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  • 【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第6戦 SUGO 予選レポート

    【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第6戦 SUGO 予選レポート

    2017 全日本スーパーフォーミュラ権シリーズ第6戦の予選が23日(土)、宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGOにおいて行われた。

    昨晩来の雨も止み、フリープラクティスと公式予選は秋の深まりを感じる曇り空の下で行われたが、フリー走行の段階ではまだコースの一部が湿っていたため、各ドライバーは最新スペック・タイヤの感触を完全には掴みきれないまま公式予選を迎えることとなり、これが最終結果にも微妙な影響を与えた。

    午後1時15分から20分間にわたっておこなわれたQ1では、#65 ナレイン・カーティケヤン(ティーシーエス・ナカジマ・レーシング)、#41 伊沢拓也(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)、#10 塚越広大(リアル レーシング)、#64 中嶋大祐(ティーシーエス・ナカジマ・レーシング)の4名がトップ14に入り、Q2進出を決めた。

    続くQ2ではピエール・ガスリーが6番手に食い込み、Hondaドライバーとして唯一Q3進出の権利を手に入れた。

    トップ8のスターティンググリッドを決めるQ3で、ピエール・ガスリーはセッション終盤にスポーツランドSUGOのファステスト・ラップに迫る1分5秒080をマークし、この段階で全体のトップに立った。その後、ライバル陣営のふたりに先行されたが、自己最高位となる3番グリッドを手に入れた。

    68周で繰り広げられる決勝レースは明日24日(日)の午後2時10分にスタートが切られる予定。

    ピエール・ガスリー (♯15 チーム無限)
    Q1で初めてニュータイヤを装着したところ、それまでとマシンのバランスが大きく変わってしまったので、Q2、Q3と徐々にセッティングを変更していきました。最終的にマシンは今シーズン最高の状態に仕上がりました。Q3では持てる力をすべて発揮できましたが、結果的にライバル陣営のふたりに先行され、予選3位に終わりました。ただし、3番グリッドもいいポジションなので、明日が楽しみです。スポーツランドSUGOを走るのは今回が初めてだったので、事前にシミュレーターでトレーニングを積みました。ミスを犯す余地が残されていないチャレンジングなコースで、とてもエキサイティングです。決勝レースではスタートとレース戦略が鍵を握るので、オートポリスのときと同じように、いいスタートを決められるよう集中します。

    佐伯昌浩 (ホンダ スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー
    雨上がりのため路面コンディションがわかりにくかったうえに、新しい仕様のタイヤを事前に試せなかったので、ドライバーにとっては難しい予選になったと思います。そうしたなか、ガスリー選手は1分間のアタック中にタイヤのパフォーマンスを最大限引き出し、3番グリッドを獲得しました。ポールポジションとは0.17秒の僅差だったので、エンジンのパフォーマンスはライバル陣営と互角と捉えています。決勝レースで好成績を収めればランキングトップで最終戦を迎えられる可能性も高いので、明日は優勝を目標にして全力で挑みます。

  • 【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:第6戦 SUGO 予選レポート

    【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:第6戦 SUGO 予選レポート

    スーパーフォーミュラ 第6戦の予選がスポーツランドSUGOで行われ、ルーキーのニック・キャシディ(KONDO RACING)が初のポールポジションを獲得。昨年勝者の関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が最前列2番手に並んだ。

    9月23日(土)SUGOは前夜から朝まで残った雨の影響で、午前中のフリー走行はウェットコンディションから徐々に乾いていく状況となり、完全なドライでの予選シミュレーションは出来ないまま終了。

    その後路面は乾いていき、スーパーフォーミュラの予選が行われる午後1時過ぎには完全なドライコンディションとなった。空は雲が覆い、気温21度、路面温度22度とやや肌寒い中で午後1時15分からQ1(20分間)が開始された。

    いつも通りセッション開始前からピットロードにほとんどの車両が並んで待機し、スタートと共にコースイン。一旦タイムをマークしてピットへ戻り、残り7分を切ったあたりから再アタックに入った。

    まずSUGOを得意とするアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)がトップに立ち、チームメイトの中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がこれに続くタイムをマーク。この2台の間に国本雄資(P. MU / CERUMO・INGING)、小林可夢偉(KCMG)が割って入るなど、目まぐるしく順位が入れ替わるセッション終盤、ルーキーのヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がトップに立つも、その直後にチームメイトの関口雄飛が塗り替え貫禄のトップタイム。

    フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)が終盤まで圏外にいたが、ファイナルラップに10番手タイムをマークしQ2進出。一方でトップから1秒以内のタイムをマークしながらも僅かな差で及ばず、この週末苦しんでいる山下健太(KONDO RACING)が17番手、大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS)が18番手でQ1敗退となってしまった。

    Q2(7分間)ではまたもロッテラーが速さを見せトップ。関口雄飛、中嶋一貴、小林可夢偉、石浦宏明(P. MU / CERUMO・INGING)と続いた。一方で、国本は最後までアタックを続けたが、0.038秒及ばず9番手でQ3進出ならず。ローゼンクヴィストも11番手でQ2敗退。Q3へ進出した8台のうち、7台をトヨタエンジンが占めることとなった。

    Q3(7分間)では、唯一のホンダ勢であるピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)がまずトップに立つと、ロッテラーがこれに迫るタイムを叩き出すが僅か100分の9秒及ばず。しかし、終盤にキャシディが1分4秒台に入れ、コースレコードを更新する驚速タイムをマーク。最後の最後に、関口雄飛も1分4秒台に入れたが、キャシディには100分の8秒届かず。今季スーパーフォーミュラにデビューしたルーキーのキャシディが自身初となるポールポジションを獲得することとなった。

    惜しくもポールポジション獲得は逃した関口雄飛だが、こちらもコースレコード更新で最前列2番手グリッド。ロッテラーが4番手、小林可夢偉が5番手、ヤン・マーデンボローが6番手、中嶋一貴が7番手、石浦宏明が8番手。Q3も進出ドライバー8台がコンマ5秒位内に入る僅差の予選となった。

    ニック・キャシディ(KONDO RACING)

    ルーキーイヤーでポールポジションを取れて最高の気分だ。チームメイトに先を越されてプレッシャーもあった。この週末は、厳しい戦いだったオートポリスのセッティングのまま持ち込んだので、昨日は苦戦したが、昨夜チームが変更してくれたセッティングが上手く行き、予選までにはとても良い状況になった。Q1、Q2の走りを見て、Q3へ向けて更に大きくセッティングを変更したのも功を奏した。明日はまず朝のフリー走行から着実に一歩一歩やっていくことが重要だ。勝利に一番近い場所からスタートを切れるので、ロケットスタートを決められれば結果はついてくるはずだ。

    関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
    Q1はトップで通過し、Q2も2番手と今回はそれなりに手応えがあったので、最後Q3でもトップを取りたかったが、僅かに届かなかったのはちょっと悔しい。とはいえ2番手という順位は悪くないので、明日は優勝を目指して精一杯頑張りたいし、最終戦にチャンピオン獲得の可能性を残すためにも、出来る限り多くのポイント獲得を目指す。

  • 【スーパーフォーミュラ】 第6戦 予選:ニック・キャシディが初ポール獲得

    【スーパーフォーミュラ】 第6戦 予選:ニック・キャシディが初ポール獲得

    スーパーフォーミュラ 第6戦 SUGOの予選が23日(土)にスポーツランドSUGOで行われ、ニック・キャシディ(KONDO RACING)が初ポールポジションを獲得した。

    全7戦で戦われている2016年のスーパーフォーミュラもいよいよ残り2戦。最終戦へ向けての山場となる一戦の舞台は東北の山間に位置し、『魔物が棲む』と言われるSUGOのテクニカルコースだ。

    午前中に降った雨は上がり、雲が立ち込めるなかドライコンディションで行われた予選。ノックアウトの予選方式。

    20分のQ1では関口雄飛、ヤン・マーデンボローとITOCHU ENEX TEAM IMPUL勢が1-2で突破。前戦でポールポジションを獲得した野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)や山下健太(KONDO RACING)など5名が脱落した。

    7分間のQ2ではアンドレ・トッテラーがトップ通過。国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)が6名が脱落した。ホンダ勢ではピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)1台のみがQ3まで駒を進めた。

    ポールポジションを獲得したのはニック・キャシディ。コースレコードタイムとなる1分04秒910を記録して初ポールポジションを獲得した。2番手には関口雄飛、3番手位はピエール・ガスリーが続いて予選自己ベストグリッドを獲得した。

