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  • 2023年 F1シンガポールGP:WINNERS & LOSERS

    2023年 F1シンガポールGP:WINNERS & LOSERS

    2023年F1シンガポールGPでは、フェラーリのカルロス・サンンツが終盤の4台のマシンによる優勝争いを制して今季初勝利。2位のランド・ノリス(マクラーレン)と共闘してメルセデスを追撃をかわした。

    赤やパパイヤの服を着ていれば喜びがあったが、ピットレーンの他の場所では笑顔は少なかった。Formula1.comがマリーナ・ベイから5人の勝者と5人の敗者を選んだ。

    勝者:カルロス・サインツ
    カルロス・サインツにとってF1で最も充実した週末となった。プラクティスを通じてチームメイトのシャルル・ルクレールを圧倒したサインツは、輝かしいラップしてキャリア初の連続ポールポジションを獲得。決勝では序盤のタイヤマネージメントを巧みに行い、終盤は元チームメイトのランド・ノリスがDRSを利用できるように巧みに後退し、ジョージ・ラッセルとルイス・ハミルトンの速いメルセデス勢とのバッファーを作った。この勝利は、レッドブルの15連勝記録に終止符を打ち、フェラーリにとっては今季初となるキャリア2勝目を挙げた。今シーズン序盤は表彰台に上がることができなかったが、2戦連続の表彰台を獲得となった。

    カルロス・サインツ F1シンガポールGPセンセーショナルな勝利の後、フェラーリの祝賀会は夜遅くまで続いた

    敗者:レッドブル
    レッドブルは今季初の敗北を味わい、パーフェクトなシーズンは終わった。レッドブルの両ドライバーは2018年ロシアGP以来となるQ3進出を果たせず、今季はこれまでどこでも素晴らしい走りを見せてきたRB19がマリーナ・ベイの路面への適応に苦戦した。日曜日には、マックス・フェルスタッペンが5位まで奮闘し(4月のバクーから続いた10連勝をストップ)、セルジオ・ペレスが8位で数ポイントを獲得するなど、レッドブルが苦戦した理由を理解する上で少し前進したように見えた。過去26回のグランプリでレッドブルが優勝を逃したのはこれで2度目だが、チーム内にはシンガポールでの週末は単なる一時的なもので、日本ではベストの状態に戻るだろうという絶大な自信がある。

    レッドブル F1シンガポールGPレッドブル・デュオにとっては不本意、連勝は止まった

    勝者:フェラーリ
    フェラーリは最近、戦略面でも運営面でもパフォーマンス面で苦戦しており、多くの批判を受けてきたが、シンガポールでは2023年に勝利の最大のチャンスが訪れたとき、一つのミスも犯さなかった。彼らは金曜日の早い段階で両車に良いセットアップを見つけ、週末が進むにつれて進みたい方向性を見失うことなく進歩し、その後、レースでは計り知れないプレッシャーの下でクリーンな戦略を実行した。これは昨年夏のオーストリアでルクレールが勝って以来の勝利であり、モナコ人ドライバーが4位でフィニッシュしたことで、フェラーリはコンストラクターズランキングでの2位争いにおいてメルセデスとの差を24ポイントに縮めた。

    敗者:ジョージ・ラッセル
    ジョージ・ラッセルは日曜日、間違いなくこのフィールドで最も速いドライバーであり、ランド・ノリスから2位を奪おうと争っていた最終ラップでクラッシュし、悲嘆に暮れた。ラッセルは、12レース前のオーストラリア大会以来初めてフロントローでレースをスタートしたが、勝利への反撃を期待して、終盤に新しいミディアムタイヤでのストップにより2つポジションを落とすリスクを負った。彼はルクレールを難なくかわしたが、ノリスを抜く方法を見つけることができず、追い上げてきたところでウォールに接触、そのままバリアに飛び込んで3戦ぶり2度目のノーポイントフィニッシュとなった。

    勝者:マクラーレン
    マクラーレンの絶え間ない開発スピードはとどまるところを知らず、イギリスチームは1レース早くアップグレードパッケージをトラックに持ち込んだ。1セットしか準備する時間がなかったが、ランド・ノリスはそれを最大限に活用し、シンガポールで過去最高の4番手グリッドを獲得した。その後、彼は、はるかに速いラッセルからの強烈なプレッシャーを吸収しながら、元チームメイトのサインツからのDRSの恩恵も受け、見事なレースを走り、今季3度目の表彰台を獲得し、シーズン総数自己ベストまであと1つとなった(2021年い4回)。チームメイトであるオスカー・ピアストリは、マクラーレンのオールドスペックを駆り、Q1敗退から挽回して7位でフィニッシュし。今年6回目のトップ10フィニッシュとなった。

    ランド・ノリス F1シンガポールGPノリスは終盤のプレッシャーをすべて吸収し、名高い2位を守り続けた

    敗者:アストンマーティン
    アストンマーティンにとって、この週末は忘れたい週末となった。予選で大クラッシュを起こしたランス・ストロールが欠場したため、たった1台のマシンでグランプリをスタートした。フェルナンド・アロンソは、今年最も競争力のなかった週末の一つを過ごした。ピットイン時に白線を越えたため5秒のタイムペナルティを科せられ、その後スローストップで争いから大きく脱落した。マシンの最終的なペースは非常に残念なもので、トラック特性がマシンに合っていると考えていたチームにとっては驚きだった。ポイント獲得ができなかったことで、コンストラクターズ2位争いからさらに後退することになった。

