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  • ストフェル・バンドーン 「マクラーレンとして改善を目指している」

    ストフェル・バンドーン 「マクラーレンとして改善を目指している」

    マクラーレンのストフェル・バンドーンが、2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPへの意気込み、舞台となるレッドブル・リンクについて語った。

    「このトラックは本当に楽しい。ターン3はレースにはもってこいのコーナーだ。他のクルマをブレーキで攻略することができる。ターン1とターン2の間のストレートに3つ目のDRSゾーンが追加されて、レースに新しい要素が加わるだずだ。スペクタルが追加されることを期待している」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「最終コーナーも本当に楽しい。前のコーナーが完全に終わる前に進入するし、クルマには負荷がかかっているし、すでにコミットしている。常に手に余るような仕事をやろうと考えてしまう場所だ。できるときもあれば、出来ない場合もある! 他のサーキットでわきまえておく良い供給になると思う」

    「素晴らしいトラックだし、素晴らしい週末だ。マクラーレンとして、僕たちはより安定した進歩を果たして、最近のレースから改善することを目指している」

    関連:2018年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フォース・インディア、F1オーストリアGPでF1参戦200戦目に到達

    フォース・インディア、F1オーストリアGPでF1参戦200戦目に到達

    フォース・インディアは、今週末のF1オーストリアGPでF1参戦200戦という節目を迎える。

    スパイカーを買収して2008年からF1に参戦するフォース・インディアは、過去2年間のチャンオンシップをコンストラクターズ選手権4位でフィニッシュ。今シーズンは不運に恵まれることが多く6位と低迷しているが、4位のルノーとの差は34ポイントとまだ十分に射程圏内のところにつけている。

    「我々の200戦目のレース週末であり、特別な結果でマイルストーンを祝えたら素晴らしいだろう」とフォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マルヤはコメント。

    「2008年以降、長い旅だし、我々が達成してきた結果、特に2016年と2017年の結果をとても誇りに思っている」

    「5週間で4戦というシーズンの信じられないくらい忙しい時期であり、グリッドの中団の戦いは非常に接戦のままだ。シーズンが進行し、中団のトップにいられるように懸命に仕事を続けていく。

    2013年にマクラーレンで不遇のシーズンを過ごした後、2014年にフォース・インディアに加入したセルジオ・ペレスは、過去数シーズンのフォース・インディスの成功は予想を大きく上回ったと認める。

    「200戦はチームにとって非常に特別な瞬間だし、僕の人生の5年間の大きな部分を占めてきた」とセルジオ・ペレスはコメント。

    「5回の表彰台を含め、このチームには多くの思い出がある。2013年末に加入したときは、一緒にこのような成功を収められるとは思っていなかった」

    「僕たちは一緒に大きく成長し、僕もチームの最高のシーズンを楽しんできた」

    現在、セルジオ・ペレスはドライバーズ選手権で12位につけており、2013年以来初めてトップ10外でシーズンを終える可能性に直面している。

    200戦目というマイルストーンを迎えるフォース・インディアだが、財政難により、英国のエナジー飲料メーカーのリッチエナジーやインディカーなどに参戦するアンドレッティ・オートスポーツへのチーム売却が報じられている。

    関連:2018年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ブレンドン・ハートレー 「レッドブル・リンクはブレーキングが肝」

    ブレンドン・ハートレー 「レッドブル・リンクはブレーキングが肝」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPへの意気込み、舞台となるレッドブル・リンクについて語った。

    レッドブル・リンクはその名の示す通り、レッドブルが所有するサーキット。オーストリアに本拠地をおくレッドブルにとってはホームレースとなる。

    「今週末はレッドブルにとってのホームレースとなるので、僕たちトロロッソ・ホンダにとっても特別な大会です」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「舞台となるレッドブル・リンクはLMP2で走ったことがあり、走っていてとても楽しいトラックです。まだ子供だったときに、よくゲームのGrand Prix 3とGrand Prix 4をプレイしていたのですが、いつもこのサーキットを選んで走っていました。ここは1周が短いので、集中力がない子供が気に入るサーキットだったのかもしれませんね。なので、以前はA1リンクと呼ばれていたレッドブル・リンクについては、10歳のときからずっと知っています。何度もプレイしていましたよ(笑)」

    「オーストリアGPはレッドブルファミリーの一員にとって、とてもエキサイティングな週末です。今週末は多くの応援が受けられると思います。また、今大会から新しいフロントウイングを導入する予定なので、それに関しても期待しています」

