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  • レッドブル・レーシング、ルノーの新型MGU-Kの導入を見送り

    レッドブル・レーシング、ルノーの新型MGU-Kの導入を見送り

    レッドブル・レーシングは、今週末のF1オーストリアGPでダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンにルノーが開発した新型MGU-Kを投入しないことを決断した。

    また、マクラーレンのフェルナンド・アロンソも新型MGU-Kの投入をパス。チームメイトのストフェル・バンドーンのみが新型MGU-Kを搭載している。

    ワークスルノーは、両方のドライバーが新型MGU-Kを搭載。カルロス・サインツとニコ・ヒュルケンベルグ、そしてストフェル・バンドーンは2基目のMGU-Kとなり、今週末にグリッド降格ペナルティを科せられることはない。

    レッドブル・レーシングは、ダニエル・リカルドが2基目、マックス・フェルスタッペンはすでに4基目のMGU-Kを使用しており、今後ルノーの新型MGU-Kを投入する際はグリッド降格ペナルティを科せられることになっており、すでに新型MGU-Kの搭載は見送ると報じられていた。

    ルノー・スポールF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、信頼性を考えればカスタマーチームは新型MGU-Kを搭載する方が望ましいが、チームの戦略を受け入れるつもりだと述べた。

    「一部の人がそれを使用しないことを選ぶのは問題だ」とシリル・アビテブールはコメント。

    「彼らは信頼性のリスクの高い以前の技術仕様のMGU-Kを使い続けるということだからね。だが、すべての情報を持っているチームの選択を受け入れるというのが我々の哲学だ」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、新型MGU-Kに“大きな改善”は期待していないとし、“パズルの1つのピースに過ぎない”と語っている。

    またフェルナンド・アロンソ、ストフェル・バンドーン、カルロス・サインツとニコ・ヒュルケンベルグの4名はは新しいエネルギーストアをと投入。サインツは新品のターボチャーチャージャー、アロンソは新品のコントロールエレクトロニクスを搭載している。

    2018年のF1レギュレーションでは、年間に使用できる内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減されている。パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが制限を超えた時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。

    各ドライバーのパワーユニット使用状況:F1オーストリアGP 初日

    チーム ドライバー ICE TC MGU-H MGU-K ES CE
    メルセデス ルイス・ハミルトン 2 2 2 1 1 1
    バルテリ・ボッタス 2 2 2 1 2 2
    フェラーリ セバスチャン・ベッテル 2 2 2 1 1 2
    キミ・ライコネン 2 3 2 1 1 2
    レッドブル ダニエル・リカルド 3 3 3 2 2 2
    マックス・フェルスタッペン 2 3 2 3 1 2
    フォース・インディア セルジオ・ペレス 2 2 2 1 2 1
    エステバン・オコン 2 2 2 1 1 1
    ウィリアムズ ランス・ストロール 2 2 2 1 1 1
    セルゲイ・シロトキン 2 2 2 1 1 1
    ルノー ニコ・ヒュルケンベルグ 2 2 3 2 2 2
    カルロス・サインツ 2 2 3 2 2 2
    トロ・ロッソ ピエール・ガスリー 4 4 4 3 3 3
    ブレンドン・ハートレ 4 4 4 3 2 2
    ハース ロマン・グロージャン 2 3 3 1 1 2
    ケビン・マグヌッセン 2 2 2 1 2 2
    マクラーレン フェルナンド・アロンソ 2 2 2 2 2 2
    ストフェル・バンドーン 2 2 2 2 2 2
    ザウバー マーカス・エリクソン 2 2 2 1 2 2
    パスカル・ウェーレイン 2 2 2 1 1 1

    ICE … 内燃機関(エンジン)
    TC … ターボチャージャー
    MGU-H … 運動エネルギー回生システム
    MGU-K … 熱エネルギー回生システム
    ES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)
    CE … コントロールエレクトロニクス

  • F1オーストリアGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

    F1オーストリアGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

    2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPのフリー走行2回目が6月29日(金)にレッドブル・リンクで行われ、午前中に続いてルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマーク。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2体制で初日を終えた。

