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  • レッドブルF1 リンドブラッド昇格を決断?「角田裕毅には心地よくはなかった」

    レッドブルF1 リンドブラッド昇格を決断?「角田裕毅には心地よくはなかった」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、2026年のドライバーラインナップについて「グランプリ後に発表する」と明かした。ティーンエイジャーの逸材、アービッド・リンドブラッドがレーシングブルズのレギュラーシートをほぼ確実に手に入れたと見られている。

    18歳のリンドブラッドはメキシコGP金曜フリー走行1回目でマックス・フェルスタッペンのマシンを引き継ぎ、堂々とした走りを披露。チームメイトの角田裕毅を上回るラップタイムを記録したことが話題を呼んだ。

    マルコはオーストリア紙『Kleine Zeitung』にこう語った。

    「それはもちろん角田にとっては心地よいことではなかった。だがリンドブラッドは冷静だった。『マシンを壊すな、フロアは1枚しかない』と皆に言われたのに、それでも最速のルーキーだった」

    リンドブラッドの昇格、アイザック・ハジャーはレッドブルへ
    マルコによると、リンドブラッドは2026年からレーシングブルズでフルタイム参戦する見込みが極めて高い。代わってアイザック・ハジャーがレッドブル・レーシングへ昇格する方向で調整が進んでいるという。

    これにより、残る1つのシートを巡って角田裕毅とリアム・ローソンが争う構図となる。マルコは「すべてはグランプリ後に評価し、その上で発表する」とメキシコで語った。

    角田裕毅の近年のパフォーマンスは上向き傾向にあるものの、依然として予選での不安定さが評価に影響しているようだ。

    「角田は予選2回目のセッションで脱落した。結果は上向いているが、常に予選ではレースより後方にいる。彼はそれをコントロールする術を学ぶ必要がある」とマルコは指摘した。

    角田裕毅 レッドブル F1

    セルジオ・ペレスが語る“レッドブルの現実”
    一方、2026年にキャデラックF1チームからF1に復帰する元レッドブルドライバーのセルジオ・ペレスは、ホームレースの地メキシコで角田裕毅やリアム・ローソンが直面している厳しい現実について言及した。

    「レッドブルとの契約が終わったとき、次にあのチームに行くドライバーは本当に大変な思いをするだろうとわかっていた。僕自身もあの環境で生き残るのがやっとだった」とペレスは記者団に語った。

    ペレスは、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして戦うことの難しさを強調する。

    「マックスの隣で走るのは本当に難しい。ほとんどの人はそれを理解していないと思う。ハミルトンやルクレールを同じマシンに乗せても、みんな苦戦するだろう」

    “フェルスタッペン仕様”のマシン特性
    ペレスによると、その理由はフェルスタッペン特有のセットアップ哲学にあるという。彼はマイケル・シューマッハがフェラーリ時代に好んだように、極端にフロント寄りのマシンバランスを求める。

    「マックスのドライビングスタイルに合わせなければならない。マシンが悪いわけではないが、バランスはとても特殊だ。彼のように運転しなければ完全に迷子になる」とペレスは説明する。

    さらにこう続けた。

    「外からは見えないことがたくさんある。速く走るだけじゃない。プレッシャーや期待にどう向き合うかも重要だ。本当にタフな世界だ。レッドブルに来てすぐに結果を出せると思ったら、それは大間違いだ」

    分析:リンドブラッド昇格が意味する“世代交代”
    今回のマルコ発言で、リンドブラッドのF1昇格は事実上確定路線となった。レッドブルは若手育成プログラムの刷新を進めており、マックス・フェルスタッペンを軸に2026年の新レギュレーション下で新時代を築く構えだ。

    角田裕毅とリアム・ローソンの争いは、メキシコGPと最終2戦の結果次第で決まる可能性が高い。どちらにせよ、レッドブルは次世代を担うドライバー陣をすでに明確に描いている。

    アービッド・リンドブラッドの台頭は、2026年のレッドブル体制における“世代交代”の象徴的な一歩となるだろう。

  • アービッド・リンドブラッド「走行プランは角田裕毅とあまり変わらなかった」

    アービッド・リンドブラッド「走行プランは角田裕毅とあまり変わらなかった」

    アービッド・リンドブラッドは、2025年F1メキシコGP初日のフリー走行1回目(FP1)でマックス・フェルスタッペンのマシンをドライブした。リンドブラッドのRB21には、フェルスタッペン車にも装着された改良版フロアが投入されており、チームは角田裕毅との比較データを通してセットアップの最適化を進めた。

