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  • ザク・ブラウンがMIA功労賞を受賞 マクラーレン再建の手腕を評価

    ザク・ブラウンがMIA功労賞を受賞 マクラーレン再建の手腕を評価

    マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンが、モータースポーツ業界への卓越した貢献を称える「Motorsport Industry Association(MIA) Outstanding Contribution to the Motorsport Industry Award」の2026年受賞者に選ばれた。

    ブラウンは24日、英国貴族院で開催されたMIAの年次サマーレセプションで表彰を受けた。この賞はモータースポーツおよび高性能エンジニアリング分野への顕著な個人貢献を称えるもので、業界内でも権威ある賞のひとつとされている。

    歴代の名将たちに続く受賞
    授賞式には約200人のモータースポーツ業界関係者や政界関係者が出席し、ブラウンの業界への貢献を祝福した。

    ブラウンは今回の受賞により、ジャッキー・スチュワート、スターリング・モス、トト・ヴォルフ、ロス・ブラウンといった過去の受賞者たちに名を連ねることになった。

    近年のブラウンは、低迷していたマクラーレンの再建を主導。組織改革や商業面での成功に加え、チームを再びF1のトップ争いへ押し上げた手腕が高く評価されている。

    「チーム全員と分かち合う賞」
    ブラウンは受賞後、チームへの感謝を口にした。

    「この栄誉を与えてくれたMIAに心から感謝したい。この賞は誇りを持ってマクラーレン・テクノロジー・センターへ持ち帰り、チーム全員と分かち合いたい」

    「F1は究極のチームスポーツだ。強いチーム文化と優れたチームワークなしに成功はあり得ない」

    「僕たちはF1グリッドの先頭へ戻るために素晴らしい挑戦を続けてきた。その実現を可能にしてくれたマクラーレン・レーシングのすべてのスタッフに感謝したい」

    「僕たちが共に成し遂げてきたことを、これ以上ないほど誇りに思っている」

    ザク・ブラウンは2018年にマクラーレンのCEOに就任して以降、チームの経営基盤強化と競争力回復を推進してきた。今回の受賞は、F1チーム運営だけでなくモータースポーツ業界全体への貢献が評価されたものとなった。

  • ザク・ブラウンが“Uターン” ホーナーF1復帰を歓迎「戻らなければ驚き」

    ザク・ブラウンが“Uターン” ホーナーF1復帰を歓迎「戻らなければ驚き」

    マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンが、レッドブルF1の元チーム代表クリスチャン・ホーナーの復帰について見解を示した。

    かつては「ホーナー不在の方がF1は健全」とまで語っていたブラウンだが、今回の発言では一転して復帰を歓迎する姿勢を示しており、そのスタンスの変化が注目されている。

    対立関係から一転 ブラウンがホーナー復帰を歓迎
    クリスチャン・ホーナーは、レッドブルで20年間チームを率いた後、昨年7月に解任されて以降、F1復帰の可能性が取り沙汰され続けている。

    現在52歳のホーナーは、アルピーヌF1チームの少数株取得を目指すコンソーシアムに関与しているとされるほか、アストンマーティンなど複数チームとの関係も報じられている。

    そのなかで、かつて激しく対立していたザク・ブラウンが、復帰に前向きなコメントを発した。

    「クリスチャンはこのスポーツにとって素晴らしい存在だった」とブラウンは語った。

    「スポーツには常に強い個性が存在する。彼らは現れては去っていくものだが、クリスチャンが戻ってくるのは素晴らしいことだと思う。彼は非常に優れたオペレーターであり、その実績がすべてを物語っている」

    「ここ数年でチーム代表の動きはかなりあったが、彼が戻ってくるのは歓迎すべきことだ。彼の情熱と年齢を考えれば、アルピーヌであれ別の場所であれ、戻ってこないとしたらむしろ驚きだ」

