タグ: トヨタ

  • トヨタ | 2019年 WRC 第3戦 ラリー・メキシコ プレビュー

    トヨタ | 2019年 WRC 第3戦 ラリー・メキシコ プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、3月7日(木)から10日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC) 第3戦ラリー・メキシコに、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#10号車)、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(#5号車)の、3台のヤリスWRCで参戦。クルマに大きな負荷がかかるラリー・メキシコに、チームは入念な準備をして臨み初優勝を目指す。

    第2戦ラリー・スウェーデンではタナック/ヤルヴェオヤ組が優勝し、ドライバー選手権とコ・ドライバー選手権でトップに立った。同時に、チームもマニュファクチャラー選手権で首位に浮上した。そして迎える第3戦ラリー・メキシコは、今シーズン最初のグラベル(未舗装路)ラリー。競技の中心となるサービスパークは、メキシコ中央高地グアナファト州のレオンに置かれ、その周辺の山岳および丘陵地帯が戦いの舞台となる。SS(スペシャルステージ)が展開される地域の標高は全体的に高く、最高地点は2,737mに達する。標高が高いエリアでは空気中の酸素の量が減るため、エンジンの出力は通常20%程度低下する。また、最高気温は摂氏30度前後と高いためエンジンの温度が上がりやすく、高い冷却性能が要求される。

    チームは過去2年、このラリーでオーバーヒートに苦しみ上位フィニッシュを果たせていないが、今シーズンは対高地、対高温対策を例年以上に入念に施して臨むう。ラトバラとミークは以前にラリー・メキシコでの優勝経験があり、ミークは昨年も総合3位でフィニッシュしている。タナックはドライバー選手権トップとなったため、最初にグラベルステージを走行する金曜日に関しては、出走順が1番手となる。ラリー・メキシコのステージは通常その大部分がドライコンディションであり、道の表面はルーズグラベル(滑りやすい砂利)で覆われている。そして、先頭走者はそれを掻きながら走らなくてはならないため、後続の選手よりもタイヤのグリップ力が得にくい、かなり不利な路面コンディションでの走行となる。

    ラリーは、今年も古都グアナファトの中心部で開幕。3月7日(木)の夜に、デイ1として全長1.14kmの市街地SSが1本行なわれる。本格的なグラベルステージは翌日のデイ2から始まり、全長31.57kmのエル・ショコラテ(SS2/5)を含む8本のSSが行なわれる。9日(土)のデイ3は全部で9本のSSが設定され、そのうちオタテス(SS11/14)は今大会最長となる全長32.27kmのステージ。ラリー最終日10日(日)のデイ4は、3本のグラベルSSを走行。最終ステージのラス・ミナス(SS21)は、トップ5タイムを記録した選手にボーナスの選手権ポイントが付与される「パワーステージ」に指定されている。ラリーは4日間で21本のSSを走行し、その合計距離は313.87km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1,003.49kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    我々はスウェーデンで素晴らしい勝利を手にしましたが、メキシコでも良い戦いができると確信しています。高い標高と高い気温により、これまでは常に厳しい戦いを強いられてきました。しかし、この1年の間に、そのような状況におけるクルマの信頼性とパフォーマンスの両方を向上させるべく、多くの作業を重ねてきました。特に、冷却系については力を入れて開発しました。先週スペインで行なった事前テストはとてもうまく行きましたので、準備は十分にできていると思います。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    スウェーデンの優勝は我々にとって素晴らしい経験でしたが、すぐに焦点をメキシコに切り替えました。スウェーデンの翌日月曜日から2日間グラベルテストを行なうため我々はスペインに直行しました。テストでは多くの異なることを試し、メキシコに向けてできる限りの準備をしました。チーム全員が一生懸命働いてきたので、メキシコではきっと競争力があるはずです。選手権のリーダーなので、私は金曜日のステージを最初に走らなくてはなりません。簡単ではないでしょうが、昨年のメキシコでは出走順が早いスタートからでも良い結果を得ることが可能だと理解したので、頑張りたいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車)
    メキシコを待ち遠しく思います。特に、フィンランドの冬の終わりに暖かい日差しを浴びることが楽しみです。ここまでのところ、私が望んでいたようなシーズンスタートとはなっていません。しかし今回のメキシコではポジティブな要素があります。それは金曜日の出走順が8番手と、有利な位置からスタートできることです。先週はスペインでとても良いテストができました。クルマは昨年のラリー・オーストラリアで優勝した時とほぼ同じセッティングで、いくつか小さな調整を加えました。もっとも重要なのは、高い標高と高い気温に対する準備が完全にできていると、我々チームが自信を持って臨めることです。

    クリス・ミーク(ヤリスWRC #5号車)
    先週スペイン南部で2日間テストを行ないました。フィンランド以外のグラベルコースでヤリスWRCを運転するのは初めてでしたが、私にとっては本当に意味のあるテストで、クルマはとても運転しやすく感じました。ここ数年、メキシコでは良い戦いができています。2017年は優勝し、昨年は優勝争いに加わり3位でフィニッシュしました。今回は違うクルマですが、再び勝利のために戦えることを願っています。モンテカルロとスウェーデンは非常に複雑なコンディションで、簡単にミスをしてしまうようなイベントでした。しかし、メキシコは通常コンディションが前2戦よりも安定しているので、楽しみです。