    現地時間15時に90分間のフリー走行2回目はスタート。天候は曇りのままで気温21.3℃、路面温度29.3℃と涼しいコンディションに変化はない。

    セッションの30分が経過した頃、ピエール・ガスリー(トロロッソ)が最終コーナーのグラベルでストップ。直前のコーナーの縁石で左フロントサスペンションを壊した。このインシデントで今週初めての赤旗が提示され、セッションは10分ほど中断となった。ガスリーはセッション後半にコースに復帰している。

    また、フリー走行1回目に計測器を搭載して空力テストを実施していたフェルナンド・アロンソ(アロンソ)は、開始早々にフロアにダメージを負って修復。セットアップ変更も実施してガレージを待機することになった。各チーム、レッドブル・リンクの黄色い縁石には警戒を強めている。

    フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。午前中から0.26秒改善させる1分04秒579をソフトタイヤで記録して初日のトップに立った。2番手にも0.176秒差でバルテリ・ボッタスに続き、前戦でエンジン、今週末は大幅な空力アップデートを投入したメルセデスが初日から優位にセッションを進めた。

    3番手には0.236秒差でフェラーリのセバスチャン・ベッテル、4番手には0.452秒差でレッドブルのダニエル・リカルド、以下、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、キミ・ライコネン(フェラーリ)というトップ6。

    初日の“ベスト・オブ・ザ・レスト”となる7番手タイムを記録したのはロマン・グロージャン(ハース)、ケビン・マグヌッセンも8番手に続き、ハースが中団をリードした。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがハースに次ぐ9番手タイムを記録。ブレンドン・ハートレーは17番手タイムでセッションを終えた。

    F1オーストリアGP フリー走行3回目は、6月30日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。

    2018年 第9戦 F1オーストリアGP フリー走行2回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分04秒579   37
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分04秒755 0.176 42
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分04秒815 0.236 53
    4 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分05秒031 0.452 48
    5 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分05秒125 0.546 48
    6 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分05秒265 0.686 42
    7 8 ロマン・グロージャン ハース 1分05秒429 0.850 38
    8 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分05秒559 0.980 41
    9 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分05秒758 1.179 31
    10 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分05秒930 1.351 47
    11 55 カルロス・サインツ ルノー 1分05秒999 1.420 38
    12 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分05秒096 1.517 30
    13 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分06秒133 1.554 43
    14 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分06秒199 1.620 29
    15 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分06秒273 1.694 42
    16 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分06秒326 1.747 49
    17 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分06秒332 1.753 55
    18 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分06秒354 1.775 48
    19 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分06秒429 1.850 33
    20 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分06秒626 2.047 44
  • 【動画】 ピエール・ガスリー、縁石でサスペンションを破損

    【動画】 ピエール・ガスリー、縁石でサスペンションを破損

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1オーストリアGPのフリー走行2回目にサスペンション故障に見舞われた。

    セッションの30分が経過した頃、ピエール・ガスリー(トロロッソ)が最終コーナーのグラベルでストップ。直前のコーナーの黄色い縁石で左フロントサスペンションを壊した。

    このインシデントで今週初めての赤旗が提示され、セッションは10分ほど中断となった。最終コーナーの黄色い縁石に午前中にストフェル・バンドーン(マクラーレン)もフロントウイングを壊しており、各チームがドライバーに注意を呼びかけている。

    ピエール・ガスリーはセッション後半にコースに復帰して31周を走行。サスペンションを壊す前にスーパーソフトタイヤで1分05秒758を記録しており9番手タイムだった。

    サスンション故障についてピエール・ガスリーは「ちょっと怖かったね。幸いにもチームは本当に良い仕事をしてくれて最後にまた走ることができた」とセッション後に語っている。

    関連:F1オーストリアGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • ルノー、F1エンジンに“パーティーモード”を搭載

    ルノー、F1エンジンに“パーティーモード”を搭載

    ルノーは、今週末のF1オーストリアGPでエンジンにようやく“パーティーモード”が搭載されることを確認した。

    これまでの“パワーユニット”時代では、メルセデスとフェラーリのエンジンだけが予選セッションで追加のパワーブーストを得ることができていた。

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは「何がもたらされるか待たなければならない」とオーストリアで述べていた。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、予選ラップでコンマ3秒のペースアップが必要だと述べていた。

