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  • MotoGP | ヤマハ:開幕戦 カタールGP 初日レポート

    MotoGP | ヤマハ:開幕戦 カタールGP 初日レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGP、開幕戦カタールに準備万端
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシはVisitQatar Grand Prixのフリープラクティス・セッションを心待ちにしていた。ふたりは2週間前に同サーキットで行ったテストで決定したセッティングを基に、さらにステップアップを目指して仕事に取り組んだ。マーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシはそれぞれ2番手と16番手となった。

    マーベリック・ビニャーレスは第1セッションの序盤から安定したペースを見せ、システマティックにセッティング作業を継続。ラップタイムでは16人が0.9秒差にひしめく大接戦となったなかマーベリック・ビニャーレスはコーナリング性能の向上に集中し、セッションを通じて着実に前進しながら最終ラップでベストタイムをマークした。1分55秒312の記録はトップから0.264秒差の6番手。

    昨年同様、夜になって気温が下がると全体のペースが上がってくるため、第2セッションはよりハードなプッシュが必要。開始早々に3番手に浮上したマーベリック・ビニャーレスはセッション終盤で1分54秒台の壁を破り、1分53秒854のベストタイムでトップに0.474秒差と迫る2番手を獲得した。

    一方のバレンティーノ・ロッシは第1セッションで新しいセッティングをテスト。45分間のセッション終盤には1分55秒048を記録してトップに立ち、後続に0.079秒差をつけた。

    第2セッションも同様のセッティングを使用したが、ラップタイムを更新できないまま17番手で終了。1分55秒137でトップから1.757秒離された。総合順位では第1セッションの記録が採用され、トップに1.668秒差の16番手となった。

    PETRONAS Yamaha SRT、絶好調でシーズンスタート
    PETRONAS Yamaha SRTは2019シーズンを絶好調のスタート。フリープラクティスではファビオ・クアルタラロが5番手、チームメイトのフランコ・モルビデリは転倒もあったものの7番手を獲得した。ふたりとも先週のテストの成果を発揮し、Q2進出の暫定ポジションにつけている。

    フランコ・モルビデリはフリープラクティス第1セッションで1分55秒324を記録。MotoGP2年目をYZR-M1でスタートし、並み居るトップライダーに割って入る7番手獲得と健闘した。一方、ルーキーのファビオ・クアルタラロは第1セッションで11番手。1分55秒509のタイムでトップとの差はわずかコンマ4秒だった。

    第2セッションも好調が続き、ファビオ・クアルタラロが1分54秒154、フランコ・モルビデリが1分54秒275と、それぞれ1.4秒0.9秒を更新。フランコ・モルビデリは残り20分の第1コーナーで転倒があったものの怪我はなく、再びコースへ戻ってベストタイムを叩き出した。

    ロサイル・インターナショナル・サーキットでの最初の夜を絶好調のうちに終えたPETRONAS Yamaha SRTは明日も作業を継続し、2回のフリープラクティスと予選セッション(現地時間20:00~20:25)に臨む。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (フリー走行総合2番手/1分53秒854)
    「全体のペースがとても速かったので、そのなかでトップ10に入ることがとても重要でした。2回のタイムアタックを予定していたのですが、結局は1回しかできなかったのは少し残念です。でもマシンの状態には非常に満足。トップスピードではかなわないところがあるので、さらに改良が必要ですが、コーナリングは本当に素晴らしくなってきています! 明日はもっと頑張ります。とくに最終コーナー立ち上がりの加速を上げていきたいと思っています。マシンのポテンシャルの高さは間違いないので、あとはひたすらハード・ワークを続けるのみというところです」

    バレンティーノ・ロッシ (フリー走行総合16番手/1分55秒137)
    「今日は奇妙な一日と言っていいかもしれません。今の私たちは、おそらく今日の第1セッションほど良くはないけれども、第2セッションほどひどくもありません。第2セッションではほとんどモディファイせずに臨みましたが、フロントタイヤに問題が出てバランスが悪く苦戦することになってしまいました。その結果、とても遅かったのです。終盤は路面のグリップが上がって多くのライダーがラップタイムを更新し、そのベストはラップレコードを上回りました。ところが私にとっては非常に厳しい結果になったのです。現時点でQ2から外されていることは大問題。明日のフリープラクティス第3セッションは、コンディションの影響があってラップタイムの更新は難しいと思います。このままではQ2に進出できないので、何か方法を見つけなければなりません」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「カタール・テストの最後の状態からフリープラクティスをスタートしたので、ベース・セッティングは十分に出来上がっていました。マーベリックは第2セッションで第1セッションからさらに上げて、セッティングも向上して非常に気持ちよく乗れているようです。バレンティーノのほうは第1セッション終盤でセッティング変更を試みてさらなる改良を目指しましたが、第2セッションでは、おそらく路面温度が変化したせいで成果をあげることができませんでした。明日のフリープラクティス第3セッションではQ2進出を狙っていきますが、ロサイルの午後は気温が高く、路面コンディションはタイム更新に最適というわけにはいきません。また、決勝に向けたタイヤチョイスも明日の重要な課題のひとつ。今日の時点で80%くらいまでしか決まっていないので、確定を目指します」