  • トヨタ、「GR Supra GT4 Concept」をジュネーブモーターショーで公開

    トヨタ、「GR Supra GT4 Concept」をジュネーブモーターショーで公開

    トヨタは、「GR Supra GT4 Concept」をジュネーブモーターショーで世界初公開する。

    「GR Supra GT4 Concept」は、TOYOTA GAZOO Racing初のグローバルモデル「GR Supra」をベースとしたレーシングスタディモデルの一つとして製作。新型スープラを活用したカスタマーモータースポーツの可能性を検討するため、欧州のモータースポーツ活動拠点であるトヨタモータースポーツ有限会社(Toyota Motorsport GmbH)が開発を担当した。

    トヨタがグローバルで推進する「もっといいクルマづくり」の取り組みのもと、モータースポーツを愛する世界中のお客様が気軽にレースを楽しんで頂けること、そしてモータースポーツへの挑戦とそこから得られるフィードバックによりさらにクルマを鍛えることを目指し、TOYOTA GAZOO Racingはカスタマーモータースポーツに、より一層力を入れていく。

    GT4は欧州や米国でも人気を博しているカスタマーモータースポーツカテゴリーの一つで、市販車に改造を加えたレース仕様車をお客様が購入し、スーパー耐久シリーズやVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)など世界中のさまざまなレースに参戦することができる。新型スープラは市販車においても軽量、低重心、高剛性などの性能を有しており、カスタマーモータースポーツのベース車両としても相応しいクルマとなっている。

    このコンセプトカーは、市販車からさらなる軽量化を図るとともに、ロールケージ、サスペンション、ブレーキ、リアウィングなどのレース専用部品を装着している。

    世界のモータースポーツシーンで活躍していたスープラは、今後もその伝統を引き継いでいく。今年は、NASCARエクスフィニティ・シリーズに加え、ニュルブルクリンク24時間耐久レース(SP8Tクラスを予定)に参戦。また、2020年にはSUPER GTのGT500クラスにも参戦する計画となっている。

    TOYOTA GAZOO Racingは、新型スープラのモータースポーツでの活躍の場をさらに拡大するとともに、そこで得られた知見やノウハウを、「もっといいクルマづくり」に活かしていく。

    第89回ジュネーブ国際モーターショーはスイス・ジュネーブで3月7日(木)から17日(日)に開催される。

    TOYOTA GR Supra GT4 Conceptトヨタ GRスープラ GT4 コンセプトトヨタ GR スープラ GT4 Concept

  • WRC | ラリー・スウェーデン 結果:トヨタのタナックが今季初優勝

    WRC | ラリー・スウェーデン 結果:トヨタのタナックが今季初優勝

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第2戦 ラリー・スウェーデンの競技最終日となるデイ4が2月17日(日)にトルシュビーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が優勝。チーム加入2戦目のクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は総合6位で、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は総合21位でフィニッシュし、ヤリスWRCは全車が完走を果たした。

    ラリー・スウェーデン最終日のデイ4は、サービスパークの北側で2本のSSを行ない、その後サービスパークのすぐ横でパワーステージを1本走行するステージ構成だった。デイ3で総合2位の選手に54.5秒差を築いたタナックは、最初の2本のステージを注意深く走り、最終のパワーステージでは2番手タイムの選手に3.5秒差をつけるベストタイムを記録。ボーナスの選手権ポイントを5点獲得し、完璧な勝利を飾った。タナックは今回がスウェーデン初優勝であり、初めて選手権をリードする立場になった。また、チームにとってはWRC復帰初年度の2017年以来、2回目のスウェーデン制覇となった。

    総合6位でデイ4に臨んだミークは、最後までしっかりと順位を守りフィニッシュ。週末を通して厳しい戦いが続いが、確実な走りで選手権ポイントを獲得し、チームはライバルと1ポイント差ながらマニュファクチャラー選手権首位に立った。また、ラトバラは金曜日のデイリタイア後再出走を果たし、デイ3では総合25位に浮上。デイ4では最初のSSでベストタイムを記録するなど、調子を取り戻してラリーを戦い終えた。なお、プライベーターとしてヤリスWRCで出場したベテランドライバー、マーカス・グロンホルムは久々のWRC復帰戦を完走で締めくくった。

    次戦のWRCは、3月7日から10日にかけて開催される第3戦ラリー・メキシコ。メキシコのステージはグラベル(未舗装路)で、雪道が舞台となった開幕2戦とは大きく異なる路面での戦いとなる。ステージはメキシコ中央部の都市レオン周辺の高地に展開し、最高地点の標高は2,737mに達する。そのため空気がかなり薄い状態となり、エンジンはパワーが通常よりも20%程度ダウンする。また、外気温は摂氏30度前後に上昇するため、例年「熱」が大きな問題となる。さらに、路面は全体的に滑りやすいルーズグラベルで覆われているため、出走順が前方の選手は不利な路面コンディションでの走行を強いられる。

