カテゴリー: 佐藤琢磨

  • 佐藤琢磨、豪華ドライバー/ライダー参戦のカートレースを制す

    佐藤琢磨、豪華ドライバー/ライダー参戦のカートレースを制す

    4日(日)、ツインリンクもてぎで『Honda Racing THANKS DAY 2016』が開催。フェルナンド・アロンソやマルク・マルケス、佐藤琢磨らが豪華ドライバー/ライダーが参戦したカートレース『Honda Racing Dream Kart Cup』が行われた。

    10周で行われたレースを制したのは、アンドレッティ・オートスポーツへの参戦が発表されたばかりの佐藤琢磨。フェルナンド・アロンソ、ストフェル・バンドーンを抑えて見事、トップでチェッカーを受けた。

    佐藤琢磨は、これまでの感謝を込めて、AJフォーイトのレーシングスーツでイベントに参加。これで“着納め”となり、新たなチームでインディカーのトップを目指す。

    佐藤琢磨

    佐藤琢磨、アンドレッティとの契約を正式発表
    佐藤琢磨

  • 佐藤琢磨、アンドレッティとの契約を正式発表

    佐藤琢磨、アンドレッティとの契約を正式発表

    佐藤琢磨は、2017年にアンドレッティ・オートスポーツに移籍し、ホンダ・エンジンを搭載したNo.26のマシンを操ってインディカー・シリーズに参戦することを発表した。

    オープンホイールレースで豊富な経験を有する佐藤琢磨、そして過去4度チャンピオンに輝いたアンドレッティ・オートスポーツのコンビは、インディカー・シリーズでも最強の組み合わせのひとつとなる。

    2010年にインディカー・シリーズへの参戦を開始するのに先立ち、佐藤琢磨は90戦以上のF1世界選手権に出場。2004年アメリカGPでは表彰台を勝ち取った。これまでに118戦のインディカー・シリーズに参戦した佐藤琢磨は、5度の表彰台、5度のポールポジション、1度の優勝という成績を収めている。

    2017年ベライゾン・インディカー・シリーズで琢磨とともにアンドレッティ・オートスポーツのマシーンを駆るのは、ライアン・ハンターレイ(No.28 DHL Honda)、アレクサンダー・ロッシ(No.98 ホンダ)、マルコ・アンドレッティ(No.27 hhgregg Honda)の3名で、チームは4台体制でシリーズに挑む。

    佐藤琢磨
    「マイケルならびにアンドレッティ・オートスポーツとの交渉を終え、とても嬉しく思っています。アンドレッティ・オートスポーツとは切っても切れない関係にあるHondaとともに、今、彼らは最高の状態にあるように思います。チームはこれまで何年にもわたり、あらゆるタイプのコースで驚くほどコンペティティブな実力を発揮してきました。とりわけ、過去数年間のインディ500で示したスピードには目を見張るものがあります。また、彼らが2017年シーズンに向けてアグレッシブに状況の改善に取り組んでいることがとても印象深く、今は新しい環境でレースを戦うのが待ちきれない気分です」

    マイケル・アンドレッティ (CEO)
    「アンドレッティ・オートスポーツに加入することで、琢磨にはまったく新しい、そしてポジティブなチャンスがもたらされます。これまで琢磨は複数のドライバーと共同作業を行う大きなチームに加入した経験がありません。4人のドライバーとチームが一体となって努力することで、私たちのチームはこれまでたくさんの成功を成し遂げてきたほか、コースにおけるドライバーの能力を引き出す点でも多くの実績を残しています。琢磨はレーシングドライバーとして素晴らしい経験を積んでいるので、私たちのチームに加わることで、さらにその成長を促し、能力を伸ばし、多くの成功を収めることを楽しみにしています。琢磨と一緒に仕事をする上で最も楽しみにしているのは、彼のオープンな人柄です。琢磨はとてもフレンドリーで、これはともに仕事をする上で大きな励みとなります。彼の個性はチームにとっても重要な役割を果たすと思いますし、ライアン、アレクサンダー、マルコとも上手くやっていけるものと信じています」

