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  • キミ・アントネッリがF1史に名を刻む 5連勝達成で歴代10人目の快挙

    キミ・アントネッリがF1史に名を刻む 5連勝達成で歴代10人目の快挙

    アンドレア・キミ・アントネッリが、F1史上わずか10人目となる「5戦連続優勝」を達成した。

    メルセデスの19歳は、中国GP、鈴鹿GP、マイアミGP、カナダGP、モナコGPと5連勝を記録。わずか数か月前には想像もできなかった快進撃でドライバーズランキング首位に立ち、最も近いライバルに66ポイント差を築いている。

    この偉業により、アントネッリはF1の歴史に名を連ねることになった。F1で5勝以上の連勝を達成したドライバーは、これまで9人しか存在しない。

    F1で5連勝以上を達成したドライバー
    1.マックス・フェルスタッペン:10連勝(2023年マイアミGP~2023年イタリアGP)
    2.セバスチャン・ベッテル:9連勝(2013年ベルギーGP~2013年ブラジルGP)
    3.アルベルト・アスカリ:7連勝(1952年ベルギーGP~1953年アルゼンチンGP)
    4.ミハエル・シューマッハ:7連勝(2004年ヨーロッパGP~2004年ハンガリーGP)
    5.ニコ・ロズベルグ:7連勝(2015年メキシコGP~2016年ロシアGP)
    6.ジャック・ブラバム:5連勝(1960年オランダGP~1960年ポルトガルGP)
    7.ジム・クラーク:5連勝(1965年ベルギーGP~1965年ドイツGP)
    8.ナイジェル・マンセル:5連勝(1992年南アフリカGP~1992年サンマリノGP)
    9.ルイス・ハミルトン:5連勝(2014年イタリアGP~2014年アメリカGP、2020年アイフェルGP~2020年バーレーンGP)
    10.アンドレア・キミ・アントネッリ:5連勝(2026年中国GP~2026年モナコGP)

    なお、アスカリの連勝記録は、当時ヨーロッパ勢が参戦していなかったインディアナポリス500を除外して計算すると9連勝となる。また同様の理由で、クラークの記録も6連勝として扱われる場合がある。

    最年少グランドスラム記録も更新
    アントネッリはモナコGPで、ポールポジション、優勝、ファステストラップ、全周回トップ走行を達成する「グランドスラム」も記録した。

    19歳のアントネッリは、このグランドスラム達成においてもF1史上最年少記録を樹立。従来の記録保持者だったマックス・フェルスタッペンの最年少記録を4年更新する快挙となった。

    2025年のデビュー以来、その才能は高く評価されてきたが、2026年シーズンのアントネッリはさらに一段上のレベルに到達している。5連勝という歴史的な記録を達成した19歳は、早くもF1史に名を刻みつつある。

  • ジョージ・ラッセルの不運続きに擁護の声 ダナー「実力はアントネッリと互角」

    ジョージ・ラッセルの不運続きに擁護の声 ダナー「実力はアントネッリと互角」

    ジョージ・ラッセルはモナコGPを終えた時点で、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリに68ポイント差をつけられ、F1タイトル争いで厳しい立場に追い込まれている。しかし元F1ドライバーのクリスチャン・ダナーは、現在のポイント差が両者の実力差を示すものではないと主張した。

