ブログ

  • ランド・ノリス フェルスタッペンのマクラーレンF1移籍説に「誰でも歓迎」

    ランド・ノリス フェルスタッペンのマクラーレンF1移籍説に「誰でも歓迎」

    ランド・ノリスは、マックス・フェルスタッペンに浮上しているマクラーレン移籍説について、「チームメイトになってほしい」と歓迎する姿勢を示した。一方で、自身とオスカー・ピアストリの長期契約を踏まえ、実現性については疑問も口にしている。

    フェルスタッペンはレッドブルとの契約にパフォーマンス条項が含まれているとされ、オーストリアGPでは極秘にマクラーレン首脳陣と接触したとの報道もあり、移籍の可能性が取り沙汰されている。

    マクラーレン移籍説にも冷静な見方
    マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンは、フェルスタッペン獲得の可能性を明確には否定していないものの、ドライバー市場には参入していないとの立場を維持している。しかし、ノリスは自身とピアストリが長期契約を結んでいることから、現実的には簡単な話ではないと語った。

    「噂はいつだってある。いろいろな話が飛び交うものだ」

    BBCの取材に対し、ノリスはそう切り出した。

    「でも僕たちは2人とも、マクラーレンとの契約がまだかなり残っている。だから『どうやって実現するんだろう?』と思うような話が出てくるのは面白いよ」

    「最高の相手と戦うにはチームメイトになるのが一番」
    それでもノリスは、フェルスタッペンの加入そのものには前向きな考えを示した。

    「誰がチームメイトでも歓迎するよ」

    「もちろんマックスは、ルイス(ハミルトン)やフェルナンド(アロンソ)と並ぶ世界チャンピオンであり、最高のドライバーの一人だ」

    「最高の相手と自分を比べたいと思うものだし、それを証明する一番の方法は同じマシンでチームメイトになることだ。だから誰がチームメイトになっても歓迎する。本当にそう思っている」

    さらにノリスは、フェルスタッペンだけでなく、ハミルトンやアロンソとも組んでみたいと続けた。

    「マックスがチームメイトになってくれたらうれしいし、ルイスでもいいし、フェルナンドでもいい。でも同時に、オスカーというチームメイトにも満足している」

    「彼は本当に信じられないほど優れたドライバーだし、僕を常に高いレベルへ押し上げてくれる、とても強力なチームメイトなんだ」

    ランド・ノリス

    フェルスタッペンには異なる環境になる
    ノリスは、レッドブルで長年チームの中心として戦ってきたフェルスタッペンにとって、マクラーレンは大きく異なる環境になるとの見方も示した。

    「レッドブルと僕たちでは、チームの哲学も考え方も確実に違う」

    「レッドブルでは許されているようなことでも、マクラーレンでは同じようにはできないことがある。それは彼にとって違う雰囲気になるだろう」

  • ルイス・ハミルトン 愛犬ロスコー亡き初のF1イギリスGP「毎日恋しい」

    ルイス・ハミルトン 愛犬ロスコー亡き初のF1イギリスGP「毎日恋しい」

    フェラーリのルイス・ハミルトンが、2026年F1イギリスGPを前に、昨年亡くなった愛犬ロスコーへの変わらぬ思いを語った。

    シルバーストンのパドックで長年行動をともにし、多くのファンから愛されたロスコーがいない母国グランプリは今年が初めてとなる。ハミルトンは「毎日恋しい」と率直な胸の内を明かし、元チームメイトのバルテリ・ボッタスとの思い出話も披露した。

    愛犬ロスコーへの変わらぬ思い
    ルイス・ハミルトンにとって、イングリッシュ・ブルドッグのロスコーは単なるペットではなく、長年にわたりF1キャリアを支えてきた大切なパートナーだった。

    ロスコーは世界中のグランプリでハミルトンとともにパドックを歩く姿が親しまれ、多くのファンからも愛された存在だった。

    2020年にはもう一匹の愛犬ココを心臓発作とみられる症状で突然失い、その後もロスコーがハミルトンを支え続けた。しかしロスコーも2025年9月、肺炎との闘病の末に息を引き取った。