    豊田 章男(チーム総代表)
    今シーズンの2戦目となるラリー・スウェーデンでタナック選手、ヤルヴェオヤ選手が優勝しました。今季の初勝利をもたらしてくれた2人の選手とチームのみんなに”おめでとう”と”ありがとう”を伝えたいと思います。そして、応援いただいたファンの皆様、パートナーの皆様にもお礼申しあげます。ありがとうございました。一昨年、WRC復帰からの2戦目であったスウェーデンでの初優勝は、私の想像を超えるものでした。その時の驚きと喜びは今も鮮明に覚えています。今回のラリー・スウェーデンでは序盤から常に優勝争いに加わりながらの戦いでした。初優勝を遂げた一昨年の戦い方、悔しい想いをした昨年の戦い方を思い出しながら、今年の戦いを見ていると改めてチームとしての成長を感じます。チームを引っ張り続けているマキネン代表へ、改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。今大会の表彰台ではタナック組の横に、私にとっては見慣れないレーシングスーツ姿のラッピ選手、フェルム選手が立っていました。やはり、ラトバラ組やミーク組にそこに立っていて欲しかったという悔しさはありますが、“少し”嬉しさも感じました。昨年まで一緒に戦った彼らの笑顔がそこにあったことが嬉しく感じた理由のひとつであることは間違いありませんが、一方で、強力なライバルとして彼らがいるということに嬉しさを感じたのかもしれません。次はチームのドライバー全員が彼らより高いところに立っていたい…。マキネン代表はじめチームのみんなも私と同じように、強くそう感じてくれていると思います。そして、それが負け嫌いのTOYOTA GAZOO Racingにとって次への大きな力になっているだろうということを感じた、嬉しさなのだと思います。 シーズンは、まだ始まったばかりです。強力なライバル達とも切磋琢磨しながら、これからもTOYOTA GAZOO Racingは戦ってまいります。引き続き、応援をよろしくお願いいたします。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今シーズン2戦目で優勝し、両選手権をリードするなど素晴らしいラリーになりました。オットは週末誰よりも速く、このような難しいコンディションでどのように走ったら良いのかを皆に示しました。彼は今、本当に強いドライバーだと思いますし、タイトルを取るために集中していた20年前の自分を見ているようです。クリスとヤリ-マティにとっては困難な週末になりましたが、彼らもまた我々のクルマのスピードと、信頼性の高さを証明してくれたと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    とても良い週末でした。我々にとっては金曜日が鍵で、あのような路面コンディションでタイムロスを最小限に抑えなくてはなりませんでした。しかし、土曜日は良いリズムを保ち、ミスをしないように走るだけで十分でした。今日はパワーステージのためにタイヤを温存し、パワーステージでは思い切りプッシュしました。自分でも良い走りができたと思いますし、全てがうまく進んだのでリラックスしてドライブする事ができました。我々のチームは本当に強く、だからこそシーズン序盤に良い結果を得られたのだと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    今朝の最初のSSは、今回のラリーでもっとも良いステージでした。路面はしっかりと凍り、両側には雪壁もありました。流れるように高速な道には多くの起伏があり、運転がとても楽しく感じられ、良いリズムを取り戻す事もできました。最後のパワーステージではポイントを獲得して良い形でラリーを終えたかったのですが、非常に難しい路面コンディションで、特にステージの最後の部分は大量の雪と解けた雪で困難な状況でした。気持ちは既に切り替わり、今はもう次のラリー・メキシコを楽しみにしています。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    今朝のステージは全体が氷で覆われ、運転を楽しめるような良いコンディションでした。今日の自分の目標は、総合7位のセバスチャン・ローブ選手の前でフィニッシュする事でしたが、タイム差を拡げられたので満足しています。パワーステージではクルマの左前に大きな衝撃を受け、その後は運転に苦労しました。今週末の暖かな気候により、路面は私がテストで走った時と大きく異なり、そのため力を十分に発揮できませんでした。それでも、最後はチームのためにポイントを獲得できたので良かったと思います。

    ラリー・スウェーデン デイ4の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 2h47m30.0s
    2 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +53.7s
    3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +56.7s
    4 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1m05.4s
    5 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +1m08.2s
    6 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +1m38.8s
    7 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +1m49.7s
    8 ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +3m37.7s
    9 オーレ・クリスチャン・ヴェイビー/ヨナス・アンダーソン (フォルクスワーゲン ポロ GTI R5) +6m34.0s
    10 ヤンネ・トゥオヒノ/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +8m21.4s
    21 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +14m44.4s

  • WRC | ラリー・スウェーデン 2日目:トヨタのタナックが総合2位に浮上

    WRC | ラリー・スウェーデン 2日目:トヨタのタナックが総合2位に浮上

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第2戦 ラリー・スウェーデンの競技2日目デイ2が2月15日(金)にトルシュビーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合2位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合8位に順位を上げた。なお、デイ2の最終ステージ開始時点で総合2位につけていたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は、コースオフによりデイリタイアとなったが、ラリー2規定に基づきデイ3で再出走する。