    ダナーは、アントネッリに幸運が味方する一方で、ラッセルには不運が続いていると指摘し、シーズン後半には状況が変わる可能性があるとの見方を示した。

    ラッセルに続く不運の連鎖
    モナコGPでも苦戦を強いられたラッセルは、ランキング首位を快走するアントネッリとの差をさらに広げられた。

    ラッセルは現在の状況について次のように語っている。

    「何が起きているのか理解できずに苦しんでいる状態だ」

    カナダGPの時点でラッセル自身が「タイトル争いはキミ次第になった」と語っていたが、その言葉はモナコGP後にさらに現実味を帯びることになった。

    ただしラッセルは、現在の差は純粋なパフォーマンスだけで生まれたものではないと考えている。

    「自分のパフォーマンスが悪くて2〜3戦続けて苦しんだ経験はある」

    「でも、これほど不運が続いたことは一度もない」

    ダナー「実力差ではない」
    ダナーもまた、アントネッリとラッセルを取り巻く状況には大きな運の差があると分析している。

    「キミには世界中の幸運があり、ジョージには世界中の不運がある」

    「彼はただ乗り越えればいい。そのうちレースの神様は流れを変えるし、キミもいずれそれを実感することになるだろう」

    さらにダナーは、ポイント差が広がっているにもかかわらず両者の実力は拮抗していると評価した。

    「基本的に2人は互角だ。それだけが重要なことだ」

    「そしてそれは2人にとって素晴らしいことだ」

    ラッセルへのアドバイスもシンプルだった。

    「考えるな。走り続けろ。ドライブするだけだ」

    「頭をクリアに保つことが重要だ。結局はそこに尽きる。そうできなければ、この世界では押し潰されてしまう」

    ダナーはラッセルの精神力にも信頼を寄せている。

    「ジョージならできると思う」

    「彼は非常に冷静で、自分が何をすべきかを正確に理解している。何とか立て直して、間違いなく再び戦いに加わるだろう」

    アントネッリにも幸運はあった
    ダナーはアントネッリの活躍を高く評価しながらも、今季の成功が完璧な内容だけで築かれたわけではないと語った。

    「キミは信じられないほど素晴らしい走りをしているし、私なら10点満点を与える」

    「だが私はちゃんと見ている。クラッシュせずに済んだ場面や、チームメイトを巻き込まずに済んだ場面など、どれだけ運に助けられたかも見ている」

    「キミへの最大限の敬意を持っているが、ジョージにも同じだけの敬意を持っている」

    ヴォルフ「問題は運ではなく分析」
    一方でメルセデスF1代表のトト・ヴォルフは、運や流れといった議論には否定的な姿勢を示した。

    「F1は物理学であって神秘主義ではない」

    「ドライバーが突然運転の仕方を忘れることはないし、突然チャンピオンになるわけでもない。だから私は彼のパフォーマンスを心配していない。彼が最高レベルのドライバーの一人だと分かっているからだ」

    ヴォルフは、モナコやマイアミで苦戦した原因を分析する必要があるとしながらも、シーズン全体で見れば深刻な傾向ではないと説明した。

    「地に足をつけてデータを分析し、なぜここやマイアミで苦戦したのか理解する必要がある」

    「だが、シーズンを通して同じ問題が続いているわけではない」

    そして最後に現在のドライバーラインアップへの強い信頼を示した。

    「ジョージが力強く戻ってくることに疑いはない」

    「これ以上望めないドライバーラインアップだ」

    「勝利とポイントを持ち帰ってくれる2人のドライバーがいる」

  • バルテリ・ボッタスがキャデラックF1残留を強調 「2027年もここにいる」

    バルテリ・ボッタスがキャデラックF1残留を強調 「2027年もここにいる」

    キャデラックF1のバルテリ・ボッタスは、2027年もチームに残留すると明言し、自身の将来を巡る憶測を改めて否定した。

    チームメイトのセルジオ・ペレスが比較的好調なパフォーマンスを見せる一方で、キャデラックが支援するコルトン・ハータのF1昇格計画も進められており、来季のドライバー交代説が浮上している。

    しかしボッタスは、契約とチームからの信頼を根拠に自身の立場は揺るがないと強調した。

    2027年もF1に参戦すると断言
    ボッタスはフィンランド紙『Ilta Sanomat』の取材に対し、将来についての噂を意に介していないと語った。

    「自分の状況は把握しているし、チームとも常に連絡を取っている。周りは好きなことを言えばいい」

    「それで僕の人生が変わることはない」

    さらに2027年について問われると、契約内容とチームからの支持を理由に残留を断言した。

    「自分の契約内容は分かっているし、チームは100%僕をサポートしてくれている」

    「来年も間違いなくここにいる」

    苦戦の原因はマシン運営面にもある
    キャデラックF1は参戦初年度の2026年シーズンで苦戦が続いており、現在も唯一ポイントを獲得していないチームとなっている。