    「レッドブル・リンクは長い歴史とユニークな個性を持ったサーキットで、ロケーションもすばらしいです。1周は短いですが、非常にチャレンジングなトラックでもあります。トラックの中盤は高速セクションになっており、終盤にも気を許せないコーナーが待ち受けています。ロングストレートもそこまで長くはないので、ドライバーにとってはあまり息をつく暇がなく、非常に忙しいサーキットでもあります」

    「ここでは、正しいブレーキングも非常に重要です。ドライバーとしての仕事の大部分はブレーキングと言ってもいいですからね。ブレーキングがコーナー全体をどれだけ効率よく抜けられるか、そしてストレートへの立ち上がりを決めます。ブレーキペダルの踏み込み方や離し方で、マシンの姿勢も決まります。ドライブに関する全ての起点が、ブレーキペダルだと言っても過言ではないでしょう」

    「このサーキットにはいくつかのトリッキーなセクションがあります。特にターン5は下りでのブレーキングになるので、ブレーキにロックがかかってしまいがちなんです。それまでの上りでのブレーキングと違って、重力が自分の方にかかってくるので、ロックがかかってしまう危険が大きくなります。F1マシンから最大限の性能を発揮するには、こうした複雑な作業をすべてこなさなくてはなりません」

    関連:2018年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「レッドブルの地元で良い結果を出したい」

    ピエール・ガスリー 「レッドブルの地元で良い結果を出したい」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPへの意気込み、舞台となるレッドブル・リンクについて語った。

    母国グランプリとなった先週末のフランスGPでは接触による0周リタイアという悔しい思いをしたピエール・ガスリー。今回はレッドブルのホームレース。今度こそは良い結果を出したいとピエール・ガスリーは気合を入れている。

    「僕にとってのホームグランプリだった先週のフランスGPに続いて、今週末はチームにとってのホームグランプリとなります。トロロッソは、オーストリアを本拠地とするレッドブルファミリーの一員でもありますからね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「レッドブル・リンクでは、ジュニアカテゴリー時代に何度か表彰台に上がったことがあります。このトラックはロングストレートが多い非常に高速なレイアウトが特徴です。GP2ではレッドブルのジュニアドライバーとして同地でのレースに参戦しましたが、まさにレッドブルのホームグランプリですので、多くの声援をもらいました。今週末は、F1ドライバーとして同じような応援をしてもらえると思うと楽しみです。フランスGPでも多くの方が応援してくれましたが、ここオーストリアでも、すばらしい雰囲気の中でレースができると思います」

    「本当にいいリザルトを獲得したいので、ここで僕たちのマシンが競争力を発揮できることを祈っています。ここは1周が非常に短く、ラップタイムが1分10秒を切るぐらいですが、その分、周回数は多くなっています。個人的にはコーナーが多いレイアウトの方が好みですが、ここでは僕が好きな高速セクションもトラックの中盤にいくつか設定されていますし、ロングストレートでは、オーバーテイクのチャンスがあるでしょう。今シーズンのマシンはダウンフォースを多く作り出すデザインになっており、これまで全てのトラックでラップレコードが更新されてきています。そうした背景からも、今週末はドライバーにとって非常に刺激的なレースが楽しめそうです」

    「レッドブル・リンクは自然が美しい地域にありますが、やっぱり僕は都会の方が好きみたいです(笑)」

    関連:2018年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 2018年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2018年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2018年 第9戦 F1オーストリアGPが、6月29日(金)からシュピールベルクのレッドブル・リンクで行われる。

    舞台となるレッドブル・リンクは、その名の通り、レッドブルが所有するサーキット。かつてグランプリを開催していたA1リンクをレッドブルが改修した。

    美しい山間部にある2本のメインストレートと大半が鋭いコーナーで構成されるレッドブル・リンクは、異彩を放つ特性を持ったサーキット。

    丘陵地帯のため、高低差が大きく、ストレートにはいずれもうねりが施されている。また、急な上り坂や、ストレートも多いため、パワー依存が最も大きいサーキットでもある。

    日本とオーストリアの時差は6時間。F1オーストリアGP フリー走行1回目は、6月29日(金)の18時(現地時間11時)から行われる。

    テレビ放送に関しては、今年もフジテレビはBSフジによる無料放送は行わず、F1オーストリアGPの放送もCS放送による有料放送のみ。フジテレビNEXTでフリー走行から公式予選、決勝まで全セッションをノーカット完全生中継で放送する。

