カテゴリー: 佐藤琢磨

  • 佐藤琢磨 持参金について語る

    佐藤琢磨 持参金について語る

    佐藤琢磨が、トロ・ロッソのシート必要とされる持参金について自身の見解を語った。

    トロ・ロッソのシートには持参金が必要とされており、最近ではセバスチャン・ブルデーが「問題は単純に金銭的なことだ」と、実力ではなくお金が重要な要素になると主張している。

    一部では、佐藤琢磨には10億円の持参金が必要だとの報道もあるが、琢磨はファンイベントで持参金に対する見解を明らかにした。

    「確かに、現状トロ・ロッソでは、各メディアで伝えられている通り、多少厳しい一面もあるんだけど、自分もスーパーアグリの立ち上げのときから一緒にやってきて、プライベートチームが今F1で生き残るのがどれだけ大変かというのを身を持って体験した」

    「F1は本当にお金がかかるスポーツなので、腕だけなんとかなるのが理想だけど、それだけではない」

    「ただ、自分のポリシーとして、シートをお金を払って買うというか・・・乗せてもらうというのは、ちょっと僕のポリシーに反する。現状は、そうならざるを得ないのかもしれないけど、そうではないアングルでありたい」

    「たとえば、僕が現金を持っていくことはできないし、それは僕のレーシングドライバーとしての哲学に外れてしまうので、チームと契約するときは、しっかりお互いの立場をリスペクトして、レーシングドライバーといて契約をしてもらいたい」

    「その上に立って、やっぱり自分のチームが大好きだし、コンペティティブなクルマにしたいし、さらに大きくしたい。そのために必要なサポートを自分のプライベートスポンサーから受けられるのであれば、喜んで協力したい」

    「そういうアブローチで、現在トロ・ロッソとも当然交渉してて、その中で最終的にチームがどういう判断を下すかというのは、待つしかない。自分はコックピットの中で、自分が出来る限りの100%の仕事はしてきたつもりだし、コックピットを離れてもチームをサポートできることはやってきたけど、ここから先はどうなるかわからない」

    「どっかのメディアに“○○円持参金”って書いてあったけど、僕の場合は、それを請求書ではなくて、領収書にしたいという気持ちで頑張りたい」

    「こういう世界的な状況の中で、大変なこともあるけど、チームは生き延びるためというよりも、ここまで頑張ってきたチームをさらに勢いを強くして、さらに前に進めていきたいという、そういう思いの結果として、さらにバジェットが必要だろうと僕は理解しているので、ここから先はマネージャーに頑張ってもらって、僕は運転の方を頑張りたいと思う」

  • 佐藤琢磨 2009年のF1マシンを語る

    佐藤琢磨 2009年のF1マシンを語る

    佐藤琢磨が、2009年マシンの印象を語った。

    ファンイベントで、2009年マシンの見た目の印象を質問された佐藤琢磨。バルセロナで直接目にした佐藤琢磨は、2009年仕様マシンを「カッコ悪い」と表現した。

    「あれはカッコ悪いよ。あれは勘弁してほしいと思う。ほんと、あれは駄目」とファンイベントというリラックスした雰囲気のトークショーという場も手伝って、2009年のF1マシンについて語った佐藤琢磨。

    「F1は夢を乗せて走るクルマだし。リアウイングなんておもちゃみたい」

    「レギュレーションなんであんな風にしちゃったのかな。テクニカルディレクター達が集まって、追い越しを可能にするため、カッコ悪くするんじゃなくて、今のF1はあまりに空力に対して敏感なので、ちょっとでも空気の流れがかわると、あっという間にダウンフォースがなくなっちゃう。そういった意味では、物凄くシンプルにして、前のクルマの真後ろに付いたときに、少しでも空力による影響を落とそうと、フロントにたくさん空気を当てて、リアウイングを高い所に上げてあげて、ダウンフォースを失わないようにということなんだけど。もうちょっとうまいやり方があったんじゃないかな」

