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  • 【MotoGP】 第3戦アメリカズGP 結果:マルク・マルケスが今季初優勝

    【MotoGP】 第3戦アメリカズGP 結果:マルク・マルケスが今季初優勝

    MotoGP 第3戦アメリカズGPのフリー走行が4月22日(日)に米国テキサス州・オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が今季初優勝を遂げた。マルケスはアメリカズGPを6連覇。

    気温23.2℃、路面温度36.9℃のドライコンディションでレースはスタート。ホールショットを奪ったのは2番グリッドからスタートしたアンドレア・イアンノーネ(スズキ)。

    しかし、すぐさまマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が首位を奪ってオープニングラップは終了。ヤマハのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシが追う展開。

    序盤に1度マルケスに仕掛けたイアンノーネだったが、その後は徐々に後退。マルク・マルケスがリードを広げるなか、7周目にマーベリック・ビニャーレスがイアンノーネを攻略して2番手に浮上。中団以降ではカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)を始めとして転倒するライダーがいるなか、しばらくレースは膠着状態となり、マルケスが後続に6秒以上の差をつけて独走状態に。

    残り4周でアンドレア・ドヴィツォーゾ(ドゥカティ)がヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)を抜いて5番手に浮上する。

    優勝はマルク・マルケス。今シーズン初優勝、サーキット・オブ・ジ・アメリカズでは大会6連覇となった。2位にはマーベリック・ビニャーレス、3位にはアンドレア・イアンノーネが続き、それぞれ今季初表彰台を獲得。

    4位にはバレンティーノ・ロッシ、5位にアンドレア・ドヴィツィオーゾ、6位にはヨハン・ザルコが続いた。

    LCR・ホンダで日本人として4年ぶりのMotoGPにフル参戦する中上貴晶は14位でフィニッシュ。2戦連続でポイントを獲得した。

    チャンピオンシップは、アンドレア・ドヴィツォーゾが46ポイントで首位に浮上。2位には1ポイント差でマルク・マルケス、3位には41ポイントでマーベリック・ビニャーレス、5位にはカル・クラッチロー、6位にはヨハン・ザルコが38ポイントで続いている。

    2018年 MotoGP 第3戦 アメリカズGP 決勝 結果

    順位 No. Rider Team
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    2 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    3 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
    4 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    5 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    6 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    7 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
    8 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング
    9 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング
    10 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    11 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム
    12 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング
    13 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    14 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ
    15 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム
    16 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    17 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    18 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    19 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール
    20 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング
    21 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
      42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
      55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3
      17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム
  • 【MotoGP】 ホンダ:第3戦アメリカズGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第3戦アメリカズGP 予選レポート

    終日、厚い雲に覆われたMotoGP 第3戦アメリカズGPの予選は、過去5年連続でポール・トゥ・ウインを達成しているマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が今季初の予選トップタイムを記録した。午前中に行われたFP3でトップになると、予選前に行われた4回目のフリー走行でもトップタイムをマーク。その勢いで迎えた予選Q2(上位12台で争われる)では、1回目のアタック中に転倒を喫したが、セカンドマシンでアタックを再開すると、ただ一人2分3秒台に入れる快速ランで予選トップタイムを記録した。

    しかし、マルケスは予選セッション中にアタック中だったマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)の走行を邪魔したとされ、マナー違反のペナルティーを科せられてしまい、3ポジションダウンとなり2列目から決勝に挑む。圧倒的なスピードを誇るマルケスが優勝候補の筆頭にいることに変わりはなく、今季初優勝と大会6連覇に挑む。

    前戦アルゼンチンGPで今季初優勝を達成し、総合首位につけるカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が7番手グリッドから決勝に挑む。この2日間、クラッチローは不安定なコンディションの中でグリップを引き出すためのセットアップに集中した。そして着実に前進することに成功。予選Q2ではフロントロー獲得に自信をみせていたが、リアタイムのグリップに苦しみ、思ったようにタイムを伸ばせなかった。しかし、ウインターテストから好調な走りを続けるクラッチローだけに、決勝では追い上げのレースが期待される。

    前戦アルゼンチンGPで接触転倒に見舞われ右手首を負傷し、出場が危ぶまれたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、総合10番手で予選Q2に進出を果たすと、12台で競われるQ2では痛みをこらえての熱走で9番手グリッドを獲得した。今大会の目標はポイント獲得。長いシーズンを見据え着実にポイントを獲得する意気込みだ。

    ルーキーの中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、今季ベストリザルトの13番手グリッドを獲得した。午前中のFP3を終えて、総合17番手。目標としたダイレクトでのQ2進出は果たせなかったが、総合10番手以下の選手で戦う予選Q1で3番手タイムをマーク、13番手グリッドを獲得した。あと一歩でQ2進出を逃した中上だが、予選12番手のポル・エスパルガロ(KTM)がペナルティーで3グリッド降格となり、中上は4列目12番手グリッドから決勝に挑む。