    小林可夢偉(KCMG)は5番手、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)は7番手だった。

    2017 スーパーフォーミュラ 第6戦 SUGO 予選

    Po. No. ドライバー チーム エンジン タイム
    1 3 ニック・キャシディ KONDO RACING トヨタ 1分04秒910
    2 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分04秒988
    3 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN ホンダ 1分05秒080
    4 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分05秒089
    5 18 小林可夢偉 KCMG トヨタ 1分05秒090
    6 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分05秒242
    7 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分05秒313
    8 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分05秒537
    9 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分05秒641
    10 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分05秒747
    11 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分05秒851
    12 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分05秒889
    13 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分05秒983
    14 10 塚越 広大 REAL RACING ホンダ 1分09秒444
    15 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分06秒171
    16 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN ホンダ 1分06秒342
    17 4 山下健太 KONDO RACING トヨタ 1分06秒439
    18 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分06秒524
    19 50 小暮 卓史 B-Max Racing team ホンダ 1分06秒649
  • 【スーパーフォーミュラ】 第6戦 フリー走行:ローゼンクヴィストが首位

    【スーパーフォーミュラ】 第6戦 フリー走行:ローゼンクヴィストが首位

    スーパーフォーミュラ 第6戦 SUGOのフリー走行が23日(土)にスポーツランドSUGOで行われ、フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)がトップタイムを記録した。

    土曜日の朝のスポーツランドSUGOは雨。セッションも小雨の降る中でスタートしたが、雨は止み、終盤にはなんとかスリックタイヤでの走行が可能なコンディションとなった。

    フリー走行では、フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)が1分09秒895でタイムシートのトップに立った。2番手にはニック・キャシディ(KONDO RACING)、3番手にはアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が続いた。

    小林可夢偉(KCMG)は5番手、ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)は9番手、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)は10番手タイムだった。

    スーパーフォーミュラ 第6戦 SUGOの予選は、このあと13時15分から行われる。

    2017 スーパーフォーミュラ 第6戦 SUGO フリー走行

    Po. No. ドライバー チーム エンジン タイム
    1 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分09秒895
    2 3 ニック・キャシディ KONDO RACING トヨタ 1分10秒211
    3 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分11秒823
    4 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分13秒085
    5 18 小林可夢偉 KCMG トヨタ 1分14秒107
    6 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分14秒194
    7 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分14秒453
    8 10 塚越 広大 REAL RACING ホンダ 1分15秒146
    9 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN ホンダ 1分15秒329
    10 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分15秒385
    11 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分15秒498
    12 50 小暮 卓史 B-Max Racing team ホンダ 1分15秒613
    13 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分15秒639
    14 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN ホンダ 1分15秒683
    15 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分15秒840
    16 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分16秒017
    17 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分16秒063
    18 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分17秒275
    19 4 山下健太 KONDO RACING トヨタ 1分17秒520
  • 【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:2017年 第6戦 SUGO プレビュー

    【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:2017年 第6戦 SUGO プレビュー

    スーパーフォーミュラの第6戦が、9月23日(土)、24日(日)の両日、宮城県柴田郡村田町に位置するスポーツランドSUGOで開催される。

    全7戦で戦われている2016年のスーパーフォーミュラもいよいよ残り2戦。最終戦へ向けての山場となる一戦の舞台は東北の山間に位置し、『魔物が棲む』と言われるSUGOのテクニカルコースだ。

    最終戦を前にした大一番
    「魔物が棲む」SUGOを制するのは?

    世界レベルのドライバー参戦により、非常にハイレベルな戦いが繰り広げられている近年のスーパーフォーミュラ。ここ数年、シリーズチャンピオンは日本人が獲得しているが、今年は特に若手を含めた外国人ドライバーの活躍が目立つ状況となっている。

    前戦まで5戦、6レースを終えた時点で、ランキング首位に付けるのは石浦宏明(P. MU / CERUMO・INGING)。しかし、2位から4位まではルーキーのフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)、アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)を含む外国人勢が占める。これに続くのが中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、小林可夢偉(KCMG)らで、チャンピオン獲得に向けてSUGOでの巻き返しを狙っている。

    最終戦は2レース制で、それぞれに優勝ボーナスがつくために、大量得点での大逆転が見込める。最終戦での大逆転劇もスーパーフォーミュラならではだが、毎戦ほんの僅かな差で大きく順位が入れ替わり、全く読めないバトルが繰り広げられているだけに、少しでも有利な位置で最終戦に臨むべく、このSUGOラウンドは非常に重要な一戦となる。

