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  • 【SUPER GT】 NISMO:第3戦 オートポリス 決勝レポート

    【SUPER GT】 NISMO:第3戦 オートポリス 決勝レポート

    SUPER GT第3戦の決勝レースが行われ、11番手スタートの#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は、最終ラップまで超接近戦を繰り広げて5位フィニッシュを果たした。

    気温22℃、路面温度31℃と、ともに予選時よりは低い状態で決勝レースがスタート。スタートドライバーのクインタレッリは、序盤から前のマシンを果敢に追い立て、0.4秒から0.3秒、0.2秒と、じわじわとその差を詰めていった。

    しかし、トップが6周目に入ったところで最終コーナーでクラッシュが発生しセーフティカー(SC)が導入。SCランは8周にわたって続き、14周目にリスタートとなった。リスタート後、GT300クラスがバックマーカーとして現れると、前のマシンとの差は一気に開いたり縮まったりと目まぐるしく変わっていくが、22周目に相手がGT300クラスに引っかかったところを見逃さず第1ヘアピンコーナーでパス。勢いそのままに、23周目には3コーナーのブレーキングでもう1台をかわして9番手までポジションアップした。

    GT500クラス 決勝レース

    OTUL AUTECH GT-R、最終ラップまでもつれ込む戦いの末5位フィニッシュ
    レース中盤に入り、上位陣が次々とルーティーンのピットインへと向かっていくなか、クインタレッリはロングスティントを進めて37周目にトップ浮上。そして、40周を終えてピットへと戻ってきた。素早いピット作業で松田にドライバー交代した#23 GT-Rは5番手でコース復帰。タイヤが温まるまでに2台の先行を許したが、7番手で後半戦をスタートした。終盤はコースのいたるところで激しいバトルが展開され、#23 GT-Rも3番手を走るマシンから続く5台での表彰台争いを繰り広げた。56周目の第2ヘアピンで1台をかわし6番手へポジションアップ。さらに上位を走るマシンがリタイアしたため5位へと順位を押し上げた。前を走る2台を含めての3台での3位争いは最終ラップまで続き、残り2周のところではGT300クラスの大集団に阻まれる形でいったんはギャップを広げたが、最終ラップでは0.6秒差まで接近。最後まで攻めの走りを続けて5位フィニッシュとなった。

    松田次生 (#23 ドライバー)

    「ピットアウトしてからずっと接近戦だったので、しんどいレースでした。予選のクルマの状況からすると、今日の決勝はどうなるのかと思いましたが、セットアップを変えたこともあって良くなりました。タイヤも後半伸びてくれたのも、僕たちにとってプラスでした。ロニーも頑張って前半スティントを伸ばしてくれたので、僕も最後に何とかもう少し順位を上げたかったのですが、黄旗が出るタイミングが僕にとってあまりいいタイミングではなかったこともあって、抜けませんでした。今は苦しい状況だけどみんな頑張ってくれているし、ここまで着実にポイントを重ねてきているので、次戦以降もいいレースを続けていきたいと思います」

    ロニー・クインタレッリ (#23 ドライバー)

    「予選で選んだタイヤがハード目だったので、僕のスティントを伸ばしてピットアウト後にポジションを上げるという作戦でした。作戦通りに行けるかどうかは走ってみないと分かりませんでしたが、計画通りにいけたし、タイヤもすごく持ちが良かったです。特に、最後の10周ぐらいは前にクルマがいなくてクリアな状態で走れましたが、その時はクルマとタイヤのフィーリングが良くて、とてもいいタイムで走れました。レース後半は、次生の走りで表彰台がすごく近づきましたね。表彰台に乗れなかったのは残念ですが、予選結果を考えると、いい5位だと思います。開幕のころに比べたらかなり進歩もしていますし、前回の富士や今回の結果で、さらにレベルアップするためのエネルギーがチームに生まれたと思います。次のレースまでにはテストもあるので、SUGO戦を非常に楽しみにしています」

    鈴木豊 (ニスモ 監督)

