カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • 長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者) Q&A

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者) Q&A

    今年からホンダのF1プロジェクト総責任者に就任した長谷川祐介が、2016年F1シーズンについてインタビューに応じた。

    F1プロジェクトの新しい責任者になると発表されて以降、落ち着いたと感じていますか? もしくはそうなるまでにはしばらく時間がかかりそうですか?
    もう慣れました。もう少し時間がかかると思いましたが、数週間が経ち、状況は理解できました。

    引き継ぎはいかがですか? 新井さんはまずあなたと密接に働いて、退任するのですか?
    もちろん、そうです。新井さんは前もって多くのことを話してくれましたし、情報という観点では問題はありませんでした。しかし、サーキットでそれを実感する必要があります。彼はサポートしてくれていますし、何か理解できないことがあれば教えてくれますので、ここまでのところ問題はありません。

    日本の企業文化についてもう少し説明していただきたいです。あなたのキャリアとホンダ内での歴史はどのようなものですか?
    私は大量生産部門のエンジンデザインナーとしてキャリアをスタートしました。ここまでのほぼ30年間で、10年間は大量生産で過ごし、10年間をレースで、そして、10年間を環境技術やAsimoのよな非常に新しいメカ関連のテクノロジーを含めてリサーチ部門で過ごしてきました。ホンダ内でも非常にユニークなキャリアだと思っています!

    それはホンダが従業員に対して会社全員を理解することを望んでいる表れでしょうか
    そう思います。特にレース部門に関しては、他の会社がどうかはわかりませんが、ホンダではレースエンジニアと大量生産部門のエンジニアが共同で働き、頻繁に異動しています。なので、我々は完全に個別のチームや部門ではありません。F1界においてさえ、それは本当にユニークなことだと思います。

    成功するとマクラーレンを信頼させるんはどれくらい難しいですか?
    技術的な観点で言えば、ここにいるエンジニアとメカニックは非常にスキルが高いですし、技術全般の知識があります。ですが、もちろん、レーシングサーキットでの経験がない者もいます。非常に小さなことかもしれませんが、我々が知らないF1で使われている特定の名前や言語などがありますし、それについて失望するF1の人々もいますね! もちろん、それは技術開発には関係のないことです。また、我々の側では、それについて多くのプレッシャーを感じているエンジニアもいますので、彼らにはここにいることに慣れるために多くの時間が必要です。

    ホンダの一員だった誰もが昨年にホンダが直面した問題を理解していますよね。その結果として今年の目標は変わりましたか? ホンダにとって再建の一年になりますか?
    いいえ、まったくそんなことはありません。もちろん、我々の最終目標はチャンピオンシップを獲得することです。その目標は変わっていません。我々は計画していたいくつかのステップを果たしましたが、去年は特定のステップを定めていませんでした。今年に関しては、着実にレースポイントを獲得することが非常に現実的な目標設定かもしれません。

    今年はその目標を現実化することが重要ですか? テスト中、ジェンソン・バトンは、楽観的な人々は高い目標を設定するが、達しない場合はそれを思い知らされることになるだろうと言っていました。
    その通りです。目標をあまり高く設定しすぎると人々をとても失望させます。もちろん、我々は勝ってチャンピオンシップを獲りたいですが、全員がそれには時間がかかることを理解しています。なので、現実的な目標を立てることが非常に重要だと思いますし、そうでなければ、目標を達成したのかどうかも感じられないと思います。

    技術的な観点では、今年のパワーユニットは昨年とは非常に異なると思いますが、どこが最大のゲインだと感じていますか?
    ドライバーはすでにパフォーマンスの向上があると言っています。それは回生エネルギーのデプロイメントによるものです。信頼性も我々の最大の改善ですが、それを証明するにはより多くの時間が必要です。特にレース中にそれを証明しなければなりません。ここまでは非常に良いですし、テスト結果にもとても満足していますが、レースマイレージを証明するには十分ではありません。

    もっとマイレージを重ねたいのは明らかだと思います。マイレージを重ねる方向でテストにアプローチしましたか? それとも信頼性問題が発生するかもしれないとわかりつつも、エンジンのパフォーマンスを引き出そうとしましたか?
    後者です。フルパフォーマンスを使わなければ、意味はありません。そこはバランスですが、信頼性も念頭に置きながら、どれくらいのパフォーマンスを生み出せるポイントを見つけることが非常に重要です。

