タグ: シルバーストーン

  • F1イギリスGP | シルバーストンが2024年まで新たに5年契約を締結

    F1イギリスGP | シルバーストンが2024年まで新たに5年契約を締結

    F1イギリスGPの将来が少なくとも2024年まで確保された。F1、BRDC(ブリティッシュ・レーシングドライバーズ・クラブ)、シルバーストン・サーキットは、新たにF1イギリスGPの5年間の開催契約を結んだ。

    シルバーストンの責任者は、2017年に以前のオーナーとの間で締結したF1開催契約の解除条項を行使。現在の契約下では2019年が最後のレースとなっていた。

    2019年のF1イギリスGPの開催に先立ち、F1はロンドンでBRDCとシルバーストンと5年契約を結んだことを発表した。

    F1の会長兼最高経営責任者(CEO)であるチェイス・キャリーは「我々はイギリスGPが少なくとも今後5年間FIA F1世界選手権のカレンダーに残ることを発表できることを本当にうれしく思う。イベントはその長年のホームであるシルバーストン・サーキットに留まる」とコメント。

    「我々は常々、長期的な未来を築くためには、我々のスポーツはその歴史的な場所を守る必要があると言ってきた。シルバーストンとイギリスはこのスポーツの発祥地であり、1950年に始まった出発点となってる。今日、F1は5大陸で開催され、世界中の5億人以上のファンのオーディエンスが視聴するグローバルスポーツとなっている。我々の目的は、そのルーツを維持しながら、我々が愛するスポーツを新しい国にもたらすことによってこの数を伸ばすことだ。シルバーストンとイギリスGPはそのビジョンの不可欠な部分だ」

    イギリスはF1の歴史において重要な役割を果たしてきたし、近い将来もそうあり続けるだろう。FIA F11世界選手権に参戦している10チームのうち7チームはイギリスに拠点を置き、モータースポーツは英国にとって重要な経済的、技術的な貢献をしている。

    英国出身のドライバーは他のどの国よりも多くの勝利とチャンピオンシップを獲得している。そして、5度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトン、ルーキーのランド・ノリス、ジョージ・ラッセルと3名のイギリス人ドライバーが参戦している。

    「シルバーストンは、F1カレンダーで最も象徴的なグランプリの1つであり、このような豊かな遺産があるのに我々が前進する道を見つけることができなければ、スポーツ、そして、ファンににとっては悲惨な結果となっていただろう」とBRDC会長のジョン・グラントは述べた。

    「2020年は1950年5月13日にシルバーストンで世界選手権の第1ラウンドが開催されてから70周年となり、来年のイベントはさらに特別なものになるだろう。これは、BRDC、シルバーストン、F11、そして、何百万というイギリスのモーターレースファンにとって素晴らしいニュースだ」

    シルバーストンは、年間で最もエキサイティングなイベントの1つであり、過去2年間で68万人以上が来場している。今年もイギリスGPは、F2とF3が併催され、「Bond in Motion」展など様々なアトラクションが催され、英国の重要なスポーツイベントの1つになっている。

    シルバーストンのマネージングディレクターであるスチュアート・プリングルは「シルバーストンでのイギリスGPは、F1選手権と毎年開催されるイギリスのスポーツカレンダーの両方のハイライトの1つとして正しく認識されている」とコメント。

    「これは、我々のトラックが世界で最も偉大なドライバーズ・サーキットのひとつであるだけでなく、この国にいる忠実で知識豊富なファンに存在するモーターレースへの大きな情熱のおかげだ。シルバーストンでグランプリを開催しないという見込みは、スポーツのすべての人にとって壊滅的なものになっていただろう。そして、我々は今日ここにいることを嬉しく思う」

  • ルイス・ハミルトン「シルバーストンでのイギリスGP存続のために戦う」

    ルイス・ハミルトン「シルバーストンでのイギリスGP存続のために戦う」

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、シルバーストンは“究極のレースサーキット”であり、F1イギリスGPの存続のために戦うと誓う。

