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  • F1アルゼンチンGP復活構想が前進 サーキット改修10%完了

    F1アルゼンチンGP復活構想が前進 サーキット改修10%完了

    アルゼンチンGPのF1復帰に向けた動きが現実的な段階に入っている。ブエノスアイレスの伝統的なサーキットでは、大規模な改修工事が進行中だ。

    すでに工事は約10%が完了しており、2028年のF1復帰を視野に入れたプロジェクトは着実に前進している。

    では、改修はどこまで進み、何が変わろうとしているのか。

    改修は10%まで進行
    アウトドローモ・オスカル・イ・フアン・ガルベスでは、既存インフラの大規模な解体が進められている。

    ピットビル、グランドスタンド、パドック、そして旧アスファルトの大部分がすでに撤去され、全面的な再建段階に入っている。

    F1基準への再構築
    新たな路面にはGIMAの高分子アスファルトが採用される予定で、これは現在のF1開催サーキットと同等の仕様となる。

    まずはFIAグレード2の取得を目指し、その後レイアウトの再設計やストレート延長を含めた改修を経て、最終的にF1開催に必要なグレード1認証を取得する計画だ。

    2028年復帰を視野
    主催者は2027年のMotoGP復帰を目標に年内完成を目指しており、その後のF1復帰は最短で2028年が想定されている。

    物流面を考慮し、ブラジルGPとの併催も検討されている。

    コラピント効果で関心高まる
    今回の復活機運の背景には、フランコ・コラピントのF1参戦による国内の関心の高まりがある。

    ただし本人は、F1復帰はMotoGPよりも難易度が高いと冷静な見方も示している。

    約30年ぶりの開催へ
    アルゼンチンで最後にF1が開催されたのは1998年で、このレースではミハエル・シューマッハが優勝している。

    長い空白期間を経て、アルゼンチンGP復活は現実味を帯び始めている。

  • F1アルゼンチンGP復活計画が加速 ガルベス改修と政治支援が後押し

    F1アルゼンチンGP復活計画が加速 ガルベス改修と政治支援が後押し

    フランコ・コラピントのF1将来に不安が広がる中、アルゼンチンのモータースポーツ界は大規模な再興に向けて動き出している。

    アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある伝統のサーキット、オスカル・イ・フアン・ガルベス・サーキットは大規模な改修工事に入る予定で、最終的にはF1カレンダーへの復帰を目指す。このサーキットは1998年を最後にF1開催から外れていたが、その原因は施設の老朽化だった。

    設計を手がけるのはF1サーキット設計の第一人者ヘルマン・ティルケで、計画は2段階に分かれている。まずはMotoGP開催に必要なFIAグレード2の認可を取得し、その後F1開催に向けてグレード1へのアップグレードを目指す。

    「フェーズ1は2027年のMotoGP開催を想定しており、フェーズ2でF1を視野に入れている」とティルケはスペインの『Soy Motor』に語った。

    改修では「ビボリータ」や「オンブ」など往年の名コーナーがレイアウトから外れるが、名称は維持される。一方で「サロット」や「アスカリ・シケイン」は存続予定だ。観客のための高低差や360度見渡せるレイアウト、さらにコンサートエリアの設置など、観戦体験の向上も目指している。

    「今回の再設計はドライバーのためだけではない。観客のためのものでもある」とティルケは強調した。「観戦のための高台、360度の観客エリア、コンサートスペースを設ける。ピットビルディングやガレージも大幅に拡張・近代化する必要がある」

    改修工事は2025年11月に着工し、2027年2月に完了予定。MotoGPは同年3月に初開催されることが決まっている。

    ただし、最終目標はあくまでF1だ。F1向けのレイアウトはMotoGP仕様より500メートル長く、2つのコーナーが変更される。F1開催にはインフラ整備に加えて、年間約4,000万ドルの開催料が必要とされる。

    現在、アルゼンチン国内ではホルヘ・マクリ氏やオーリー・テラノバ氏、ダニエル・シオリ氏といった政治・経済界の要人がこの計画を後押ししており、F1復帰への政治的・商業的な機運も高まりつつある。

  • MotoGP | ホンダ:第2戦 アルゼンチンGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ:第2戦 アルゼンチンGP 決勝レポート

    MotoGP 第2戦アルゼンチンGPは、今季初ポールポジション(PP)を獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、好スタートから独走、レース中盤には10秒の大量リードを築いてライバルを圧倒すると、終盤には12秒までリードを広げる快走で今季初優勝を達成した。

    フリー走行では、1分38秒から39秒台で連続ラップを刻んだ。決勝でも、その走りを見事に再現、2周目に1分39秒426のファステストラップを刻むと、15周目までただ一人1分39秒台で周回して勝負を決めた。

    2014年に初めてグランプリが開催されたアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド。今年で6回目を迎えるが、5回のPPを獲得したマルケスが、サーキットに集まった6万人の観客を魅了した。

    マルケスはこれまで不運の転倒などで決勝では優勝を逃すことが多い大会だったが、今年はライバルを圧倒する驚速で3年ぶり3回目の大会制覇。この優勝でマルケスは、総合ポイントでも首位に浮上し、4年連続6回目のタイトル獲得に向けて、まずは一歩前進した。