    フェルナンド・アロンソ  F1シンガポールGPアロンソ、シンガポールで今季初めてポイント獲得に失敗

    勝者:リアム・ローソン
    リアム・ローソンはダニエル・リカルドのスーパーサブとしてF1人生の素晴らしいスタートを切り、キャリア初のポイントフィニッシュを果たした。最初の3回のF1スタートで13位、11位、9位でフィニッシュ。9位入賞は世界選手権でポイントを獲得した350人目のドライバーとなった。アルファタウリが大幅なアップグレードをもたらした週末、予選で初めてQ3進出を果たすなど、力強いパフォーマンスを見せた後のことだった。

    リアム・ローソン F1シンガポールGPローソンは日曜日、わずか3度目のレースでポイントを獲得。

    敗者:角田裕毅
    ローソンのチームメイトである角田裕毅はシンガポールで何もうまくいかず、トップ10スタート枠を獲得するのに十分な速さを見せたが、その後レッドブルに阻まれ、唯一の走行で小さなミスを犯して予選Q2で敗退した。決勝、角田は素晴らしいスタートを切ったが、セルジオ・ペレスと接触した後、自分の過失ではないものの、マシンに大きなダメージを負い、リタイアを余儀なくされた。これは、過去2大会でレーシングラップを完走していないことを意味する。

    勝者:ケビン・マグヌッセン
    ケビン・マグヌッセンはマイアミ以来となる最強の週末を過ごし、今季2度目のトップ10入りとなる6番グリッドを獲得した。ハースのレースペースは他のチームよりも弱かったが、マグヌッセンは肘を出しながら懸命にポイントを獲得し、今季ベストフィニッシュに匹敵した。チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグ同様、VF-23から安定した走りを引き出すのに苦労していたマグヌッセンが、オールラウンドに素晴らしいパフォーマンスを見せた。

    ケビン・マグヌッセン F1シンガポールGPマグヌッセンのポイントはマイアミ以来の初得点となった

    敗者:エステバン・オコン
    エステバン・オコンは日曜、忘れられない誕生日を迎えた。トップ10入りを目指していた努力が、ギアボックスの問題で突然中断されて水泡に帰した。それまでは元チームメイトのアロンソを含むセンセーショナルなオーバーテイクを連発し、メカニカルトラブルに見舞われるまでは6位争いに加わっていた。これは彼にとって2年連続のリタイアであり、6回のグランプリ中4回目のリタイアとなった。彼は現在、6位に終わったチームメイトのピエール・ガスリーにドライバーズチャンピオンシップで9ポイント差をつけられている。

  • 2023年 F1シンガポールGP 決勝:ドライバーコメント(トップ10)

    2023年 F1シンガポールGP 決勝:ドライバーコメント(トップ10)

    2023年F1第16戦シンガポールGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    シンガポールグランプリでは、ファイナルラップまで続いた4台のマシンによる熾烈なバトルを制してカルロス・サインツ(フェラーリ)が今季初優勝。レッドブル・レーシングの全勝とマックス・フェルスタッペンの連勝にストップをかけた。

    1位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「僕のほうは完璧に週末を過ごせたし、ランド(ノリス)にDRSを与えたり、レース中ずっとペースをコントロールして、最後のスリリングな部分は完璧に管理できたと思う。もちろん、早めにピットインしたことで、より長いスティントでタイヤを持たせる必要があったし、最終ラップは限界だったけど、うまく機能することができて非常に満足している。今夜はお祝いですが、明日からは鈴鹿の準備が始まる。頑張だろう」

    2位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「信じられない。カルロス、シャルル、ルイス、ジョージ、そして僕は一晩中、お互いに激しくプッシュし合った。レース終盤は非常にストレスフルだったが、それが報われた。メルセデスがボックスに入った瞬間、特に彼らが追い越せるのは数台しかなかったため、厳しい状況になることは分かっていたけど、僕たちは彼らを抑え、やるべきことをやり、2位で表彰台に上がれたので、今晩はとても幸せだ。このクルマを与えてくれたチームの努力には感謝してもしきれない。オスカーが7位まで追い上げて、チームのポイント獲得に貢献したのも良かった。ステルスモードのカラーリングをまとったマシンは素晴らしかったし、チームにとっても最高の結果だ。日本でどんなレースができるか楽しみだ」

    3位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「今週末はサイコロを振ってオフセットタイヤ戦略をとった。今日は2ストップでレースを進めたけど、チームはそこに戻すために素晴らしい仕事をしてくれた。1コーナーから2つポジションを返さなければならなかったのは残念だったけど、気持ちを切り替えてプッシュし続けたよ。今週末は全体的に、まだマシンに十分なフィーリングが得られなかった。でも今日はもっといい状態だった。もし昨日も同じフィーリングだったら、フロントローを争っていたかもしれないし、それによって今日のレースは変わったかもしれないけど、表彰台に上れたことは嬉しい。ジョージに起こったことあh非常に残念だった。僕たちは前を行く人たちに追いつこうと懸命にプッシュしていたので、タイヤがとても熱くなってしまっていた。彼はウイークを通じて驚異的な走りを見せてくれたし、必ず立ち直ってくれると信じている。今は日本を楽しみにしているし、そこで何ができるか見てみよう」

    4位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「ソフトタイヤでスタートし、ジョージ(ラッセル)の前のポジションをキープする計画だった。それは正しい選択だったし、うまくった。残念ながら、セーフティカー下のピットストップでトラフィックに巻き込まれて順位を下げてしまった。それでも今日のレース運びは良かったので満足している。全体的なパフォーマンスで一歩前進できたことは素晴らしいことだし、来週の日本GPでそれを確認できればと思う」