    ラリー・スウェーデンのデイ2は、サービスパークから遠く離れた隣国ノルウェーで多くのステージが行なわれた。午前中は路面の雪が硬く締まっており、タナックは3本のSSのうち2本でベストタイムを記録。総合1位で午前中の走行を終えた。しかし、午後に入って気温が上昇すると、路面の雪や氷が解けて下からグラベル(未舗装路)が出るなどコンディションが悪化。タナックは不利な出走順によりタイムが伸びず総合3位に順位を下げた。しかし、最終ステージのSS8では挽回し、首位と僅か2秒差の総合2位でデイ2を走り切った。

    午前中のステージで総合3位に順位を上げていたラトバラは、午後1本目のSS5でトップに立った。その後、ライバルと激しい首位争いを続けたが、1日の最後のステージでコースアウトしてスタック。復帰することができず、残念ながらデイリタイアとなってしまった。

    ヤリスWRCで臨む2戦目のラリーで、ミークは午前中総合8位に留まったが、午後のステージではペースアップに成功。総合5位に浮上した。しかし、その後SS7のスタートでエンジンがストールしてタイムを失い、総合8位で1日を終えた。それでも総合5位の選手とのタイム差は小さく、デイ3ではトップ5入りを目標に戦う。

    なお、自身のチームである「GRX」からヤリスWRCでプライベート出場の、マーカス・グロンホルムはコースアウトによりSS4でデイリタイアとなったが、デイ3では再出走を予定している。

    競技3日目、2月16日(土)のデイ3は、トルシュビーのサービスパークを中心に8本のSSが行われる。最初の6本のステージはサービスパークの西側に集中し、ラメーン(SS9/SS12)は2016年大会以来の復活となるが、進行方向は以前と逆になる。ハグフォシュ(SS10/SS13)、ヴァルゴセン(SS11/SS14)は多くの観客が集まる名物ステージで、特にヴァルゴセンは有名な「コリンズクレスト」のビッグジャンプで知られている。1日の終わりには、木曜日と同じカールスタードの競馬場でのスーパーSS(SS15)と、サービスパークすぐ横でのトルシュビー・スプリント(SS16)という、2本のショートSSが行なわれる。8本のSSの合計距離は126.18km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は613.31kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今日は非常に難しい路面コンディションでの戦いとなりましたが、我々のクルマは持てる力をきちんと発揮しました。今晩最後のステージでのラトバラのハプニングには皆が肩を落としましたが、彼はそこまで非常よくやっていました。また、オットも出走順を考えると健闘していたと思いますし、順位も素晴らしいと思います。クリスは、このラリーでもクルマに良いフィーリングを感じているようです。午後のステージでは彼のドライビングスタイルと路面のコンディションがマッチし、タイムも向上しました。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    午前中のステージのコンディションは素晴らしく、運転を心から楽しむことができました。午後は真逆のコンディションとなりましたが、このラリーではよくあることです。ですので、厳しいコンディションをただ切り抜けることだけに集中して走りましたが、1日の最後のステージではプッシュし、トップの選手に近づくことができました。ただし雪が深く、タイヤにあまりスタッドが残っていなかったので簡単ではなく、何度かヒヤッとする場面がありました。今日は自分の持つ力を全て出し切りましたが、明日もまた同じようなコンディションでの戦いとなるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    クルマはとても運転しやすく、テーム・スニネン選手と接戦を展開するなど今日は概ね良い1日でした。タイヤに大きな負荷をかける走りを続けスタッドが抜けてしまいましたが、それでも路面の雪が削られてグラベル(未舗装路)にわだちが刻まれているようなステージでは特に問題ありませんでした。しかし最終ステージは凍結した路面の上に雪が多く積もり、そこで激しくプッシュしたところユーズドのタイヤが十分にグリップせず、コースアウトしてしまいました。明日は再出走し、良い運転の感覚を取り戻すことが私にとっては重要です。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    今朝はなかなかペースが上がらず苦労しましたが、午後の再走ステージで状況は好転しました。路面のコンディションは非常に悪く、一部はまるでラリーGBのように大量の泥で覆われ、一部は雪がぐちゃぐちゃに解けてかなり滑りやすい状態でした。残念ながらSS7ではエンジンがストールしてタイムを失い、順位を3つ下げてしまいました。また、その結果明日は出走順が3つ前になってしまいます。ただし、まだ先は長く明日もまた複雑なコンディションになりそうなので、諦めずに頑張りたいと思います。

    ラリー・スウェーデン デイ2の結果
    1 テーム・スニネン/マルコ・サルミネン (フォード フィエスタ WRC) 1h11m05.3s
    2 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +2.0s
    3 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +17.8s
    4 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +28.6s
    5 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +42.0s
    6 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +48.8s
    7 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +52.7s
    8 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +53.1s
    9 ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +1m24.4s
    10 オーレ・クリスチャン・ヴェイビー/ヨナス・アンダーソン (フォルクスワーゲン ポロ GTI R5) +2m39.7s
    29 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +9m51.1s

  • WRC | トヨタ:第2戦 ラリー・スウェーデン 初日レポート

    WRC | トヨタ:第2戦 ラリー・スウェーデン 初日レポート

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC)) 第2戦ラリー・スウェーデンが2月14日(木)に開幕。スウェーデンのカールスタードでスーパーSSが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合4位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合5位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合10位につけ、ヤリスWRCは全車が順調に最初のステージを走り切った。

