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  • スパ・フランコルシャン、2010年のF1ベルギー開催に暗雲

    スパ・フランコルシャン、2010年のF1ベルギー開催に暗雲

    2010年のF1ベルギーGPの開催に暗雲が立ち込めている。

    ベルギーの国家評議会は、スパ・フランコルシャン・サーキットの今後17年間営業免許が停止した。

    ベルギーの“Le Soir”紙によると、騒音に不満を持つ地元住民から要請により、スパ・フランコルシャンの2026年まで運営ライセンスが取り消されたのだという。

    スパ・フランコルシャンの運営者は環境影響調査を行なうよう命じられていたが、国家評議会はその調査が「著しく不適切かつ不完全」であると判断した。

    スパ・フランコルシャンのディレクターであるピエール-アラン・ティボーは「サーキットの存続が疑問視されるかもしれない」と語る。

    「サーキットは騒音を減らす努力を行い、地元住民との関係も改善した。難しい状況だが、我々は多くの人々と深く関わってきた。我々は損害賠償に従わなくてはならない」

    「我々は政府に異議を申し立て、住民代表との対話を計画する」

    3週間前に開催されたF1ベルギーGPだが、260万ポンド(約3億9,000万円)の赤字を出したことが20日に確認されており、レース存続がすでに討議されていた。

    レース主催者のエティエンヌ・ダヴィニョン会長は、現在の契約をバーニー・エクレストンと再交渉するか、ドイツのニュルブルクリンクなど別のサーキットと交互開催する可能性を示唆している。

  • F1ベルギーGP解説 by デビッド・クルサード

    F1ベルギーGP解説 by デビッド・クルサード

    デビッド・クルサードが、F1ベルギーGPが開催されるスパ・フランコルシャンを解説。

    デビッド・クルサード
    「少なくともドライバーの90%が、一番好きなグランプリサーキットとしてスパを挙げるだろうね。このコース独特の難しさがその理由だ。登り坂が多く ― 中でも有名なのはオールージュ ― その後にひかえるプーオンのような下り坂のコーナーが1周のうちに沢山ある」

    「1周の始まりは、かなり単純なヘアピンのラ・スルス。ラ・スルスを抜けた直後には、6速でエンジン全開の手強いオールージュ・コーナーのことを考えている。今はクルマが良いので、何年か前と比べると楽になったが、それでもオールージュはすごいコーナーだ。クルマが路面に押しつけられる感覚や、ホイールの側面を実際に引き延ばす、タイヤのサイドウォールにかかる横方向の力は、ただただ凄まじい。その上、オールージュの頂上を越えるたところでは先が何も見えない。時速170マイルで走っているのに、その先に何があるのか全く分からないんだ。アクシデントがあっても、フラッグ・マーシャルだけが頼りだ」

    「オールージュは今でも評判通りのコーナーだ。あのスピードで、あの圧力と上昇を感じながら走り抜けるのだから、興奮するよ。ジェットコースターに乗っているみたいだ。あそこでクルマにトラブルが発生したら、重大な事故になる。だから、他のドライバーが何と言おうがぼくは構わない。あそこは、ステアリング・ホイールの調整ボタンを押す場所じゃない。しっかりと両手でハンドルを握り、全神経を集中しなければならない」

    「オールージュの興奮は、周回の最後まで収まらないよ」

    「次のポイントは、ターン10の下り坂。5速のダブル・アペックスの左高速コーナーで、肩から首を引っこ抜かれるような感じがする。その次はターン12と13の高速シケイン。ターン13は、1994年にシューマッハがスピンして縁石に乗り上げたことでも有名だ。その年、彼は、スキッドプレートが薄すぎることで失格となった」

    「最後のポイントは、ターン14の出口。フラットアウトのターン15、16,17まで、ずっとスピードが影響を受ける。エンジン全開のセクションは長く、バスストップ・シケインの急ブレーキまで続く。

    「残念ながら、バスストップは数年前に変わってしまい、昔とは程遠いコーナーとなってしまったが、ここでスピードがぐっと落ちてから、スタート・フィニッシュ・ラインを越える。そして良いラップタイムを願うだけ。とても速いスピードでの長い1周だし、常に雨になる高い可能性を含んでいる」

    「美しい地域だが、田舎なのでモンテカルロのような華やかさはない。しかし、F1カレンダーに何十年も存在し続けていることだけあるグランプリだ。良いコースだし、色々な違う雰囲気の場所へ行けるのも嬉しいことだ。全てのグランプリが賑やかな場所で行われたらおもしろくないからね」

    開催日程:2009年 F1 ベルギーGP

  • スパ・フランコルシャン:F1サーキット解説

    スパ・フランコルシャン:F1サーキット解説

    ホンダのテストドライバーであるアレキサンダー・ブルツが、ベルギーGPが開催されるスパ・フランコルシャンのサーキットを解説。

    アレキサンダー・ブルツ (ホンダ)
    スパは昔ながらのコースレイアウトで、それがすごくいい感じだ。望むべき要素は、ここにすべてある。大きな起伏、高速コーナー、長い直線。天候はまったく予測できないけれど、スパに行くのはいつも楽しみだ。太陽が照っていたかと思えば、10分後には大雨なんてしょっちゅうで、それもまたスパの魅力だ。