    5位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日はできる限りのことができたと思う。ペースはよかったけど、セーフティカーのタイミングが悪く、それがなければもっと前方で戦えていたと思う。今日の戦略では、ミスをしないことが重要だった。レース終盤にミディアムタイヤでオーバーテイクができてよかった。今の目標は、来週末の日本で勝つことだ。シーズンのすべてのレースを勝つためには、すべてが完ぺきでなくてはならない。みんなは僕たちがどれだけ優位に立っているかに注目するけど、それはとても難しいことだということに気づいていないのかもしれない」

    6位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日のような体力的にタフなレースで6位を獲得できてとてもうれしい。自信を持ってレースに臨めたし、とにかくクリーンなレースをすることを目標に、アグレッシブかつ果敢に攻めていった。厳しいバトルもあったけど、そのなかでベストを尽くし、最大限の結果を出すことができた。ポイント圏内への復帰はチームにとって重要だし、マシンのフィーリングも良く、ペースも安定していた。チームにとっては6位と7位になれたはずなので、エステバンにとっては残念な結果になってしまった。僕のほうは、予選をもっといい位置で迎えて、日曜日にはもっといい位置につけるようにしたい。来週は大好きなトラックでの日本GPを楽しみにしている」

    7位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「P7。悪くない夜だった!明らかにペースは良かったし、1周目が良かったから周りの状況をうまく利用できたと思う。総合的に見て、かなり満足している。 テーブルの上に残されたものは少なかったと思う。ランドが表彰台に上ったことも、チームの努力が報われたこともうれしい。来週のアップグレードを楽しみにしている。もっと楽しめることを願っている」

    8位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
    「僕たちにとってうまくいかない日だった。予想していた通りタフな決勝になった。セーフティカーのタイミングが悪く、まるでバーチャルセーフティカーのようだった。結局、ほかとは違う戦略を取ることにしたけど、それが僕たちができた最善の策だった。このレースウイークを経て、チームの皆と一緒に見直さなければならないことが多いと思った。サーキットとの相性の問題だったと思うけど、来週末の日本に向けてしっかりと準備していく。日本でのレースウイークが楽しみだ」

    9位:リアム・ローソン(アルファタウリ)
    「シンガポールでのレースを迎える前にもっと経験を積みたかったけど、チャンスが来たら逃すわけにはいかない。今日はとてもいいレースになった。マシンのパフォーマンスを最大限引き出せたと思うし、自分の全力を尽くせた。2週続けてスタートでポジションを落としてしまい、そのあとのレースに響いてしまったので、スタートを見直さなければならない。その後はトラブルに巻き込まれずに、クリーンなレースができた。ペースが上がらない中でマシンの最大の力を引き出すことは難しく、体力的にも厳しいレースだった。それでも、結果的に2ポイント獲得することができて本当にうれしい」

    10位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「ピエール(ガスリー)とマクラーレンに抜かれた時点で、完全にゲームオーバーだと思った。ブレーキに問題があって、ターン2ではらんでコースアウトして戻ってきたので、その時はゲームオーバーだと思った。セーフティカーが入ったときにピットインし、ソフトタイヤでとてもいいペースで走れた。その後、ラッセルが壁にヒットしてポイントをくれたのは幸運だった。個人的にはとても満足している。今年グランプリで10位を獲得できたのは3回目だ。毎回稼ぐのはそのポイントだね。今シーズンはバトルとハードワークの連続だった。でも、アップグレードが完了するまでは、これからのトラックで同じようなチャンスがあるとは思っていない」

  • 2023年 F1シンガポールGP 決勝:ドライバーコメント(11位以降)

    2023年 F1シンガポールGP 決勝:ドライバーコメント(11位以降)

    2023年F1第16戦シンガポールGPの決勝で11位以降だったドライバーのコメント。

    シンガポールグランプリの決勝では、1周目に角田裕毅(アルファタウリ)が接触事故でマシンを破損させてリタイア。42周目にはエステバン・オコン(アルピーヌ)がギアボックスのトラブル、51周目にはバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)が技術的なトラブルでリタイアを喫した。

    11位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「今日は8位になるはずだった。いいポジションを走れていたし、戦略も良かった。その時間帯にセーフティカーが入ることも予想していたので、そのときのためにミディアムタイヤを温存していたし、レースではそれが功を奏した。。集団のなかで順位を上げ、9番手でリアム(ローソン)に迫っていた。彼を抜くにはあと数周が必要だったが、そのときチェコ(ペレス)が楽観的な操作をしたために接触してしまった。それでポイント圏外になってしまった」

    12位:周冠宇(アルファロメオ)
    「挽回するためにはアグレッシブな戦略を取る必要があるとわかっていたので、チームとして2周目にストップしてハードタイヤを装着し、レース後半にセーフティカーが導入されることを期待していた。ギャンブルはほぼ成功し、セーフティカーが入ったけど、残念ながら早すぎた。ミディアムタイヤでスタートしたチームにとって完璧なタイミングだった。最終戦のVSCでは、ソフトのために再びストップしないことにコミットして、他のニュートラル化を期待してサイコロを投じたけど、何も起こらず、結局フレッシュタイヤを履いているマシンに順位を奪われてしまった。特に後方から2台のレッドブルが追ってきていたので、ポイントを獲得するのは難しいと思っていたけど、ペースは上々だった。トップ10争いに加わっていたし、状況がもう少し違っていればチャンスはあったと思う。僕たちが示した進歩の一部には満足できるけど、今日はもっと競争力があったと思う。このトラックは常に僕らにとって厳しいものだったし、これからの数レースではもっと前進できると思う」