    過去の発言との乖離 “Uターン”の背景
    ブラウンは以前、ホーナー不在のF1について「より健全な状態」と評しており、今回の発言は明確な方針転換と受け止められている。

    両者は2024年シーズンを通じて激しい場外戦を繰り広げており、F1の政治的なテーマを巡っても対立が続いていた。

    それでもブラウンは、個人的な対立を超えて、ホーナーの持つ存在感と実績を評価した形だ。

    復帰へのハードル 依然として残る懸念
    一方で、ホーナーの復帰には依然として課題も残る。

    メルセデスF1代表のトト・ヴォルフは、ホーナーの復帰について「かなり多くのガラスを割ってしまった」と述べ、F1復帰の難しさを指摘している。

    ホーナーはレッドブル在任中、女性従業員からセクハラや強圧的行動の疑いで告発されたが、本人は一貫して否定しており、調査では2度にわたり潔白とされた。

    それでも、その一連の騒動が与えた影響は小さくなく、F1パドック内での評価が今後の去就にどう影響するかが焦点となる。

    復帰は時間の問題か F1パドックの関心集まる
    ブラウンの発言からは、ホーナー復帰が単なる可能性ではなく、現実的なシナリオとして見られていることがうかがえる。

    アルピーヌを含めた複数チームとの関係が取り沙汰されるなかで、ホーナーがどの形でF1に戻るのか、パドックの関心は高まり続けている。

  • 元F1王者ニコ・ロズベルグ ザク・ブラウンの“ピアストリへの共感欠如”を批判

    元F1王者ニコ・ロズベルグ ザク・ブラウンの“ピアストリへの共感欠如”を批判

    2025年F1最終戦アブダビGPでドライバーズタイトルを逃したオスカー・ピアストリに対し、マクラーレンCEOザク・ブラウンが無神経なトーンで声を掛けた──。これについて、元F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグが苦言を呈した。

    ピアストリは逆転タイトルの可能性を残して決勝に臨み、2位でフィニッシュ。選手権も3位で終えたが、チームラジオでは落胆の色を隠せず、レースエンジニアが必死に励ます様子が流れていた。

    その直後、ブラウンはタイトルを獲得したランド・ノリスを称えた勢いのまま、ピアストリの無線に割って入り「オスカー、素晴らしいシーズンだった。7勝だ。君はスターだよ。また来年やろう」と声を掛けた。

    さらに「とても誇りに思っている。最高のチームプレーヤーだ。来年また頑張ろう。表彰台で会おう」と続けた。

    ロズベルグ「ザクはもう少し寄り添うべきだった」
    ロズベルグは Sky Sports F1 に対し、ブラウンのトーンは“場面にそぐわなかった”と指摘した。

    「彼(ピアストリ)にとってはレーシングキャリアで最もつらい瞬間だった。ザクは祝福モードのまま話しかけていたが、もう少し共感を示すべきだったかもしれない」

    とロズベルグは語った。

    「『来年こそ君の年になる』など、落胆している彼に寄り添う言葉もあったはずだ。もちろんザクはランドのタイトルで興奮していたのだと思うが、あの瞬間のオスカーの気持ちを考えれば難しい状況だ」

    ロズベルグは、ブラウンの態度が決して悪意ではなく、“ノリス初戴冠”という高揚感が生んだものだと理解を示しつつも、敗れたピアストリへの配慮が不足していたと結論づけた。

  • ザク・ブラウン、ニコ・ヒュルケンベルグに直接謝罪「感情的になりすぎた」

    ザク・ブラウン、ニコ・ヒュルケンベルグに直接謝罪「感情的になりすぎた」

    マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは、F1アメリカGPスプリントレースの1コーナーで起きた接触を「アマチュアのようなドライビング」と批判した直後、その発言を撤回し、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグに対して個人的に謝罪したことが明らかになった。

