タグ: ディフューザー

  • トヨタF1 「マシンの合法性を確信していた」

    トヨタF1 「マシンの合法性を確信していた」

    トヨタF1チームは、15日に合法と判断されたディフューザーの判決に対して声明を発表した。

    トヨタモータースポーツ有限会社(TMG)は、我々の車のリアディフューザーに関するオーストラリアグランプリ大会審査委員会の決定が、FIA国際控訴裁判所から支持され喜んでいる。

    一貫して主張してきたように、我がチームは2009年の新レギュレーションを正しく解釈するために、一言一句、正確に詳細に検討した。

    また、我々の技術レギュレーションの解釈が正しいことを確認する為に、FIAへの相談も充分に行なってきた。

    それ故、我々の車のデザインが、最初にオーストラリアとマレーシアの大会審査委員会によって、後にFIA国際控訴裁判所によって合法と確認されるだろうと確信していた。

    山科忠 (TMG会長兼チーム代表)
    「私はFIA国際控訴裁判所がこの判決を下すと確信していたし、満足している。開発途中でFIAに相談しながら、正確に詳細に技術レギュレーションを検討してきたので、我々の車が合法であることに全く疑う余地がなかったことを強調しておきたい。今回はF1にとって試練の期間であったが、この問題が終結して嬉しい。これでエキサイティングなレース活動に集中できる。」

    関連:FIA、問題のディフューザーを合法と判断 - 2009年4月15日

  • FIA、問題のディフューザーを合法と判断

    FIA、問題のディフューザーを合法と判断

    FIA国際控訴裁判所は、ブラウンGP、トヨタウィリアムズが使用するディフューザーを合法と発表した。

    14日の公聴会のあと、裁判官によって夜通しで審議された結果、ICAはオーストラリアGPでフェラーリ、レッドブル、ルノーによって申し立てられた異議を却下した。

    「FIA国際控訴裁判所は、2009年3月26日のオーストラリア・グランプリのスチュワード団による16〜24番の裁定および2009年FIAフォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップのポイントに対して提出された控訴を却下することを決めた」

    「裁判所は、聴取した意見および提出された証拠に基づき、問題のマシンが適用される規約に従っていると判断したスチュワードは正しいと結論した」

    関連:F1 ディフューザー問題

  • ルノー、新ディフューザーを準備

    ルノー、新ディフューザーを準備

    ルノーが、問題となっているディフューザーを独自開発して搭載の準備を整えており、早ければ中国GPでの投入が可能であることをルノーの代理人が明らかにした。

    ルノーの代理人として14日(火)パリで開催されたディフューザーに関する公聴会に参加したアンドリュー・フォード弁護士は、FIAの国際控訴裁判所の審判員に、ルノーはこのコンセプトの開発を開始しており、FIAの代表者に合法性を問い合わせたと述べた。

    「ルノーはチャンスを逃したわけではない・・・FIAが非合法と言ったからだ」とフォード弁護士は述べた。

    さらに、理論的には今週末の中国GPから設計の初期段階のディフューザーを搭載することが可能であることを明かし、問題のディフューザーを許可したスチュワードの決定に対する控訴を退けるべきだと述べている。

    オーストラリアで、ルノー、フェラーリ、レッドブルは、ブラウン、トヨタ、ウィリアムズのマシンに対して抗議した。マレーシアではBMWザウバーが抗議に加わった。

    14日パリの公聴会には、この7チームと、アンチ-ディフューザチーム側であるが裁判所では実際に証言しないと見られているマクラーレンが出席している。

    2007年フェラーリのスパイ事件も担当したチームの弁護士ナイジェル・トッツィは、アンチ-ディフューザ論争の指揮を執っており、他チームがこの軋轢を招くコンセプトを思いつかなかったとして控訴を「悪意がある」とするブラウンの意見を批判した。

    フェラーリの元テクニカル・ディレクター、ロス・ブラウンについてトッツィは「立派な同僚の多くが同意しないのに、自身が正しいと思うのは最高に傲慢な人間だけである」と述べた。フェラーリの弁護士はまた、FIAも批判し、一部チームにはディフューザのコンセプトを違法であると述べ、その後他チームには同じソリューションを承認した矛盾を指摘した。