    ラリー・スウェーデンは、14日の午前中にサービスパークが置かれるトルシュビーの近郊でシェイクダウンが行なわれ、全長6.86kmのステージでクルマの最終確認およびセッティング作業を実施。タナックが2番手タイムを、ミークが4番手タイムを、今回が197回目のWRC参戦となるラトバラが9番手タイムを記録した。そして、夜8時過ぎから、トルシュビーから約100km南に離れたカールスタードの競馬場で、SS1として2台同時スタートのスーパーSSが行われた。氷に覆われた全長1.90kmのコースを、ヤリスWRCは全車が堅実に走り、デイ2へと駒を進めた。なお、プライベーターとしてヤリスWRCで久々のWRC出場を果たした元世界王者マーカス・グロンホルムは、総合8位の好位置でラリーをスタートした。

    競技2日目、2月15日(金)のデイ2は、トルシュビーのサービスパークを中心に7本のSSが行われる。ホーフ・フィンスコグ(SS2/5)とスヴルリア(SS3/6)は隣国のノルウェーが舞台となり、ロイデン(SS4/7)はスウェーデンをスタートしてノルウェーに入り、スウェーデンでフィニッシュという二箇国に展開するステージとなる。また、1日の終わりにはサービスパークのすぐ近くでトルシュビー(SS8)のステージが行なわれる。なお、ステージはロイデンとトルシュビーの終盤数km以外は2018年のデイ2と同一。7本のSSの合計距離は137.41km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は541.05kmとなる。

    トム・フォウラー(テクニカル・ディレクター)
    明日からの本格的なステージに向けて、とても良い準備ができました。今朝のシェイクダウンは順調で、我々のクルマは最初の走行でファステストタイムを3回更新しました。その後、多くのクルマが走り路面コンディションは急激に悪化ましたが、最初の走行時がもっとも実際のSSに近い路面状態だったのではないかと思います。そして、その状態で良いパフォーマンスを発揮できたことに満足しています。今週末は気温が高くなりそうなので、路面の雪と氷の融解が大きな問題となるでしょう。我々は朝の1回目の走行時は出走順が比較的前方で、良いコンディションで走れるため自信を持っています。しかし、2回目のリピートステージではコンディションがかなり悪化すると予想されるので、タイヤをうまくマネージし、できるだけスタッドが抜けないように注意して走る必要があります。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    シェイクダウンでは、2回目の走行時に多くのグラベル(未舗装路)が雪の下から顔を出していました。きっと、タイヤマネージメントはかなり難しくなるでしょう。出走順が前方ならば良いコンディションで走れるので、我々にとっては明日が非常に重要な1日となりますし、良いパフォーマンスを発揮しなくてはなりません。今晩の最初のステージは簡単ではありませんでしたが、問題なく走ることができました。クルマの動きはとても良く、自信を持って走ることができているので、明日からの本格的な戦いに向けて準備は万端です。明朝のステージが今からとても楽しみです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    カールスタードでのラリースタートは常に素晴らしい雰囲気です。今回は自分にとって197回目のWRCスタートだったので、少しプレッシャーを感じましたが問題なく走り終え、今はもう明日からの本格的な戦いに集中しています。ステージには大きな雪壁がありますので、きっと楽しんでドライブできるでしょう。気温が高くなると路面の雪や氷が解けて下からグラベルが現れ、スタッドタイヤに大きなダメージを与えるので、あまり暖かくならないことを願っています。シェイクダウンの最初の走行時、路面が凍結している状態でのクルマのフィーリングは最高でした。そして、その後リピートステージを想定していくつかアイディアを試したので、そのような路面コンディションでどうすべきか、理解することができました。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    カールスタードの最初のステージは非常にトリッキーなので、ミスなくクリーンに走ることが目標でした。ステージに雪は少なく、正直なところあまり運転を楽しむことができませんでした。今朝のシェイクダウンでは調子が良く、最初の2回は良いリズムで走ることができました。しかし3回目の走行時はわだちがかなり深くなっていて、コブで飛ばされて雪壁に突っ込んでしまいましたが、スピードには満足しています。今週末は気温が高くなりそうなので、きっと路面コンディションは複雑になるでしょう。ただ、早朝の硬く凍結している路面では非常に運転しやすいので、明日は朝から頑張って走ります。

    ラリー・スウェーデン デイ1の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) 1m34.9s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +0.8s
    3 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1.1s
    4 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +1.9s
    5 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +2.0s
    6 テーム・スニネン/マルコ・サルミネン (フォード フィエスタ WRC) +2.7s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +3.0s
    8 マーカス・グロンホルム/ティモ・ラウティアイネン (トヨタ ヤリス WRC) +4.1s
    9=エリック・ピエタライネン/ユハナ・ライタネン (シュコダ ファビア R5) +4.4s
    9=クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +4.4s

  • トヨタ | 2019年 WRC 第2戦 ラリー・スウェーデン プレビュー

    トヨタ | 2019年 WRC 第2戦 ラリー・スウェーデン プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、2月14日(木)から17日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンに、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#10号車)、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(#5号車)の、3台のヤリスWRCで参戦。2017年のWRC復帰初年度、2戦目にしてラトバラが勝利を飾った記念すべき1戦で、チームは優勝を目指して戦う。