    スプリントのスタートでは、4番グリッドのヒュルケンベルグが1コーナーの混戦でオスカー・ピアストリと接触。

    ピアストリはチームメイトのランド・ノリス、そしてポールスタートのマックス・フェルスタッペンをスイッチバックで抜こうとした際に、コーナー内側にいたフェルナンド・アロンソとヒュルケンベルグの間で挟まれる形となった。結果、ピアストリ、ノリス、アロンソの3台がリタイアし、ヒュルケンベルグのみが走行を続けた。

    ブラウンはピットウォールからSky Sports F1に出演しており、接触直後にはこう語っていた。

    「我々のドライバーたちは悪くない。あれは完全に“アマチュアアワー”のようなドライビングだった。リプレイを見直す必要はあるが、明らかにニコがオスカーに突っ込んだ。あんな位置にいるべきじゃなかったし、左リアにぶつけてしまった」

    しかしその後、映像を確認したブラウンはすぐに発言を訂正した。

    「リプレイを見て考えが変わった。あれをニコのせいにはできない。熱くなっていたんだ。ターン1では多くのインシデントが起きていたが、ニコを責めるのは違うと思う」

    ウィートリー代表「ザクはすぐに謝罪した」
    ザウバーF1チーム(Stake F1チーム)の代表ジョナサン・ウィートリーによると、ブラウンは事件直後にすぐ謝罪の連絡を入れ、ヒュルケンベルグ本人にも直接謝罪したという。

    「ザクはすぐに私にメッセージを送ってきて、ニコにも個人的に謝罪した」とウィートリーはRacingNews365などのメディアに語った。

    「このスポーツは情熱的で、それがいいところでもある。2台がタイトルを争っていて、その2台が1コーナーでリタイアしたら、感情的になるのも無理はない。時には誰かのせいだと思いたくなる瞬間もある。でも、それは“熱くなった瞬間の感情”だ」

    「ザクのことは長く知っているし、彼もレーサーだ。私たちもそうだ。最終的にはすぐに誤解が解けて、すべてうまく収まった」

    ニコ・ヒュルケンベルグ
    ヒュルケンベルグは本戦で8位入賞
    ヒュルケンベルグはスプリントでの騒動を引きずることなく、決勝では見事な走りを披露。イギリスGP以来8戦ぶりとなるポイント獲得(8位)を果たした。ウィートリー代表は「強い週末を締めくくる結果」としてドライバーを称賛している。

    マクラーレンは内部で再検証へ
    マクラーレンのアンドレア・ステラ代表は、今回の接触についてチームとして内部検証を行う方針を明らかにした。

    「ランドとオスカーとは何度か話をしたが、主な目的は“リセット”することだった。レースでは後ろを振り返りすぎてはいけない。すぐに次の予選が控えているからね」とステラは語る。

    「我々は適切なタイミングでこのインシデントを再検証する。チーム全体とドライバーで協力し、正しい判断を下すつもりだ。ランドもオスカーもこのアプローチに納得している」

    ブラウンの“即修正”が示した信頼構築の力
    今回の件は、感情的な発言をすぐに撤回し、直接謝罪に踏み切ったブラウンの迅速な対応が印象的だった。タイトル争いのプレッシャーの中で感情が高ぶるのは避けがたいが、誤りを認めて相手の立場を尊重した姿勢は、チーム間の信頼を保つうえで大きな意味を持つ。

    また、ウィートリーが語ったように「レーサー同士の理解」が成立していた点も象徴的だ。激しい競争の裏で人間関係を円滑に保つことができるのは、F1という過酷な世界においても成熟したリーダーの証といえるだろう。

  • ザク・ブラウン ニコ・ヒュルケンベルグ批判発言を撤回「冷静に見直した」

    ザク・ブラウン ニコ・ヒュルケンベルグ批判発言を撤回「冷静に見直した」

    2025年F1アメリカGPスプリントの1コーナーで発生した多重接触により、両マクラーレン勢がレース開始直後にリタイアした件について、ザック・ブラウン代表が発言を訂正した。