    フォード弁護士は審判団に「FIAの立場は全く不可解である。FIAを現状から救うようあなた方にお願いする」と述べた。

    関連:F1 ディフューザー問題

  • F1 ディフューザー問題

    F1 ディフューザー問題

    2009年の開幕前から議論となっているF1ディフューザー問題。ブラウンGP、トヨタ、ウィリアムズがマシンに採用するリアディフューザーの設計に対し、ライバルチームは、レギュレーションで定められる上限の175mmを超えていると抗議。来週14日(火)に国際控訴裁判所公聴会がパリで開催され、合法か違法かが決定する。

    “ディフューザーギャング”と称される3チームだが、それぞれの解釈は実は別物。3チームのディフューザーは、ダブルデッカー(2層構造)とまとめられているが、実際には各F1チームの設計は異なる。

    正確にはダブルデッカーを採用するのはブラウンGP。ウィリアムズ FW31はトリプルデッカー(3層構造)であり、トヨタ TF109は、ディフューザー中央部の処理が特徴となっている。

    ダウンフォースに大きな効果をもたらすディフューザー。実際に“ディフューザーギャング”の速さは突出しており、開幕戦オーストラリアGPでは上位6台のうち4台、第2戦マレーシアGPでは実に5台をディフューザー組が占めた。

    オーストラリアGPでは、レッドブル、フェラーリ、ルノーの3チームが異議を申し立てたがオーストラリアGPのスチュワードはこれを却下。マレーシアGPではBMWザウバーが抗議したが、これも却下されている。FIAのチャーリー・ホワイティングも、シーズン開幕前に3チームの解釈がレギュレーションの“抜け穴”を利用したとし、合法との判断を下している。そのため、控訴裁判でも合法と判断されるとの見方は強い。

    マクラーレンは違法との見解を示しているが、正式な抗議は行っていない。

    ブラウンGPのロス・ブラウンは、テクニカル・ワーキング・グループに対し、2008年3月に提示された2009年新レギュレーションに「抜け穴があり、修正するべきではないか」と提案したが、それは拒否されたと主張。

    逆にルノーとレッドブルは、今年初めに同様の空力コンセプトの合法性をFIAと討議したが、「当時は否定的な答えだった」と主張している。ルノーのフラビオ・ブリアトーレは、これらのディフューザーがダウンフォース削減を目的とした2009年レギュレーションの“スピリット”に反するとも主張している。

    しかし、抗議しているF1チームも、ほぼ全てのチームがすでに同様のディフューザーの開発に着手していると言われている。ただし、新しいデザインのディフューザーをマシンに組み込むためには、マシンの後ろ半分を作り変える必要があり、かなりのコストがかかるとされる。例えば、フェラーリ F60にこのディフューザーを組み込むには2000万ユーロ(約26億円)のコストがかかるとされている。

    反ディフューザーチームにとっては、世界的な不況下におけるこの開発コストもF1のコスト削減の動きに反すると主張している。しかし、逆に違法と判断された場合には、3チームに同様のコストがかかるということになる。しかも、3チームのうちウィリアムとブラウンGPはプライベートチームである。

    FIAがどのような判断を下すのか。公聴会にはフォース・インディアとトロ・ロッソを除く8チームが参加。公聴会は12日(火)の現地時間午前10時にスタートする。

    関連:FIA、問題のディフューザーを合法と判断 - 2009年4月15日

    2009年F1マシン ディフューザー画像

    ブラウンGP BGP001 ディフューザー ウィリアムズ FW31 ディフューザー
    ブラウンGP BGP001(左)、ウィリアムズ FW31(右)

    トヨタ TF109 ディフューザー レッドブル RB5 ディフューザー
    トヨタ TF109(左)、レッドブル RB5(右)

    フェラーリ F60 ディフューザー マクラーレン MP4-24 ディフューザー
    フェラーリ F60(左)、マクラーレン MP4-24(右)

    ルノー R29 ディフューザー BMWザウバー F1.09 ディフューザー
    ルノー R29(左)、BMWザウバー F1.09(右)

    関連:
    ルノー:新ディフューザー (画像) - 2009年4月18日
    マクラーレン、暫定版「ダブルディフューザー」を搭載 - 2009年4月17日

  • 5チームが、二段リアディフューザーのコピーに着手

    5チームが、二段リアディフューザーのコピーに着手

    2009年のF1は、開幕からリアディフューザー論争に揺れている。

    トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPが採用する“二段デフューザー”を違法として、BMWザウバー、レッドブル、マクラーレン、フェラーリ、ルノーの5チームが控訴。