    「クルマのポテンシャルがライバル勢と比べてまだ足りていないなか、エンジニアがうまく状況に合わせてくれて、レースに向けていい状態にしてくれたと思います。またドライバー2人も、しっかりと期待に応えてくれました。クルマについてはまだまだ頑張らなければいけない部分があって、今日はそれをドライバーとエンジニアがうまくカバーしてくれました。チームが力を出し切って、今とれるベストの結果を3戦続けて出せています。ライバル勢がミスで順位を落としていったなかで、我々がミスをしないことでトップとの差も縮まりました。苦しいところでいかに自分たちの力を出し切るかがこの先も大事になってくると思っています。次のレースに向けても、気を引き締めて臨みたいと思います」

    GT300クラス 決勝レース

    B-MAX NDDP GT-Rが9位ゴールで3戦連続入賞
    長谷見昌弘監督率いるNDDP RACINGの#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)は、予選17位からスタートし9位まで順位を上げてゴール。開幕から3戦連続で入賞しポイントを獲得した。

    前日に比べると雲の増えたオートポリス。スタートを務めた星野は、オープニングラップで4台をかわして13位へ浮上した。5周目の最終コーナー手前でアクシデントが発生し、GT300車両も2台が巻き込まれ、ここでセーフティカー(SC)が導入されることになった。

    13周終了時点でSCランは解除となりバトルが再開し、この時点で星野は11位となるが、抜きどころの少ないオートポリスで、なかなか順位を上げられない厳しい展開が続いた。チームでは作戦どおり早めの20周で星野をピットインさせ、高星に交代。給油とタイヤ交換を済ませコースに送り出した。高星はベストラップを更新しながら周回を重ねていき、すべての車両がピット作業を終えた時点で9位を走行していた。思うようにペースが上げられない状態だったが、高星は懸命にドライブ。終盤には他車両のトラブルやアクシデントもあり、まさにサバイバルレースの中で#3 GT-Rは9位を保ってゴール。厳しい展開ながら3戦連続入賞で2ポイントを加算した。

    星野一樹 (#3 ドライバー)

    「ここは抜けないコースなのでスタートの1周目に懸けていました。何とか決まっていくつか順位を上げることができましたが、前を走るフェラーリをなかなか抜けなかったので無理をせずついていきました。後半は高星が頑張ってくれました。予選の順位を考えるとポイントを取れたことは良かったですが、いろんな部分を見直して、今回悪かったことを反省して次のレースにつなげていきます」

    高星明誠 (#3 ドライバー)

    「ピット作業は早かったのですが、予想していたとおりの厳しい展開でした。走り出しからペースが上がらず、タイヤを労って走ることを意識して、ベストを尽くしました。クルマをコースにとどめておくことが精一杯で、これまでやってきたレースのなかで一番きついレースでした。もっと上のレベルを目指していきたいと思います」

    長谷見昌弘 (NDDP RACING 監督)

    「後半は硬めのタイヤに交換するつもりでしたが、路面温度が予想より上がらなかったので、スタートと同じタイヤで高星を送り出しました。でもタイヤがたれてしまい、厳しい戦いになりました。今年の性能調整(BoP)の影響も大きく、なかなかいいところを出せないレースが続きますが、状況を改善できるよう次戦以降も頑張っていきたいと思います」

    関連:【SUPER GT】 第3戦 オートポリス 決勝:au TOM’S LC500が優勝

  • 【SUPER GT】 第3戦 オートポリス 決勝:au TOM’S LC500が優勝

    【SUPER GT】 第3戦 オートポリス 決勝:au TOM’S LC500が優勝

    2017年 SUPER GTの第3戦「SUPER GT in KYUSHU 300km」の決勝レースが21日(日)にオートポリスで開幕され、au TOM’S LC500 36号車(中嶋一貴/ジェームス・ロシター)が優勝した。

    2年ぶりの九州開催となったオートポリス。決勝日の天候は薄雲。気温27度、路面温度39度というコンディションで65週の決勝レースがスタートした。NSX勢のARTA NSX-GT 8号車とKEIHIN NSX-GT 17号車はピットレーンスタート。

    5周目。ARTA NSX-GT 8号車が単独スピン。GT300のマシンを2台巻き込んでリタイア。セーフティカーが導入された。14周目にレースは再開された。

    レースはポールポジションからスタートしたRAYBRIG NSX-GT 100号車がリードする展開。しかし、34周目。DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車がピットストップでRAYBRIG NSX-GT 100号車を逆転。その後、au TOM’S LC500 36号車がリード奪ってレースを展開。至る所で接戦のバトルが繰り広げられた。