    2009年仕様のウイングを装着したホンダ Ra108「

    今の時点でレギュレーションはそんなに大きくは変えられないと思うので、2009年はあの形でいくのかとは思うんだけど・・・すぐに戻ると思います」

    「ジャーナリストやフォトグラファーは、“ちり取り”が走ってきたみたいだと言ってましたね。何でも吸収しちゃうみたいなね。幸いなことにコックピットからは見えないんで大丈夫。まあまあ走ればいいんですよ」

    また、琢磨はトロ・ロッソのマシンをデザインすることになるレッドブルのエイドリアン・ニューウェイについても語った。

    「ニューウェイに手紙書いちゃおうかな」と語り始めた佐藤琢磨。

    「カッコいいクルマを作るのが得意だから。今のF1の世界は、スーパーコンピューターを使って、CADで自動的に何回も何回も空力をシミュレーションして、フロントウイングを1枚作るのに、コンピューターで計算して何日もかかる。それで、そのウイングが後ろにどういう影響を与えるか、また何日も計算する。それで作っていくんで、凄い大変な作業なんだけど、基本的に全部スーパーコンピューターを使っていく。コンピューター任せでやっていく」

    「だけど、エイドリアン・ニューウェイは、いまだに鉛筆なんですよ。本来そうあるべきなんだろうなと思うんです。基本的にコンセプトは彼が鉛筆で書く。で、そのデザインに沿って、各デパートメントでコンピューターでシミュレーションされるんだけど、だいたい彼が描いたとおりにあがってきちゃう。本当に凄いなと思う」

    「フィーリングってありますよね?レースの世界で基本的に共通しているのは、トップを走るクルマはカッコ良くみえてしまう。速いクルマは究極の機能美じゃないけど、結果として美しく見える傾向があるんだけど、ニューウェイのデザインは美しい。カッコいいよね。」

    「去年マクラーレンから来て、レッドブルが“青いマクラーレン”と言われていたときがあったけど、最初はパフォーマンスがあがらなかったけど、とにかくルックスだけは凄く良くて。彼らエンジニアも納得している。“見かけはいいんだけど”って。でも、それに裏付けられるように、しっかり走って、それが機能して、ああいう風に結果を出せるというね。僕は信じてます。」

  • 佐藤琢磨 トロロッソのテストを語る

    佐藤琢磨 トロロッソのテストを語る

    佐藤琢磨が、バルセロナテストを終えて帰国。22日に都内で行われたファンイベント“Takuma Club Metting 2008”に参加した。

    前日に帰国したという琢磨は、時差ボケで「1時間くらいしか寝ていない」と語りながらも、1000人近いファンが集まったリラックスした雰囲気のなか、2度のトロ・ロッソでのテストを含めて興味深いトークを繰り広げた。

    バルセロナでは1日半で200周を走破し、初日をトップタイム、2日目を2番手タイムで終えた佐藤琢磨。感想を聞かれ「走ったねぇ」と振り返った琢磨は、トロ・ロッソでのテストの模様を語った。

    「ヘレスのテストは午前中の3時間しか走れなくて、午後は雨が降ってきちゃって、このまま終わるのは嫌だなと思っていたんだけど、バルセロナでは、1日半で200周走ったことは今までなくて、初日120周も自分の中では大きなナンバーだったんだけど、午前中だけで79ラップということも聞いたことがない」

    「でも、それだけエンジニアもとにかくプログラムを凝縮して、たくさん走ってもらいたい、その中でデータを獲りたい。で、自分もそれに100%の気持ちで応えたいという思いがあったので、乗ってて、毎ラップ、毎コーナー、楽しくて仕方がなかった」

    「だって、クルマ速いんだから!(笑) 速いんですよ、あのクルマ。ほんとに!」

    ファンからの質問コーナーでは、「ラップタイムだけではわからない」「実はもうシートが決まっているんじゃないか」との声も。琢磨は「素晴らしい読みだと思います」と冗談を飛ばしながら、自信の見解を語った。

