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  • F1第6戦モナコGP フリー走行1回目:ライコネンがトップ

    F1第6戦モナコGP フリー走行1回目:ライコネンがトップ

    2008年F1第6戦 モナコGPのフリー走行1回目が22日(木)、モンテカルロ市街地コースで行われた。

    伝統のモナコGP。ブリヂストンはモナコGPにスーパーソフトとソフトを投入。今シーズン初めてスーパーソフトが使用されるグランプリとなる。

    トロ・ロッソはモナコGPから新型車STR3を投入。またジャンカルロ・フィジケラが200戦目を向かえ、ウィリアムズのフランク・ウィリアムズにとっては600戦目のグランプリとなる。

    フリー走行1回目はトラブルも多発。まずはレッドブルのデビッド・クルサードがスローダウンし、イエローフラッグが掲示される。クルサードはこのトラブルによりわずか3周で走行を終えている。

    その後、排水溝のカバーをチェックするため、セッションは約10分間赤旗中断となった。さらに、ヤルノ・トゥルーリが接触により左リアを損傷させ、トンネル出口でスローダウン。ニック・ハイドフェルドもマシンを止めた。

    フリー走行1回目のトップタイムは、フェラーリのキミ・ライコネンの1分15秒948。その後ろには、ルイス・ハミルトン、ヘイキ・コバライネンのマクラーレン勢が続いた。

    モナコGPプラクティス2回目はこのあと現地時間14時(日本時間21時)から行われる。

    F1第6戦 モナコGP フリー走行1回目

    順位 ドライバー コンストラクターズ ベストタイム 周回
    1 キミ・ライコネン フェラーリ 1分15秒948 26
    2 ルイス・ハミルトン マクラーレン 1分16秒216 27
    3 ヘイキ・コバライネン マクラーレン 1分16秒248 28
    4 フェリペ・マッサ フェラーリ 1分16秒292 26
    5 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分16秒653 27
    6 ロバート・クビサ BMW 1分16秒834 23
    7 フェルナンド・アロンソ ルノー 1分17秒498 25
    8 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 1分17秒511 26
    9 マーク・ウェバー レッドブル 1分17秒798 23
    10 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア 1分17秒835 26
    11 ティモ・グロック トヨタ 1分17秒942 26
    12 ジェンソン・バトン ホンダ 1分18秒153 26
    13 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ 1分18秒245 30
    14 ニック・ハイドフェルド BMW 1分18秒263 13
    15 中嶋一貴 ウィリアムズ 1分18秒274 28
    16 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1分18秒360 16
    17 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分18秒360 25
    18 ネルソン・ピケJr ルノー 1分18秒955 32
    19 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ 1分19秒176 35
    20 デビッド・クルサード レッドブル   3
  • セバスチャン・ベッテル、「ここからが新しいスタート」

    セバスチャン・ベッテル、「ここからが新しいスタート」

    セバスチャン・ベッテルは、モナコGPで待望の新車STR3を手に入れる。これまで、不運が続いたベッテルだったが、ここからが新しいシーズンだと語る。

    最終的に新車を手に入れられて安堵と興奮を感じていますか?
    うん。とても興奮しているよ。モナコにいることにも興奮している。F1マシンでこのサーキットを走ってレースするのは初めてだしね。今にわかるよ。

    ポールリカールのテストはどうでしたか?
    よても良かった。今後にとても自信があるといえるね。マシンのフィーリングはとても良かった。僕にとって、それは前進だ。でも、どれくらい前進したかは見てみなければならない。思っていたより大きければいいね。

    もし新車でシーズンをスタートしたよりもうまく準備できていると思いますか?
    明らかにそうだね。これまで結果が証明しなかったけど、最終的に正しい決断だったと思うよ。でも、最初の4レースはどれも難しかった。フィニッシュできなかったんだから。

    でも、良くわかっているマシンでシーズンをスタートする正しい決断をしたから、今、僕たちはテストするチャンスがある。十分ではないのは明らかで、テストも十分ではないけど、いい感じだよ。1レース遅れたけどOKだ。今では過去のことだし、もう誰も黄にしないよ。

    他のチームが5レース行った今、上位のマシンに追いつくのに十分な速さを得られると感じていますか?
    先週のテストは一般的な感覚を得るためにとても重要だったと思う。結局は、常に出来る限り速くドライブするんだ。それはいつも同じだ。適応するには十分な時間だったと思う。だから申し分ないと思うよ。未来を予想できないし、誰だってそうだ。でも、誰かが知っているなら教えて欲しいよ!

