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  • 「想像以上に若かった」ウィートリー語るザウバーF1の現実とアウディの野心

    「想像以上に若かった」ウィートリー語るザウバーF1の現実とアウディの野心

    ジョナサン・ウィートリーは長年、レッドブル・レーシングでスポーティングディレクターを務めてきたが、その職を離れ、ザウバーF1チームに加わった。現在はチーム代表として職務にあたり、このチームは2026年からアウディF1チームへと姿を変える予定だ。

    スポーティングディレクター出身者がチーム代表として成功を収める例は多い。ウィートリーも、アンドレア・ステラ(マクラーレンF1チーム)、そしてレッドブルの新代表であるローラン・メキースと並び、その系譜に連なる存在だ。

    「私は心の底から、チームの力を信じてきた。我々が向かうべき方向性のもとに人々を結集させ、各自が自分の役割を完全に理解し、何ができて何ができないのか、いつ責任を果たすべきなのか、そしてチーム内のコミュニケーションがどのように機能するのかを明確にする。その力を信じている」とウィートリーは語る。

    若手発掘と育成、その経験をザウバーへ
    フィナンシャル・タイムズのインタビューで、ウィートリーは自身がチームにもたらした最優先事項を明かしている。

    「私が持ち込んだのは、若い才能を見極め、育成し、組織の中で成長させていくことに関する膨大な経験だ。」

    Revolutとの大型契約が象徴する変化
    スポンサー獲得を巡る競争は、コース上の戦いと同じくらい激しい。最近の例が、英国のデジタル銀行であるRevolutだ。複数チームが交渉を進めたが、最終的に2026年からの契約を勝ち取ったのはアウディだった。

    この契約は年間およそ6,000万ドル規模とされ、F1としては異例のスピードでまとまった。最初の話し合いは今年3月、最終署名はその2か月後だったという。

    「我々は既存の秩序を揺さぶりたい。どうやって? 互いから何を学べるのか? Revolutは我々を限界以上に押し上げ、我々もRevolutを押し上げる。同じ道を歩んでいる。」

    若く、未経験だが情熱に満ちたチーム
    ウィートリー加入以降、ザウバーはパフォーマンスを向上させ、13年ぶりの表彰台も獲得した。ただし彼は、勝利を信じる意識をチーム全体に根付かせる必要性も理解している。

    「ザウバーに来て驚いたのは、チームがこれほど若いことだった。経験不足は多いが、同時に情熱も非常に大きい。長年サバイバルモードで戦ってきたチームで、グリッドに2台並べるだけでも、ときに並外れた偉業だった。」

    アウディ ザウバーF1チーム

    アウディの野心と“勝てる”という確信
    「我々の野心はそれをはるかに超えている。アウディの目標は、10年末までにレースに勝ち、選手権を争うことだ。謙虚さは忘れないが、マッティアと私は、どうすれば最強の相手を倒し、世界選手権を勝ち取れるのかを正確に理解している。」

    ヒュルケンベルグの表彰台が示した“可能性”
    7月のイギリスGPで、ニコ・ヒュルケンベルグが獲得した表彰台は、アウディに待ち受ける課題の大きさと同時に、成功がもたらす喜びと一体感を浮き彫りにした。

    「チェッカー後、ピットウォールに座りながら『今日は本当に良いレースだった。10の判断をして、10すべてが正しかった。堅実な結果だ』と考えていた。振り返ると、背後で感情が爆発しているのを見て、その意味の大きさに気づいた。」

    「こうした瞬間は今でも鳥肌が立つ。あの喜びと感情の爆発が、私をさらにチームに近づけてくれた。彼らは今、自分たちにもできるのだと分かっている。」

  • ボルトレト誤判断で事故もザウバーF1代表が擁護姿勢「スローダウン不要」

    ボルトレト誤判断で事故もザウバーF1代表が擁護姿勢「スローダウン不要」

    ガブリエル・ボルトレトは、F1ラスベガスGPのターン1でブレーキングを誤り、ランス・ストロール(アストンマーティン)に接触して両者ともにリタイアとなった。ルーキーにとって厳しい週末となったが、ザウバーF1チーム代表ジョナサン・ウィートリーは「スピードを落とす必要がある」という指摘を否定している。

    レース序盤、ボルトレトはアプローチ速度が高すぎた結果ロックアップを誘発し、ストロール側面へ突っ込む形でアクシデントが発生。

    ストロールは即時リタイアとなり、ボルトレトも2周目終盤でマシンを止めざるを得なかった。前戦ブラジルGPでも1周目にストロールと接触しており、2戦連続の早期リタイアとなっている。