    51周目、オーバーテイクを仕掛けた2番手走行のDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が、トップ走行のau TOM’S LC500 36号車と接触してスピン。その後GT300のマシンと接触してリタイア。

    優勝は、その後リードを築いたau TOM’S LC500 36号車(中嶋一貴/ジェームス・ロシター)。2位にはピットレーンスタートのKEIHIN NSX-GT 17号車(塚越広大/小暮卓史)、3位にはRAYBRIG NSX-GT 100号車(山本尚貴/伊沢拓也)が続き、ホンダ勢がダブル表彰台を獲得した。

    GT300クラスは、ポールポジションからスタートしたVivaC 86 MC 25号車(松井孝允/山下健太)が最終ラップまで続いたR&D SPORT 61号車とのバトルを制して優勝した。

    SUPER GT 2017年 第3戦 オートポリス 決勝結果:GT500

    順位 No. 車名 ドライバー タイヤ
    1 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴
    ジェームス・ロシター
    BS
    2 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    小暮 卓史
    BS
    3 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
    伊沢拓也
    BS
    4 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
    千代勝正
    MI
    5 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI
    6 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS
    7 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
    ヤン・マーデンボロー
    BS
    8 19 WedsSport ADVAN LC500 関口雄飛
    国本雄資
    YH
    9 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS
    10 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    YH
    11 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH
    12 64 Epson NSX-GT ベルトラン・バゲット
    松浦孝亮
    DL
    13 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    アンドレア・カルダレッリ
    BS
    14 1 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    平手晃平
    BS
    15 8 ARTA NSX-GT 野尻紀
    小林崇志
    BS
  • 【SUPER GT】 ホンダ:第3戦 オートポリス 予選レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:第3戦 オートポリス 予選レポート

    2017 オートバックス SUPER GT第3戦「SUPER GT IN KYUSHU 300km」が5月20日(土)、大分県日田市のオートポリスで開幕。昨年は熊本地震の影響で開催が見送られたため、今年はオートポリスで2年ぶりにGTマシンの戦いが繰り広げられることになる。

    夏を思わせる強い日差しの中で行われた予選では、2台のNSX-GTがQ1を突破。

    このうちQ1をトップで通過した#100 RAYBRIG NSX-GT(山本/伊沢)はQ2で後続をコンマ6秒以上引き離す1分33秒740をマークし、ポールポジションを獲得した。山本尚貴と拓也のコンビが予選を制したのはこれが初めて。

    65周で争われる決勝レースは、明日21日(日)の午後2時にスタートする予定。

    山本尚貴 (♯100 チーム・クニミツ)

    Q2で走り出した直後のフィーリングが午前中の公式練習の時と微妙に異なっていたので、最初は少し戸惑いましたが、セクター3からは落ち着いてアタックできたことがこの結果につながったと思います。今日はどうしてもポールポジションが欲しかったので、伊沢選手と一緒に予選でトップに立てたことは本当に嬉しいです。また、ここまでマシンを仕上げてくださったチームとHRD-Sakuraの皆さんにも感謝しています。明日はタイヤのグリップを落とさないように、できるだけ路面が汚れていないところで、バックマーカーを上手く追い抜くことを心がけて走り、優勝を目指します。

    伊沢拓也 (♯100 チーム・クニミツ)

    今シーズンのこれまでの戦いを考えると、今日の結果は素直に嬉しいですね。オートポリスで事前に行われたタイヤテスト、そして今朝の公式練習と非常に調子はよかったのですが、これがかえってプレッシャーにも感じられました。おかげでとても緊張しましたが、Q1で2番手に大差をつけて、Q2に挑む山本選手にバトンを渡せたのはよかったと思います。今までHRD-Sakuraが開発してきた“タマ”が、ここにきてようやくその成果を発揮し始めたようです。ここまできたら、明日の決勝レースではなんとしてでも勝ちたいですね。

    佐伯昌浩 (Honda GT プロジェクトリーダー)