    リンドブラッドは現在18歳の若手有望株で、2026年に向けてレーシングブルズでのF1デビューが期待されている。

    リンドブラッドは1分18秒997のタイムで6番手につけ、1分19秒090の角田裕毅を0.093秒上回った。

    「今日の走行はかなり良かったと思う。簡単ではなかったし、序盤はダスティで、ハードタイヤでは少しアイシーな感じがした。できるだけミスを減らすようにして、マシンを無事に戻せたことに満足している。自分としては良かったと思うし、チームに良いフィードバックを与えようと努めていた」とリンドブラッドは語った。

    アービッド・リンドブラッド レッドブル・レーシング

    さらに彼は、FP1での走行内容について次のように説明した。

    「セットアップに関していくつかのことを試していて、走行プランは裕毅とあまり変わらなかった。ソフトタイヤに履き替えたタイミングも同じで、黄旗の影響で自分だけが1回多く走った。今日は少し緊張していた。状況の重みもあったし、マックスがチャンピオン争いをしていることもあって、ミスをしないことがすごく重要だった。でも、バイザーを下ろして走り出した瞬間からすべてうまくいった」

    走行を終えたリンドブラッドは、自身の役割をこう振り返った。

    「マシンは速かったけど、常にもう少し良くできたんじゃないかという気持ちはある。全体的にはセッションに満足している。チームがデータを集めるうえで自分の役割が重要だと分かっていたから、正しい方向に導けるように良いフィードバックをすることを意識したし、それがうまくできたと感じている。マックスのマシンをドライブできたのは本当に光栄だったし、彼が良い週末を過ごせることを願っている」

    このFP1では、角田裕毅も最新スペックのフロントウイングを装着して走行していたが、2台のRB21はフロアの仕様に違いがある形で空力評価が行われた。リンドブラッドは限られた走行時間の中で、実戦さながらの冷静さと集中力を見せ、チームの週末準備に貢献した。

  • アービッド・リンドブラッド F1メキシコGP初日「緊張したけどいい走行ができた」

    アービッド・リンドブラッド F1メキシコGP初日「緊張したけどいい走行ができた」

    アービッド・リンドブラッド(レッドブル・レーシング)は、2025年F1メキシコGPのフリー走行1回目で6番手タイムを記録。今季2度目のFP1出走となったルーキーは、プレッシャーの中で手応えある走行を見せた。

    フェルスタッペンに代わってFP1に出走したリンドブラッドは「セッション前はかなり緊張していた。今のチャンピオンシップの状況もあって、絶対にミスやダメージを出せない状況だったからね」と振り返った。

    「正直、まずはクリーンに走って良いフィードバックを返すことだけに集中していた。でも最終的にタイムシートの上位にいられて良かった」と語った。

    走行中には一度、走行妨害の警告を受けたが、それも経験のうちだと冷静に受け止めている。

    「FP1は本当に難しかった。コースが短い上に、僕らは他のドライバーと走行順がずれていて、周囲の状況を常に把握するのは簡単じゃなかった。特にルーキーにとっては処理することが多いんだ。改善できる部分はあるけど、仕方ないね」とリンドブッドはコメント。

    チームからの評価については、「マシンは無傷で戻せたし、ペースも悪くなかった。フィードバックも良かったと思う。僕にできることはチームを正しい方向に導くことだけだ」と述べ、「あとはマックス(フェルスタッペン)がどう感じるか次第だけど、全体的にチームは満足していたと思う」と笑顔を見せた。

    アービッド・リンドブラッド F1 メキシコグランプリ

  • F1メキシコGP フリー走行1回目 展開:アービッド・リンドブラッドが6番手

    F1メキシコGP フリー走行1回目 展開:アービッド・リンドブラッドが6番手

    2025年F1第20戦メキシコGPのフリー走行1回目(FP1)が、メキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われた。

    晴天のもと気温23度、路面温度48度という厳しいコンディションのなか、シャルル・ルクレールが1分18秒380を記録してトップタイムをマーク。ルーキー9名が出走するにぎやかなセッションとなったが、上位勢ではフェラーリ、メルセデス、ザウバーが好調を見せた。