    PETRONAS Yamaha SRT
    ファビオ・クアルタラロ (フリー走行総合5番手/1分54秒154)
    「ハイペースをキープし、好タイムも記録することができました。最初の走行ではあまりフィーリングが良くなかったのですが、そのときはフルタンクだったことが理由かもしれません。タイヤを履き替えたあとはいくつかミスをしてしまったにもかかわらず、54秒1が出たのには自分でも驚きました。つまり53秒台後半や54秒台のもっと前も可能だったかもしれないということですからね。今日の結果とチームの仕事を本当にうれしく思っています。でも慌てることなく、このあとも冷静に、同じやり方で仕事を続けていくことが大切です。明日の第3セッションで手ごたえをさらに確実なものにし、第4セッションでは決勝用セッティングに集中します。そしていよいよ予選に臨みます」

    フランコ・モルビデリ (フリー走行総合7番手/1分54秒275)
    「最初の数ラップで好感触をつかみ、リズムよく走ることができました。他のライダーたちがどうだったのかを見てみなければなりませんが、現時点で私自身はとても満足しています。それでもまだ改善の余地がたくさん残っているので、これからその作業に取り組んでいきます。明日に向けて必要なことは、状況を把握し、トップライダーとの差を縮めるほる方法を見つけることです。転倒については、新しいセッティングを試して理解しようとしていた最初の周だったので、ユーズドタイヤだったにもかかわらずハードにプッシュしてしまったのだと思います。おそらく、タイヤが私の激しいプッシュを予期していなかったのでしょう。だから基本的に私のミスということです。でもスペアマシンでコースに復帰すると、すぐにフィーリングをつかみ直すことができましたし、新しいセッティングでハイペースを維持できたので問題ありません。ただ残念だったのは、そのセッティングでは多くの周回を重ねることができなかったこと。ユーズドダイヤでもっとたくさん走る予定だったのですが…。少ないラップのなかでもデータを収集できたのは良かったと思います」

  • MotoGP | カタールGP FP2:マルク・マルケスが初日総合トップ

    MotoGP | カタールGP FP2:マルク・マルケスが初日総合トップ

    2019年のMotoGP 開幕戦カタールGPのフリー走行2回目は3月8日(金)にロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケス(ホンダ)がラップレコードを更新するトップタイムをマークした。

    気温21度。路面温度21度のドライコンディションの中、マルク・マルケスは1分53秒380をマーク。昨年11月の最終戦バレンシアGPに続き2戦連続、開幕戦では15年以来4年ぶりとなる初日総合トップタイムに記録した。

    2番手には0.474秒差でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)3番手には0.528秒差でジャック・ミラー(アルマ・プラマック・レーシング)が続いた。

    4番手にはダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)ファビオ・クアルタラロは新人勢の最高位となる5番手。アンドレア・ドヴィツィオーゾが6番手に続いた。

    フリー走行1で10番手の中上貴晶は、1.064秒差の12番手。2004年以来15年ぶりにシーズン最初のセッションで1番手発進を決めたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1.757秒差の17番手、初日総合16番手に後退した。

    2019年 MotoGP 開幕戦 カタールGP フリー走行2回目

    Pos. No. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分53秒380
    2 12 マーベリック・ビニャーレス モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 1分53秒854
    3 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分53秒908
    4 9 ダニロ・ペトルッチ ミッション・ウィナウ・ドゥカティ 1分54秒053
    5 20 ファビオ・クアルタラロ ペトロナス・ヤマハSRT 1分54秒154
    6 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ミッション・ウィナウ・ドゥカティ 1分54秒256
    7 21 フランコ・モルビデリ ペトロナス・ヤマハSRT 1分54秒275
    8 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分54秒320
    9 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分54秒367
    10 36 ジョアン・ミル チーム・スズキ・エクスター 1分54秒402
    11 99 ホルヘ・ロレンソ レプソル・ホンダ・チーム 1分54秒428
    12 35 カル・クラッチロー LCRホンダ・カストロール 1分54秒444
    13 30 中上貴晶 LCRホンダ・イデミツ 1分54秒452
    14 63 フランセスコ・バグナイア アルマ・プラマック・レーシング 1分54秒801
    15 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分55秒032
    16 44 ポル・エスパルガロ レッドブルKTMファクトリー・レーシング 1分55秒053
    17 46 バレンティーノ・.ロッシ モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 1分55秒137
    18 5 ヨハン・ザルコ レッドブルKTMファクトリー・レーシング 1分55秒412
    19 29 アンドレア・イアンノーネ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分55秒432
    20 88 ミゲール・オリベイラ レッドブルKTMテック3 1分55秒635
    21 17 カレル・アブラハム レアーレ・アビンティア・レーシング 1分55秒654
    22 55 ハフィス・シャーリン レッドブルKTMテック3 1分56秒437
    23 38 ブラッドリー・スミス アプリリア・ファクトリー・レーシング 1分56秒834
  • MotoGP | カタールGP FP1:バレンティーノ・ロッシがトップ発進

    MotoGP | カタールGP FP1:バレンティーノ・ロッシがトップ発進

    2019年のMotoGP 開幕戦カタールGPのフリー走行1回目が3月8日(金)、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)がトップタイムを記録した。

    気温26度、路面温度29度のドライコンディションの中、バレンティーノ・ロッシは1分55秒048をマーク。昨年8月の第10戦チェコGPのフリー走行3以来となるトップタイムをマーク。ホンダ車からヤマハ車に乗り換えた2004年以来15年ぶりにシーズン最初のセッションを制した。

    2番手には0.079秒差でホルヘ・ロレンソ、3番手には0.116秒差でマルクス・マルケスとホンダ勢、4番手には0.169秒差で、5番手には0.219秒差でドゥカティ勢が続いた。

    マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は6番手、中上貴晶(LCRホンダ)は0.448秒差の10番手だった。