    東北の山間に位置するアップダウンに富んだテクニカルコース

    舞台となるスポーツランドSUGOは宮城県の山間部に位置し、ロケーションを上手く利用したアップダウンの激しいテクニカルコースとして知られる。高低差は約70m。

    バックストレートまでの前半はテクニカルなセクション。バックストレートを下って馬の背コーナーをクリアした先は、中高速コーナーが続き、最終コーナーからメインストレートへは、10%勾配という急な上りの名物コーナー。レーシングカーがその大馬力を見せつけるかのように一気に駆け上ってくるシーンは大迫力だ。観客席からも比較的近く、迫力の走りを身近に実感出来る。

    タイトル争いは石浦が一歩リード
    最終戦での逆転へ向けトップドライバー達がしのぎを削る

    昨年のSUGO大会は、ポールポジションの関口が独走中にセーフティカーが導入され、マージン帳消しという不利な状況となりながらも、再スタート後圧倒的な速さで後続との差を広げ、優勝を飾った。昨年の結果を考えれば、今年も優勝候補の筆頭は関口と考えるのが妥当だ。

    それに続くのは一昨年のSUGOウィナーであるロッテラーと、毎年SUGOでは上位フィニッシュを続けている中嶋一貴のトムス勢。この2人もランキング4位、5位とまだまだ逆転タイトルの可能性は残しており、今大会は必勝態勢で臨んでくるだろう。

    そして、2位に5.5ポイント差と頭ひとつ抜けてランキング首位につけている石浦は1点でも多くポイントを稼ぎ、少しでも有利な状況で最終戦に臨みたいはず。

    タイトル争いは残り2戦、最終戦が2レース制のボーナスポイントありということで、この2戦で最大29ポイントを獲得出来る。計算上で言えば、現在ポイントを獲得している17名のドライバー全てに逆転タイトルの可能性は残されているが、上位ドライバーも当然ポイントを重ねてくるので、現実的に逆転の可能性があるのは首位石浦と16ポイント差につけるランキング7位の小林あたりまでだろうか。小林もデビューイヤーの2015年にSUGOで6位に入っており、上り調子の今季、まだ届いていない表彰台の中央を期待したい。

    追い越しの難しいSUGOなので、まずは予選が最重要となる。ポールポジションで獲得出来る1点も大きい。土曜日の予選からいつものように、100分の1秒、1000分の1秒単位での激しいアタック合戦が繰り広げられるのは間違いない。

    「魔物が棲む」SUGOでのタイトル争いへ向けた大一番、見逃せない一戦となるだろう。

  • 【SUPER GT】 第4戦 SUGO 決勝:雨とセーフティカーが分けた明暗

    【SUPER GT】 第4戦 SUGO 決勝:雨とセーフティカーが分けた明暗

    SUPER GT 第4戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝レースが23日(日)、スポーツランドSUGOで行なわれた。雨が降ったりやんだりする難しいレースは、GT500クラスが予選7位から昨年のチャンピオン、No.1 DENSO SARD KOBELCO LC500(ヘイキ・コバライネン/平手晃平)が今季初優勝。GT300クラスも予選17位から大逆転でNo.11 GAINER TANAX AMG GT3(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム)が勝利した。

    予選日は好天からの下り坂、それでも路面がウエットになるような本格的な雨に降られることなく一日を終えたSUPER GT第4戦スポーツランドSUGO。そして迎えた決勝日は、予報通り朝から雨時々曇り。まだ梅雨明けをしていないことを実感する一日となった。

    GT500クラス

    雨は降ったり止んだりを繰り返し、スタートではNo.19 WedsSport ADVAN LC500、No.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R、No.12 カルソニック IMPUL GT-R、No.38 ZENT CERUMO LC500の4台がスリックタイヤをチョイスした。だが、フォーメーションラップを行っている段階で雨は強くなる。そして、午後2時36分、81周で行われる決勝レースがスタートとなった。

    スタート直後の1コーナーで4番手スタートのNo.19 WedsSport ADVAN LC500(関口雄飛)がオーバーラン。一方10番手スタートのNo.64 Epson Modulo NSX-GT(ベルトラン・バゲット)が追い上げ、トップ5台がNSXという展開となるのだが、ホームストレートへ戻ってきたNo.17 KEIHIN NSX-GT(小暮卓史)のリアカウルが外れて飛び上がるアクシデントが発生。17号車はピットへ戻ったもののリタイアとなってしまう。