    「チームはサーキットのコンディションを綿密に分析している。全体的なタイムの上がり下がりには傾向がある。路面温度だったり、風が出てきたりで、ほんのちょっとした微妙なことで、ラップタイムが大きく変わってくる。路面が良くなってきた、悪くなってきたとか、F1チームは、それも自分のドライバーがのっている時は、どういうタイヤでどういうことを試していて、ガソリンがどれだけ入っていてとか、全部わかるんですよ。だから、ほぼ間違いないレベルを補正をかけることができて。そういう意味では、配はしていないですね」

    「僕がこの間バルセロナで走った。インストレーションラップから走って、少なくとも僕がトラック上にいて、タイムを刻んでいる限り、誰にも負けなかった。1周目〜2周目でポーンと上野法に行ったんだけど、そっから1回も下りなかったと思う。少なくとも1日目はトップで終われたし、2日目も午前中はトップだったわけだから、それを見てもらえばいいと思う」

    「だだし、他のチームに関しては、正直言ってわからない。今の時点では、2009年の空力の違うことを試しているチームがあったり、フェラーリとマクラーレンがあのスピードでずっと走るとは思えない。だから、テストはなんとも言えないけど、少なくとも前にいるというのは気持ちがいいことだった」

    「とにかく、ラップタイムが出せて、それで一喜一憂するのは、それも楽しみだとは思うけど、大事なのは、本当に1日終わった時に“良いテストだったな、良い一日だったな”と思えることが大事で、そういう意味では、前回のヘレスはちょっと天候で残念な部分もあったけど、あの日も良いテストだったことに間違いはなくて、今回のバルセロナは本当に良いテストだった」

    来年のことを聞きたいんじゃない?という司会者の突っ込みには、「さっき答えちゃったじゃないですか。楽勝だって」とジョークを交えながらも本音を覗かせた琢磨。テストで速さを見せられたことについて、手応えを語った。

    「そこはチームも、そこを再確認ではないけど、見ておきたいというか。やっぱりF1の世界は流れがあまりにも速いから、ちょっと離れちゃうと、全く忘れ去られちゃう。自分もどんどん自信もなくなっちゃうし」

    「今回のテストは、チームが再認識したというだけじゃなくて、チームが今後、僕を選ぶかどうか・・・まぁ、僕を選ぶんだろうけど、どうなっても何も言わせない、文句を言わせない状況を作っておきたかったんじゃないかなと思うんですよ。それは自分たちのためでもあるし、そういう意味でも、今回のテストは凄い大事だった」

    「ちゃんとレースで実証されないと意味がないので、これ以上は言わないけど、もちろん来年はなんとかレースをやりたい」

  • 佐藤琢磨インタビュー 「トロ・ロッソとレースがしたい」

    佐藤琢磨インタビュー 「トロ・ロッソとレースがしたい」

    佐藤琢磨が、バルセロナでのトロ・ロッソとの1日半のテストを終え、インタビューに答えた。

    1日半のテストを終えて、どんな気分ですか?
    本当に最高だよ。クルマを運転するのが本当に楽しかったし、このチームとの作業はとても楽しかった。すでに大きな喜びを感じていたし、ヘレスで9月にテストをしたエンジニアとチームとの作業は全てとても興味深かった。でも、もちろん、雨によってかなり短縮されたし、再びこのチームと1日半のチャンスを得られて、本当に楽しかった。今回は天候がとても安定していて、マシンに大きな問題もなかったので、多くの周回を重ねることができた。たった1日半で200周を走行し、とても価値あるデータが取れたので、満足している。