    ■ セッション序盤:ダスティな路面、オコンが先頭に
    セッション開始直後、まずはフレデリック・ベスティ(メルセデス)とアンドレア・キミ・アントネッリが先にコースイン。オープニングラップではエステバン・オコンが1分21秒884で暫定トップに立ち、ルクレールが0.055秒差で続いた。ほとんどのマシンがハードタイヤで走行し、路面の砂ぼこりが舞うなか、各ドライバーは慎重にグリップを探った。

    ■ ミドルフェーズ:ハジャーが一時トップ、プロスト仕様ヘルメットが話題に
    中盤に入ると、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)がアルヌー=プロスト時代をモチーフにした特製ヘルメットで登場。一時はトップタイムを記録したが、その直後にブレーキングをミスしてランオフエリアへ。幸いマシンに損傷はなく、すぐに復帰した。最終的には1分19秒409で11番手にとどまったものの、安定した走りを披露した。

    アイザック・ハジャー メキシコグランプリ

    ■ アントネッリが好調を維持、ハイペースで周回
    メルセデス勢ではアントネッリが好調をキープ。前戦アメリカGPではサインツとの接触でリタイアに終わったが、この日はクリーンな走行でペースを刻み、終盤までトップ付近を走行した。最終的に1分18秒487で2番手につけ、チームメイトのベスティ(14番手)を大きく上回った。

    ■ ピアストリは4番手、マシンの挙動を慎重に確認
    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)はセッション中盤にソフトタイヤを投入し、1分18秒784で4番手タイムを記録。しかし、ターン出口で大きなスライドを喫するシーンもあり、ダスティな路面の影響を受けた。チームメイトのランド・ノリスはこのセッションを欠場し、ピットウォールからマシンの挙動を観察した。

    ■ ルーキー勢の競演:リンドブラッドが6番手の好結果
    9人のルーキードライバーが参加した今回のFP1では、レッドブルのアービッド・リンドブラッドが存在感を示した。ソフトタイヤで安定した走行を見せ、1分18秒997で6番手を獲得。角田裕毅(1分19秒090/8番手)を上回るパフォーマンスを披露した。他にもハースの平川亮が16番手、アルピーヌのポール・アロンが15番手と、それぞれ堅実な走行を重ねた。

    ■ 角田裕毅は8番手、ロングラン中心のプログラム
    角田裕毅(レッドブル)は、序盤にソフトタイヤでタイムを出した後、ハードに切り替えてロングランへ。1分19秒090で8番手に入り、リンドブラッドとの差はわずか0.093秒だった。チームは冷却パッケージとリアウイング周りの評価を重視しており、決勝に向けた安定性確認を優先した模様だ。

    ■ セッション終盤:ルクレールが最速、ザウバー勢も上位に
    終盤にルクレールがソフトタイヤでアタックを敢行し、1分18秒380を叩き出してトップに浮上。フェラーリ勢は昨年同地でサインツが勝利を挙げており、今回も高地特性への適応を見せた。ザウバー勢も好調で、ヒュルケンベルグが3番手、ガブリエル・ボルトレトが5番手と上位に食い込んだ。

    ■ 終盤のハイライト:ダスティな路面、走行ラップ続出
    ピアストリがターン出口でスライドするなど、依然として路面のダストは多く、トラクション確保が課題に。アントネッリが最多33周を走破し、全体として長めの走行距離を確保。多くのチームが実戦データの蓄積を優先した。

    ■ FP1結果(トップ10)
    1番手 シャルル・ルクレール(フェラーリ)1分18秒380
    2番手 アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)+0.107
    3番手 ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)+0.380
    4番手 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)+0.404
    5番手 ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)+0.536
    6番手 アービッド・リンドブラッド(レッドブル)+0.617
    7番手 エステバン・オコン(ハース)+0.658
    8番手 角田裕毅(レッドブル)+0.710
    9番手 フランコ・コラピント(アルピーヌ)+0.951
    10番手 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)+1.004

    ■ まとめ:高地特有の冷却対策と信頼性が鍵に
    標高2,200m超のメキシコシティでは、空気の薄さによる冷却効率の低下が大きなテーマ。今回各チームが持ち込んだ“アップグレード”の多くは冷却パッケージであり、パワーユニットとブレーキの温度管理が週末の明暗を分けるとみられる。午後のFP2では、より気温が下がり予選条件に近い走行が期待される。

  • レッドブルF1 アービッド・リンドブラッドをメキシコシティGPのFP1に起用

    レッドブルF1 アービッド・リンドブラッドをメキシコシティGPのFP1に起用

    レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンが今週末のF1メキシコGPフリー走行1回目(FP1)を欠場し、若手のアービッド・リンドブラッドが代わりに走行すると発表した。