    13位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
    「今回もまた長いレースで、多くの投資と労力を費やしたが、最終的には残念ながら報われることはなかった。最初のセーフティカーでは、ダブルストップで後続車だったし、そこでポジションを大きく落としてしまった。理想的ではなかった。不運としか言いようがない。それについて僕たちにできることはあまりなかった。1ストップはどうにかできたけど、最後は果実が落ちているようなものだった。VSCの間にピットインするチャンスを逃してしまったかもしれない。ケビンよりずっと前にいたのに、彼は10位を獲得した。ちょっと残念だったけれど、いいレースができた」

    14位:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
    「今日はひとつのミスが仇になった。マシンはいい状態だったと思う。最後の2スティントを誇りに思う。決してあきらめず、なんとか巻き返そうと全力を尽くしたけど、もう1回セーフティカーを使えばよかったかもしれない。ペース的にも、週末全体を通しても悪いレースではなかった。マージンは非常に小さいので小さなミスを減らしていかなければならない。最初のスティントはいい感じだった。タイヤが減り始めているのを感じていたし、ピットストップが近づいていることもわかっていた。だから1周か2周早くミスを犯してしまったのは残念だし、それがレースを変えていたかもしれない。それでも、この週末はパッケージのことを考えればまずまずの結果だったので、ポジティブに捉えることができる。鈴鹿を楽しみにしている」

    15位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「かなり厳しい夜だった。うまくいかない可能性のあることがすべてうまくいかなかった。すべてが一発で起こってくれたのはいいことだと思う。実際、今季初のノン・スコアレースだったことも忘れてはならない。かなり大きな期待を持ってここに来たけど、シンガポールはかなり特殊なイベントで、レースペースはタイヤの温度によって左右される。この週末から調査しなければならないことはたくさんある。もっと良くなる必要がある。そこから得られることや改善すべきことはたくさんある。今週末のことは忘れて、次の鈴鹿に集中しよう」

    DNF:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「言葉を失った。今日は優勝まであと半車身だったと思う。ランド(ノリス)をパスすることができれば、きっとカルロス(サインツ)をオーバーテイクできていただろう。残念ながらそのチャンスを逃してしまった。ファイナルラップで1~2センチのミスをしてしまい、壁にぶつかってしまった。僕の週末全体に影を落としてしまうミスだ。それまでは素晴らしいレースウイークエンドだった。マシンのフィーリングは素晴らしかったし、チームも素晴らしい仕事をしてくれた。戦略も素晴らしく、果敢でアグレッシブだった。あそこではエキサイティングだったし、ゼロポイントでここに立っているのは胸が張り裂けるような思いだ。とはいえ、ポジティブなこともある。今夜も、そして明日の朝も、おそらく悪い夜を過ごすことになるだろう。でもこのことは忘れて、来週末の日本GPではもっと強くなって戻ってくる」

    DNF:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
    「今日はスタートポジションとペースを考慮して、いくつかのギャンブルをしなければならないことはわかっていた。セーフティカーのタイミングがあまりうまくいかなかった。早すぎた。ミディアムタイヤに履き替えてレースを終えたいところだったけど、その段階では履き替えることはできなかった。あまり進歩はなく、結局、技術的な問題でレースは終わってしまった。予防措置としてマシンを止めなければならなかったけど、何が起こったのかを理解する必要がある。今日は実際に僕たちの日ではなかったけど、少なくともアップグレードについては多くのことを学ぶことができた。鈴鹿ではアップグレードがもっと役立つと期待しているし、パッケージを最適化し、持っているデータをすべてパフォーマンスにつなげていく必要がある。鈴鹿は大好きなトラックだし、コースインするのが待ちきれない」

    DNF:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「こんな形でレースを終えるのは悔しい。今日は良いパフォーマンスを発揮して、いいペースで走れていた。チームはすべてにおいて的確な判断をしてくれたし、レース中もオーバーテイクを繰り返しながらコース上で楽しむことができた。残念なことに、ギアボックスのトラブルでレースを終えることになってしまった。何が起こったのかを理解し、二度と同じことが起こらないようにするため、綿密に調査する必要がある。今日はもっと良い結果を得ることができたと思うけど、週末を通して自分たちのパフォーマンスを誇りに思うことができる。確かに誕生日をこんな形で締めくくたくはなかったけど、 来週は大好きなトラックで巻き返すチャンスがあるので、チーム一丸となって鈴鹿でいい結果を残せるように頑張りたい」

    DNF:角田裕毅(アルファタウリ)
    「ローソンがシンガポールでのF1初出走でポイントを獲得したことを祝福したいです。僕にとっては2週連続でまともにレースをすることができず、特に今大会はマシンにめざましい改善が見られていたので、とても憤りを感じます。スタートはうまくいったのですが、1周目に接触してサイドポッドが破損し、ラジエーターと冷却システムにも影響が出てしまったので、リタイアをせざるをえなくなってしまいました。チェッカーを受けることが叶わずとても残念です。ポイント獲得も可能なペースがあったにも関わらず、機会を逃してしまいチームに申し訳なく思います。気持ちを切り替えて、次の鈴鹿はさらに強くなって挑みたいと思います」

  • 2023年 F1ポイントランキング (第16戦シンガポールGP終了時点)

    2023年 F1ポイントランキング (第16戦シンガポールGP終了時点)

    2023年F1第16戦シンガポールGPが終了。カルロス・サインツJr.(フェラーリ)が今季初優勝を挙げ、マックス・フェルスタッペンとレッドブル・レーシングの連勝にストップをかけた。