    予選9番手から好スタートを切り、2位争いのグループに加わった中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、今季ベストの7位でフィニッシュした。序盤は9番手を走行。その後、チームメートで先行するカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が、ジャンプスタートのためライドスルーを受けたことから、中上は8番手へとポジションを上げた。その後、アレックス・リンス(スズキ)に先行を許したが、2位争いをするバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)とアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)を2秒差で追撃。表彰台争いを常に視野にいれる快走を見せた。ラストラップに先行するマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)とフランコ・モルビデリ(ヤマハ)が接触転倒したため、7位でフィニッシュ。総合ポイントでも7位に浮上した。

    Repsol Honda Teamで2戦目を迎えたホルヘ・ロレンソは、予選12番手から12位でフィニッシュした。フリー走行、予選と路面のグリップがあがるにつれて、ペースを上げてきたロレンソだったが、スタートに失敗、ほぼ最後尾の21番手までポジションを落とした。その後、1分40秒台のペースで追い上げてポイント獲得圏内に復帰、最後は12位までポジションを上げることに成功した。カタールGPに続き、今大会も満足のいくレースとはならなかったが、これからの走りを期待させる追い上げだった。

    予選8番手から好スタートを切って、序盤6番手までポジションを上げたクラッチローは、グリッド上でわずかに動いたことでジャンプスタートの判定となり、4周を終えてライドスルーのペナルティーを科せられ、19番手までポジションを落とした。その後、猛烈な追い上げを見せて13位でフィニッシュしたが、大会2連覇と開幕からの2戦連続表彰台を狙っていたクラッチローにとっては悔しい結果に終わった。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「今日は完ぺきな一日になりました。今大会は、FP1から集中してきましたが、すべてがうまくいきました。FP4でちょっとした問題がありましたが、プッシュし続けました。決勝では、序盤の5周のペースがだれにも負けないことがわかっていたので、そこで全力を出しました。周回するごとに、後続との差が1秒、2秒、3秒と広がったのを確認し、そこからは自分のリズムで落ち着いて走りました。そのあとも、少し力を抜いてプッシュしましたが、マシンのフィーリングはとてもスムーズで、タイヤとマシンをうまくコンロトールすることができました」

    中上貴晶(MotoGP 7位)
    「7位でフィニッシュできてとてもうれしいです。今日は週末と違うフィーリングで、グリップにすごく苦戦しました。それは僕だけではなかったと思いますが、そういう状況の中で、2位争い、表彰台争いが常に見える位置で戦うことができました。カタールGPと比べても、はるかにいいレースだったと思います。今大会はタイヤの選択が難しいレースでしたが、決勝前にワークスチームのマルクとホルヘの2人がソフトを選択することが分かり、自分もそれにならいました。グリッドについたときに日差しが強くなりました。リアに選択したソフトは、フリー走行では20周くらいまで走っていましたが、そこから先は未知の世界だったので、どうなるのだろうと思いました。しかし、結果的にタイヤチョイスはよかったと思います。今日もしっかり走りきって7位でフィニッシュしました。大きな自信になりました。次のアメリカではさらに上位を目指します」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 12位)
    「まずはRepsol Hondaチームとマルク・マルケスにおめでとうと言いたいです。マルクはレースウイークを通して最高の走りをしていました。自分も、ウオームアップでは大きく前進できました。レースに向けて速さもあり、フィーリングもよくなりました。残念ながら、スタートでピットロードでスピードを制限するスイッチに指が当たってしまい、マシンが進みませんでした。そのため大きくポジションを下げてしまったので、そこからがんばって追い上げました。ポイントは獲得できましたが、残念な結果でした」

    カル・クラッチロー(MotoGP 13位)
    「まずはチームに感謝したいと思います。すばらしいレースウイークでしたし、ポジティブなレースペースがありました。今日は表彰台争いをする力があることを証明できたと思います。確実に2位を獲得できる力がありました。しかし、ジャンプスタートをしたとスチュワードに判断されました。これには僕もチームも納得することができません。ライドスルーペナルティーは残念でした。しかし、この状況を受け入れることにしました。ライドスルーをして、そこからは、いいペースを刻み、ベストを尽くしました。次戦テキサスではいいレースをしたいと思います」

  • MotoGP | ヤマハ:第2戦 アルゼンチンGP 決勝レポート

    MotoGP | ヤマハ:第2戦 アルゼンチンGP 決勝レポート

    ロッシが2位を獲得、今シーズン初の表彰台を獲得
    Monster Energy Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシが第2戦アルゼンチンGPで、最終ラップの第7コーナーで見事なオーバーテイクを見せ、2位でチェッカーを受け今季初表彰台を獲得した。チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは同じく最終ラップで不運な結末。他車の転倒に巻き込まれてリタイアとなった。

    ロッシは4番グリッドから好スタート。4番手をキープして第1コーナーに進入し、間もなく2番手へ浮上した。そのまま後続を引き離そうとペースを上げるも、一時は5番手に後退して集団に飲み込まれてしまうが、ここから着実に挽回を図り、集団の先頭へ出て2番手に復帰を果たした。

    7ラップ目にはコーナーではらむ場面もあったが、大きなタイムロスはなく、1ラップ後に再び2番手を取り戻す。しかし2番手争いが激しくなるなかでトップのM・マルケス(ホンダ)が6秒以上も離れてしまったため、ロッシはこのあとA・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)との2位争いに集中。ロッシはライバルの走りを観察しながら絶好のタイミングと場所をつかみ、最終ラップの第7コーナーで狙いすましたようにインを突いて2番手に浮上すると、そのままチェッカーを受けて今シーズン初の表彰台を獲得した。

