タグ: スコット・ディクソン

  • スコット・ディクソン 2027年から複数年契約でアロー・マクラーレンに加入

    スコット・ディクソン 2027年から複数年契約でアロー・マクラーレンに加入

    スコット・ディクソンとフェリックス・ローゼンクヴィストが、2027年シーズンからアロー・マクラーレンに加入することが決定した。両者は複数年契約を締結し、パト・オワードとともに3台体制のフル参戦ラインアップを構成する。

    また、2014年のインディ500ウイナーであるライアン・ハンター-レイも、第111回インディアナポリス500では4台目のマシンをドライブすることが発表された。

    アロー・マクラーレンは、3人のインディ500優勝経験者とシリーズ屈指のオーバル巧者を揃え、1976年以来となるインディ500制覇を目指す。

    チャンピオンとインディ500王者を獲得
    アロー・マクラーレンは、インディカー史上屈指の実績を誇るスコット・ディクソンと、現インディ500王者のフェリックス・ローゼンクヴィストを迎え、2027年へ向けて大幅な戦力強化を実現した。

    マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、今回のラインアップに大きな期待を寄せた。

    「インディカー・チームは素晴らしい勢いを見せている。このラインアップはプログラムのあらゆる面を強化してくれるだろう」

    「チャンピオンシップ獲得とインディアナポリス500優勝、そしてパパイヤ時代のトリプルクラウン達成を目標にしている。この4人は豊富な経験と優れたチームワークを持ち、チーム全体に良い影響をもたらしてくれるはずだ」

    ディクソン「キャリアの新たな一歩」
    45歳のディクソンは、2003年、2008年、2013年、2015年、2018年、2020年の6度にわたりインディカー王座を獲得。シリーズ通算59勝は歴代2位で、2008年にはインディ500も制している。

    所属するチップ・ガナッシ・レーシングは先週、ディクソンが2027年はチームに残留しない意向を伝えたと発表していた。

    ディクソンは今回の移籍について次のように語った。

    「これは僕のキャリアにおける新たな一歩で、とてもワクワクしている」

    「自分自身や家族にとっても大きな決断だった。ザクやトニーが築いているチームに貢献できることを楽しみにしている」

    「ニュージーランド出身の僕にとって、ブルース・マクラーレンの遺産の一部になれることは特別だ。彼の精神や挑戦する姿勢はいまもチームに根付いており、その伝統を受け継げることを誇りに思う」

    ローゼンクヴィストも古巣復帰
    ローゼンクヴィストは先月、今季限りでメイヤー・シャンク・レーシングを離れることを発表していた。

    スウェーデン出身の34歳は、この3年間でチームのエースとして活躍し、今季のインディ500ではデビッド・マルーカスとの歴史的な僅差の争いを制して優勝を飾った。

    2021年から2023年まで所属したアロー・マクラーレンへ復帰する形となり、2023年には同チームでインディ500のポールポジションも獲得している。

    ローゼンクヴィストは復帰を歓迎した。

    「知っている顔ぶれがたくさんいるし、スコットが加わり、ライアンもインディ500で戻ってくる。本当に素晴らしいラインアップだ」

    「全員の経験がチームにとって大きな力になると思う」

    アロー・マクラーレンは、インディカー屈指の実績を持つディクソンと現インディ500王者のローゼンクヴィストを迎え、2027年に向けた戦力を大幅に強化した。オワード、ハンター-レイを含む強力な布陣で、シリーズタイトルと50年ぶりのインディ500制覇に挑む。

  • スコット・ディクソン チップ・ガナッシ離脱を正式発表 24年の黄金時代に幕

    スコット・ディクソン チップ・ガナッシ離脱を正式発表 24年の黄金時代に幕

    スコット・ディクソンが2026年シーズン限りでチップ・ガナッシ・レーシングを離れることが正式に発表された。北米モータースポーツ史上でも屈指の長期タッグとして知られた両者の24年間にわたる関係が終わりを迎える。

    チームオーナーのチップ・ガナッシは、ディクソンには複数年契約を提示し、チームで現役生活を終える道も用意していたことを明かしたが、本人は別の道を選択したという。

    24年間で6度の王座と58勝を達成
    チップ・ガナッシは声明で、ディクソンから2027年以降はチームに残らない意向を伝えられたことを公表した。

    「スコット・ディクソンから、2027年にはチームへ戻らないという意思を伝えられました」

    「この24年間、スコットはチップ・ガナッシ・レーシングにとってかけがえのない存在でした。ともにシリーズチャンピオンを獲得し、多くの勝利を重ね、この組織を象徴する数え切れない瞬間を築いてきました」