    今年のイギリスGPを前にハミルトンは、いまでも毎日2匹を思い出していると明かした。

    「ちょっと信じられない気持ちだよ。犬を飼っている人なら分かると思うけど、毎日ロスコーが恋しい。そして2匹とも毎日恋しい」

    「もう一台の携帯電話には今でも写真が入っている。本当に不思議な気分なんだ」

    ロスコー

    ボッタスとの“ロスコー秘話”で会場は爆笑
    記者会見では、隣に座っていた元メルセデスのチームメイト、バルテリ・ボッタスとの思い出話も披露された。

    ハミルトンはロスコーが毎晩のようにボッタスのモーターホーム前で用を足していたことを振り返り、会場は笑いに包まれた。

    「夜中になるとロスコーがいびきをかいていて、目が覚めると外へ連れて行っていた。そして必ずバルテリのモーターホームの前でウンチをするんだ」

    「どうしてあそこだったのか分からないけど、いつも同じ場所だった」

    これに対してボッタスは笑顔で「僕にとってはプレゼントだったよ」と返答。

    ハミルトンも「そう、置き土産だね」と笑いながら応じ、会場の笑いを誘った。

    シルバーストンを象徴する存在だったロスコー
    ハミルトンは最後に、ロスコーがファンからどれほど愛されていたかを改めて振り返った。

    「ここへ来るたびに、みんなからたくさん愛情をもらっていた。本当にシルバーストンの一部のような存在だった」

    今年のイギリスGPは、ハミルトンにとってロスコーの姿がない初めての母国レースとなる。それでも思い出は色あせることなく、愛犬は今なおハミルトンの心の中でシルバーストンとともに生き続けている。

  • オスカー・ピアストリ マクラーレンF1離脱説を一蹴「チームは僕を信頼している」

    オスカー・ピアストリ マクラーレンF1離脱説を一蹴「チームは僕を信頼している」

    マクラーレンのオスカー・ピアストリが、マックス・フェルスタッペン加入の噂によって自身のシートが危うくなるとの見方を否定した。

    フェルスタッペンとマクラーレンを結ぶ移籍報道が過熱するなか、ピアストリはチームから繰り返し信頼を示されていると明かし、長期契約も結んでいることから「僕にとっては何も変わらない」と強調した。

    マクラーレン移籍説で浮上した“ピアストリ放出論”
    ここ数週間、フェルスタッペンがマクラーレンへの移籍を検討しているとの報道が相次いでいる。報道では、フェルスタッペン陣営がマクラーレン側と接触したとも伝えられており、実現すれば現F1ワールドチャンピオンのランド・ノリスとコンビを組む可能性があるとされている。

    その場合、シートを失う候補としてピアストリの名前が取り沙汰されてきた。しかし、チーム在籍4年目を迎えたオーストラリア人ドライバーは、そうした憶測を意に介していない。

    「チームは僕を信頼している」
    ピアストリは『RacingNews365』などのメディアに対し、チームから十分な信頼を得ていると説明した。

    「僕にとっては特に大きな意味はないです」

    「もちろん、マックスは誰もが認める才能の持ち主ですし、いろいろな可能性を探っているのでしょう」

    「でも、僕は今の環境にとても満足しています。チームからも何度も『僕の仕事ぶりに満足している』と言われていますし、その言葉を信じています」

    長期契約が将来への安心材料
    マクラーレンは2025年シーズン開幕前、ピアストリとの複数年契約延長を発表している。

    ピアストリは、この契約自体が将来への安心材料になっていると語り、フェルスタッペン移籍説が自身の立場に影響を与えることはないと断言した。

    「僕にとっては何も変わりません。僕にも契約がありますからね」

    「だから状況は何も変わりません。僕はこれまでチームと築いてきた成功をさらに積み重ねていくだけです」

    憶測よりもマクラーレンでの結果に集中
    F1ではトップドライバーを巡る移籍報道が絶えないが、現時点でマクラーレンはフェルスタッペン獲得を正式に認めていない。一方で、ランド・ノリスもフェルスタッペン加入の可能性について「誰がチームメイトになっても歓迎する」と語るなど、チーム内には動揺は見られない。

    ピアストリも移籍報道に振り回されるつもりはなく、自身の役割はマクラーレンで積み重ねてきた成功をさらに発展させることだと改めて強調した。

  • ニコラス・ラティフィ F1イギリスGPでサプライズ復帰 パドックに3年ぶり登場

    ニコラス・ラティフィ F1イギリスGPでサプライズ復帰 パドックに3年ぶり登場

    ニコラス・ラティフィが、F1イギリスGPが開催されるシルバーストンで約3年ぶりにF1パドックへ姿を見せ、ファンの間で話題となっている。

    2022年限りでウィリアムズを離れて以降、モータースポーツの第一線から退いていたラティフィだが、自身が共同創業したテキーラブランドのイベントに参加するため現地を訪れた。

    2022年シーズン限りでF1を離れたラティフィは、その後はビジネスの世界へ転身。ロンドン・ビジネス・スクールを修了するとともに、テキーラブランド「Leve」の共同創業者として活動している。

    ラティフィが3年ぶりにF1パドックへ
    ラティフィは今週末のF1イギリスGPを前にシルバーストンを訪問。F1コンテンツクリエイターの「Matt and Tommy」がSNSで公開した映像により、その姿が確認された。

    今回の訪問はレース復帰やチーム関係者としての参加ではなく、「Leve」のプロモーションイベントへの出演が目的だった。ラティフィはイベントでDJを務め、久々のF1パドックで多くの関係者やファンとの交流を楽しんでいた。