    一方のビニャーレスはフロントローからからスタート後、ロッシの後方5番手についた。序盤からアグレッシブに攻めてJ・ミラー(ドゥカティ)をパスしたが、大集団のなかで8番手まで後退してしまう。そのあと一旦7番手に上がったものの、残り9ラップでオーバーランがあり9番手までポジションを落としてしまう。

    前後タイヤともソフトコンパウンドを選択していたビニャーレスだが、終盤まで消耗をコントロールしており、残り5ラップでは中上貴晶(ホンダ)をとらえて8番手に浮上。そのあとさらにひとつ上げて7番手となったが、最終ラップで他車と接触し転倒リタイアとなった。

    この結果ロッシはランキング3位に浮上し、2位を10ポイント差、1位を14ポイント差で追う状況。ビニャーレスはトップから36ポイント差のランキング11位。ヤマハはコンストラクターズランキング3位、Monster Energy Yamaha MotoGPもチーム・ランキング3位となっている。

    クアルタラロが8位で初のポイントを獲得
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロが8位でゴールしてMotoGP初ポイントを獲得したが、フランコ・モルビデリは最終ラップに転倒リタイアとなった。

    前回のカタールGPでは苦戦を強いられたクアルタラロ。ここアルゼンチンでは好調にレースを進め、非常に安定したペースで終盤まで10番手を走行。最終ラップでチームメイトのモルビデリとマーベリック・ビニャーレスが転倒したため、8位に上げてチェッカーを受けた。

    モルビデリは最終ラップの第7コーナー、6位争いを展開中に転倒。それまでは順調に走行しており、序盤では一時、表彰台圏内にも届いていた。

    クアルタラロとモルビデリは2戦を終えてそれぞれランキング12位と16位。クアルタラロはトップルーキーとなっている。またPETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamはチームランキング8位につけている。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (2位)
    「昨年のザクセンリンク以来の表彰台。この2位にはとても満足しています。というのも昨シーズンの最後の2戦、マレーシアとバレンシアでは1位と2位を走行しながらミスをしてしまったからです。あのような形でレースを終えるのは非常に残念なことで、だからこそ今日の結果が、私にとって、チームにとって、ヤマハにとっても本当に重要なのです。決勝では、もっと速く走れそうな気がしていたのでトップを目指していました。でも気温が上がり難しい状況になってしまったのです。2位争いは、ドビツィオーゾ選手が前を走っていて、とてもいいペースでレースをしていました。ふたりで後続を引き離し、その時点で私はブレーキングに十分に注意をはらい、1cmたりともミスをしてはいけないと考えていました。私自身は非常に好調でした。そして最終ラップは、ハイペースで飛び込みパスすることができたのです。最終ラップの逆転はいつも特別なものです。ブレーキングが思い通りにできたことがよかったと思っています」

    マーベリック・ビニャーレス (DNF)
    「最終ラップ、私たちはみな、それぞれベストを尽していました。だからこのアクシデントはそのなかのミスのひとつに過ぎません。それだけのことです。次のレースでは私が同じミスをするかもしれないし、説明することはできても問題にすることではありません。ソフトコンパウンドの選択は正しいものでした。スタートはあまりよくありませんでしたが、1ラップ目で大勢をパスして3番手か4番手まで挽回することができました。でもそのあとはマシンの動きが完璧とは言えない状態だったので、これからもハードワークを続けていかなければならないと思っています。ここまでの2戦、フィーリングはいいし、十分にポテンシャルを発揮できています。様々な出来事がレースのなかでは起こるもの。マシンがよい状態にあれば、私はいつでも表彰台を目指します」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「ビニャーレス選手のことは残念でしたが、2位獲得はとてもうれしく思っています。今週もチームがハードワークに取り組み、フリープラクティス第1セッションでは苦戦したものの、早々に問題を解決することができました。今朝のウォームアップのあとロッシ選手は、ミディアムコンパウンドを選択。それはチームの努力の成果でもあるので、結果として獲得した2位を全員で喜びたいと思っています。ビニャーレス選手はウォームアップでソフトコンパウンドに好フィーリングをつかみました。しかし序盤から問題を抱えているようでした。ウォームアップと同じように走れなかったのは残念なことなので、これから問題を分析し、理解しなければならない課題です。それに加えて、彼は最終ラップでモルビデリの転倒に巻き込まれてしまいました。残念な結果になりましたが、ふたりが大きな怪我をしなかったことが最も重要です」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ (8位)
    「今日の自分の走りには満足しています。このサーキットでは事前テストがなかったし、他のクラスのマシンで走ったときには苦戦してきたので、初めはとても不安だったのですが、今回はすべてのセッションでトップ10に入ることができました。決勝では他のライダーたちからたくさんのことを学びました。フルタンクの状態で集団のなかに入って走るのは初めてだったので簡単ではありませんでしたが、少しずつペースをつかみ、そのあとはいいレースができたと思います。今日も、ウイーク中も、常にすばらしい仕事をしてくれたチームのみんなに感謝しています」