    ボッタスはその原因について、単なる不運ではなくチーム運営面の課題もあると説明した。

    「少なくとも1つは問題が起きないレースがほとんどない」

    「品質管理や組み立て工程を改善する必要がある。マシンの組み立てが不必要に急がれていたこともあった」

    参戦初年度のチームだけに、マシン開発だけでなく運営体制の成熟も課題になっているようだ。

    ペレスとの比較は無意味と主張
    今季ここまでの成績ではペレスの方が存在感を示しているが、ボッタスは現段階での比較を拒否した。

    「現段階で比較しても意味はない」

    「状況や発生している問題を考えれば、そうした比較は無意味だ」

    チーム全体が苦戦するなかで、まずは競争力向上が優先事項だとの考えを示している。

    数か月後の大幅な改善を確信
    それでもボッタスはキャデラックF1の将来に強い自信を見せている。

    チームでは複数のアップデート計画が進行しており、今後の戦闘力向上を確信しているという。

    「2か月後には僕たちのマシンがずっと速くなっていると確信している」

    「計画されている内容を実際に見ているからだ」

    ボッタスは現在の苦戦を新規参戦チームが経験する成長過程の一部と捉えており、今後の開発によってキャデラックF1は大きく前進すると見込んでいる。

  • ハースF1チーム 富士スピードウェイでTPC開催 6月12日からチケット発売

    ハースF1チーム 富士スピードウェイでTPC開催 6月12日からチケット発売

    富士スピードウェイは、2026年7月28日(火)から29日(水)にかけて、「TGR Haas F1 Team 2026 Testing of Previous Cars(TPC)」を開催すると発表した。世界最高峰カテゴリーであるF1マシンによるテスト走行が今年も実現し、ファンは富士スピードウェイで迫力の走りを間近に体感できる。

    チケットは6月12日(金)午前9時から販売開始。走行見学だけでなく、ドライバーとの交流イベントやピット見学なども実施される予定だ。

    F1マシンによるTPCを富士で実施
    TPC(Testing of Previous Cars)は、FIAの規則に基づき、2年以上前のF1マシンを使用して行われる公式テストプログラムだ。

    現行マシンのテストが厳しく制限されているF1において、TPCは若手ドライバー育成やチーム運営能力向上のための重要な機会として活用されている。

    今回のイベントでは、TGRハースF1チームのF1マシンが富士スピードウェイの国際レーシングコースを走行。レースウイークとは異なるテスト環境の中で、F1チームの活動を間近に見ることができる。

    TPCが担う重要な役割
    TPCは単なるデモンストレーション走行ではなく、F1チームにとって重要な実戦訓練の場でもある。

    若手ドライバーや育成ドライバーにとっては、シミュレーターでは再現できないF1特有のスピードやGを実際に体験できる貴重な機会となる。

    また、エンジニアやメカニックにとっても、セッティング変更やデータ解析、ピット作業などを実践的に確認できるため、チーム全体の運営能力向上につながる。

    さらに、通常は非公開となるテスト現場の雰囲気をファンが体感できることも大きな魅力となる。

    ハースF1チーム 富士スピードウェイ

    オートグラフセッションやトークショーも開催
    イベント期間中は走行以外にもさまざまなファン向け企画が実施される。

    TGRハースF1チームによるオートグラフセッションでは、来場者がドライバーやチーム関係者と交流できる機会が設けられる。

    また、チームが使用するピットのすぐ横から作業を観覧できる「激感ピット」も実施予定。さらに、チーム関係者によるトークショーも開催される見込みだ。

    各コンテンツの詳細スケジュールや参加方法については後日発表される。

    御殿場駅からシャトルバス運行予定
    イベント期間中は、公共交通機関を利用する来場者向けにJR御殿場駅と富士スピードウェイを結ぶ臨時シャトルバスを運行する予定だ。

    運行時間や料金などの詳細は後日案内される。

    チケットは6月12日から販売開始
    チケットは電子チケットサービス「CLOUD PASS」で販売される。

    料金は以下の通り。

    ■ 7月28日(火)入場券:3,000円

    ■ 7月29日(水)入場券:3,000円

    ■ 二日間通し入場券:4,500円

    ■ 7月28日(火)駐車券:1,000円

    ■ 7月29日(水)駐車券:1,000円

    15歳以下は入場無料となる。

    また、TGRハースF1チーム公式ファンサイト「Haas+」会員向けには特別割引も用意されている。

    ■ Haas+会員価格 7月28日(火)入場券:2,500円

    ■ Haas+会員価格 7月29日(水)入場券:2,500円

    ■ Haas+会員価格 二日間通し入場券:4,000円

    TGRハースF1チームとは
    TGRハースF1チームは、2016年のF1オーストラリアGPでデビューしたアメリカを拠点とするチームだ。

    これまで200戦以上のグランプリに参戦し、F1における有力なチャレンジャーとして存在感を示してきた。

    現在はTOYOTA GAZOO Racingとの技術提携を通じて日本国内でも高い注目を集めており、若手ドライバーと最先端技術を融合させながらF1の最前線で戦っている。