    今週末のF1イギリスGPは、2017年に解除条項を行使したシルバーストンの現在の契約で行われる最後のレースとなる。現在、リバティ・メディアとシルバーストンは2020年以降の契約について交渉であり、締結は間近であるとも報じられている。

    英国出身のルイス・ハミルトンは、カレンダーからシルバーストンが無くなるようなことがあれば、F1は“本質の大部分”を失うことになると警告する。

    シルバーストンで5勝を挙げているルイス・ハミルトンは「究極のレースサーキットだ」と語る。

    「決して失ってはいけないグランプリだ。F1がそれを失えば、本質の大部分を失う」

    「僕がレースをしている間はそうしてはいけないと感じている。僕がここにいる間は存続のために戦うつもりだ。1年で最大の観客が訪れるし、シーズンで最大の来場者数を誇るレースだ。そんなことを起こらせるわけにはいかない。僕たちはそのために戦わなければならない」

    シルバーストンは1950年に最初のF1世界選手権を主宰し、1987年以降、F1イギリスGPの本拠地としてカレンダーに存在し続けている。

    ルイス・ハミルトンは、今週末のレースに優勝した場合、F1イギリスGPでの6勝目となり、F1の歴史にさらに名を刻むことになる。

    「僕にとって最も期待しているイベントになっているし、最も楽しんでいるイベントだ」とルイス・ハミルトンは語る。

    「本当にファンが週末を作っているイベントだし、そういう雰囲気が感じられるレースだ」

  • F1イギリスGP | シルバーストンが新契約を締結間近との報道

    F1イギリスGP | シルバーストンが新契約を締結間近との報道

    シルバーストンは、F1イギリスGPの存続に向けて新契約の締結に近づいていると報じられている。

    シルバーストンの責任者は、2017年に以前のオーナーとの間で締結したF1開催契約の解除条項を行使。現在の契約下では2019年が最後のレースとなっている。

    シルバーストンは、より有利な財政条件で契約を結び直すためリバティ・メディアと交渉を重ねてきたが、進展は伝えられてこなかった。

    しかし、F1ビジネスジャーナリストのクリスチャン・シルトは、最近、英国の政治家とF1の最高経営責任者のチェイス・キャリーが会議を行ったと Mail で伝えた。

    同会議には元F1チームの代表で英国のモータースポーツ協会の会長を務めるデビッド・リチャーズも参加した。

    デビッド・リチャーズは「グランプリの前に良い結論に至ると非常に前向きに捉えている」と Sportsmail に語った。

    「基本的なものや財政面については合意されている。あとは承認される必要がある最終的な詳細だけだ。私はそれらが承認されると確信している」

    デビッド・リチャーズは、F1イギリスGPをロンドンに移すという動きを支持していないと語る。

    「世界で最も優れたレーストラックのひとつであるシルバーストンを差し置いて、ロンドンやその郊外でレースをすることは支持できない」

  • バーニー・エクレストン 「シルバーストン買収を試みたが断られた」

    バーニー・エクレストン 「シルバーストン買収を試みたが断られた」

    元F1の最高権威であるバーニー・エクレストンは、シルバーストンの買収を試みたが、売却の意向はないと伝えられたと述べた。

    昨年、シルバーストンの責任者は、以前のオーナーとの間で締結したF1開催契約の解除条項を行使。現在の契約下では2019年がF1イギリスGPの最後のレースとなっている。

    シルバーストンの解除条項の行使は、より有利な条件で契約を結び直すための駆け引きだと考えられてる、新しい契約交渉は公的には進展していない。

    F1イギリスGPの将来について質問されたバーニー・エクレストンは「開催されれば素晴らしいだろう」とコメント。

    「彼らは契約を締結する可能性もあるが、損失や利益といったことをどのように分配するかについて何らかのアイデアを勧化出さなければならないと思う」

    「シルバーストンは快適であるに違いない。彼らに売却したいかどうかを問い合わせた。買収する意向があったからね。だが、彼らは売りたくないと言った。彼らは関心を持たなかった」