    2周目にはNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)がトップに立ち、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀)、そしてポールのNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀)、64号車がこれに続き、NSX-GTの4台が争う展開に。7周目、GT300のマシンによるクラッシュでセーフティカーが導入され、10周終わりのところでリスタートしたものの、16周目には8号車が馬の背コーナーでスピンして脱落。雨脚は変わらず、時にはさらに強くなり、スリックタイヤを装着していた24号車らは耐え切れずルーティン(所定)のピットインを待てずに、タイヤ交換のためにピットへ戻っていく。一方トップを快走する100号車は徐々に後続を引き離しにかかる。一方の2番手争いはし烈となり、64号車と1号車とそれに続く5台の争いが繰り広げられたこともあり、トップと2番手のギャップは15秒以上にも及ぶこととなった。

    少し雨脚が弱まってラインが乾き始めた37周目、真っ先にルーティンのピットインを行ったNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が、再度スリックタイヤに履き替えてコースへ戻るが、その直後にコースアウトしてクラッシュ。この日2度目のセーフティカーが導入された。トップを快走してきた100号車のマージンは、残念ながらここで消滅してしまう。

    レースも半分以上を消化した46周の終わりでセーフティカーが戻り、リスタート。ここでNo.6 WAKO’S 4CR LC500(アンドレア・カルダレッリ)、No.37 KeePer TOM’S LC500(ニック・キャシディから平川亮)、8号車、No.12 カルソニックIMPUL GT-R(ヤン・マーデンボロー)、19号車(国本雄資へ)の5台が同時にピットイン。さらに翌周にはNo.1 DENSO SARD KOBELCO LC500(ヘイキ・コバライネンから平手晃平)、No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(千代勝正から本山哲)がピットインしたが、このタイミングでGT300のマシンの接触とコースアウトがあって、またしてもセーフティカーが導入される。順位は、100号車、64号車、23号車、36号車、1号車、46号車が同一周回。つまりここまでにルーティンのピット作業を終えているNo.1 DENSO KOBELCO SARD LC500とNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが最も有利な状況となった。

    52周終わりのリスタートのタイミングで、トップ4台はピットワークのためいったん戦線を離脱。そしてピットインした各車がコースに戻った時点で、順位は、トップを行く1号車と46号車に続き、No.6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也)、No.100 RAYBRIG NSX-GT(伊沢拓也)、No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(中嶋大祐)、No.8 ARTA NSX-GT(小林崇志)、No.37 KeePer TOM’S LC500(平川 亮)、No.64 Epson Modulo NSX-GT(松浦孝亮)、No.36 au TOM’S LC500(中嶋一貴)というオーダー。トップ2台以外はほぼ1ラップ以上のギャップを抱えての走行となってしまう。

    レースは残り10周となって、コース上に再び雨が降り始める。1号車と46号車の2台の距離は徐々に狭まっていき、いつしかテール・トゥ・ノーズへ。昨年のチャンピオンであり2度の王者経験のある平手と、3度の王者を獲得しているミスターGT-Rの本山によるサイド・バイ・サイドのバトルは、最終ラップ、馬の背コーナー先の突然の強い雨により、SPコーナーで2台そろってコースアウトという展開となる。コースに戻った1号車に、46号車が接触。共にギリギリスピンすることなくコース内に踏みとどまり、ここで一瞬失速した46号車に対して、早く立ち直った1号車が先行し、そのまま最初にチェッカーを受けることとなった。

    No.1 DENSO KOBELCO SARD LC500は今季初優勝。レクサスLC500は開幕4連勝を達成した。2位には最後尾スタートのNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R。GT-R勢にとっては今季初表彰台獲得となった。3位にはNo.6 WAKO’S 4CR LC500が入り、ドライバーズランキングではトップに立った。レース序盤から悪夢の展開となってしまったNSX-GT勢での最高位は、No.8 ARTA NSX-GTの5位だった。

    No.1 DENSO KOBELCO SARD LC500
    ヘイキ・コバライネン
    スタートする時には完全なドライでもなければ完全なウエットでもない、非常に難しいコンディションでした。僕たちはハード目のウエットを選んでスタートしましたが、それがベストチョイスになりました。今シーズンのクルマは最初から高いパフォーマンスを見せていたし、今日はタイヤチョイスに加えてセーフティカー(SC)のタイミングも僕たちにべストでしたね。本当は表彰台に上がれれば、と思っていましたが最高の結果になりました。今シーズン用のクルマが速いことは、ここまでの(LEXUS勢各車の)結果で充分アピールできていると思います。でも僕たちはなかなか良い結果を出すことができませんでした。速さは見せてきたつもりで、開幕戦では表彰台に上ることはできましたが、富士とオートポリスでは外してしまいました。でも今回勝つことで改めて、自分たちをアピールすることができました。勝ったことによって次回の富士ではウェイトが重くなったり(燃料)リストリクターが絞られたり、とBoPの制限を受けることになると思いますが、これがSUPER GTというレース。こんな条件の中で、その時その時のコンディションに強いクルマに仕上げる、とてもやりがいのある仕事です。次回の富士でも表彰台が確保できるよう、頑張ります。