    ウィートリー代表「“スローダウンしろ”は正しいアプローチではない」
    ジョナサン・ウィートリーは、ボルトレトに対する「慎重に走るべき」との声に対して明確に反論した。

    「レーシングドライバーに“スローダウンしろ”と言うのは、必ずしも成功するアプローチではない」とウィートリーは語った。

    「彼はミスをした。ブレーキングポイントを誤っただけだ。ただ、レース後にランスを訪ねて謝罪した姿勢には本当に謙虚さを感じた」

    「その点はガブリエルの素晴らしい部分だ。レース後に彼ととても良い会話をした。F1の良いところは、すぐ翌週にまたやり直せることだ」

    さらにウィートリーは、ボルトレトの週末を総合的に評価し、内容自体は悪くなかったと強調した。

    「彼は壁から距離を取りつつ、ペースを慎重に積み上げていった。最後の計測ラップでセクター1がやや慎重すぎたことを除けば、楽にQ2へ進めていたはずだ」

    「まだデビュー年であり、これは純粋なドライバーのミスだということを忘れてはいけない」

    ガブリエル・ボルトレト ザウバーF1チーム

    ボルトレト「完全に自分のミス。5メートル手前で止まれていれば…」
    ボルトレト本人も、接触の責任を全面的に認めている。

    「ブレーキングポイントを誤った。あと5メートル手前で踏んでいれば多分止まれたと思う。ランスに申し訳ない。自分のミスで、あまり言うことはない」

    新人らしい読み違いではあるものの、本人の明確な反省とウィートリー代表の信頼が示された形だ。厳しい結果ではあったが、次戦カタールでどのように立て直すかが注目される。

  • ザウバーF1 ラスベガスGPで別れを刻む“ファイナルラップ”特別リバリー

    ザウバーF1 ラスベガスGPで別れを刻む“ファイナルラップ”特別リバリー

    サウバーF1チームは、ラスベガスGPに向けてチェッカーフラッグをあしらったワンオフの特別リバリーを公開した。これは、F1におけるサウバーの歴史に終止符が打たれることを象徴するものだ。

    サウバーの名称は、30年以上にわたり多様な形でF1に存在してきたが、2026年の大規模レギュレーション変更に合わせてアウディによる完全買収が完了し、F1から姿を消すことになる。

    ラスベガスの夜に“チェッカーフラッグ”を纏うC45
    ウィリアムズがすでにラスベガスGP向けの特別カラーを発表するなど、複数チームがワンオフデザインを準備する中、サウバーもアメリカのナイトレースに向けた特別仕様を公開した。

    今回の変更点は従来のグリーンとブラックの通常カラーから大幅には乖離していないが、C45の両マシンにはチェッカーフラッグのモチーフが波打つように描かれている。チームがF1で“最終コーナー”に差し掛かっていることを象徴するデザインだ。

    サウバーは今季、マイアミとスペインでもワンオフリバリーを採用しており、タイトルスポンサーのステーク/キックとともに、華やかなアメリカの舞台に合わせて再びリバリーを変更することになった。

    ザウバーF1チーム ラスベガスグランプリ

    「チェッカーフラッグのスリルと感情への鮮烈なオマージュ」
    ザウバーは今回のラスベガス仕様について、F1を象徴するチェッカーフラッグのスリルと感情に着想を得た「鮮烈なビジュアル・トリビュート」と表現している。

    「動きの中で再解釈されたスイープ状のチェッカー要素は、まるでフィニッシュラインで振られた瞬間を捉えたかのようにボディワーク上をねじれながら走る。これらのダイナミックなパターンは深いブラックのカーボンテクスチャーへとシームレスに流れ込み、チームのシグネチャーであるエレクトリックグリーンがアクセントとして加わる。結果として、スピード感に満ち、生命力があり、ラスベガスのネオングローの下で“本領を発揮する”かのような、自信に満ちたルックとなっている」

    ザウバー ラスベガスグランプリ F1

    消えゆく“サウバー”の名前と、接戦の中団争い
    サウバーは現在、コンストラクターズランキング6位争いの真っただ中におり、6位のレーシングブルズから9位のサウバーまで20ポイント差という混戦が続いている。

    こうした中での“最後の特別カラー”は、サウバーの時代が終わりを迎える象徴的な節目にもなった。2026年からはアウディがワークスチームとして再ブランド化する予定で、先週にはアウディのリバリーコンセプトが公開されている。