    開幕から2戦連続でポイントを獲得しているフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、順調にセットアップを進め17番手グリッドから3戦連続ポイント獲得とベストリザルト獲得に挑む。チームメートのトーマス・ルティもフィーリングの改善に成功。大接戦の中でポジションは20番手だが、今季初ポイント獲得に向けて追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 予選トップタイム)
    「今日は予選でファステストラップを刻みました。FP3とFP4では、いいレースペースをキープできたことがなによりもうれしいです。今日の予選は少し慌ただしいものになりました。それは転倒したことにより、セカンドマシンで2回目のアタックに出なければならなかったからです。そして、コースに出るとアンドレア(イアンノーネ)が前にいました。彼のペースもすごくよかったので、彼の位置に集中していました。そのためマーベリック(ビニャーレス)が後ろに迫っていることに気づきませんでした。マーベリックに謝罪しました。明日は4番手からのスタートになります。正しいタイヤを選ぶことが重要になってきます。ユーズドタイヤで安定した走りができましたが、このサーキットは体力的に厳しい戦いになります。明日は気温が高くなりそうなのでがんばって集中力を維持したいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 7番手)
    「プラクティスではいいフィーリングになり、マシンは快適でした。セッティングもよくなり、切り返しも改善されました。そして予選でも最初のスティントはマシンもタイヤもいい感触があったのですが、2回目のスティントでは、リアタイヤの感触が全くつかめませんでした。なにが起きたのか分かりません。7番手グリッドに終わった原因をこれから調べたいです。なぜなら、今日はフロントローを獲得できる自信があったからです。全体的にあまりいい一日にはなりませんでしたが、明日はいいレースができると思うし、楽しみです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 9番手)
    「このサーキットはとてもハードなので、正直、ここまで走れると思っていませんでした。それが、Q2に進むことができて9番手グリッドを獲得できました。Q2にダイレクトに進出できただけでも十分にうれしい一日でした。しかし、午前中は昨日より痛みがひどく、本当にがんばらなければいけませんでした。今日は雨が降ると思っていました。その方が手の負担が少し減るので、明日に向けて回復しやすくなると思っていました。でも、残念ながらドライになりました。それでも走らなければなりません。9番手というポジションは決してよくはありせんが、こうして決勝に進めるだけでも十分です。レースは長いです。明日は、痛み止めを必要とするのかどうかをしっかり判断し、最後まで走りきりたいです」

    中上貴晶(MotoGP 13番手)
    「今日は久しぶりにプッシュすることができました。もう少しでQ2にいけたので、それを思うと悔しい気持ちです。ベストを出した周回は、11コーナーでオーバーランしました。そのミスがなければQ1でトップタイムをマークできたかもしれません。もったいない気持ちはありますが、久しぶりにプッシュできたことがうれしいです。前戦アルゼンチンGPは不安定なコンディションとなり、最後尾からのスタートでした。それが今回は真ん中までグリッドを上げることができました。このグリッドの位置を決勝でしっかり活かしたいです。序盤の2戦に比べたら今大会は大きく前進しました。この走りを結果につなげたいです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 17番手)
    「決勝に向けてセットアップが進みました。いい方向に進んでいることがとてもうれしいです。昨日今日とリアグリップの改善と決勝に向けてのタイヤ選択に集中しましたが、順調でした。明日のレースは、リアにソフトタイヤを使うことも可能ですが、明日のウォームアップで最終決断をしたいと思います」

    トーマス・ルティ(MotoGP 20番手)
    「予選ではいい感触がありました。コーナリングがよくなり、トラクションも改善することができました。最終スティントでは、一旦、ピットに戻りタイヤを交換しました。しかし、渋滞にはまり、フラストレーションがたまりました。今日は2分05秒を出せたと思うので、とても残念です。今日出せなかったタイムを明日のレースで出したいです」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第3戦アメリカズGP 予選レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第3戦アメリカズGP 予選レポート

    曇り空の下で行われたMotoGP 第3戦アメリカズGPの予選で、Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスが予選2番手を獲得。しかしレース・ディレクションはその後、マーベリック・ビニャーレスのタイムアタックを妨害したとしてマルク・マルケス(ホンダ)に3ポジション・ダウンのペナルティを課したため、マーベリック・ビニャーレスはフロントローのトップの位置からスタートすることとなった。バレンティーノ・ロッシもQ2でハード・プッシュして5番手獲得と好調。

    サーキット・オブ・アメリカズ(COTA)で行われたQ2セッション、マーベリック・ビニャーレスはクリアスペースを確保するため後方からスタート。一気に4番手まで上がったが、ソフト・コンパウンドのリアタイヤに満足できなかったため7分以上を残してピットイン。ミディアム・タイヤに履き替えて素早くコースに戻ると、ポールポジションを目指して順調にペースを上げていった。2度目のトライで2分04秒064をたたき出して10番手から2番手へ上げ、続けて最終ラップを走り切ってトップから0.406秒差の2番手で終了。しかしレース・ディレクションはその後、マーベリック・ビニャーレスのポジションをひとつ上げる決定を下し、ポールポジションの位置からスタートすることとなった。

    一方のバレンティーノ・ロッシもフリープラクティス第4セッションで好調ぶりをアピール。勢いをそのままにQ2に臨みトップを目指していった。第1コーナーではらんだあとはタイムを短縮することができなかったバレンティーノ・ロッシだが、タイヤ交換を行い残り5分でコースに戻った時点で依然として2番手をキープ。終盤になって全体のペースが上がると一旦5番手へ後退したものの、すぐさま2分04秒229へ更新して、もう一度2番手まで挽回した。その後も第1セクションではファステストタイムを記録するなど好調を維持。しかし最後までアドバンテージをキープすることができず5番手に下げて終了した。トップとの差は0.571秒。

    フリープラクティス初日は苦戦したMonster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコが、2日目はセッションごとにペースを上げた。全セッションで前日までのタイムを3秒近く上回ってQ2へ進出し、予選4番手を獲得した。

    チームメイトのハフィス・シャーリンも順調にペースアップ。Q1では序盤でトップに立ったあと、6番手へ後退してグリッド16番手が決定した。決勝は6列目からスタートする。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (予選2番手/2分04秒064)
    「もちろん、とても満足しています。何よりフロントローに並ぶのは久しぶりですからね。明日はきっと、いいレースができると思います。リアタイヤのフィーリングがとても良く、これからさらに煮詰めていく予定です。レースのたびに自分のマシンらしくなり、自分のスタイルが見えてきて、もっともっとプッシュしていけると感じているので、明日はさらにスピードアップを目指します。優勝は簡単ではないでしょうが、決して不可能ではありません。体調も良いし、マシンも好調なので、結果は自ずとついてくると信じています。明日までに、あともう一歩、前へ進めると思います」