    1周はすごく長く、そして速い。低速なのはターン1のラ・スルスぐらい。そしてここでの立ち上がりでは、とにかくスピードを乗せないと。ここからオー・ルージュの先のレ・コンブまで、ほとんど全開だからだ。確かにオー・ルージュはV8エンジンになってから、全開で行けるようになった。でもステアリングを切りすぎると、路面との摩擦で簡単に減速してしまうんだ。

    レ・コンブまでの直線は、7速全開だ。そしてコーナー左側の縁石に達するまで、決してブレーキを踏んではいけない。だいたい、60メートル手前ぐらい。ここは右左右と連続する複合コーナーで、それぞれがリンクしてる。だから最初の右で攻めすぎると、あとの二つでとっ散らかってしまう。これで簡単に、コンマ5秒は失う。

    ターン8のリバージュまで下る間に、5速まで上げる。そしてヘヤピンのブレーキングで、2速に落とす。ここはものすごく滑りやすい上に、ブレーキングポイントに呆れるほど大きなバンプがある。だからここでクルマをしっかり減速させるのは、すごくむずかしい。いかにセットアップを頑張っても、ここでアンダーステアになるのは仕方ない。立ち上がりはわずかに逆キャンバーで、トラクションコントロールの付いてない今年のクルマでは、リアが暴れるのとドライバーが格闘する姿が見られるはずだ。

    ターン9は4速の、きわめて速いコーナーだ。マシンを安定させるため、ブレーキはちょんと触る程度に。すぐさまターンインして、クリップで縁石に乗り、スムーズに立ち上がって行く。ここでは突然クルマの挙動が変わりやすく、なのにランオフエリアはないに等しい。そのため、相当慎重に攻める必要がある。

    次のプーオンは、すごく速い左の複合コーナーだ。予選では6速でここに達して、わずかにブレーキング。ハーフスロットルのまま、コーナリングして行く。ここは1周のうちで、一番難易度が高いコーナーかもしれない。長いコーナリングの間、ずっとマシンの限界を探っている感じだから。クリップの通過速度は実際には時速230km程度だけど、もっとずっと速く感じる。

    ごく短い直線のあと、ファーニュのシケインに到達する。ここの路面はすごくグリップがあり、そのままの勢いで縁石に乗って、スピードを維持する。再び短い直線を抜けると、ターン14、そして15のスタブロが待ってる。ここも滑りやすいけど、立ち上がりの速度がすごく大事だ。ここからバスストップまで、ずっと全開だ。3速でコーナリングして、縁石を目一杯使って立ち上がって行く。

    ブランシモンの左コーナーも、全開。その先のバスストップシケインは2006年に改修されて、すっかり遅くなってしまった。最初の右はクリップが後ろの方で、立ち上がりはトラクション不足と格闘することになる。個人的には、全開で立ち上がって行けた昔のバスストップの方が、好きだ。ガードレールにギリギリまで迫りながら全開加速して行くあのスリルは、たまらない。

    開催日程:ベルギーGP

  • スパ・フランコルシャン、改修報道を否定

    スパ・フランコルシャン、改修報道を否定

    スパ・フランコルシャンの幹部は、F1レイアウトを改修し、7Km短縮するとの報道を否定した。

    ベルギーの地元メディアは、F1カレンダーで最長のレイアウトを持つスパ・フランコルシャンが、バーニー・エクレストンの賛成のもと、ブーオンとブランシモンを繋ぎ、ファーニュ・シケインとスタブロを外して、7km短縮されるtと報道した。

    それに対し、スパ・フランコルシャンのスポークスマンであるリュック・ウィレムスは、「スパは常にユニークなサーキットだ。変わることはない。」と改修の噂を否定。

    彼は、提案と現実の間には差があると語る。

    「我々のサーキットはそのままだし、変ることはない」

    開催日程:ベルギーGP

  • スパ・フランコルシャン、コース短縮か

    スパ・フランコルシャン、コース短縮か

    F1で最長コースであるスパ・フランコルシャンが、ベルギーGPの将来のために短くなるかもしれない。

    ベルギー国内のメディアは、全長が7kmを超えるスパ・フランコルシャンの一部がカットされるかもしれないと報じている。

    有名なオー・ルージュのセクションは変更されないが、短縮バージョンとして提案されたサーキット案は、プーオンをブランシモンと繋ぐというもの。

    したがって、新しいレイアウトでは高速のファーニュ・シケインとスタヴロが外され、プーオンとブランシモンも変更される可能性が高い。

    報道によると、改修工事は来年のベルギーGP前、あるいは2010年のレースに間に合うよう行われるという。

    開催日程:ベルギーGP