  • 佐藤琢磨、アンドレッティとの契約発表はまもなくとの報道

    佐藤琢磨、アンドレッティとの契約発表はまもなくとの報道

    佐藤琢磨の2017年のアンドレッティ・オートスポーツへの移籍がクリスマス前にも発表されると Autosport が報じている。

    2010年からインディカーに参戦する佐藤琢磨は、過去4シーズンをAJフォイトで戦ってきた。

    しかし、来年からシボレーエンジンに変更するAJフォイトは、2017年のドライバーとして、カルロス・ムニョスとコナー・デイリーと契約。佐藤琢磨はホンダエンジンを搭載するアンドレッティに加入することが濃厚だと報じられている。

    佐藤琢磨は、カルロス・ムニョスと交代でアンドレッティに加入し、すでに発表されているライアン・ハンターレイ、マルコ・アンドレッティ、そして、インディ500のウィナーでブライアン・ハータ・オートスポーツとの提携エントリーで参戦するアレキサンダー・ロッシと2017年シーズンのインディカーを戦うと考えられている。

    アンドレッティのディレクターを務めるロブ・エドワーズは「我々は4台目のクルマについて近日中に発表する。だが、我々はその位置にいることについてかなり良い気分だ」と Autosport にコメント。

    「良いニュースは、今後数週間で起こっている全てを発表できるということだ」

    「我々は2月中旬のオープンテストでフェニックスに行く前週にアレキサンダー・ロッシとの契約をまとめた昨年よりもずっと前にいる」

    「シーズンがスタートする直前までマシンラインナップやドライバーラインナップを発表できないときは、計画する能力、正しい場所に正しい人々を得るのは非常に難しい」

    「クリスマス休暇前に4台目のクルマについて話すことができると確信しているし、4台目のクルマについて話すまであと2〜3週間だ」

    2017年シーズンが開幕する前に40歳になる佐藤琢磨は、インディカーで119戦を戦い、2013年にロングビートで優勝している。

    「彼が多くの経験を持っているのは明らかだ」とロブ・エドワーズはコメント。

    「彼が速いことは知っている。技術的にも彼は良いフィードバックと優れた技術的な知識を持っている」

    「そのような全ては我々にとって潜在的な利益だ。どのような展開になるか見てみるつもりだ」

    今後数週間といえば、ホンダは12月4日(日)にHonda Racing THANKS DAY 2016を開催し、佐藤琢磨も参加する。その場でアンドレッティとの契約発表が期待できるかもしれない。

    関連:佐藤琢磨、アンドレッティとの契約を正式発表

  • 佐藤琢磨、A.J.フォイト・レーシングに別れ

    佐藤琢磨、A.J.フォイト・レーシングに別れ

    佐藤琢磨が、A.J.フォイト・レーシングに別れを告げた。

    佐藤琢磨は、2013年からA.J.フォイト・レーシングでインディカーを戦ってきたが、2017年から同チームはエンジンをホンダからシボレーに変更。そのため、正式なアナウンスはないものの、ホンダドライバーである佐藤琢磨の離脱は決定的と考えられてきた。

    11日(木)、A.J.フォイト・レーシングのディレクターを務めるラリー・フォイトはTwitterに佐藤琢磨の送別会の模様を投稿。

    「さよならを言うためにテキサスまで来てくれてありがとう。素晴らしい思い出であり、2017年の幸運を祈っている」と述べた。

    佐藤琢磨もAJ、ラリー、そして、みんなには感謝してもし切れないよ! AJフォイト・レーシングに心からありがとう。 #UnforgettableMemories」と返信した。

    佐藤琢磨は、2017年にアンドレッティ・オートスポーツと契約してインディカーに参戦すると報じられている。

    関連:佐藤琢磨、アンドレッティとの契約を正式発表

  • 佐藤琢磨、アンドレッティ・オートスポーツと契約との報道

    佐藤琢磨、アンドレッティ・オートスポーツと契約との報道

    佐藤琢磨が、2017年にアンドレッティ・オートスポーツと契約してインディカーに参戦すると報じられている。

    佐藤琢磨は2010年にF1からインディカーへ転向。KVレーシングで2年、レイホール・レータマン・ラニガン・レーシングで1年、A.J.フォイト・レーシングでは4年間を戦い、日本人で初の優勝を達成している。