    スプリント直後には「アマチュアのようなドライビング」と厳しく批判していたが、リプレイを確認した後に「ニコ(ヒュルケンベルグ)のせいではない」と見解を改めた。

    スプリント直後の怒りのコメント

    スプリントレース直後、両マシンが1周目の1コーナーで姿を消した直後にインタビューに応じたザック・ブラウンは、感情的な様子を隠さなかった。

    「ひどいものだった。うちのドライバーは誰も悪くない。前方のドライバーたちの中にはアマチュアのような走りをした者がいて、2台ともやられてしまった」と語った。

    その後、記者から「ヒュルケンベルグのことか」と問われると、「うーん、もう一度リプレイを見たい。でも明らかにニコがオスカー(ピアストリ)に突っ込んだ。彼はそこにいるべきではなかった。左リアに当たったんだ」と不満をあらわにした。

    ドライバーたちの反応と混乱

    リタイアしたランド・ノリスは「ぶつけられた。どうしようもなかった。それだけ」と短く語り、ピアストリも「僕たちは2人ともけっこう深くブレーキした。カットバックしようとしたところで当たった。いいスタートではなかったけど、映像をもう一度確認したい」とコメントした。

    ブラウン「ヒュルケンベルグを責めるつもりはなかった」

    しかし冷静さを取り戻したブラウンは、映像を見直した上で自身の発言を撤回した。

    「確認したが、考えが変わった。あれをニコのせいにはできないと思う」と語り、「あの瞬間は感情的になっていた。ターン1では多くの出来事が起きていたが、ニコを責めるものではない」と説明した。

    ニコ・ヒュルケンベルグ

    ヒュルケンベルグ「これで全員が同意だね」

    当事者のニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)は状況をこう振り返った。

    「フェルナンド(アロンソ)がイン側から突っ込んできたのはわかっていたけど、正確な位置が見えなかった。彼を避けるために少しスペースを残そうとしたんだ。そこにオスカーがかなり急にターンインしてきた。僕は出口でカットバックするつもりだったが、すでにそこにいた。全員にとって不運な形だったね」

    ブラウンの訂正を伝え聞いたヒュルケンベルグは「よかった。これで全員が同じ見解ということだね」と応じ、「悔しいし残念だ。マシンのペースは良かったし、あのまま走れれば確実にポイントを取れたと思う」と続けた。

    マクラーレンは社内レビューを実施へ

    ノリスは、この件をチーム内で再検討する意向を示した。

    「シンガポールの時と同じように、チームで振り返りを行う。すぐに判断するのではなく、全てを理解するために時間をかけたい。予選や決勝前に感情的になっても意味がないから」と述べた。

    アンドレア・ステラ代表も「ランドとオスカーとは話をしたが、それは“リセット”のための会話だった」と説明し、「レースでは過去を引きずらないことが大事。適切なタイミングでチームとドライバー全員で検証し、正しい結論を導く」と強調した。

    ステラ代表「経験あるドライバーには慎重さが必要」

    さらにステラは、改めてベテラン勢への注意を促した。

    「スプリント後に言ったように、経験豊富なドライバーが良いポジションにいる時こそ、もう少し慎重さがあっても良かったと思う。それが私の変わらない意見だ」とコメントしている。

    分析:ターン1の“混沌”は誰の責任でもない

    今回のスプリントでは、ラ・ソースのようなタイトな1コーナーで4台が交錯する“典型的なスタート事故”が発生した。アロンソ、ヒュルケンベルグ、ピアストリ、ノリスの走行ラインがわずかに重なり、誰か一人を明確に責めるのは難しい構図だった。

    ブラウンの感情的な発言は、わずか数秒で2台を失った状況下では当然とも言える。一方で、レース全体を俯瞰すれば、各車が極限の中で最善を尽くしており、故意の過失は見られなかった。ステラ代表の指摘どおり、経験豊富なドライバーほど“リスクを取らない判断”が求められるが、それでもこの種の接触はオープニングラップの宿命と言える。