    最大の弱点はどこですか? ホンダが今年前進させたい部分はどこですか?
    我々はまだエンジンパワーには満足していません。デプロイメントと回生もです。信頼性を維持しつつ、それらのエリアを改善させたいと思っています。

    プレシーズンの8日間が終わりましたが、あまりテストができないときにそれを達成するのはどれくらい難しいですか? インシーズンテストは2回ありますが、レースではテストのためにパフォーマンスを犠牲にしたくはないはずです。
    とても難しいですね。ですが、もちろん、我々には日本のさくらにダイナモがあります。テストは非常に重要ですが、まずはダイナモでパフォーマンスを証明し、チェックしなければなりません。テスト後はごくわずかな機会しかないので難しいですが、エンジンパフォーマンスという観点では大きな影響はないはずです。クルマという観点では、おそらくセットアップなどを達成することの方がより難しいでしょう。

    ホンダがテストにどれくらい満足しているかに言及しましたが、マクラーレンからも同じフィードバックがありましたか?
    エンジンが非常に安定しているので、彼らはクルマのセットアップや空力パフォーマンスに集中できますし、それはチームにとって非常に良いことです。それについては満足しています。

    ホンダとマクラーレンのエンジニア間の橋渡し役となるのがあなたの役割の鍵ですか?
    もちろん、そうです。チームのタイミングにおいて何が重要かを優先させることです。そこが私の役割のひとつです。

    新井さんがあなたに伝えた重要なことは何ですか? おそらく警告があったと思います。
    彼は特定のことは何も言いませんでした。彼が言ったのは、ホンダ内の全てを導かなければならないということです。チームのためにも同様かもしれないと。

    あなたの就任が発表された際、ホンダのF1へのコミットメントの増加も発表されました。昨年から体制はどのように変わりましたか?
    本田技研工業の取締役である松本宜之が、本田技研工業のF1担当役員に就任しました。我々は本田技術研究所の側です。もちろん、去年、本田技研工業もF1には非常に関心を持っていましたし、新井さんは常に本田技研工業に報告していましたが、我々にはそのようなポジションはありませんでした。なので、そのポジションを置くことで、内部と外部で誰に責任があるかが全員に非常に明らかになりましたし、それは我々のF1へのコミットメントを示していると思います。

    難しい初年度の後、会社が支えてくれているとわかることはチームに自信を与えますか?
    そうですね。そう思います。

    2回目のテストで走らせたアップグレードには非常に良いフィードバックがありましたね。1回目のテストで走らせたパワーユニットとどのような違いがありますか? 大きな変更でしたか?
    いいえ、仕様は同じですが、内部のパーツとセッティングをいくつか変更したことが最大の違いです。1回目のテストではあまり良いセッティングを準備できていませんでしたが、2回目のテストとレースのためにそれを適用することができました。

    それはメルボルンで走らせるものと同じ仕様ですか?
    そうですね。まったく同じです。

    開幕戦向けに新しいセッティグもありますか?
    おそらくありますが、実際にはそうしたくはないです。テストで全体のセッティングとデータをフィックスさせて、そえをメルボルンに持ち込みたいです。それが好ましいですが、もちろん、必要に応じて、修正する必要があるかをチェックすることはできます。

    テストで確認したポテンシャルには興奮していますか?
    我々がいつも言っているように、テスト結果から見分けるのは非常に難しいです。ですが、パフォーマンスについてはあまり楽観視はしていません。我々は6〜7番手くらいでした。あまり良くはないですよね。昨年と比較すれば良いですが、それほど良くはありません。なので、そこに関しては満足していません。我々にはまだもっと大きな目標があります。

  • ロン・デニス 「ストフェル・バンドーンは2017年にはF1への準備が整う」

    ロン・デニス 「ストフェル・バンドーンは2017年にはF1への準備が整う」

    マクラーレンのロン・デニスは、ストフェル・バンドーンがチームのリザーブドライバーとして1シーズンを過ごした後、2017年にF1デビューを果たすために十分い成熟していると考えている。

