カテゴリー: メルセデスF1

  • メルセデス W09 : 正常進化を遂げた“ディーバ”

    メルセデス W09 : 正常進化を遂げた“ディーバ”

    メルセデスは、2018年F1マシン『W09』を発表。昨年、速さを見せながらも気難しい特性をみせた“ディーバ”を進化され、タイトル5連覇を狙う。

    メルセデスF1チームは22日(木)、シルバーストン・サーキットで新車『Mercedes-AMG F1 W09 EQ Power+』を発表。バルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンがシェイクダウンを完了させた。

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「設計されたものが仕上がり、命が吹きこまれるのは常にエキサイティングなことだ」とコメント。

    「境界線をプッシュしようとしているときは、完全にシームレス、またはスムーズに行くものではない。我々は良い冬を過ごした。ドラマはなかったと言っておこう。だが、チームの全員にとって大変な作業だった」

    メルセデスの最高技術責任者を務めるジェームス・アリソンも「激しい冬だった」と語る。

    「プランナーは数千ラインのプランを立て、デザイングループは1日に数百のデザインを作成し、それを作れなければならない。テストと開発グループ、ダイナモを走らせるチームは、マシンがまだ熱いうちに組み立て、社内のあらゆるテストキットに配置できるようにしておかなければならない。それにより、我々はすべてが十分に強く、適切な形をもち、信頼性をもって機能することを確実にすることができる」

    チーフエンジニアを務めるアンディ・カウエルは「我々は謙虚なままで、これまでやってきた基本的な作業をやり続けたいと思っている。我々がやっていることに秘密はない。平凡で素直なエンジニアリング作業だ。フリクションを減らしたり、燃焼効率を向上させるアイデアがあれば、我々は非常に誠実な方法で議論をする。すべてのアイデアの源は、人間の創造性、情熱、そして、熱意だ」

    メルセデス W09のシェイクダウンは、サーキットのチームメンバーだけでなく、ブラックリーおよびブリックワスワースのメンバー、そして、メルセデスの従業員や世界中のファンが見守った。

    メルセデス W09の初走行を担当したバルテリ・ボッタスは「新車の設計と製造にどれくらい多くの時間が費やされたか、人々がそれにどれくらいの努力を注いだかを知ると本当に驚かされる。ドライバーとしてそのマシンをドライブできることは本当に特別な気分だ」とコメント。

    ルイス・ハミルトンも「全てが仕上がっているのを見ると謙遜してしまう」とコメント。「みんなが本当に長い時間、クルマにとても懸命に取り組んできた。とにかく走って、限界を引き出したい。僕はこのクルマを運転できる唯一の二人のドライバーのひとりだ。誇りに感じている。クルマを準備するためにどれくらいの仕事がなされてきたのかを知っているからね」

    メルセデス W09メルセデスAMG F1 W09

    昨季、メルセデスは12勝、15回のポールポジションを獲得する強さをみせたが、チームが“ディーバ”と呼ぶロングホイールベースのW08のバランス特性に苦しんだ。シルバーストンやモンツァのような高速サーキットでは圧倒的な速さを見せる一方で、モナコ、ハンガリー、シンガポールのようなタイトなコーナーのあるトラックでは苦戦を強いられた。

    しかし、今季マシンW09は、昨年と同じデザイン哲学が採用されている。同じDNAを持ち、同じホイールベースを採用し、わずかレーキ角をつけるにとどめた正常進化版“ディーバ”として誕生した。

    トト・ヴォルフは「我々はディーバのいくつかの特性を気に入っている。昨年、W08はグリッドで最速のクルマだったし、最多のポールッポジションを獲得し、大部分のレースで勝利した。なので、我々は困難を克服するだけでなく、クルマにある多くの強みを失ってしまわないように注意した」とコメント。

    ジェームス・アリソンは「昨年のクルマは我々が強かったトラックでさえ、機能させるのが容易ではなかった。週末を通して競争力のある結果を出す方法を見つけることができたが、それは決して簡単なことではなかった。我々はそこに踏み込んだと思っている。エンジニアとして今年のクルマは明白にダイヤルを合わせられるようにドライバーともう少し明確に話ができるものであることを願っている」