    「彼が築き上げた功績とレガシーを考えれば、チップ・ガナッシ・レーシングで現役生活を終えられる機会を提供することが重要だと考え、複数年契約を提示しました」

    「しかし、彼は別の道を選ぶ決断をしました。その意思を尊重するとともに、今後の成功を心から願っています。スコットはこれからもチームの歴史において特別な存在であり続けます」

    「我々は残るシーズンを9号車PNCチームとともに全力で戦い抜くとともに、チップ・ガナッシ・レーシングの未来への準備も進めていきます」

    ディクソンは2002年シーズン途中にチームへ加入。2003年にインディカーへ転向した初年度からシリーズ王者を獲得すると、その後2008年、2013年、2015年、2018年、2020年と計6度のタイトルを獲得した。

    さらに2008年にはインディアナポリス500も制覇。通算59勝のうち58勝をチップ・ガナッシ・レーシングで挙げており、24年間にわたるパートナーシップは北米モータースポーツを代表する成功例として語り継がれてきた。

    2027年はアロー・マクラーレン移籍が有力
    現在45歳のディクソンは、2026年シーズン第9戦終了時点でランキング10位につけている。今季最高成績はロングビーチでの3位で、22年連続優勝という自身のインディカー記録更新も懸かっている。

    今週にはディクソンが2027年からアロー・マクラーレンへ移籍することで合意したと報じられており、今回の正式発表によってチップ・ガナッシ・レーシング退団は確定した。

    24年間に及ぶ名門チームとの歴史に幕を下ろしたディクソンが、2027年から新天地でどのようなキャリアを歩むのか、大きな注目が集まる。

    【関連】
    ・角田裕毅 F1復帰は厳しい情勢か ホンダ支援でインディカー転向が浮上

  • スコット・ディクソン、インディカーのハイブリッドエンジンは「大幅に前進」

    スコット・ディクソン、インディカーのハイブリッドエンジンは「大幅に前進」

    インディカー・シリーズは、2024年シーズンの開幕戦からエンジンに新しいハイブリッド・コンポーネントを導入することになっており、その前に数レースを残すのみとなった。

    ホンダとシボレーはこの1年、バッテリーをエンジンのベルハウジング内に搭載するユニークなレイアウトを採用したハイブリッド・システムを何度もテストしてきた。

    ホンダの担当者によると、メーカーが最も懸念しているのは、まったく新しい設計のコンポーネントを確実に調達することだという。しかし、それでも開発は着実に続けられ、この1年間でシステムの重量は大幅に軽減された。

    コンポーネントはこれまで以上に過酷なテストに耐えており、今のところ、2024年の導入スケジュールでシリーズを継続するのに十分な持ちこたえを見せているようだ。

    ホンダのテストドライバーに抜擢されたスコット・ディクソンは、最近のテストで大きな進歩を実感しているという。

    ディクソンは新しいハイブリッドシステムについて「間違いなくまだ発展途上だ」と語った。「ここ数回の改良は大きな前進だと思う」

    「マニュファクチャラーにとって重要なテクノロジーであり、世界規模でのメーカーの活動、特にホンダが生産している車には大きな関連性があると思う。ハイブリッドの状況は彼らにとって非常に大きい。彼らがそれに力を入れているのは知っている。インディカーも同じだ。彼らがコミットしていることだ」

    「来年の導入については、ある意味であやふやな時期があったと思う。最後のテストはセブリングでとてもうまくいった。多くの距離を走った。10月、11月、12月、そして1月にも多くのマシンが走った」

    「テクノロジーはかなりクールだ。IMSAや他のフォーミュラで見てきたような通常のシステムとは違う。自動運転にこだわらず、ドライバーのインプットの要素にこだわってほしい。それは僕たちのレースにも刺激を与えると思います。

    「正しい方向に向かっていると思う。時期が近づいてみないとわからないけどね。このために多くの努力が払われているし、彼らがもたらした技術を見るのはクールだ」

    インディカー ホンダディクソンは開発プロセスを通じてホンダのテストドライバーに指名されている。

    インディカーは当初、ハイブリッド・システムを新しい2.4リッター・エンジンとともに2023年シーズンに導入する予定だったが、開発の問題とパンデミック関連のサプライチェーンの問題が重なり、延期を余儀なくされた。

    大型エンジンの開発は一時中断され、その間にハイブリッド・コンポーネントをレースで使えるようにすることに集中した。

    時間が経つにつれてテストは頻繁に行われるようになり、秘密裏に行われることも少なくなったが、インディカーのファンは、新しいコンポーネントでもエンジン音に変化がないことに満足している。