    シーズンのスタートは不運でしたね、最初の4レースのうち3つが1周目のクラッシュ。そのあとトルコで最終的にレースをフィニッシュし、ギアボックスの交換が必要なためモナコで5グリッドのペナルティーを受けますね。不運だと思いますか?
    わからない。踏んだとは思っていない。ときどき、そのようになるし、それは仕事の一部であり、ゲームの一部なんだ。人生はモータースポーツのようなものだよ。良いときもあれば悪いときもある。でも今、僕は満足している。僕たちは最終的に新車を手に入れたんだから。それが最も重要なことだ。たぶん、ここからが新たしいシーズンのスタートだ。

    Q2に進出するチャンスに関して、少なくともどう考えますか?
    僕は渡来するし、出来る限りハードにプッシュするつもりだ。ここで出来る限り最高の仕事をするし、うまくいけば初のQ2進出には十分だろう。Q3もあるかもしれない。特別なサーキットだ。雨かもしれないしね。

    マカオでは楽しみましたね。モナコに関してはどう考えますか?
    マカオとは同じではない。残念なことにね。マカオはナンバーワンだ。世界のどんなサーキットよりもね。でも、モナコは最高のサーキットだし、好きだよ。僕は2度ここに来たことがある。F3と去年のフォーミュラ ルノー3.5でね。サーキットはわかってるし、かなりトリッキーで、非常に要求だ多い。アグレッシブなだけじゃなく、繊細でなければならない。そういうのは好きだよ。

  • ロバート・クビサ、「ライバルとの戦いは大きなチャレンジ」

    ロバート・クビサ、「ライバルとの戦いは大きなチャレンジ」

    ロバート・クビサのインタビュー。モナコを目前に控え、自身のパフォーマンスとBMWザウバーF1チームに関して語った。

    ロバート、今年のロレンツォ・バンディーニ賞を受賞したばかりですね。ファエンツァからブリジケッラまでの11kmの走行はどうでしたか?そのような象徴的な名前のついた賞を受賞するのはどういう気持ちでしたか?
    とても素敵な雰囲気の中に素晴らしい観客がいて、本当に素晴らしい経験だった。モーターレーシングの立派な経歴を持つ人々から授けられたものなので、僕にとってこの賞はプライドの源になるし、F1に対する彼らの情熱を本当に感じることができる。ファエンツァからブリジケッラまでの走行は少しトリッキーだったけど、面白かったよ。一般道をF1マシンで走るのはかなり珍しいの状況だ。観客のみんながショーを楽しんだと思う。

    イタリアに向かう前、あなたはモナコ-スタイルの構成にしたポール・リカールで2日間のテストをしましたね。両日ともあなたはマクラーレンとフェラーリの後ろでフィニッシュし、3番手のファステストタイムを記録しました。これは今週末を予想できるものですか?
    ポール・リカールテストの作業には満足しているし、モナコの週末に関してはかなり楽観視だ。でも、現実的になる必要もあるし、直接のライバルと戦うために大きなチャレンジに立ち向かうことになると思う。いつもよりもっとハードにプッシュしなければならないだろうね・・・

    多くがBMWザウバーが今週末の優勝候補だと考えています。モナコ構成でテストしたのはあなただけで、ニック・ハイドフェルドはモントリオール・レイアウトを1日テストしました。優勝はあなたにかかっているのでしょうか?
    いや、BMWザウバーF1チームが、ドライバーごとに違う目標をもってテストを計画するとは思わない。でも1台のマシンでテストするときは、準備を最適化するためにプログラムを分ける必要があるんだ。

    天気予報によると、モナコはウェット・レースになるかもしれません。ウェット・タイヤを履いて高ダウンフォース構造にしたF1.08をどのように評価しますか?
    ウェットだったら、みんながどう対応するかが今シーズン初めてわかるだろうね。今のところ、ウェットコンディションで僕らのマシンのパフォーマンス・レベルが良いかを予想するのは難しいけど、悪くないと思う。