    ラリー・スウェーデンはシーズン唯一の「フルスノーラリー」。SS(スペシャルステージ)の平均速度は非常に高く、シーズン最速であるラリー・フィンランドに次ぐ2番目のポジションを、他のラリーと毎年競っている。SSは表面が雪や氷で覆われた森林地帯のグラベル(未舗装路)ステージが中心となり、ラリーカーは金属製のスタッド(スパイク)が埋め込まれた雪道専用のタイヤを装着して走行する。雪面が硬く締まっている時は非常に高いグリップ力を得られるが、昨年のように新雪が深く積もるとスタッドが雪面を捉える力が弱まり、早い出走順の選手にとって不利な走行条件となる。また、路肩には雪の壁があり、それをコーナー外側のクッションとして上手く使うことで、より速く大胆なコーナリングが可能となる。ただし雪壁が軟らかい場合はクルマが埋まってスタックすることがあり、また硬すぎる場合はボディやサスペンションにダメージを負う可能性もあるため、硬さの見極めがとても重要になる。

    ラリーの中心となるサービスパークは、昨年と同様スウェーデンのトルシュビーに置かれ、SSは多くの部分が昨年と重なる。ただし一部のステージは走行距離が若干変更され、2016年以来の復活となる新ステージ、SS9/12「ラメーン」は進行方向が以前と逆になるなど、いくつか変更点がある。

    ラリーは2月14日(木)の夜8時過ぎ、カールスタード近郊の競馬場で行われるスーパーSSで競技がスタート。15日(金)はサービスパークを基点に、隣国ノルウェーのステージを含む7本のSSを走行する。16日(土)は人気のビッグジャンプ「コリンズクレスト」で知られる「ヴァルゴセン」のステージを含む8本のSSを走行。ラリー最終日の17日(日)は多くの観客が集う「リケナス」のSSを2回走り、その後サービスパークすぐ近くの「トルシュビー」のパワーステージで幕を閉じる。4日間で19本のSSを行ない、その合計距離は316.80km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1,460.59kmに達する。

    なお、今回はこれまでにラリー・スウェーデンで4勝を飾っているラトバラにとって、記念すべき197回目のWRC出場となる。これは、かつてトヨタのドライバーとして2回WRC王者に輝いたカルロス・サインツの記録を抜き、WRC最多出場回数となる。また、過去に2回WRC王者となったフィンランドの歴史的ドライバー、マーカス・グロンホルムがヤリスWRCで久々にWRC出場を果たす。グロンホルムは自分自身のチームであるGRXからのプライベート出場となり、4台のヤリスWRCが出走するのは今回のラリー・スウェーデンが初となる。

    ラリー・スウェーデンはシーズン唯一の「フルスノーラリー」です。SS(スペシャルステージ)の平均速度は非常に高く、シーズン最速であるラリー・フィンランドに次ぐ2番目のポジションを、他のラリーと毎年競っています。SSは表面が雪や氷で覆われた森林地帯のグラベル(未舗装路)ステージが中心となり、ラリーカーは金属製のスタッド(スパイク)が埋め込まれた雪道専用のタイヤを装着して走行します。雪面が硬く締まっている時は非常に高いグリップ力を得られますが、昨年のように新雪が深く積もるとスタッドが雪面を捉える力が弱まり、早い出走順の選手にとって不利な走行条件となります。また、路肩には雪の壁があり、それをコーナー外側のクッションとして上手く使うことで、より速く大胆なコーナリングが可能となります。ただし雪壁が軟らかい場合はクルマが埋まってスタックすることがあり、また硬すぎる場合はボディやサスペンションにダメージを負う可能性もあるため、硬さの見極めがとても重要になります。

    ラリーの中心となるサービスパークは、昨年と同様スウェーデンのトルシュビーに置かれ、SSは多くの部分が昨年と重なります。ただし一部のステージは走行距離が若干変更され、2016年以来の復活となる新ステージ、SS9/12「ラメーン」は進行方向が以前と逆になるなど、いくつか変更点があります。

    ラリーは2月14日(木)の夜8時過ぎ、カールスタード近郊の競馬場で行われるスーパーSSで競技がスタート。15日(金)はサービスパークを基点に、隣国ノルウェーのステージを含む7本のSSを走行します。16日(土)は人気のビッグジャンプ「コリンズクレスト」で知られる「ヴァルゴセン」のステージを含む8本のSSを走行。ラリー最終日の17日(日)は多くの観客が集う「リケナス」のSSを2回走り、その後サービスパークすぐ近くの「トルシュビー」のパワーステージで幕を閉じます。4日間で19本のSSを行ない、その合計距離は316.80km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1,460.59kmに達します。