    F1引退後はビジネスへ転身
    ラティフィは2019年末にウィリアムズからF1デビューを果たし、2020年から2022年まで3シーズンにわたって参戦。通算61戦に出場し、3度のポイント獲得を記録した。

    特に2021年最終戦アブダビGPでは終盤のクラッシュがセーフティカー導入のきっかけとなり、タイトル争いを大きく左右したことで世界中から激しい誹謗中傷を受けたことでも知られている。

    F1を離れてからはレース活動から距離を置き、起業家として新たなキャリアを歩んでいる。今回のシルバーストン訪問は、その新たな事業の一環として実現したものであり、現時点でF1復帰を示唆するものではない。

  • フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1大幅改良は「来季への道筋が重要」

    フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1大幅改良は「来季への道筋が重要」

    フェルナンド・アロンソは、アストンマーティンがハンガリーGPで投入を予定している新型マシン「AMR26B」は、2026年シーズンの巻き返しだけでなく、自身の将来やチームの2027年以降を左右する重要な存在になるとの考えを示した。

    アストンマーティンは現在、グリッド最後尾に低迷しており、シルバーストンとスパ・フランコルシャンでの大幅な戦力向上は期待していない。チームはハンガリーGPでデビュー予定のAMR26Bに反撃への望みを託している。

    2027年を左右するAMR26B
    アロンソは、AMR26Bのパフォーマンスが自身の2027年以降の去就に影響する可能性について問われると、夏休み中に将来を考える予定だと明かした。

    「夏休み中に考えるつもりだけど、それがクルマの良し悪しだけで決まるわけではない。考慮しなければならない要素はほかにもある」

    一方で、マシンの性能がまったく関係ないわけでもないと説明した。

    「クルマがとても良くても、このスポーツが自分の望む方向に進んでいないと感じるかもしれない」

    また、2026年型マシンが高速コーナー主体のサーキットで苦戦している現状にも触れ、シルバーストンへの懸念を口にした。

    「シルバーストンはグラウンドエフェクトカーには最高のサーキットだった。でも今年はまったく違う。シミュレーターで走った感触では、ドライバーにとっても観客にとっても悲しいものになると思う」

    重要なのは改善の方向性
    アロンソは、ハンガリーGPでAMR26Bが期待したほど速くなくても、それだけで将来を判断することはないと語る。

    「ブダペストで大きく改善しないかもしれない。でも来年に向けて新しいコンセプトや追加アップデートが見えてくる可能性もあるし、チーム全体の雰囲気から、さらに数年続けたいと思うかもしれない」

    そのうえで、自身が最も重視するポイントを次のように説明した。

    「ハンガリーで重要なのは、クルマの弱点を正しく特定し、それに対処できていると感じられることだ。特に最初に投入される空力パッケージについてだ」

    「今年は非常に特定の弱点に苦しんできた。それが改善され、限界まで攻められるクルマになれば、来年へ向けた明確な道筋と大きな勢いを得られる。それが僕にとって一番重要なことだ」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    AMR26Bでも優勝争いは現実的ではない
    現在のアストンマーティンはトップから1周あたり3~4秒遅れており、ダウンフォースやパワーユニット、ギアボックスなど、多方面で課題を抱えている。

    アロンソは、こうした状況を踏まえ、チームは短期的な結果よりも長期的な再建を優先する決断を下したと説明した。

    「チームは、完成度の高いパッケージが用意できるまで待つという決断をした。それが第7戦になるのか、第12戦になるのか、それともシーズン終盤になるのかは分からなかった。でも、そこが本当のスタート地点になると考えていた」

    さらに現状の問題点を挙げた。

    「ダウンフォースも足りないし、パワーも足りない。ギアボックスも経験も不足している。だから状況を分析し、体制を立て直して計画を作る必要があった」

    ただし、AMR26Bが投入されても一気に優勝争いへ加われるとは考えていない。

    「ファンは僕たちがレースに勝ち、タイトルを争うことを望んでいる。だから、どんなアップデートを投入しても、今年はファンにとって十分だとは感じられないだろう」

    「まだ何かが足りない状態は続く。それでも僕たちは昼夜を問わずクルマを改善し続けている。今年レースに勝てるかと言われれば、それはない。これは計画の第一歩であって、最後の一歩ではない」

    AMR26Bは2026年シーズンを救うためだけのアップデートではない。アロンソが重視しているのは、順位そのものよりも、チームが弱点を正確に把握し、2027年へ向けた開発の方向性を示せるかどうかだ。ハンガリーGPでの新型マシンの走りは、アストンマーティンの将来だけでなく、アロンソ自身の決断にも大きな意味を持つことになりそうだ。