    「もちろん、レースが開催される可能性はある。いずれにしろ、彼らは売りたくないと考えている。彼らは快適に感じているということだろう。彼らはどうしても開催したいというわけではないよゆだ。だが、彼らはF1レースを開催するべきだ」

    シルバーストンに対してどのような計画を立てていたかと質問されたバーニー・エクレストンは「そのように直接関与するようなことはなかっただろう」とコメント。

    シルバーストン側もバーニー・エクレストンの提案についてコメントを控えている。

    F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、シルバーストンとの交渉が決裂した場合、F1イギリスGPをロンドンでのストリートレースとして存続させる可能性を示唆している。

    しかし、バーニー・エクレストンは、ロンドンでのグランプリ開催については懐疑的であり、かつて開催を試みたが現実的ではなかったと語る。

    「我々もそれを検討した。8年か10年前くらいに全体的なことを検討したことがある」とバーニー・エクレストンはコメント。

    「あまりに制約が多かったし、あまりにも複雑すぎた。バッキンガム宮殿を抜け、ロンドン中心部でレースを行なう詳細な計画を立てたことがあるし、あらゆることを検討していた」

    「会議では、ウェストミンスター特別区や当時の市長に、これを実現するためには資金を見つける必要があるという説明した。そして、最後に彼らがどれだけの費用を投じるつもりがあるのかを聞いた」

    「二人の答えは300万ポンド(約4億2600万円)だった。私は『それは今後数百回は開くことになる会議で消費するミネラルウォーター代程度の予算に過ぎない。この話はなかったことにしよう』と伝えた」

  • シルバーストン 「F1を“何が何でも”開催したいというわけではない」

    シルバーストン 「F1を“何が何でも”開催したいというわけではない」

    シルバーストンでのF1イギリスGPの将来にはまだ暗雲が垂れ込めている。

    昨年、シルバーストンの責任者は、以前のオーナーとの間で締結したF1開催契約の解除条項を行使。現在の契約下では2019年が最後のレースとなっている。

    シルバーストンの解除条項の行使は、より有利な条件で契約を結び直すための駆け引きだと考えられてる、新しい契約交渉は公的には進展していない。

    シルバーストンのマネージングディレクターを務めるスチュアート・プリングルは「我々はグランプリだけの資金に頼るビジネスだったので苦境に陥った」とコメント。

    スチュアート・プリングルは、今ではシルバーストンは“多様化”しており、“正しい方向に向かっている”と語る。

    「我々はグランプリを継続したいと思っているが、何が何でもというわけではない。我々はF1がなくても生き残ることができる幅広く多様なビジネスを展開していくつもりだ」

    シルバーストンについて質問されたF1の会長兼CEOを務めるチェイス・キャリーは、F1イギリスGPは、ヨーロッパをルールとして発展してきたF1の“根幹”であるという言い回しを繰り返している。

    「だが、我々はそこに新鮮さをもたらしたいと思っている。人々の想像力が新しいものだと捉えることができる場所に行くことが重要だと思っている」

    チェイス・キャリーの発言は、ロンドンでの開催を意識したものかもしれない。F1のコーマーシャルディレクターを務めるショーン・ブラッチズは、ロンドンでのストリートレースが“理想的”であると認めている。