    バレンティーノ・ロッシ (予選5番手/2分04秒229)
    「昨日も今日も好調で、マシンのフィーリングも良いので満足です。仕事が非常に順調に進んでいるということです。フロントローも可能性は十分にあったと思っていますが、少しだけスピードが足りませんでした。でもスタートは5番手以内からならOK。このあとは細かい部分をもう少し調整して明日に臨みます。太陽とドライ・コンディションを期待しています」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「実は雨を予想していましたが、予想が外れてドライ・コンディションに恵まれたことで、もう一歩前進することができました。マーベリックとバレンティーノはマシンに好感触を得ており、フロントローとセカンドローからスタートすることになりました。チームとしても大いに期待しています。マーベリックが重要なタイムアタック・ラップを諦めざるを得なかったことは残念。マルケスはレースライン上を流していてマーベリックの邪魔になったのです。しかしマーベリックは、その次のラップでもう一度トライしてプロフェッショナリズムを見せてくれました。バレンティーノもQ2セッションで奮闘。明日はマーベリックとともにトップ争いに加わっていくでしょう。このように、私たちはすでにとても良い状態にありますが、明日までにもっと引き上げるためにセッティングの最終調整を行っていきます。厳しい戦いが予想されるので、できることはすべてやらなければなりません」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (予選4番手/2分04秒210)
    「昨日は非常に苦戦したので、今日の結果にはハッピーです。朝、起きたときにドライン・コンディションとわかりとてもうれしかったのですが、もしも雨になったとしてもプッシュしていけたと思っています。結果的に予選で好タイムが出たわけですが、このなかでは2本ともミディアム・タイヤを使用しました。グリッド4番手はとても良い位置です。表彰台を目標にプッシュしていくつもりなので、それに足るだけのペースで走れることを期待しています。身体を休め、レースの終盤までペースをキープできるようがんばります」

    ハフィス・シャーリン (予選16番手/2分05秒873)
    「Q1は好調でリズムも良かったのですが、実は終盤、前を行くライダーを見習おう彼らを追うあまりチェッカーフラッグを見逃してしまったのです。これは私の判断ミスで、それがなかったらもっと上へ行けたかもしれません。マシンはとても好調ですから不安はありません。ただユーズド・タイヤだとグリップが少し足りない感じなので、明日までにその部分のセッティングを見直してリズムをつかんでいきたいと思っています」

  • 【MotoGP】 マルク・マルケスに3グリッド降格ペナルティ / アメリカズGP

    【MotoGP】 マルク・マルケスに3グリッド降格ペナルティ / アメリカズGP

    レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、MotoGP 第3戦アメリカズGPの予選でトップタイムを記録したが、FIMスチュワートパネルから低速走行が原因でマーベリック・ビニャーレスのラップに影響を与えたことから、グリッドを3つ降格するペナルティが課せられ、6年連続となるポールポジションからのスタートを逃した。

    「タイムアタック中のライダーを邪魔してしまったのは、今回が初めてだ」とマルク・マルケスはコメント。

    「後方を確認していたイアンノーネを意識しているときに、エンジン音が聞こえたから、走行ラインから一刻も離れようとトライしてみたけど、マーベリックのラップを邪魔してしまったようだ。これ以上のことを言うことはできない。彼に謝った」

    「ペナルティに関して、より厳しくなることを伝えられていた。今までは警告を与えられたけど、それはもうない。基準が全員に対して同じであれば、この新しい尺度に同意する。これからはより厳しくなる。僕が最初に確認した。全員に対して同じなら、それは完璧だ。もし、僕がマーベリックを邪魔したなら、ペナルティ。3つ降格となった。」

    「僕自身のスタイルは変わらないけど、ミスから学ばないとは言わない。何も悪くないことをしたくないし、何が起こるかを気にして走りたくない。自分が知るように走らなければいけない。経験から学習するけど、スタイルを変える必要はない。自分が転んだときも他人が転んだときも、同じような過ちを繰り返したくない。」

    「毎年ポールポジションからスタートするけど、1度も1番手に1コーナーに進入したことがない。今年はスタートが良くなった。明日は良いスタートが切りたい。タイヤを温めたい。そして、アタックを仕掛けるか、待つべきか、レース状況を確認しよう。マーベリックはグッドなペースで走っている。明日は僕よりも速いかもしれない」と、インシデントを振り返り、ペナルティを受け入れた

    マルク・マルケスのペナルティによって、ポールポジションからスタートしたマーベリック・ビニャーレスは「昨年は速く走れた。今年のタイムは昨年と似ている。僕たちは電子制御で不足していたことを見つける素晴らしい仕事をした。すごくスムーズだ。僕はトラクションコントロールを控え、よりパワフルで、よりアグレッシブな走りがしたい。日増しに良くなり、僕の走り方、よりアグレッシブな走り方に近づいている。」とコメント。

    「すごく良い感じ。快適だ。プッシュできるバイクに戻って来たことが本当に嬉しい。明日はもう一歩前進することができる。改善の余地があり、優勝争いの機会がある。もし、もう一歩前進できれば、マルクに接近できる。トライしよう」と会心の笑みで2日目を振り返った。

  • 【MotoGP】 第3戦アメリカズGP 予選:マルク・マルケスがポール獲得

    【MotoGP】 第3戦アメリカズGP 予選:マルク・マルケスがポール獲得

    MotoGP 第3戦アメリカズGPの予選が4月21日(土)に米国テキサス州・オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がポールポジションを獲得した。

    気温22℃、路面温度23℃のドライコンディション。マルク・マルケスはQ2で転倒を喫したものの、2分03秒658を記録して今シーズン初ポールポジションを獲得。2番手には0.406秒差でマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)、3番手にはアンドレア・イアンノーネが続きフロントローに並ぶ。

    2列目にはヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、3列目にはカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)が並ぶ