  • カルロス・サインツ F1予選の黄旗原因に3グリッド降格提案 賛否分かれる

    カルロス・サインツ F1予選の黄旗原因に3グリッド降格提案 賛否分かれる

    カルロス・サインツは、F1予選でイエローフラッグや赤旗の原因となったドライバーに対してグリッド降格を科すべきだと提案した。しかし、このアイデアにはドライバーの間でも賛否が分かれており、シルバーストンでは安全性とショーの両立を巡る議論が活発化している。

    議論の発端となったのは、前戦オーストリアGP予選Q3で起きたマックス・フェルスタッペンのクラッシュだ。

    ジョージ・ラッセルはシングルイエローの下で減速しながらもポールポジションを獲得。一方で、ダブルイエローと誤認したキミ・アントネッリはアタックを中止してしまった。

    サインツ「黄旗や赤旗を出したら降格すべき」
    サインツは、ラッセルは現行ルールの範囲内で完璧な対応をしたと評価しつつも、黄旗が出た状況でラップを成立させられるルール自体に問題があると指摘した。

    「ジョージの対応はルール上では完璧だったし、ポールに値する走りだった。でも、ああいう危険な状況でラップを成立させられるべきではないと思う」

    さらに、ポール獲得後にクラッシュしてライバルのタイム更新を阻止するケースにも言及した。

    「もし最初のアタックでポールを獲って、その後クラッシュして誰も更新できなければ、それはフェアじゃない。モナコでは昔からある話だし、去年のバクーでも僕は『今ここでクラッシュすればポールだ』と考えたことがあった」

    その上で、意図的かどうかを問わず抑止力としてペナルティを導入すべきだと主張した。

    「予選でイエローフラッグや赤旗の原因になったら3グリッド降格にすべきだと思う。限界を攻めすぎてクラッシュし、その結果として他のドライバーがタイムを更新できなくなれば、自分の順位を守ることにつながってしまう。意図的でなくても、何らかのペナルティは必要だ」

    ただし、今回のフェルスタッペンについてはリアウイングのトラブルによるクラッシュだったと理解を示している。

    ラッセル「限界まで攻めなくなる恐れもある」
    ラッセルは、この問題は以前から議論されてきたテーマだと認めた。

    「イエローや赤旗の原因になれば処分すべきだという意見は以前からあるし、他カテゴリーでは実際に採用されている」

    一方で、ペナルティ導入には副作用もあると指摘した。

    「逆に言えば、Q3で誰も限界まで攻めなくなるかもしれない。ファンはドライバーが限界に挑む姿を見たいはずだ。メリットもデメリットもあると思う」

    アントネッリ「故意でなければ罰するべきではない」
    オーストリアGPで自身も影響を受けたアントネッリは、故意の場合のみ処分すべきだと考えている。

    「故意だとはっきり分かる場合だけペナルティを科すべきだと思う。ミスやマシントラブルまで罰する理由はない」

    フェルスタッペンのケースについても擁護した。

    「マックスはポール争いをしていて限界まで攻めていただけだ。僕もジョージもマックスも本当に接戦だった。あれでペナルティを受ける理由はない」

    一方で、モナコのように意図的に黄旗を出すケースについては厳しく対処すべきだと付け加えた。

    「モナコでは故意にエスケープゾーンへ行ったりして黄旗を出すケースもある。そういう場合は当然ペナルティを受けるべきだ」

    ルクレール「一部のコースだけで検討すべき」
    2021年モナコGP予選でクラッシュしながらポールポジションを獲得した経験を持つシャルル・ルクレールは、市街地コースでは課題になり得るものの、全サーキット共通のルールには反対の立場を示した。

    「モナコでは黄旗を利用した駆け引きが起こりやすいのは事実だ。だから特定のコースでは検討する価値がある」

    しかし、一般化することには否定的だ。

    「前戦のマックスのようにクラッシュしたドライバーは、それだけでも十分な代償を払っている。シーズン全体のルールにする必要はないと思う」

    F1 ペナルティ

    フェルスタッペン「問題はラップを完了できること」
    フェルスタッペンも、故意で黄旗や赤旗を出した場合は3グリッド降格以上の重い処分が必要だとの考えを示した。

    「故意なら3グリッド降格以上の重いペナルティであるべきだ」

    ただし、自身のクラッシュは制御不能なトラブルによるものだったと説明した。

    さらに、問題の本質はペナルティではなく、黄旗下でもラップを成立させられる現在の運用にあると指摘する。

    「他カテゴリーではダブルイエローや赤旗の原因になればラップが抹消される例もある。でも、それだけでは今回の問題は解決しない」

    「本来ならあの状況はシングルイエローではなくダブルイエローか赤旗であるべきだった。そうなれば誰もラップを完了できない。ルールを理解してラップをまとめたジョージに非はないし、僕も同じことをしたと思う。でも、そもそもラップを完了できる状況であるべきではなかった」