    しかし、A.J.フォイトは2017年からエンジンをシボレーに変更することを発表。佐藤琢磨はホンダエンジンを搭載する他の3チームとの契約を目指していた。

    Racer は、佐藤琢磨が、2017年はホンダヘンジンを搭載するアンドレッティ・オートスポーツと契約目前と報道。

    佐藤琢磨は、これまでアンドレッティ・オートスポーツでカーナンバー26をドライブしていたカルロス・ムニョスと交代で、ライアン・ハンターレイ、マルコ・アンドレッティ、アレキサンダー・ロッシとともにインディカーで8年目のシーズンを戦うことになるという。

    一方、カルロス・ムニョスは、佐藤琢磨と交代でA.J.フォイト・レーシングへ移籍すると報じている。

    関連:【インディカー】 AJフォイト、2017年はドライバーを一新

  • 佐藤琢磨 「嬉しいニュースをお届けできることを期待しています!」

    佐藤琢磨 「嬉しいニュースをお届けできることを期待しています!」

    佐藤琢磨が、2016年 インディカー 最終戦 ポコノのレース週末を振り返った。

    佐藤琢磨の2016年ベライゾン・インディカーシリーズは、最終戦ソノマで力走を見せた末に14位でフィニッシュして幕を閉じた。

    これは、佐藤琢磨にとってもAJフォイト・レーシングのメンバーにとっても、決してエキサイティングなレースとはいえなかった。

    それでも佐藤琢磨が示したパフォーマンスは決して悪くなかったし、ややギャンブル的な側面を持つレース戦略が、今回はNo.14ダラーラ・ホンダの順位を上げるのにあまり役に立たなかっただけともいえる。

    過去には、こうした努力が実を結んだこともあった。今回、佐藤琢磨は予選を15番手で終えたが、2014年にはこれよりも低いポジションの20番手からスタートして4位でフィニッシュしている。また、2015年のレースでは18番手から8位まで浮上した。しかし、今年は佐藤琢磨が思うようなタイミングでイエローが提示されなかったのである。

    「戦略面に関していえば、今週末は運が悪く、そしてタフだったといえます」と佐藤琢磨。

    「僕らは懸命にレースを戦いましたが、それでも及びませんでした。あとほんの少しのスピードが必要だったのです。ときにはレース戦略の妙で好成績を得られることもありますが、その場合は自分たちにとって都合のいいタイミングでイエローが提示される必要があります。そうでなければ、予選結果がその週末における調子の具合を示していることが多いので、残念ながら僕たちはあまり速くはありませんでした」

    レースの1週間前、AJフォイト・レーシングはソノマでのテストに参加していた。

    「テストができたことはよかったと思います。僕たちは新しいことを学び、新しい考え方に基づくロードコース用セッティングを試すことができました。でも、ソノマは本当にタフなコースです。まず、グリップがとても低く、このためファイアストンはシーズン中に使われるタイアのなかでももっとも柔らかいコンパウンドを今回持ち込みました。おかげで、最初の1〜2周は高いグリップが得られるのですが、その後は激しいデグラデーションに見舞われ、スティント中のバランスシフトは極めて大きなものとなります。このためスティント中にラップタイムが2秒も3秒も落ち込むことがありますが、これはとても大きな低下です」

    「ソノマ周辺はワインの名産地としても有名で、1年を通じて好天に恵まれます。これはレースをするうえで恵まれているだけでなく、コース外でも素敵なレストランでおいしい食事やワインを楽しめることを意味しています。そのかわり、コースは埃や砂に覆われていて、これがドライバーにとっては大きなチャレンジとなります。テストを行なったのは1週間前のことですが、それでもコースコンディションはまるで異なっていました。ただし、僕たちには良好なベースセットを作り上げることができたので、セッションごとにそれを煮詰めていき、順調に進歩することができました」

    各ドライバーは金曜日に新品のファイアストン・タイアを3セット使うことができた。佐藤琢磨は最初のセッションで2セットを使って8番手となったが、次のセッションでは1セットしか使えなかったため、17番手に終わった。土曜日に行われた3回目のプラクティスでは、佐藤琢磨の相対的な速さをよりはっきりと示すことができ、12番手となった。