    18歳のリンドブラッドは「将来のレッドブルを担う存在」として注目されており、今回はフェルスタッペンのマシンをドライブして自身2度目のF1公式セッションに臨む。前回はF1イギリスGPのFP1で出走し、14番手のタイムを記録している。

    ルーキー走行義務でリンドブラッドが再登場

    FIAの規定により、各チームはシーズン中に2回ずつ、合計4回の「ルーキー走行」を実施する必要がある。レッドブルはこれまでにリンドブラッドと岩佐歩夢を起用して2回の走行を終えており、今回のメキシコGPで3回目となる。

    リンドブラッドにとっては再び実力を示す絶好の機会であり、来季のF1シート獲得に向けてアピールする場にもなる。レッドブル系4名の中で来季の去就が確定しているのはフェルスタッペンのみで、角田裕毅のポジションについては依然として不透明な状況が続いている。

    今回、FP1という限られた条件ではあるものの、同じマシンでアービッド・リンドブラッドと角田裕毅が走行することで、レッドブル上層部は二人の実力を測ることなる。

    アービッド・リンドブラッド レッドブル・レーシング

    フェルスタッペンの走行不足は影響軽微

    フェルスタッペンはキャリア9度目のメキシコGPを迎えるベテランであり、FP1を欠場しても週末全体への影響は小さいとみられる。2015年にトロロッソから初参戦して以来、2021〜2023年にはこの地で3連勝を飾っている。

    前戦アメリカGPでは、スプリントと決勝の両方で勝利を挙げており、4戦中3勝という圧倒的な勢いを維持。ドライバーズランキングでは首位オスカー・ピアストリとの差を40ポイントにまで縮め、5度目の世界タイトル奪還へ向けて再び勢いを取り戻している。

    フェルスタッペン「パーフェクトな週末だった」

    フェルスタッペンはアメリカGPでの勝利後、次のように語っている。

    「今日、最も重要だったのは最初のスティントで少しギャップを作れたことだと思う。その後はピットストップ後もほぼ安定していた。タイヤマネジメントが非常に重要で、決して簡単ではなかった。ラップごとにバランスやグリップの感触が違って、良い時も悪い時もあった」

    「ミスをしないように集中しながら、できるだけ一貫した走りを続けることが大切だった。バンプの多いサーキットで、それを避けながら走らなければならなかったけど、また勝つことができて本当に信じられない気分だ」

    リンドブラッド起用の背景とレッドブルの育成戦略

    今回のリンドブラッド起用は、単なるルーキー義務消化にとどまらず、レッドブルの将来を見据えた人材育成プランの一環といえる。リンドブラッドはF2でのパフォーマンスでも注目を集めており、2026年の新規定時代に向けた次世代ドライバー候補として高く評価されている。

    一方で、角田裕毅の去就が確定していない現状では、リンドブラッドやアイザック・ハジャーといった若手がどのような評価を受けるかが重要な指標となる。レッドブルは今後もFP1セッションを通じて若手育成プログラムの成果を試しつつ、2026年の体制構築を見据えた布陣を整えていくとみられる。

  • アービッド・リンドブラッドは「F1ではなく日本へ送るべき」とモントーヤ

    アービッド・リンドブラッドは「F1ではなく日本へ送るべき」とモントーヤ

    アービッド・リンドブラッドのF1昇格を巡り、ファン・パブロ・モントーヤが警鐘を鳴らしている。レッドブル育成の有望株とされる18歳のリンドブラッドだが、モントーヤはF1ではなく日本のスーパーフォーミュラで武者修行すべきだと主張した。

    モントーヤは「速さはあるがミスが多い」とF2での走りを評価しつつも懸念を示し、レーシングブルズのシートはリアム・ローソンと角田裕毅に与えるべきと提言。F1昇格候補の中でリンドブラッドの準備不足を強調し、経験を積ませる時間が必要だと語った。

    レッドブルは2026年のレーシングブルズのシート候補を3人に絞り込んでいるようだ。候補の1人はリアム・ローソンだ。堅実な成績を重ね、アゼルバイジャンGPでの5位入賞により7戦で26ポイントを獲得したが、ローソンがレッドブルに復帰することはないだろう。