    安全性と競技性のバランスが今後の焦点
    今回の議論では、サインツが一律のペナルティ導入を提案した一方、ラッセル、アントネッリ、ルクレール、フェルスタッペンはいずれも慎重な姿勢を示した。特に多くのドライバーは、故意の妨害行為には厳罰が必要と認めつつも、限界を攻めた結果のミスやマシントラブルまで処分対象にすべきではないとの考えで一致している。今後は、安全確保と予選の競技性を両立できるルール改正が実現するかが注目される。

  • エステバン・オコン アストンマーティンF1リザーブ就任説 2028年昇格構想

    エステバン・オコン アストンマーティンF1リザーブ就任説 2028年昇格構想

    エステバン・オコンが、2027年にアストンマーティンのリザーブドライバーに就任し、2028年のレギュラー昇格を視野に入れたプランの候補となっていると報じられた。フェルナンド・アロンソの去就次第では正ドライバー昇格の可能性もあり、チームは複数のシナリオを検討しているという。

    『RacingNews365』によると、オコンは2026年限りでハースを離れる可能性が取り沙汰される中、アストンマーティンが有力な移籍先候補として浮上している。

    アロンソ残留でも加入の可能性
    報道によると、アストンマーティンはアロンソが2027年も残留した場合でも、オコンをリザーブドライバーとして迎える案を検討しているという。

    そのプランでは、2027年はリザーブドライバーとしてチームに加わり、2028年にレギュラー昇格の可能性を盛り込んだ契約が想定されているとされる。

    一方で、アロンソが今季限りでチームを離れた場合には、オコンがレギュラーシートの有力候補になるという。2026年レギュレーション下での実戦経験に加え、チームメイトのランス・ストロールと親しい関係にあることも評価材料とみられている。

    ハースとの契約判断は7月末が期限
    同メディアによると、ハースが保有するオコンとの契約オプションは7月末に期限を迎える。そのため、夏休み前最後の一戦となるハンガリーGP前後が去就を左右する重要なタイミングになる可能性が高い。

    ここ数週間、パドックではハースとオコンが2026年限りで袂を分かつとの見方が広がっているものの、オーストリアGPではオコン陣営とチーム首脳による協議が続いている様子も見られたという。

    なお、『RacingNews365』は、オコンにはアストンマーティン以外にも、2027年のリザーブ起用と2028年のレギュラー昇格の可能性を組み合わせたプランを提示するチームが存在すると報じている。一方で、アストンマーティンの構想はアロンソの去就とも密接に関係しており、今後数週間の動向が注目される。

  • F1イギリスGP ピレリ展望:シルバーストンの高速コーナーがタイヤを酷使

    F1イギリスGP ピレリ展望:シルバーストンの高速コーナーがタイヤを酷使

    ピレリは、タイトルスポンサーを務める2026年F1イギリスGPを前に、シルバーストン・サーキットの特性やタイヤ戦略の見通しを公開した。

    今年のイギリスGPでは最も硬いC1、C2、C3コンパウンドが投入され、1ストップ戦略が有力視されている。また、レース後には2027年仕様ドライタイヤの開発テストも実施される予定だ。

    シルバーストンはF1の歴史を象徴するサーキット
    2026年のF1イギリスGPは、今年ピレリがタイトルスポンサーを務める2大会のひとつとなる。もう一方はイタリアGPであり、F1世界選手権を象徴する2つの伝統あるグランプリにピレリの名が冠されることになる。

    イギリスGPとイタリアGPは、1950年の世界選手権創設以来、一度も中断することなく同じ名称で開催され続けている唯一のイベントでもある。

    1950年にシルバーストンで行われた記念すべき最初のF1世界選手権レースでは、ジュゼッペ・ファリーナがアルファロメオを駆り、ピレリの「ステラ・ビアンカ」タイヤで優勝を飾った。

    今年のイギリスGPは通算77回目、シルバーストン開催としては60回目となり、ピレリにとってはF1参戦518戦目となる。

    イギリスグランプリ

    高速コーナーがタイヤへ極めて大きな負荷
    シルバーストンは全長5.891kmで、2010年にアビーからブルックランズまでの新セクションが追加されたのが最後の大規模改修となっている。

    現在のレイアウトは18コーナー(右10、左8)で構成され、マゴッツ、ベケッツ、チャペルへと続く高速S字区間では、連続する方向転換によって非常に大きな横Gが発生する。

    ルイス・ハミルトンが「戦闘機のコックピットにいるようだ」と表現したように、高速コーナーと長いストレートが組み合わさることで、ドライバーにもマシンにも大きな負荷がかかるサーキットとなっている。

    タイヤへの負担も非常に大きく、一部区間では鈴鹿やスパ・フランコルシャンと同様に5Gを超える加速度が発生する。特に右コーナーが多いため、左フロントタイヤへの負荷が最も大きい。