    平手晃平
    スタートした後、天候はどう変わって行くのか? そのためにどんなタイヤを選ぶのか? 考えてみればSUGOではこういった難しいレースが多いですよね。僕たちは今日、ハードのウエットを選んでスタートしましたが、まずそれが大正解でした。そしてSCが入るタイミングがベストでルーティン(ピット)を終えてピットアウトして以降は、46号車との一騎打ちになっていました。大先輩の本山さん(本山哲選手)が相手で、タイヤをマネージメントしながら、タイム差をコントロールしながら逃げましたが、最後の最後、ファイナルラップの1コーナーは厳しかったですね。それを何とかかわして、これで勝った! と思ったんですが、コース後半でパラついていた雨が、最終ラップにどっと来て(苦笑)。馬の背では慎重に、早めにブレーキングしたんですが滑って姿勢を乱してしまいました。でミラーを見たら本山さんも同じように滑っていたので…。ラッキーだったな、と。それで何とか逃げ切ることができました。去年のSUGOは、そこまでにポイントを積み上げてきて、5位入賞くらいが目標だったのに2位表彰台。今年はシーズン序盤戦でなかなか思ったようなレースができずにポイントもあまり積み上げてこなかったので何とか表彰台を、と思っていたら優勝することができました。第二の故郷であるSUGOですがシリーズの中でのキーポイントでもあります。ここで勝てて嬉しいですが、続く富士と鈴鹿に向けて、ちゃんと戦えるクルマをつくることができれば、連覇も見えてくると思います。

    GT300クラス

    曇りながら雨の降らなかった予選日とは打って変わり、決勝日は雨模様。お昼頃には一旦小康状態となるが、スタート間近になるとまた降り出す。ある程度、気温もあるだけに路面は乾きだし、グリッド上の各車はタイヤ選択に頭を悩ませていた。グリッドの上位はレインタイヤを選んだが、中団以降の3台ほどがスリックでのチャレンジを行ったようだ。

    また、昨日クラッシュして、予選を走れなかったNo.5 マッハ車検 MC86 GTNETも修復を終えて、最後尾からのスタートとなった。

    スタートではポールポジションのNo.25 VivaC 86 MC(山下健太)が好スタートを切り、No.18 UPGARAGE BANDOH 86(中山友貴)、No.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(飯田章)と予選上位が順当にスタート。4周(GT300の周回)で、GT500クラスのNo.17 KEIHIN NSX-GTがストレートでリアを壊して、破片が散乱したためにセーフティカーが入った。10周目にリスタートとなったが、ここで2番手を争っていた18号車とNo.3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹)の競り合いにNo.19 WedsSport ADVAN LC500が絡んでしまい、18号車はコースアウトしてトップ争いから脱落。

    これで25号車は楽になったかと思われたが、猛追してきたのはこの雨の路面にブリヂストンタイヤがマッチしたNo.51JMS P.MU LMcorsa RC F GT3(中山雄一)、そしてNo.65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹)だ。予選7位の51号車がトップの25号車を抜きあぐねていると、65号車がベストラップを連発しながら、一気にトップを奪い取る。65号車のペースはその後も変わらず、36周目には20秒近いマージンを51号車に対して築いてみせた。この時、GT500のNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rがクラッシュ。これで2度目のセーフティカーランとなり、65号車のマージンは帳消しに。

    そして、このセーフティカーランが終わった44周目に上位4台の65号車、51号車、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(山内英輝)、No.55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一)以外の有力チームはピットに飛び込んだ。

    トップ4台もセーフティカー直後の混乱を避け、間もなくピットインをするはずだったが、その後わずか2周でNo.48 植毛 GT-R(高森博士)とNo.55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一)が相次いでコースアウト。これでこの日3度目のセーフティカーが導入された。これで上位4台はポジションの優位どころか、必須のピットインをすれば後方に下がることが決定的になるアンラッキーを引いてしまった。