    モナコでの2度目のF1レースになります。トラックや雰囲気が好きですか?
    街中のトラックだし、もちろん大好きだよ。でも去年は、ピットストップ作戦が報われず、予想していた結果に届かなかった。、雰囲気はカレンダーの中でも最高のひとつだね。特にレーストラックのすぐ近くにいる観客を見ることができるからね。小さな隙間もないくらい、びっしり埋まるよね。

    今年これまでチームメイトを圧倒していますね。マシンが彼よりもあなたのドライビング・スタイルに合っているのですか?
    マシンの問題ではないと思う。むしろ今年は1年経験を積んでいることと、新しいレース・エンジニア、トニー・クケレラととてもうまくやっていることだと思う。

    フェラーリは間違いなくペースセッターです。でも彼らの後ろは?BMWザウバーの位置はどこだと思いますか? さらに進歩する可能性がありますか?
    あらゆる部分で作業する必要がある。結局は「パッケージ」の差なんだ。チームは僕らが必要としている改善を見つけるために頑張っているし、まだ前進できる余地はあると信じている。

    あなたの素晴らしいパフォーマンスと、BMWザウバーとの契約が今シーズン終了するといういう事実のため、来年のオプションがあるとは言え、あなたの将来に関する噂が流れています。現時点で唯一強いのはフェラーリです。彼らから何か探りを入れられましたか?
    これに関してはコメントはひとつだけだ。僕は現在BMWザウバーF1チームのドライバーであり、トラックで戦って全員に勝つことが職務なんだ。

  • ブリヂストン、モナコGPに改良型スーパーソフトを投入

    ブリヂストン、モナコGPに改良型スーパーソフトを投入

    ブリヂストンは、モナコGPで改良型のスーパーソフトタイヤを投入する。モナコGPはスーパーソフトとソフトタイヤが使用される。

    今年で通算55回目を迎えるモナコGPは公道を走るため、独特の難しさがある。全長3.34kmと比較的短いコースにはストレートがほとんどなく、コーナーが続く。ドライバーもタイヤも、1周を走る間に様々な状況に対応しなければならない。モナコGPでチームとドライバーが最も優先するのは、グリップ力だ。

    そのためブリヂストンは、モナコGPに、コンパウンドの中で最も柔らかいスーパーソフトとソフトを用意。今年のスーパーソフトは昨年の改良型で、4 種類のコンパウンドの中で唯一改良を加えている。各チームはモナコGP前に行なわれたポール・リカールのテストで、改良型のスーパーソフトを初めて使用している

    浜島裕英 ブリヂストンMS・MC タイヤ開発本部長
    モナコの課題は何ですか?
    「モナコはコース脇にバリアがあり、一つのミスが命取りになる難しいサーキットです。我々はモナコGP に最も柔らかいスーパーソフトとソフトを用意しました。このコースではタイヤは様々な状況に対応しなければなりません。特にリアのトラクションは重要になります。トラクションコントロールが使えず、路面が滑りやすいため、各ドライバーには厳しいレースになるでしょう。」

    今年のスーパーソフトはどのような改良が加えられたのですか?
    「我々は、耐摩耗性や剛性などの特長を犠牲にせずにグリップ力を高める改良を加えました。モナコGPでは、今年初めて新しいスーパーソフトを使用します。モナコGP の次のカナダGPでもスーパーソフトを使用する予定なので、どのようなパフォーマンスを発揮するか、非常に関心を持っています。」

    モナコGP 開催スケジュール

    5月22日(木) フリー走行1回目 10:00〜11:30 (日本時間 17:00〜18:30)
      フリー走行2回目 14:00〜15:30 (日本時間 21:00〜22:30)
    5月23日(土) フリー走行3回目 11:00〜12:00 (日本時間 18:00〜19:00)
      予選 14:00 (日本時間 21:00)
    5月24日(日) 決勝 14:00 (日本時間 21:00)
  • フェリッペ・マッサ、「モナコは好きなサーキットではないんだ」