    「ロンドンの有名なストリートでレースをする機会があれば、それは世界中のF1ファンにとって理想的だと思う」とショーン・ブラッチズは語る。

    だが、ショーン・ブラッチズは、シルバーストンとの交渉がうまくいくことを“非常に期待している”と語る。

    「最後の話をした時点からそれほど進展はない。だが、我々はビジネス条件などに関して議論や会話をしており、両者は契約を成立させようとしている」

  • F1イギリスGP | シルバーストン以外で開催の可能性も

    F1イギリスGP | シルバーストン以外で開催の可能性も

    F1のコマーシャルディレクターを務めるジョーン・ブラッチズは、F1イギリスGPは必ずしもシルバーストンで開催されなければならないわけではないと牽制した。

    昨年、シルバーストンの責任者は、以前のオーナーとの間で締結したF1開催契約の解除条項を行使。現在の契約下では2019年が最後のレースとなっている。

    シルバーストンの解除条項の行使は、より有利な条件で契約を結び直すための駆け引きだと考えられてる、新しい契約交渉は公的には進展していない。

    2016年後半にF1の商業権を引き継いだリバティメディアは、イギリスGPのような歴史的なレースを維持したいと考えているが、その一方で、新たに2020年からベトナムGPがカレンダーに加わることを発表し、マイアミでのグランプリ開催も目指すなど、新規開拓にも力を入れている。

    ショーン・ブラッチズは、F1で最もアイコニックなサーキットのひとつであるシルバーストンを入れ替えることを恐れてはいないと語る。

    「我々には68年の歴史があるが、グランプリレーシングの本質はダイナミックであることだ」とショーン・ブラッズはF1のプレスリリースでコメント。

    「シルバーストンは最初のグランプリが開催され場所ではあるが、その68年間の全てのレースがシルバーストンで開催されたわけではない。ブランズハッチや他の場所でも開催されている。このスポーツではレースをする場所に関して不変ではない」

    「確かに我々は特定のレースを高く評価しており、そこでのレースを保護するためにできることをしていく。だが、我々はビジネスをしているう。我々は上場企業であり、多くの投資家と株主がいる。そして、ビジネスで成功を収めながらファンにとってベストなものと結びつこうとしている」

    F1イギリスGPは、1950年に最初の世界選手権をスタートして以来、常にF1カレンダーに絶えず存在してきた。シルバーストンは、20年以上にわたってブランズハッチと交互開催していた時期はあったが、1987年以降は唯一のF1を開催する英国のサーキットとなっている。

    ショーン・ブラッチズは、元ヨーロッパGPの会場であるブランズハッチは、現在、必要なレベルには達していないと語っているが、リバティメディアはロンドンでのレース開催も諦めていない。

    また、ショーン・ブラッチズは、F1カレンダーに様々なタイプのサーキットを織り交ぜたい考えており、ベトナムの首都ハノイで提案されたのと同じような市街地サーキットを今後も増やすことを重視していると述べた。

    「我々は3つに分類して考えている。ひとつは、伝統的なレースを維持したいと思っている。それらはF1にとって非常に重要であり、ファンにとって非常に重要だ。シルバーストン、スパ、モンツァなどがそれにあたる」

    「次に、ストリートレースや公園や公道を走るハイブリッド市街地レースがある。メルボルン、モントリオール、メキシコシティといった場所だ」

    「第3のセグメントは、上海、オースティン、テキサスやバーレーンのように専用に作られた施設だ。それらを越えて、我々はさらなる市街地レースを確保したいと考えている。そのため、今回のレースは我々のビジョンにおける次の一歩となるものだ」

    ショーン・ブラッチズは、ベトナムのハノイのような都市でのレースをさらに増やすことを思い描いているし、F1は世界中から寄せられるオファーの中から次にどこへ行くべきかを慎重に考えていると述べた。

    「我々が重視していることのひとつは、グランプリレーシングをアイコニックな都市のダウンタウンエリア、つまりファンを最も魅了できる場所に拡大することだ」とショーン・ブラッチズは述べた。

    「現在のグランプリの大部分は、都市から30分から1時間ほどかかる郊外にある。その点、ハノイのレースは我々が考えていたゴールの1つを満たすものだ。アイコニックな都市のスリリングな市街地サーキットでのレース開催というね。グランプリレーシングとはこうあるべきというベトナムのコンセプトは我々のスポーツのビジョンとマッチしている」

    「我々の元には世界中の都市、州、国、自治体から関心が寄せられており、レースプロモーションに関してマーケットに出ていく方法については非常にリズミカルなアプローチを取っている。そして、潜在的レースが、既存の構造や将来進みたいと願っている方向にうまくフィットするように慎重に選択している」