    一方で路面そのものは摩耗性が低く、年間を通じて四輪・二輪レースが数多く開催されているため、自然なラバーの蓄積によって高いグリップが確保されている。

    C1・C2・C3を投入 1ストップが有力
    ピレリは今週末に最も硬いC1、C2、C3の3種類を選択した。

    サーキットの高いタイヤ負荷を考慮すると、決勝ではグリップ性能に優れるC2とC3を組み合わせた1ストップ戦略が最も有力と予想している。

    過去のデータでは、C3のみ軽度のグレイニングが確認されている一方で、C1とC2は機械的な安定性に優れた特性を示してきた。

    今年はスプリントフォーマットのため、FP1ではハードタイヤを積極的に使用するチームが多くなるとみられる。

    イギリスグランプリ F1 タイヤ

    英国特有の天候も勝敗を左右
    イギリスGPでは天候も重要な要素となる。

    過去2年連続で決勝中に雨が降り、各車はインターミディエイトタイヤを使用した。イギリスの夏は天候が変わりやすく、今年も雨がレース展開を左右する可能性がある。

    レース終了後の火曜日と水曜日には、メルセデスとウィリアムズの協力のもと、2027年用ドライタイヤの開発テストがシルバーストンで実施される予定だ。

    2025年は雨と晴れが交錯する難しいレース
    昨年のイギリスGPは変わりやすい天候となり、レース前半はインターミディエイトタイヤが主役となった。

    フォーメーションラップでは全車がインターミディエイトを装着していたが、決勝スタート直前に5台がスリックタイヤへ交換。しかし再び雨が降り出したことで、全車がインターミディエイトへ戻る展開となった。

    終盤には路面が乾き、多くのドライバーがミディアムまたはソフトへ交換してチェッカーフラッグを受けた。

    シルバーストン最多勝はハミルトン
    イギリスGPはこれまで76年にわたる歴史を持ち、シルバーストンで59回、エイントリーで5回、ブランズハッチで12回開催されてきた。

    シルバーストンで最多9勝を挙げているのはルイス・ハミルトンで、ジム・クラークとアラン・プロストが5勝で続く。

    コンストラクター別ではフェラーリが18勝で最多を誇り、マクラーレンを3勝上回っている。

    イギリスグランプリ トロフィーイギリスグランプリ キャップ

    英国らしさを表現した特別トロフィーと表彰式キャップ
    今年の表彰台トロフィーは、アーティストのポール・オズがピレリの依頼で制作した。

    F1マシンのフロントウイングをモチーフに、シルバーストンが旧飛行場から現代的サーキットへ発展した歴史を表現。航空機を象徴するアルミニウムと、現代F1を象徴するカーボンファイバーを組み合わせ、ユニオンジャックをデザインに取り入れている。

    マーシャル賞のトロフィーは、イタリアのバルトッチーニ・プレミアツィオーニがステファノ・ズエックとの協力で制作。シルバーストンサーキットのレイアウトを再現し、周囲に配置された星が安全を支えるマーシャルたちを象徴している。

    また、表彰台ではピレリのタイトルスポンサー大会限定として、デニス・デコヴィッチがデザインした特別仕様のイエローキャップが使用される。英国で親しまれている千鳥格子柄を取り入れたデザインとなっている。

  • マックス・フェルスタッペン F1イギリスGPで“バッテリー問題”の再燃を警告

    マックス・フェルスタッペン F1イギリスGPで“バッテリー問題”の再燃を警告

    マックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPの舞台となるシルバーストンで、2026年マシンが抱えるバッテリー運用の問題が改めて浮き彫りになるとの見方を示した。

    レッドブル・レーシングはオーストリアGPで投入した大規模アップデートによって競争力を取り戻し、フェルスタッペンは2位を獲得。しかし、高速コーナーが連続するシルバーストンでは、2026年レギュレーションの課題が再び露呈すると警告している。

    シルバーストンでは「1周分のバッテリーもない」
    フェルスタッペンはシミュレーターでシルバーストンを走行した際の印象について、次のように語った。

    「シルバーストンは大好きだ。でもシミュレーターで数周走ったあと、思わず笑ってしまった」

    「正直、新しいマシンで走るシルバーストンはまったく別のサーキットに感じる」

    「1周を走り切るだけのバッテリー残量すらほとんどない」

    2026年のF1マシンは電動出力の比率が大きく引き上げられた一方、回生によって蓄えられるエネルギーには限界がある。そのため、シルバーストンのような高速コーナー主体のレイアウトでは十分な充電ができず、ストレートで使用する電力が不足しやすいという。