    フェリッペ・マッサ、「モナコは好きなサーキットではないんだ」

    フェリペ・マッサは、今週末のモナコGPでフェラーリは速さがあるとしながらも、非常にタフな相手に戦うになると予想する。また、モナコはマッサの好きなサーキットではないようだ。

    「今週末は簡単なレースにはならないだろうし、僕たちも速さがあるけど、いつもどおりマクラーレンが強いだろうと思う。」

    「でも、木曜日に何が起こるかを待たなければならない。僕たちとライバルがどうかを予測するのは難しいね。」

    「たとえモナコの特性をシミューレートしてポールリカールで走ったとしても、やはり本物ではない。モナコは独特だし、正確に同じトラックの特徴を再現するのは不可能だ。だから、今週末は未知の要因がいくつかあるね。」

    「概してフェラーリは、12ヶ月前のレースよりは状態だと思う。僕も同じくね!でも、わからないよね。去年は、3位表彰台で終えたけど、マクラーレンのペースにはほど遠かったから良いレースだったとは思わない。だから、今年、より強くなっていることを楽しみにしているんだ」

    「モナコが好きなサーキットの1つではないことを認めなければならないね。ドライビングプレジャーという点では、僕はトルコやバーレーン、バルセロナのような速く流れるような場所のほう方が好みなんだ。でも、それは僕たちがここで強くないということではない。僕たちは出来る限りの準備をして、多くのポイントを持ち帰れるようにするつもりさ。いつも他より好きなサーキットを探そうとするけど、あまり夢中ではないからといって、競争力がないということではないよ」

  • モナコGPの舞台裏

    モナコGPの舞台裏

    トヨタF1チームのチームマネージャーであるリチャード・クレーガン、モナコGPの舞台裏を解説。

    モナコではロジスティクスに関してどんなことが問題になるのでしょう?
    「毎年問題となるのは交通とモナコの基本特性そのものだ。スペースが非常に限られているため、例えばスペアパーツ用のトラックをモーターホームがあるパドックに駐車しなければならないなど、色々と妥協を強いられることになる。(パドックは)F1カーがあるピットエリアからかなり離れているのにね。通常のサーキットであれば必要なパーツは全てガレージ内か、あるいはそのすぐ隣に置いておく。つまりモナコでは必要なパーツを必要な場所に時間通り届けること自体が一つの挑戦なんだ。オーガナイザーが幾ら努力しようとも、困難なこの状況は避けようがない。だがそれもまたモナコGPを特別なものにしている要素の一つだからね」

    F1の新しいサーキットと比べると、その厄介さが一層際立つのでは?
    「そうだね。例えばイスタンブールのように新しいパドックに行くと、あらゆるものが整然としていて素晴らしい。だがモナコではそうはいかない。だがそういったモナコへ挑むことが楽しくもあるんだ。全ての準備が整ってしまえば、そこは唯一無二の世界になるからね。これはF1で仕事をしている者にとっては嬉しいことの一つだ。今後もモナコでずっと開催できればいいと思っているよ」

    この状況は年月と共に改善されてきたのでしょうか?
    「設備面で近年一番大きな改善だったのが、新しいガレージとピットレーンだ。お陰で今はなんとかレースの週末を上手くこなせるようになったから、これがもたらした違いはかなり大きいと言える。それ以前は、王宮の下にあるパーキングエリアでクルマの準備をしていたんだ。あれはまるでラリーのサービスパークのようなもので、クルマの周りに色々な備品が散らばっていたんだよ。あらゆる類の制限があることを考えれば、今の形のピットとガレージは最善のソリューションだ。今年の一番の違いは、スペアカーがなくなったことだね。それによって当然ながらスペースに更なる余裕が生まれた。2〜3年前まではTカーを2台ガレージに用意していたんだ。だからかつての4台体制から今は2台に減ったことになる」