    「全体的に見れば、デザインは昨年よりもエリガントになっている。昨年のレギュレーションは完全に新しいものだったし、それらがどの方向に向かうのかあまり確信していなかった。なので、去年のクルマは、特定の部分を動かす必要があると分かった際に細かく適応できる余地を残していた。今年、我々は自分たちの目指すべきことにもう少し自信を持っているし、特定のコンセプトにもっとフルにコミットできるようになった。パッケージングはかなりタイトになっているし、より多くのことを極端に作ることができている」

    メルセデス W09 フロントメルセデス W09 リア

    メルセデスの2018年型F1パワーユニット『M09 E Power+』は、年間使用数が削減された新しいレギュレーションに対応するために大幅なアップデートが施された。

    アンディ・コウエルは「今年のパワーユニットの変更量はかなり大きく、多くの要件によって決定されている。最大のチャレンジはドライバーにつき3基のエンジンと2基のERSシステムでレースをするという挑戦のために耐久性の限界を引き上げることだった。昨年と比較して、今年はハードウェアの寿命に必要な距離は40%増加している。我々はパフォーマンスを失うことなく寿命を延ばすことに集中した」とコメント。

    「また、全体的なマシンパフォーマンスのためにパワーユニットのパッケージングを変更したいと考えた。ブラックリーの同僚と非常に緊密に仕事をして、シャシー、トランスミッション、空力面でベストな総合的な統合を理解しようとしてきた。まだ、ペトロナスとの連携により、燃焼効率とハードウェアの摩耗低減にも取り組んできた」

  • メルセデス W09 : 主要諸元&スペック

    メルセデス W09 : 主要諸元&スペック

    メルセデスの2018年F1マシン『W09』と2018年型パワーユニット『M09 EQ Power+』の主要諸元およびスペックが発表された。

    メルセデスF1チームは22日(木)、シルバーストン・サーキットで新車『Mercedes-AMG F1 W09 EQ Power+』を発表。バルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンがシェイクダウンを完了させた。

    昨季、メルセデスは12戦、15回のポールポジションする強さをみせたが、チームが“ディーバ”と呼ぶロングホイールベースのW08のバランス特性に苦しんだ。シルバーストンやモンツァのような高速サーキットでは圧倒的な速さを見せる一方で、モナコ、ハンガリー、シンガポールのようなタイトなコーナーのあるトラックでは苦戦を強いられた。

    しかし、今季マシンW09は、昨年モデルと同じホイールベースを採用し、わずかレーキ角をつけるにとどめた正常進化版“ディーバ”として誕生した。

    2014年にF1にV6ターボハイブリッドが導入されて以降、メルセデスは4年間で63勝という圧倒的な強さでドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方のタイトルを4連覇しているメルセデス。今シーズンはパワーユニット面でもさらなる開発を進めているとしており、今年も4度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスというコンビは優勝候補の筆頭だ。

    メルセデスAMG F1 W09 主要諸元

    シャーシ名 Mercedes-AMG F1 W09 EQ Power+
    シャシー構造 カーボンファイバー/ハニカムコンポジット複合構造モノコック
    ボディワーク カーボンファイバーコンポジット/エンジンカバー、サイドポッド、フロア、ノーズ、フロントウイング、リアウイング
    コクピット OMPレーシング 6点式セーフティベルト、ハンスシステム
    安全構造 コクピット・サバイバルシェル/耐衝撃構造&進入防止パネル、フロント/サイド/リア インパクトストラクチャー、フロント&リア ロールストラクチャー
    フロントサスペンション カーボンファイバー製ダブルウィッシュボーン/プッシュロッド式トーションスプリング&ロッカー
    リアッスペンション カーボンファイバー製ダブルウィッシュボーン/プルロッド式トーションスプリング&ロッカー
    ホイール OZ製 鍛造マグネシウム
    タイヤ ピレリ
    ブレーキシステム カーボンインダストリー製/カーボンディスク&パッド、リア・ブレーキ・バイ・ワイヤ
    ブレーキキャリパー ブレンボ
    ステアリング パワーアシスト ラック・アンド・ピニオン
    ステアリング・ホイール カーボンファイバー製
    エレクトロニクス FIA(MES) スタンダードECU
    計器 MES
    燃料システム ATL製ケブラー強化ゴムタンク
    潤滑油 ペトロナス Tutela