    フランコ・モルビデリ (DNF)
    「とても順調に走れていて、上位を目指していました。ロッシ選手、ミラー選手、クラッチロー選手らとバトルするなどすばらしいレースができていたのです。でも最終ラップで6位争い中にビニャーレス選手のうしろについたとき、無理なチャレンジはしたくなかったのに、ちょうどダブルスリップストリームの状態になって十分にブレーキングすることができなくなってしまいました。おそらくこれは、彼がペトルッチ選手に仕掛けようとした動きと重なってしまったせいだと思います。その結果、私たちはふたりとも転倒。非常に残念なことでしたが、幸いどちらも怪我はありませんでした。この経験からネガティブなことを引きずるのでなく、今日のレースで学んだことをしっかり評価し、次の戦いに生かしていきたいと思っています。ヤマハもチームもウイークを通じてよい仕事を続けてくれました。このことを胸に刻み、大切にしたいと思います」

    ウィルコ・ズィーレンベルグ (チーム・マネジャー)
    「クアルタラロ選手はとてもよかったと思っていますし、レース後に彼のコメントを聞いて、序盤のフルタンク時に苦戦していたことがわかったら、ますますうれしくなりました。MotoGP2戦目で8位というすばらしい成績を獲得できたことに心から満足です。モルビデリ選手はスタートから最終ラップまで上位を走っていました。それだけに転倒は残念。それによって大きなポイントを失うことになってしまったからです。でもレースのなかでは3台が競り合うこともあることです。幸い、誰ひとり怪我をしなかったのでほっとしています。総合的に見れば、今週はライダーもチームもとてもよくがんばりましたし、その成果が出ていたと思います。経験から学び、2週間後のオースティンに備えます。次はふたり揃って好成績を目指せるよう、ともにベストを尽くします」

    辻 幸一 (MS統括部 統括部長)
    「ここリオ・オンドサーキットは、例年不順な天候とそれに伴う路面グリップの変化に対し、いかにマシンを合わせられるかが求められます。我々は初日こそグリップの低い路面に翻弄されましたが、天候に恵まれたこともあり路面グリップが増すに連れ、YZR-M1も本来のポテンシャルを発揮できようになり、予選ではビニャーレス選手が2番手、ロッシ選手は4番手を獲得。決勝に向けは両ライダーとも最後までマシンの調整を行いました。その決勝ではスタート直後はロッシ選手が2番手、ビニャーレス選手が5番手で1コーナーに進入。ロッシ選手は、中盤以降は3番手を走行しながら2番手争いを演じ最終ラップの7コーナーで2位となりそのままチェッカーを受けました。ビニャーレス選手も最後まで諦めることなく7番手を走行していましたが、最終ラップに他車と接触し残念ながらリタイアとなりました。ロッシ選手が2位表彰台を獲得してくれたことはうれしいのですが、やはり優勝ライダーとの差を見ると悔しさがまさってしまいます。次回はサーキットを南米から北米に移し、テキサスはオースチンでの開催となります。今回のデータを分析し、これまで以上の成績を収めることができるようチーム一丸ととなってがんばります。引続き皆さまのご声援をよろしくお願いいたします」

    関連:MotoGP | アルゼンチンGP 結果 :マルク・マルケスが独走で今季初優勝

  • MotoGP | スズキ:第2戦 アルゼンチンGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ:第2戦 アルゼンチンGP 決勝レポート

    MotoGP アルゼンチンGP決勝日を迎えたテルマス・リオ・デ・オンドサーキットは朝から多くの熱狂的なファンに囲まれ、緊張と興奮に包まれた。チームスズキエクスターライダーのアレックス・リンス、ジョアン・ミルは共に土曜の予選で苦戦するも、朝のウォームアップは好ペースで走行。共に迎える決勝への士気を高める。

    決勝スタート時には路面温度が41℃まで上昇し、タイヤマネージメントが大きな鍵となる中、オープニングラップはリンス12番手、ミル13番手とそれぞれポジションを上げる。

    リンスは得意なサーキットで高いモチベーションを見せ、序盤から終盤まで猛追撃を緩めることなく、ベストラップを更新した直後、残り10周でトップグループの最後尾に。その後もスムーズかつ冷静なライディングでトップグループの中で着々とポジションを上げ、表彰台こそ逃すも、予選ポジションから11番手順位を上げて5位でレースを終えた。

    一方ルーキーのミルは素晴らしいスタートを切ってポジションを大きく上げるも、直後リアタイヤのグリップに問題が生じ、レース終盤自らGSX−RRをピットインさせ、アルゼンチンGPをリタイヤした。

    河内 健 テクニカルマネージャー
    「昨日の予選結果は非常に残念なものでしたが、今日はアレックスがそれを挽回する結果を出してくれました。このサーキットは我々のマシンと比較的相性が良く、表彰台を取れる力があったと思うので、それを考えれば満足とは言えませんが、昨日の状態からここまで巻き返してくれたライダー、チームスタッフに感謝します。次のレースではウィークを通して強いポジションでいられるようにさらに上を目指していきたいと思います。ジョアンに関しては、決勝で彼のパフォーマンスを充分発揮することができなかったので、原因をしっかり調査して次に繋げていきたいと思います。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「アレックスは後方から猛追撃の追い上げをして、一時は表彰台も見える位置までポジションを上げる素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。今回はグリッドポジションが後方だったので巻き返しに苦労してしまいましたが、それでも決勝日の今日は我々のポテンシャルを充分に見せることができたと思っています。一方のジョアンはリアタイヤの問題に見舞われてしまい、リタイヤとなってしまいました。彼にはとても申し訳なく、非常に残念ですが、しっかりと原因を追求し、次戦でまた存分に力を発揮してもらいたいと思っています。」