    エンジニアがピットウォールに陣取らないのはこのレースだけですか?
    「そうだ。ここではピットガレージの上の建物内に陣取る。いつものピットウォールスタンドもそこにあるんだ。スターティンググリッドを俯瞰できるよう、ガレージの裏手に設営しようとしたのだが、そこはタイヤのためのスペースとして使わなければならなかった。様々な意味で、エンジニアは全員同じ部屋にいたほうがいい。そうすればコミュニケーションが楽になるからね。だがその一方でレースエンジニアにとっては状況が一層困難になる。なぜなら、常に階段を上に下に行ったり来たりしなければならないからだ。それでもなんとかできるものだし、我々は上手くやっているけどね」

    チームスタッフはガレージとパドックの2カ所に分散していますが、これにはどうやって対処するのですか?
    「この2つの場所はお互いにかなり離れていて、しかもコース上をF1カーが走っている時はガレージへのアクセスが制限されるため、自由に行き来できないこともある。いつも抱える問題の一つが携帯電話による通信だ。地域の携帯ネットワークに多大な負荷がかかるため繋がりにくくなるんだ。このためチームは自前の無線ネットワークを準備しなければならない。通常より広範な無線システムを構築するため、IT専門スタッフも増員が必要だ。更に、常時パドックに1〜2名スタッフを配置しておく必要もある。なぜなら全てのパーツが基本的にそこに置いてあるからね。何か必要となれば、そのスタッフがそのパーツをガレージまで持ってくるんだ。これを適切に機能させようと思ったら、追加の人員が必要になる」

    モナコでは金曜日に走らないわけですが、これは不思議な感じじゃないでしょうか?
    「色々な面でこれは良いことではあるが、個人的にはレースの週末の一環した流れが好きだね。モナコでは月曜、火曜、水曜と準備を進め、木曜日にクルマを走らせる。そして翌日はお休みで自由な日になるからここでみんなリラックスする。そのため、土曜日に向けてアドレナリンを高めるために再度みんなを鼓舞しなければならないんだ」

    モナコGPに参加するのは何回目ですか? その中で印象に残っていることはありますか?
    「今回で7回目になるが、いつ行っても、実際にドライバーがF1カーを走らせて結果を出していく様子を目の当たりにすると圧倒されるね。モナコのマーシャルはコースオフしたクルマの撤去作業も他より早い。彼らは本当に有能で、オペレーションがとてもスムーズなんだ」

    何かモナコに関してすぐに思い出せる逸話はありますか?
    「昨年、セッション開始前に最上階の水道管が破裂して、当然ながら、ありとあらゆるありがたくない場所に水が流れ込んでしまった。大量の水が最上階の床から漏れてきて、ガレージ内にあった配電ボックスと棚が濡れてしまったんだ。そのため我々は2台のクルマをラップトップPCの“パナソニック・タフブック”から操作した。でもその後は、何人かが携帯電話や無線をハーバーに落としてしまった以外は、それほど酷いことにはならなかったよ!」

    ハーバーの管理者との交渉にあなたも関わっているのですか?
    「自分のボートをハーバーに停泊させたいというスポンサーやクライアントのために、私もハーバーの管理者と話すことがある。これはお金の問題ではなく、どの場所が空いているか、既に誰がどの場所を確保しているのか、ということなんだ。これにはかなりの交渉が必要になる。またボートで何をしたいのかによっても変わってくるしね。管理者側は、ボートでパーティーが開催されるのかどうか、有名人を招くのかどうかといったことを知りたがる。パーティーは数が多ければ多い程良い。管理者側は、そういった賑やかで華やかな雰囲気を求めているからね」

    全体的に見て、ロジスティクス面での悪夢よりもそういった楽しみの方が優っているということでしょうか?
    「私はモナコという場所が大好きだ。ネガティブな部分に目を向けるより、あらゆるグランプリの一番良い部分を味わいたいしね。これから何年か先に振り返った時、我々はモナコでレースをする機会に恵まれ、しかもそこでモータースポーツを楽しむのに給料までもらったんだ、と思うことだろう。それ以上に求めるものなんて何もないさ!」

    モナコGP 開催スケジュール

    5月22日(木) フリー走行1回目 10:00〜11:30 (日本時間 17:00〜18:30)
      フリー走行2回目 14:00〜15:30 (日本時間 21:00〜22:30)
    5月23日(土) フリー走行3回目 11:00〜12:00 (日本時間 18:00〜19:00)
      予選 14:00 (日本時間 21:00)
    5月24日(日) 決勝 14:00 (日本時間 21:00)
  • ジャンカルロ・フィジケラ、「ポイント獲得が目標」