    F1オーストリアGP

    6月29日(金) フリー走行1回目 18:00~19:30 (現地時間 11:00~12:30)
      フリー走行2回目 22:00~23:30 (現地時間 15:00~16:30)
    6月30日(土) フリー走行3回目 19:00~20:00 (現地時間 12:00~13:00)
      予選 22:00~23:00 (現地時間 15:00~16:00)
    7月1日(日) 決勝 22:10~ (現地時間 15:10~)

    CS放送/フジテレビNEXT F1オーストリアGP 放送時間

    【フリー走行1】 6月29日(金) 17:50~19:37
    【フリー走行2】 6月29日(金) 21:55~22:30
    【フリー走行3】 6月30日(土) 18:50~20:10
    【予選】 6月30日(土) 21:50~24:00
    【決勝】 7月1日(日) 21:30~25:00
  • 【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    ロードレース世界選手権 MotoGP 第16戦 オーストラリアGPでMovistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、7台による激しいトップ争いを果敢に走り切って2位と3位を獲得。ダブル表彰台はチームにとって、今季4回目の快挙となった。

    バレンティーノ・ロッシはグリッド7番手から好スタート。すぐに5番手につけ、プッシュを続けてマーベリック・ビニャーレスの後ろの4番手に上がって1ラップ目を終了した。

    その後ヨハン・ザルコとのバトルのなかで一時5番手に後退したが、マルク・マルケス(ホンダ)とヨハン・ザルコがコーナーではらむ間に3番手へ浮上。さらにマーベリック・ビニャーレスをパスし、5ラップ目にジャック・ミラー(ホンダ)をとらえてトップに躍り出た。

    しかしその後も混沌とした状態が続く。バレンティーノ・ロッシは第4コーナーではらみ、ヨハン・ザルコとマルケス、そしてしばらくしてミラーにも先行を許してしまう。数台が激しく順位を入れ替える混乱のなかで、バレンティーノ・ロッシは再び果敢にプッシュしてトップへの返り咲きを目指していった。

    残り8ラップ。2番手を走行していたバレンティーノ・ロッシにマルケスのフロントホイールが接触。これで4番手に後退するも最後の4ラップで復活を期す。第1セクションと第2セクションで繰り返し自己ベストを更新しながら攻め続け、ついには再び2番手に上がって最終ラップに突入した。この時点でトップのマルケスとの差は2秒まで広がっていたため、バレンティーノ・ロッシはヨハン・ザルコとマーベリック・ビニャーレスの追撃を抑えることに集中。そしてトップから1.799秒差の2位でチェッカーを受け、自己通算17回目となるフィリップアイランドの表彰台に上った。

    一方のマーベリック・ビニャーレスは好スタートを切り、トップのミラー、2番手のマルケスについて行く。2ラップ後にタイヤが暖まってからペース上げてマルケスをパス。そのあとバレンティーノ・ロッシに先行を許したが、離されることなくともにトップを追いかけていった。

    バレンティーノ・ロッシがミラーをとらえると、マーベリック・ビニャーレスはまとめてふたりをパス。これで一時トップに立ったが、次の瞬間にはマルケス、ヨハン・ザルコ、ミラーとのバトルに飲み込まれて5番手まで後退してしまう。

    バレンティーノ・ロッシが果敢に仕掛ける一方で、マーベリック・ビニャーレスはひとつずつ慎重にポジションを上げてゆく作戦。しかし前方では依然として激しいポジション争いが続いており、また後方から攻め立てるヨハン・ザルコとアンドレア・イアンノーネ(スズキ)に押し出される格好で7番手まで後退してしまったため、再び身体を伏せてペースアップを余儀なくされた。そして残り5ラップでミラーとカル・クラッチロー(ホンダ)をとらえ、さらにイアンノーネとヨハン・ザルコをパスして3番手に浮上。トップから1.826秒差の3位でチェッカーを受けた。

    Monster Yamaha Tech3 Teamのヨハン・ザルコが終始、トップ争いを展開。僅差で表彰台を逃し4位でチェッカーを受けた。

    3番手からスタートしたヨハン・ザルコは一旦、順位を下げたが、少しずつ追い上げて9ラップ目にはトップに浮上。その後はトップグループのなかで何度かポジションを入れ替えながら果敢に走り切り、最終的には3位に0.016秒差の4位となった。この活躍によりルーキー・オブ・ザ・イヤーを確実にしている。

    一方、欠場中のジョナス・フォルガーに代わって出場したブロック・パークスは、YZR-M1のデビューレースで力強い走り。MotoGPのベテランライダーたちに戦いを挑み、22位で走り切った。