    中上貴晶は0.212差で惜しくもQ2進出を逃したが、最高峰クラスでのベストグリッドとなる5列目イン側13番グリッドからスタートする。

    2018年 MotoGP 第3戦 アメリカズGP 予選 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 2分03秒658
    2 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 2分04秒064
    3 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 2分04秒209
    4 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 2分04秒210
    5 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 2分04秒229
    6 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 2分04秒294
    7 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 2分04秒456
    8 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 2分04秒865
    9 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 2分04秒963
    10 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 2分04秒058
    11 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 2分05秒260
    12 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分05秒829
    13 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 2分05秒457
    14 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 2分05秒686
    15 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分05秒761
    16 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 2分05秒873
    17 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分05秒943
    18 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 2分05秒966
    19 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2分06秒035
    20 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分06秒222
    21 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 2分06秒296
    22 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2分06秒370
    23 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 2分06秒537
    24 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 2分06秒726
  • 【MotoGP】 ホンダ:第3戦アメリカズGP 初日レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第3戦アメリカズGP 初日レポート

    MotoGP 第3戦アメリカズGPのフリー走行は、午前中は雲の多い天候だったが、午後になると青空が広がる絶好のコンディションとなった。

    今年は路面のバンプ改善のためにコースの表面を削る改修工事が行われた。そのため、FP1では汚れた路面に選手たちは苦しんだが、FP2にかけて路面コンディションがよくなり、セットアップの難しい一日となった。

    その中で、過去5年にわたって、アメリカズGPでポール・トゥ・ウインを達成しているマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、FP1、そしてFP2と快調にセットアップを進め、2番手で初日を終えた。ベストタイムでは、最後にニュータイヤを装着したアンドレア・イアンノーネ(スズキ)にわずかに先行されたが、マルク・マルケスは前後新品タイヤでFP2をスタート、45分間同じタイヤでセットアップを進め、2分4秒台のタイムを連発するすばらしい走りを見せた。カタールGPは2位。第2戦アルゼンチンGPはノーポイントに終わっているマルケスだが、圧倒的な速さを見せる今大会は、今季初優勝と大会6連覇が期待される。

    序盤の2戦を終えて総合首位。前戦アルゼンチンGPで今季初優勝を達成したカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が、マルケスから0.489秒差の5番手につけた。路面改修を受けたサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)だが、汚れた路面と思ったほど改善されていないバンピーな路面に苦戦したクラッチローは、思ったようにセットアップを進めることがでなかったが、セッション終盤にタイム短縮を果たし、土曜日の予選、そして日曜日の決勝に向けて手応えのある一日となった。

    前戦アルゼンチンGPでヨハン・ザルコ(ヤマハ)と接触して転倒、右手首を負傷したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、路面が汚れていたFP1では慎重な走りで21番手だったが、グリップが向上したFP2では10番手にポジションを上げた。右腕の状態が心配されたペドロサ。痛みをこらえながら、予選、決勝に挑むかどうかを判断する一日となったが、10番手タイムに、スタッフも安堵の表情を浮かべることになった。

    ルーキーの中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、FP1で今季自己ベストの7番手。FP2では転倒した影響もあり17番手へとポジションを落としたが、今季ベストリザルトに向けて手応えをつかんだ一日となった。同じくルーキーのトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)もセッション中に10番手前後へ浮上するなどMotoGPマシン攻略に大きく前進。初日19番手だったが、これからの走りに期待が集まった。チームメートで2戦連続ポイント獲得のフランコ・モルビデリは、電子制御のセットアップに取り組み20番手だったが、2日目のフリー走行、そして予選でのポジションアップに期待される。

    マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
    「今日は最初から強さを感じていたので、とてもうれしいです。そしてレースに向けて取り組みました。最も重要なことは、ハードのリアタイヤでベストタイムを出したことです。明日は雨が降るかもしれないので、2番手で終えられたことはポジティブなことです。ペースはいいと思いますが、まだ100%の感触ではなく、いくつか改善したいところがあります。午後のセッションでは、異なるセットアップを試したのですが、そのときに転倒してしまいました。強そうなライダー、特にビニャーレスの調子がよさそうなので、引き続き仕事に取り組む必要があります。今日はいくつかのタイヤを試すことができましたが、もっと取り組む必要があります。とにかく、どうなるのか、様子を見たいです。日曜日までの間にまだやることがたくさん残っています」

    カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
    「今日の進展には十分満足しています。マシンからできる限りのフィーリングを引き出しました。今日はみんなが同じことを考えていたと思います。路面は最悪のコンディションでした。とてもバンピーで、とても汚かったです。午後は少しきれいになりましたが、いい感触を見つけるのは、かなり難しい状況でした。しかし、最後にうまく機能していることを感じました。チームはこの状況の中で、いい仕事をしてくれました。明日に向けてポジティブに考えなければいけません。そして予選セッションに向けて、できるだけセッティングを改善できるようがんばらなければなりません」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 10番手)
    「午前中はちゃんと走れませんでしたが、午後の結果には満足しています。思っていたよりも少しいいポジションで終わることができました。これはとてもポジティブなことです。今日は両セッションともに厳しいものでした。特にFP2は日曜日のレースと同じ時間帯なので、状況を把握するために全力を尽くしました。午前中は痛みがかなりありましたが、何ができるかを考え、とにかくがんばってみました。ペースはそれほど悪くなかったので、午後はもっといいポジションを狙ってみましたが、この結果はとてもうれしいです。明日に向けてこれから右手の腫れをなんとかしなければなりません。これが今の一番の目標です。明日はもう少しいいペースで走れるようにベストを尽くしたいです。そうすればポイント獲得を目標にレースにアプローチできると思います」