    タイヤテストからいい走りを見せていた#100 RAYBRIG NSX-GTがポールポジション獲得という結果を出すことができて、よかったと思います。開幕後も開発を進めていますが、それがここにきていい方向でまとまってきたように思います。その意味では、NSX-GTはまだポテンシャルを引き出している途上にあるので、今後もさらにレベルアップを図っていくつもりです。また、今日は#8 ARTA NSX-GTと#17 KEIHIN NSX-GTにもQ2に進出できるペースはありましたが、2台ともQ1での不運でこれが実現できなかったのは残念でした。明日は表彰台の中央を目指して全力で挑みますので、5台のNSX-GTに熱いご声援をよろしくお願いします。

  • 【SUPER GT】 トヨタ:第3戦 オートポリス 予選レポート

    【SUPER GT】 トヨタ:第3戦 オートポリス 予選レポート

    オートポリスでSUPER GT第3戦の予選が行われ、LEXUS LC500勢は重いウェイトハンデにもかかわらず6台中5台がQ2へ進出。ヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車がLEXUS勢最上位の2列目3番手グリッドを獲得した。

    5月20日(土)、2年ぶりの九州開催となったオートポリスでSUPER GT第3戦の予選が行われた。

    好天に恵まれ、強い日差しで汗ばむほどの陽気の下、気温26度、路面温度41度というコンディションで、午後1時半にノックアウト方式の予選が開始された。

    LEXUS LC500勢5台がQ2進出
    コバライネン/平手組 LEXUS LC500が3番手グリッド

    GT500のQ1(15分間)は、GT300のQ1で赤旗が出された影響で、予定よりも10分遅れの午後2時に開始。いつも通り、セッション前半はどのチームもコースインしないまま、残り9分を切ったあたりから数台がコースへ。LEXUS勢は残り7分半を切ったところで一斉にコースに向かった。

    まず最初にコースインした、ランキング2位で60kgのハンデを負うWAKO’S 4CR LC500 6号車の大嶋和也が1分35秒台のターゲットタイムをマークすると、これを1号車の平手、au TOM’S LC500 36号車のジェームス・ロシターとややハンデの軽い2台がこれを更新。

    38号車の石浦もハンデを感じさせない走りで36号車に続く3番手タイム。前週にイタリアで行われたヨーロピアン・ル・マン・シリーズで初優勝を飾っての凱旋となった平川亮のKeePer TOM’S LC500 37号車も、ランキング首位の62kgハンデながら6号車を上回り6番手。6号車が7番手となり、LEXUS LC500は6台中5台がQ2進出を果たした。
    WedsSport ADVAN LC500 19号車はコンマ4秒及ばず10番手でグリッド確定となった。

    午後2時45分から12分間で行われたQ2も、残り約7分になるまで全車待機。セッション終盤にコースインし目まぐるしく順位が入れ替わるタイムアタックとなった。チェッカー目前、中嶋一貴の駆る36号車が、セクター1,セクター2と連続で好タイムをマークしていたが、最終セクターで僅かにコースをはみ出し、そのままコースオフ。アタックは途中で終えることとなってしまった。

    ウェイトハンデに苦しむ予選となったLEXUS勢だが、コバライネンが好走を見せた1号車が最上位の3番手グリッドを確保。他のLEXUS勢は、36号車のコースオフの影響もあり、37号車が5番手、6号車が6番手、36号車が7番手、38号車が8番手から明日の決勝に臨むこととなった。

    ヘイキ・コバライネン (DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車)
    朝の練習走行からタイヤの感触は良かったのだが、車体はまだまだ詰める余地があり、セッティングを色々と変えながら、一歩一歩改良を進めていった。その甲斐あって予選ではバランスも良くなり、晃平が素晴らしい走りでQ2進出を果たしてくれた。また、私も良い感触でQ2をアタック出来た。最後のセクターで若干タイムをロスしたが、もしそれがなかったとしても、最前列には届かなかっただろう。とはいえ、全体的に見れば満足の行く結果で、チームワークで成し遂げたグリッドだ。明日は充分に勝ちを狙える位置なので、チャレンジする。

    平手晃平 (DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車)
    オートポリスでは2年ぶりの開催で、僕らも2年ぶりにドライブするということもあり、セットアップやドライビング等含め、今朝はちょっと手こずったところもあった。しかし、開幕から今まで積み重ねてきたものを活かしてすぐに修正出来、予選に向けて変更したセットアップが良い方向に働いた。我々の車両はどちらかというと予選での一発は出ないがレースでは速い、という傾向だったが、今回は予選でもそこそこのタイムが出せた。明日の決勝は落ち着いていけば優勝を狙えると思うので、久しぶりの九州のレースで、勝利を持ち帰りたい。