    この結果、マーベリック・ビニャーレスはランキングトップから50ポイント差のランキング3位。バレンティーノ・ロッシは81ポイント差の4位につけている。ヤマハはコンストラクターズ・ランキングで2位へ浮上。Movistar Yamaha MotoGPはチームランキングで2位につけている。
    来週はセパン・インターナショナル・サーキットで行われるマレーシアGPに出場する。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (2位)
    「思い切りエンジョイできました。コースがとても素晴らしいし、レース自体も最高でした! 上位グループの全員が非常にアグレッシブだったので、そのなかで勝つためには彼ら以上にアグレッシブに、ある意味”バカ”にならなければなりません。ザルコ、イアンノーネ、マルケス、ビニャーレスとのバトルは本当に素晴らしかったので、そのなかで何としても表彰台に上りたいと全力を尽くしました。そして2位を獲得できたのでとても嬉しいです! チームのみんなにお礼を言いたいです。彼らはいつも懸命に仕事に取り組んでいます。ヤマハのすべての人に感謝しています」

    マーベリック・ビニャーレス (3位)
    「残り5ラップで仕掛けようと考えていました。その前のラップでザルコをとらえ、ストレート・エンドでバレンティーノをパスしようとしたのですが、はらんで遅れてしまいました。ここでザルコと接触しそうになり、イアンノーネも絡んできたため、もう今日のレースは終わったかと思いましたが、そのあと絶好のタイミングが巡ってきて挽回することができたのです。最終コーナーでは、本当ならもうちょっと差を詰めておきたかったところですが、加速が非常に良かったのでバレンティーノをパスできるかもしれないと考えました。しかし結局、届かず3位に終わってしまいました。今回もチームが良い仕事をしてくれて、とくに午前中のウォームアップ・セッションでは、ウエット・コンディションで好感触を得ることができました。またソフト・タイヤのフィーリングもとても良かったので、今回はたくさんの収穫があったと思います。チャンピオン争いに決着がついてしまったことは残念ですが、厳しいシーズンになることは常に意識していました。次のマレーシアでもいつものようにベストを尽し、もう一度、表彰台を狙っていきたいと思っています。そしてシリーズランキング2位のドビツィオーゾとの差を少しでも縮めることも重要です。マシンのポテンシャルを引き出し、いつも以上に力強い走りを目指します」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「まさにファンタスティック! 全27ラップを通じて、アドレナリンがハイレベルで出続けていました。バレンティーノとマーベリックは異なるタイヤを選択していたので、私としては気が気ではありませんでした。どちらが正しかったのか、確信が持てなかったからです。でも結果的には、どちらのチョイスも良い結果につながり、ふたりそろって表彰台に上ることができました。これはチームにとって非常に重要なことです。前回のもてぎでは苦戦しただけに、今日の成果を糧に次のマレーシアにつなげていきたいと思っています。午前中のウォームアップ・セッションでは、ウエット・コンディションで進化を実感。このことも今回の収穫のひとつです。ライダーたち、チーム・メンバーたち、エンジニアたちのハードワークに感謝します。この好調を維持してチーム・タイトルとコンストラクターズ・タイトルを目指していきます」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (4位)
    「素晴らしいレースになりました。最後まで優勝争いができたことに満足しています。結局マルケスが前に出ましたが、私も何度もトップを走ることができました。スタートは大混戦になったので、接触を避けて一旦アクセルを戻さなければならず、その間にいくつかポジションを下げました。それでもそのあとは非常に好調で、次々にパスして順位を挽回。本当に最高の気分でした。危ない場面が何度かありましたが、素晴らしいバトルを走り切ったことは良い経験になりました。しかもそのなかでライバルたちの走りを観察し、速さの秘密を探していたのです。最終ラップでは3位を走りながら2位を狙っていて、最終コーナーの立ち上がりで仕掛けました。ラインを変えて前へ出ようとしましたが、気づくと2位ではなく4位になってしまっていたのです。表彰台を逃したことは本当に悔しい。でも今日は大きな収穫を得ることができたと思っています」

    ブロック・パークス (22位)
    「スタート直後からリアグリップに悩まされました。これはおそらく、YZR-M1での走行経験が少なかったことが原因だと思っています。レースのなかではドゥカティ勢について行けると感じていましたが、残念ながら少しずつ離され、しばらくは単独走行になりました。もちろんもっと上を目指してスタートしたわけですが、ホーム・グランプリで完走できたことには満足しています。このようなチャンスを与えてくれたエルベ(ポンシャラル)とモンスター・ヤマハ・テック3のみんなに感謝しています」