    来年のためにうまくいくと思いますか?
    全くわからない。僕がその質問に答えるのは不可能だ。僕は、コックピットでできる全てのことをしたし、エンジニアと話し合ったけど、残念ながら、僕が決められることではないので、チームがどう決断するか待たなければならない。シートを争っていることは考えなかったし、満足している。でも、ここでまた運転できてとてもハッピーだ。もちろん、理想は来年レースをすることだし、期待している。

    トロ・ロッソは以前にドライブしたF1カーと比べてどうでしたか?
    直接比べることはできないよ。でも、僕がこれまでドライブしたF1カーで最も速いクルマのひとつであることは間違いない。でも、直接比較することはできないので、すべてのメーカーに敬意を表さなければならないと思う。今日は全てのチームが異なるプログラムを試していたけど、僕たちは2009年のダウンフォースを評価していた。目的は2009年のためにブリヂストンのスリックタイヤを評価することだった。タイヤがどのように反応するか調べるために、様々なセットアップを試したので、その点ではとても興味深かったし、タイヤは本当にうまく働いていた。

    新しいタイヤはどうですか?
    もっと安定するかもしれないし、悪くなる可能性もある。とても冷えたコンディションだったので、タイヤはとても良い一貫性を示した。でも、ブリヂストンは、プライムとオプションの2つの特性がレースをより面白くするために、故意にあまり強い一貫性のないタイヤを準備したと思う。でも、彼らの考えはあまりうまくいかなかったと思う。タイヤは、とっても良かったんだ。多くの周回を重ね、このような状況でもとても安定していた。でも、シーズン中は違ったシナリオがあるかもしれないね。

    トロ・ロッソの決定は、才能またはお金ということになりますが、助けてくれる個人スポンサーを持っていますか?
    僕は実際にはお金を持っていない。でも、もちろん、チームの予算を加えられれば、チームはより強くなるので、個人スポンサーを連れてこられたらとても幸せだろう。でも、自分で買えるほどではないし、それは明らかに別の話だ。もちろん、個人スポンサーを持つためにあらゆる可能性を交渉しているけど、本当にわからないんだ。僕はドライブするためにここにいるし、ドライバーとしてコックピットの中でベストを尽くすだけだ。エンジニアリングの面では、トロ・ロッソと働くことにはとても満足している。スポンサーの話はマネージャーに任せている。チームが僕に決めてくれることを望んでいるし、それが僕の見解だ。でも、あまり予算は準備できていない。厳しい経済状況かもしれないけど、うまくいけば良い個人スポンサーがサポートしてくれるだろうし、それは僕のとって特別なボーナスになるだろう。

    2009年にドライブできるチャンスは、現時点でどう考えていますか?
    チームだけが知っていることだし、本当にわからない。でも、もちろん、僕はそのチャンスを掴むためにここにいる。常にスタンバイしているし、それがここにいる理由だ。本当にレースがしたい。スーパーアグリとの2年半には、特別な思い出もあるけど、ドライバーとしては僕は常に競争力のあるパッケージを求めている。今、僕たちにはチャンスがある。この環境で、このチームのような素晴らしい環境で、2009年に彼らとレースができれば夢のようだろうね。

  • 佐藤琢磨インタビュー 「今は待つことしかできない」

    佐藤琢磨インタビュー 「今は待つことしかできない」

    スーパーアグリのF1撤退でF1のシートを失った佐藤琢磨。そんな琢磨にチャンスが訪れたのは9月。セバスチャン・ベッテルの後任ドライバーを検討し始めたトロ・ロッソから声がかかった。わずか3時間の走行だったが、ヘレスでのパフォーマンスは、再びバルセロナでテストをする機会を得るには十分だった。そして、バルセロナでは初日にトップタイム、2日目には2番手タイムを記録し、スピードを示した琢磨。バルセロナでの1日半にわたるテストを終え、スーパーアグリの撤退から現在の心境、そして2009年への思いを佐藤琢磨が語った。