    最多ハンデをはねのけ中山雄一/坪井翔組LEXUS RC Fが7番手グリッド
    トヨタ プリウスも2台揃ってQ2進出

    GT300では、ランキングトップの中山雄一/坪井翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車が、重いウェイトハンデにもかかわらず7番手グリッドを獲得。プリウスも2台揃ってQ2進出を果たした。

    好天に恵まれ、初夏というよりも真夏を思わせる日差しの下、気温26度、路面温度41度というコンディションで、午後1時半にGT300クラスのQ1がスタート。全車一斉にコースインしていったが、開始3分半ほどを過ぎたところでコースアウト、クラッシュを喫した車両によりセッションは赤旗中断に。

    残り11分弱でセッションが再開されると、TOYOTA PRIUS apr GT 31号車の嵯峨宏紀が4周目に、その時点での2番手タイムをマーク。ライバルもタイムを上げていき、順位は塗り替えられていったが、それでも上位をキープ。TOYOTA PRIUS apr GT 30号車の佐々木孝太も嵯峨とほぼ同タイムをマーク。最終的にこの2台は9,10番手で揃ってQ2進出を果たした。

    前戦富士で初優勝を果たし、ドライバーズランキング首位に浮上したことで、最多の46kgというウェイトハンデを課されることとなった51号車だったが、Q1を担当したGTルーキーの坪井が若さ溢れる走りで12番手。Q2へと駒を進めた。飯田章がアタックしたSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は21番手でグリッド確定となった。

    Q2は午後2時25分より12分間で実施。各車セッション開始と同時にピットを出て行ったが、中山雄一の51号車はやや遅めのコースイン。31号車のルーキー、久保凜太郎がまずまずのタイムでその時点のトップ5に飛びこむと、中山雄一はこれを上回るタイムをマーク。46kgのハンデを搭載しながらも7番手グリッドを獲得した。

    31号車は10番手。30号車は13番手から明日の決勝に進むこととなった。

  • 【SUPER GT】 NISMO:第3戦 オートポリス 予選レポート

    【SUPER GT】 NISMO:第3戦 オートポリス 予選レポート

    2017年のSUPER GT第3戦がオートポリスで開催。5月20日に行われた公式予選で、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は予選11位となった。

    昨年、熊本地震の影響を受け開催中止となったオートポリスに、2年ぶりにSUPER GTが戻ってきた。ここはGT-Rが得意と言われるコースで、特にNISMOは2015年、この大会で優勝しシリーズタイトル獲得を引き寄せるなど、チームとしても相性が良い。中盤戦以降に向けてはずみをつけるため、好成績を目指して準備を進めてきた。

    GT500クラス 公式予選

    MOTUL AUTECH GT-R、予選結果は11位
    週末のオートポリスは終始快晴の予報で、ピット設営日から強い陽射しが降り注ぎ、予選日も午前9時の時点で気温は20℃を超えていた。午後2時からの公式予選Q1も、気温26℃、路面温度43℃というコンディションでスタートした。Q1を担当した松田は残り時間が7分を指したところでコースイン。タイヤを十分に温めたのち、タイムアタックに入っていった。計測2周目で1分36秒296をマークしさらにペースを上げていたが、このアタックのタイミングで他のマシンがクラッシュを喫したため、追い越しや減速を指示される黄旗が提示されてしまう。松田は仕切り直して最後のアタックに向かっていったが、タイム更新は叶わず11位となった。

    松田次生 (#23 ドライバー)
    「午前中は、路面温度が高く思ったよりグリップが低い状態から始まりました。そこからアジャストして予選に臨みましたが、アタックラップで少しリヤがスライドしてしまってタイムロスしてしまいました。ただ、それがなかったとしてもQ1突破はギリギリどうだったかなぁ…という感じだっただろうと思います。明日は11番手から着実に順位を上げて、なるべくたくさんのポイントを獲りたいです」