    エルベ・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「ここフィリップアイランドでは、いつも信じられないようなレースが展開されます。そのなかでも今日の一戦は、MotoGPの歴史に残る本当に素晴らしい戦いでした。チームとしては雨を心配していましたが、幸い、そのようにはならず、サーキットに集まってくれた大勢のファンに最高のショーをお見せすることができました。スタートでヨハンはミラーと接触し、転倒を避けるために大勢を先行させました。そのあと見事なスピードでポジションを上げていき、ついにはトップへ躍り出たのです。そしてトップに立つやリードを広げようとさらにペースアップ。しかしフィリップアイランドはスリップストリームが有効なので、なかなかアドバンテージを拡大することはできませんでした。わたしたちは2000年、250ccクラスでオリビエ・ジャックを擁し、チームメイトの中野真矢との戦いに勝った経験があります。そのなかでスリップストリームの優位性を実感していたのです。ヨハンはストレートで後ろに付かれたとき、スピードが上がりませんでした。最終ラップではマルケスがリードを広げており、ヨハンは3位につけて2位を窺っていました。確かに無理をし過ぎたところがあったと思いますが、バレンティーノのインに飛び込み、その結果、ストレートに入るところでスピードが落ちてしまったのです。そしてすぐ後ろにつけていたマーベリックがスリップストリームを利用してヨハンをパス。われわれは結局、ほんのわずかの差で表彰台を逃すこととなりました。チームの素晴らしい仕事のおかげでサスペンションもタイヤも完璧。ライダーももちろん申し分なく、アグレッシブであるとしても決して行きすぎてはいませんでした。その結果としてランキング6位を確実にすることができたことが、何より重要だと思っています。その意味でも非常に満足していますが、表彰台を僅差で逃したことはやはり残念でもあります。一方、パークスには心から感謝しています。短期間でフィリップアイランドのコース、YZR-M1、2017年型ミシュラン・タイヤに順応しなければならず、彼にとっては非常に難しいチャレンジだったと思います。その上、コース・コンディションの変化にもかなり苦労させられましたが、彼はほとんどミスをおかしませんでした。決勝は厳しい戦いになることがわかっていましたし、ベテランライダーとの差を縮めるためには当然、もっとたくさんの時間が必要です。このような難しい状況のなかでベストを尽くし、あらゆる面で長所を発揮してくれました。未来のことはわかりませんが、わたしたちは今回、ひとりのトップライダーであり最高のナイスガイと巡り合いました。彼のチームへの貢献に心から感謝します」

    関連:【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP 結果:マルク・マルケスが優勝

  • 【動画】 F1オーストリアGP 決勝 ダイジェスト … ボッタスが今季2勝目

    【動画】 F1オーストリアGP 決勝 ダイジェスト … ボッタスが今季2勝目

    F1オーストリアGPの決勝が9日(日)にシュピールベルクのレッドブル・リンクで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がポール・トゥ・ウィンで自身2勝目を挙げた。

    気温29.8℃、路面温度47.7℃のドライコンディションでレースはスタート。レース終盤には雨も予報されていたが、結局、今週末は一度も雨に見舞われることなくグランプリは進行した。

    優勝はメルセデスのバルテリ・ボッタス。ポールポジションから0.201秒という反応速度で抜群のスタートを切ったボッタスは、危なげないレース展開。タイヤに苦労した終了間際にはセバスチャン・ベッテルの猛追を受けたが、見事に抑え切り、ロシアGP以来となるF1での自身2勝目をポール・トゥ・ウィンで達成した。

    2位はフェラーリのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3位にはダニエル・リカルド(レッドブル)が5戦連続となる表彰台を獲得した。8番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)は4位でフィニッシュした。

    5位はキミ・ライコネン(フェラーリ)、6位にはロマン・グロージャン(ハース)が今季最高位でフィニッシュ。7位はセルジオ・ペレス、8位はエステバン・オコンとフォース・インディアがダブル入賞。9位はフェリペ・マッサ、10位はランス・ストロールとウィリアムズ勢がそれぞれ8つポジションを上げてダブル入賞を果たした。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが12位。フェルナンド・アロンソはオープニングラップで接触に巻き込まれたリタイアした。

    2017 F1 オーストリアGP 決勝 動画

    関連:F1オーストリアGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

  • F1オーストリアGP 予選:バルテリ・ボッタスがポールポジション

    F1オーストリアGP 予選:バルテリ・ボッタスがポールポジション

    2017年 フォーミュラ1 第9戦 オーストリアGPの予選が8日(土)、シュピールベルクのレッドブル・リンクで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がポールポジションを獲得した。