    マクラーレンは冷静に検証を進め、再びチーム一丸となって決勝に挑む構えだ。

  • ザク・ブラウンが法廷で証言「アレックス・パロウはF1昇格の約束を誤解した」

    ザク・ブラウンが法廷で証言「アレックス・パロウはF1昇格の約束を誤解した」

    マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンが、インディカー王者アレックス・パロウとの契約違反をめぐる訴訟で証言台に立った。マクラーレンは、パロウの契約不履行によって2,070万ドル(約31億円)の損害を被ったとしてロンドンの高等法院で訴訟を起こしている。

    ブラウンは証言の中で、訴訟の焦点となっているWhatsAppの「証拠削除」疑惑についても質問を受けた。彼は「消えるメッセージ」機能の使用はチームの方針だったと主張し、証拠隠滅を否定している。

    訴訟の発端:マクラーレン移籍をめぐる契約破棄
    問題の発端は2022年。インディカーの新星アレックス・パロウは、当時所属していたチップ・ガナッシ・レーシング(CGR)からマクラーレン・レーシングに移籍する契約を締結した。
    その契約には、将来的にF1シートの可能性があるという「示唆」が含まれていたとされる。

    しかしCGRは契約延長のオプションを行使してパロウを引き留め、両者は一時的に法廷で争ったのちに和解。パロウはCGRに残留し、その後もインディカーでタイトルを重ねている。

    マクラーレン側は、パロウの翻意により発生した損害として2,070万ドルを請求。この中には40万ドルのサインボーナスのほか、スポンサー契約の逸失利益や、パト・オワードをF1テストプログラムに昇格させたことによる追加コストも含まれるという。

    ザク・ブラウンの証言:「F1昇格の約束はしていない」
    ブラウンは法廷で「アレックスを“引きずった”ことはない。2023年にF1シートを用意すると言ったこともない」と証言。

    F1参戦の可能性は「プランBまたはプランC」として存在していたにすぎないと強調した。

    パロウ側の弁護人ニック・デ・マルコ氏は、「ブラウンはF1昇格を餌にドライバーを騙している」と批判。

    実際、マクラーレンはパロウとの契約中にオスカー・ピアストリと長期契約を結んでおり、パロウは「F1の夢を奪われた」と主張している。

    ブラウンはこれに対し、「ピアストリが不振だった場合にパロウを起用する可能性はあった」と述べ、将来の“オプション”として構想していたことを明かした。

    スポンサー契約への影響と「爆弾発言」
    ブラウンはさらに、スポンサー契約にまで影響が及んだと証言した。

    「NTTデータはアレックスがマクラーレンに加入することを前提に契約交渉を始めた。彼が来ないと知っていれば、支払額はもっと低くなったか、契約自体が成立しなかった可能性もある」と述べた。

    その上でブラウンは「私たちは本来、トラック上のパフォーマンスや新規スポンサーの獲得に集中すべきだった。しかし、ドライバーが誰になるのか不明な状態ではそれができなかった。アレックスは“手榴弾を投げて立ち去り、後始末を私に押しつけた”ようなものだ」と痛烈に語った。

    証拠隠滅疑惑とWhatsAppの“消えるメッセージ”
    一方で、ブラウンの証言には“証拠隠滅”の疑いも影を落とす。

    法廷では、元マクラーレン・インディカーチームマネージャーのギャビン・ウォードが「訴訟対策のためWhatsAppの7日間自動削除機能を使うよう指示があった」と発言していたメッセージも提出された。