    ロニー・クインタレッリ (#23 ドライバー)
    「朝の公式練習では、まだ路面も出来上がっていなかったしセットも完ぺきではない中で、クルマのフィーリングはそれほど悪くはなかったと思います。もちろん、Q1突破は簡単ではないと思っていましたが、予想よりもタイムが出なかったなと感じました。ここはタイヤに厳しいサーキットなので、明日はまず、いつも通りの走りを見せてポイントを獲れるようにしたいです。強いレースをしたいと思います」

    鈴木豊 (ニスモ 監督)
    「事前テストの感触は良かったですが、他のクルマの状況を考えると厳しいところにいるだろうというのは分かっていました。ここはセットアップの違いで大きく差が出るサーキットなのですが、その点で今日はうまくまとめられませんでした。ただ、46号車がウェイト差を考慮したとしてもそれ以上のタイムを出しているので、セットアップでこれだけ挽回できるということが見えたので、参考にしながら明日のレースで上に行けるきっかけをつかみたいです」

    GT300クラス 公式予選

    B-MAX NDDP GT-Rは予選17位
    今回#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)は、18kgのハンディウェイトを搭載しての参戦となった。オートポリスは朝から好天に恵まれ、真夏のような陽射しのなかで走行が始まった。午前中に行われた公式練習では、久々のGT走行で路面状況も悪く、コースアウトやクラッシュで2度も赤旗が掲出されるなど荒れたセッションになったが、ここで#3 GT-Rは10位につけ、まずまずの順位での滑り出しとなった。

    午後1時30分には気温は26℃まで上昇。湿度が低くさわやかな風は通っているものの、陽射しの強さから路面温度も41℃まで上がっていた。公式予選Q1が始まると30台の車両が次々にコースインしていったが、開始4分で1台の車両がクラッシュして赤旗が掲出されセッションは中断。車両の回収が済んだ10分後にセッションは再開された。ステアリングを握った星野は、1分46秒166をマークするが17位にとどまった。そして次のラップでは1分46秒142へタイムアップを果たすが、順位に変動はなくそのまま予選終了となった。

    星野一樹 (#3 ドライバー)
    「(Q2に残れるボーダーラインまで)あと0.2秒届きませんでした。遅い車両に引っかかったというのもありますが、クリアラップが取れたとしても残れたかどうか。僕の力不足でした。僕たちはいつも決勝のペースはいいので、明日は精一杯頑張って何とか10位以内でゴールしたいと思います」

    高星明誠 (#3 ドライバー)
    「明日はひたすら追い上げるだけです。路面温度がどれだけ高くなるか分かりませんが、全力を尽くしてポイントを獲りにいきます」

    長谷見昌弘 (NDDP RACING 監督)
    「僕の経験からすると、このコースはミッドシップとマザーシャシーといったバランスの良い車両と相性がいい。そして現在のBoP(性能調整)では、GT-Rには苦しい状況です。抜きにくいコースだけに大きく順位を上げることは難しいでしょうが、明日は何とかポイントを獲りたいですね」

  • 【SUPER GT】 トヨタ:2017年 第3戦 オートポリス プレビュー

    【SUPER GT】 トヨタ:2017年 第3戦 オートポリス プレビュー

    5月20日(土)~21日(日)の両日、大分県日田市上津江町に位置するオートポリスでSUPER GTの第3戦「SUPER GT in KYUSHU 300km」が開催される。

    2017年シーズンのSUPER GT第3戦は2年ぶりの開催となるオートポリスが舞台。昨年地震の影響で中止となった九州ラウンドだが、無事修復がなされ、新規定の車両と共に九州のモータースポーツファンの前にSUPER GTが戻って来る。

    アップダウンが激しく、テクニカルながら高速なレイアウトで知られるオートポリスで、新規定車両による迫力あるバトルが期待される。

    2年ぶりのSUPER GT九州ラウンド開催
    好調LEXUS LC500の開幕3連勝なるか

    今季のSUPER GTは、開幕戦岡山、第2戦富士共に、今季より新たに投入されたLEXUS LC500が圧倒的な強さを発揮し上位を独占した。その分、オートポリス戦では上位チームに重いウェイトハンデが課されることとなるが、LEXUS GAZOO Racingは、2戦連続表彰台独占の勢いと共に、九州に上陸する。