    ルノー・スポールF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「今、我々には我々とカスタマーの両方のための予選モードがある」と Auto Motor und Sport に認めた。

    「以前、我々は予選でもう少しパフォーマンスを上げることを要求されていた。だが、今ではその飛躍は重要なものだ」

    ルノーの“パーティーモード”は、レッドブルが2019年にホンダにF1パワーユニットを変更することを決断した興味深いタイミングで導入された。

    ルノーからホンダにエンジンが変わることを後悔していないかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「いいや。ホンダにもそのようなモードはある」と答えた。

    関連:2018年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 【動画】 F1 オーストリアGP フリー走行1回目 ハイライト

    【動画】 F1 オーストリアGP フリー走行1回目 ハイライト

    2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPのフリー走行1回目が6月29日(金)にレッドブル・リンクで行われた。

    シュピールベルクの金曜日の天候は曇り。気温18.9℃、路面温度26.9℃という比較的涼しいコンディションでセッションはスタート。序盤はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がスピンを喫し、キミ・ライコネンがオーバーシュートするなど、多くのドライバーが限界を探るなかでミスをするシーンが見られた。

    ストフェル・バンドーン(マクラレーン)は、最終コーナーの縁石でフロントウイングを破損。同じ場所でピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)もフロントウイングにダメージを負っている。

    また、マクラーレンはピットでストフェル・バンドーンをアンセーフリリースしてセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と接触事故を起こしそうになったことで1万ユーロの罰金を科せられている。

    フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、特徴的なサイドポッド周りのパーツを含め、大幅な空力アップグレードを導入したメルセデスが好調なスタートを切った。

    3番手には0.233秒差でマックス・フェルスタッペン、4番手には0.341秒差でセバスチャン・ベッテルが続いた。トップ6は1秒以内にひしめいている。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが36周を走行してトップから1.555秒差の10番手タイム、ブレンドン・ハートレーが45周を走行して19番手だった。

    ウィリアムズは、セルゲイ・シロトキンに代わってロバート・クビサがフリー走行1回目を担当。38周を走行して20番手タイムでセッションを終えた。

    2018年 F1オーストリアGP 動画:フリー走行1回目

    関連:F1オーストリアGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • F1オーストリアGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

    F1オーストリアGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

    2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPのフリー走行1回目が6月29日(金)にレッドブル・リンクで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録。2番手にはバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2体制で好スタートを切った。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが10番手タイム、ブレンドン・ハートレーは19番手タイムで1回目のセッションを終えている。

    F1史上初となる3連戦の2戦目の舞台はオーストリアのシュピールベルクに位置するレッドブル・リンク。その名の通りレッドブルが所有するサーキットは、エンジンの全開率は5割と高く、海抜700mの場所にあることで空気が薄いため、ターボへの負担、そして冷却という点でパワーユニットへの負担が非常に大きい。コーナー数は10と数としては少ないが、ドライバーにとっては過酷なサーキットとなっている。

    ピレリは、今回のF1オーストリアGPにソフト(黄)、スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)の3種類のコンパウンドを持ち込んでいる。

    現地時間11時。天候は曇り。気温18.9℃、路面温度26.9℃という比較的涼しいコンディションでセッションはスタートした。

    序盤にはストフェル・バンドーン(マクラーレン)が最終コーナーの縁石でフロントウイングを壊すというトラブル。同じ場所でピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)もフロントウイングにダメージを負っており、今週末の注目のコーナーになりそうだ。

    セッションが折り返した段階でトップに立ったのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。今週末、メルセデスはサイドポッド周りを始めとする大幅なアップグレードを投入している。2番手には0.038秒差の僅差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)とトップ3チームが順調な滑り出し、ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)も8番手につけている。

    セッション後半にもオーバーシュートするマシンは見られたものの、クラッシュなどの大きなインシデントはなく進行。

    フリー走行1回目のトップタイムは、ルイス・ハミルトンの1分04秒839。2番手にも0.127秒差でバルテリ・ボッタスが続いてメルセデスが好発進。メルセデスの2台だけが1分4秒台にいれている。