  • フォーミュラE王者ローランドがGEN4初テスト 新世代マシンの進化を絶賛

    フォーミュラE王者ローランドがGEN4初テスト 新世代マシンの進化を絶賛

    日産フォーミュラEチームは、今季のABB FIAフォーミュラE世界選手権王者である オリバー・ローランド が、来季シーズン13から導入されるGEN4マシンで初のテスト走行を実施したことを発表した。

    現行のGEN3時代は残り7戦となり、今年後半から始まるシーズン13では大幅な性能向上を遂げたGEN4マシンが投入される。ローランドは実際にステアリングを握り、その進化の大きさに強い印象を受けたと語った。

    GEN4は出力も四輪駆動も大幅進化
    GEN4マシンは現行GEN3と比較して大幅な性能向上が図られている。

    通常レース時の出力は300kWから450kWへ、アタックモード時は350kWから600kWへ引き上げられる。また、アクティブ四輪駆動の採用によってトラクション性能やコーナリング性能も向上する。

    ローランドは初走行後、その変化を次のように説明した。

    「GEN4マシンのパワーには本当に驚かされた。特にフロントの駆動が大きく強化されていて、その独特な挙動に慣れる必要がある」

    「性能面ではGEN3から大きく進化していて、とても印象的だった。高いダウンフォースによってこれまで以上のグリップが得られるし、ディファレンシャルや四輪駆動、フロントアクスルへの追加パワーなど、新しい技術要素も多い」

    「パワーはほぼ倍増していて加速は非常に鋭い。すべての動きがより速くなっている。シャシーも改良されていて、現行マシンより乗り心地が良くなっている点もドライバーにとって大きなプラスだ」

    パワーステアリングへの適応が鍵
    ローランドはテストを重ねる中で比較的早くマシンに順応できたと説明する一方、新たな課題としてパワーステアリングへの適応を挙げた。

    「テストを通じて徐々にマシンに慣れ、すぐにスピードに乗ることができた」

    「最も対応が必要なのはパワーステアリングだ。これまであまり使ってこなかったため、ステアリングを通じて限界を感じ取る方法や、性能やパワー、ドライビングスタイルの最適化を学ぶ必要があった」

    さらに、高出力化とダウンフォース増加によって走行特性そのものが変化していると説明した。

    「トップスピードも高くなっているし、コーナリングスピードも同様だ。技術的な観点からマシンをどうセットアップするかが重要になるが、最大限のパフォーマンスを引き出そうとすること自体は変わらない」

    「ブレーキのフィーリングもより良い方向に進化していると感じた」

    フォーミュラE GEN4

    レーススタイルへの影響は未知数
    近年のフォーミュラEは、エネルギーマネジメントを重視したペロトンレースによる予測不能な展開が特徴となっている。

    しかしGEN4では大幅な性能向上が実現するため、レーススタイルそのものが変化する可能性もある。

    ローランドは現時点で結論を出すのは難しいとしながらも、今後のレギュレーション次第でレースの姿が変わる可能性を指摘した。

    「レースの勝敗はエネルギーマネジメントに大きく依存する。従来のような省エネ戦略やアタックモードが維持されれば、引き続き予測不能で面白いレースになるだろう」

    「ただし規則の細部次第では、スピード向上によって従来のフォーミュラカーのようにオーバーテイクが減る可能性もある」

    「まだ不確定要素が多く、他車の後ろを走った際の影響も完全には分かっていない。ただタイヤは耐久性が高いため、性能低下による影響は大きくないはずだ」

    フォーミュラEにとって大きな前進
    ローランドはGEN4マシンについて、シリーズ全体の価値を高める存在になるとの見方を示した。

    「GEN4はフォーミュラEにとって大きな前進だ。見た目にも迫力があり、すべてのドライバーが非常に期待している」

    「他カテゴリーのドライバーからの評価もさらに高まるだろう。ラップタイムを比較すれば、その大きな進歩が確認できるはずだ」

    GEN4マシンの開発は今後も継続され、11月に予定されているプレシーズンテストで初の公式走行が行われる予定だ。一方でローランドは、6月20日に中国・三亜で開催される次戦に向け、今シーズンのタイトル争いへ集中していく。