    琢磨、F1マシンをドライブしてからしばらく経っていましたね。再びF1のコックピットに戻ってこれて、どんな気持ちでしたか?
    本当にハッピーだ。ここ6〜7ヵ月間、本当にF1カーをドライブしていなかったし、9月のトロ・ロッソとのテストでは雨によって短縮されて、午前中の3時間しか走行できなかった。でも、短い時間ではあったけど、クルマがどのように振る舞うか良い考えを与えてくれたので、今回のトロ・ロッソとの1日半のテストは、チームととても集中して作業できたし、とても楽しかった。

    スーパーアグリの最後のレースとなったスペインGPから何をしていましたか?もう一度F1シートに乗ることを諦めませんでしたか?
    決して諦めなかった。常に望んでいた。F1から引退することは考えなかったし、僕のマネージャーは僕がコックピットに戻る方法を探すために本当に懸命に働いてくれた。トロ・ロッソがチャンスを与えてくれたことには本当に感謝している。今、決定はチームしだいだ。テストは本当に興奮したし、2009年にF1に戻れることを期待している。

    スーパーアグリの撤退をどう受け止めましたか? 土壇場までホワイトナイトが救ってくれるだろうという希望がありましたが・・・
    僕たちが困難が状況にあることは常にわかっていたけど、終わるとは決して思っていなかった。僕は最初からチームと一緒にいたので、もちろん、悲しい瞬間だった。小さかったけど、とても競争力のあるチームだった。プライベートチームが生き残るのは難しくて、常に財政は危機的な状況だった。でも、本当に残念だったけど、全てのプロセスを受け入れなければならなかった。悲しい瞬間だったけど、今、パドックの中で他のチームと働くたくさんの元スーパーアグリチームのメンバーがいることは、僕たちが良い仕事をしていたことを示していると思う。そうでなければ、他のチームは彼らを雇わないだろうからね。

    9月のトロ・ロッソのヘレステストの後、再び彼らのシートの1つを争うために招待されたのは、間違いなくポジティブな印象を残したということですよね・・・
    当初、9月にトロ・ロッソでテストをする計画はなかったけど、チャンスはやってきた。F1に戻ることを望んでいる者として、常に準備ができていることが優先事項だった。僕の印象としては、相性は良かったと思う。そして、それが今回のテストに至らせたと思う。

    チームは2つのコックピットを持っています。そして、それらを“争っている”3人のドライバー。シュートアウトをして、チャンスはどれくらいあると思いますか?
    本当にわからないよ。でも、常にそれについて考えていないと言ったら嘘になる。F1のコックピットを争うことはプレッシャーだ。でも、本当にできることは、ベストなパフォーマンスをすることだ。エンジニアと密にコンタクトをとることを含め、最大限を提供しなければならないし、チャンスを最大限に生かさなければならない。再び彼らと会えることを本当に望んでいる。これ以上は僕にできることはないと思う。

    あなたは3人の候補の中で、最も年上で、最も経験があります。それは有利になると思いますか?
    チームがそのようなドライバーが欲しいかが重要だ。彼らが経験と良いレーシングスピードがある人を探しているなら、僕は100%以上を彼らに与えた。今は、彼らの決定を待たなければならない。

    あなたはモンツァでの予想外の勝利で今年のF1界に衝撃を与え、トロ・ロッソがコンストラクターズチャンピオンシップでレッドブルレーシング、ウィリアムズ、ホンダの前の6位になることを助けたマシンをテストしました。きっと、それはあなたがドライブした最高のF1カーということになります・・・
    僕は全てのメーカーとチームを尊重しているので、他のクルマを判断することは不適当だけど、間違いなく僕がこれまで運転した最高のクルマだ。そのスピードから容易にわかると思う。STR3を運転するのは本当に楽しかった。トロ・ロッソは大きなチームではないけど、シーズンの後半にパフォーマンス面で大きな飛躍を遂げた。今回のテストは、チームがどのように働いて、そのような大きなスケールでのレースをどのように可能にしたかを垣間見ることができた。