    舞台となるレッドブル・リンクは、その名の通りレッドブルが所有するサーキット。かつてグランプリを開催していたA1リンクをレッドブルが改修。美しい山間部にある2本のメインストレートと大半が鋭いコーナーで構成される異彩を放つ特性を持ったサーキット。

    今週末に先駆け、FIAはオーストリアGPのコーナー数を10に変更。レイアウトは変わらないものの、1コーナーの先のキンクをコーナーと数えることになった。

    ピレリは、F1オーストリアGPにソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトという最も軟らかいレンジのコンパウンドを持ち込んでいる。

    現地時間14時。心配された雨は降らず、気温29.8℃、路面温度47.7℃のドライコンディションで予選はスタートした。サーキットは雲に覆われ、路面温度はセッションが進むごとに下がっていった。

    ルイス・ハミルトン(メルセデス)がギアボックス交換で5グリッド降格が決まっているため、必然的にグリッド争いはメルセデスとフェラーリでの3台の戦いに。

    Q3では最終アタックのタイミングでロマン・グロージャン(ハース)がコース上でストップ。各ドライバーが最後のアタックをできないままグリッドが確定した。

    ポールポジションを獲得したのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。1分4秒251を記録して自身2回目のポールポジション。チームメイトのルイス・ハミルトンは3番手タイムでセッションを終え、8番グリッドからのスタートとなる。

    2番手にはフェラーリのセバスチャン・ベッテル、チームメイトのキミ・ライコネンは4番手。その後ろにはレッドブル勢が続き、ダニエル・リカルドが5番手、マックス・フェルスタッペンが6番手だった。

    好調だったハースは、ロマン・グロージャンが7番手、ケビン・マグヌッセンはQ1でサスペンションを破損させてQ2を走ることができず、15番手だった。グロージャンは3列目スタートとなる。

    トロ・ロッソは、カルロス・サインツがQ3進出を果たして10番手、ダニール・クビアトは14番手。

    ここまで苦戦を強いられていたフォース・インディアだったが、2台揃ってQ3に進出。セルジオ・ペレスが8番手、エステバン・オコンが9番手だった。

    マクラーレン・ホンダは、2台ともQ2に進出するも、フェルナンド・アロンソが12番手、ストフェル・バンドーンが13番手とQ2で敗退。アロンソがMGU-Hのトラブルでパワーユニットをスペック2に戻さざるを得なかったことが悔やまれる。

    ルノーは、ニコ・ヒュルケンベルグが11番手、ジョリオン・パーマーがQ1敗退で16番手。マクラーレン・ホンダとの戦いが予想される。

    今週末、マシンに大幅なアップグレードを加えたウィリアムズだったが、2台揃ってQ1で敗退。フェリペ・マッサが17番手、ランス・ストロールが18番手だった。

    ザウバーも2台揃ってQ1で敗退。マーカス・エリクソンが19番手、パスカル・ウェーレインが20番手となり、最後列からスタートすることになった。

    F1オーストリアGP 決勝は、明日9日(日)の21時(現地時間14時)から行われる。

    2017年 第9戦 F1オーストリアGP 予選結果

    順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分05秒760 1分04秒316 1分04秒251
    2 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分05秒585 1分04秒772 1分04秒293
    3 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分05秒064 1分04秒800 1分04秒424
    4 キミ・ライコネン フェラーリ 1分05秒148 1分05秒148 1分04秒779
    5 ダニエル・リカルド レッドブル 1分05秒854 1分05秒161 1分04秒896
    6 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分05秒779 1分04秒948 1分04秒983
    7 ロマン・グロージャン ハース 1分05秒902 1分05秒319 1分05秒480
    8 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分05秒975 1分05秒435 1分05秒605
    9 エステバン・オコン フォース・インディア 1分06秒033 1分05秒550 1分05秒674
    10 カルロス・サインツ トロ・ロッソ 1分05秒675 1分05秒544 1分05秒726
    11 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分06秒174 1分05秒587  
    12 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分06秒158 1分05秒602  
    13 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分06秒316 1分05秒741  
    14 ダニール・クビアト トロ・ロッソ 1分05秒990 1分05秒884  
    15 ケビン・マグヌッセン ハース 1分06秒143    
    16 ジョリオン・パーマー ルノー 1分06秒345    
    17 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 1分06秒534    
    18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分06秒608    
    19 マーカス・エリクソン ザウバー 1分06秒857    
    20 パスカル・ウェーレイン ザウバー 1分07秒011    