    2019年 MotoGP 開幕戦 カタールGP フリー走行1回目

    Pos. No. Rider Team Time
    1 46 バレンティーノ・.ロッシ モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 1分55秒048
    2 99 ホルヘ・ロレンソ レプソル・ホンダ・チーム 1分55秒127
    3 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分55秒164
    4 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ミッション・ウィナウ・ドゥカティ 1分55秒217
    5 9 ダニロ・ペトルッチ ミッション・ウィナウ・ドゥカティ 1分55秒267
    6 12 マーベリック・ビニャーレス モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 1分55秒312
    7 21 フランコ・モルビデリ ペトロナス・ヤマハSRT 1分55秒324
    8 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分55秒396
    9 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分55秒409
    10 30 中上貴晶 LCRホンダ・イデミツ 1分55秒496
    11 20 ファビオ・クアルタラロ ペトロナス・ヤマハSRT 1分55秒509
    12 44 ポル・エスパルガロ レッドブルKTMファクトリー・レーシング 1分55秒620
    13 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分55秒778
    14 36 ジョアン・ミル チーム・スズキ・エクスター 1分55秒828
    15 29 アンドレア・イアンノーネ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分55秒828
    16 63 フランセスコ・バグナイア アルマ・プラマック・レーシング 1分55秒835
    17 35 カル・クラッチロー LCRホンダ・カストロール 1分55秒869
    18 88 ミゲール・オリベイラ レッドブルKTMテック3 1分56秒061
    19 5 ヨハン・ザルコ レッドブルKTMファクトリー・レーシング 1分56秒206
    20 17 カレル・アブラハム レアーレ・アビンティア・レーシング 1分56秒249
    21 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分56秒289
    22 55 ハフィス・シャーリン レッドブルKTMテック3 1分57秒181
    23 38 ブラッドリー・スミス アプリリア・ファクトリー・レーシング 1分57秒189
  • MotoGP | ホンダ:2019年 開幕戦カタールGP プレビュー

    MotoGP | ホンダ:2019年 開幕戦カタールGP プレビュー

    2019年シーズンのMotoGPの開幕戦となるカタールGPが、現地時間3月8日(金)から10日(日)までの3日間、ドーハ郊外にあるロサイル・インターナショナル・サーキット(5.380km)で開催される。カタールGPは、今年で16回目を迎える。

    カタールGPは、04年に第1回大会が行われ、08年には史上初のナイトレースとして開催され、大きな話題となった。

    11年からは、夜間の作業を軽減するため、通常3日間の開催を4日間に分散する変則スケジュールとなったが、昨年からはナイトセッションの走行時間を減らし、セッション開始時間を早める措置が取られ、再び、3日間開催となった。

    スケジュールの変更で、Moto3クラスの決勝はデイタイム、Moto2クラスは日没前後、MotoGPクラスは、午後8時からのスタートとなる。

    すでに、新しいスケジュールにあわせ、2月23日から25日までの3日間、午後4時にスタートして午後9時までの5時間で公式テストが行われ、Honda勢は、本番に向けて準備を整えた。

    49年にスタートしたロードレース世界選手権(WGP)は、シーズン6戦でスタートした。70周年の節目を迎えた昨年に続き、今年も15カ国で19戦という史上最多開催数となる。

    昨年、3年連続5回目(3クラス通算7回)のタイトルを獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、マレーシア、そしてカタールテストと着実にテストメニューを消化した。昨年12月に脱臼癖のついた左肩の手術を行ったマルケスは、マレーシアテストは周回数をセーブしたが、肩の回復に合わせ周回数を増やし、カタールテストでは、ほぼ、通常の周回数を消化できるまでに回復した。これまでは、左肩に不安を抱えてのシーズンだったが、今年は不安を解消してのシーズンとなる。

    今年は、年明けのウインターテストがマレーシアとカタールの2回・計6日間と短いものだったが、長いシーズンに向けてマルケスは、どんな状況にも対処しようと多くのメニューを消化、開幕戦に向けて最終確認を終えた。

    マルケスは、125ccとMoto2クラスで26勝、MotoGPクラスでは6シーズンを戦い44勝を挙げ、グランプリ歴代5位の3クラス通算70勝を獲得。3クラス通算で80回というポールポジション記録は、史上最多記録を更新中。今年の2月に26歳になったマルケスは、これまで数々の史上最年少記録とグランプリ記録を塗り替えてきた。今年はいくつの記録を更新するか注目される。過去、カタールGPでは、14年に優勝経験はありますが、シーズンを通して苦戦するサーキットの一つ。しかし、昨年はし烈な優勝争いを繰り広げての2位。今年は、よりパフォーマンスを向上させた2019年型RC213Vで5年ぶりの開幕Vと2年連続の開幕戦表彰台獲得が期待される。

    今年から新たにRepsol Honda Teamに加わったホルヘ・ロレンソは、心機一転のシーズンを迎える。昨年のシーズン中に発表された移籍のニュースは、世界中に大きな話題を提供した。昨年の最終戦バレンシアGP後に行われた注目の公式テストは、シーズン中のケガが完全に回復していない状態だったが、MotoGPクラスで過去3度のタイトルを獲得した実力をしっかりと証明した。

