仕上がっていると思います。私のタイムアタックの終わりにトラフィックに引っかかったのはとても残念でしたが、予選は我々の最優先ではありません。不運は決勝で来るより、予選で来る方が良いと思います。

    TS040 HYBRID #2号車
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習: 8番手(3分25秒537)37周
    公式予選1回目: 7番手(3分23秒543)23周

    アレックス・ブルツ
    決勝レースへ向けたいくつかの作業を行い、TS040 HYBRIDのバランスに関しては良い方向に向かっています。1年ぶりのル・マンでの夜間走行でしたが、乱反射や他車のライトに慣れるのに、毎年数周を要します。レースウィークの走行を重ねる間に、夜間走行での必要な情報と、そうでないものを上手く見分けられるように学んでいくのが、いつものル・マンでのプロセスです。明日の天候も微妙ですが、全力を尽くします。

    ステファン・サラザン
    TS040 HYBRIDの感触は良く、決勝レースへ向けて非常に多くの作業をこなしました。バランスの面での改善を進められたと共に、タイヤについても更に理解を深めることが出来、タイムシートの結果はともかくとして、建設的な一日でした。ポルシェは非常に速く、暫定ポールポジション獲得を祝福します。我々は予選よりも、決勝レースへと全力を尽くします。明日も懸命な努力を続け、どこまで行けるか結果を待ちたいと思います。

    マイク・コンウェイ
    私にとって初体験となる、LMP1カーでのナイトセッションを走れて良かったです。しかし、不運なことに30分ほどの赤旗中断があり、望んでいただけの充分な周回は出来ませんでした。明日の夜こそは充分に走り込まなくてはなりません。ステファンは予選終盤に好タイムをマークしてくれましたが、我々は一発のタイムアタックを優先するのではなく、決勝レースを見据えています。

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