    トランスミッション

    ギアボックス 8速+リバース、カーボンファイバー製メインケース
    ギアセレクション セミオートマチック・シーケンシャル(油圧式)
    クラッチ カーボンプレート

    サイズ

    全長 5,000mm以上
    全幅 2,000mm
    全高 950mm
    重量 733kg

    パワーユニット仕様

    型式 Mercedes-AMG F1 M09 EQ Power+
    重量 145kg
    構成 内燃エンジン(ICE)、モータージェネレーター・ユニット – キネティック(MGU-K)、モータージェネレーター・ユニット – ヒート(MGU-H)、ターボチャージャー(TC)、エナジーストア(ES)、電子制御(CE)

    内燃エンジン(ICE)

    排気量 1,600cc
    気筒数・角度 V型6気筒・90度
    バルブ数 24
    最高回転数 15,000rpm
    最大燃料流量 100kg/h(10,500rpm以上)
    燃料噴射方式 高圧縮直噴(1つの噴射機/シリンダーあたり最大500バール)
    過給機 同軸単段コンプレッサー、排気タービン
    エキゾーストタービン
    最大回転数
    125,000rpm

    ERS(エネルギー回生システム)

    構成 電気モーター・ジェネレーター・ユニットを介した統合ハイブリッドエネルギー回生
    エナジーストア リチウムイオンバッテリー(最低規定重量の20kg)
    最大エネルギー蓄積量 4MJ
    MGU-K 最高回転数 50,000rpm
    MGU-K 最大出力 120kW(161bhp)
    MGU-K エネルギー回収 2MJ
    MGU-K エネルギー放出 4MJ(フルパワー時で3.3秒)
    MGU-H 回転数 125,000rpm
    MGU-H 最大出力 無制限
    MGU-H 最大エネルギー回生 無制限(1周あたり)
    MGU-H 最大エネルギー放出量 無制限(1周あたり)

    燃料&潤滑油

    燃料 ペトロナス Primax
    潤滑油 ペトロナス Syntium

    機能性流体 ペトロナス Tutela トランスミッション、ハイドロリック、ERS冷却用流体

    メルセデス W08 画像

    メルセデス W09

    メルセデス W09 (フロント)

    メルセデス W09 (正面)

    メルセデス W09 (サイド)

    メルセデス W09 スタジオフォト

  • メルセデス、2018年F1マシン『W09』を正式発表

    メルセデス、2018年F1マシン『W09』を正式発表

    メルセデスは、2018年F1マシン『W09』を正式発表した。

    メルセデスは22日(木)、シルバーストン・サーキットで新車『W09』の新車発表会を開催。ドライバーを務めるバルテリ・ボッタスがシェイクダウンを行い、その後、報道陣に正式にお披露目された。正式なマシン名称は『Mercedes-AMG F1 W09 EQ Power+』となる。

    2018年のF1レギュレーションでは、2018年のF1レギュレーションでは、コックピット保護デバイス『Halo』の搭載が義務化され、また昨年までシャークフィンとTウイング、モンキーシートが搭載されていたエリアは制限され、その3つのデバイスは事実上廃止となる。

    メルセデス W09は、昨年から正常進化を遂げたF1マシンのように見えるが、リアには“過激”に絞り込まれている。ノーズは先端に突起のないスリムな形状。Haloにはまだフェアリングは搭載されていないが、サイドミラー周辺にはフェアリングが施され、コックピット周りの空力が意識されている。現状ではバージボードはシンプルだが、今後アップデートが予想される。リアウイングの下部には今年のトレンドアイテム“ギアボックスウイング”も搭載されている。

    メルセデス W09 画像

    「我々はデザイン哲学に真実を保ち、すでに確固とした基盤を構築しようとした。我々はディーバの優れた特性が保たれることを願っている」とメルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフはコメント。

    「我々全員がディーバを気に入っていたが、少し理解しにくいところもあった。クルマを理解し、スピードを維持し、ドライバビリティを向上させることが我々が最も頑張ったエリアだ」

    「レギュレーションは安定しているので、大きな違いはない。最も目に見える変化は空力的なもの、クルマのパッケージがいかにタイトで、ボディワークがいかに凝縮されているかだ」