    音がエンターテインメントとして重要な役割を果たすことを理解しているディクソンにとっては、この点もポジティブな要素だ。

    「そうだね。僕はレーシングカーのようなサウンドのマシンに情熱を注いでいる。インディカーの将来にとって、それは間違いなく重要なことだ」

    「繰り返しになるけど、テクノロジーにもスポットライトが当たるといいね。他のフォーミュラで見てきたものとは間違いなく違うと思う」

  • インディカー:スコット・ディクソンがシーズン初優勝 / 2023年第14戦

    インディカー:スコット・ディクソンがシーズン初優勝 / 2023年第14戦

    インディカー:スコット・ディクソンが今シーズン初優勝を挙げてポイントランキング2番手へ浮上。ポイントトップのアレックス・パロウは7位でリードを広げる。

    インディカー・シリーズ第14戦は今年2回目となるインディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースを使ったレース。1909年創業のこのサーキットには、全長2.5マイルの伝統あるオーバルコースの一部を利用したロードコースが2000年に完成し、近年のインディカーシリーズは1シーズンに2戦を行っている。

    今年の5月に行われたレースでは、アレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)がシーズン初優勝を飾った。8月開催の最高気温が31℃まで上がった厳しいコンディション下での今シーズン2レース目は、彼のチームメートのスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が、1周回目で巻き込まれたアクシデントを乗り越えて、すばらしい勝利を収めた。

    スタート直後のアクシデントでマシンに小さなダメージを受けたディクソンは、ピットでクルーたちによる素早い修復作業を受けるとコースに戻り、85周のゴールまで2回だけのピットストップで走りきる作戦に打って出た。スタートでハードタイヤを装着していた彼は、1回目のピットストップで修理、燃料補給、さらにはタイヤをハードからソフトにスイッチし、その後の全周回をソフトタイヤで走る作戦を採用。これらが見事に的中し、レース終盤にポールポジションスタートだったグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)の猛追を受けながらも、それをギリギリで跳ね返して今季初優勝を飾った。

    この勝利はディクソンにとってはインディカー歴代2番手のキャリア54勝目。歴代最多の67勝という記録を持つAJ・フォイトにまた一歩近づいた。また、ディクソンは1シーズンに少なくとも1勝をマークする記録のインディカーレコードホルダーだが、今日の勝利で自身の記録を19年連続へと更新した。それを彼は319レース連続出場の新記録樹立のレースで達成した。

    ポールポジションからスタートしたレイホールは快調に周回を続け、最後の最後でディクソンの背後に迫った。85周で争われたレースの最終10ラップ、レイホールの追い上げは凄まじく、ファイナルラップの大逆転も十分考えられるスリリングな展開になった。しかし、コンマ5秒ほど届かず、2017年以来となる優勝にあと一歩の2位でフィニッシュした。これはレイホールにとって今シーズンのべストリザルト。そして、Hondaはナッシュビルから2戦続けて1-2フィニッシュを記録した。

    今シーズン4勝でポイントスタンディングのトップをひた走るアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)は、予選9番手(グリッド降格となったドライバーがいたため、スタートは8番手)から7位でフィッシュ。ポイント2番手との差を84ポイントから101ポイントへと大きく広げた。なお、ポイント2番手はジョセフ・ニューガーデン(シボレー)から今日優勝したディクソンに代わっている。残るは3戦。

    優勝したディクソン、2位のレイホールのほかにも、クリスチャン・ルンガー(Rahal Letterman Lanigan Racing)が4位でゴールし、上記の通りパロウが7位。前戦ナッシュビルでキャリア2勝目を挙げたカイル・カークウッド(Andretti Autosport)が9位に入り、マーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)が10位と、6人のドライバーたちがトップ10圏内でのフィニッシュを記録した。また、ナッシュビルでデビューしたばかりのルーキー、リヌス・ルンドクヴィスト(Meyer Shank Racing)が参戦わずか2戦目にして12位でのフィニッシュを達成。しかも、これは今日のレースでのルーキー最上位フィニッシュだった。

    これでHondaは今シーズン9勝目。ポールポジションは今週末のレイホールによるものが10回目で、インディカー・マニュファクチャラーズ・ポイントでHondaはライバルを暫定38ポイントリードしている。

    次戦はインディアナポリスから北米大陸を西進したミズーリ州セントルイスの郊外、イリノイ州マディソンにあるワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイで開催される。オーバルコースでのレースはこれが今シーズン最後となる。