    中上貴晶(MotoGP 17位)
    「FP1は7番手で終えることができました。今季ベストだったのでうれしかったです。そしてFP2はコンディションがよくなり、タイムを上げることができたのですが、4コーナーでフロントから切れ込み、転んでしまいました。5コーナーまでなんとかこらえたのですがマシンを起こしきれず、ハンドルにはさまれそうだったので手をはなしました。かなりスピードが出ている区間でしたが、ケガがなくてよかったです。FP2はトップ10を狙っていました。ミスもなく転倒もなければ2分5秒台には入れられたと思いますが、それでもトップ10は厳しかったかもしれません。明日は、いい感じで乗れなかったセクター3と4を改善したいです」

    トーマス・ルティ(MotoGP 19番手)
    「今日の一番の問題はリアタイヤのグリップを全く見つけることができなかったことです。かなりスライドしました。しかし、コーナー出口でエッジグリップが少し出てくると今度はマシンの動きがナーバスになり、体力的にとても疲れました。レースに向けてもっとグリップと安定性が必要です。ロングコーナーではスライドが安定しているのですが、 低速コーナーではもっとグリップが欲しいので、明日はこの部分を改善したいです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 20位)
    「今日はマシンと電気系のセットアップにかなり時間を割きました。そして午後のセッションでは、タイムを1.7秒縮めて前進することができました。まだ改善できるところはあります。目標はこのコンディションで自分のベストの走りをすることです。今年は路面のバンプが減りました。路面は汚いですが、グリップレベルはそれほど悪くありませんでした」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第3戦アメリカズGP 初日レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第3戦アメリカズGP 初日レポート

    Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、MotoGP 第3戦アメリカズGPを順調にスタート。好天に恵まれたこの日、絶好のライディング・コンディションを十分に活用してトップ10入りを目指したふたりは、総合成績でそれぞれ3番手と4番手を獲得した。

    マーベリック・ビニャーレスは第1セッションで昨年の走りを再現。

    開始早々から素早くペースを上げてセッションのほとんどをセッティング作業に費やしたあと、終盤でタイムアタックを行った。そして2分06秒257のベストタイムを記録し、トップに0.727秒差の3番手を獲得した。

    第2セッションも第1セッション同様の好調ぶり。マシン・セッティングの向上を受けてさらにペースが上がり、終盤では2分04秒863へ更新してトップとの差を0.264秒まで短縮した。順位は変わらず3番手。

    チームメイトのバレンティーノ・ロッシは、今回もウイーク初日にトップ10入りを確保する作戦。第1セッションからハイペースと安定したリズムをキープし、周回が進むごとに少しずつタイムを短縮した。そして何度か暫定3番手につけたあと、2分05秒926に更新するとマーベリック・ビニャーレスを抜いて2番手へ浮上。最後までこのポジションを維持し、トップに0.396秒差と迫ってセッションを終了した。

    午後からの第2セッションでもハードプッシュを続けながら、マシンバランス、タイヤ、電子制御システムなどの調整に取り組んだ。残り6分の時点で8番手に下げていたバレンティーノ・ロッシは再びタイムアタックに臨み、最終ラップに2分04秒958を記録して4番手に浮上した。トップとの差は0.359秒。

    この結果、Movistar Yamaha MotoGPのふたりは 総合成績で3番手と4番手を獲得し、2日目のフリープラクティスと予選に臨む。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコは第2セッションで第1セッションのタイムを1.191秒短縮して13番手。一方のハフィス・シャーリンは、GPカレンダーのなかでも最も厳しいコースのひとつ、COTAの攻略法を学びながら、第2セッションで2.6秒も短縮してルーキー勢トップに立った。明日はさらにペースアップを目指し、現地時間9:55からフリープラクティス第3セッションに臨む。

    マーベリック・ビニャーレス (フリー走行総合3番手/2分4秒863)
    「第2セッションの好調に満足しています。序盤でソフト・コンパウンドを試したときにあまりフィーリングが良くなかったので、終盤のタイムアタックでもソフトタイヤを履かなかったのですが、そのなかでもとても良いタイムを記録することができました。もちろん、ソフト・コンパウンドでもいい走りはできると考えているので、まだまだ改善していく余地があります。前の2戦よりも好調に初日をスタートすることができました。明日はさらにペースを上げ、安定性も増していきたいと思います」

    バレンティーノ・ロッシ (フリー走行総合4番手/2分04秒958)
    「ペースがとてもよく、第2セッションでも4番手まで挽回できたので良かったと思います。おもに決勝用セッティングに取り組みましたが、ミディアム・タイヤを履くとグリップがやや劣る状態なので、ここは改善が必要だと考えています。天気予報では明日は雨が降るようですが、状況をしっかり見ていきたいと思います」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「ウイーク初日を順調にスタートすることができました。COTAはとても特徴的なコースで、とくに午前中の難しいコンディションのなかでは、マーベリックもバレンティーノもチャレンジを強いられました。しかしふたりは第1セッションのスタート直後からマシンに好感触をつかんで気持ちよく乗れていたようです。路面コンディションが悪いなかでも好タイムを記録し、ハイペースとハイスピードをはっきりとアピールしてくれました。午後はおもにマシン・セッティングに取り組み、とくに路面のバンプをうまく吸収する方法とリアグリップの向上を課題としました。そのなかでタイヤについては3種類のうち2種類をテストすることができたのも良かったと思います。しかし今日の最大の目標はトップ10に入ることです。天気予報によれば明日はあまり良くないようなので、もし雨が降れば今日の結果がそのまま採用されることになるでしょう。そうなれば私たちはQ2進出することができますから」

    ヨハン・ザルコ (フリー走行総合13番手/2分05秒933)
    「テキサスでの初日は厳しいスタートになりました。午前中のセッションはアンラッキーで、いくつかのメカニカル・トラブルが出てしまったため思うように仕事を進めることができませんでした。終盤でようやく、いいタイムが出るようになっていたのですが、午後はまた苦戦。何度か良いフィーリングもあったので、ソフト・コンパウンドを履けばタイムも上がってくると考えていたのですが、実際には逆に下げることとなってしまいました。原因がよくわからないままトップ10を逃したことは非常に残念です。明日も晴れてくれればフリープラクティス第3セッションでまたプッシュできますし、そのなかでマシンを改良し、自分のペースを見つけていくこともできると思うのですが…」