    今回のテストを終え、あなたは来シーズンのために待機中です。あなたがトロ・ロッソのシートに座れるかどうかはいつわかりますか?
    トロ・ロッソが決定を急いでいるとは思わないので、僕の予想では、年末か来年の初めになるだろうと思う。既に仕事はしたので、今は待つことしかできない。

    もし逃したら、さらなるレースシングキャリアために“プランB”を考えていますか?
    正直なところ、これまではない。僕は常にF1に戻る可能性を探していた。でも、完全にチャンスがゼロであるなら、他のレースカテゴリーを検討しなければならない。でも、そうなるまでは、プランBについて考えたくはない。

  • 佐藤琢磨、「テストは本当に楽しかった」

    佐藤琢磨、「テストは本当に楽しかった」

    トロ・ロッソでの1日半にわたるテストを終え、佐藤琢磨がバルセロナでのテスト走行を振り返った。

    9月のヘレスでは、午後からの雨によりわずか3時間の走行に終わった佐藤琢磨。再びトロ・ロッソのコックピットに戻った今回は、両日とも天候に恵まれ、合計で200周もの周回を重ねた。

    初日には全体のトップタイムをマーク。午前中のみの走行となった2日目も、トロ・ロッソのマシンをドライブした3名の中で最速タイムを記録し、全体の2番手タイムでセッションを終えた。

    佐藤琢磨は、今回のテストを楽しんだと語る。

    「テストは本当に楽しかったし、マシンに戻ってこれて嬉しかった」

    「9月のテストは、午後に雨が降って3時間しか走行できなかったので少し残念だった。でも、今回のテストはうまく晴れてくれた。7ヵ月ぶりに丸一日ドライビングをしたし、全部で200周を走破できた」

    「クルマは、本当に良く動いてくれたし、ドライブするのは最高の気分だった。チームとの仕事も楽しかったし、エンジニアがどのように働くかをみることも非常に興味深いことだった。僕にとって、素晴らしい経験でありチャンスだった。スクーデリア・トロロッソ・チーム、そしてレッドブルとMr.マテシッツに心から感謝したい」

  • 佐藤琢磨、午前中の最速タイムでトロ・ロッソのテストを完了

    佐藤琢磨、午前中の最速タイムでトロ・ロッソのテストを完了

    佐藤琢磨が、バルセロナでトロ・ロッソの2日目のテストに参加。与えられた午前中の枠で最速タイムを記録しテストを完了した。

    初日にトップタイムを記録した佐藤琢磨。2日目は、午前中に琢磨が走行し、午後からはセバスチャン・ブルデーにシートを引き継ぐことになっている。

    79周を走行した佐藤琢磨は、午前中のセッションを終えた時点での最速タイムとなる1分20秒017という結果を残した。昨日のタイムよりコンマ7秒向上させ、2番手タイムを記録したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)にコンマ3秒差、また同じSTR3に乗るセバスチャン・ブエミにコンマ5秒差をつけてバルセロナでのテストを完了した。

    午後からは、2008年のトロ・ロッソのレースドライバーで、琢磨の実質的なライバルとなるセバスチャン・ブルデーが同じクルマに乗り込み走行を行う。セバスチャン・ブルデーがどの程度のタイムを出すかはわからないが、琢磨は与えられた時間の中で、常にもう一台のSTR3をドライブするセバスチャン・ブエミを上回るパフォーマンスをみせた。