    しかし、裁定は来月のパリ公聴会まで下されないため、控訴した5チームであるは、すでに結果に備えて準備を進めているという。

    BMWザウバーのマリオ・タイセンは、「許されるのか許されないのかを言われるまで待っている余裕はない」と発言。

    マクラーレンは二層ディフューザーの設計をかなり進めているようであり、メルセデスのノルベルト・ハウグは「当然、完全に合法とされた時のために準備しなければならない。勝ちたいと思っているチームは、ディフューザーに取り組まなければならない」と語る。

    また、フェラーリも同様に準備を進めているされ、F60に二段ディフューザーを収めるための作業には2000万ユーロがかかるとされています。匿名のフェラーリチーム関係者は「基本的に我々は新車を作らなければならない」と話している。

    ルノーもフラビオ・ブリアトーレが怒りを露わにしているにも関わらず、この問題に対応しているとされている。アロンソは、第3戦中国GPには新しいディフューザーを搭載することをほのめかしている。

    フラビオ・ブリアトーレは、「ディフューザーに関する事態は馬鹿げている。チームは経済危機にも関わらずお金を使わざるを得ない」

    「安全性の問題もある。我々は同じような部品を風洞でテストしたが、ダウンフォース14%増加した。これは規約の精神に従うものではない」

    「一旦、開発が始まれば、30%もしくは40%の増加が可能になるかもしれない」

    レッドブルのクリスチャン・ホーナーは、チームの設計部門が数週間前の冬季テスト中に二層ディフューザーの調査を開始したことを明らかにした。

    「マシンの後ろ半分全体に影響があるかもしれない。経済的に良いとは言えないこの時期に、かなりのコストがかかることになる」

    「ラップタイムは短縮される。ディフューザー問題は、これまでになかった道を切り開いた。フロアはマシンの中で最も強力なエアロデバイスなので、パフォーマンス的に大きなメリットになる可能性がある」

  • レッドブル 「ディフューザーマシンのペースはまぐれではない」

    レッドブル 「ディフューザーマシンのペースはまぐれではない」

    レッドブルのクリスチャン・ホーナーは、ディフューザー論争の渦中にいるチームが、ここまでオーストラリアGPのタイムシートを支配していることがまぐれではないと語る。

    オーストラリアGPの初日の走行では、上位7人のうち6人がライバルチームからディフューザー設計を抗議されたマシンが占めた。

    マーク・ウェバーが4番手タイムを記録したことで完全に支配されることはなかったが、クリスチャン・ホーナーは、FIA控訴裁判所が合法だと確認するなら、ブラウンGP、トヨタ、ウィリアウズのパフォーマンスが、チームはディフューザーコンセプトをコピーするしかない事実を示していると語る。

    ディフュザーマシンがタイムシートのトップに立ったことが偶然であるかとの質問にホーナーは「そうだとは思わない」と話す。

    「その解釈がパフォーマンスのアドバンテージになっていると思っている。だから、そのソリューションが許可されれば、必然的に全てのチームが非常識な行動をして、違った形を追求することになるだろう」

    「しかし、FIAがそれらのマシンを合法と決定したことは残念だ。我々には上訴する権利があるが、我々はレースをするためにここにいるのであり、可能な限りベストな仕事をするつもりだ。うまくいけば上位に迫ることができるだろう」

    レッドブルは、フェラーリとルノーとともにオーストラリアGPのスチュワードの決定を不服として上訴する上訴する準備を整えているが、万一FIAが合法性を確認した場合に備えて、ホーナーはチームがすでにコンセプトのコピーを評価していることを認めた。

    「待つことはできない。事実上、我々はすでに代わりのソリューションを探し始めなければならない」
    しかし、ホーナーは、プルロッドを含むRB5のマシンのコンセプトにより、ディフューザー設計を使用することに確実性がないことを認めている。

    「それは可能だ。しかし、それによってどれくらいを望むかにかかっている。場合によっては、最適化するために莫大な時間がかかるかもしれないし、マシンの半分を含むかもしれない。クイックで安いソリューションではない」

  • FIA、3チームのディフューザーを合法と承認

    FIA、3チームのディフューザーを合法と承認

    FIAのスチュワードは26日夜、3チームから提出されたトヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのディフューザーに対する異議申し立てを却下。3チームのマシンがオーストラリアGPに参戦ることを認めた。

    スチュワードと論争に関わるチームとの間で4時間以上にわたる説明と討議がおこなわれたが、スチュワードはマシンが合法であるとの声明を発表した。

    フェラーリ、ルノー、レッドブルが、3チームのディフューザーは違法であると抗議していた。BMWザウバーも抗議に加わる予定だったが、時間通りに提出されなかったため、抗議は却下された。