    ハフィス・シャーリン (フリー走行総合16番手/2分06秒219)
    「第2セッションはとても気持ちよく走ることができました。全体的に進化できたのだと思います。とくに終盤は好調で、ルティ(T・Lüthi)にかなり接近していたのですが、彼の目の前で中上が転倒したため、私たちふたりはペースを緩めなければならなくなりました。自信があったし、もっと速く走れると思っていただけに残念。でもアンラッキーとは言え、結局は私の戦略ミスということだと思います。明日はもっと頑張ります。好天が続いてくれれば上位との差を縮めていけると思っています」

  • 【MotoGP】 第3戦アメリカズGP:マルク・マルケスがトップ発進

    【MotoGP】 第3戦アメリカズGP:マルク・マルケスがトップ発進

    MotoGP 第3戦アメリカズGPのフリー走行が4月20日(金)に米国テキサス州・オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がトップタイムを記録した。

    一周5.513kmのCOTAは、アップダウンに富んだハイスピード&テクニカルコース。ハードなブレーキングからの加速、そして連続する中高速コーナーでのハンドリングなど、マシンの総合力とライダーのスキルが求められる。

    フリー走行1回目のトップタイムはマルク・マルケスが記録した2分05秒530。2番手には前戦アルゼンチンGPでマルケスと接触して遺恨の残るバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が0.396秒差で続いた。

    3番手にはマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)、4番手にはホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、5番手にはカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、6番手はアンドレア・ドヴィツィオーズ(ドゥカティ)とワークスチームが上位に並んでいる。

    今年、LCR・ホンダで日本人として4年ぶりのMotoGPにフル参戦する中上貴晶は7番手タイムをマークした。

    フリー走行2日目は日本時間26時5分から再び45分間で行われる。

    2018年 MotoGP 第3戦 アメリカズGP フリー走行1回目 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 2分05秒530
    2 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 2分05秒926
    3 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 2分06秒257
    4 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 2分06秒480
    5 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 2分06秒539
    6 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 2分06秒734
    7 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 2分07秒010
    8 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 2分07秒93
    9 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 2分07秒124
    10 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 2分07秒211
    11 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2分07秒431
    12 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2分07秒459
    13 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 2分07秒523
    14 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 2分07秒662
    15 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 2分07秒874
    16 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分07秒948
    17 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分08秒161
    18 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分08秒234
    19 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分08秒372
    20 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 2分08秒819
    21 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 2分09秒111
    22 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 2分09秒327
    23 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 2分09秒708
    24 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 2分10秒426
  • 【MotoGP】 ホンダ:第3戦 アメリカズGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:第3戦 アメリカズGP プレビュー

    MotoGP 第3戦アメリカズGPが、4月20日(金)~22日(日)の3日間、米国テキサス州・オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催される。アメリカズGPは2013年に初開催され、今年で6年目を迎える。

    初開催となった13年には、MotoGPクラスにデビューしたばかりのマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が次々に新記録を樹立し、多くのレースファンの記憶に残る大会となった。

    予選では、MotoGPクラスへのデビュー2戦目にして、初のポールポジション(PP)を獲得。1982年のスペインGP(ハラマ)でフレディ・スペンサーが樹立した20歳と153日という最年少記録を20歳と62日でブレイクした。そして翌日の決勝では同じく1982年のベルギーGPでスペンサーが樹立した20歳と196日という初優勝記録を20歳と63日でブレイク。最高峰クラス最年少優勝記録を、実に31年ぶりに塗り替えた。

    同年に、マルケスはシーズン6勝を挙げてタイトルを獲得する。これもまた、スペンサーが83年に21歳と258日で達成した史上最年少でのタイトル獲得を20歳と266日で達成し、30年ぶりに記録を塗り替えた。

    以来、マルケスにとってCOTAは、最も相性のいいサーキットの一つで、初開催の13年から5年連続でポール・トゥ・ウインを達成しており、今年はその記録の更新へ期待が膨らむ。

    一周5.513kmのCOTAは、アップダウンに富んだハイスピード&テクニカルコース。ハードなブレーキングからの加速、そして連続する中高速コーナーでのハンドリングなど、マシンの総合力とライダーのスキルが求められる。過去5年、このサーキットで圧倒的な速さを見せてきたHondaワークスマシンRC213Vとマルケス。今年はウインターテストから好調で、6年連続のポール・トゥ・ウインが期待される。

    マルケスは、今年は開幕戦カタールGPで2位。前戦アルゼンチンGPでは不安定なコンディションとスタート進行の混乱の中でノーポイントに終わった。グリッド上でエンジンが止まり、エンジンを再スタートしてからの進行で違反があり、「ライドスルー」のペナルティー。その遅れを取り戻す途中に接触事故があり30秒のペナルティーを科せられ、5位でフィニッシュしたが、最終的に18位へ降格となった。マルケスにとっては残念な結果となったが、ベストタイム、同時にアベレージでもライバルを圧倒する走りは、今季のこれからの活躍を期待させるものだった。今大会では、前戦アルゼンチンGPの雪辱に挑む。

    チームメートのダニ・ペドロサは、前戦アルゼンチンGPで他車にぶつけられて転倒リタイアを喫し、その際に右手首を負傷した。バルセロナの病院で手術を受け、回復に努めてきたペドロサだが、今大会に出場することを決断。回復状態を確認しながら、金曜日のフリー走行に挑む。

    開幕戦カタールGPで4位、第2戦アルゼンチンGPで今季初優勝を達成して総合首位に浮上のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)も、第3戦アメリカズGPに向けて気合が入っている一人。LCR Hondaに加入して4年目のシーズンを迎えるクラッチローは、アメリカズGPでは13年に4位、14年はリタイア、15年は7位、そして昨年は表彰台獲得まであと一歩に迫る4位になっている。今年は、アメリカズGPでの初表彰台と初優勝に挑む。