    アレックス・リンス
    「信じられないようなレースだったよ。路面が滑りやすくて本当に難しいコンディションだったのに、レースを通して一度もミスしなかったのは奇跡さ。今日はかなり後方からスタートしたせいで追い上げに時間を費やしてしまったから、次戦からはとにかく予選ポジションを上げなくちゃいけないね。いずれにしても今日の結果には自分もチームも満足しているよ。」

    ジョアン・ミル
    「スタートがうまく行ってアレックスの真後ろにつけたから、そのままアレックスに従ってグループについて行って彼の走りを学びたいと思っていたんだけど、スタート直後からリアタイヤのグリップに異常を感じていて、それがどんどん酷くなっていったから自らピットインしたんだ。僕のレースキャリアで自分からピットインしてレースを終えたのは今日が初めてだったから、ちょっと残念な気持ちだけど仕方ないね。気持ちを入れ替えてまた次戦で頑張るよ。」

    関連:MotoGP | アルゼンチンGP 結果 :マルク・マルケスが独走で今季初優勝

  • MotoGP | ドゥカティ:第2戦 アルゼンチンGP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ:第2戦 アルゼンチンGP 決勝レポート

    2019 MotoGP 第2戦のアルゼンチンGPが、3月31日にアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで開催された。Mission Winnowドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、3位でフィニッシュラインを通過した。

    予選3番手、1列目からスタートしたドヴィツィオーゾは、トップを走行するマルク・マルケス(ホンダ)を追いながら表彰台争いを展開。

    最終ラップにタイヤのパフォーマンスが低下してバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)にパスされるまで、レースの大部分で2番手をキープしていた。

    ドヴィツィオーゾは、カタールで行われた開幕戦のスリリングな優勝に続き、2戦連続の表彰台となる3位でフィニッシュした。チャンピオンシップでは、首位のマルケスとわずか4ポイント差の2位につけている。

    チームメイトのダニーロ・ペトルッチは、予選で苦戦して10番手からスタート。しかし、レースでは見事な追い上げを見せて4番手まで浮上するが、ドヴィツィオーゾと同様にレース終盤でタイヤのグリップが低下して6位でチェッカーを受けた。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Mission Winnowドゥカティ・チーム #04) 3位
    「表彰台を獲得することができて本当に嬉しい。このサーキットは、これまで苦手としてきたので、表彰台を獲得することが目標だった。しかし、リア・タイヤのパフォーマンスには満足できない部分もある。レースの終盤でライバルを引き離すことができなかった。フリー・プラクティスでは良い感触を得ていたので、期待していたものとは逆の結果となってしまった。最終ラップでは、ロッシを振り切ることも、抜き返すこともできなかった。あまりにリスクが大きかったので、確実に16ポイントを獲得することがなにより重要だった。次戦のオースティンも、理論的には我々のマシンには向いていないサーキットなので、次の目標は表彰台の順位を一つ上げることだ」

    ダニーロ・ペトルッチ(Mission Winnowドゥカティ・チーム #09) 6位
    「予選で何度かミスをしたことを考えると、今日の結果には満足している。このサーキットで、出来る限りベストな結果を出せたと思う。もっと上位からスタートしていたら、レース終盤まで表彰台争いすることができたと思う。しかし、順位を上げるためにタイヤにかなり負担をかけてしまったので、最後の数周はブレーキング時にリア・タイヤのコントロールに苦しんで、守りに徹するしかなかった。それでも、レース・ウィークエンドを通じて着実に戦闘力を向上することができた。この勢いをオースティンでも維持したい。なにより予選のパフォーマンスを向上させることが今の課題だ。僕たちの目標は、常に先頭グループを走行して、コンスタントにポイントを稼ぐことだ。長いシーズンでは、このことが非常に重要になってくる」

    MotoGP世界選手権 第3戦のアメリカズGPは、4月12日~14日に米国テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催される。

    関連:MotoGP | アルゼンチンGP 結果 :マルク・マルケスが独走で今季初優勝

  • MotoGP | アルゼンチンGP 結果 :マルク・マルケスが独走で今季初優勝

    MotoGP | アルゼンチンGP 結果 :マルク・マルケスが独走で今季初優勝

    MotoGP 第2戦アルゼンチンGPの決勝レースが3月31日(日)にアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、マルク・マルケス((ホンダ)が優勝した。

    気温27度、路面温度41度のドライコンディションでスタートした決勝。ポールポジションのマルク・マルケスはホールショントを決めた後、序盤にアドバンテージを広げ、独走で昨年10月の第18戦マレーシアGP以来今季初優勝、当地で16年以来3年ぶり3勝目、最高峰クラスで45勝目、キャリア通算71勝目を挙げた。

    4番グリッドからスタートしたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が最終ラップに逆転して、9.816秒差の2位。昨年7月の第9戦ドイツGP以来となる表彰台を獲得。3番グリッドのアンドレア・ドヴィツィオーゾが10.530秒差の3位に入り、2015年以来4年ぶりの当地での表彰台を飾った。

    以下、ジャック・ミラー(プラマック)、アレックス・リンス(スズキ)、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が続き、7位には中上貴晶が入り、ドライコンディションでのベストリザルトを獲得。

    ファビオ・クアルタラロ(ヤマハSTR)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)9位。ポル・エスパルガロ(KTM)は10位がトップ10入り。ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)は12位だった。