  • レクサス 新型ES発売 HEVとBEVを揃え全面刷新

    レクサス 新型ES発売 HEVとBEVを揃え全面刷新

    レクサスは6月11日、新型「ES」を発売した。8代目となる新型ESは、HEV(ハイブリッド)とBEV(電気自動車)の両パワートレーンを展開し、レクサス次世代電動車ラインアップの先陣を切るモデルとして全面刷新された。

    新型ESは、従来から評価されてきた静粛性や乗り心地、広い室内空間をさらに進化させるとともに、最新の電動化技術や新世代デザインを採用。

    レクサスは「DISCOVER CONFIDENCE」をテーマに掲げ、ドライバーが自信を持って運転できる性能と、すべての乗員が快適に過ごせる上質な移動体験の両立を目指した。

    電動化時代の中核モデルとして全面刷新
    ESは1989年にLSとともに誕生して以来、レクサスのグローバル基幹モデルとして80以上の国と地域で販売されてきた。今回の新型モデルは、マルチパスウェイ戦略のもとでHEVとBEVの両方を設定し、多様な市場ニーズへの対応を図る。

    ラインアップは、2.5リッターハイブリッドを搭載するES350h、前輪駆動のBEV「ES350e」、四輪駆動のBEV「ES500e」を用意した。

    主要諸元は全長5140mm、全幅1920mm、ホイールベース2950mmとなり、従来型より全長を165mm、ホイールベースを80mm拡大。より広い室内空間と後席居住性を実現している。

    新世代レクサスデザインを採用
    デザインコンセプトには「Clean Tech × Elegance」を採用。次世代BEVのデザインテーマである「Provocative Simplicity」に着想を得た新たなスピンドルボディを採用し、電動化時代にふさわしいスタイリングへと進化した。

    フロントには新デザインの「ツインLシグネチャーランプ」、リヤには「リヤLシグネチャーランプ」を採用。レクサスらしい存在感を高めるとともに、空力性能の向上にも貢献している。

    ボディカラーは新色「ソウ」を含む7色を設定。「ソウ」はBEVのクリーンなイメージを表現したブルーエフェクトが特徴の新色となる。

    レクサス・ES

    後席重視の新パッケージも設定
    インテリアでは、広い後席空間を最大限に活用する新パッケージ「Rr Comfort package」をES350eに設定した。

    オットマンやリヤシートリクライニング、助手席前倒し機能に加え、リヤシートヒーターやベンチレーション、エアブラダー方式のリフレッシュシートを装備。ショーファーカーとしての快適性も大幅に向上している。

    また、物理スイッチを内装に溶け込ませた世界初の「レスポンシブヒドゥンスイッチ」を採用。加えて「バンブーレイヤリング(面発光)」や「インテリアイルミパッケージ」など、新たな室内演出技術も導入された。

    レクサス・ES インテリアレクサス・ESシート

    新開発プラットフォームで走りも進化
    新型ESは専用開発されたTNGA GA-Kプラットフォームを採用。ボディ剛性を大幅に強化し、静粛性や乗り心地の向上を図った。

    さらに、ESとして初めてリヤにマルチリンクサスペンションを採用。車速に応じて後輪を制御するDynamic Rear Steering(DRS)も設定し、低速域での取り回し性能と高速域での安定性を両立している。

    BEVのES500eには四輪駆動システム「DIRECT4」を搭載。路面状況や走行状態に応じて前後トルク配分を緻密に制御し、優れた操縦安定性と運転の楽しさを実現する。

    HEVとBEVで幅広い選択肢を提供
    ES350hはシステム最高出力248PSを発生し、WLTCモード燃費は25.4km/L(FWD)を達成した。

    BEVのES350eは224PSを発生し、WLTCモードで670kmの航続距離を実現。上位モデルのES500eは342PSを発生し、0-100km/h加速5.5秒を達成する。

    急速充電は150kW級に対応し、外気温25度条件下で10%から80%まで約28分で充電可能としている。

    次世代レクサスの幕開けを担う存在
    レクサスのチーフエンジニア千足浩平氏は、新型ESについて「セダンを新しい時代のクルマとして再定義した」と説明。HEVとBEVの両方を展開しながら、セダンならではの乗り心地や静粛性、操縦安定性をさらに高いレベルで実現したと強調した。