    3番手には0.233秒差でマックス・フェルスタッペン、4番手には0.341秒差でセバスチャン・ベッテルが続いた。トップ6は1秒以内にひしめいている。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが36周を走行してトップから1.555秒差の10番手タイム、ブレンドン・ハートレーが45周を走行して19番手だった。

    マクラーレンは、フェルナンド・アロンソがトップから1.773秒差の17番手、ストフェル・バンドーンが18番手と厳しいスタートを切っているように見える。

    ウィリアムズは、セルゲイ・シロトキンに代わってロバート・クビサがフリー走行1回目を担当。38周を走行して20番手タイムでセッションを終えた。

    F1オーストリアGPのフリー走行2回目は、この後22時(現地時間15時)から行われる。

    2018年 第9戦 F1オーストリアGP フリー走行1回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分04秒839   39
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分04秒966 0.127 39
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分05秒072 0.233 42
    4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分05秒180 0.341 29
    5 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分05秒483 0.644 22
    6 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分05秒776 0.937 31
    7 8 ロマン・グロージャン ハース 1分06秒028 1.189 30
    8 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分06秒055 1.216 40
    9 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分06秒215 1.376 31
    10 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分06秒394 1.555 36
    11 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分06秒400 1.561 32
    12 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分06秒404 1.565 23
    13 55 カルロス・サインツ ルノー 1分06秒427 1.588 29
    14 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分06秒455 1.616 41
    15 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分06秒479 1.640 34
    16 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分06秒567 1.728 32
    17 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分06秒612 1.773 30
    18 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分06秒698 1.859 30
    19 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分06秒871 2.032 45
    20 40 ロバート・クビサ ウィリアムズ 1分07秒424 2.585 38
  • トロロッソ・ホンダ:F1オーストリアGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:F1オーストリアGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、そして、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPへの意気込み、舞台となるレッドブル・リンクについて語った。

    壮大なアルプス山脈を背にしたレッドブル・リンクは、F1のカレンダーの中でも特にフォトジェニックだ。しかし、容赦のないカーブがドライバーを苦しめるので、その景色を楽しむ余裕はないだろう。“マシンの壊し屋”とも呼ばれ、ドライバーとパワーユニットは厳しい試練に直面する。

    ピエール・ガスリー
    「僕にとってのホームグランプリだった先週のフランスGPに続いて、今週末はチームにとってのホームグランプリとなります。トロロッソは、オーストリアを本拠地とするレッドブルファミリーの一員でもありますからね。レッドブル・リンクでは、ジュニアカテゴリー時代に何度か表彰台に上がったことがあります。このトラックはロングストレートが多い非常に高速なレイアウトが特徴です。GP2ではレッドブルのジュニアドライバーとして同地でのレースに参戦しましたが、まさにレッドブルのホームグランプリですので、多くの声援をもらいました。今週末は、F1ドライバーとして同じような応援をしてもらえると思うと楽しみです。フランスGPでも多くの方が応援してくれましたが、ここオーストリアでも、すばらしい雰囲気の中でレースができると思います。本当にいいリザルトを獲得したいので、ここで僕たちのマシンが競争力を発揮できることを祈っています。ここは1周が非常に短く、ラップタイムが1分10秒を切るぐらいですが、その分、周回数は多くなっています。個人的にはコーナーが多いレイアウトの方が好みですが、ここでは僕が好きな高速セクションもトラックの中盤にいくつか設定されていますし、ロングストレートでは、オーバーテイクのチャンスがあるでしょう。今シーズンのマシンはダウンフォースを多く作り出すデザインになっており、これまで全てのトラックでラップレコードが更新されてきています。そうした背景からも、今週末はドライバーにとって非常に刺激的なレースが楽しめそうです。レッドブル・リンクは自然が美しい地域にありますが、やっぱり僕は都会の方が好きみたいです(笑)」