    ポイントリーダーのフェルスタッペンは5位、2位のセルジオ・ペレスは8位でフィニッシュ。その差は151ポイントととどまり、残り180ポイントとなる次戦日本GPでのドライバーズタイトル確定の可能性は消滅。

    今大会ではフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が今季初のノーポイントに終わり、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が3位表彰台を獲得したことで、ハミルトンがアロンソを抜いてランキング3位に浮上。また、リアム・ローソン(アルファタウリ)がF1初ポイントとなる9位でフィニッシュし、チームメイトの角田裕毅に1ポイント差に迫った。

    コンストラクターズランキングの順位に変動はなく、早ければ次戦の鈴鹿でレッドブル・レーシングのタイトルが決定する。

    2023年F1ドライバーズポイント
    1.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – 374
    2.セルジオ・ペレス レッドブル) – 223
    3.ルイス・ハミルトン (メルセデス) – 180
    3.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – 170
    5.カルロス・サインツ (フェラーリ) – 142
    6.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – 123
    7.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – 109
    8.ランド・ノリス (マクラーレン) – 97
    9.ランス・ストロール (アストンマーティン) – 47
    10.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – 45
    11.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – 42
    12.エステバン・オコン (アルピーヌ) – 36
    13.アレックス・アルボン (ウィリアムズ) – 21
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ (ハース) – 9
    15.バルテリ・ボッタス (アルファロメオ) – 6
    16.周冠宇 (アルファロメオ) – 4
    17.角田裕毅 (アルファタウリ) – 3
    18.ケビン・マグヌッセン (ハース) – 3
    19.リアム・ローソン (アルファタウリ) – 2
    20.ローガン・サージェント (ウィリアムズ) – 0
    21.ニック・デ・フリース (アルファタウリ) – 0
    22.ダニエル・リカルド (アルファタウリ) – 0

    2023年 F1コンストラクターズポイント
    1.レッドブル – 597
    2.メルセデス – 289
    3.フェラーリ – 265
    4.アストンマーティン – 217
    5.マクラーレン – 139
    6.アルピーヌ – 81
    7.ウィリアムズ – 21
    8.ハース – 12
    9.アルファロメオ – 10
    10.アルファタウリ – 5

    F1 シンガポールGP

  • ウィリアムズF1代表、ペレスの走りを批判「オーバーテイクではなく突進」

    ウィリアムズF1代表、ペレスの走りを批判「オーバーテイクではなく突進」

    ウィリアムズ・レーシングのF1チーム代表を務めるジェームス・ボウルズは、シンガポールGPでのセルジオ・ペレスによるアレックス・アルボンへの追い越し失敗によって、貴重なポジションが失われた可能性があると語った。

    シンガポール市街地コースはウィリアムズには合わないと予想されていたが、アルボンは堅実なレースを展開。バーチャルセーフティカーの下でタイヤを交換したメルセデスの戦略を反映させたことで、レース終盤にさらなるペースを発揮した。

    アルボンは10番手でリアム・ローソンに迫っていたが、レース終盤にペレスがオーバーテイクしようとして接触した。

    その後、ペレスは5秒加算のペナルティを受け、ライセンスに2点おペナルティポイントを科された。

    アルボンは11位でフィニッシュしたが、ボウルズによれば、ファイナルラップでジョージ・ラッセルがクラッシュした時点でローソンをパスし、8位まで順位を上げていたはずだという。

    したがって、ペレスのアクシデントによってウィリアムズは実質的に4ポイントを失い、アルファタウリにはローソンに2ポイント、ハースには10位入賞のケビン・マグヌッセンに1ポイントを献上することになった。

    残り7レースでウィリアムズは21ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権で7位につけており、ハースが12ポイント、アルファロメオが10ポイント、アルファタウリが5ポイントで続いている。それぞれの順位の差は賞金にして数百万ドルに相当する。

    「かなりポイントが奪われた」とボウルズは語った。

    「ポイントを争うチャンピオンシップで、直接のライバルに対してリードしているときに、それを奪われるのは悔しい。痛手だ」

    「正当な理由もなかった。あれは突進だ。オーバーテイクには賢明なやり方があるが、あれはそのやり方ではなかった」

    「ペレスは何周も前からイン側にいて、ノーズを突っ込もうとしていた。それ自体は問題ではないし、アグレッシブなテクニックを使わなければならない」

    「しかし、アレックスはすでにターンインポイントにコミットしていた。後ろで重なり、サイドポッドに接触した。うまくいくはずがなかった」

    「したがって、信じられないほどフラストレーションがたまっている。これがチャンピオンシップの順位を決めることになるかもしれない」

    その一方でボウルズは、このレースはチームが好調で、正しい判断を下していることを改めて示したと語った。

    「重要なことは、チームが本当に全力を尽くしていること、そしてアレックスが全力を尽くしていることだ。皆さんもそれは分かると思う」とボウルズは語った。

    「今週末は後手後手に回ってしまったが、我々は本当に良い決断を下した。必ずしもすべてがレース中に行われたわけではない。2セットのミディアムを投入することは数週間前に決定していた」

    「しかし、VSCが登場したkとで、すべてが実現した。そのチャンスをものにする能力は素晴らしい。アレックスが再び戦い抜く姿を見るのは素晴らしかった」

    ボウルズは、伝統的にシンガポールのトラックはウィリアムズにとって有利ではなかった事実に勇気づけられた。これはシーズン後半のスプリントウィークエンドや雨の恐れがあるいくつかのレースで好成績を収める可能性があることを示唆している。

    「このチームの歴史を振り返ってみると、2016年以来シンガポールでQ2に進出したマシンはない。だから実際、問題は我々が拠点でやっていることのより根本的なものなのだ」とボウルズは指摘した。