    新型ESは、電動化時代におけるレクサスの中核モデルとして、快適性と先進技術、そして走る楽しさを融合させた次世代ラグジュアリーセダンとして位置付けられる。

  • F1バルセロナGPを前に各チーム苦戦 モナコ撤収遅れで設営に追われる

    F1バルセロナGPを前に各チーム苦戦 モナコ撤収遅れで設営に追われる

    F1各チームが、今週末のバルセロナ・カタルーニャGPを前に慌ただしい準備を強いられている。モナコGPからわずか数日で迎える連戦のため、チームは時間との戦いを続けている。

    特に今年のモナコではパドック施設の撤収作業が想定以上に難航し、一部チームではバルセロナへの移動や設営作業に遅れが発生した。現地では追加人員を投入しながら開幕に向けた準備が進められている。

    モナコの特殊なパドック事情が影響
    2026年シーズン第7戦となるバルセロナ・カタルーニャGPは、モナコGP直後に開催される今季2度目の連戦イベントとなる。

    モナコでは今季、限られたスペースで各チームがモーターホームを運用しやすくするためパドックエリアが拡張された。

    しかし、それでも利用可能なスペースには大きな制約があり、さらにモンテカルロには特に大型のモーターホームが3棟設置されていたことで、撤収作業は複雑化した。

    複数チームの出発が遅延
    モーターホームは週末を通じてチームの本部として機能し、会議や食事、スポンサーやゲスト対応など多くの役割を担っている。

    そのため撤収作業には多くの時間と労力が必要となるが、今回はその工程が大きな課題となり、複数チームでバルセロナへの出発が予定より遅れた。

    RacingNews365によると、現在は11チームすべてがバルセロナのパドックに到着しているものの、一部チームでは準備開始が当初の計画より大幅に遅れたという。

    現地で人員を増強して対応
    影響を受けたチームは、週末の走行開始までに準備を完了させるため、現地での作業スタッフを増員して対応している。

    関係者の間では作業完了に向けた楽観的な見方もあるが、金曜日の走行開始までにすべてを整えるには依然として大きな作業量が残されている。

    バルセロナ・カタルーニャGPは、金曜日午後のフリー走行1回目から走行がスタートする。

    昨年の同グランプリではマクラーレンのオスカー・ピアストリが優勝しており、今年も同チームが有力候補の一角として週末を迎える。

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    ・F1バルセロナ・カタルーニャGP テレビ放送時間・配信日程

  • フェラーリF1 ルクレールがカーボン・インダストリーズ製ディスクをテスト

    フェラーリF1 ルクレールがカーボン・インダストリーズ製ディスクをテスト

    フェラーリは今週末のF1バルセロナ・カタルーニャGPで大規模アップグレードを投入する予定だが、それとは別にシャルル・ルクレールにも注目が集まっている。

    ルクレールはここ数戦、特にブレーキング時のフィーリングに苦しんでおり、ルイス・ハミルトンとの比較でも課題が浮き彫りになっていた。バルセロナでは、その改善を狙った重要なテストが実施される見通しだ。

    ルクレールを悩ませたブレーキングの問題
    カナダGP以降、ルクレールはブレーキング時のフィーリングに苦戦している。

    モントリオールでは低温コンディションによってタイヤを素早く適正温度に持ち込むことが重要となり、モナコでは市街地コース特有の厳しいブレーキング負荷への対応が求められた。