    バルテリ・ボッタス ポールラップ (F1オーストリアGP)

    【Q1】
    ザウバーの2台からコースイン。初日からザウバーはレッドブル・リンクで苦戦を強いられている。
    フェラーリ勢はスーパーソフトでQ1を開始。残りを1セットとした。バルテリ・ボッタス(メルセデス)もスーパーソウトでスタート、その他の全マシンはウルトラソフトでセッションを開始した。
    序盤、ロマン・グロージャン(ハース)がコースアウト。タイヤを1セット駄目にした。また、ケビン・マグヌッセンが縁石でサスペンションを破損。これまで好調だったハースがスタートで躓いた。
    まずはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がスーパーソフトで1分5秒585のトップタイムを記録。それをウルトラソフトのルイス・ハミルトン(メルセデス)が上回り1分05秒064でトップに立つ。2番手はキミ・ライコネン(1分5秒148)、3番手にベッテルが残った。カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)が1分5秒675で4番手に続いた。
    Q1ではジョリオン・パーマー(ルノー)、ウィリアムズの2台、ザウバーの2台が脱落となった。

    【Q2】
    メルセデスはルイス・ハミルトンがスーパーソフト、バルテリ・ボッタスがウルトラソフトでアタックを開始。ハミルトンが1分4秒台に突入して1分4秒800を記録。さらにボッタスが1分4秒640をマークしてトップに立つ。ルイス・ハミルトンはスーパーソフトでのスタートを選んだことになる。
    フェラーリは2台ともウルトラソフトでスタート。セバスチャン・ベッテルが1分4秒772でメルセデス勢に割って入る。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)も1分4秒台に入れて4番手でQ2を突破した。
    ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、Q2ではマクラーレン・ホンダの2台、ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)が脱落。さらにQ1でサスペンションを破損させたケビン・マグヌッセンは走行を行うことができなかった。

    【Q3】
    まずはバルテリ・ボッタスが1分4秒251でトップに立つ。2番手にセバスチャン・ベッテル、3番手にルイス・ハミルトン、4番手にキミ・ライコネンとメルセデス対フェラーリの戦い。ダニエル・リカルドも1分4秒台に入れるも届かない。
    最終アタック。ロマン・グロージャン(ハース)がコース上でストップ。イエローフラッグが提示され、各ドライバーがタイムを更新できずに終えることになった。だが、上位勢はミスが多発しており、順位は変わらなかった可能性が高い。
    ポールポジションはバルテリ・ボッタス。2番グリッドにはセバスチャン・ベッテルが並ぶ。2列目にはキミ・ライコネンとダニエル・リカルド、3列目にはマックス・フェルスタッペンとロマン・グロージャンが並ぶ。

  • F1オーストリアGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム

    F1オーストリアGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム

    2017年 フォーミュラ1 第9戦 オーストリアGPのフリー走行1回目が7日(金)、シュピールベルクのレッドブル・リンクで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がソフトタイヤでコースレコードを更新する最速タイムを記録した。

    舞台となるレッドブル・リンクは、その名の通り、レッドブルが所有するサーキット。かつてグランプリを開催していたA1リンクをレッドブルが改修した。美しい山間部にある2本のメインストレートと大半が鋭いコーナーで構成される異彩を放つ特性を持ったサーキットだ。

    今週末に先駆け、FIAはオーストリアGPのコーナー数を10に変更。レイアウトは変わらないものの、1コーナーの先のキンクをコーナーと数えることになった。

    ピレリは、F1オーストリアGPにソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトという最も軟らかいレンジのコンパウンドを持ち込んでいる。

    現地時間10時。フリー走行は気温22.3℃、路面温度32℃でF1オーストリアGPのフリー走行1回目がスタートした。路面温度はセッションを通して最終的に44℃まで上昇した。

    F1オーストリアGPでは、フォース・インディアがセルジオ・ペレスに代えてアルフォンソ・セリス、ルノーがニコ・ヒュルケンベルグに代えてセルゲイ・シロトキンとリザーブドライバーを起用している。

    各ドライバーがサーキットとマシンの感触を掴む意味合いが強いフリー走行1回目では、キミ・ライコネン(フェラーリ)やマックス・フェルスタッペン(レッドブル)などをはじめ、コースアウトやスピンするドライバーが多く見られた。

    フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。38周を走り込んだハミルトンはソフトタイヤで1分05秒975を記録し、これまでのコースレコードを更新。今週末は週末のスタートから勢いをみせている。