    アップダウンの激しいテクニカルコース

    九州唯一の国際公認サーキットであるオートポリスは、大分県と熊本県の県境近く、阿蘇山麓の山間に位置し、高低差最大52mと、アップダウンの激しいテクニカルコースとして知られる。その一方でストレート長も約900mに及び、標高が高い故の空気の薄さはセッティングにも影響する。

    1周4.674kmのコースは2012年に路面舗装が一新されたが、コースレイアウト故のタイヤ摩耗の厳しさは変わらず、各チーム戦略的にも難しいレースとなることが予想される。

    2016年4月の熊本地震でコース数カ所及び施設などが破損したため、昨年の大会はキャンセルとなったが、コース路面等を修復し、昨年10月より営業再開。今季、2年ぶりにSUPER GTが開催される。

    開幕2戦連続上位独占によるハンデの影響は?
    比較的ハンデの緩い3台のLC500に注目

    オートポリスは富士とは異なるテクニカルコースながら、富士同様、前モデルのLEXUS RC Fが未勝利に終わったコースのひとつ。今季より投入されたLEXUS LC500はテクニカルな開幕戦岡山でも圧勝しているだけに、オートポリスでも活躍が期待できる。

    但し、開幕戦勝利、第2戦3位の平川 亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM’S LC500 37号車、開幕2戦連続2位の大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO’S 4CR LC500 6号車、そして開幕戦は4位ながら第2戦で勝利を飾った立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車の3台は、揃って60kg前後のウェイトハンデを課されることとなる。

    今年からGT500クラスでは、ハンデが50kg以上になると、燃料リストリクターの口径を3段階に分けて絞る(吐出できる燃料量が減る=パワーが落ちる)こととウェイトとの組合せとなる。例えば37号車は62kgのハンデウェイトだが、燃料リストリクターが1ランク絞られる(95→92.4kg/h:17kg相当)と共に、45kg(62kg-17kg)のウェイトを搭載することになる。そのため、特に標高が高く、アップダウンが厳しいオートポリスでは苦戦を強いられるかも知れない。

    一方で、比較的ウェイトの軽いヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車(30kg)、中嶋 一貴/ジェームス・ロシター組 au TOM’S LC500 36号車(24kg)、関口 雄飛/国本 雄資組 WedsSport ADVAN LC500 19号車(12kg)はチャンスと言える。特に、前戦WECスパ出場のために欠場した中嶋一貴は、今季スーパーフォーミュラの開幕戦勝利、そしてWECの第1戦、第2戦と連続勝利を挙げるなど乗りに乗っているだけに、その中嶋一貴が復帰する36号車は今大会の本命に挙げても良いだろう。 

    もちろん、1号車はディフェンディングチャンピオンの意地を賭けて今季初勝利を狙ってくるだろうし、19号車もドライバーの速さには定評があるだけに、その走りに注目したい。

    GT300クラスでは、前戦富士で初勝利を挙げた中山 雄一/坪井 翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車の更なる成長に期待がかかる。51号車は4月にオートポリスで行われたテストでも、クラストップのタイムをマークしている。前戦の勝利により、ランキングトップでウェイトハンデは46kgと厳しくなるが、若さ溢れるコンビの走りに期待したい。

  • スーパーフォーミュラ:第5戦 オートポリスの中止を決定

    スーパーフォーミュラ:第5戦 オートポリスの中止を決定

    スーパーフォーミュラは、9月10日〜11日に開催を予定していた2016 第5戦オートポリスを中止することを決定した。

    阿蘇の山間にあるオートポリスは、4月に発生した熊本地震でトラックや施設がダメージを受けており、5月21〜22日に予定されていたSUPER GT 第3戦が中止となっていた。

    「オートポリスでの開催につきまして、主催者の株式会社オートポリス及びオートポリス倶楽部との協議の結果、同会場での開催中止を決定いたしました」

    「代替レースの日程および会場などに関しましては、現在鋭意調整中です。詳細は決まり次第お知らせ致します。なお、本件につきましては、主催者より、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)に対し、カレンダー登録の取下げ申請が行われております」

    「熊本地震により被災された皆様に謹んでお見舞いを申し上げますとともに、被害を受けられた皆様におかれましては、一刻も早い生活の再建を心よりお祈り申し上げます」