    ブレンドン・ハートレー
    「今週末はレッドブルにとってのホームレースとなるので、僕たちトロロッソ・ホンダにとっても特別な大会です。舞台となるレッドブル・リンクはLMP2で走ったことがあり、走っていてとても楽しいトラックです。まだ子供だったときに、よくゲームのGrand Prix 3とGrand Prix 4をプレイしていたのですが、いつもこのサーキットを選んで走っていました。ここは1周が短いので、集中力がない子供が気に入るサーキットだったのかもしれませんね。なので、以前はA1リンクと呼ばれていたレッドブル・リンクについては、10歳のときからずっと知っています。何度もプレイしていましたよ(笑)。オーストリアGPはレッドブルファミリーの一員にとって、とてもエキサイティングな週末です。今週末は多くの応援が受けられると思います。また、今大会から新しいフロントウイングを導入する予定なので、それに関しても期待しています。レッドブル・リンクは長い歴史とユニークな個性を持ったサーキットで、ロケーションもすばらしいです。1周は短いですが、非常にチャレンジングなトラックでもあります。トラックの中盤は高速セクションになっており、終盤にも気を許せないコーナーが待ち受けています。ロングストレートもそこまで長くはないので、ドライバーにとってはあまり息をつく暇がなく、非常に忙しいサーキットでもあります。ここでは、正しいブレーキングも非常に重要です。ドライバーとしての仕事の大部分はブレーキングと言ってもいいですからね。ブレーキングがコーナー全体をどれだけ効率よく抜けられるか、そしてストレートへの立ち上がりを決めます。ブレーキペダルの踏み込み方や離し方で、マシンの姿勢も決まります。ドライブに関する全ての起点が、ブレーキペダルだと言っても過言ではないでしょう。このサーキットにはいくつかのトリッキーなセクションがあります。特にターン5は下りでのブレーキングになるので、ブレーキにロックがかかってしまいがちなんです。それまでの上りでのブレーキングと違って、重力が自分の方にかかってくるので、ロックがかかってしまう危険が大きくなります。F1マシンから最大限の性能を発揮するには、こうした複雑な作業をすべてこなさなくてはなりません」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「3連戦の第2戦目となるオーストリアGPは、レッドブルグループにとってのホームレースになります。ここでレッドブル トロロッソ・ホンダとしていい戦いをしたいと思っています。レースの舞台となるレッドブル・リンクは緑豊かな美しい丘陵地帯に位置し、起伏に富むコースレイアウトと、前回のフランスGPを越える60%前後の高いエンジン全開率が特徴として挙げられます。標高が約700mと高く平地に比べて空気が薄いことで、冷却効率の低下やターボチャージャーの仕事量上昇が起こりますので、高い全開率と合わせてパワーユニットにとってはタフなサーキットです。このサーキットでの基本的なエネルギーマネージメントについては大きな懸念はありませんが、予選ラップタイム、レース中の戦闘力など、トータルでパワーユニットパフォーマンスが発揮できるように最適な設定を煮詰めていきます」

    関連:2018年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • メルセデス、F1オーストリアGPに大幅アップグレードを投入

    メルセデス、F1オーストリアGPに大幅アップグレードを投入

    メルセデスは、F1オーストラリアGPにW09に今シーズンここまでで最大級の空力アップグレードを持ち込んでいる。

    先週末のF1フランスGPでエンジンアップグレードを投入したメルセデスだが、その1週間後のレッドブル・リンクにサイドポッドやリアウイングの改良を含めた大幅なアップグレードパッケージを持ち込んだ。

    サイドポットにはボディワークを取り囲むように設置されたアッパーエレメントに新たなインレットが設けられ、バックミラーから伸びたステーが空力パーツとして統合されている。バージボード周りも改良が加えられ、リアウイングにもマクラーレン風のインレットが追加された。

    メルセデス W09 サイドポッド周り アップグレードメルセデス W09 リアウイング アップグレード

    ルイス・ハミルトンは、まだアップデートによる効果がどれくらいのものになるかはわからないが、メルセデスが2018年にここまで生産したなかで最大の変更であり、大きな前進を期待していると語る。

    「ここまで僕たちはあまりクルマへの開発パーツが多くなかったので、目にすることができてとても嬉しいよ」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「スタッフが量よりも質をもたらすためにますます懸命に仕事をしていたのはわかっている。今週末新しいパーツを見ることができて嬉しいし、コース上で試すのを本当に楽しみにしている。他ドライバーとのバトルで脅威を与えることになるのは間違いないだろう」