    特にモナコではドライバーに高いレベルのブレーキコントロールとフィーリングが必要だったが、ルクレールは理想的な感覚を得ることができず苦戦を強いられた。

    モナコでのクラッシュが決定打になったわけではない。実際には今回のテストは以前から計画されていたものであり、ルクレール自身もモナコで変更の可能性を示唆していた。

    「すでに準備はできているけど、ここで試すつもりはなかった」

    ハミルトンが先行採用した新仕様
    この発言が指していたのは、ハミルトンが鈴鹿から採用しているブレーキ仕様の変更だった。

    ハミルトンはブレンボ製システムに組み合わせるブレーキディスクを、カーボン・インダストリーズ製へ変更している。

    ルクレールも母国モナコGPの週末に、その方向性を認めていた。

    「ルイスは3戦前にブレーキについて別の選択をした。おそらく僕もそちらの方向に進むことになると思う」

    AutoRacerによると、バルセロナのピットレーンではすでに16号車のSF-26にこの仕様が装着されていることが確認されている。

    そのためルクレールはFP1で初めてカーボン・インダストリーズ製ブレーキディスクをテストし、ハミルトンと同じ構成を試すことになる見込みだ。

    温度管理が鍵を握るブレーキ特性
    ただし、この変更によって問題が即座に解決するとは限らない。

    両メーカーのブレーキディスクにはそれぞれ異なる特性があり、その性能は温度管理に大きく左右される。

    低温環境では適正温度まで素早く到達できるかが重要となる一方、高温環境では熱の蓄積を抑えながら安定した性能を維持しなければならない。

    カナダGPではルクレールが十分な作動温度を得られず苦戦した一方で、ハミルトンは比較的うまく対応していた。

    しかし逆に、ハミルトンは高温条件でのオーバーヒート管理に苦しむケースもあり、これは両者のドライビングスタイルの違いも影響していると考えられている。

    バルセロナ・カタルーニャGPの注目ポイントに
    フェラーリにとって今回のテストは単なるセットアップ変更ではない。

    ルクレールがすぐに改善効果を感じられれば、残りの週末だけでなく今後のレースでも継続採用される可能性が高まる。

    SF-26のアップグレードパッケージと並び、ルクレールのブレーキ仕様変更はバルセロナ・カタルーニャGP週末におけるフェラーリの重要な注目ポイントのひとつとなりそうだ。

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    ・F1バルセロナ・カタルーニャGP テレビ放送時間・配信日程

  • ホンダF1 アロンソとの確執は過去のもの 「再び一緒に戦えて嬉しい」

    ホンダF1 アロンソとの確執は過去のもの 「再び一緒に戦えて嬉しい」

    ホンダF1は、かつてマクラーレン時代に激しい対立があったフェルナンド・アロンソとの関係について、現在は何のわだかまりもないことを強調した。

    2026年からアストンマーティンへの独占パワーユニット供給を開始したホンダは、苦戦するシーズン序盤を過ごしているが、ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長やF1プロジェクト責任者の角田哲史は、アロンソの存在が開発に欠かせないものだと高く評価している。

    マクラーレン時代の確執を乗り越えた現在の関係
    2015年から2017年にかけてのマクラーレン・ホンダ時代、アロンソは度重なる不振に強い不満を示していた。

    ホンダの母国レースである日本GPでは有名な「GP2エンジン」発言を残すなど、プロジェクトの失敗を巡って両者の関係悪化が大きく報じられた。

    そのため、ホンダが2026年からアストンマーティンと提携し、アロンソと再びタッグを組むことが決まった際には、過去の確執が影響するのではないかとの見方もあった。

    しかし現在、ホンダ側はアロンソとの協力関係を極めて前向きに捉えている。

    渡辺康治社長 「アロンソは歴代最高の一人」
    渡辺康治社長は、アロンソの技術的な貢献度の高さを強調した。

    「フェルナンド・アロンソと再び仕事ができることをとても嬉しく思っています」

    「彼は2度のワールドチャンピオンであるだけでなく、F1史上最高のドライバーのひとりです。マシンやパワーユニットに関する彼のフィードバックは非常に正確で、開発を前進させるうえで極めて価値があります」

    さらに渡辺康治社長は、現在の成績に満足していないことを認めながらも、将来的な成功に向けてアロンソとともに歩む考えを示した。

    「フェルナンド・アロンソとともにこのプロジェクトに取り組めることは素晴らしいことです」

    「まだ目指しているパフォーマンスレベルには到達していませんが、アストンマーティンとホンダは開発を続け、フェルナンド・アロンソとともにトップ争いができるよう努力していきます」

    ホンダF1 フェルナンド・アロンソ

    角田哲史 「再び一緒に仕事ができることは喜び」
    F1プロジェクト責任者の角田哲史も、今回の再会を特別なものだと表現した。

    「私にとってこれは2015年から2017年のプロジェクト以来の再会になります」

    「フェルナンド・アロンソのような卓越したドライバーと再び仕事ができることは大きな喜びです。彼のドライビング能力、知識、そしてレースへの情熱は非常に特別なレベルにあります」

    角田哲史は、現在のF1で重要性が増しているエネルギーマネジメントの分野においても、アロンソの意見が大きな武器になっていると説明した。

    エネルギーマネジメント開発で重要な存在
    2026年の新世代パワーユニットでは、電力活用の重要性が大幅に高まっており、ドライバーからのフィードバックの価値もこれまで以上に大きくなっている。