    「ザントフォールトレベルではないかもしれないが、再び競争力を発揮できると思う。チャンスはあるが、他のマシンがいいスコアを出すチャンスもあれば、我々がより多くのポイントを獲得するチャンスのどっちの方向にも転ぶ可能性がある」

    「チームとしての進歩を見れば、ほとんどのレースでウィリアムズはポイントを獲得できるマシンになっている」

    「今日もそうだった。正しい戦略を実行することは可能だ。だが、根本的には、それは我々にとってのパッケージの一部だ」

    「そして、僕たちは学び続け、改善し続け、ポイントを獲得できるのであれば戦い、そうでないのであれば、チャンピオンシップの直接のライバルたちよりも前でフィニッシュするためにここにいるのだということを周囲に示す必要がある」

  • F1シンガポールGP 統計:レッドブルの独走が終わりローソンが初ポイント

    F1シンガポールGP 統計:レッドブルの独走が終わりローソンが初ポイント

    2023年F1シンガポールGPはフェラーリのカルロス・サインツが制し、今回ばかりは、レース後の数字がレッドブルの記録更新一色に染まることはなかった。

    とはいえ、1人のルーキーが初めてシンガポール市街地コースでポイントを獲得したり、もう1人のルーキーがF1初ポイントを獲得したことなど、まだ語るべきことはたくさんあった。

    ■ カルロス・サインツ、2022年イギリスGPでのフェラーリの勝利に続くキャリア2勝目。

    ■ レッドブル・レーシングの15連勝記録に終止符を打った。

    ■ フェラーリは2010年、2015年、2019年の勝利に続き、マリーナ・ベイで4回目の勝利となった。

    ■ サインツは今年、イタリアのモンツァで行われた前戦まで表彰台に上がっていなかった。

    ■ ランド・ノリスの2位獲得は、マクラーレンにとってシンガポールでは2012年以来の表彰台となった。

    ■ ノリスにとって2023年3度目の表彰台で、自己最高のシーズン通算表彰台(2021年は4回)にあと1回に迫った。

    ■ メルセデスのルイス・ハミルトンが3位に入り、5レース前のシルバーストーン以来となる表彰台を獲得した。

    ■ この結果、ハミルトンは昨シーズンの開幕戦以来となるドライバーズ選手権トップ3入りを果たした。

    ■ 2台目のフェラーリでは、シャルル・ルクレールがモンツァで4位表彰台を獲得した後、2戦連続の4位入賞を果たした。

    ■ レッドブルにとって非常に残念な週末となった後、マックス・フェルスタッペンの記録破りの連勝記録は10戦で止まった。

    ■ レッドブルが優勝を逃したのは過去26回のグランプリでわずか2度目。

    ■ アルピーヌのピエール・ガスリーがマリーナベイで自己最高の6位入賞を果たした。

    ■ アルピーヌにとっても2017年以来のシンガポールでのベストフィニッシュだった。

    ■ マクラーレンのオスカー・ピアストリは初のシンガポールGPを7位で終え、今季6度目のポイントフィニッシュを果たした。

    ■ それは昨日の予選でQ1で敗退した後のことだった。

    ■ 2022年シンガポールGPを終始リードしたレッドブルのセルジオ・ペレスは8位。

    ■ アルファタウリのリアム・ローソンは9位入賞でF1初ポイントを獲得した。 また、このシャシーが2023年にポイントを獲得したのもこれが初めてだった(ニック・デ・フリースもダニエル・リカルドもこのシャシーではポイントを獲得していない)。

    ■ ローソンはF1での最初の3戦で13位、11位、9位を獲得している。

    ■ ローソンはF1世界選手権イベントでポイントを獲得した350人目のドライバーとなった。

    ■ ハースではケビン・マグヌッセンが10位入賞を果たし、今季のベストリザルトに並んだ(ジェッダとマイアミのストリートサーキットでも10位入賞)。

    ■ ハースチームにとって、マイアミGP以来のポイント獲得となった。(それ以降、彼らがポイントを獲得したのはオーストリアのF1スプリントのみ)

    ■ アストンマーティンで15位だったフェルナンド・アロンソは、2023年に初めてポイントを獲得できなかった。

    ■ 最終ラップでメルセデスをクラッシュさせた後、ジョージ・ラッセルは16位に分類され、過去3レースで2度目のポイントを逃しました。

    ■ アルピーヌの技術的な故障により、エステバン・オコンは27歳の誕生日に完走できなかった。

    ■ アルファタウリの角田裕毅は序盤にリタイアを喫し、ここ2戦連続でレーシングラップを完走していない(最終戦モンツァでは出走できなかった)。

  • 【動画】 2023年F1第16戦シンガポールGP 決勝 ハイライト

    【動画】 2023年F1第16戦シンガポールGP 決勝 ハイライト

    2023年F1第16戦シンガポールGP 決勝のハイライト動画。9月17日(日)にシンガポール市街地コースでシンガポールグランプリの決勝レースが行われた。

    1周目には角田裕毅(アルファタウリ)がセルジオ・ペレス(レッドブル)と接触してサイドポッドを破損し、ラジエーターと冷却システムにも影響が出たことでリタイア。しかし、エスケープのコース外にマシンを停めたことでレースは中断されず、レーシングインシデントと見なされて記録もされなかった。

    その後、レースを左右する2度の節目があった。20周目にローガン・サージェントがクラッシュ。サージェントは自走してピットに戻ることができたが、コース上にデブリがまき散らされたためセーフティカー(SC)が導入された。そして、43周目にエステバン・オコン(アルピーヌ)がギアボックスとみられるトラブルでコース上にストップしてバーチャルセーフティカー(VSC)が導入された。