    「今年のクルマにはあまり新しいパーツが装着されていなかったので、クルマに搭載されることに興奮しているし、最初の本格的なップグレードだ。素晴らしいことだね」

    「特定のコーナーで最初にダウンフォースの数ポイントを感じられるし、改善を感じられるものだ。明日それを経験して、サーキットのどの部分で改善の効果が出ているかを把握するのを楽しみにしている」

    「あまりパーツは見ていないし、午前中に話をしただけだ。彼らはずっと前にそれについて話してくれていたけど、僕はそれについてあまり考えていなかった。僕はどのようにして適切なクルマを得て、自分にできることしか考えていない。でも、アップグレードがそれ以上に僕の助けになってくれることを期待している」

    チームメイトのバルテリ・ボッタスも、フェラーリやレッドブルとの接戦を考えれば、新しいパーツによってシャシー面で得られるどんな改善も歓迎だと語る。

    「大規模な改善であることを期待している」とバルテリ・ボッタスはコメント。

    「理論的にはそれなりのアップグレードだし、今年はどんな小さなゲインでも本当に必要なので、試すのを他の楽しみにしている」

    「先週末は新しいエンジンが投入されてポジティブだったけど、エンジンでさえ、僕たちとフェラーリとの間のマージンはとても小さい。過去数年のように自分たちが優位性を持っているとは感じていないし、どんな小さなゲインも重要だ」

    ルイス・ハミルトンは、レッドブル・リンクの短いラップでこれまでのシーズンで最も接戦の予選になると考えており、Q3のラップタイムは1分に近づく可能性があると考えている。

    「全員が何らかのアップグレードをしているし、おそらく今シーズンで最も接戦な予選セッションのひとつになると思う。それは僕のフィーリングだし、間違っているかもしれない」

    「十分なギャップで1-2を得られることを期待している。でも、接戦になることも期待しているよ」

  • ホンダF1 「レッドブルのホームレースでいい戦いをしたい」

    ホンダF1 「レッドブルのホームレースでいい戦いをしたい」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPへの意気込み、舞台となるレッドブル・リンクについて語った。

    「3連戦の第2戦目となるオーストリアGPは、Red Bullグループにとってのホームレースになります。ここでトロロッソ・ホンダとしていい戦いをしたいと思っています」と田辺豊治はコメント。

    「レースの舞台となるレッドブル・リンクは緑豊かな美しい丘陵地帯に位置し、起伏に富むコースレイアウトと、前回のフランスGPを越える60%前後の高いエンジン全開率が特徴として挙げられます。標高が約700mと高く平地に比べて空気が薄いことで、冷却効率の低下やターボチャージャーの仕事量上昇が起こりますので、高い全開率と合わせてパワーユニットにとってはタフなサーキットです」

    「このサーキットでの基本的なエネルギーマネージメントについては大きな懸念はありませんが、予選ラップタイム、レース中の戦闘力など、トータルでパワーユニットパフォーマンスが発揮できるように最適な設定を煮詰めていきます」

    関連:2018年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ 「オーストリアでクルマの理解をより深めたい」

    フェルナンド・アロンソ 「オーストリアでクルマの理解をより深めたい」

    マクラーレンのフェルナンド・アロンソが、2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPへの意気込み、舞台となるレッドブル・リンクについて語った。

    「期待外れな結果の後にできる最善のことは次に進むことだし、今週末またレースがあるのは良いことだ。1週間後もあるしね」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「このトラックを気に入っている。新しいものと古いものがうまくミックスされている。高い丘、勾配、コンパクトなパドックの特性は、ここがかつでのF1の昔ながらあの会場だったことを思い出させる。でも、近代的な施設も素晴らしい追加だ」

    「ラップ自体素晴らしい。良いラップタイムを稼ぐためには絶えずアタックしなければならない場所だ。実際、5つのコーナーしかないけど、やりすぎれば噛みつかれてしまう」

    「僕たちはオーストリアでクルマの理解をより深めようとしている。僕たちは進歩しているし、そのレベルにたどり着けるはずだ」

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