    インディカー・シリーズスコット・ディクソンが今シーズン初優勝を挙げてポイントランキング2番手へ浮上。 ポイントトップのアレックス・パロウは7位でリードを広げる

    スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)
    「この勝利はチームの力によって達成されました。私はファンタスティックなスタートを切ったのですが、1周目のターン7で接触されてマシンが真横を向き、そこにライバルのマシンがぶつかってきました。これで最後尾近くまでポジションを下げましたが、チームは絶対にあきらめない、という姿勢を崩しませんでした。Hondaエンジンはすばらしいパフォーマンスを発揮してくれました。今日のマシンは、燃料をセーブさせながらであっても、走らせるのが本当に楽しかったです。燃料消費を抑えながらも、必要なときに必要なだけ速いペースで走り続けることができました。今日問題があったとしたら、それは最後のピットストップ直後のアウトラップで、少々マシンをプッシュしすぎたことでした。グレアム・レイホールとの差を広げようと考えたからでしたが、そこでタイヤを幾分酷使してしまい、レース終盤土壇場になってグリップが怪しくなっていました。それでも私たちは集まってくれたファンの前でよいバトルをお見せすることができたと思います。こうしてまた表彰台の中央に立つために、これからも何事もあきらめることなく挑戦し続けます」

    グレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)
    「今日の私たちは勝利できませんでしたが、何も恥じる必要はないと思います。私たちのマシンは最高でした。Hondaエンジンも、いつもと同じように最高でした。今日の2位フィニッシュについて、私は腹立たしく思ってはいませんが、悔しいと感じているのは事実でしょう。私たちは今日、すべてをミスなく行いました。ただ、勝利の女神が私たちの側にいてくれませんでした。序盤のフルコースコーションが私たちに不利に働きました。あれが少し長過ぎたため、2回のピットストップでも走りきることが可能になりました。あのイエローが出た瞬間、私はディクソンが勝負に絡んでくるだろうと予測したのですが、まさにその通りになりましたね。最後の2周、私は”オーバーテイクボタン”を押し続けましたが、ディクソンもそれは同様だったため、差を縮め、アタックを仕掛けるところまでいけませんでした。しかし、それを恥ずかしいと考える必要は、私たちにはないと思います。私たちが戦った相手は、史上最高のドライバーとチームだったのですから。今後も私たちは集中力を保ち、実力を高めて行くことに専念します」

  • スコット・ディクソン 「F1を追求しなかったことに後悔はまったくない」

    スコット・ディクソン 「F1を追求しなかったことに後悔はまったくない」

    インディカーで最も成功を収めたドライバーの一人であるスコット・ディクソンは、F1で走らなかったことに後悔はないと語る。

    スコット・ディクソン(38歳)は、2018年のインディカーで自身5回目のチャンピオンを獲得。同シリーズで7回のタイトルを獲得したA.J.フォイトに次ぐ、歴代2位のタイトル獲得数となった。

    また、スコット・ディクソンの通算44勝は、A.J.フォイト(67勝)、マリオ・アンドレッティ(52勝)に次ぐ、歴代3位の勝利数となる。

    2000年、スコット・ディクソンには、1984年のマーク・サックウェル以来のニュージーランド人F1ドライバーになるう大きな希望があった。

    2001年には、当時シングルシーターでF1に次ぐディヴィジョンと見なされていたチャンプカーに転向。しかし、本格的なチャンスはインディカーで最初のタイトルを獲得するまで訪れなかった。翌年の2014年にディクソンはBMWウィリアムズのF1マシンをテストしている。

    「僕たちはウィリアムズと良いテストをしたけど、ちょっと居心地が悪い時間だったね」とスコット・ディクソンは Stuff NZ にコメント。

    「初めてインディカーのチャンピオンを獲得したばかりだった。僕たちはフルタイムで走っていたし、契約的にもチームとは何かあるようには見えなかった。彼らはすでに他のドライバーをラインナップしていたしね」

    「1年で僕たちがやっているテストドライブのひとつだった。その世界で永遠に迷子になるか、もしくはチャンピオンを獲得したばかりの場所で本当に本当に楽しいと思うことをやっていくかの問題だった」

    スコット・ディクソンと彼のチームは、現役インディカーチャンピオンからF1のリザーブドライバーになることは後退だと見なした。

    「まったく後悔はない。僕たちのポジション、僕たちがやってきたことに後悔していないのは間違いない」とスコット・ディクソンは付け加えた。

    スコット・ディクソンは、その後の15年間でさらに4回のインディカーチャンピオンを獲得しており、F1でも十分に活躍できたと考える者は多い。

    チップ・ガナッシでチームを組んだ元F1ドライバーのマックス・チルトンは「彼は世界最高のドライバーのひとりだと思う。F1マシンで張り合うことができただろう」とコメント。