    7勝を挙げる圧倒的な強さでGP2シリーズを制覇したストフェル・バンドーンだが、マクラーレンにはすでにフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンというワールドチャンピオンがいたため、F1へまっすぐに卒業というわけにはいかなかった。

    2013年からマクラーレンの若手育成プログラムのメンバーとしてのストフェル・バンドーンの成長を監督してきたロン・デニスは、バンドーンの才能と労働観を称賛している。

    「彼は常にインテリジェンスだったが、最近、あの若さにしては稀なレベルの知恵を身につけた」とロン・デニスはコメント。

    「それに彼は、F1を含めた世界のどのレースシリーズのレースドライバーにも劣らないフィジカルを備えている」

    「マクラーレンの若手ドライバープログラムのメンバーには常にあてはまることだが、彼のF1への地図は非常に注意深く描かれており、2017年には彼の準備ができていると見ている」

    ストフェル・バンドーンが今季のF1シートを得られなかった理由の一つに、ホンダにカスタマーチームがなかったことがある。マクラーレンはフェルナンド・アロンソと結んだ3年契約の2年目を迎えているため、空きシートができるかはジェンソン・バトンの動向次第だ。

    ロオン・デニスは、来年のマクラーレンに空きができるかどうかについてコメントしようとしなかった。

    ジェンソン・バトンにについてロン・デニスは「彼と私は今年を通じて話し合っていく予定だ」とコメント。

    「だが、彼はワールドチャンピオンであり、我々が抱えた中でも最高のドライバーの一人だ。どのチームも彼を迎えれば喜ぶだろう。我々が間違いなくそうだ」

    ストフェル・バンドーンは、2016年にマクラーレン・ホンダのリザーブドライバーの役割と平行で、日本のスーパーフォーミュラに参戦。元F1ドライバーの小林可夢偉、中嶋一貴、ル・マン24時間レースのウィナーであるアンドレ・ロッテラーらとチャンピオンを争う。

  • マクラーレン 「多くの未知数とともにメルボルンへ向かう」

    マクラーレン 「多くの未知数とともにメルボルンへ向かう」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、2016年F1シーズンの開幕戦オーストラリアGPへむけての意気込みを語った。

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ)
    「非常に長い冬だったし、我々はまたレースをするのが待ち切れないとマクラーレン・ホンダのチーム全員を代表して言うことができるよ! 冬を通じて信じられないほどのハードワークをこなしてきた。そして誰もが、マクラーレン・ホンダのパートナーシップ2年目を迎える今年、自分たちがどの位置にいるのかを早くグリッドに戻って確かめたいと思っている」

    「準備という点では、昨年の今ごろよりも間違いなく一歩前進できている。かなりの距離を走行することができたし、2015年にはレース週末にも取り組まざるをえなかった必要なシステムチェックもほとんどこなすことができた。とは言え、最初のレースに向けての最終設定作業やセットアップを完了することはできていない。だから、メルボルンには多くの未知数とともに向かうことになる。そういう意味では今週末も楽なスタートにはならないだろう。アルバートパークに到着次第、それぞれのセッションに向けてのセッティングに集中しなければならないし、パッケージの最終仕様を整えなくてはならない。最後のプレシーズンテスト以降、ウォーキングではオーストラリアに新しいパーツを持ち込むために膨大な作業が行われた。嬉しいことにそれらも金曜日にはサーキットに到着する予定だ。それらがどのような働きを示すかを見るのが楽しみだ」

    「他チームが同じコンディションで手の内を見せるまでは、我々が彼らと比較してどの位置にいるのかはわからない。だが、我々は自分たちのパフォーマンスを最大限に発揮することを最優先で考えている。まだ信頼性の問題は残っているがね。このバランスを取るのは難しいが、いつものように懸命に取り組んでいるし、オーストラリアでは昨年よりもうまくやれることを期待している。アルバートパークではいつも温かい歓迎を受けるし、F1をよく知っているオーストラリア人ファンからの声援を耳にするのは素晴らしい気分だ。全員が金曜日にグリーンライトが点灯されるのを心待ちにしている。トラックに出て、本当のシーズンが始まる」