    ルーキー勢もCOTAの戦いに闘志を燃やしている。開幕から2戦連続でポイント獲得のフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、3戦連続ポイント獲得と、今季ベストリザルトを目指す。同大会では、昨年Moto2クラスで優勝しているだけに、今大会の活躍にも注目が集まる。

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)も前戦アルゼンチンGPに続き、2戦連続のポイント獲得に挑む。昨年の大会ではMoto2クラスで3位表彰台を獲得しているだけに、モルビデリとともにシングルフィニッシュが期待される。

    そして、2戦を終えて着実にパフォーマンスを上げているトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)も、昨年の大会ではMoto2クラスで2位でフィニッシュしている。今大会は、シーズン初のポイント獲得に挑む。

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合1位)
    「アルゼンチンで優勝したので、オースティンへ向けて決意はさらに固まっています。引き続き、地に足をつけてがんばります。このサーキットで強いライダーはたくさんいますし、チャンピオンシップはまだ先が長いです。Hondaはオースティンでとても強いと思います。できる限り多くのチャンピオンシップポイントを獲得できるように、ベストを尽くします。MotoGPのレースで優勝することは非常に大きなことですが、目標はすべてのレースで表彰台争いをすることです」

    マルク・マルケス(MotoGP 総合5位)
    「カタールでいいシーズンのスタートを切りましたが、アルゼンチンではノーポイントに終わりました。でも両方のレースでマシンのフィーリングがよかったことはポジティブです。シーズンは長く、一番大事なことは僕たちのレベルが高いところにあるということです。これからオースティンに行きます。ここは、いつもいい雰囲気で、すばらしい思い出があるサーキットです。初めてのポールポジション、そして初めてのMotoGP優勝を成し遂げたところです。それ以降、ずっといい結果を残してきました。今年もいい結果を出せるようにがんばります。シーズンは毎年違います。マシンもタイヤもコンディションも変わります。今年はバンプが減らされたと聞いているので、コースがどんな感じか、様子を見たいです。レースウイークを通して、いつものようにレースのセットアップに集中して取り組みたいです。そして日曜日にどこでフィニッシュできるか様子を見たいです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合12位)
    「手術を終え、毎日少しずつよくなってきています。エクササイズをして動きをよくし、炎症を減らしています。少しずつ筋力を取り戻しているので、回復していることを感じます。ただし、本当の可能性を判断するのは難しいです。これからサーキットに行きます。マシンに乗るまで、本当の自分の状況を理解することはできません。でも行ってやってみる価値はあります。ファンからのメッセージやサポートが一番の力になっています。本当に感謝しています」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 総合14位)
    「サーキット・オブ・ジ・アメリカズはいいサーキットです。環境もいいのでとても楽しみです。2戦を戦いましたが、RC213Vを理解するためにはもっと周回数をこなして、マシンとタイヤにもっと取り組む必要があります。経験がもっと必要だということを感じています。その為、いまはすべてのレースが勉強になります。COTAは体力的に難しいサーキットです。そして、かなりテクニカルでもあるので、早くいいセットアップを見つけることがとても重要になります」

    中上貴晶(MotoGP 総合18位)
    「アルゼンチンのレースは貴重な経験となりました。ディレイで始まり、路面コンディションもミックスした難しい状況でしたが、集中力を維持しました。そして最高峰クラスで初めてのポイントを獲得しました。今回はアルゼンチンGP以上の結果を目標にオースティンへ向かいます。学習のプロセスはまだ長いですが、レースを追うごとに、マシンのことが分かってきました。チームはとてもいい仕事をして、僕をサポートしてくれています。昨年、Moto2クラスでは3位でフィニッシュし、モルビデリやルティと一緒に表彰台に上がりました。今年の彼らは、ルーキー・オブ・ザ・イヤーのライバルです。今大会もルーキー勢トップを目指します」

    トーマス・ルティ(MotoGP 総合21位)
    「オースティンの目標ははっきりしています。アルゼンチンでレースを終えたところからスタートして、ここまで学んできたことを、さらに築き上げていくことです。経験が増えるにしたがい、フィーリングはよくなり、マシンとタイヤへの信頼も上がっています。Moto2クラスでは苦戦しました。難しいセクションはコース前半。この部分は高速での切り返しが続き、2013年には腕のケガにも耐えました。昨年はようやくいい解決策が見つかり、感触もよくなり、いいレースができました。RC213Vでも同じようなレースができることを願っています。MotoGPのマシンで走ると、このコースはきっと楽しいと思います」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第3戦 アメリカズGP プレビュー

    【MotoGP】 ヤマハ:第3戦 アメリカズGP プレビュー

    アルゼンチンGPから2週間、Movistar Yamaha MotoGPが第3戦出場のためアメリカへ向かった。

    Movistar Yamaha MotoGPはアメリカズGPに出場するためアメリカ・テキサス州はオースティンへ。アルゼンチンでは厳しいレースを強いられたマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシが、ポイント挽回を賭けて挑む。

    マーベリック・ビニャーレスは第2戦を終えてランキング4位。好きなコースのひとつというCircuit of The Americas (COTA)で、アルゼンチンGPでの経験を教訓に変える。COTAがMotoGPカレンダーに追加された2013年、当時18歳のマーベリック・ビニャーレスがMoto3で2位を獲得。翌2014年にはMoto2で初優勝を果たした。MotoGPでのベストリザルトは2016シーズンの4位で、表彰台にはまだ手が届いていない。またヤマハ1年目の昨年はリタイアに終わったものの、ウイークを通じてハイペースを見せて実力をアピールした。