    年明けのテストも、トレーニング中のケガのためにカタールテストのみの参加となったが、ケガは順調に回復し、本番に向けたセットアップを進めた。このテストでは完全なアタックはしなかったが、それでも上位とほとんどそん色ない走りを披露。世界中が注目する中で開幕戦を迎えることになる。ロレンソは、これまで通算68勝を挙げている。この記録はチームメートのマルケスに続き歴代6位の優勝数を誇る。Repsol Honda Teamとしては、25年の歴史の中で初めて、チャンピオン2人が肩を並べるシーズンとなる。これまでマルケスにとって最大のライバルの一人だったロレンソが加入し、チームの総合力はアップ。4年連続のライダーズタイトルとコンストラクターズタイトル、そして3年連続のチームタイトルと3冠獲得を目指す。

    昨年のオーストラリアGPで右足を負傷し、オーストラリアGP、マレーシアGP、バレンシアGPの3戦と11月の公式テストを欠場したカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、ケガをした右足も順調に回復し、ほぼ万全の状態で開幕戦を迎える。クラッチローは、15年シーズンに現チームに移籍して今年で5年目のシーズンとなる。昨年は、シーズン終盤のケガの影響でランキング7位だったが、今年はその悔しさをぶつけるシーズンになる。クラッチローは、17年シーズンからHRCライダーの仲間入りを果たした。これまでRepsol Honda Teamとともにニューマシンの開発に携わってきた。高いモチベーションで挑む19年シーズン。これまで通算3勝を挙げているが、16年のシーズン2勝を超える活躍が注目される。

    MotoGPで2年目のシーズンを迎える中上貴晶(LCR Honda Idemitsu)は、今季、最高のモチベーションで開幕戦を迎える。昨年11月のバレンシアとヘレスのスペインテスト、そして年明けのマレーシア、カタールとすべてのテストをトップ10内で終えた。デビューした昨年よりはるかに高いステージで戦えることをしっかり証明し、今年の飛躍が期待される。マシンは2018年型チャンピオンマシンのRC213V。ウインターテストで、エンジン、車体ともに高いパフォーマンスを感じ取っているだけに、開幕戦カタールGPでは、昨年のベストリザルトとなった最終戦バレンシアGPの6位以上が期待される。

    マルク・マルケス(MotoGP 18年チャンピオン)
    「やっと新しいシーズンが開幕します。この冬は左肩の手術をしたので、いつも違うオフシーズンとなりました。開幕戦をベストコンディションで迎えるために、毎日5時間、理学療法を行ってきました。そのため、カタールテストでは、マレーシアテストのときよりもかなり状態はよく、今はほぼ100%の状態になりました。マシンを改善するためにHondaは一生懸命がんばってくれました。カタールは、いつもあまり相性がよくないサーキットですが、テストでは強さを感じることができました。でも引き続き前進しなければなりません。カタールはいつも特別なラウンドです。開幕戦だから、というだけではなく、路面コンディションも特別だからです。気温には特に注意を払い、決勝に向けて集中しなければなりません」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 18年総合9位)
    「カタールGPのグリッドに並ぶ自分の姿を、オフシーズン中、ずっとイメージしてきました。僕とチームの新しい時代の始まりであり、Repsol Honda Teamのライダーとして走る特別な瞬間の到来です。Hondaですばらしい結果を達成するために全力を尽くす準備はできています。残念ながら、まだこのマシンでは、限界の力を出せていませんが、いい結果を達成できると信じています。MotoGPクラスはこれまで同様、厳しい戦いになることは間違いありません。しかし、すばらしいバトルができるパッケージがあります。大きな成果を上げられると確信しています」

    カル・クラッチロー(MotoGP 18年総合7位)
    「こうしてまた、レースができることをとてもうれしく思います。フィリップアイランドでケガをしてから、マレーシアで再びマシンに乗るまで、とても長く感じました。セパンではいいテストを行えましたが、カタールテストは完ぺきとは言えませんでした。Hondaもチームもいい仕事をしています。これまでのテストで得たデータを懸命にチェックしています。マシンのフィーリングをさらに改善するためになにが必要なのかということは分かっているので、いい状態になるはずです。ここはあまり相性がいいサーキットではありませんが、とにかく、またレースができることがうれしいです。昨年はここで4位とすばらしい走りができたので、そこからさらに前進できることを願っています。一番の目標は、レースウイークをしっかり走り切って、今後のレースへ向けて、右足首の力をつけていくことです」

    中上貴晶(MotoGP 18年総合20位)
    「今年のマシンのフィーリングはとてもいいので、レースがとても楽しみです。また、オフシーズン中の努力が、決勝に向けてどのように役立つのか楽しみです。2週間前にカタールでテストをしたとき、チームととてもいい仕事ができました。ペースはとてもよくて、開幕戦がとても楽しみになりました。開幕戦は期待も大きく、ナイトレースは特別な雰囲気があります。Hondaとチーム、そしてすべてのスポンサーとファンのためにベストを尽くします」

  • MotoGP | ヤマハ:2019年 開幕戦カタールGP プレビュー

    MotoGP | ヤマハ:2019年 開幕戦カタールGP プレビュー

    Monster Energy Yamaha MotoGPが、カタールで2019シーズンをスタート
    Monster Energy Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、今週末に迫った2019シーズン開幕戦に出場するためカタールへ向かった。舞台となるロサイル・インターナショナル・サーキットでは2週間前に最終テストを完了。好感触を得てこの日を迎えている。

    ウイークのスタートを楽しみに待つのは、同コースで数々の好成績を残してきたバレンティーノ・ロッシ。カタール・テストの最終日にはYZR-M1に好感触をつかみ、オフシーズンの努力の成果を実感している。過去には優勝4回(2005年、2006年、2010年、2015年)、2位4回(2007年、2009年、2013年、2014年)、3位2回(2017年、2018年)などの大活躍。

    チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは昨年の同大会で6位に留まったが、今年はトップ争いの候補のひとりとして表彰台への返り咲きを狙う。一昨年の2017年にはヤマハでの初レースで優勝を果たし、2012年と2013年にはMoto3でそれぞれ1位と2位を獲得している。

    ドーハの郊外に建設されたロサイル・インターナショナル・サーキットは、2004年に初めてMotoGPを開催。その4年後からはMotoGPで唯一のナイト・レースを行ってきた。中速コーナーと高速コーナーが組み合わされた(左コーナー:6、右コーナー:10)コースは、中ほどの流れるようなレイアウトがヤマハのマシンと好相性。それとは対照的に1㎞を越えるロングストレートでは、数々の激しいオーバーテイクがファンを楽しませてくれる。

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team、歴史的なMotoGP初レースに意欲満々
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamの夢が現実となる日が近づいている。2018年5月のチーム誕生以来、10か月にわたってハードワークを続けてきた同チームは、この金曜日、ついにその努力を実らせて開幕戦を迎える。テストのなかでも能力をアピールしてきたフランコ・モルビデリとファビオ・クアルタラロの手により、マレーシアのチームがついに走り出す。

    フランコ・モルビデリはバレンシア、マレーシア、カタールで行われたすべてのオフィシャル・テストでトップ10入り。MotoGPですでに1シーズンを経験しているフランコ・モルビデリは、テストで見せた確実な走りをレースのなかでも再現しようと意気込んでいる。

    一方のファビオ・クアルタラロはMotoGP出場ライダー中、最年少のライダーとしてデビューする。経験不足を補うためにバレンシアとマレーシアのテストではマシンに慣れることに集中。そしてカタールでの最終テストでは総合2位まで順位を上げ、トップに0.233秒差と迫る成長ぶりを見せた。これで手ごたえをつかみ、自信をつけたファビオ・クアルタラロは、昨シーズンはフランコ・モルビデリが獲得したルーキー・オブ・ザ・イヤーの候補のひとりとなった。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ
    「シーズン開幕戦のスタートが迫ってきました! セパンとカタールでのテストはいずれも非常に意義あるものとなり、大きく前進することができたと思っています。課題もまだ残っていますが、ここまでとても順調で、良い方向へ進んでいることは間違いありません。金曜日にシーズン初めてのレースウイークが始まり、ますますいろいろなことを理解できるようになるでしょう。フリープラクティスのなかでマシンをさらに向上させ、決勝に照準を合わせて全力を尽くします。フィーリングは上々。オフシーズン中のトレーニングもしっかりできました。チームやヤマハのスタッフとともに、新しいシーズンをスタートする準備ができています」

    マーベリック・ビニャーレス
    「カタールで新しいシーズンをスタートするのをとても楽しみにしています。もう待ちきれないような気持ちです! ウインター・テストは好調のうちに終了し、ここカタールでは3日間を通して速さをアピールできたので、ポジティブな気持ちで開幕戦を迎えることができます。ロサイルでの開幕戦は、冬の間の仕事の成果を確認するためにとても重要。マシンは現時点で様々な強みを持っており、限界までプッシュしながら気持ちよく乗ることができています。昨シーズンから一歩前進して良い方向へ進んでいるので、今回は表彰台を目指して戦えると確信しています。ヤマハとともに迎える新たなシーズンを楽しみにしており、これからも引き続き、表彰台や優勝を狙えるようなマシン作りに集中します。ヤマハに加入して初めて出場したレースでの優勝を忘れることができません。このサーキットには特別な思い出があるので、それが大きなモチベーションになっています」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「数か月のテスト期間が終了し、わたしたちはついに2019シーズンを迎えることになりました。開幕戦では実践のなかで自分たちのポジションを、より正確に確認することができます。セパンとカタールのテストはいずれも順調だったので、レースの再開をとても楽しみにしています。バレンティーノとマーベリックも絶好調。ここ数か月の彼らの働きぶりは素晴らしく、多くのフィードバックに助けられてきました。我々が準備したマシンをふたりが気に入ってくれたので、チームとしてはとても満足です。ここまでの成果を見れば、方向性が間違っていないこと証明してくれていると思いますが、これからは実践で試しながらさらに前進していかなければなりません。常に進化の余地があるのです。スリリングなレースを期待し、全力をかけて力強くシーズンをスタートしたいと思っています」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    フランコ・モルビデリ
    「シーズン開幕戦を楽しみにしています。しっかり準備を整えて臨みます。ロサイルで実際にウイークをスタートするまで目標は設定せず、テストのなかで行ってきたことをすべて注入することだけを考えています。カタール・テストの2日目にはペースが上がり、ライバルたちに近づくことができました。シーズン開幕戦に全力で臨み、このコースでのヤマハのマシンの強さを十分に発揮できるよう頑張りたいと思います」

    ファビオ・クアルタラロ
    「MotoGPライダーとして初めてのチャレンジに自信を持っています。すでにテストを行ったコースなので、不安なく臨むことができそうです。シーズン開幕戦でポイントを獲得できたらとても素晴らしいと思いますが、テストのときの感触から考えればもっと上を目指したい気持ちもあります。しかしそれと同時に冷静さを忘れることなく、レースに集中しなければならないこともわかっています。結果はそのあとについてくるでしょう」