    動画の公開は終了しました

    優勝はポールポジションからスタートしたカルロス・サインツ。後続との距離を測りながらの優れたタイヤマネジメントで上記2回のリセットを跳ね除けて、2位を0.812秒差で抑え込み、2022年F1イギリスGP以来となる自身2勝目を挙げた。

    2位はマクラーレンのランド・ノリス。ほぼサインツと同じ戦略を採用し、最後はタイヤと戦いながらもなんとか2位の座を守った。

    3位はメルセデスのルイス・ハミルトン。ライバルよりも新品のミディアムを1セット多く持っていたメルセデスは、VSCで2回目のピットストップをするという賭けに出る。それが奏功してハミルトンは4位でフィニッシュしたシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)を抜いて表彰台を獲得。チームメイトのジョージ・ラッセルはファイナルラップまで3位を走行していたが、クラッシュリタイアという悔しい結果となった。

    5位はレッドブルのマックス・フェルスタッペン。ハードタイヤでスタートするというリバースストラテジーは20周目のSCによって崩れ去った。ステイアウトを選択したものの、セーフティカーの後ろで温度を失ったタイヤでズルズルと後退。その後、残り20周で通常のピットストップを行って後方に下がるも、他のドライバーよりもフレッシュなタイヤで挽回を開始。最終的に5位まで順位をあげた。連勝記録は10勝でストップし、レッドブル・レーシングの昨年から15連勝、今シーズンの14戦続いていた無敗記録も終止符が打たれた。チームメイトのセルジオ・ペレスは8位でフィニッシュした。

    6位にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)、7位にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。9位には負傷したダニエル・リカルドの代役として3戦目を迎えたリアム・ローソンがF1初ポイントを獲得した10位にはケビン・マグヌッセン(ハース)が第5戦マイアミGP以来となるポイント獲得となった。

  • F1シンガポールGP 決勝:ペレスに5秒加算ペナルティも順位に変動なし

    F1シンガポールGP 決勝:ペレスに5秒加算ペナルティも順位に変動なし

    2023年F1シンガポールGPのレース後、セルジオ・ペレス(レッドブル)に対し、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)との接触に5秒ペナルティが科されたが、順位に変動はなかった。

    ペレスは8位でフィニッシュラインを通過したが、アルファタウリのルーキーであるリアム・ローソンに対して10秒のアドバンテージがあり、順位を守るのに十分だった。

    シンガポール市街地コースでのイベント終盤、アルボンがポジション争いをしていたペレスは、ターン13でウィリアムズのイン側に飛び込んだ。

    しかし、これはペレスの楽観的な動きで、2台は接触し、アルボンはラインを外れてしまった。不運なウィリアムズのドライバーは外側の壁を避けるためにロックアップを余儀なくされた。

    ペレスがこのアクシデントに耐えた一方で、アルボンは13番手まで順位を落とし、最終的にはポイント圏外の11位でフィニッシュした。

    スチュワードは、ペレスが『飛び込み』と定義されるような楽観的なレイトマヌーヴを行ったこと、そしてアルボンが衝突を避けるためにできることは何もなかったことから、衝突の責任は主にペレスにあると判断した。

    F1シンガポールGP アレクサンダー・アルボン

    アルボンは、いくつかのポイントを犠牲にした信じているこのインシデントを悔やんだ。

    「レースは完璧だった」とアルボンは語った。

    「9番手を走っていて、リアムをオーバーテイクして8番手に上がろうとしたとき、ターン13でチェコの急降下爆撃を受けた」

    「彼は僕にTボーンを食らわせ、僕はそのままウォールに突っ込んだ。リバースアウトしなければならず、13番手まで落ちて11位でフィニッシュした。今日はポイントを獲得できるはずだったけど、そうならなかった」

    5秒という取るに足らないペナルティに加え、ペレスにはスーパーライセンスのペナルティポイントも課せられた。

  • F1ドライバー、シンガポール市街地コースの新レイアウトの継続を希望

    F1ドライバー、シンガポール市街地コースの新レイアウトの継続を希望

    F1ドライバーたちはシンガポールGPのトラック修正を称賛し、現在予定されている3年間だけでなく恒久的な変更を行うようFIA(国際自動車連盟)に要請した。

    サーキットは今年、展示会やその他の主要イベントで使用されるエリアでの建設工事のためにルートが変更され、4つのタイトなコーナーがストレートの長いセクションに置き換えられた。

    公式には、この新レイアウトはあと2戦のF1レースで使用され、それまでに工事が完了していれば2027年に旧レイアウトが復活することになっている。

    しかし、金曜日に行われたFIAドライバーズブリーフィングでは、出席者全員がこの変更を支持。決定は統治団体ではなくシンガポール当局に委ねられるものの、変更を恒久化すべきであると提案した。

    ドライバーたちは新しいレイアウトの速いリズムを好み、4つの低速コーナーの連続を恋しくは思っていない。

    「楽しかった」とフェルナンド・アロンソは語った。「以前より改善されていると思う。少し速くなったし、ラップのリズムも良くなった。だから、この変更はいいね」

    バルテリ・ボッタスは「僕はこのレイアウトが好きだ」と語った。「少なくともほんの少しはチャンスが生まれると思うし、トラックがわずかに速くなるからね」

    新しいレイアウトを維持するための最大の課題は、元のトラックにあるベイの巨大な常設グランドスタンドを迂回することであり、今年のレースでは全体の観客収容人数が25,000人、つまり17%削減された。