    なお、今回はこれまでにラリー・スウェーデンで4勝を飾っているラトバラにとって、記念すべき197回目のWRC出場となります。これは、かつてトヨタのドライバーとして2回WRC王者に輝いたカルロス・サインツの記録を抜き、WRC最多出場回数となります。また、過去に2回WRC王者となったフィンランドの歴史的ドライバー、マーカス・グロンホルムがヤリスWRCで久々にWRC出場を果たします。グロンホルムは自分自身のチームであるGRXからのプライベート出場となり、4台のヤリスWRCが出走するのは今回のラリー・スウェーデンが初となります。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    開幕戦ラリー・モンテカルロではとても良い形でシーズンのスタートを切れたので、ラリー・スウェーデンで優勝を争う準備はできています。昨年は路面のコンディションと出走順が大きく影響し、我々にとっては厳しい戦いとなりました。しかし、今年はライバルと比べて良い出走順ですので、それほど心配はしていません。ここ数週間、フィンランドでテストを行なってきたので準備は万端ですし、我々のクルマはスウェーデンのステージにとても合っていると確信しています。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    スウェーデンに向けて十分な準備ができていると思いますが、このラリーでは週末を通してどのような路面コンディションとなるのかを正確に知る事は困難です。昨年は多くの降雪があり、路肩には大きな雪壁ができるなど典型的なウインターラリーのコンディションでした。しかし、新雪によってタイヤのグリップが十分に得られず、早い出走順だった我々にとっては厳しい状況でした。今年はトップ争いができることを期待しています。スウェーデンのステージは流れるように高速で、もし条件が合えば本当に楽しめるラリーですし、我々のクルマもきっと力を存分に発揮できるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車)
    今年のラリー・スウェーデンは私にとって特別な意味を持つ1戦となります。かつて私は2008年のスウェーデンでWRC史上最年少優勝ドライバーとなり、それから11年後の今年はもっとも経験豊かなWRCドライバーとなります。今、フィンランドでは十分な積雪がありますが、ラリー・スウェーデンでも同様のコンディションとなることを願っています。もしそうなれば、素晴らしいウインターラリーとなるでしょう。2017年にヤリスWRCで初優勝した時のように、優勝争いをできることを期待しています。ただし、そのためにはモンテカルロでは完全には得られなかった、良いフィーリングをつかむ必要があります。

    クリス・ミーク(ヤリスWRC #5号車)
    開幕戦のモンテカルロは私にとってポジティブなスタートとなりましたが、当面の目標は変わりません。クルマについて学び、そしてドライビングを楽しむこと。それが、開幕戦から続くそれぞれ大きくタイプが大きく異なる3つのラリーを戦う上での私の目標です。先週はスウェーデンに向けての充実したテストを、フィンランドで3日間行ないました。雪道用のセットアップで初めての走行でしたが、それは素晴らしい経験でした。とても良いフィーリングが得られましたが、ラリー本番では気温の変化によってコンディションが大きく変わることを忘れてはなりません。できれば、安定した良いコンディションで、皆が楽しめるようなラリーになることを願っています。

  • スーパーフォーミュラ | トヨタ、2019年のチーム・参戦ドライバーを発表

    スーパーフォーミュラ | トヨタ、2019年のチーム・参戦ドライバーを発表

    トヨタは、2019年にスーパーフォーミュラに参戦するチーム体制・参戦ドライバーを発表した。

    2019年、トヨタはTRDより、直列4気筒2リッター直噴ガソリンターボエンジン(Biz-01F)を6チーム11台に供給。タイヤは、横浜ゴム製のワンメイクとなる。

    2019年のトヨタ陣営もホンダと同様にドライバーラインナップにいくつか変更が見られた。

    まずは国本雄資がJMS P.MU/CERUMO・INGINGからKONDO RACINGに移籍。JMS P.MU/CERUMO・INGINGには坪井翔が加入する。

    また、VANTELIN TEAM TOM’Sには、ジェームス・ロシターに代わってニック・キャシディが加入。中嶋一貴とチームを組む。

    そして、TEAM LEMANSにはアルテム・マルケロフが加入。ロシア出身のアルテム・マルケロフは、ロシアン・タイムでGP/F2に5シーズン参戦。2017年には今季からフェラーリのドライバーを務めるシャルル・ルクレールに次ぐ2位でシーズンを終えており、ホンダから参戦するダニエル・ティクトゥム、ルーカス・アウアー、ハリソン・ニューウェイらとの対決が楽しみだ。

    チーム名 # ドライバー
    コンドー レーシング
    (KONDO RACING)
    3 山下 健太(Kenta Yamashita 日本)
    4 国本 雄資(Yuji Kunimoto 日本)
    チーム ルマン
    (TEAM LEMANS)
    7 アーテム・マルケロフ(Artem Markelov ロシア)
    8 大嶋 和也(Kazuya Oshima 日本)
    カロッツェリア チーム ケーシーエムジー
    (carrozzeria Team KCMG)
    18 小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本)
    チーム インパル
    (TEAM IMPUL)
    19 関口 雄飛(Yuhi Sekiguchi 日本)
    20 平川 亮(Ryo Hirakawa 日本)
    バンテリン チーム トムス
    (VANTELIN TEAM TOM’S)
    36 中嶋 一貴(Kazuki Nakajima 日本)
    37 ニック・キャシディ(Nick Cassidy ニュージーランド)
    ジェームス ピーエムユー セルモインギング
    (JMS P.MU/CERUMO・INGING)
    38 石浦 宏明(Hiroaki Ishiura 日本)
    39 坪井 翔(Sho Tsuboi 日本)
  • SUPER GT | レクサス、2019年のチーム体制・参戦ドライバーを発表