    カル・クラッチロー(LCR・ホンダ)は、ジャンプスタートで6ラップ目にライドスルーのペナルティ。トップから30.886秒差の最後尾から追い上げ、31.398秒差の13位でフィニッシュした。

    マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)と6番グリッドのフランコ・モルビデリ(ヤマハSRT)は、最終ラップに接触し転倒リタイアを喫した。

    チャンピオンシップは、総合2位のマルケスが25ポイントを加算してポイントリーダーに浮上。ドヴィツィオーゾは4ポイント差の2位に後退。バレンティーノ・ロッシが14ポイント差の総合3位に浮上した。

    次戦のアメリカズGPは、6年前の13年に初開催したサーキット・オブ・ジ・アメリカズで12日に初日、14日に決勝レースが行われる。

    2019年 MotoGP 第2戦 アルゼンチンGP 結果

    Pos. No. Rider Team
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    2 46 バレンティーノ・.ロッシ モンスターエナジー・ヤマハMotoGP
    3 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ミッション・ウィナウ・ドゥカティ
    4 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング
    5 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
    6 9 ダニロ・ペトルッチ ミッション・ウィナウ・ドゥカティ
    7 30 中上貴晶 LCRホンダ・イデミツ
    8 20 ファビオ・クアルタラロ ペトロナス・ヤマハSRT
    9 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    10 44 ポル・エスパルガロ レッドブルKTMファクトリー・レーシング
    11 88 ミゲール・オリベイラ レッドブルKTMテック3
    12 99 ホルヘ・ロレンソ レプソル・ホンダ・チーム
    13 35 カル・クラッチロー LCRホンダ・カストロール
    14 63 フランセスコ・バグナイア アルマ・プラマック・レーシング
    15 5 ヨハン・ザルコ レッドブルKTMファクトリー・レーシング
    16 55 ハフィス・シャーリン レッドブルKTMテック3
    17 29 アンドレア・イアンノーネ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
      12 マーベリック・ビニャーレス モンスターエナジー・ヤマハMotoGP
      36 ジョアン・ミル チーム・スズキ・エクスター
      53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング
      21 フランコ・モルビデリ ペトロナス・ヤマハSRT
      17 カレル・アブラハム レアーレ・アビンティア・レーシング
  • MotoGP | スズキ:第2戦 アルゼンチンGP 予選レポート

    MotoGP | スズキ:第2戦 アルゼンチンGP 予選レポート

    路面のグリップ不足によって困難なオープニングとなったMotoGPアルゼンチンGPは、2日目の土曜日もコンディションに大きな進展はなく、路面はドライのままも混戦の中でタイムアップを図るのは極めて難しい状況となった。

    FP3では多くのライダーがQ2入りを賭けてセッション開始と共に猛追撃を開始。

    序盤アレックス・リンス、ジョアン・ミルは揃ってトップ10圏内を走行するも、その後のタイムアップが思うように叶わず、リンス15番手、ミル17番手とチームスズキエクスターライダーは揃ってQ2圏外に。トップから15番手までが1秒差という大接戦だった。

    FP4ではリンスがトップからコンマ6秒遅れ、ミルはコンマ8秒遅れと快走。Q1では共にいくつかの異なるタイヤコンビネーションを試すも、グリップのフィーリングを向上することができないまま、リンス16番手、ミル19番手で苦戦の1日を締めくくることとなった。

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「今日は非常に困難な1日でした。タイヤのグリップに問題を抱えていることは明らかなのですが、これからデータを入念にチェックして問題の起因を洗い出さなくてはなりません。アレックスのレースペースは悪くないのですが、Q2に行くために大きなジャンプアップを狙いましたが、うまくまとめることができませんでした。ジョアンはコーナーの立ち上がりで思うようなフィーリングを得ることができず苦戦している状態です。ふたりともペース自体は悪くないので、良いフィーリングを取り戻すことができるよう最善を尽くします。」

    アレックス・リンス
    「チームも自分もベストを尽くしたのに、なぜこんな結果だったのか自分でもよく分からないんだ。Q1ではタイムを出すことができなかったけど、その他のセッションは悪くなかった。でもレースペースには自信があるし、決勝日はいつも自分の力を最大に発揮できるから、明日はいつも通り、とにかく全力を出し切って、ひとりでも多くのライダーをオーバーテイクするよ。」

    ジョアン・ミル
    「今日はうまくセッティングを見つけられず、思うようなライディングができなかった。ベースのセッティング自体は悪くないんだけど、タイムアタックしようとすると同じようなフィーリングで走れないんだ。かなり後方のグリッドだから明日は厳しいレースになると思うけど、決勝では良いレースができる自信はあるよ。」

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  • MotoGP | ヤマハ:第2戦 アルゼンチンGP 予選レポート

    MotoGP | ヤマハ:第2戦 アルゼンチンGP 予選レポート

    ビニャーレスが2番手でフロントローを獲得、ロッシは4番手セカンドロー
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、ウイーク2日目の今日も好調を維持。YZR-M1に好フィーリングをつかみ、それぞれ予選2番手と4番手を獲得した。