    「F1は歴史的にやってくる人々に対しては非常にリアクティブだったが、我々は自分たちのブランド価値に沿って、新しい方法でファンを取り込む機会を与えてくれると考えられるマーケット進出にはプロアクティブに動いてきた。市街地サーキットはそのための素晴らしい方法だ。これまでは、モナコ、バクー、シンガポールがあった。今回の契約はそのラインナップに加わるのに相応しいものとなった」

  • WEC | トヨタ 「失格という判定に対して対応を検討していく」

    WEC | トヨタ 「失格という判定に対して対応を検討していく」

    トヨタは、FIA 世界耐久選手権(WEC) 第3戦シルバーストン6時間レースで2台共に失格となったことを受け、「今後、この判定に対する対応を検討してまいります」と語った。

    8月18日(土)から19日(日)にかけて行われましたWEC第3戦シルバーストン6時間レースにおいて、中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソがドライブしたTS050 HYBRID 8号車が1位、小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスがドライブした7号車が2位でチェッカーフラッグを受けた。

    しかし、決勝レース後の車検でスキッドブロッグが車検の車体剛性検査で不適合と判断され、失格という裁定が為された。

    トヨタはレース後にプレスリリースを発表。当該パーツは昨年より使用していたものだと強調し、対応を検討していくと述べた。

    「両車共に、今回のサーキット改修で新たに設けられた縁石を乗り越えた時に発生したと考えられる衝撃により、車体前方下部にダメージを負っていました。結果、レース後の車検の車体剛性検査で不適合と判定され、2台共に失格となりました」

    「当該の車両部品は2017年初めより使用を開始し、直近では今年の開幕戦のスパで同様の検査に合格しています」

    「我々は、今後、この判定に対する対応を検討してまいります」

    関連:WEC シルバーストン | 1-2のトヨタの2台が車両規定違反で失格処分

  • WEC シルバーストン | 1-2のトヨタの2台が車両規定違反で失格処分

    WEC シルバーストン | 1-2のトヨタの2台が車両規定違反で失格処分

    WEC 第3戦 シルバーストン6時間で1-2フィニッシュを果たしたトヨタだったが、レース後に車両規定違反で2台とも失格処分が下され、プライバーターのレベリオンが総合優勝を果たした。

    トップでチェッカーを受けたトヨタ TS050 HYBRID 8号車(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ)は「スキッドブロック前面に2500Nの荷重をかけた際に右側で6mm、左側で8mmの偏向があった」とされている。

    また、2位でチェッカーを受けたトヨタ TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)は「スキッドブロック前面に2500Nの荷重をかけた際にスキッドブロックのフロント前部に9mmの偏向があった」とされている。

    これより、3位でフィニッシュしたNo.3 レベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン(トーマス・ローレン/マティアス・ベシェ/グスタボ・メネゼス)が優勝。2位にNo.1 レベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン(アンドレ・ロッテラー/ニール・ジャニ/ブルーノ・セナ)、3位にはNo.17 SMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AER(ステファン・サラザン/イゴール・オルトツェフ)が繰り上がった。

    スチュワードによると、トヨタは2台ともレース中にスキッドブロックがダメージを受けたと説明したが、有効な言い訳とはみなされなかったとしている。

    「競技者は、不適合に関して唯一説明できるととして、クルマがコース外を走行した結果、内部のステイがダメージを負い、その部分を修正したとしたが、特定の事故に車両が関与しているという報告はなかった」

  • WEC 第3戦 予選 | トヨタ、7号車がポールポジション&フロントロー独占

    WEC 第3戦 予選 | トヨタ、7号車がポールポジション&フロントロー独占

    FIA 世界耐久選手権(WEC) 第3戦 シルバーストン6時間レースの予選が8月18日(土)に行われ、TOYOTA GAZOO RacingはTS050 HYBRID 7号車がポールポジションを獲得。8号車が2番手グリッドで続き、前戦ル・マン24時間レースに続いて2台のTS050 HYBRIDが最前列に並んで決勝レースのスタートを切ることとなった。