    チーム代表ジョナサン・ウィートリーはデザインについて次のように語った。

    「ラスベガスはスペクタクル、エネルギー、そして限界への挑戦がすべてのレースだ。このリバリーはまさにそれを体現している。

    『Final Lap』デザインは、大胆で、派手で、自信にあふれている。我々が進む道のりと、その途中で刻んできたあらゆるマイルストーンを表現している。そしてStakeとの旅路にふさわしいトリビュートであり、シーズン終盤に向けた力強い送り出しだ」

  • ガブリエル・ボルトレト F1スプリントで57Gの衝撃クラッシュ「運が良かった」

    ガブリエル・ボルトレト F1スプリントで57Gの衝撃クラッシュ「運が良かった」

    地元ブラジルのファンの前で、ガブリエル・ボルトレト(ザウバーF1チーム)はスプリント最終ラップに激しいクラッシュを喫した。計測された衝撃は57Gに達し、一時は空中に舞い上がるほどの大事故となったが、奇跡的に無傷で生還した。

    母国ファンが見守る中、ボルトレトはアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)とアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)とバトルを繰り広げながらターン1へ進入。

    しかし、インテルラゴスの路面の一部がまだ湿っていたことが災いし、ブレーキングでマシンのリアがスナップした。

    ボルトレトのマシンは内側のウォールに激突した後、コースを横切るように外側へと弾き飛ばされ、外壁に大きな衝突を起こした瞬間にはマシンが宙を舞った。最終的に破損したマシンはターン1とターン2の間のランオフエリアで停止。ボルトレトは自力でコクピットを脱出し、メディカルセンターで検査を受けたが大事には至らなかった。

    「運が良かったよ」とボルトレトはレース後、RacingNews365を含むメディアに語った。

    「車から降りて歩けたことに感謝している。少し体のあちこちに痛みは感じるけど、他のレースの週末と同じような程度でね。肩のあたりに少し違和感があるくらいで、すべて正常だと思う。本当に運が良かったと思う。もっとひどいことになってもおかしくなかった」

    「でも、こうして1つのピースで(無傷で)ここにいて、みんなと話して、ほぼ予選にも出られる状態だった。しっかり準備もして、できることは全部やったよ」

    動画の公開は終了しました

    ザウバーF1、奇跡の修復作業もあと一歩届かず
    ボルトレトのマシンは大破したものの、ザウバーF1はわずか3時間で修復作業に挑み、予選開始直前までにほぼ走行可能な状態にまで復旧させた。ボルトレト自身もコクピットに乗り込み、出走の準備を整えていたという。

    「チームは本当に信じられない仕事をした。予選に間に合わせるまであと20〜30分というところまで来ていたんだ」とボルトレトは明かす。

    「彼らが僕にシートベルトを締めようとしていたところだった。でも完璧な状態で走らせるには、もう少し時間が必要だったと思う。すべてを組み直したばかりだったから、エンジンがちゃんと動くか、車体が正常に機能しているかを確認するための時間が欲しかった。もしコースに出ていたとしても、それは本格的なアタックというよりは動作確認のためだったと思う」

    地元ファンの声援とともに見せた“無傷の帰還”
    インテルラゴスの観客席からは、クラッシュ直後に息をのむような静寂が広がったが、ボルトレトが自力でマシンから降りると大きな歓声が沸き起こった。F1デビューイヤーを戦う21歳のルーキーにとって、この週末は忘れられない瞬間となった。

    ブラジル人ドライバーとして、母国GPでのクラッシュは痛ましい出来事だったが、命に別状がなかったことは何よりの救いだった。ザウバーF1の迅速な修復作業も含め、チームとファンの絆が際立つエピソードとなった。

    ガブリエル・ボルトレト(ザウバーF1チーム) ブラジルグランプリ

    クラッシュの衝撃が示す安全性の進化
    今回の57Gという数値は、近年のF1でも極めて大きな衝撃のひとつでありながら、ドライバーが無傷で降車できたことは、F1の安全技術がいかに進化しているかを示している。シャシーの剛性、ヘイロー、HANS(頭頸部保護装置)などが相互に機能し、命を守った。