  • ルイス・ハミルトン、MotoGP開幕戦を訪問。さらなる二輪テストを計画

    ルイス・ハミルトン、MotoGP開幕戦を訪問。さらなる二輪テストを計画

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、今週末に開催されるMotoGPの開幕戦カタールGPを現地で観戦することを明かし、2019年のうちに再び二輪テストを行う計画があることを示唆した。

    ルイス・ハミルトンは、自分がMotoGPのファンであることを明らかにしており、昨年、オートバイブランドのMVオーガスタのアンバサダーに就任。コラボレーションモデル『F4 LH44』が世界限定44台で発売されている。

    また、昨年12月には世界スーパーバイク選手権に参戦するヤマハのワークスチームのバイクをヘレス・サーキットでテストしている。

    ルイス・ハミルトンは、二輪に転向する意思はないと認めてつつも、MotoGPをカタールで観戦するのは“もう少し学ぶ”ことであり、2019年に再び二輪でテストを行う計画があることを示唆した。

    「ずっとバイクが好きだし、本当に興奮している」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「レース全体を見ることはないかもしれないけど、現地でライダーがどのような仕事をしているか、F1と比べて予選がどう違うか、彼らがどのようにフィードバックに取り組むのかなどを見ることにとても興味がある」

    「学習するための経験として生かすつもりだ。でも、あまり深読みしないでほしい。僕はMotoGPで走るには年を取りすぎている。若い(マルク・)マルケスのような転倒には耐えられないよ!」

    「でも、今年のどこかで楽しい時間を過ごせるはずだ。スーパーバイクを走らせた時は、スーパーバイクのライダーたちと同じように全開で走ることができなかった」

    「だから学ぶべきことがたくさんある。ドライビングとライディングの完全に異なるからね。でも、学習するのを楽しみにしている」

    今年からヤマハの新たなサテライトチームとなった『ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チーム』は、メルセデスF1チームと同じペトロナスがスポンサーを務めている。

  • MotoGP カタール公式テスト最終日:ヤマハのビニャーレスが最速タイム

    MotoGP カタール公式テスト最終日:ヤマハのビニャーレスが最速タイム

    MotoGPクラスの公式テストが2月25日(月)にいロサイル・インターナショナル・サーキットで最終日を迎え、複数の参加者たちが13日後の決勝レースが開催されるスタート時間(20時00分)に合わせて、レースシミュレーション(22ラップ)やロングランを実施した。

    トップタイムを記録したのはヤマハのマーベリック・ビニャーレス。1分54秒台を最多の5回刻み、初日に続き2度目のトップタイムをマーク。開幕ダッシュを決めた17年以来、2年ぶりに同テストで総合1番手タイムを記録した。

    2日目に新人勢の最高位となる3番手タイムを記録したファビオ・クアルタラロは、1分54秒台を2回記録。0.233秒差の2番手タイムを記録した後、連続14ラップのロングランを行った。

    バレンティーノ・ロッシは、1分54秒台を4回記録して0.443秒差の4番手に躍進すれば、フランコ・モルビデッリは、0.452秒差の6番手タイムを記録。

    ホンダのマルク・マルケスは、6コーナーで初日に続き2度目の転倒を喫したが、1分54秒台を3回記録して、0.405秒差の3番手タイムを記録。ホルヘ・ロレンソは、2コーナーで初転倒を喫したが、1分54秒台を1回記録して、0.445秒差の5番手にジャンプアップ。

    中上貴晶は、初日に続き2度目の転倒を喫したが、1分54秒台を1回記録して、0.581秒差の8番手。2日目9番手のカル・クラッチローは、16コーナーで転倒を喫して17番手に後退。

    ポル・エスパルガロは、1分55秒台を1回、1分54秒台を1回記録して、0.562秒差の7番手タイムを記録。ミゲール・オリベイラは、15コーナーで転倒を喫して18番手。ヨハン・ザルコは、2コーナーで転倒を喫して22番手。ハフィス・シャリンは、最後尾の23番手。

    ダニロ・ペトルッチは、1分54秒台を1度記録した後、連続22ラップのレースシミュレーションを実行して9番手。2日目12番手のジャック・ミラーは、連続14ラップのロングランを実行した後、1分54秒台を2回記録して10番手。

    フランセスコ・バグナイアは、2コーナーで転倒を喫したが、連続15ラップのロングランを行い11番手。ティト・ラバットは、14コーナーで2日間連続の転倒を喫して14番手。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾは、連続16ラップのロングランを行い、15番手。2日間連続20番手のカレル・アブラハムは21番手。

    2日目にMotoGPクラスで初めて1番手タイムを記録したアレックス・リンスは、2コーナーで転倒を喫して0.644秒差の11番手に後退すれば、ジョアン・ミルは、連続17ラップのロングランに取り組んで12番手。

    アンドレア・イアンノーネは、1.135秒差の16番手。アレイシ・エスパルガロは、連続22ラップのレースシミュレーションを実行して19番手。2日目22番手のブラッドリー・スミスは、15コーナーで転倒を喫して20番手だった。

    MotoGPクラスは、プレシーズンの全日程が終了。開幕戦カタールGPに参戦するため、10日後の3月7日に当地に再集結する。

    オフィシャルテスト3日目
    1. マーベリック・ビニャーレス: 1分54秒208
    2. ファビオ・クアルタラロ: 1分54秒441(+0.233秒)
    3. マルク・マルケス: 1分54秒613(+0.405秒)
    4. バレンティーノ・ロッシ: 1分54秒651(+0.443秒)
    5. ホルヘ・ロレンソ: 1分54秒653(+0.445秒)