    今季、第2戦のル・マン24時間レースも含む開幕からの2戦共に、TOYOTA GAZOO Racingはポール・トゥ・ウィンを飾り、チーム、ドライバーの両選手権においても首位につけている。第3戦シルバーストン6時間レースの予選でもこの勢いは止まらず、チームは前戦ル・マンに続き、2台で最前列グリッドを占めて決勝レースをスタートする。

    小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスが駆るTS050 HYBRID 7号車は、2人のドライバーによる平均でトップタイムをマーク。現在ドライバーズ選手権における首位の中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの3名による8号車は、7号車に0.411秒差の2番手となった。

    7号車と8号車、チームメイト同士の予選での争いは、序盤、非常に僅差で始まった。最初にアタックを担当した8号車のアロンソは、昨年のポールポジションタイムを上回るラップタイムをマーク。7号車のコンウェイは最初のアタックラップでタイムをロスしたが、その後もアタックを続け、アロンソのタイムを0.02秒上回った。

    その後、ドライバーがロペスと中嶋へと交代し、ポールポジション争いが続いたが、中嶋の最初のアタックラップは、途中で4輪全部がコース外に出たとしてタイム抹消。その後、中嶋はタイヤの摩耗に見舞われながらもアタックを継続したが、最初のアタックラップを上回ることは出来ず、2人の平均タイムで、7号車に続く2番手でレースを迎えることになった。

    ポールポジションを獲得した7号車のドライバーとチームは1ポイントを獲得。しかし、チームの目標は、2台で最大のポイントを獲得することであり、そのためにも日曜日の決勝では、開幕から3戦連続となる1-2フィニッシュを目指す。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    公式練習3回目 : 4番手 (1分40秒033), 28周
    公式予選 : 1番手 (平均1分36秒895)

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    公式練習3回目 : 1番手 (1分37秒677), 31周
    公式予選 : 2番手 (平均1分37秒306)

    マイク・コンウェイ(7号車)
    最初のアタック中に、コンマ何秒かのタイムロスを喫したため、タイヤをセーブするために一旦アタックを止めました。2周目は、コース外にはみ出さないように特に注意しながらも、良いアタックが出来ました。ホセも新しいタイヤでなかったことを考えれば、素晴らしいアタックをしてくれました。TS050 HYBRIDは、レースウィークの始まりから全く問題なく、明日も良いレースが出来ると思います。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車)
    明日の目標はもちろん優勝なので、ポールポジションからスタートできるのはとても嬉しいです。我々はこれまで何度かポールポジションを獲得しながらも、まだ勝てていないので、目標は明確です。予選は上手く行きました。マイクが1周目のアタックを途中で止めたのでちょっと心配しましたが、翌周のアタックで素晴らしい走りを見せ、僅差ながらトップタイムをマークしました。私はこの差を守れば良いと分かっていましたし、自分のアタックラップには満足しています。ポールポジションからスタートが出来るのはもちろん良いことですが、明日のレースは長いので、後は全力で戦うだけです。

    中嶋一貴(8号車)
    予選で1-2のポジションを獲得出来、チームにとってとても良い一日となりました。7号車のクルーに祝福を送ります。私自身は大丈夫だと思っていたのですが、コース外にはみ出したとしてタイムを失ってしまったのがちょっと残念です。しかし、このミスがなかったとしても7号車がポールポジションを獲得していたでしょう。今日の結果には満足しており、明日の決勝レースが楽しみです。優勝を目指してプッシュします。

    フェルナンド・アロンソ(8号車)
    良い一日でした。公式練習3回目で、幾つかの異なる車両セットアップを試してみて、主たる目的である、レースへ向けたとても良い準備が出来ました。決勝レースと予選の1周アタックとでは、ハイブリッド・システムの使い方がやや異なり、難しい面があります。それでもチームとして1-2のグリッドが獲得出来たことには満足していますし、我々も明日は更なる勝利を目指して戦います。