    発表前にはバルテリ・ボッタスが、フィルミングデーを利用してシェイクダウンを実施。初期トラブルに見舞われ、ガレージを出てすぐにストップし、メカニックによってガレージに戻されたが、その後、無事にラップを完了している。午後にはルイス・ハミルトンが初走行を実施する。

    2014年にF1にV6ターボハイブリッドが導入されて以降、メルセデスは4年間で63勝という圧倒的な強さでドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方のタイトルを4連覇しているメルセデス。昨シーズンはフェラーリからの挑戦を受けたメルセデスだが、最終的には20戦中12勝、15回のポールポジションを獲得している。

    今シーズンはパワーユニット面でもさらなる開発を進めているとしており、今年も4度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスというコンビは優勝候補の筆頭だ。

    メルセデス W09 画像

    F1 メルセデスAMG F1 W09メルセデス W09 シェイクダウンメルセデス W09 シェイクダウン02メルセデス W09 シェイクダウン03

  • メルセデスF1、ウェーレインとラッセルをリザーブドライバーに起用

    メルセデスF1、ウェーレインとラッセルをリザーブドライバーに起用

    メルセデスF1チームは、2018年のF1世界選手権でパスカル・ウェーレインとジョージ・ラッセルの2名を公式リザーブドライバーに起用することを発表した。

    昨年までザウバーのレースドライバーを務めていたパスカル・ウェーレインだが、F1でレースシートを獲得することができず、今季は2015年にチャンピオンを獲得したDTM(ドイツツーリングカー選手権)にメルセデスから復帰を果たす。

    当初は契約解消も噂されていたパスカル・ウェーレインだが、メルセデスはF1チームへの関与を継続していくことを明らかにしており、2019年のF1シート復活を目指す。

    パスカル・ウェーレインは、DTMのノリスリンクとミサノがそれぞれF1フランスGPとF1ベルギーGPと日程が重なっており、その週末はジュニアドライバーのジョージ・ラッセルがリザーブドライバーの役割を担うことになる。

    現役GP3チャンピオンのジョージ・ラッセルは、今年ARTグランプリからF2選手権に参戦する。

    昨年、ジョージ・ラッセルはF1ブラジルGPとF1アブダビGPでフォース・インディアから金曜フリー走行に出場。そのままフォース・インディアのリザーブドライバーに就任するとみられていたが、同チームはニコラス・ラティフィを起用していた。

  • 【画像】 メルセデス、W09のシェイクダウン画像が流出

    【画像】 メルセデス、W09のシェイクダウン画像が流出

    メルセデスは、2018年F1マシン『W09』をシェイクダウン。正式発表前に画像が流出した。

    メルセデスは2月22日(木)にシルバーストンで2018年F1マシン『W09』を正式発表するが、それに先駆けてバルテリ・ボッタスがシェイクダウンを実施。その画像が流出した。

    流失したメルセデス W09の画像では、先行公開されていたとおり、突起のないナローなノーズ形状を採用していることがわかる。

    昨年、類似したノーズ形状を採用していたトロ・ロッソは新車STR13では主流の突起のついたワイド&ローなノーズを採用することが明らかになっており、メルセデスは2018年のF1世界選手権で唯一突起のついてないノーズを採用するチームになりそうだ。

    2014年にF1にV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以来、圧倒的な強さでドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方のタイトルを4連覇しているメルセデス。昨シーズンはフェラーリからの挑戦を受けたメルセデスだが、今年もルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスというライナップは優勝候補の筆頭だ。

    メルセデス W09メルセデスAMG F1 W09

    その後、メルセデスはW09のシェイクダウンの動画を正式に公開している。

  • メルセデス、2018年F1マシン『W09』の一部を先行公開

    メルセデス、2018年F1マシン『W09』の一部を先行公開

    メルセデスF1チームは、2018年F1マシン『W09』の画像の一部を先行公開した。

    2014年にF1にV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以来、圧倒的な強さでドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方のタイトルを4連覇しているメルセデス。昨シーズンはフェラーリからの挑戦を受けたメルセデスだが、今年もルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスというライナップは優勝候補の筆頭だ。

    メルセデスは2月22日(木)にシルバーストンで2018年F1マシン『W09』を披露するが、それに先駆けて、公式サイドでマシンの一部を先行公開した。

    公開された画像は3枚。ノーズ部分の画像ではW09は突起のないナローなノーズ形状を採用していることがわかる。昨年、類似したノーズ形状を採用していたトロ・ロッソは新車STR13では主流の突起のついたワイド&ローなノーズを採用することが明らかになっており、メルセデスは2018年のF1世界選手権で唯一突起のついてないノーズを採用するチームになりそうだ。