    サーキットレコードラップ:1分54秒927(16年/ホルヘ・ロレンソ)
    サーキットベストラップ:1分53秒680(16年/ヨハン・ザルコ)
    オフィシャルテストベストラップ:1分54秒029(18年/ヨハン・ザルコ)

  • MotoGP カタール公式テスト2日目:スズキのリンスがトップタイム

    MotoGP カタール公式テスト2日目:スズキのリンスがトップタイム

    MotoGPクラスの公式テスト2日目が2月24日(日)、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、初日2番手のアレックス・リンスが47ラップを周回してトップタイムをマークした。チームメイトのジョアン・ミルは11番手を維持した。

    形状が異なるテールカウルを投入したヤマハは、初日1番手発進を決めたマーベリック・ビニャーレスが54ラップを周回して、0.057秒差の2番手。1分54秒台を最多の4回記録した。

    初日7番手のファビオ・クアルタラロは、1分55秒台を1回突破して、0.315秒差の3番手に入り、新人勢とインディペンデントチームライダー勢の1番手に浮上。

    初日14番手のフランコ・モルビデッリは13番手。初日5番手のバレンティーノ・ロッシは、51ラップを周回して、初日のタイムを唯一更新できず、1.202秒差の19番手に後退。

    タイヤライフの仕事を中心に、新しいフェアリングのテストプログラムに取り組んだドゥカティは、初日4番手のダニロ・ペトルッチが0.360秒差の4番手を維持。初日3番手のアンドレア・ドビツィオーゾは、0.612秒差の8番手。初日19番手のジャック・ミラーは12番手。

    初日6番手のティト・ラバットは、15コーナーで転倒を喫して14番手に後退。初日15番手のフランセスコ・バグナイアは15番手。初日20番手のカレル・アブラハムは連日の20番手。

    初日10番手のマルク・マルケスは、57ラップを周回して、0.411秒差の5番手に浮上。初日8番手の中上貴晶は、47ラップを周回して、0.582秒差の7番手。

    初日18番手のカル・クラッチローは、中上の18年型を再投入して9番手。初日21番手のホルヘ・ロレンソは、1.149秒差の18番手。

    順調にテストプログラムを消化しているKTMは、初日9番手のポル・エスパルガロが0.662秒差の10番手。初日16番手のヨハン・ザルコは、60ラップを周回して17番手。初日17番手のミゲール・オリベイラは21番手。初日23番手のハフィス・シャリンは最後尾の23番手。

    電子制御、フェアリング、レースセットアップのプログラムに取り組んだアプリリアは、初日12番手のアレイシ・エスパルガロが0.580秒差の6番手に浮上。初日13番手のアンドレア・イアンノーネは16番手。初日22番手のブラッドリー・スミスは、最多の63ラップを周回して22番手だった。

    オフィシャルテスト2日目
    1. アレックス・リンス: 1分54秒593
    2. マーベリック・ビニャーレス: 1分54秒650(+0.057秒)
    3. ファビオ・クアルタラロ: 1分54秒908(+0.315秒)
    4. ダニロ・ペトルッチ: 1分54秒953(+0.360秒)
    5. マルク・マルケス: 1分55秒004(+0.411秒)

    サーキットレコードラップ:1分54秒927(16年/ホルヘ・ロレンソ)
    サーキットベストラップ:1分53秒680(16年/ヨハン・ザルコ)
    オフィシャルテストベストラップ:1分54秒029(18年/ヨハン・ザルコ)

  • MotoGP カタール公式テスト初日:ヤマハのビニャーレスがトップタイム

    MotoGP カタール公式テスト初日:ヤマハのビニャーレスがトップタイム

    MotoGPクラスの公式テストは2月23日(土)、開幕戦カタールGPの開催地ロサイル・インターナショナル・サーキットで始まり、前回のオフィシャルテストで総合5番手だったマーベリック・ビニャーレスがトップタイムをマークした。

    ドライコンディションの中、シーズンに使用するエンジンのスペックが既に決定しているヤマハ勢は、前回のテストで試したことを再確認。マーベリック・ビニャーレスがトップタイムをマークした。

    前回総合10番手のバレンティーノ・ロッシは、47ラップを周回して0.553秒差の5番手。前回総合16番手のファビオ・クアルタラロは、新人勢の最高位となる7番手。前回総合8番手のフランコ・モルビデッリは、6コーナーで転倒を喫して14番手。

    シーズンに使用する同じスペックのエンジンを搭載したスズキは、シェイクダウンテストでテストライダーが試したマフラーや開幕戦でホモロゲーションを目指すエアロダイナイックスパッケージのチェック。前回総合12番手のアレックス・リンスは、48ラップを周回して0.108秒差の2番手に進出すれば、前回総合15番手のジョアン・ミルは11番手。

    フレームとエンジンのスペックが決定済みのドゥカティは、開幕戦に向けてセットアップを追求。昨年の開幕戦勝者アンドレア・ドビツィオーゾは、参加者最少となる29ラップの周回数だったが、0.499秒差の3番手に進出。

    前回のオフィシャルテストでキャリア初の総合1番手に進出したダニロ・ペトルッチは4番手。前回総合14番手のティト・ラバット6番手。前回総合2番手のフランセスコ・バグナイアは15番手。前回総合3番手のジャック・ミラーは19番手。前回総合20番手のカレル・アブラハムは20番手。

    ホンダは、エンジンとエアロダイナイックスパッケージを中心とした19年型RC213Vのチェックに取り組み、前回総合11番手のマルク・マルケスは、16コーナーで19年シーズンのテストで初転倒を喫して10番手。