    バレンティーノ・ロッシは、アルゼンチンでノーポイントに終わったこともあり現在ランキング8位だが、チーム一丸となって、100%の力を注ぎ込む。ロッシにとってCOTAは、攻略が難しいが得意なコース。ここ数年で走りのパフォーマンスが向上してきており、2015年は3位、昨年は2位と好成績を残している。

    Circuit of The Americasは2012年に建設され、翌年からMotoGPカレンダーに加えられた。全長5.5kmのコースには合計20(左コーナー11、右コーナー9)のコーナー、1.2kmのロングストレート、41mの高低差が含まれ、レースは反時計回りで競われる。タイトなヘアピン、上り下り、高速ストレートなどに対応するため、バランスのとれたセッティングが不可欠となる。Movistar Yamaha MotoGPは120,000名の観客の前で表彰台を目指す。

    第2戦アルゼンチンGPで今季初表彰台を獲得したMonster Yamaha Tech3 Teamのヨハン・ザルコが、大西洋を越えてアメリカへ向かい第3戦に臨む。チームメイトのハフィス・シャーリンも前回9位と健闘しており、勢いをそのままにさらなる進化が期待される。ウイークのスケジュールは現地時間金曜日の9:55にフリープラクティス第1セッションが始まり、決勝は4月22日14:00にスタートする。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス
    「マシンをより良くするための課題を抱えながら、ここオースティンを迎えています。早くもシーズン3戦目。全力で勝利を目指すとともに、とても大切なこの時期にミスをするわけにはいきません。昨年はレース序盤で転倒してしまったので、良い思い出がありません。だから今年は最後まで上位グループで走り切ること、そして最後に表彰台に上ることを目標にしています。COTAはレイアウトが素晴らしいのでとても気に入っています。100%の力を出し切り、レースを思う存分エンジョイしたいと思っています」

    バレンティーノ・ロッシ
    「前回のような難しいレースのあと、コースに戻るときがとても重要です。M1を改良しながら、毎セッションを非常に大事にしていかなければなりません。オースティンはM1にとっても私にとっても、とても難しいコースなので、チームとともに最高レベルの仕事をして、ウイークの初日からセッティングのフィーリングをつかんでいかなければならないのです。自信はあります。何より、テキサスではいつもハッピーでいられるし、コースの雰囲気が大好きです。シーズンのスタートは決して順調ではありませんが、オースティンではいいレースをしたいと思っています。ベストを尽くします」

    マッシモ・メレガリ、(チームディレクター)
    「われわれチームは、アルゼンチンでの悔しくて残念なレースを乗り越えていきたいと思います。そして、COTAはそのための最高の舞台だと思っているのです。オースティンは雰囲気が素晴らしいので、いつもとても良い時間を過ごしてきました。コースレイアウトはヤマハにベストマッチというわけではありませんが、昨年はバレンティーノがいい走りを見せてアピール。表彰台が手に届くところにあることを証明してくれました。マーベリックもこのコースが気に入っているし、彼は実際、小排気量クラスで2度も表彰台にも上っているのです。ふたりともとても良い状態にあるので、ウイークのスタートが楽しみです」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ
    「Circuit of The Americasはとても素晴らしいサーキットですが、体力的に非常にきついコースでもあります。20ものコーナーがあるテクニカルコースで、十分にペースを上げていくのは簡単なことではありません。でも私は、前回のアルゼンチンで表彰台に上ることができたようにマシンに好感触を得ているので、このフィーリングを維持して、今回もフリープラクティス初日からベストの状態で準備を進め、表彰台を狙っていきたいと思っています。初勝利は目指さないかって? もちろんそれが一番大きな目標です」

    ハフィス・シャーリン
    「ここまでの2戦の結果にはとても満足しています。そして今回も、ウイークのスタートを楽しみに待っています。これまでと同様、あるいはそれ以上の成果を得られるよう全力でチャレンジしていきます。第3戦を前に、私はコーリン・エドワーズのブートキャンプでトレーニングに励んできました。おかげで体調がとても良く、常に前進を続けながら今日を迎えることができています。早くチームのみんなに会いたい。そして彼らのためにもベストを尽くしたいと思っています」

    エルベ・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「ハッピーな気分と温かい心持ちを胸に抱きながらアルゼンチンを発つことができました。変わりやすい天候と難しいコース・コンディションに翻弄されながらも、チームのみんなが、とくにふたりのライダーが素晴らしい仕事をしてくれたからです。ヨハンはトップグループで戦い、最終的に2位を獲得して今季初めての表彰台に上りました。力強い走りと見事なレース展開で私たちを感動させてくれました。ハフィシュのほうも、多くのベテラン・ライダーを相手に2戦続けてポイント獲得の大健闘でした。あれから数日間が経って興奮が少し落ち着き、今は第3戦のスタートに向けてしっかり準備を整えています。オースティンは美しいサーキットですが、同時に非常にテクニカルで、おそらくシーズンのなかで体力的に最も厳しいコースのひとつです。ヤマハのマシンにとっても決して楽なコースではありませんが、昨年はヨハンがカル・クラッチローとハードバトルを展開していますし、今年はとくに、マシン、ライダー、チームがすべて良い状態にあるので自信を持って臨むことができます。天候もどうやら安定しているようです。ドライ・コンディションで十分に走り込むことがとても重要ですからね。現地ではヤマハが私たちをしっかりサポートしてくれて、まるでファミリーの一員のように扱ってくれます。アメリカの多くの友人、多くの人たちが、設備の面でも組織の面でも支えてくれるのです。大好きなオースティン、大好きなテキサスに向けて、私たちも準備万端です。初めてここを訪れるハフィシュには今回もまた厳しいミッションになるでしょうが、彼は熱意とアドレナリンにあふれているので、アルゼンチンと同様の活躍を見せてくれると確信しています。アメリカのMotoGPファンと、長年の素晴らしいパートナーであるYamaha USAに喜んでもらえるよう全力を尽くして頑張ります」