    また、2023年8月にブラウン自身が「WhatsAppを使い、やりとりを削除するように」と指示したメッセージも公開された。

    これについてブラウンは「社内方針として自動削除機能を使用していた」と説明し、「本件に関する文書の保存義務には完全に従っている」と主張している。

    今後の見通し:パロウ本人の証言へ
    訴訟は現在も進行中で、アレックス・パロウ本人が10月9日(木)に証言台に立つ。

    ブラウンの証言によって、F1昇格の“約束”がどのような位置づけだったのか、そしてマクラーレンの損害請求がどこまで認められるのかが焦点となる。

    パロウは現役インディカー王者としての立場を保ちながらも、マクラーレンとの法廷闘争でそのキャリアに新たな波紋を広げている。

    Source: PlanetF1.comr

  • クリスチャン・ホーナーとザク・ブラウンが同乗帰国「F1の平和が修復」

    クリスチャン・ホーナーとザク・ブラウンが同乗帰国「F1の平和が修復」

    マクラーレンのCEOザク・ブラウンは最近、自身の公式ソーシャルメディアプラットフォームにレッドブルのF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーとのツーショット写真を投稿した。 2人は一緒に帰国のフライトに搭乗している姿も収められている。

    両チーム代表の仲はここしばらく良くない。 ブラウンは以前、レッドブルがF1で2チームを指揮していることで優位に立っていると不満を漏らしていた。一方、ホーナーは2024年にマクラーレンのパーツについて何度も苦言を呈していた。

    2024年には、マクラーレンがレッドブルと激しく争っていることもあり、両チームのコース上での戦いも激化していた。

    しかし、シンガポールGPの後、ザク・ブラウンは自身の公式Xにクリスチャン・ホーナーとの仲睦まじい写真を投稿し、両チーム代表が一緒に英国への帰路についたことで、スポーツ界に平和が戻ったと説明した。

    ブラウンとホーナーは、ブラウンが親指を立てたセルフィーで笑顔を見せていた。 その後、ブラウンはスポーツのポジティブな側面が反映された際に撮影チームはどこにいたのかと、Netflixをからかうような発言をした。 ブラウンは、2チーム間の戦いはトラックの壁の中で継続するとF1ファンに保証した。

    「F1での平和は帰りのフライトで修復した。Netflixは必要なときにどこにいるんだ! しかし、戦いはトラック上で継続する。なんて素晴らしいスポーツなんだ!」とザク・ブラウンはツイートした。

    2024年のF1シーズンが始まって以来、ディフェンディング・ワールドチャンピオンはマクラーレンに最も挑戦され、ペースと選手権ポイントの面で大幅に差を縮められた。シーズンが進むにつれ、2チーム間の争いも激化していった。マックス・フェルスタッペンも苦戦を強いられる中、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリがそれぞれF1初勝利を挙げた。

    ピアストリが2勝目を挙げたアゼルバイジャンGPの後、マクラーレンはレッドブルを抜いてコンストラクターズ選手権の首位に立った。 現世界チャンピオンが首位を追う中、マクラーレンは首位の座を維持している。 ノリスがキャリア3勝目を挙げたシンガポールGPの後も、マクラーレンとレッドブルの激しい戦いについての話題は続いた。

    ザク・ブラウンとクリスチャン・ホーナーは、マクラーレンのリアウィングがFIAテストで不合格となったことについて意見を交わした
    レッドブルのボスであるクリスチャン・ホーナーとマクラーレンのCEOザク・ブラウンは、マクラーレンのリアウィングのたわみと、それがFIAテストで許可された経緯についてコメントした。

    アゼルバイジャンGP中、マクラーレンが高速区間でわずかにたわむ特殊なリアウィングを使用していることに多くの人が気づいた。これにより、DRSフラップがわずかに開き、ドラッグのわずかな減少により車にさらなるスピードがもたらされた。

    レッドブルやフェラーリといったチームは、マクラーレンのリヤウィングについてFIAに苦情を申し立てた。FIAはその後、リヤウィングを検査し、使用を許可したが、今後は使用しないよう求めた。