    トラックオープンの16時過ぎに先陣を喫してトラックに飛び出した前回総合6番手のカル・クラッチローは18番手。前回のオフィシャルテストを欠場したホルヘ・ロレンソは21番手。

    前回総合9番手の中上貴晶は、2コーナーでプレシーズン初の転倒を喫したが、ホンダ勢最高位となる8番手に進出。

    KTMは、シェイクダウンテストの2日目から始めたテストプログラムの完了を目指し、改良されたシャーシとエアロダイナイックスを確認。前回総合18番手のポル・エスパルガロは9番手に進出。前回総合17番手のヨハン・ザルコは最多の53ラップを周回して16番手。前回総合19番手のミゲール・オリベイラは17番手。前回総合23番手のハフィス・シャリンは最後尾の23番手。

    前日にカラーリングを発表したアプリリアは、前回総合7番手のアレイシ・エスパルガロが14コーナーで転倒を喫して12番手。前回体調不良が原因でテストプログラムを消化できなかったアンドレア・イアンノーネは、15コーナーで転倒を喫して13番手。開幕戦でワイルドカード参戦を予定するブラッドリー・スミスは22番手だった。

    オフィシャルテスト1日目
    1. マーベリック・ビニャーレス: 1分55秒051
    2. アレックス・リンス: 1分55秒159(+0.108秒)
    3. アンドレア・ドビツィオーゾ: 1分55秒550(+0.499秒)
    4. ダニロ・ペトルッチ: 1分55秒594(+0.543秒)
    5. バレンティーノ・ロッシ: 1分55秒604(+0.553秒)

    サーキットレコードラップ:1分54秒927(16年/ホルヘ・ロレンソ)
    サーキットベストラップ:1分53秒680(16年/ヨハン・ザルコ)
    オフィシャルテストベストラップ:1分54秒029(18年/ヨハン・ザルコ)

  • MotoGP | テック3、トロ・ロッソF1カラーの2019年マシンを披露

    MotoGP | テック3、トロ・ロッソF1カラーの2019年マシンを披露

    MotoGPに参戦するテック3・レーシングは2月12日(火)、KTMの本社があるオーストリア・マッティヒホーフェン市内のシティーホールでレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング、レッドブル・KTM・アジョと共同でチーム発表会を実施。F1のスクーデリア・トロ・ロッソのF1マシンに採用されているブルー×シルバーのカラーリングを披露した。

    テック3は、KTMと2019年から3年間の技術提携を結び、オーストリアのエナジードリンク、レッドブルの支援を受け、レッドブル・KTM・テック3として19年シーズンに参戦する。

    チーム発表会では、起用2年目となる24歳のマレーシア人ライダーのハフィス・シャーリン、中量級で総合2位を獲得した24歳のポルトガル人ライダーのミゲール・オリベイラがKTMから供給されるプロトタイプマシン『RC16』のカラーリングを初披露した。

    親チームであるKTMファクトリー・レーシングは、F1におけるレッドブル・レーシングと同じネイビー&レッドのカラーリングを採用している。

    レッドブルのモータースポーツマネジャーを務めるトーマス・ウベラルは、セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド、マックス・フェェルスタッペンといったF1ドライバーがトロ・ロッソからメインのレッドブル・レーシングに昇格したのと同じ方法でライダーがTech3からKTMに昇格できるスキームを築けることを期待していると語る。

    「2つのMotoGPチームが一緒にそこにいることはとても嬉しいことだ」とトーマス・ウベラルはコメント。

    「1チームは、表彰台のために戦っているす。我々はこれを昨年(バレンシアで)すでに達成しているのでそう言うことができる。そして、我々は(レッドブル)ルーキーズカップ、Moto3、Moto2といった下位カテゴリーライダーを育てることができる2番目のチームを持っている」

    「彼らはファクトリチームよりも少ないプレッシャーでMotoGPの最初の一歩を踏み出すことができる。それが我々が実際にやりたいことだ」

    「我々はすでに4輪でそのモデルを証明している。そして今、我々はMotoGPでもほぼ同じことをしていきたい。これが将来の成功を保証するものであり、MotoGPのトップクラスで初のチャンピオンと繋がることを願っている」

    最高峰クラス2年目を迎えるハフィス・シャーリンは、「新しいカラーリングは本当にエキサイティングだ。他車とは全く違う。僕たちはサーキットで最も際立つ色のチームとなるだろう。このバイクでトラックに飛び出す日が待ち遠しい。照明の下で最も輝くだろう。この外見が本当に嬉しい。シーズンのスタートが待ち切れない」とカラーリングを絶賛。

    KTMと直接契約を結び、MotoGPクラスに昇格するオリベイラは「新しいカラーリングがとても嬉しい。バイクはアメージングだ。外見はシンプルに素晴らしい。僕たちが慣れ親しんできた色とは全く違う。KTMとレッドブルがタッグを組んだナイスなプロジェクト。2つのファクトリーチームがグリッドに並ぶことは大変ユニークなことで、KTMがこのクラスとロードレース全体を支配しようとしていることは明白。このプロジェクトの一員として参加できることが本当に光栄で、特権に感じる」と感激。

    MotoGPクラスに参戦するハフィス・シャーリンとミゲール・オリベイラは、今月23日から開幕戦カタールGPの開催地、ロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される今年2度目のオフィシャルテストに参加する。

    KTMとテック3の2019年型マシン