    「他のドライバーに比べて、僕たちはたくさん走るとともに、より多くの周回数をこなしており、ユーズド・タイアを履いたときのバランスにも満足していました。ただし、ニュータイアを装着したときのバランスはさらに煮詰める必要がありました」

    予選結果はそれほど悪いものでもなかったが、チームはさらにいい成績を期待していた。予選グループ内における佐藤琢磨のポジションは8番手。わずか0.12秒差でトップ6が進出できるセグメント2に駒を進められず、佐藤琢磨は結果的に15番グリッドからレースに臨むことになった。

    「期待外れの結果でしたが、純粋なスピードにかんしていえばわずかに不足していたのも事実です。予選グループ内の上位陣とは僅差でした。本当の接戦で、わずかな差で敗れたのです。最終戦ではQ2に進出したいと願っていたので、この結果は本当に残念でした」

    この予選結果と、ソノマが極めてオーバーテイクが難しいコースであることを考慮すれば、最初のピットストップを早めに行って他のドライバーとは異なるサイクルでレースを戦う戦略を選択することは、極めて論理的な判断だといえる。

    「過去2年間、ソノマではいい予選結果を得られませんでしたが、レースでは上位でフィニッシュできました。だから、今年もまた可能だと僕は思いました。レースは3ストップでも余裕で走りきることができますが、タイア・デグラデーションが激しいため、多くのチームは4ストップを想定していました。もしもスティントの終盤に1秒近く速いラップタイムで周回できれば、スティントごとに10秒ほどを稼ぐことができるのです」

    Q2に進出できなかった佐藤琢磨の手元には多くのニュータイアが残されていたので、AJフォイト・レーシングは5ストップを視野に入れていた。好スタートを切った佐藤琢磨は13番手に浮上、抜かれたトニー・カナーンとミハエル・アレシンは悔しい思いでオープニングラップを周回したことだろう。

    「僕たちのペースはよかったし、ポジションも悪くありませんでした。僕たちは早めにピットストップを行うつもりでしたが、もしもほかのドライバーも早めにピットストップを行うようだったら、逆に僕たちがスティントを引き伸ばすことも考慮していました」

    佐藤琢磨は11ラップ目に最初のピットストップを実施。残るドライバーたちがピットストップを行ったところ、佐藤琢磨は10番手まで順位を上げることになった。これは好ましい展開で、2回目のピットストップを同じく早めの31周目に行うと、佐藤琢磨は8番手へと駒を進めた。もちろん、次にピットストップを実施したことで佐藤琢磨のポジションは下がった。しかし、ほどなくウィリ・パワーがアクシデントを起こし、ダメージを負ったマシーンを排除するためにイエローが提示されたところ、佐藤琢磨は再び8番手に浮上。つまり、レース戦略はうまくいっているように見えたのだが、厳密にいえば、これが佐藤琢磨にとっては躓きの始まりだった。

    「このときイエローが提示されていなかったら、僕たちは間違いなくトップ10争いができていたはずです」

    その8周後、佐藤琢磨は3回目の給油のためにピットストップ。そして通常の戦略を選んだドライバーたちが3回目のピットストップ(このレースではこれが彼らにとって最後のピットストップとなった)を行うと、佐藤琢磨は6番手まで挽回した。しかし、残り周回数は23ラップもある。したがって、レース終盤にイエローが長く提示され続けない限り、佐藤琢磨は4回目のピットストップを行わなければならなかったのだ。レースが残り17周となったとき、佐藤琢磨は13番手につけていたが、その数周後にカナーンに抜かれて14番手に後退。そしてベテラン・ブラジル人ドライバーに続く格好で佐藤琢磨はチェッカードフラッグを受けた。

    「イエローは完璧なタイミングで提示されなければいけません。フルコースコーションとなったとき、僕はあと2回ピットストップしなければいけませんでしたが、他のドライバーは1回だけで十分でした。これはタフな展開だったので、僕には攻め続ける以外に選択肢はありませんでした」