    米国のウェブサイト Autoextremist の編集者ピーター・デロレンゾは、スコット・ディウソンがF1に転向していればF1ワールドチャンピオンになれていただろうと考えている。

    「彼はF1でチャンピオンになっていたか? 彼がそれを追求していれば間違いなくなっていただろう」とコメント。

    「だが、彼がインディカーでレースをしていることを嬉しく思う。レースの歴史のなかで最高のドライバーの一人を毎年見ることができているんだからね」

    38歳のスコット・ディクソンだが、モーターレーシングを引退するまでにA.J.フォイトの7回目のタイトルを獲得するチャンスはまだ残されている。

  • スコット・ディクソン 「またタイトルを獲れたなんて信じられない」

    スコット・ディクソン 「またタイトルを獲れたなんて信じられない」

    スコット・ディクソンが、2018年のインディカーのシリーズチャンピオンを獲得した。

    カリフォルニアらしい真っ青な快晴の下で開催された2018年インディカーシリーズ最終戦グランプリオブソノマでは、ポールポジションからスタートしたライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)が完ぺきな走りで終始リードを保ち続け、今シーズン2勝目を飾った。85周のうちの80周をリードする完勝は、彼のキャリア18勝目となった。

    予選2番手だったポイントリーダーのスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、冷静な走りで優勝のチャンスを狙いつつも、タイトルを直接争う相手であるアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)のポジションを睨みながらの走行を続けた。優勝してタイトルを決定づけるのが理想だが、確実にマシンをゴールまで運ぶことが彼と彼のチームにとっては最優先課題だった。そして、過去4回チャンピオンになっているニュージーランド出身のベテランは、完ぺきにその仕事をこなした。5回のチャンピオンシップ獲得は、インディカーシリーズにおける最多記録に並ぶもの。5度のタイトル獲得を果たしているのは、これまでAJ・フォイトだけだった。

    スコット・ディクソンの2018年シーズンは、17戦で6位以上が14回という見事なまでに安定したものだった。その上、デトロイト、テキサス、トロントで優勝。彼の優勝回数は44回で、現役ドライバーとしては最多で、インディカー史上では歴代3位にランクされている。彼より多くの勝利を記録しているのは、マリオ・アンドレッティ(52勝)とAJ・フォイト(67勝)だけだ。

    スコット・ディクソン(2位 シリーズチャンピオン)
    「タイトル獲得はチームの人々のおかげです。ゴールラインを横切るラッキーな仕事を担当しているのは私ですが、彼らのハードワーク無しには成し得ないことなのです。チームオーナーのチップ・ガナッシのためにも、彼のチームのためにも、こうしてタイトルを獲得できたことがうれしくて仕方ありません。彼らには感謝をしても感謝し切れません。チームメートのエド・ジョーンズも本当にがんばってくれました。新スポンサーのサポートにも感謝します。Hondaも驚くべき仕事をし続けてくれています。妻のエマ、そして家に残っている家族にも支えられています。ライバルチームにも感謝したいと思います。Penske、Andretti、彼らとのシーズンを通して激しく戦いました。ロッシは見事でした。彼に今年は本当に苦しめられました。大きな才能を持ったドライバーで、今後多くのタイトルを獲得することになるでしょう。自分がタイトルをまた獲れたなんて、まだ信じることができません」

    最終戦でのホンダは、2018年シーズンにおける11勝目を1-2フィニッシュとともに記録した。1994年から参戦しているホンダにとって、これは7回目のマニュファクチャラーズタイトルとなる。また、昨シーズンに続いてホンダの5チームすべてが少なくとも1勝をマークしました。その内訳は、ディクソン(Chip Ganassi Racing)が3勝、ロッシが3勝(Andretti Autosport)、ハンターレイが2勝(Andrfetti Autosport)、ジェームズ・ヒンチクリフ(Schmidt Peterson Motorsports)と セバスチャン・ブルデー(Dale Coyne Racing with Vasser/Sullivan)と佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)がそれぞれ1勝を飾った。