    角田哲史はアロンソの率直な指摘を歓迎している。

    「パワーユニット開発において、ドライバーからのフィードバックは極めて重要です。特にエネルギーマネジメントのような複雑さを増している分野ではなおさらです」

    「彼のコメントは時に非常に直接的ですが、それはプロフェッショナリズムの表れに過ぎません」

    「私たちは彼とともに戦い、再びグリッド前方へ戻りたいと考えています」

    シーズン序盤のアストンマーティン・ホンダは期待された結果を残せていない。しかしホンダ首脳陣の発言からは、マクラーレン時代の確執はすでに過去のものとなっており、アロンソを中心人物として長期的なプロジェクトを成功へ導こうとしている姿勢がうかがえる。

    Source: motor.es

  • メルセデスF1代表 フェルスタッペン獲得説をけん制 アントネッリ体制に自信

    メルセデスF1代表 フェルスタッペン獲得説をけん制 アントネッリ体制に自信

    メルセデスF1のトト・ヴォルフ代表が、長らく続いてきたマックス・フェルスタッペン獲得の噂に冷や水を浴びせた。2026年シーズンはアンドレア・キミ・アントネッリが圧倒的な強さを見せており、ヴォルフは現在のドライバーラインアップへの満足感を強調している。

    一方で、フェルスタッペンにはレッドブル・レーシング離脱の可能性も取り沙汰されているが、今回の発言はメルセデスが以前ほど積極的に獲得を目指していないことを示唆するものとして注目を集めている。

    ヴォルフ「今以上のラインアップは想像できない」
    ドイツ紙『Bild』の取材でトト・ヴォルフは、現在のアンドレア・キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルのコンビに強い信頼を示した。

    「今の僕たちのドライバーラインアップ以上の組み合わせは想像できない」

    2026年シーズンのメルセデスは開幕から好調を維持しており、とりわけアントネッリはモナコGPで今季5連勝を達成。ランキング首位を独走している。

    ヴォルフはスイス紙『Blick』に対し、19歳の若きスターへの過度な期待を戒めた。

    「僕がこれまで見てきた中でも最高クラスの才能のひとりによる、自由で伸び伸びとしたパフォーマンスを楽しもう」

    さらに、その人気ぶりについても次のように語った。

    「ルイス・ハミルトンの後、メルセデスには新たな世界的ロックスターが現れた」

    「彼は大勢のファンを魅了している。若い人も年配の人も関係ないし、応援する人の性別も関係ない」

    アントネッリ人気は想像以上に拡大
    アントネッリの急激な知名度上昇について問われたヴォルフは、冗談交じりにその影響を明かした。

    「そうだね。もう一緒にレストランへ食事に行けなくなった」

    「すぐにサインを求める人たちの列ができてしまう。そうなると静かに過ごせなくなるんだ」

    メルセデス陣営は、タイトル争いやドライバー市場の話題よりも、アントネッリの成長そのものに焦点を当てたい考えを示している。

    父マルコもフェルスタッペンとの比較を否定
    アントネッリの父マルコ・アントネッリも、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』に対し慎重な姿勢を崩していない。

    「僕たちは1戦ずつ取り組んでいる」

    「世界選手権を意識するのは残り3戦になってからだ。それより前ではない」

    また、フェルスタッペンとの比較についても時期尚早だと語った。

    「マックスは素晴らしい人格の持ち主だ」

    「だが、キミとマックスを比較するにはまだ早すぎる」

    「マックスはすでに4度のワールドチャンピオンだ。一方でキミには、彼が達成したことに到達するまで長い道のりが残されている」

    「いつか近づいてくれればと思うが、現時点ではマックスはキミにとって模範となる存在だ」

    フェルスタッペンとアントネッリの意外な関係
    マルコ・アントネッリは、両者の間に親しい関係が築かれていることも明かした。

    「マックスとキミはほぼ毎週末のように話をしている」

    「彼は僕たちの友人なんだ。実は僕たちは同じくメルセデスGT3チームを運営しているからね」

    そのうえで、両者に共通点があることを認めながらも、現段階ではフェルスタッペンが依然として別格の存在だと強調した。

    「もちろん共通点はある。しかし同時に、ドライバーとしてのレベルでは今のところマックスがまだ別次元にいることも明らかだ」