    炎天下のソノマを85周して競われるレース中、イエローが提示されたのは中盤の3周だけだったので、すべてのドライバーにとっては過酷な戦いとなった。
    「今シーズン、もっとも苦しいレースのひとつでした。ソノマのレースではヘビーグレーキング、暑さ、Gフォース、他のドライバーとのバトルなどがあるので、フィニッシュしたときには本当に疲れ切っていました。これで成績がよければ、気分もずいぶん違っていたのでしょうが! けれども、今シーズンは本当にタフで、苦しい週末でした。メカニックたちはピットストップで本当に素晴らしい働きを見せてくれたので、もっと上位でフィニッシュしたかったと心から思います」

    2017年シーズンが始まるまでにはまだだいぶ時間があるが、インディカードライバーは椅子のうえで寛ぎながら冬を過ごすわけではない。新しいシーズンに向けた交渉も行なわなければいけないし、佐藤琢磨の場合であれば日本に帰ってファンやスポンサーの前に姿を現すことも必要となる。

    「今年もたくさんのイベントが計画されています。そのなかには、古いF1でデモ走行する予定もあるので、とてもエキサイティングです! 冬の間に素晴らしい分析結果が出て、嬉しいニュースをお届けできることを期待しています!」

  • 佐藤琢磨、最終戦を14位でフィニッシュ / インディカー

    佐藤琢磨、最終戦を14位でフィニッシュ / インディカー

    佐藤琢磨は、2016 インディカー最終戦ソノマの決勝レースを14位でフィニッシュした。

    カリフォルニア州サン・フランシスコ郊外のソノマで開催された2016年ベライゾン・インディカー・シリーズ最終戦ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマは、暑さの中での戦いとなった。午後4時前にレースがスタートした際は、サーキットの気温は36℃に達し、路面温度は50℃以上という高温となり、タイヤの磨耗をいかにマネジメントするか、チームによって作戦が異なることになった。

    佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は今大会を14位で完走し、ランキング17位でシーズンを終えた。

    インディカーの2016年シーズンは今日のレースをもって終了。2017年シーズンはフロリダ州セント・ピーターズバーグにおいて3月12日に決勝が開催されるファイアストン・グランプリ・オブ・セント・ピーターズバーグで始まる。

    佐藤琢磨(14位)
    「決勝に向けて用意したマシンはいいペースで走るセッティングになっていました。スタートでポジションをいくつか上げることができ、ピットインするタイミングを少し遅らせて戦いました。しかし、フルコースコーションの出されるタイミングが自分たちに有利なものになりませんでした。逆に、一番悪いタイミングでレースの半ばに出されてしまいました。オーバーテイクを仕掛けるのに必要なコーナーでのスピードが少し足りませんでしたが、ターン11でパスをすることはできていました。自分たちの持っている中ではレベルの高いマシンを作ることができていました。今シーズンの私たちは、リザルトに現れたもの以上の進歩を遂げることができていたと思います。シーズン序盤のストリートレースではHonda勢をリードする戦いを見せることもできていました。しかし、今年は表彰台に上がることができませんでした。それはとても悔しいことですし、残念です。しかし、私たちチームは全力で戦っていました。今シーズンも応援をありがとうございました」

  • 佐藤琢磨、15番グリッドから最終戦ソノマに挑む / インディカー

    佐藤琢磨、15番グリッドから最終戦ソノマに挑む / インディカー

    佐藤琢磨は、2016年 インディカー 最終戦ソノマの予選を15番手で終えた。

    事前にテストを行い、午前中のプラクティスで12番手のタイムを記録した佐藤琢磨だったが、予選では苦戦を強いられた。

    No.14 ABCサプライ・ホンダを駆る佐藤琢磨は予選で1分16秒9661(111.556mph。約178.5km/h)を記録し、15番グリッドを獲得した。

    佐藤琢磨
    「今日は自分たちができることをすべて試しましたが、トリッキーな予選となりました。僕たちにはスピードが欠けていました。今朝に比べるとコースは少し遅くなったように感じましたが、これは誰にとっても同じことでしょう。明日はまったく違う展開になるはずです。シーズン最終戦の決勝を力強く戦えるものと楽しみにしています。No.14に関わる全員が素晴らしい働きをして密度の高い走りができましたが、残念なことにあとわずかな部分が欠けていました」