    クリスチャン・ホーナーは、Sky Sportsのインタビューで、FIAがこれを許可したことについて、また、わずかな利点があるとはいえ、マクラーレンのような可動式ウィングをすぐにチーム全体で採用することはないだろう、と自身の考えを述べた。

    「つまり、明らかにテストに合格したので、FIAがそれで満足している限りは。これは今や前例となる。 あのような変形するウイングを急いで設計したいとは思わない。つまり、もし問題ないと判断されたなら、誰もが同じことをするだろう」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    一方、ザク・ブラウンは、マクラーレンの知的な創造性とエンジニアリングがリアウイングの作成を可能にしたと語った。

    「あらゆるテストに合格している。だから、これはF1であり、賢いエンジニアリングであり、FIAも問題ないと考えている。つまり、いつも通りのビジネスだ」とザク・ブラウンは語った。

    シンガポールGP終了後、マクラーレンが516ポイントでコンストラクターズチャンピオンシップの首位に立ち、2位のレッドブルが475ポイントで追っている。

  • ザク・ブラウン ランド・ノリスのF1初勝利を記念してタトゥーを彫る

    ザク・ブラウン ランド・ノリスのF1初勝利を記念してタトゥーを彫る

    マクラーレン・レーシングのCEO、ザック・ブラウンは、先月のマイアミGPでランド・ノリスがF1初優勝を果たしたことを記念して、2つ目のサーキットのタトゥーを入れた。

    ザク・ブラウンは、ダニエル・リカルドが2021年のイタリアGPでマクラーレンF1チームのCEOに就任して初優勝を飾った後、その年の後半に左腕に記念にモンツァ・サーキットのタトゥーを入れた。

    マイアミGPでのランド・ノリスの勝利は、ブラウン体制下でのマクラーレンにとって2勝目となった。そして金曜日、ザク・ブランは右腕の上部に入れたマイアミサーキットのタトゥーを公開した。

    ソーシャルメディアに投稿された動画には、ザク・ブラウンがタトゥーを入れる間、その部屋にいたランド・ノリスが映っており、ある時点でノリスがタトゥーガンを手に取ったものの、ブラウンが土壇場で拒否する様子が映っている。

    「そうだ、またやった」とブラウンはInstagramに書いた。「またタトゥーを入れた。今回はマイアミでの我々の勝利、ランドにとってはF1初勝利を記念したものだ」

    「正直に言うと、最初の時と同じくらい痛かった」

    「ありがたいことに、ランドがそこにいて、必要な励ましをすべて与えてくれたが…そうではなかった」

  • ザク・ブラウン ノリスのF1初勝利は「マクラーレンが待ちに待っていた結果」

    ザク・ブラウン ノリスのF1初勝利は「マクラーレンが待ちに待っていた結果」

    ザク・ブラウンは、F1マイアミGPで初勝利を収めたランド・ノリス、そして、マクラーレンF1チーム全体の努力を称賛した。

    ノリスは日曜日のレースでオープニングスティントを延長して6番手からトップに浮上し、中盤にセーフティカーが導入されたときには、ピットストップをより少ないタイムロスで終えてアドバンテージを得た。

    レッドブルのライバルであるマックス・フェルスタッペンが1位奪還を目指してリスタート時にプレッシャーをかけたが、ノリスはは緊張をこらえて逃げ切ってチェッカーフラッグを受け、F1初勝利を手にした。

    「待ちに待った勝利だ」とマクラーレンのCEOであるブラウンはレース後にSky Sports F1に語り、2021年ロシアGPで遅い雨が降る中スリックタイヤを履いたままだったノリスが苦しみながら勝利を逃したことについて言及した。

    「ファンの間でも、ドライバーの間でも、これはとても人気のある勝利だと思う。どれだけ多くのドライバーが彼のところに行き、彼を祝福したことでしょう。彼は完璧なドライビングをしたし、クルマは本当に速かった」


    ブラウンはさらに、「最高」のチーム代表であるアンドレア・ステラに率いられて、この12カ月でマクラーレンはバックマーカーからトップランナーへと成長したマクラーレンの従業員たちに感謝の言葉を述べた。