    一方で、ボルトレトが感じた「運の良さ」は偶然ではなく、FIAの安全基準とチームの迅速な対応が生んだ結果とも言える。

    今後への影響と精神的な強さ
    ボルトレトは事故後もすぐにチームガレージへ戻り、エンジニアらと次戦への準備を開始。精神的なダメージを感じさせず、「次はもっと強く戻ってくる」と語った。母国での恐怖体験を経て、彼は今後さらに冷静さと覚悟を備えたドライバーとして成長していくだろう。

  • ザウバー 2025年にピットストップで飛躍 F1最速クルーの一角に浮上

    ザウバー 2025年にピットストップで飛躍 F1最速クルーの一角に浮上

    ザウバーF1チームが2025年のF1シーズンで静かにピットストップ能力を進化させ、昨年の苦戦から一転、グリッドでも有数の迅速なクルーの仲間入りを果たしている。

    スイスに本拠を置く同チームは今季序盤、フェラーリとマクラーレンに次ぐ公式ピットストップランキング3位に躍進。シルバーストンでの珍しいミス──ニコ・ヒュルケンベルグの左フロントに4.6秒のロスを生んだ──があったものの、彼は自身初のF1表彰台を獲得した。

    「ちょっと緊張する瞬間だったに違いない」と語るのはチーム代表のジョナサン・ウィートリー。「でも彼らは今季ずっと安定しているよ」

    実際、この進化は大きな飛躍だ。2024年にはホイールハブの冬季再設計が失敗し、繰り返し不具合が発生していた。

    「今では装備が安定している」とスポーティングディレクターのイナキ・ルエダは独『Auto Motor und Sport』に語った。「昨シーズン序盤はそこが問題点だったが、シーズンを通じて改善された。

    それによって、冬の間にピットストップトレーニングの良い計画を立てることができた。メカニックたちは本当によく頑張ったよ」

    その努力は実を結び、ザウバーはマイアミとバルセロナで全体最速のピットストップタイムを記録した。

    「ピットストップの時間はどんどん短くなっている」とルエダは認める。「でも、我々の目標は“とにかく速いストップ”じゃない。安定性を保ち、遅いストップを避けることがすべてなんだ。

    それさえできれば、速いピットストップは自然についてくる」

    ルエダはまた、レッドブル時代に記録的なピット作業を築いたことで知られるウィートリーの存在が、ヒンウィルの現場に静かに良い影響を与えているとも認めた。

    「ジョナサンが来る前から、ピットストップの傾向は良い方向に進んでいた」とルエダは言う。「でももちろん、彼の専門知識はプロセスのさらなる改善に役立っている。

    ただ、それはすぐに導入できるようなものではない。ジョナサン自身も、“チームAでうまくいったことがチームBでも通用するとは限らない”ということを理解している。

    だからこそ、我々にとってどう適応し、彼の経験を活かしていくかがカギなんだ」

  • ザウバーF1チーム 2025年F1マシン『C45』 カラーリング

    ザウバーF1チーム 2025年F1マシン『C45』 カラーリング

    ザウバーF1チームは、2025年F1マシン『C45』のカラーリングを披露した。

    2025年のF1世界選手権で、ザウバーF1チームは、ニコ・ヒュルケンベルグとルーキーのガブルエル・ボルトレトというドライバーラインナップで挑む。

    ザウバーF1チームは、2月18日にO2アリーナで行われたF1史上初の合同イベント『F1 75 Live』でトップバッターでプレゼンテーション。2025年F1マシン『C45』のカラーリングを披露。

    昨年と同じブラック&グリーンのカラーリングを採用しつつも、塗装はマット塗装となった。

    ザウバーF1チーム C45ザウバーF1チーム 2025年のF1世界選手権ザウバーF1チーム

  • ザウバーF1後援のステーク ポルノ女優起用広告きかっけで英サイト閉鎖命令

    ザウバーF1後援のステーク ポルノ女優起用広告きかっけで英サイト閉鎖命令

    ザウバーF1チームのタイトルパートナーであるステークは、英国のウェブサイトを閉鎖するよう政府の賭博委員会から命じられた。

    昨年ザウバーF1チームとタイトルパートナーシップを結んだステークは、ポルノ女優が出演するX(旧Twitter)のビデオに同社のロゴが表示されたことで、英国の賭博委員会から非難を浴びた。

    委員会はStake.uk.comに対し来月中の閉鎖を命じた。運営会社であるTGP Europe Limitedは2023年に316,250ポンドの罰金を科せられるなど、以前にも英国当局から非難を受けていた。