    また、“シルバーアロー”のマシンサイドには昨年同様にネオンのようなペトロナスグリーンのラインが施されている。シャークフィンが禁止となったエンジンカバーには巧妙なフェアリングが施されてことがわかる。

    メルセデス W09 ノーズメルセデス W09 マシンサイドメルセデス W09 エンジンkバー

  • バルテリ・ボッタス 「シミュレーターではHaloは気にならなかった」

    バルテリ・ボッタス 「シミュレーターではHaloは気にならなかった」

    バルテリ・ボッタスは、メルセデスの2018年F1マシン『W09』のシミュレーターでのフルレースディスタンスを走った際に『Halo』は妨げにはならなかったと述べた。

    2018年からF1マシンにはコックピット保護デバイス『Halo』が搭載されるが、バルテリ・ボッタスは一旦慣れてしまえば、Haloを搭載していることは意識しなくなったと語る。

    「シミュレーターですでにHaloを搭載してレースシミュレーションを実施しているけど、レース中はまったく気にならなかったと言わなければならない」とバルテリ・ボッタスは Autosport にコメント。

    「一旦そこにあることに慣れてしまえば、慣れるものだし、観客にとってもそれは同じようになると思う」

    「新しいものだし、最初は違って見える。まったく良くないと言っている人もいる」

    「でも、誰もが慣れるのは時間の問題だと思うし、全員が小さい大きいに関わらず、怪我を避けることができるのであれば、それは素晴らしいデバイスだと思う」

    メルセデスは、2月22日(木)にシルバーストンで2018年F1マシン『W09』を発表する。

  • メルセデス 「ピレリの新型F1タイヤはレースに多くの変化をもたらす」

    メルセデス 「ピレリの新型F1タイヤはレースに多くの変化をもたらす」

    メルセデスのチーフストラテジストを務めるジェームズ・ボウルズは、ピレリの2018年F1タイヤによってマシンスピードは上がり、より多くのオーバーテイクを生み出すことになると考えている。

    ピレリは2018年のF1世界選手権にハイパーソフトとスーパーハードという2種類のコンパウンドを追加するとともに、すべてのドライコンパウンドを1段階ソフトなものに変更する。

    それらの変化は、2017年の大部分のレースが1ストップだったことを受け、より多くのピットストップと速いレースを促進するために導入されるが、タイヤ寿命の一連のルールによって決められるパフォーマンスは、オーバーテイクを増加させると予想されている。

    最終的な2018年タイヤは昨年11月のアブダビでのタイヤテストで走っただけだが、ジェームズ・ボウルズは、大部分のレースが2ストップになり、昨年と比較してマシンは1周あたり1秒速くなると考えている。また、デグラデーションの幅がより激しくなることで、オーバーテイクも増加すると予想する。

    「タイヤが柔らかくなることで、デグラデーションは多くなり、ラップタイムは大きく落ち、より多くのピットストップが必要となる。昨年は他の競技者を捕えたとき、タイヤでラップタイムが大幅に落ちることはなかった」とジェームズ・ボウルズは語る。

    「なので、オーバーテイクに必要なブレーキングゾーンやトラクションといったエリアは十分に大きな差別化要因ではなかった」

    「2018年はより差別化要因が増え、この時点ではどれくらい多くなるかはわからないが、より多くのオーバーテイクを生み出すだろう。個人の意見として、ピットストップが増え、昨年よりもオーバーテイクが少し増加し、タイヤによるパフォーマンスの落ちが大きくなると思っている」

    ジェームズ・ボウルズは、アブダビテストと比較して気温の低いコンディションで行われるバルセロナでのプレシーズンテストでピレリの新しいラバーのパフォーマンスの変化を評価しなければならないと付け加えた。

    ピレリのカーレーシング責任者を務めるマリオ・イゾラは、2017年タイヤは新しいテクニカルレギュレーションへの移行をスムーズにできるように保守的に作っていたことを認めており、今年のタイヤはパフォーマンス寿命の低下がより速くなると語っている。