    2009年のトロ・ロッソのシート獲得に向け、チームに好印象を与えたことは間違いないだろう。

    バルセロナF1合同テスト2日目 午前セッション

    順位 ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 佐藤琢磨 トロ・ロッソ 1分20秒017 79
    2 セバスチャン・ベッテル レッドブル 1分20秒411 13
    3 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ 1分20秒553 65
    4 ゲイリー・パフェット マクラーレン 1分21秒340 30
    5 ロバート・クビサ BMW 1分21秒521 51
    6 ジェンソン・バトン ホンダ 1分21秒770 59
    7 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分21秒871 69
    8 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分22秒073 44
    9 ルカ・バドエル フェラーリ 1分22秒425 69
    10 ルーカス・ディ・グラッシ ホンダ 1分22秒492 59
    11 ネルソン・ピケJr. ルノー 1分22秒520 39
    12 マルク・ジェネ フェラーリ 1分22秒889 22
    13 ニック・ハイフェルド BMW 1分23秒080 47
    14 ギド・ヴァン・デル・ガルデ ルノー 1分23秒250 37
    15 ペドロ・デ・ラ・ロサ フォース・インディア 1分23秒499 46
  • F1バルセロナテスト初日:佐藤琢磨がトップタイム!

    F1バルセロナテスト初日:佐藤琢磨がトップタイム!

    2008年シーズン後、初のF1合同テストが17日(月)、スペインのバルセロナにスタートした。注目の佐藤琢磨がトップタイムを記録した。

    2009年へ向けてのテストが本格的にスタートした。この日はトヨタを除く9チームが参加。各チーム、2009年マシンの開発プログラムや2009年のF1シートのトライアウト、テスト走行など、17名のドライバーが参加し、2009年シーズンへのスタートを切った。

    トップタイムを記録したのは、F1復帰をかけてトロ・ロッソのテストに参加した佐藤琢磨。121周を走行した佐藤琢磨は、この日唯一の1分20秒台である1分20秒763というタイム記録し、2番手タイムで同じくトロ・ロッソのシートを狙うセバスチャン・ブエミに約コンマ3秒の差をつけた。

    トロ・ロッソは2台とも2009年のレギュレーションにあわせたダウンフォースにスリックタイヤを装着して走行した。

    BMWザウバー F1.08B

    3番手タイムは、アレキサンダー・ブルツ(ホンダ)が記録し、ペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレン)、ゲイリー・パフェット(マクラーレン)、ルカ・バドエル(フェラーリ)が続いた。マクラーレンはMP4-23K、フェラーリはF2008Kと名付けたテストカーをバルセロナに持ち込んでいる。

    BMWザウバーは、2009年のレギュレーションに合わせたエアロを装着した暫定マシン「F1.08B」を投入。2004年にウィリアムズ FW26に採用された“セイウチノーズ”を彷彿させるフロントノーズが特徴的なマシンで、ロバート・クビサが7番手タイムを記録した。

    ブルーノ・セナ 画像

    レッドブルは、5度のWRCチャンピオンであるセバスチャン・ローブがテスト走行を実施。現役F1ドライバーに交じってトラックを走行するのは初となるローブだったが、素晴らしい順応をみせ、ネルソン・ピケJr.を抑えて8番手タイムを記録した。

    ホンダは、ブルーノ・セナ、ルーカス・ディ・グラッシという2名の若手ドライバーをテスト。午前中はルーカス・ディ・グラッシが、午後はブラーノ・セナがステアリングを握り、F1マシンの感触を確かめた。ブルーノ・セナは15番手タイムでセッションを終えた。

    テストは明日も開催され、佐藤琢磨は午前中の走行を担当する。

    バルセロナF1合同テスト初日 (2008年11月17日)