    アイザック・ハジャーは、その座を手にする可能性が高く、角田裕毅を押しのける形になると見られている。2021年にデビューした角田裕毅は、今季開幕からレッドブルに昇格する前に4年間を姉妹チームで過ごしており、レーシングブルズに戻る可能性がある。

    新たに議論に加わったのはアービッド・リンドブラッドだ。現在18歳のF2ドライバーで、レッドブル育成の中で最も注目される存在であり、育成枠チームであるレーシングブルズ入りの可能性が高まっている。

    ファン・パブロ・モントーヤ「リンドブラッドは日本で1年過ごすべき」
    モントーヤは以前のインタビューでも、リンドブラッドはまだF1に準備ができていないと語っていた。そして今回、AS ColombiaのYouTubeチャンネルでその懸念を改めて強調した。

    モントーヤの息子セバスチャンはF2でリンドブラッドと戦っている。現在ランキング7位につけるリンドブラッドについて、コロンビア人のモントーヤは「多くのミスを犯している」と見ている。

    そのため彼は、リンドブラッドを1年間日本のスーパーフォーミュラに参戦させ、ローソンと角田裕毅をレーシングブルズで再び組ませるべきだと主張した。1年後に改めて選択肢を見直すことができると考えている。

    「噂ではハジャーがレッドブルに昇格して、レーシングブルズの候補はリンドブラッド、ローソン、そしてユウキの3人だと言われている。その決断は簡単じゃない」

    「僕が個人的にどうするか? リンドブラッドをローソンの時のように日本へ1年送り、全員にもう1年与えて、それからどこに誰がいるのかを見極める」

    「リンドブラッドが準備できているかどうかは分からない。彼は非常に速いけれど、F2で多くのミスをしている」

    スーパーフォーミュラ王者からF1へ進んだドライバーたち
    スーパーフォーミュラ(旧フォーミュラ・ニッポン)のチャンピオンで最も知られるのはラルフ・シューマッハだ。彼は1996年にタイトルを獲得し、その翌年にジョーダンからF1デビューを果たした。

    そのほかにも、後にマクラーレンで走ったペドロ・デ・ラ・ロサも1990年代に王者となっている。しかし近年は立場が変わり、スーパーフォーミュラはF1への登竜門というより、F1を離れた日本人ドライバーたち、例えば中嶋一貴や小林可夢偉が参戦する舞台となっている。

    レッドブルも現時点でリンドブラッドに懸念を抱いており、彼にF2で2年目を与える方が理にかなう可能性がある。ガブリエル・ボルトレトやオリバー・ベアマン、そして特にハジャーも、いずれもF2を2シーズン経験してからステップアップしている。

    一方で、キミ・アントネッリはF2を1年で終えてF1に昇格したが、そのタイミングは早すぎたのではないかと疑問視する声もある。

    さらに、スーパーフォーミュラのカレンダーには鈴鹿での2戦が含まれているが、F2はF1のサポートレースとして全戦F1開催地で行われており、こちらの方がF1に向けた準備として有効だとも言える。

  • アービッド・リンドブラッド レッドブルF1とムジェロで旧型車テスト実施

    アービッド・リンドブラッド レッドブルF1とムジェロで旧型車テスト実施

    アービッド・リンドブラッドがイタリアのムジェロ・サーキットで、レッドブルの2019年型マシンRB15を駆り2日間の旧型車テスト(TPC)に臨んだ。ピレリのタイヤ開発を担当していたフェラーリやハースと同じコースを走行し、雨に見舞われながらも貴重な走行距離を重ねた。

    リンドブラッドは来季のレーシングブルズ昇格候補として注目されており、今回のテストもその準備の一環と位置づけられる。

    ヘルムート・マルコが将来の有力株と高く評価する若手は、ルーキー枠でのフリー走行出走やシーズン中のプログラムを通じて、着実にF1ステップアップへの道を歩んでいる。

    イタリアのムジェロ・サーキットは、この金曜日(26日)に激しい活動の舞台となった。 ピレリによるF1用タイヤテストがシャルル・ルクレールと周冠宇によって行われたほか、ロマン・グロージャンが世界選手権のマシンに再び乗り込んで復帰を果たした。そして、若きイギリス人ドライバーのアービッド・リンドブラッドも現場に姿を見せ、レッドブルのRB19を操縦し、自身の将来に向けた準備を進めた。

    レッドブルのチーム編成に関して、来季のドライバーラインナップ決定に向けて重要な時期を迎えていることは周知の事実だ。アイザック・ハジャーはわずか1年で昇格する見込みが強まっており、その結果レーシングブルズに空席が生まれることになる。