    高速レイアウトが2026年レギュレーションの課題を露呈
    フェルスタッペンは、レッドブルリンクとの違いについて次のように説明した。

    「サーキットのレイアウトによって、僕たちが知っているシルバーストンとはまったく違う感覚になる」

    「ここ(レッドブルリンク)は長いストレートと大きなブレーキングゾーンがあるから、その間にバッテリーを充電できる」

    「でもシルバーストンは長いストレートはあるものの、高速コーナーばかりだから充電できない。次のストレートではほとんどエネルギーが残っていない」

    「かなり厳しいレースになると思う」

    フェルスタッペンは2026年レギュレーションについて以前から批判的な立場を取っており、エネルギーマネジメント中心のレース展開を「マリオカートのようだ」と表現したことでも注目を集めていた。

    ハミルトンも懸念「充電できる場所が少ない」
    ホームレースを迎えるルイス・ハミルトンも、シルバーストンでは新世代パワーユニットの特性が厳しく試されるとの見方を示した。

    「シルバーストンには長いストレートがたくさんある」

    「ストレートではバッテリーへの要求が非常に大きい一方で、バッテリーを充電できる場所はあまり多くない」

    シルバーストンは高速コーナーが連続する伝統的なレイアウトで知られる一方、2026年マシンにとってはエネルギー回生が難しいサーキットでもある。各チームが限られたバッテリーをどう運用するかが、F1イギリスGPの重要な勝負のポイントとなりそうだ。

  • アストンマーティン・ホンダF1大改良の全貌 重量超過AMR26とPU性能不足

    アストンマーティン・ホンダF1大改良の全貌 重量超過AMR26とPU性能不足

    アストンマーティンとホンダは、2026年シーズン後半の巻き返しに向けた具体的なロードマップを固めた。アストンマーティンは大規模改良版「AMR26」をハンガリーGPで投入し、その直後のオランダGPではホンダが新型パワーユニット(PU)を投入する計画だ。

    しかし、この巻き返し策は単なるアップデートではない。AMR26は開幕前から重量超過やダウンフォース不足に苦しみ、ホンダ製PUも性能面でライバル勢に後れを取ったことで、アストンマーティン・ホンダは2026年シーズン前半を最後尾グループで戦う厳しい状況に追い込まれた。

    ニューウェイ率いるアストンマーティンはマシンを抜本的に見直し、ホンダもPU性能向上へ向けた大型アップグレードを準備している。両者はシャシーとパワーユニットを段階的に刷新し、シーズン後半から反撃に転じる構えだ。

    AMR26はなぜ苦戦したのか
    当初、アストンマーティンは新型マシンとホンダ製PUを同時投入する構想だった。しかし、ホンダ側の開発スケジュールを考慮した結果、マシンを先行投入する方針へ変更した。

    新型AMR26は夏休み前最後のハンガリーGPでデビューする予定だ。低速コーナー主体のハンガロリンクは、新しい空力パッケージを評価するには最適なサーキットと判断されている。

    一方、高速サーキットのスパ・フランコルシャンでは、現状のPU性能ではストレート区間で苦戦が避けられないため、新型車を急いで投入する意味は小さいと判断された。

    しかし、そもそもAMR26がここまで苦戦した原因は、単なる重量超過だけではなかった。

    開幕前のバルセロナとバーレーンでのテストでは、ダウンフォース不足や重量超過に加え、ホンダ製PUとシャシーを組み合わせたことで発生した振動問題も露呈。さらにシミュレーターと実車、風洞データとの相関不足、設計・製造プロセスの未成熟など、チーム全体の開発体制にも課題が浮き彫りとなった。

    アストンマーティンのマイク・クラックは、新型車投入を前に次のように語っている。

    「トンネルの先には光が見えている。まずは現在の仕様であと2戦を戦い、その後に前進できるだろう」

    ニューウェイ主導で全面刷新
    今回のAMR26は「Bスペック」とも呼ばれているが、基本コンセプトそのものを変更するわけではない。

    シャシーやギアボックスの基本構造は維持しながら、大幅な軽量化と空力性能改善を実施。フロントサスペンションは変更せず、リアサスペンションは小変更、新設計ノーズと大幅に見直した空力パッケージを組み合わせる。

    エイドリアン・ニューウェイはチーム公式サイトで次のように説明した。

    「主要な構造は変わっていない。シャシーやギアボックスの基本設計は維持しているが、両方とも軽量化した。そのため前方シャシーは再ホモロゲーションとクラッシュテストが必要になった」

    「フロントサスペンションは変更していない。リアサスペンションは若干改良し、新しいノーズと大幅に見直した空力パーツを開発した。基本構造は似ているが、大規模な空力アップデートと大幅な軽量化を組み合わせている。目標は最低重量に限りなく近づけることだ」

    ニューウェイによれば、大胆な空力コンセプトそのものが失敗だったわけではないという。

    「空力面では私が主導して非常に大胆な方向性を選んだ。ただ、十分な時間がなく複数のコンセプトを深く検証する余裕はなかった」

    「方向性そのものが間違っていたとは思わないが、予想していなかった課題が出てきた」

    さらにニューウェイは、チームが長年使い続けてきた設計・製造システムにも問題があったことを認めている。

    「長年継ぎ足しで使われてきたシステムは限界だった。その結果、非常にフラストレーションの溜まるマシン開発になってしまった。部品の発注タイミングまで狂ってしまう状況だった」