    「ご存知のように、F1チームを成功に導くには一朝一夕にはいかない」とザク・ブランは語った。「マクラーレンで働く1,000人以上の人々の多大な貢献によるものだ。だから、懸命に働いてくれたすべての人たちに感謝したい」

    「開幕2戦でノーポイントだった)昨年のスタート地点からここまでこれたのは本当に素晴らしいことだし、すべてはチームワークの賜物だ」

    これと並行して、ブラウンはマクラーレンのマイアミ開発の成果に満足感を示した。ノリスのチームメイトであるオスカー・ピアストリは、一部改良されたMCL38で序盤を2番手まで走ったものの、セーフティカーに阻まれ、フェラーリのカルロス・サインツと接触して後退。ノリスには5秒加算のペナルティが科された。

    「ファクトリーに戻ってみんなと一緒に飛び跳ねたい。彼らは信じられないような仕事をしてくれた」とザク・ブラウンはコメントした。

    「我々は前進し続けなければならないし、地に足をつけていなければならない。そしてすべては数週間後に再び(エミリア・ロマーニャGPで)始まる。」

    「そしてオスカーは素晴らしいドライビングを見せた。彼がふさわしい結果を出せなかったのは残念だが、彼はイモラでフルセットのアップグレードを得るだろうし、我々に何ができるか見てみよう」

    放送中、ブラウンはマクラーレンの2人の故人、12月に他界したアドバイザーでレース界の伝説的存在であるジル・デ・フェランと、2021年に亡くなったマクラーレンの長年の株主であるマンスール・オジェに感動的な賛辞を送った。

    「ジルとマンスールは今日に関係していると思う」と彼は語った。

    マクラーレンは、アイルトン・セナの没後30周年に当たる週末にこの結果を出した。セナはマクラーレンでレースしていた間に3つのF1世界タイトルすべてを獲得した。

  • マクラーレンF1 CEOのザク・ブラウンが2030年まで契約延長

    マクラーレンF1 CEOのザク・ブラウンが2030年まで契約延長

    マクラーレンは、ザク・ブラウンがチームの最高経営責任者(CEO)としての契約を延長したことを発表。新たな契約により同氏は2030年までその職に留まる。

    ザク・ブラウンは2016年にマクラーレン・テクノロジー・グループのエグゼクティブディレクターとしてマクラーレンに入社した後、2018年4月にCEOに就任した。

    就任以来、ブラウンはマクラーレンの全レースチームの運営を監督し、マクラーレン・レーシングの戦略的方向性を形作るだけでなく、マクラーレンのマーケティングと商業開発を推進してきた。

    ザク・ブラウン マクラーレン F1ザク・ブラウンは2018年からマクラーレンのCEOを務めており、チームは2023年シーズンに特に目覚ましい復活を遂げた。

    ブラウンの契約延長のニュースを受けて、マクラーレン・グループのエグゼクティブ・チェアマンであるポール・ウォルシュは「ザクは卓越したリーダーシップの資質を発揮し、マクラーレン・レーシングを前進させるのに貢献してきた。彼の契約延長は、今後数年間、マクラーレン・レーシングをさらなる成功へと導いてくれるという彼の能力に対するわれわれの自信を反映したものだ」と語った。

    ザク・ブラウンは「マクラーレン・レーシングを率い続け、このような歴史的なレースチームの一員となれることに興奮している。マクラーレン・レーシングのさまざまなレースシリーズで、才能豊かなドライバーたちとともに働けることを光栄に思う」と語った。

    「我々は共にモータースポーツの限界を押し広げ、トラックの内外で最高のパフォーマンスを目指して努力し続ける」

    マクラーレンは現在28ポイントでコンストラクターズランキング3位につけており、オスカー・ピアストリが16ポイント、ランド・ノリスが12ポイントを獲得している。