    順位 ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 佐藤琢磨 トロ・ロッソ 1分20秒763 121
    2 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ 1分21秒071 117
    3 アレキサンダー・ブルツ ホンダ 1分21秒198 77
    4 ペドロ・デ・ラ・ロサ マクラーレン 1分21秒417 65
    5 ゲイリー・パフェット マクラーレン 1分21秒956 78
    6 ルカ・バドエル フェラーリ 1分22秒038 94
    7 ロバート・クビサ BMW 1分22秒341 56
    8 セバスチャン・ローブ レッドブル 1分22秒003 82
    9 ネルソン・ピケJr. ルノー 1分22秒560 80
    10 クリスチャン・クリエン BMW 1分22秒883 53
    11 ニコ・ヒュンケンベルグ ウィリアムズ 1分23秒794 86
    12 ヴィタントニオ・リウッツィ フォース・インディア 1分23秒794 86
    13 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分23秒832 88
    14 マルク・ジェネ フェラーリ 1分24秒177 32
    15 ブルーノ・セナ ホンダ 1分24秒343 39
    16 ギド・ヴァン・デル・ガルデ ルノー 1分24秒908 32
    17 ルーカス・ディ・グラッシ ホンダ 1分25秒512 48
  • 佐藤琢磨、トロ・ロッソの再テストがスタート

    佐藤琢磨、トロ・ロッソの再テストがスタート

    佐藤琢磨の2009年のトロ・ロッソのF1シートを賭けた再テストが幕を開けた。

    17日(月)、スペインのバルセロナでシーズン終了後初となるF1合同テストがスタートした。バルセロナの天候は晴れ。

    トロ・ロッソのレーシングスーツに身を包み、再び佐藤琢磨がF1のサーキットに帰ってきた。佐藤琢磨は、9月のヘレスでトロ・ロッソのテストに参加したが、雨により午後のテストは中止。午前中のみの走行で実力を発揮できずにいた。

    今回のテストは、9月のヘレスの続きとして位置づけられ、2009年のトロ・ロッソのレースシートを獲得するために実力が評価される。

    佐藤琢磨は、17日と18日午前中にテスト走行を行う。18日午後からは、琢磨と2009年のトロ・ロッソのシートを争うセバスチャン・ブルデーがテストを行う。また、もう一台のSTR3にはセバスチャン・ブエミが座り、ブエミは1台のクルマで3日間全てテストを行う予定となっている。

    F1-Gate.comではテストが終了次第、詳しい情報をお伝えします。

    佐藤琢磨 トロ・ロッソ バルセロナテスト 初日

    佐藤琢磨 STR3 佐藤琢磨 トロロッソ バルセロナ 画像

  • F1バルセロナテストは晴れの予報

    F1バルセロナテストは晴れの予報

    来週11月17日(月)からバルセロナでスタートするF1冬季テスト。佐藤琢磨がトロ・ロッソのテストに参加することで注目のバルセロテストだが、天気予報では今のところ3日間ともドライコンディションになりそうだ。

    今年9月18日にヘレスで行われたトロ・ロッソのテストに参加した際には、残念なことにサーキットには降り出した雨により午後のテストが中止となってしまい、49周しか走行できなかった佐藤琢磨。

    再びテストのチャンスが与えられた琢磨だが、今回はドライコンディションの中で完全な走行を行うことができそうだ。佐藤琢磨は、17日(月)終日と18日(火)の午前中に走行する予定。

    バルセロナ 天気予報(11/14現在)
    11月17日(月) 晴れ    最高気温17℃ 降水確率5%
    11月18日(火) 晴れ/曇り 最高気温15℃ 降水確率30%
    11月19日(水) 晴れ/曇り 最高気温16℃ 降水確率35%

    バルセロナでは、トロ・ロッソが佐藤琢磨、セバスチャン・ブエミ、セバスチャン・ブルデーの3名をテスト。ホンダは、ブルーノ・セナとルーカス・ディ・グラッシをテストする。ルノーは、フォーミュラ・ルノー3.5のチャンピンを獲得したギド・ヴァン・デル・ガルデを走らせ、レッドブルは、5度のWRCチャンピオンであるセバスチャン・ローブがテスト走行を行うことを発表している。

    また、多くのチームが2009年レギュレーションにあわせたマシンを走行させることも注目となる。ウィリアムズは、2009年の空力規約に合わせたエアロを装着したマシン公開しており、フェラーリはKERS搭載マシンF2008Kを走行させることが明らかになっている。