    これらのチームは、スチュワードの裁定に対して控訴するとみられており、この件はFIA国際控訴裁判所の公聴会に持ち込まれるとみられている。

    公聴会はマレーシアGP後に開催されるため、トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPは、控訴下で非公式にオーストラリアGPのレースに出走し、セパンでさらなる抗議を受けると思われる。

  • トヨタF1、ディフューザーの合法性に自信

    トヨタF1、ディフューザーの合法性に自信

    トヨタは、ディフューザーが合法であることを主張する準備ができていると語る。

    トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのディフューザーのデザインに関しては、いくつかのチームが異議を申し立てている。

    噂では、トヨタはあらかじめ事態を想定し、複数デザインのディフューザーをメルボルンに持ち込んでいるとされる。

    しかし、ジョン・ハウエットは、このディフューザー論争を心配してないと語る。

    「心配していない。我々は問い合わせをして、OKをもらっている。抗議されても、我々は合法性を主張できるだろう」

    注意すべき点は、公式車検を担当するのは、レースディレクターのチャーリー・ホワイティングではなく、FIAのジョー・バウアーだということだ。

  • 4チームがディフューザーに関する抗議文を提出

    4チームがディフューザーに関する抗議文を提出

    オーストラリアGP開幕を控えた木曜日、4つのF1チームが3チームのディフューザーに抗議文を提出した。

    トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPの3チームが採用するディフューザー設計について、4チームが異議申し立てを行った。

    BMWザウバーのマリオ・タイセンは、「異なった規約解釈がある。我々はできるだけ早く明確にする必要がある」とコメント。

    他にもフェラーリ、ルノー、レッドブルが異議を申し立てた。

    スチュワードは、木曜日に判断することになるが、結果に不服なチームは国際控訴裁判所へこの件を送ると思われる。

    抗議が認められた場合、トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPの3チームは、控訴をした上でレースを戦うことになる。

    FIA会長マックス・モズレーは、国際控訴裁判所での審議はマレーシアGP後になるとしている。

  • F1ディフューザー論争が開幕戦でピークに

    F1ディフューザー論争が開幕戦でピークに

    トヨタ、ウィリアムズ、ブルウンGPが2009年マシンに採用するディフューザーのデザインがこの冬のテストの話題となっているが、FIAのマックス・モズレーは、この問題が2009年F1開幕戦でピークに達すとの見方をしている。

    トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのディフューザーの形状に関して、今のところFIAは違法との宣言はしていない。

    しかし、上記3チームに対して、ライバルチームが異議を申し立てることが大いに予想され、裁定が下されれば4戦目以降のパフォーマンスに影響を与えることになる。

    「非常に巧妙なデバイスであり、合法であるとも言えるし、違法であるとも言える。判断は難しくなるだろう」とマックス・モズレーは語る。

    マックス・モズレーは、ディフューザー問題に関して「詳細な異議」がパリを拠点にするFIAに提出されていることを明らかにしたが、この件をすぐにFIA国際控訴裁判所に託すことを否定した。

    「このシステムに対して詳細な反対が出る前に、時間があればオーストラリア前にFIAの控訴裁判所に送っていただろう。実際、今週そうすることを考えた。しかし時間がない。そうしてしまうと公平にはならなだろう。この問題はおそらくオーストラリアでピークに達すると思う」

    「全チームが違法だと同意する可能性もある。そうなればバルセロナからは使えなくなる。しかし合法だと主張するチームが『なぜやめなければならないんだ』と言い、違法だと主張するチームが『なぜ4戦もアドバンテージを失わなければならないんだ』と言い出すかもしれない」

    「したがって、この問題はスチュワードに委ねられることになるだろう。不利なチームが異議申し立てをするのはほぼ確実だ。そうなると控訴裁判所に持ち込まれて裁定を仰ぐことになる」

    「これは一筋縄ではいかない。わたしは現時点では偏見を持っていない。どちらにも転びそうだ。しかし誰かが裁定を下さなければならない。幸いそれはわたしの仕事ではない」

    FIAの最終的な裁定が下されれば、トヨタ、ブラウンGP、ウィリアムズのマシンパフォーマンスに少なからず影響することは必至。また、一部チームが他チームのペナルティを要求することになるので、FTAの団結に対する厳しい試練にもなりかねない。