    3度目のセーフティカーが50周目に戻ってリスタートとなるとピットインをしていない4台に続いていたのは、No.50 Ferrari 488 GT3とNo.11 GAINER TANAX AMG GT3だった。先行する4台が51周目までにピットインすると、トップになったのは50号車を抜いた11号車だ。Q2に進めず予選は17位に終わったNo.11 GAINER TANAX AMG GT3は、序盤の雨ではダンロップタイヤがコンディションに合い、ビヨン・ビルドハイムが6番手までポジションを上げ、ピットイン前には一時8番手に下がるものの、2度目のセーフティカー明けにピットイン。素早いピットワークが功を奏した結果だ。50号車も予選16番手で、コントロール性の良いフェラーリ488GT3の特性を新田守男がポジションを上げ、3度目のセーフティカー直前にピットインしたことが、このポジションに繋がった。

    この後、しばらくは逃げる11号車に50号車の都筑が追いすがるが、終盤に入るとジワジワと差が開いてしまう。だが、3番手を争うNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(片岡龍也から谷口信輝)とNo.25 VivaC 86 MC(松井孝允)は40秒以上後方。トップの1号車、続く50号車は自らのペースを乱すことなく、終盤に再度強くなった雨もしのぎ、相次いでゴールした。No.11 GAINER TANAX AMG GT3の2人にとっては、2014年の最終戦もてぎ以来3年ぶりの、メルセデスAMG GT3では初の優勝となった。2位のNo.50 Ferrari 488 GT3も開幕戦岡山で大きなクラッシュを喫し、第2戦を欠場してマシンを改めるアクシデントを乗り越えての2位表彰台を得た。

    3位争いだが、4号車と25号車が3度目のセーフティカー明けから75周以上も接戦を繰り広げた。64周目の1コーナーで25号車の松井が、4号車の谷口を交わしてポジションを入れ替える。だが、その後は谷口が松井のテールを脅かし続けるが、辛くも25号車が逃げ切って3位となった。この3位で、No.25 VivaC 86 MCの松井/山下組はドライバーズランキングのトップを堅持。ランキング2位にはこのレースを優勝したNo.11の平中/ビルドハイム組、そして平中組と同ポイントでNo.4 谷口/片岡組が追う形となった。

    No.11 GAINER TANAX AMG GT3
    平中 克幸
    前半のスティントを走ったビヨン(・ビルドハイム)が良い走りですぐにトップ10圏内に上がったこと。そしてピットストップでチームが凄く頑張ってくれたこと。AMGは燃費の関係もあって、ピットストップ(の燃料補給)に時間が掛るのがウィークポイントなんですが、今日はとても速くて25号車の真後ろでピットレーンに出て4号車の前でピットアウトすることができました。それに今回はダンロップタイヤの温まりが早く、ピットアウトした次の周の2コーナーで25号車を抜くことができたし31号車もパスできて、これが今日の大きな勝因になりました。あと、セーフティカー(SC)にも助けられたラッキーな面もありました。勝てる手応えがあって、確信を持って走るのは本当に久しぶりで、それがプレッシャーになった部分もありましたが、優勝できてホッとしています。僕たちはダンロップタイヤを使用していて、その開発も担当しています。同じAMG勢では65号車が去年の開幕戦で勝っていて、今年の開幕戦では4号車が勝っていますが、AMGとダンロップタイヤのマッチングが上手く進まず、僕たちはなかなか勝てませんでした。でも6月のテストで良いセットを見つけることができました。そのテストでは自分のミスからエンジンを壊してしまいましたが、チームスタッフは誰も、僕を責めることなくクルマを直し、圧倒的なパフォーマンスを引き出してくれました。今回の優勝でチームのモチベーションも一層高まると思うので、これからも頑張ってチャンピオンを目指したいですね。

    ビヨン・ビルドハイム
    今日はとても難しいスタートでしたがダンロップタイヤにとっては最適なコンディションでした。スタートから10周くらいはトラフィックがとてもビジーだった(=コース上が混雑していた)のですが、速く、かつ慎重に走って6位までポジションアップすることができました。その後コンディションが変わって少し後退してしまいましたが、序盤のコンディションでのダンロップタイヤのパフォーマンスと、SCが出た際にすぐピットインする作戦が、ベストな結果に繋がりました。久々に優勝できてハッピーです。前回優勝したのは2014年(の最終戦・もてぎ)でしたが、相変わらずSUPER GTはタフなレースが続いています。今年も開幕から前回のオートポリスまでは、上手いセットアップが見つからなかったり、タイヤチョイスを誤ったり、あるいは不運なトラブルもあったりして納得できるレースができませんでした。でもSUGOや鈴鹿のテストで走って良いセットが見つかりました。今回、勝ったことでランキング3位になったと思いますが、今日のようなレースを続けて行けば、再びタイトル争いができると信じています。