    WEC第3戦 シルバーストン6時間 公式予選結果(LMP1クラス)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 平均タイム
    1 7 小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1:36.895
    2 8 中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    フェルナンド・アロンソ
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1:37.306
    3 11 ヴィタリー・ペトロフ
    ミカエル・アレシン
    ジェンソン・バトン
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    1:38.932
    4 17 ステファン・サラザン
    イゴール・オルトツェフ
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    1:39.070
    5 3 トーマス・ローレン
    マティアス・ベシェ
    グスタボ・メネゼス
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    1:39.247
    6 1 アンドレ・ロッテラー
    ニール・ジャニ
    ブルーノ・セナ
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    1:39.613
    7 10 ヘンリク・ヘドマン
    ベン・ハンリー
    レンジャー・ヴァン・デル・ザンデ
    ドラゴンスピード/
    BRエンジニアリングBR1・ギブソン
    1:41.412
    8 4 オリバー・ウェッブ
    レネ・ビンダー
    バイコレス・レーシング・チーム/
    エンソ・CLM P1/01・ニスモ
    1:41.839
  • WEC | トヨタ 第3戦 シルバーストン6時間レース プレビュー

    WEC | トヨタ 第3戦 シルバーストン6時間レース プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、ル・マンでの初優勝から2か月、FIA世界耐久選手権(WEC)の2018-2019スーパーシーズンの第3戦、イギリスで行われるシルバーストン6時間レースに優勝を目指して臨む。

    この週末のシルバーストンは、トヨタが2012年にWECシリーズに復帰して以来、51戦目のレースとなる。これまでの50戦でトヨタは18勝、16回のポールポジションと45回の表彰台を獲得。そして、去る6月17日に、念願のル・マンでの初優勝を飾った。

    中嶋一貴とセバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの3名がドライブしたTS050 HYBRID 8号車は、ポールポジションからスタートしたル・マンで、24時間にわたる長いバトルをチームメイトの7号車と繰り広げ、トップでチェッカーを受けた。そして、小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名がドライブした7号車が続き、TOYOTA GAZOO Racing が1-2フィニッシュを飾った。

    ル・マン24時間レースで優勝した8号車は、レースを終えた状態のまま、保存されることとなった。車両はイギリスで行われたグッドウッド・フェスティバルで展示された後、トヨタチームの本拠地であるドイツ・ケルン戻り、チームクルーと共に、7月23日に当地を訪れたトヨタ自動車社長の豊田章男の祝福を受けた。

    ル・マンでの優勝という最大の目標を成し遂げたチームの次なる目標は、シルバーストンレースに全力で臨み、再びポールポジションからの1-2フィニッシュを成し遂げ、昨年から続くWEC連続勝利を6に伸ばすこと。

    トヨタは2012年にWECに復帰して以来、シルバーストンでは2勝を含み、毎年表彰台でのフィニッシュを続けている。しかし、2017年のレース後に、路面が全面再舗装されたため、チームはこのイギリスのサーキットを学び直す必要がある。

    この週末、チームはストレートの最高速をやや犠牲にしてでもコーナーでの更なるグリップ向上を狙い、高ダウンフォース空力仕様のTS050 HYBRIDを今季初めて持ち込む。この仕様は特に連続する高速コーナーを持つシルバーストンに最適となるよう設定されている。