  • メルセデスF1 「マクラーレンとルノーはタイトル争いでライバルになる」

    メルセデスF1 「マクラーレンとルノーはタイトル争いでライバルになる」

    メルセデスF1のトト・ヴォルフは、マクラーレンとルノーが、F1タイトル争いにおいてフェラーリとレッドブルと並んで“真剣”なライバルになると考えてイイル。

    昨年、タイトルを4連覇したメルセデスだったが、前半戦ではフェラーリがメインのライバルとして立ちはだかった。後半戦ではレッドブルも3勝を挙げており、今年はさらに強くなると考えられている。

    だが、トト・ヴォルフは、タイトルの血統をもつマクラーレンとルノーも再びチャンピオン争いに絡んでくる強さを持っていると考えている。

    「これはモータースポーツの頂点であり、全てのチームとトップドライバーをリスペクトする必要がある」とトト・ヴォルフは Autosport にコメント。

    「我々はフェラーリ、レッドブル、マクラーレン、ルノーについて真剣に話をしている」

    「彼らはタイトルを争う可能性があるし、他にも我々を驚かせる者がいるかもしれない」

    「私は謙虚さを保っていたいし、それらの全チームとの競争になると思っている。去年のように点を繋げることができれば、我々はレースに勝ち、チャンピオンを争うだろう。それができなければ、我々は十分ではないということだ」

    昨シーズン、フェラーリは開幕戦オーストラリアGPで勝利し、2007年のキミ・ライコネンのドライバーズタイトル、2008年のコンストラクターズタイトル以来となるタイトルを獲得する可能性を示した。フェラーリは、F1モナコGPで1-2フィニッシュを飾り、セバスチャン・ベッテルはメルセデスのルイス・ハミルトンに25ポイント差をつけていた。

    しかし、その後、フェラーリはドライバーのミスや信頼性問題によって失速。ルイス・ハミルトンは2戦を残してチャンピオンを獲得している。

    2017年のフェラーリからのチャレンジについて「コース上でのクルマのパフォーマンスは素晴らしかったし、冬の間に果たしたステップはおそらく全チームのなかで最大だったかもしれない」とトト・ヴォルフはコメント。

    「我々もそれを維持できれば嬉しい。我々はフェラーリの5勝に対して11勝を挙げた。ストップウォッチは決して嘘はつかない」

    「とは言えば、我々は両足を地につけている必要がある。フェラーリはより多くのレースに勝つ可能性もある。他チームと同じように、我々は彼らを2018年の候補として真剣に捉えている」

  • バルテリ・ボッタス 「メルセデス残留のためには勝利あるのみ」

    バルテリ・ボッタス 「メルセデス残留のためには勝利あるのみ」

    バルテリ・ボッタスは、2019年もメルセデスへの残留を決めるためには勝利あるのみだと気合を入れている。

    昨年、チャンピオンチームであるメルセデスに加入したバルテリ・ボッタスは、チームとの最初のシーズンで3勝を挙げたが、チームメイトのルイス・ハミルトンは9勝を挙げてチャンピオンを獲得。58ポイントの差がついた。

    メルセデスのシート候補にはダニエル・リカルドやエステバン・オコンの名前が挙げられており、2018年に1年契約を延長しただけのバルテリ・ボッタスは、チームとの1年を過ごしたことで、今年はパフォーマンスを向上させてメルセデスを納得させるしかない。

    「シーズンの目標はひとつ。チャンピオンシップを争うことだ」とバルテリ・ボッタスはコメント。

    「もうチーム全員のことを知っているし、全ての作業方法をわかっている。1年前はどれくらい学べるかはわからなかかった。今年はもう数回ファクトリーに行っているし、シミュレーターで作業している。チームは順調だ」

    「他チームが何をやってくるかにもよるけど、僕たちのクルマは去年よりも良くなっていると思う」

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンとの契約更新は“時間の問題”だと語っている。

    バルテリ・ボッタスは、自分が2019年以降もメルセデスに残留するのであれば、ルイス・ハミルトンがチームに残留することはポジティブなことだと考えている。

    「僕にとってルイスと続けられるのは良いことだ。彼とはうまが合っているし、彼は速いドライバーであり、挑戦だ」

    「できるだけ多くのレースで勝つことが契約の最大の論拠となる」