    重量超過10~15kgが足かせに
    AMR26の問題点として最も大きかったのが重量超過だった。

    最低重量768kgに対し、およそ10~15kg重い状態だったとされ、その影響は加速性能やタイヤ摩耗、コーナリング性能などあらゆる面に及んでいた。

    ニューウェイはシーズン開幕前にはすでに全面改修を決断。現行マシンへの小規模アップデートを諦め、夏休み前に投入する新仕様へ開発リソースを集中させた。

    同時にシルバーストンのファクトリーでは、マシンだけでなく設計・生産システムそのものの改革にも着手。新型AMR26は単なるアップデートではなく、チームの開発体制そのものを立て直す第一歩という位置付けになっている。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ホンダPUも性能不足に苦戦
    アストンマーティンの低迷はシャシーだけが原因ではなかった。ホンダも2026年型パワーユニット(PU)の性能向上に苦戦していた。

    FIAが2026年から導入したADUO(Additional Development and Upgrade Opportunities=追加開発・アップグレード制度)では、ホンダ製PUはベンチマークとなったレッドブル・フォード製PUとの差が4%以上あると評価され、フェラーリ、アウディと並んで2回の追加開発枠を与えられた。

    これは現行PUが燃焼性能や内部摩擦などの面でライバルに及ばず、性能向上の余地が大きいと判断されたことを意味する。

    一方でホンダは、シーズン中に認められた2回のホモロゲーション変更のうち、2026年は1回のみを使用する方針を決定。小規模な改良を繰り返すのではなく、多くの改善項目を一度に投入することで大きな性能向上を狙い、その後は2027年型PUの開発へ軸足を移す長期戦略を採る。

    新型PUはオランダGPでデビューへ
    ホンダは夏休み明け最初のオランダGPで新型PUを投入する計画だ。

    これまで「夏頃」とだけ説明していた投入時期について、ホンダのトラックサイド・ゼネラルマネージャーを務める折原慎太郎氏はシルバーストンで具体的な目標を明かした。

    「これまでは夏と言ってきましたが、それでは少し面白みに欠ける答えでした。ですから目標はオランダGPと言いましょう。オランダGPに新しいパワーユニットを投入できるよう、現在も開発項目を完了させるために懸命に取り組んでいます」

    なお、オランダGPはスプリントフォーマットで開催されるため、金曜日午後にはスプリント予選が始まる。新型PUに初期トラブルが発生した場合でも十分な修正時間が確保できない難しいデビュー戦となる。

    燃焼性能と摩擦低減が改良の柱
    今回のアップグレードはシャシー側の改修を必要とせず、エンジン内部のみを変更する。

    折原氏は改良内容について次のように説明した。

    「完全に内部の変更です。重点はエンジン性能の向上にあります。燃焼室形状やプレチャンバーを見直し、燃焼性能を改善するために燃焼室の設計を変更しています」

    「さらに潤滑システムを改良して摩擦を低減しています。そして当然ながら、性能を引き上げるのであれば信頼性も高めなければなりません。まだ完了させるべき項目は数多く残っていますが、オランダGP投入を目指して作業を進めています」

    また、燃焼特性の変化に伴い、ドライバビリティの改善や制御の最適化も並行して進められているという。

    大幅な性能向上を狙うも「魔法はない」
    ホンダは今回のアップデートで最高出力だけでなく、総合的な性能向上を狙っている。

    一方で折原氏は、一度のアップデートで勢力図を一変させることはできないとの認識も示した。

    「ダイノで確認した数値は把握していますが、公表はできません。我々は小さな改善ではなく、意味のある大きな前進を目指しています。ただ、F1に魔法はありません。今回の一度のアップデートだけでメルセデスやレッドブル・パワートレインズに追いつくとは考えていません」

    「性能開発は一歩ずつ積み重ねるものです。オランダGPはその第一歩です」

    後半戦へ反撃開始
    アストンマーティンは重量超過やダウンフォース不足、シミュレーション精度や開発体制の課題を抱えたAMR26を全面的に見直し、ハンガリーGPで新仕様を投入する。一方のホンダは、性能不足と評価されたPUを燃焼性能や摩擦低減を中心に大幅改良し、オランダGPで実戦投入する計画だ。

    シャシーとパワーユニットという2つの課題を段階的に刷新することで、それぞれの効果を検証しながら戦闘力の底上げを図る。タイトル争いの勢力図を一変させるほどの変化ではないとしても、アストンマーティン・ホンダにとって2026年シーズン後半の巻き返しへ向けた重要な第一歩となる。