    ジャンカルロ・フィジケラ、「ポイント獲得が目標」

    モナコで200戦出場の記録を達成するジャンカルロ・フィジケラ。今年のモナコの現実的な目標として、フィジケラは1ポイント獲得を掲げた。

    「モナコは僕の200戦目になる。デビューから長い道のりを感じるのは確かだけど、また当時と同じくらい良い自信があるよ。ルーベンスの257出場を打ち破るのは難しいけど、少数のドライバーだけがたどり着けるマイルストーンに到達することには満足を満足しているよ。僕は多くを与えられるし、まだモチベーションが高いことがわかって、さらに満足している。」

    「これをモナコで祝うことは素晴らしいね。世界で最高のトラックだし、僕の好きなサーキットのひとつだ。曲がりくねったトラック自体が素晴らしいし、ファンはマシンに近づけて、リアルな空気を得ることができる。環境もとても美しい。お祝いには最高の場所だね。日曜日に良い結果でも祝えることを期待しているよ!」

    「モナコではいくつか良い結果を残したし、昨年は誰も予想しなかった4位で帰ってきて、特に良かったね。それはチームが必死に必要としていた結果でもあった。現実的に今年は4位は望めないけど、1ポイントが目標だ。その上はボーナスといっていいだろう。僕たちは新しいエアロパーケッジを持ち込むから助けになるだろう。でもモナコのレースは運だから、運も手に入れなければならないね。」

  • キミ・ライコネン、「フェラーリはモナコで競争力があるだろう」

    キミ・ライコネン、「フェラーリはモナコで競争力があるだろう」

    キミ・ライコネンは、フェラーリがモナコGPでとても競争力があると期待している。

    昨年、フェラーリは、ライバルのマクラーレンのペースに匹敵することはできなかった。フェラーリは2001年のミハエル・シューマッハ以来、モナコでの勝利から遠ざかっている。

    しかし、先週のポールリカールでのテストを終え、ライコネンは、チームがモンテカルロのようなトラックで進歩を遂げ、フェラーリが今回、とても力強いことを期待している。

    「テストはとても巧くいった。僕たちは2、3の新しいコンポーネントを試し、セットアップを改善した、マシンは昨年と比較して、ゆっくりで曲がりくねったタイプのサーキットにより強くなっている。フェラーリは昨年あまり強くなかった部分で大きな前進を遂げたと思う。」

    「最終的にどうなるかはわからない。フェラーリはとてもコンペティティブだろうけど、そこにはマクラーレンとBMWもいる。モナコは常に思いがけないことがよく起きるといえる。それは今年の全てのレースで最も知られていることだ。」

    「昨年、僕たちはモナコで1ポイントしか獲得できなかった。その日は満足できなかったよ。でも、最終的に、それが僕にとってとても貴重なポイントとなった。」

    「トルコでは、僕たちは最も重要なプラクティスセッションを逃した。今回、僕たちがなにも問題なく作業できることを期待している。特にみんなが接近していて、予選では特に最速ラップを決めることが非常に重要になる」

    「オーバーテイクはほぼ不可能だから、マシンは本当に巧くセットアップしなければならない。モナコで最速ラップを刻めたら素晴らしいね。でも、そうするには前にいることが必要だ。予選をうまくやること重要なんだ。モデコではこれが最優先事項だ。レースに勝つ戦いには最高のオプションだから僕は常にポールポジションを狙うよ」

  • ニック・フライ、「F1にプライベーターが戦う場所はない」

    ニック・フライ、「F1にプライベーターが戦う場所はない」

    ホンダレーシングCEOのニック・フライは、スーパーアグリの消滅が、F1にはプライベーターのための場所がないことを証明したと信じている。

    スーパーアグリが財政的な支援を確保できず撤退したことにより、小さなチームが経験する困難が再び強調されることとなった。

    ニック・フライは、F1にとって、より多くの自動車メーカーをF1に誘い込むことが良いとの意見を述べた。

    「F1には、いつも底をつく限界で作業してきたチームの歴史があるし、いつまでもそれはあると思う。F1のための本当のミッションは、フォルクスワーゲンやアウディ、または他の大手の企業をF1に引き寄せることであり、アロウズやプロストのようなチームと同じポジションで終わるかもしれないプライベーターを引き込むことではない。」