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  • 【SUPER GT】 第4戦SUGO 予選:ポールポジション 記者会見

    【SUPER GT】 第4戦SUGO 予選:ポールポジション 記者会見

    2017年 SUPER GTの第4戦 「SUGO GT 300km RACE」の予選が22日(土)、スポーツランドSUGOで行われた。

    GT500クラスは、#8号車 ARTA NSX-GT(野尻 智紀/小林崇志)が今季2度目のポールポジションを獲得。GT300クラスは#25号 VivaC 86 MC(松井孝允/山下健太)が2戦連続となるポールポジションを獲得した。

    GT500 クラス

    No.8 ARTA NSX-GT
    野尻智紀
    ポールを獲ることができて、ホッとしています。(SUGOの公式)テストから調子が良くて、スポンサーの人たちからも大きな期待を寄せてもらっていましたが、それが少しプレッシャーにもなっていました。調子のいいクルマや、皆の期待を最後に、…と言ってもまだ予選ですが、最後に形にするのはドライバーの仕事。今年、チームでは“和”を重視したチーム作りを進めてくれて、それがクルマを良い方向に進めているのも事実です。その点ではどこのチームにも負けない、という自信があります。このところクルマが随分速くなった印象がありますが、ポイントはリアのグリップ。クルマ自体はHondaの研究所でどんどんアップデートされていますが、それをどう活かすかはチーム次第。だからHondaとチームの頑張りで速くなってきたんだと思います。後はドライバーとして走るだけですが、クルマの調子も良かったし、一発のタイムを出す集中力では自信がありましたが、実際にポールを獲ることができてホッとした、というのが正直なところです。今はまだ(集中力のスイッチが)入ったままなので、早く部屋に戻って(スイッチを)オフにしたいですね。明日の決勝はもちろん、優勝を狙っています。

    小林崇志
    前回(開幕戦岡山)のポールは“棚ボタ”でしたが、2回目の今回は実力で獲ったポールだと思っています。このところクルマが随分速くなってきて、今回は『ポールを獲るぞ!』という意気込みがありました。僕が走ったQ1でも僅差でしたがトップタイムを獲ることができました。でもQ2を走った野尻(智紀)選手は、2位以下に大差をつけてポールを獲ることになりました。一発の速さに関しては野尻選手が言ったとおりですが、リアのグリップが出たことでロングランでも速く走ることができるようになりました。つまりレースラップも速くなったんです。明日のレースはポールからのスタートになりますが、ロングランの速さにも自信があるので、一度もトップを譲ることなくレースを走り切って優勝したいです。僕たちドライバーがミスなく走ることができれば、できると思います。

    GT300 クラス

    No.25 VivaC 86 MC
    松井孝允
    ポールを獲ることができて嬉しいです。走り始めからクルマは悪くなかったんですが、山下(健太)選手が走ったQ1までは、ちょっとアンダーがきつかったようでしたね。それはピットからモニターで見ていても感じられましたが、Q1を走り終えた山下選手のアドバイスがあって、有効なデータを得ることができました。それをエンジニアである(土屋)武士さんが上手くクルマをアジャストしてくれて…。結果的に、僕が走ったQ2では完璧なクルマに仕上がっていました。それでポールを獲ることができました。ここ最近、他のカテゴリーでも優勝することができていたりして、いい流れが感じられるので、それを途切れさせないよう明日(の決勝)も頑張ります。実は今回、僕たちのチームではクールスーツが新調されているんです。だから人間(ドライバー)がへばることはないと思うので、最後まで頑張って優勝し、またここ(記者会見場)に戻ってきたいと思います。

    山下健太
    Q2を走った松井(孝允)選手がギリギリの走りを見せてくれてポールポジションを獲ることができました。松井選手に感謝しています。僕はQ1を走ったんですが、やはり(Q1での)トップタイムを獲りたかった。でも目の前でスピンするクルマがあって邪魔されてしまいました(苦笑)。明日はもちろん、優勝を狙って行きます。正直言って雨だと辛い部分もあるので、個人的には晴れてほしいですね。ドライコンディションだったらぶっちぎって勝ちたい。いや、勝てると思っています。