  • 佐藤琢磨、最終戦ソノマの初日は17番手 / インディカー

    佐藤琢磨、最終戦ソノマの初日は17番手 / インディカー

    佐藤琢磨は、インディカー 最終戦ソノマの初日のセッションを17番手で終えた。

    インディーカー・シリーズ最終戦のプラクティスが16日(金)、サンフランシスコから北に向かってクルマで1時間ほどのソノマ・レースウェイで開催された。当日のソノマは午前中が涼しく、午後はぐっと気温が上昇した。

    75分間のセッションが2回行われた走行において、佐藤琢磨は思うような結果を残すことができなかったが、明日の予選に向けてマシンを改良するのに必要なデータが手に入ったと考えている。なお、明日の午後、ソノマ周辺の気温はさらに上昇すると予想されている。

    No.14 ABCサプライ・ホンダを駆って合計44ラップを走行した佐藤琢磨は1分17秒7193(110.474mph、約176.8km/h)を記録し、17番手となった。

    佐藤琢磨
    「ラップタイムは期待したほどではありませんでしたが、今日はいいテストになりました。コンディションはテストのときとは大きく変わっています。特に風向きがまるで違っており、これがマシーンのバランスに大きな影響を与えました。僕たちの基本セットは決して悪くないので、あとはマシンのグリップをより高めて正しいバランスに整えることが必要となります。今日の走行では、ニュータイヤと中古タイヤでラップ中のバランスシフトが大きく異なっていたので、このデータから多くのことを学べるはずです。まずはいいデータが収集できたので、明日行われる予選に向けて、これらを十分に活用したいと思います」

  • 佐藤琢磨、終了間際のスピンは「ちょっと欲張りすぎた」

    佐藤琢磨、終了間際のスピンは「ちょっと欲張りすぎた」

    佐藤琢磨が、インディカー 第15戦 ワトキンス・グレンのレース週末を振り返った。

    待望久しかったインディカー・シリーズのワトキンス・グレン戦が開催された。インディカーがこの地を訪れるのは6年ぶりのこと。ここでNo.14 AJフォイト・レーシング・ダラーラ・ホンダを駆る佐藤琢磨は後方グリッドから8番手まで挽回し、トップ6が狙えそうな展開となりながら、スピンしてそのチャンスを失うというドラマチックなレースを演じた。

    ニューヨーク州の緑多いサーキットで事前のテストに参加しなかったのはAJフォイト・レーシングだけ。しかも、このコースは路面の再舗装を行ったばかりで、エンジニアにとってもドライバーにとっても手がかりとなるような情報はないも同然だった。

    ちなみに佐藤琢磨はここで2010年に1度だけレースを戦ったことがあるが、チームメイトのジャック・ホークスワースにとっては初めてのイベントとなった。

    「ただし、エンジニアたちは入念に準備してくれました」と佐藤琢磨は語る。「また、ホンダ・パフォーマンス・デベロップメントからは必要なデータが提供され、これもとても役に立ちました。最初のプラクティスでは初期のセッティングに集中しましたが、時間はとても短いものでした。そして僕はワトキンス・グレンがどれほどチャレンジングなコースであるかを再発見しました。僕はこのサーキットが本当に好きです。コーナーに進入するときのスピードは、普通のサーキットに比べると信じられないくらい速いので、とにかく自信を持っていないと走れません」

    「再舗装が行われたことで、前回インディカー・サースが開催されたときに比べるとラップタイムは5秒か6秒ほど速くなっていたので、走っているときの感覚はまったくの別物でした! 施設はアメリカのサーキットとしてはベストなもののひとつですし、路面のスムーズさに関していえば並ぶものがありません。とりわけ路面はスパ-フランコルシャンを思い起こさせるほどスムーズで、完全にF1スペックのサーキットだといえます。きっと、誰もがこのコースでの走りを楽しんだと思います」