    午前中に行われたフリープラクティス第3セッションでハイペースを見せたふたりは、そろってQ2に進出。

    ビニャーレスは前回のカタールと同様の作戦で、ほとんどのライダーがピットを離れたあとスペースを確保してからスタートした。最初のラップで8番手につけると、2ラップ目には5番手に上がってチームメイトのロッシに迫る。その後、残りおよそ7分でピットに戻ってニュータイヤに交換し、最後のアタックを開始した。そして1分38秒458を記録すると一時、トップに立ったものの、他のライダーが0.154秒上回り2番手へ後退。ビニャーレスにはもう1ラップのチャンスが残っていたが更新はならず、フロントロー真ん中からのスタートが決定した。

    一方のロッシは早々にコースに入って積極的にペースアップ。最初のラップは10番手に留まったが、2ラップ目では区間タイムを短縮して4番手に浮上した。タイヤ交換を済ませた時点で残り時間は4分半。フロントローを目指してペースを上げるなかで一時は3番手に浮上したが、セッション終盤で逆転されて4番手となった。トップとの差は0.241秒だった。

    PETRONAS Yamaha SRTは6番手と7番手
    フランコ・モルビデリがQ2で6番手として自己ベストのグリッドポジションを獲得すると、チームメイトのファビオ・クアルタラロも7番手で続き好調を維持している。

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのモルビデリとクアルタラロは、フリープラクティスで好位置につけてQ2へ進出。モルビデリはフリープラクティス第3セッションで前日のベストタイムをコンマ5秒以上も短縮し、1分38秒982の6番手。一方のクアルタラロはタイム更新はならなかったものの、1分39秒202でQ2の権利を確保した。

    午後から行われたフリープラクティス第4セッションでは、両ライダーとも1分38秒台を記録。Q2ではモルビデリが最終ラップにベストタイムを更新し、1分38秒886の6位番手でセカンドロー。クアルタラロはモルビデリに100分の1秒差と迫る7番手で続いた。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (予選2番手/1分38秒458)
    「昨日の時点で、今日のこの結果を聞かされたとしたら”そんなはずはないよ!”と答えていたと思います。昨日は調子が悪く苦戦していましたからね。でも確かにハードワークしましたし、そのなかでセッションごとに着実に前進していました。今もまだ、もっと改善できると思っているので、この後もチームのみんなと作業を続けます。そして彼らの努力を実らせなければならないと考えています。そのためには好スタートを切り、序盤でトップに立ち、アグレッシブに攻めていくことが必要です。タイムが接近しているので難しいレースになりますがベストを尽くすのみ。決勝がどのくらいのペースで展開されるのかわかりませんが、どんな状況でもがんばるだけです」

    バレンティーノ・ロッシ (予選4番手/1分38秒545)
    「金曜日、土曜日とここまでとても順調です。ラップタイムもよく、ポールポジションから大きく離されているわけではないので、4番手からのスタートには満足しています。またマシンのフィーリングも上々で、決勝用タイヤでもいいペースが出ています。それでもタイムが接近していて5~6台がライバルになるので、タフな戦いになることは間違いありません。重要なことは、今晩も作業を続けて細かいところをさらに磨くこと。そのうえで明日の天気の行方を見守ることです。もしも雨が降れば、すべてが振出しに戻ってしまうことになります。このところのウエットレースで私自身はそれほど悪くなかったと思いますが、このコースでどうなるかは誰にもわかりません。決勝がウエットになるとするなら、ウォームアップもウエットで走っておきたいと願うばかりです」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「予定通りに作業を進め、また一歩、前進できました。ビニャーレス選手もバロッシ選手もQ2で力強い走りを見せてくれました。マシンのフィーリングがよく、その結果としてグリッド1列目と2列目を獲得できたことは大きな成果です。しかし不確実なことがいくつか残っています。天候がレースを左右することになるので、明日の午前中に行われるウォームアップが非常に大切になってきます。全体で最終調整を行うほか、タイヤチョイスは最後の重要課題です。難しいレースが予想されるなかでタイヤの耐久性が不可欠な要素となりますが、どのような状況になっても、今日の好調を見れば不安はありません」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    フランコ・モルビデリ (予選6番手/1分38秒886)
    「今日の結果にはとても満足しています。非常に順調な予選でした。今日はおもにマシンのリア周りに作業を集中。ウイークを通じても全体的にうまくいっていると思っています。Q2ではアタックラップでミスをしてしまいましたが、それでも十分に速いタイムが出ていました。あとは決勝用のタイヤチョイスが課題になります。明日はおそらく、いくつかの集団ができる展開になると思っていて、私はそのなかのトップ集団に加わることが目標です。カタールのときと同様、面白いレースになると思いますが、何よりも私自身が、チェッカーフラッグを見るまでエンジョイできるような走りをすることが重要です」

    ファビオ・クアルタラロ (予選7番手/1分38秒897)
    「今日もとてもよい仕事ができました。カタールでは事前に3日間のテストがあったので基本的なセッティングができた上でウイークを迎えることができましたが、ここではすべてが新しく、フリープラクティス第1セッションで初めてセッティングをスタートしたのです。ここまでの順調ぶりから、カタールでの好パフォーマンスが偶然でなかったことを確信でき、またハードワークによって好成績をつかめることがわかったことは、とてもよかったと思っています。明日の決勝では天候の変化が鍵を握ることになりそうですが、私たちとしてはやはりドライを期待します。ここまでよい仕事ができ、設定していたいくつかの目標を順調に達成してきているので、明日もよいレースができるようがんばります。とくにフリープラクティス第4セッションではセッティングもペースもすばらしかったので、決勝は期待できそうです」