    商業的な理由から、プロモーターは再建されたグランドスタンドを復元し、収容人数を再び増やすことに熱心である。

    さらに、新しいストレートは、最終的に全体的な建設プロジェクトの一環として建設が行われるため、長期的には2023年バージョンのトラックを使用することは不可能だと理解されている。

    プロモーターのコリン・シンは、トラックは再びベイのグランドスタンドを回るが、コーナーの順序を変更して高速化するという妥協案がありうると示唆している。また、工事が完了する前の2027年に現在のレイアウトで4シーズン目を戦う可能性も示唆している。

    「政府が再建にどれくらいの時間がかかるかは分からない」とシンは語った。

    「建設に3年以上かかる可能性もあるし、おそらく28年のようだ。まだわからない」

    「それらが完成したときに、より良いトラックが入るための準備を整えることになるだろう。まだ計画はないが、最終的にはエントリーが一掃されるかもしれない」

    今後数年間、このトラックのメインスタンドがなくなることについて、彼は「25,000人ということで、ポケットに穴が空いたようなものだ」と語った。

  • 決勝:フェラーリのサインツがF1通算2勝目でレッドブルの全勝を止める

    決勝:フェラーリのサインツがF1通算2勝目でレッドブルの全勝を止める

    2023年F1第16戦シンガポールGPの決勝が9月17日(日)にシンガポール市街地コースで行われ、カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)が優勝した。

    今年はシンガポール市街地コースはレイアウトが変更され、ターン16からターン19までの区間が全長約397メートルのストレートになった。これによりコーナーの数は23から19に減少し、1周の長さは4.940kmとなった(従来は5.063km)。レースは昨年より1周多い62周に延長された。

    予選でのクラッシュによってランス・ストロール(アストンマーティン)が欠場し、19台で争われた2023年のF1シンガポールGP。

    レースを左右する2度の節目があった。20周目にローガン・サージェントがクラッシュ。サージェントは自走してピットに戻ることができたが、コース上にデブリがまき散らされたためセーフティカー(SC)が導入された。そして、43周目にエステバン・オコン(アルピーヌ)がギアボックスとみられるトラブルでコース上にストップしてバーチャルセーフティカー(VSC)が導入された。

    優勝はポールポジションからスタートしたカルロス・サインツ。後続との距離を測りながらの優れたタイヤマネジメントで上記2回のリセットを跳ね除けて、2位を0.812秒差で抑え込み、2022年F1イギリスGP以来となる自身2勝目を挙げた。

    2位はマクラーレンのランド・ノリス。ほぼサインツと同じ戦略を採用し、最後はタイヤと戦いながらもなんとか2位の座を守った。

    3位はメルセデスのルイス・ハミルトン。ライバルよりも新品のミディアムを1セット多く持っていたメルセデスは、VSCで2回目のピットストップをするという賭けに出る。それが奏功してハミルトンは4位でフィニッシュしたシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)を抜いて表彰台を獲得。チームメイトのジョージ・ラッセルはファイナルラップまで3位を走行していたが、クラッシュリタイアという悔しい結果となった。

    5位はレッドブルのマックス・フェルスタッペン。ハードタイヤでスタートするというリバースストラテジーは20周目のSCによって崩れ去った。ステイアウトを選択したものの、セーフティカーの後ろで温度を失ったタイヤでズルズルと後退。その後、残り20周で通常のピットストップを行って後方に下がるも、他のドライバーよりもフレッシュなタイヤで挽回を開始。最終的に5位まで順位をあげた。連勝記録は10勝でストップし、レッドブル・レーシングの昨年から15連勝、今シーズンの14戦続いていた無敗記録も終止符が打たれた。チームメイトのセルジオ・ペレスは8位でフィニッシュした。

    6位にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)、7位にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。

    9位には負傷したダニエル・リカルドの代役として3戦目を迎えたリアム・ローソンがF1初ポイントを獲得した

    10位にはケビン・マグヌッセン(ハース)が第2戦サウジアラビアGP以来となるポイント獲得となった。

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、1周目にセルジオ・ペレスとの接触が原因でタイヤがパンクしてリタイアとなった。スタートを切れなかった前戦に続いて完走することができなかった。

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、ピットレーン入り口の縁石を超えてしまい5秒ペナルティを科された後、ペナルティを消化したピットストップで25秒とタイムをロスし、その後、エスケープへのコースアウトもあり、完走中最下位の15位でフィニッシュ。今シーズン唯一続いていた全戦でのポイント獲得がストップした。

    2023 F1 シンガポールグランプリファイナルラップでラッセルがバリアにクラッシュしたため、ハミルトンが3位に入った。

    2023年 F1シンガポールGP 決勝 結果・順位

    順位 No ドライバー チーム GAP INT PIT
    1 55 カルロス・サインツ フェラーリ     1
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 0.812 0.812 1
    3 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1.269 0.457 2
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 21.177 19.908 1
    5 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 21.441 0.264 1
    6 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 38.441 17.000 1
    7 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 41.479 3.038 1
    8 11 セルジオ・ペレス レッドブル 54.534 13.055 1
    9 40 リアム・ローソン アルファタウリ 65,918 11.384 1
    10 20 ケビン・マグヌッセン ハース 72.116 6.198 2
    11 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 73.417 1.301 2
    12 24 周冠宇 アルファロメオ 83.649 10.232 2
    13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース 86.201 2.552 1
    14 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ 86.889 0.688 2
    15 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 87.603 0.714 2
    DNF 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1L 1L 2
    DNF 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ 11L 10L 1
    DNF 31 エステバン・オコン アルピーヌ 20L 9L 1
    DNF 22 角田裕毅 アルファタウリ