    この告発は、責任あるギャンブルの推進とマネーロンダリングの防止を怠ったことが原因であった。

    「この動きは、ノッティンガム・トレント大学の敷地外で撮影された成人女優が出演するStakeブランドのロゴを表示した動画がソーシャルメディアで配信されたことに対する委員会の調査開始を受けて行われた」と委員会は声明で述べた。

    「TGPは以前にも取締りの対象となっており、委員会との会合後、Stake.uk.comプラットフォームへの新規登録の受付を直ちに停止し、Stakeのメインウェブサイトからのリダイレクトリンクを削除すると発表した」

    「英国サイトの最終的な閉鎖は2025年3月11日までに行われる」

    ステークをシャツスポンサーに起用しているプレミアリーグのサッカーチーム、エバートンは、「違法賭博ウェブサイトを宣伝するリスク」に関して委員会から接触を受けることになる。

    ザウバーF1チームいくつかのグランプリにおけるステークとキック(Kick)のブランディングは、賭博規制により中止となる。

    ステークの処分はザウバーF1チームにどのような影響を与えるだろうか?
    これがザウバーF1チームにどのような影響を与えるかは不明だが、今年7月にシルバーストーンで開催されるイギリスグランプリで、ザウバーがマシンからステークのロゴを削除する可能性は十分にある。このプラクティスはこれまでも何度か実施されてきた。

    いくつかの国における賭博規制により、ザウバーはオーストラリア、スペイン、ベルギー、カタール、アブダビのグランプリで、ステークのロゴをストリーミング子会社であるキック(Kick(のロゴに差し替えていた。

    これがザウバーF1チームが提案している英国を拠点とするエンジニアリングハブの開発に影響を与えるかどうかはまだわからない。

    いずれにしても、ザウバー買収のさなか、アウディが2026年のF1デビューに向けて準備を進めているため、ステークとのパートナーシップが今シーズン以降も継続される可能性は低い。

    アウディによるザウバーF1チームの買収は、カタール投資庁からの少数株主出資で構成されており、2026年にドイツのブランドが初めてF1マシンを製造する際に、カタールブランドがマシンの目立つ場所に表示される可能性は十分にある。

    その結果、アウディはステークを巡る論争から距離を置くことができるだろう。

  • ザウバー 2025年リバリー発表に使用するF1ショーカーをオークションに出品

    ザウバー 2025年リバリー発表に使用するF1ショーカーをオークションに出品

    ザウバーF1チームは、2025年F1シーズンでチームが採用するカラーリングを公開する際に使用するショーカーをオークションに出品すると発表した。

    ザウバーF1チームは、2月18日にロンドンのO2アリーナで他の9チームとともに、2025年のマシンを彩るカラーリングをお披露目する。F1 Authenticsは、2月11日に開催されるスポーツの75周年を祝う記念イベントに先立ち、オークションを開始する。最高入札者は特別な賞品を受け取ることができる。

    「我々は、これまで何年も協力してきたステークF1チーム・キック・ザウバーとのパートナーシップを強化し続けられることを誇りに思います」とメメント・エクスクルーシブズのCEO、バリー・ガフは語った。

    「このローンチカーオークションは、ファンやコレクターの方々に、O2アリーナで開催される初イベントで展示される歴史的なマシンを所有するチャンスを提供します」

    「また、10チームが一堂に会してリバリーを披露するのは今回が初めてであり、出品されるマシンの1台となることは光栄なことです」

    ザウバーF1チームグリッド全体が2025年のデザインをO2アリーナで披露する。

    コレクターに「貴重なチャンス」を提供できることに「感激」するザウバー
    ザウバーF1チームは、カジノ会社ステークとのタイトルパートナーシップを模して、昨シーズンにデビューした緑と黒のカラーコンビネーションを維持する見込みである。

    しかし、2026年のレギュレーション変更に合わせ、ザウバーはアウディに名称変更するため、今回のキャンペーンが同チーム名での最後のものとなる。

    ザウバーF1チームのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるステファノ・バティスティンは「ファンやコレクターの皆様に、F1の歴史的な逸品を手に入れる機会を提供できることを大変嬉しく思います」と語った。

    「このマシンを現実のものとするためにメメント・エクスクルーシブ社と協力できたことは素晴らしい経験でした。同社の細部へのこだわりにより、F1を象徴する精密性と職人技が体現されています」

    「F1 Authenticsを通じて、この特別なオークションを開催できることを嬉しく思います。コレクターの方々には、このスポーツの歴史の一部となる貴重なチャンスです」