    ライアン・ハンターレイ(優勝 シリーズランキング4位)
    「チームにとってすばらしい優勝となりました。クルーたちがすばらしい仕事をしくれました。マシンは最高でした。最終戦で勝てるのはうれしいことです。信じられないほどうれしい。この勝利をロバート・ウィッケンズに捧げます。彼は今、レースでの負傷と戦っています。インディカーは一つの大きな家族です。私たち全員がロバートとともにあります。彼が今日、レースをしていたら、私をもっと苦しめていたと思います。また、スコット・ディクソンのタイトル獲得を称えたいと思います。彼のパフォーマンスには言葉もありません。5回目のタイトル獲得です。驚くべき偉業です。彼と戦えていることを光栄に感じます。そして、今日彼を倒して優勝できたことを喜びたいですね」

    29点差から逆転タイトルを狙ったアレクサンダ・ロッシは、1ラップ目に他車と接触してフロントウイングとタイヤを破損。ピットでそれらを交換し、燃費作戦など多くのことにトライして逆転優勝を狙った。43周目に出されたフルコースコーションによって、ロッシにはわずかながら優勝のチャンスが生まれた。それを活かすべくロッシは11番手から猛チャージを開始し、5番手までポジションを上げてサーキットを沸かせた。しかし、リスタートからの激しい走りでタイヤに負担をかけたためか、レース終盤はペースが下がって7位でゴール。それでもロッシは自己ベストとなるシリーズランキング2位で2018年シーズンを終えた。

    アレクサンダー・ロッシ(7位 シリーズランキング2位)
    「1ラップ目のアクシデントは、何が起こったのかまだわかっていません。マルコ・アンドレッティが早めにブレーキングをしたためなのか、自分の方が判断を誤ったのか。しかし、起きてしまったことは、起きてしまったこと。ディクソンを逆転するのは、もともと非常に難しかったのです。今シーズン、私たち27号車は本当にがんばりました。最終戦がこのようなものになったのは残念です。ミスの後もチームは奮闘し、私に大きなリカバリーを達成させてくれました。ランキング2位という結果は悔しいものですが、来シーズンに向けて大きなものを築き上げることができたと思います」

  • インディカー | スコット・ディクソンが2018年のシリーズタイトルを獲得

    インディカー | スコット・ディクソンが2018年のシリーズタイトルを獲得

    スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が、2018年のインディカー・シリーズのタイトルを獲得した。

    9月16日(日)、2018年のインディカー・シリーズ最終戦がソノマ・レースウェイで開催。ポイントリーダーのスコット・ディクソンは、21位以上でランキング2位のアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)の前でレースをフィニッシュすればチャンピオン獲得という状況でレースを迎えた。

    レースでは、アレクサンダー・ロッシがスタート直後の接触で右フロントタイヤをパンクさせ、フロントウイングを壊したことでピットインして大きく順位を落とす。ロッシはその後挽回して7位でフィニッシュしたが、スコット・ディクソンは2位でフィニッシュ。2018年のチャンピオンを獲得した。

    インディカー参戦当初よりチップ・ガナッシ・レーシングに所属するスコット・ディクソンは、2003年、2008年、2013年、2015年に続き、自身5回目のインディカー シリーズチャンピオンに輝いた。

    最終戦はポールポジションからスタートしたライハン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)が優勝。スコット・ディクソンが2位、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が3位でフィニッシュした。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、12番グリッドから7番手まで順位を上げていたが、15周目にピットインを終えてコースに復帰した直後、マシンから大量の白煙が上げてピットに帰還。そのままリタイアとなった。佐藤琢磨は2019年もレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカーに参戦することが発表されている。

    2018 インディカー 第17戦 ソノマ 結果

    Pos No Driver Team  
    1 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H
    2 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H
    3 12 ウィル・パワー Team Penske C
    4 22 シモン・パジェノー Team Penske C
    5 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H
    6 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H
    7 27 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H
    8 1 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C
    9 8 パトリシア・オワード Harding Racing C
    10 10 エド・ジョーンズ Chip Ganassi Racing H
    11 39 サンティノ・フェルッチ Dale Coyne Racing H
    12 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C
    13 20 ジョーダン・キング Ed Carpenter Racing C
    14 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H
    15 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H
    16 19 ピエロト・フィッティパルディ Dale Coyne Racing H
    17 60 ジャック・ハーベイ Meyer Shank Racing with SPM H
    18 6 カルロス・ムニョス Schmidt Peterson Motorsports H
    19 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C
    20 88 コナー・デイリー Harding Racing C
    21 59 マックス・チルトン Carlin C
    22 23 チャーリー・キンボール Fucos Racinf C
    23 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H
    24 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C
    25 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H

    関連:佐藤琢磨、2019年もレイホール・レターマン・ラニガンから参戦決定

  • 【インディカー】 スコット・ディクソン、2019年にマクラーレンに移籍?