    その空席は、おそらくオーストリアのジュニアチーム出身の若手、すなわちリンドブラッドに与えられる可能性が高い。彼は現在F2に参戦しており、ヘルムート・マルコから将来の大きな才能として強力に後押しされている。同時に、このシナリオでは角田裕毅とリアム・ローソンがファエンツァのチームのもう一つのシートを争うことになる。

    そのため、レッドブルはリンドブラッドがF1マシンに慣れることができるよう包括的な旧型車テスト(TPC)のプログラムを裏で用意してきた。最初のセッションは年初にイモラで行われ、レーシングブルズの2023年型マシンAT04を使用。以後もシーズンを通して複数回のセッションが続けられてきた。

    それはF1マシンをドライブするリンドブラッドの力量を評価する機会であると同時に、レーシングブルズやレッドブルでフリー走行1回目(FP1)に割り当てられるルーキー枠への準備でもあった。彼は実際、スーパーライセンスに関して特例を認められ、シルバーストンの週末には角田の代わりにRB21に搭乗して公式セッションに参加した。

    アービッド・リンドブラッド レッドブル F1

    その間にもプログラムは進展し、今週木曜と金曜にはムジェロでさらに2日間のテストを完了。2019年型のレッドブルをドライブし、ピレリのタイヤ開発セッションに臨むフェラーリやハースとともにトスカーナのサーキットを走行した。

    今回の走行は、シミュレーターですでに習熟しているマシンシステムを学ぶよりも、むしろムジェロのような高速サーキットで走行距離を重ねる貴重な機会となった。高速コーナーが続くこのトラックでは、身体的な耐久力だけでなく、ダウンフォースを信頼して走る能力が要求される。これはルーキーにとって最も難しい側面のひとつである。

    ただし、不運にも木曜・金曜の両日とも雨に見舞われ、ドライでの走行機会は限られた。それでもウェットコンディションでの経験を積むことで、若きイギリス人タレントの成長の道に新たな一歩を刻む貴重な機会となった。

  • リンドブラッド 2026年レーシングブルズ加入報道 ハジャー後任でF1デビュー

    リンドブラッド 2026年レーシングブルズ加入報道 ハジャー後任でF1デビュー

    アービッド・リンドブラッドが2026年にレーシングブルズへ加入し、F1デビューを果たすとドイツの『Auto Motor und Sport』が報じた。

    レッドブル昇格が見込まれるアイザック・ハジャーの後任として空席となるシートを埋める形での起用とされ、17歳の新鋭が早くもトップカテゴリーへの切符を手にする可能性が高まっている。

    リンドブラッドは現在カンポス・レーシングからFIA F2選手権に参戦しており、今季2勝を挙げランキング7位につけている。17歳と規定より1歳若いながらも特例でFIAスーパーライセンスを取得済みであり、すでにF1参戦の資格を備えている。さらに、今年のイギリスGPではレッドブルRB21をドライブしFP1に出走しており、実戦経験も積んでいる。

    この昇格劇の背景には、ハジャーの評価急上昇がある。レーシングブルズでデビューを果たした20歳のフランス人は、ここまでドライバーズ選手権9位につけ、オランダGPで初表彰台を獲得。38ポイントを挙げており、12点の角田裕毅を大きく引き離している。シーズンが進むごとに株を高め、「セカンドシート」候補として名前が挙がるのは必然だった。

    アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    実際、レッドブルは2026年からフォードと共同開発した新パワーユニットで挑む予定であり、フェルスタッペンのチームメイトとしてハジャーを起用する方針が固まりつつある。ヘルムート・マルコ上級顧問も「彼は速いドライバーであり、フェルスタッペンに対抗できる精神力を確かに備えている」と評価している。

    一方、この流れは角田裕毅にとって厳しい状況を意味する。ハジャーの昇格によりレーシングブルズのシートが空けば復帰の可能性も残されていたが、リンドブラッドが起用されればその道は閉ざされる。

    マルコやローラン・メキース代表は「まだ来季のシート獲得に向けて挽回のチャンスがある」とコメントしていたが、今回の報道が事実であれば角田の選択肢は大きく狭まることになる。今季レッドブルでマックス・フェルスタッペンとコンビを組むも結果は伴わず、ここまで獲得したポイントはわずか12点。将来に向けて不透明感が漂っている。