    トヨタはまた、新たに設定し直されたLMP1クラスのEoT (Equivalence of Technology:技術の均等化)により、更なるパフォーマンス向上が見込まれる6台のノン・ハイブリッドLMP1勢に立ち向かわなくてはならない。このノン・ハイブリッド車はこれまでよりも燃料流量が増加され、TS050 HYBRIDに対し43.75%多い燃料流量を使える。また、その他にも最低重量の軽減など、幾つかの面でハイブリッド車に対して競争力が上がる変更が成された。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表
    短い夏休みの後、今週末に再開するレースが楽しみです。チームの全員がル・マン優勝を喜んだと共に、ファンの皆様、スポンサーの方々から多くの祝福を頂きました。心より感謝いたします。ル・マン優勝の余韻は残りますが、我々は常に次のレースとその目標に向かっています。特にシルバーストンでは、今シーズン初めて高ダウンフォース空力仕様のTS050 HYBRIDを導入するので、周到な準備をして週末のレースに臨みます。ライバルたちも競争力を上げてくるでしょうから、我々も全力を尽くし、表彰台の頂点を目指します。

    小林 可夢偉(7号車)
    シルバーストンは高速で、レースを戦うのが楽しいサーキットなので、今週末を楽しみにしています。我々のTS050 HYBRIDは、第1戦スパ、第2戦ル・マンで示したとおりの速さがあるので、シルバーストンでもチャンスがあると思っています。我々の7号車にとっての今季初勝利を飾るべく、クルー全員で努力を続けています。しかし、最も重要なのは、チーム全体で好結果を得ることで、それを成し遂げる自信はあります。

    マイク・コンウェイ(7号車)
    レースが待ちきれません。ル・マンのあとの休暇を楽しみましたが、私自身は既に準備万端です。母国でのレースは、他でのレースとは少し違います。友人や家族が、私がレースを戦うのを見に来てくれる機会はそんなにないので嬉しいです。また、シルバーストンのファンは素晴らしく雰囲気は最高です。シルバーストンでの目標はもちろん1-2フィニッシュの再現です。そして我々7号車が前に居られれば最高です。EoTの再調整があったので、戦いは更に厳しいものになると思いますが、まだ我々が強さを発揮出来ることを願っています。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車)
    シルバーストンを再訪するのが本当に楽しみです。特に今年は昨年とは異なり、TS050 HYBRIDでの走行を経験しているだけに尚更です。好結果を望んでいますが、それがマイク、可夢偉との初優勝であれば理想的です。我々は昨シーズンの序盤、それこそ開幕戦のシルバーストンでいきなりレースをリードするなど、勝利に限りなく近いところで戦ってきましたが、まだ勝てていません。しかし、努力を続けていれば必ずチャンスが巡ってくることは分かっています。まず、今の目標はチームのために良い週末にすることです。

    中嶋 一貴(8号車)
    ル・マンでの勝利の後、信じられないような数週間を過ごしました。多くの祝福やメッセージを頂き、本当に感謝しています。まだ気持ちは高揚していますが、照準を切り替え、シルバーストンで強力なパフォーマンスをお見せできるよう集中します。再舗装されたことで、サーキットの特性がどのように変わったのかもとても楽しみですし、このレースから高ダウンフォース空力仕様を使うことになるので、予選や決勝へ向けての準備で、練習走行から忙しくなるでしょう。

    セバスチャン・ブエミ(8号車)
    長い休暇をようやく終えて、一貴、フェルナンドと共にレースをするのが待ちきれません。シルバーストンはあまりハードなブレーキング箇所が多くないためハイブリッドカーにとって決して容易なサーキットではなく、加えてEoTの調整もあるため、今週末のレースは挑戦し甲斐のあるものになるでしょうが、私はバトルを楽しみにしています。また、例年4月に行われ、とても寒かったシルバーストンで、8月にレースをするということで、気候の面でも楽しみです。

    フェルナンド・アロンソ(8号車)
    何週間かのインターバルを経て、再びTS050 HYBRIDでレースを戦えるのを楽しみにしています。もちろん、その間も私はとても忙しく過ごしてきましたし、チームもシルバーストンへの準備のために同様だったというのは知っています。ル・マンとは異なり、シルバーストンは私がとても良く知っているサーキットのひとつであり、私は既に再舗装を経験していますので、その知見がチームの助けになればと思っています。これまでのところ、我々は完璧なWECシーズンを過ごして来ていますので、今週末もそれを継続していきたいと思います。