    【インディカー】 スコット・ディクソン、2019年にマクラーレンに移籍?

    スコット・ディクソンが、2019年にインディカーへのフル参戦を検討しているマクラーレンのドライバー候補として報じられている。

    2004年にウィリアムズでF1マシンをテストした経験のあるスコット・ディクソンは、マクラーレンと話をした事実を認めつつも、今は現所属チームであるチップ・ガナッシで5度目のシリーズチャンピオンを獲得することに集中していると主張した。

    「僕たちは常に他の人たちと話をしている。でも、あちこちの店の商品を見て回ったり、移籍を検討したりしているような状況ではない」とスコット・ディクソンは Autoweek にコメント。

    「そのようなシナリオの多くは、僕が15年以上にわたって知っている人とのものだ。大まかに言えば、そのストーリー展開はザク・ブラウン(マクラーレン CEO)がほんの少し熱中していることだね」

    「ザクが“トラックアタック”を運営していた1999年から彼のことは知っているし、彼とは長い付き合いだ。彼とは頻繁に話をしているし、それは長年にわたって同じことだ」

    マクラーレンはまだインディカー参戦を評価している段階であり、今月初めには潜在的な上層部がデトロイトで開催されたインディカーの会場を訪問している。最も高いシナリオとして、アンドレッティ・オートスポーツと提携してマクラーレンのブランディングが施されたマシンを走らせる可能性が報じられている。

    現在マクラーレンのF1ドライバーを務めるフェルナンド・アロンソは、インディカーへの転向、もしくは少なくともインディ500に参戦するのではないかと噂されているが、マクラーレンが2台体制なのか1台体制での参戦を検討しているのかは不明となっている。

    スコット・ディクソンは、今年でチップ・ガナッシとの3年契約が期限を迎えることになっており、マクラーレンとの3年契約を検討していると噂されている。

    「いつも話し合いは行われているし、数名のドライバーに選択肢が出ていくシーズンになると、いつもそのような話が始まる。新しいチームが登場するとさらにそれに拍車がかかる」とスコット・ディクソンはコメント。

    「僕にとってそれは今シーズンだ。僕たちはこのチャンピオンシップに勝つことに本気で集中している。他のことは軌道の外にあることだし、現時点では実際には何もない。ここまで言われているいろいろな話に少し驚いている」

  • 【インディカー】 第9戦 決勝:S.ディクソンが優勝、佐藤琢磨は7位

    【インディカー】 第9戦 決勝:S.ディクソンが優勝、佐藤琢磨は7位

    2018年のインディカー・シリーズ 第9戦 テキサスの決勝が6月9日(土)にテキサス・モーター・スピードウェイで行われ、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が優勝。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は7位でレースを終えた。

    先週のデトロイトでのダブルヘッダーに続き、今週末はテキサスでのオーバルレースと、インディ500から3連戦と過密スケジュールのインディカー・シリーズは早くも折り返し地点。

    テキサス・モーター・スピードウェイで行われたレインガード600は、日没後にスタートするトワイライトレースとして開催された。

    優勝は7番グリッドからスタートしたスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)。タイヤ、戦略ともに完璧な展開をみせたディクソンは130周目にトップに立つと大量なリードを築いてデトロイトのレース1に続いて今季2勝目を手にした。これでスコット・ディクソンは43勝目となり、歴代勝利数でマイケル・アンドレッティを抜いて単独3位に浮上した。

    予選ではシボレー勢が有利とみられたレースだが、2位のシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)を除き、9位までホンダ勢が8台を占める結果となった。

    9番グリッドからスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、タイヤに苦しみ一時は2周遅れとなったが、3度のフルコースイエローとなったレースで最終的にリードラップに返り咲く粘りのレースで7位でフィニッシュした。

    2018 インディカー 第9戦 テキサス 決勝 結果

    Pos No Driver Team  
    1 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H
    2 22 シモン・パジェノー Team Penske C
    3 27 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H
    4 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H
    5 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H
    6 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H
    7 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H
    8 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H
    9 10 エド・ジョーンズ Chip Ganassi Racing H
    10 23 チャーリー・キンボール Carlin C
    11 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C
    12 59 マックス・チルトン Carlin C
    13 1 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C
    14 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H
    15 88 ギャリー・チャペス Harding Racing C
    16 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H
    17 19 ザカリー・クラマン・デ・メロ Dale Coyne Racing H
    18 12 ウィル・パワー Team Penske C
    19 6 ロバート・ウィッケンズ Schmidt Peterson Motorsports H
    20 20 ジョーダン・キング Ed Carpenter Racing C
    21 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C
    22 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C
  • 【インディカー】 ホンダ:第7戦 デトロイト 決勝レポート