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  • MotoGP | ホンダ:第2戦 アルゼンチンGP 予選レポート

    MotoGP | ホンダ:第2戦 アルゼンチンGP 予選レポート

    MotoGP 第2戦アルゼンチンGPの予選は、雲の多い天候の中で始まったが、午後になって青空が広がる絶好のコンディションとなった。初日のフリー走行は、トップから1秒差に21台がひしめく大接戦。2日目のフリー走行もトップから1秒差に15台という厳しい戦いになったが、Honda勢2チーム4選手すべてが、Q2進出を果たした。

    初日のフリー走行で8番手だったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、2日目のフリー走行で一気にタイムを上げて総合首位でQ2進出を果たす。予選でもライバルを圧倒するスピードで今季初ポールポジション(PP)を獲得した。マルケスは、史上最多PP記録を更新中だが、これで最高峰クラスで53回目、3クラス通算で81回目と記録を更新した。

    PPを獲得したマルケスは、スピードだけではなく、ロングランでも、1分38秒から39秒台のすばらしいペースで周回を重ね、決勝に向けて仕上がりのよさをアピールした。予選前のFP4では今大会初の転倒を喫したが、2号車でコースインしたマルケスは、転倒の影響を全く感じさせないペースでラップを刻むなど、今季初優勝とアルゼンチンGP3度目の優勝に向け大きく前進した。

    初日4番手のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、2日目のフリー走行でさらにポジションを上げて総合3番手。上り調子でQ2進出を果たした。予選では今季初フロントロー、初PPが期待されたが、完ぺきなアタックができず8番手へとポジションを下げた。しかし、開幕戦カタールGPでは予選6番手から3位表彰台に立っている。昨年のアルゼンチン大会を制しているクラッチローだけに、3列目からの追い上げが期待される。

    開幕戦カタールGPでベストグリッドの9番手から9位でフィニッシュした中上貴晶(LCR Honda Idemitsu)が、今大会も好調な走りを見せ、2戦連続で9番グリッドを獲得、ベストタイ記録となるグリッドから決勝に挑む。

    中上はフリー走行で総合11番手へとポジションを落とし、今大会もダイレクトでのQ2進出を果たせなかった。しかし、Q1でトップタイムをマークしてQ2へ。そして、上位12台の厳しい戦いの中で9番グリッドを獲得した。HondaRC213Vのセットアップが進み、攻めの走りが実現している。中上自身、「乗れている」と好調をアピールするだけに、昨年のバレンシアGPの6位をしのぐベストリザルトが期待される。

    Repsol Honda Teamで2戦目を迎えるホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)が、初日21番手から2日目のフリー走行で総合9番手へと浮上。ダイレクトにQ2進出を果たし、12番グリッドを獲得した。これまで3度世界チャンピオンに輝いているロレンソ。Repsol Honda Teamに移籍して2戦目だが、現在はHondaRC213Vを自分の好みにセットアップしている段階。しかし、随所で光るを走りをみせているだけに、これからの飛躍に大きな注目が集まっている。

    マルク・マルケス(MotoGP ポールポジション)
    「予選セッションでは、ポールポジションを獲得するために、全力でプッシュしました。2本目の新品タイヤでは、1コーナーで小さなミスをしてしまったので、アタックをやめてピットに戻りました。今日は3回アタックするプランだったので、チームも準備を整えていました。このサーキットはポールポジションを獲得することがとても難しいので、とてもうれしいです。いいリズムがあります。明日の天気がどうなるか分かりませんが、ベストを尽くします」

    カル・クラッチロー(MotoGP 8番手)
    「とても残念な予選でした。Q2の最後のアタックは、リアタイヤのグリップがあまりよくなくて、コーナーの進入でうまく減速できませんでした。9コーナーで2度もミスをしてしまったので、タイムを更新できませんでした。明日の天気がどうなるかということも気になりますが、8番グリッドからのスタートなので、とにかく、いいスタートが切れるように準備を整えなければなりません。難しいレースになると思いますが、楽しみです。いいペースがあるので楽しみです」

    中上貴晶(MotoGP 9番手)
    「カタールと同じ9番手ですが、2日間を通じてトップとのタイム差が大幅に縮まり、チームメートのカルとも約0.1秒差だったので、カタールよりはいい内容だったと思います。今日は、FP3でトップ10をキープする予定でしたが、本当にわずかの差で11番手にダウン。Q1から戦うことになり、すごく悔しい気持ちでした。しかし、すぐに気持ちを切り換えてQ1に挑み、トップタイムでQ2に進出することができました。バイクの仕上がりはよく、自分自身、乗れていると思います。今大会はアベレージがとてもいいので、明日の決勝がドライコンディションなら、いいレースができると思います。明日の決勝は、どんな天候になってもベストを尽くしたいです」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 12番手)
    「FP3はとてもうまくいきました。マシンのセッティングも進みました。今日は、昨日よりグリップがよくなり、ペースを上げることができました。FP3では8番手タイムを出すことができました。しかし、予選セッションへ向けて気温が上がり、同じセッティングでも、コーナー進入でフィーリングがあまりよくありませんでした。そのため、FP3のときのようなタイムを出すことができませんでした。その結果、11番手でしたが、制限速度超過のペナルティーで12番手からのスタートになってしまいました。明日のウォームアップで、引き続きセッティングに取り組みたいと思います」