    「すべてのコーナーは横Gが3.5Gから4Gに達し、なかには4Gを越えるコーナーもありました。こうなると肉体的にも厳しく、何人かのドライバーは首が痛いといっていました。まるで速かった時代のF1のようです!」

    合計2時間で行われたプラクティスにおいて、佐藤琢磨は最初のセッションで14番手、次のセッションでは12番手に浮上した。「運のいいことに、通常のイベントよりもセッションは長めに設定されていました。唯一の制約はタイヤの使用本数に制限がかかっていることだけです。だから、かなり恵まれた環境だったわけですが、それでもモータースポーツの世界ですべてのことをやり尽くそうとすると、どんなに時間があっても十分ということはありません! リザルトを見ただけでは、僕たちがどれだけ速さに満足していたかはわからないでしょうが、確実にトップとの差を詰めていることは実感していました」

    土曜日に行われた最後のプラクティスでは、路面コンディションが改善されたこともあってチームはさらなる前進を果たし、佐藤琢磨は15番手のタイムをマーク。予選に向けて自信を抱いていたが、期待されたような結果を残すことなく、最後尾の22番グリッドからスタートすることが決まる。

    「細かなトラブルがいくつか起きました。予選でトップ10に入る自信があり、僕たちは予選中のタイヤ戦略について検討しました。コースの全長が長いので、時間内に走行できる周回数は少なくなります。そこで最初のセグメントでは、硬めのブラック・タイヤを装着してからレッド・タイヤに交換するのではなく、最初からレッド・タイヤで走り始めたほうが好ましいと考えられました。フリープラクティスでは、ブラック・タイヤでもグレイニングやブリスターの兆候が見られましたが、僕自身はグループ2から参加することが決まっていた予選では、最初からレッド・タイヤを履いてグループ1の予選に挑んだドライバーが路面コンディションの改善に助けられてタイムをぐんぐんと縮めていく様子を目の当たりにしました。そこで、僕たちも同じ戦略で挑むことを決めました」

    「不運にも、このとき僕のHANSデバイスは正しい位置に装着されていませんでした。こんなことは初めてでしたが、安全確認の為にピットストップを行い、これでインラップとアウトラップの時間をロスすることになりました。これですべてが終わりになったわけではありませんが、余裕のない展開となったのは事実です。それでも、レッド・タイヤでいい感触を掴んだ僕はアタックを開始します。セクタータイムはコンペティティブなもので、走行中のペースからラップタイムを予測するシステムがあるのですが、それによると、2番手に位置していたとエンジニアは教えてくれました。しかし、僕はミスを犯してスピンを喫します。あとになってクルマに小さな問題があったことが確認されましたが、あれはコントロールできたかもしれないと思うと、悔しくて仕方ありません。メカニックたちには本当に申し訳ないことをしてしまったと思います」

    これで佐藤琢磨はグリッドの最後尾に並ぶことになったが、好スタートを決めると、カオスに陥ったオープニングラップでライバルたちを次々とパスし、6つポジションを上げることに成功する。

    「コーナーはどれも高速かつ大きく曲がり込むレイアウトなので、ヘビーブレーキングを行う場所がなく、オーバーテイクは簡単ではありません。このため、1コーナーには3ワイドや4ワイドとなって進入し、順位を上げようとするのが一般的です。僕は隊列の最後方にいたので、アクシデントに巻き込まれないように気をつけながら、いくつか順位を上げることができました」

    佐藤琢磨が最初のピットストップを指示されたのは8周目という早い段階。これは他のドライバーたちとは異なるピット戦略を選択したことを意味しており、その成果はレース終盤に現れるはずだった。佐藤琢磨のマシンは好調だったが、それでもワトキンス・グレンでライバルをオーバーテイクするのは容易ではなく、したがって戦略を駆使するのが順位を上げるうえではもっともいい方法なのである。レースの大半を佐藤琢磨は15番手ないし16番手で周回していたが、他のドライバーがピットインしたときには順位を上がられると期待された。実際、60周のレースの32周目には3番手まで浮上。そして佐藤琢磨自身が最後から2番目となるピットを行うと15番手に後退した。そして39周目にウィル・パワーがクラッシュし、今回のレースを決定づけることになるイエローが提示されると、佐藤琢磨は2番手へと返り咲いたのである。