    【インディカー】 ホンダ:第7戦 デトロイト 決勝レポート

    2018年のインディカー・シリーズ 第7戦 デトロイトの決勝レースが6月2日(土)に開催され、スコット・ディクソンが今季初優勝。ライアン・ハンターレイ、アレクサンダー・ロッシが2、3位フィニッシュし、ホンダ勢がトップ6を独占した。

    アメリカ自動車産業の首都ともいうべきミシガン州デトロイトでのイベントは、今年も金曜日にプラクティスを行い、土曜日と日曜日は午前中に予選、午後に決勝を行うダブルヘッダーとして開催されている。

    最初のレースが行われる土曜日は、奇妙な天候に見舞われた。午前中は気温14℃と冬に逆戻りしたような寒さで、午後は日が出て20℃まで気温が上昇、快適なコンディションでレースが開催された。

    ソフトとハード、2種類のタイヤを使ってのストリートコースでのバトルは、ハイスピードかつエキサイティングなものとなり、予選2番手だったスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が優勝を飾った。

    ディクソンは1回目のピットストップで、ポールポジションスタートだったマルコ・アンドレッティ(Andretti Herta Autosport with Curb-Aganjanian)の前に出ることに成功し、その後はハードタイヤでの走りで2番手以下を大きく引き離した。

    レース終盤でアクシデントによるフルコースコーションが出され、後続との差が縮まっても、4回シリーズチャンピオンになっているディクソンは、慌てることなど一切なく、危なげない走りを続けて今季初優勝。キャリア通算42勝目のチェッカーフラッグを受けた。ディクソンはこれでマイケル・アンドレッティと並び、インディカー歴代3位タイの勝利数保持者となった。

    2位争いを制したのは、予選5番手からスタートしたライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)だった。スタート直後に5番手をキープしていたが、さらに上位への進出を目指して9周目にピットイン。ソフトタイヤからハードタイヤに交換した。デトロイトのストリートコースは今年も他のコースと違い、ソフトタイヤよりもハードタイヤが速く、しかも安定したパフォーマンスを発揮していた。早めのピットインが功を奏して、ハンターレイは大差をつけてトップに浮上。ピットストップを1回多くこなしてもトップグループにポジションを維持し、背後に迫ったチームメートのアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)とマルコ・アンドレッティを封じ込めて、今季2度目の表彰台に上った。

    3位は予選4番手だったロッシ。ゴール間近のリスタート後にアンドレッティを抜き、今季早くも4度目の表彰台。トップ5フィニッシュは7戦目で6度目となった。

    佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、7番手スタートからポジションを上げ、5位でチェッカーフラッグを受けた。今シーズン初のトップ5フィニッシュ、そして、ここまでのベストリザルトだ。スタートでウィル・パワー(シボレー)をパスし、序盤のバトルでハンターレイもオーバーテイクした佐藤琢磨だったが、ディクソンをはじめとする上位陣と同じオーソドックスな2ストップ作戦だったことでポジションを大きく向上させることはできなかった。しかし、今日の予選、そして決勝でマシンセッティングを向上させることに成功した彼らは、日曜日に行われる予選、決勝に向けて、大きな希望を持つこととなった。

    スコット・ディクソン(優勝)
    「シーズン初優勝はいつでもうれしいものです。今のインディカーシリーズの競争の激しさには本当にすごいものがあります。数年前であれば、1シーズンに5~6勝するドライバーもいましたが、もうそうした時代は二度と訪れないのかもしれません。私はChip Ganassi Racingのクルー全員を誇りに思います。これが、今年からの新スポンサーと記録する初勝利となりました。Hondaが見事な仕事をしてくれたことも勝利につながったと思います。モーターシティでのレースでHondaがトップ6を独占。この結果が持つ意味は大きいと思います。明日も今日と同様にHondaによる上位独占を達成したいと思います」

    佐藤琢磨(5位)
    「最良の一日とはなりませんでしたが、手応えのあるフィニッシュを飾れました。我々のチームは昨年、デトロイトでの2レース両方で勝ちましたから、期待を高く持ってレースウイークを迎えました。しかし、走行1日目にはマシンセッティングで苦戦し、技術的なトラブルにも見舞われました。そうした状況から私たちのチームは大きくばん回を果たし、今日のレースで上位フィニッシュを記録することができました。明日の予選では競争力を発揮することができそうです。今日のレースでつかんだものを使い、いいマシンに仕上げて予選、そしてレースを戦いたいと思います」