    「このマシンと新しいカラーリングをO2アリーナでお披露目し、チームにとってエキサイティングな新シーズンの始まりを祝いたいと思います。」

  • ザウバーF1チーム 2025年版レーシングシーツを披露

    ザウバーF1チーム 2025年版レーシングシーツを披露

    ザウバーF1チームは、2025年のF1世界選手権で着用するレーシングスーツをお披露目した。

    今年、ザウバーF1チームはドライバーラインナップを一新。ハースからベテランのニコ・ヒュルケンベルグを獲得し、チームメイトにはフォーミュラ2チャンピオンのガブリエル・ボルトレトを起用する。

    昨年、ネーミングスポンサーのアルファロメオが撤退した後、ザウバーF1チームはオンラインカジノのステークとキックをタイトルスポンサーに迎えて『ステークF1チーム・キック・ザウバー』として参戦。チームのカラーリングもブラックと鮮やかなグリーンに変更した。

    ザウバーは、2025年に着用するレーシングスーツを着用したニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトのポートレートを公開。来年、アウディへのワークスチーム化を控え、今年もブラックとグリーンのカラーリングを継続する。

    ザウバーF1チーム ニコ・ヒュルケンベルグザウバーF1チーム ガブリエル・ボルトレト

  • ザウバーF1チーム アウディへ生まれ変わる準備として英国に拠点を設立

    ザウバーF1チーム アウディへ生まれ変わる準備として英国に拠点を設立

    ザウバーF1チームは、2026年にアウディのファクトリーチームに生まれ変わる準備として、英国に拠点を設立する予定である。

    チームの本拠地はスイスのヒンウィルに置いたまま、パワーユニット事業はドイツのノイブルクで運営する。しかし、現在7つのF1チームが拠点を置くイングランド南東部と中部地方をカバーする英国の「モータースポーツバレー」に、3つ目の拠点を新設する。

    ザウバーF1チームの狙いは、シルバーストーン周辺のチームにすでに雇用されている労働者にアピールすることで、最高の才能ある人材を惹きつけることにある。

    2024年のF1コンストラクターズランキングで最下位となったザウバーF1チームは、この夏に新しいエンジニアリング拠点を開設し、新たに採用したスタッフが海外に移住することなく英国に留まることができるよう期待している。

    この取り組みは、技術チームの拡大を目指すアウディ・プロジェクトの長期的戦略の重要なコンポーネントである。ザウバーは、2026年のキャンペーンに向けたアウディの完全買収に先立ち、ビスター、シルバーストーン、ミルトン・キーンズなどのポテンシャルのある場所を検討しているという。

    ザウバー・モータースポーツのCEO兼CTOであるマティア・ビノットは「ヒンウィルにある当社の主要施設を補完する技術センターを英国に設立できることを嬉しく思う。ヒンウィルは今後も当社の主要なエンジニアリング業務をリードし、最大のチーム成長を遂げるだろう」と語った。

    「英国への進出により、世界で最もダイナミックなモータースポーツのエコシステムに近接した場所に拠点を置くことができる」

    「我々のビジョンは、ヒンウィルと英国にまたがる強力な協力ネットワークを構築し、革新とパフォーマンスを推進することだ」

    ザウバーF1チーム

    英国のエンジニアリングハブは、2026年に提案されているFIAの「コスト上限オフセット」の一部には含まれない。これは、スイスの物価の高さにより、ザウバーがより高いコスト上限の恩恵を受けることを目的としている。

    ザウバーは、英国やイタリア(フェラーリやレーシングブルズの本拠地)のライバルチームと比較して、人件費が結果的に高くなっていると長年主張してきた。

    「公平であることは我々の責任だ」と、FIAのシングルシーター・ディレクターであるニコラス・トンバジスは2024年のアメリカGPで語った。

    「特定の国々では給与がはるかに高く、生活費もはるかに高いことは明らかだ」

    「私はジュネーブに住んでいるので、そのことは自分でも理解している。スーパーマーケットに行くたびに、そのことを考える。そして、スイスのような人件費の高い国を拠点とするチームでは、マシン開発に携わるスタッフの数がおよそ30パーセント、あるいは40パーセントも少なくなるだろう。それは根本的に不公平だと感じた」

    「我々は、このことが規制上の観点から何らかの保護措置を取ろうとするか、あるいは最終的にはチームが運営できなくなり、ザウバーのようなチームは基本的に閉鎖し、別の国に移転しなければならなくなる、という結末を招く可能性があると判断した。それは世界選手権の運営方法としては正しい方法ではないと我々は考えている」