    ほとんどのドライバーがここでピットインし、フィニッシュまで走り続ける戦略を選択したが、カルロス・ムニョスと佐藤琢磨はステイアウトを決め込んだ。これでムニョスはトップ、佐藤琢磨は2番手に浮上したものの、ふたりはもう1度ピットストップを行わなければならない。レースは43周目に再開、佐藤琢磨はトップを目指して戦い続けた。

    「僕たちはダウンフォースの設定がややコンサバティブで、空気抵抗が大きいように感じられました。このため、バスストップ・シケインに向かうところでスピードは伸び悩み、ギア設定もショートだった為にエンジンが回りきってしまい、難しい状況でした。僕はスリップストリームとプッシュ・トゥ・パスを使いましたが、スリップストリームから抜け出すと空気の壁に突き当たり、まるで減速するように感じられます。さらにカルロスは信じられないくらいのレイトブレーキを繰り出しました。コーナーでは僕をアウト側に押し出すようにして、コースのギリギリのところまで追いやられました。このとき縁石を乗り越え、いくつか順位を落とすこととなります」

    「それでもチームがいい戦略を考え出してくれました。このときのイエローは本当にクリティカルなタイミングだったのです。この後、燃費走行で走り続ければフィニッシュまでたどり着けないこともありませんでしたが、それは極めてリスキーでした。もしも僕たちがほかのドライバーと同じ戦略を選んでいたら、燃費走行をしながら1周あたり1台をオーバーテイクしなければならなかったでしょう。ただし、ライバルたちの少なくとも半分はもう1度ピットインすることがわかっていたので、これはいい判断でした」

    残り12周となったところで、佐藤琢磨は最後のピットストップを実施。ムニョスは1周あとでこれに続いた。佐藤琢磨はコロンビア人ドライバーを素早くパスすると15番手に浮上。その後は駆け上がるようにして順位を上げていった。

    「僕はアタックを繰り返しました。これは最高に楽しかったです。何人かのドライバーはギリギリまで燃料をセーブしながら走っていたため、ラップタイムは3秒も遅くなっていました。けれども僕はレッド・タイヤを履いてプッシュし続けます。マシンはやや不安定な状況でしたが、僕は残り周回数が減っていくのを数えていました。トップ10、トップ8……。ある周回では、バスストップの進入で1度に2台をパスしました。ライアン・ハンター-レイがRCエナーソンをオーバーテイクしようとしてスリップストリームから抜け出したとき、ふたりの間に飛び込んだのです。あれは本当に楽しかったです!」

    ファイナルラップの1周前、佐藤琢磨がアレクサンダー・ロッシをパスして8番手となったところで悲劇は起きた。

    「ちょっと欲張りすぎたのかもしれません。僕はついに7番手となり、シモン・パジェノーの背後につきました。いまになってみれば、僕のあのスピードでは次のストレートまで待つべきだったといえますが、あと2周で次のグループに追いつくためには、できるだけ早くオーバーテイクしたかったのです。ターン7でパジェノーはデフェンス気味の動きを見せたので、ターン8で彼をオーバーテイクすべく、マシンを大きく振ってスロットルを早めに開けました。ところが、僕は路面の汚れた部分に足を踏み入れてグリップを失い、リアが滑り始めてスピンを喫しました。あんなことを自分がしたなんて、信じられません。完全に自分のミスです」

    その後は集団の間を彷徨うようにして佐藤琢磨は17位でフィニッシュ、極めて残念な結果に終わった。しかし、少なくともシーズン最終戦のソノマに向けてはいい兆候になったといえないこともない。なお、カリフォルニアのサーキットでは間もなくテストが行われることになっている。

    「僕たちのパフォーマンスは示すことができました。決して最速だったわけではありませんが、僕たちはコンペティティブで、多くのポイントを獲得できる程度には強力でした。これはとてもいいサインです。ソノマでは是非、反撃に転じたいですね。テストも予定されているので、速いクルマを作ることに集中したいと思います。このサーキットでは、昨年も僕たちはいい戦いができたので……」