    2番手タイムは0.190秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。レッドブルのホームグランプリでセクター1、セクター2の最速タイムを記録している。3番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続いた。

    4番手タイムはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。トップのルイス・ハミルトンからは0.449秒差の1分06秒424。チャンピオンシップリーダーのベッテルは、ペナルティポイントであと3点とリーチがかかっている。

    5番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)、6番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが7番手タイムを記録。チームメイトのフェルナンド・アロンソも9番手タイムとトップ10入り。ホンダは今週末のオーストリアGPにむけて“スペック3”のパワーユニットを投入。マクラーレンもシャシー側にアップデートを持ち込んでいる。

    また、昨年問題を引き起こした黄色の“バゲット”縁石の間にスペースが追加されたが、ロマン・グロージャン(ハース)はターン9とターン10の縁石にヒットして左フロントタイヤをパンクさせている。

    F1オーストリアGP フリー走行2回目は、このあと21時(現地時間14時)から行われる。

    2017 第9戦 F1オーストリアGP フリー走行1回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分05秒975 38
    2 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分06秒165 23
    3 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分06秒345 35
    4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分06秒424 28
    5 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分06秒620 31
    6 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分06秒848 24
    7 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ 1分07秒283 31
    8 26 ダニール・クビアト トロ・ロッソ 1分07秒437 31
    9 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 1分07秒510 28
    10 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分07秒511 39
    11 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 1分07秒550 29
    12 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分07秒594 30
    13 55 カルロス・サインツ トロ・ロッソ 1分07秒633 31
    14 46 ジョリオン・パーマー ルノー 1分07秒649 31
    15 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分08秒041 35
    16 8 ロマン・グロージャン ハース 1分08秒074 20
    17 46 セルゲイ・シロトキン ルノー 1分08秒586 27
    18 34 アルフォンソ・セリス フォース・インディア 1分09秒280 15
    19 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー 1分09秒323 29
    20 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分10秒853 12

    関連:【動画】 F1オーストリアGP フリー走行1回目 ダイジェスト

  • ピレリ:F1オーストリアグランプリ 決勝レースレポート

    ピレリ:F1オーストリアグランプリ 決勝レースレポート

    ピレリが、F1オーストリアグランプリの決勝レースを振り返った。

    ポールポジションからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンが、ファイナルラップまで展開されたチームメイトのニコ・ロズベルグとの闘いを制し、2ストップ戦略でオーストラリアグランプリの優勝を手にした。

    ニコ・ロズベルグは、1回目のピットストップタイミングで、タイヤ戦略を活用する「アンダーカット」によって、ハミルトンを含めた数名を抜き、首位に立つことに成功したが、終始ハミルトンの猛追を受け、ファイナルラップでハミルトンと接触した影響を受けて4位でフィニッシュした。

    昨日までのセッションと比較して冷涼なコンディションとなり、スタート時の気温は16℃、路面温度は24℃だった。タイヤの摩耗とデグラデーションは、この温度による影響を受けた。また、セーフティーカーの導入によって、トラックポジションを大きく失うことのない「フリー」ピットストップが可能となったことが、各チームの戦略に影響を及ぼした。

    フェラーリとレッドブルは、上位勢の中では少数派となるスーパーソフトでスタートした。他のトップ10ドライバーは、スーパーソフトよりもラップあたり約0.5秒速いウルトラソフトを装着してスタートを切った。フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、長い第1スティントを走行中、タイヤトラブルに見舞われた。この問題の詳細については現在もフェラーリとともに調査中だが、ベッテルのマシンのみで発生した問題ということがわかっている。

    最終ピットストップを終えた後、メルセデスの両ドライバーとレッドブルのマックス・フェルスタッペンによる三つ巴の闘いが繰り広げられた。フェルスタッペンは、1ストップ戦略を使用していた。ロズベルグとハミルトンは、1秒以内の僅差でファイナルラップまで競い合い、シーズン中でも屈指の記憶に残るレースを盛り上げた。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「セバスチャン・ベッテルのマシンで発生した問題について、原因解明をすべく、フェラーリとともに全力で調査しています。タイヤ戦略がオーストリアグランプリの鍵となり、多彩な戦略が展開され、ファイナルラップまで終始接戦が見られました。各チームは、フリー走行と予選時の雨混じりの天候によって、情報不足のまま決勝に臨むこととなりました。その結果、各チームの戦略には、レースの進行状況から最大限のアドバンテージを引き出す迅速な判断が求められました」

    関連:【動画】 2016 F1オーストリアGP 決勝レース ハイライト