    SUPER GT | レクサス、2019年のチーム体制・参戦ドライバーを発表

    トヨタは、2019年のSUPER GTのチーム体制・参戦ドライバーを発表した。

    トヨタは、2019年も前年に引き続きLEXUS LC500を投入。LEXUS GAZOO Racingとして、TRDを通じ6チーム・6台に支援を行っていく。

    2019年のトヨタのラインナップは3人のドライバーが移籍・新規参戦となる。

    まず、山下健太がフェリックス・ローゼンクヴィストに代わってLEXUS TEAM LeMans WAKO’Sに加入。そして、山下健太が抜けたLEXUS TEAM WedsSport BANDOHには坪井翔が加入する。また、LEXUS TEAM SARDにはヘイキ・コバライネンのパートナーとして、小林可夢偉に代わって中山雄一が加入する。

    チーム名 車両名 # ドライバー タイヤ
    レクサス チーム ルマン ワコーズ
    (LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S)
    WAKO’S 4CR LC500 6 大嶋 和也
    (Kazuya Oshima 日本)
    BS
    山下 健太
    (Kenta Yamashita 日本)
    レクサス チーム ウェッズスポーツ バンドウ
    (LEXUS TEAM WedsSport BANDOH)
    WedsSport ADVAN LC500 19 国本 雄資
    (Yuji Kunimoto 日本)
    YH
    坪井 翔
    (Sho Tsuboi 日本)
    レクサス チーム エーユー トムス
    (LEXUS TEAM au TOM’S)
    au TOM’S LC500 36 中嶋 一貴
    (Kazuki Nakajima 日本)
    BS
    関口 雄飛
    (Yuhi Sekiguchi 日本)
    レクサス チーム キーパー トムス
    (LEXUS TEAM KeePer TOM’S)
    KeePer TOM’S LC500 37 平川 亮
    (Ryo Hirakawa 日本)
    BS
    ニック・キャシディ
    (Nick Cassidy ニュージーランド)
    レクサス チーム ゼント セルモ
    (LEXUS TEAM ZENT CERUMO)
    ZENT CERUMO LC500 38 立川 祐路
    (Yuji Tachikawa 日本)
    BS
    石浦 宏明
    (Hiroaki Ishiura 日本)
    レクサス チーム サード
    (LEXUS TEAM SARD)
    DENSO KOBELCO SARD LC500 39 ヘイキ・コバライネン
    (Heikki Kovalainen フィンランド)
    BS
    中山 雄一
    (Yuichi Nakayama 日本)
  • トヨタ、2019/20年シーズンもFIA世界耐久選手権(WEC)の参戦を継続

    トヨタ、2019/20年シーズンもFIA世界耐久選手権(WEC)の参戦を継続

    トヨタは、2019-2020年シーズンもFIA世界耐久選手権(WEC)への参戦を継続することを発表した。

    2018-2019年はスーパーシーズンとなり、本年は第6戦セブリング1000マイル(2019年3月15日)から始まり、2019年の第8戦ル・マン24時間(2019年6月15・16日)が最終戦となる。

    トヨタは、TMGを本拠にTOYOTA GAZOO Racingとして、2台の改良型「TS050 HYBRID」で参戦。日本の東富士研究所で開発されたTHS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)は、これまでの四輪回生/力行システムを踏襲しつつ、エンジン、モーター/ジェネレーター、バッテリー等に更なる信頼性向上が図られている。この活動で得られた技術は、量産ハイブリッド車やEV車開発へと活かされる。タイヤはミシュラン製を使用する。

    また、TOYOTA GAZOO Racingは、FIA世界耐久選手権(WEC)2019-2020年シーズンに2台のTS050 HYBRIDで参戦することを発表。

    全8戦で行われるシーズンは9月1日の英国シルバーストンで開幕し、2020年6月13~14日のル・マン24時間レースが最終戦になる。

    なお、ドライバー構成については後日発表となる。今期8号車のドライバーを務めているフェルナンド・アロンソは、来期もトヨタからWECに参戦することは明言しておらず「五分五分」だと語っている。

  • トヨタ、新型スープラを大阪オートメッセで国内初披露

    トヨタ、新型スープラを大阪オートメッセで国内初披露

    トヨタは、新型スープラを大阪オートメッセで国内初披露する。

    トヨタは、今年1月の2019年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で新型スープラを世界初公開。TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」初のグローバルモデルとなる新型スープラは5代目にあたり、2002年に生産終了してから17年ぶりの復活となる。

    初代スープラが1978年に誕生して以降、どの世代でも直列6気筒エンジンを積んだFR車であったことは共通しており、新型でもこの2つを継承した。加えて今回、「ホイールベース」「トレッド」「重心高」の3つの基本要素にこだわり、ピュアスポーツカーにふさわしいハンドリング性能を実現した。

    トヨタは、2/9(土)からインテックス大阪で開催される大阪オートメッセで新型スープラを国内初披露。また、2020年からのSUPER GT参戦にむけたコンセプトカーのGRスープラ スーパーGT コンセプト、FIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦するトヨタ・TS050ハイブリッド、世界ラリー選手権(WEC)に参戦するヤリス・WRCのレプリカなどを展示する。