    「プライベーターチームは最初のシーズンは大丈夫だという根拠をもって参入する。しかし、いつも彼らは2年目あるいは3年目まで続けるための収益を生み出すことができない。競争する余裕がないのであれば、ここにいるべきではない」

  • トロ・ロッソ、「モナコでのSTR3の投入には理由がある」

    トロ・ロッソ、「モナコでのSTR3の投入には理由がある」

    トロ・ロッソは、モナコで新車STR3を投入する。独特なトラックであるモナコで新車を投入することはリスクでもあるが、トロ・ロッソのテクニカルディレクターであるジョルジオ・アスカネリは、STR2Bで走るよりもSTR3を投入する方が理にかなっていると語る。

    STR2からSTR3になって、パフォーマンス面でどんな改善が期待できますか?
    数字の話を引っ張り出すのは好きではないけど、マシンはシーズンのスタートでのレッドブルに似ているだろう。だから、モナコではうまくいけば旧車よりもコンマ3秒からコンマ5秒は速くなっているだろう。

    なぜレッドブルの発表時と同じようなスペックなのですか?なぜ今レッドブルが使っているのとは同一ではなのですか?
    まず始めに、我々は異なるエンジン供給元がいるように、2つのマシンは決して同一ではない。我々は望む全てのパーツを持つことができなかったから、マシンは遅れた。そしてメインの空力アップデートは今週末は利用できないんだ。

    異なるエンジン供給元がいるという事実が、姉妹チームにとって、さらに問題を複雑にしましたか?
    我々が陥ったかもしれない部分、そして最近のポールリカールテストで目立った部分は、確かにエンジンインストールに関してだ。しかし、それらはフェラーリにかかっているわけではない。我々にかかっている。我々と彼らのエンジンはどちらもV8エンジンだが、類似点はそこまでだ!エンジン環境は完全に異なる。もちろん全てのシステムをもっと長くテストしたかった。しかし、我々はこれまで成し遂げたことに満足している。もちろん、テストマイレージが限られたので、未知数な部分ではあるけどね。

    モナコのような独特なトラックで新車を走らせることは勇敢ですか?馬鹿げていますか?
    誰もが分かっているように、勇敢でもあり馬鹿げてもいるよ!モナコでの新車の投入、特に天気予報が雨であるときに我々が手に入れられるスペアを危険にさらすのだからね。それでも、ここに2台の新車を持ってこさせる理由があるんだ。第1に、もう1レースでもデビューを遅らせるということは、マシンの走行不足、経験不足となるだろうし、重要なカーブの学習がさらに遅れのは良いことではない。第2に、モンテカルロは、旧車のステップではあまりにもかけ離れているし、このサーキット独特の要求は、去年のギアボックスやボディワーク、ウィングを備え、ここでのレースを計画しなかったたSTR2Bではうまく準備できない。モナコの準備は、そこで走ることを計画していなかった古いマシンでは劣っているんだ。

    エンジニアとメカニックにとって、モナコの高圧環境で新車を作業することは、どれくらい困難なことですか?
    それがエンジニアにとって問題であるとは思わない。でも、ドライバーとメカニックにとってはよりタフなものになるだろう。モナコは、良い時でも作業するのが難しい場所だ。そしてイスタンブールでレースをした旧車でさえ、我々はピットストップでいくつか問題を抱えていた。だから今、よりタフになっている。異なるホイールナットとガン、異なる燃料アダプタと多くのシステムに慎重に注意しなければならないからね。マシンの準備に関しては、理にかなった状態だといえる。ポールリカールのテストは、かなりの人員を動員し、チーム全体が新車で作業する機会があったので、かなり役に立った。だから、我々はうまく準備できているだろう。モナコは不利なこともあれば、有利なこともある。例えば、金曜に走行を行われないので、金曜日の全部をマシンの完全なチェックに充てて、知識を得るという点で前進できるのだからね。