    関連:2016年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ジェンソン・バトン、新恋人ブリトニー・ウォードとメルボルン入り

    ジェンソン・バトン、新恋人ブリトニー・ウォードとメルボルン入り

    ジェンソン・バトンは、交際が報じられたブリトリー・ウォードとともに開幕戦の舞台オーストラリア・メルボルンに到着いた。

    2014年末に道端ジェシカと結婚したジェンソン・バトンだが、約1年の結構生活にピリオドを打ったとされてる。

    先週、ジェンソン・バトンは、ロサンゼルスでカリフォルニア出身のブリトニー・ウォード(25歳)といるところをパパラッチされていた。

    今週末、F1オーストラリアGPで2016年のF1シーズンが開幕するが、ジェンソン・バトンは、新恋人と報じられたブリトニー・ウォードとともにメルボルンに到着している。

    Jenson Button and Brittny Ward

  • フェルナンド・アロンソ 「シーズン開幕への準備は万全」

    フェルナンド・アロンソ 「シーズン開幕への準備は万全」

    フェルナンド・アロンソが、2016年開幕戦F1オーストラリアGPへの意気込みを語った。

    フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
    「とても長い冬だった。思い出せる中でF1のない最長の冬だったかもしれない。なので、クルマに戻ることを本当に楽しみにしている。いつも走るのが刺激的なトラックだ。タイトなランオフエリア、バンピーな路面、グリップの低さなど、ストリートサーキットの特性もそれに一役買っているけど、全員が再びレースをするのが我慢できないという点でもそうだね」

    「良いスタートを切ることが重要だ。通常、全員が意気込んでいるし、初レースでスタートでいくつかドラマがあるのはよく目にすることだ。今年、みんなのタイヤ選択や各チームの戦略がどのように展開するかは面白くなりそうだし、日曜日の午後まで僕たちが実際にどの位置にいるかはわからない。金曜日と土曜日はレースデーのトラックの特性を予測するために懸命に作業して、クルマを最終的な仕様に仕上げることに集中する。このトリッキーなサーキットでパワーユニット開発の改善がどのような結果を出すかを確認するのも楽しみだ」

    「ひとつ確かなのは、ファンがいつも非常に熱心なことだし、シーズン開幕戦はいつも素晴らしい気持ちになる。それ以外については、冬季テストからはまだあまり多くのことはわからないので、結果を予測したり、比較することはできない。今年も同じチームが強そうだけど、全員がまだ手の内を見せていないので、週末がどのように展開するかを見るのは面白くなるだろう」

    「通常、路面コンディションは、金曜日のFP1のスタートからグランプリが終わるまでにかなり劇的に変化するし、状況をきちんと把握し続けて、各セッション前に正しいセットアップができるか、もしくはリスクが失敗するかはドライバーとエンジニアの手にかかっている。新しい予選フォーマットはチームとファンにとって状況をちょっと予測できないものにすると思う。各シーズンで毎回新しいレギュレーションが導入されると、いつもなれるのに少し時間がかかるものだ。オーストラリアに到着して、クルマに戻り、バイザーを下げてトラックに出て行って、シーズンが本当に始まるのを楽しみにしている。準備は万全だ!」

    関連:2016年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ジェンソン・バトン 「僕たちのパッケージが前進しているのは確か」

    ジェンソン・バトン 「僕たちのパッケージが前進しているのは確か」

    ジェンソン・バトンが、2016年開幕戦F1オーストラリアGPへの意気込みを語った。

    ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)
    「またレースをすることに本当に興奮しているよ! アルバートパークはいつも素晴らしいシーズン開幕戦だ。メルボルンのことは都市としても大好きだし、トラックもかなりいい感じだ。暖かい天候も喜ばしい変化だし、テストで慣れていたよりも高い路面温度はいつもちょっとしたチャレンジをもたらす」

    「オーストラリアでは、金曜日に路面がとてもグリーンな状態で開始になって、週末が進むにつれてどんどん綺麗になっていくので、セットアップ面は毎日常に新しいカチンコが打たれる。僕たちは今回のレースにいくつかアップデートを持ち込む予定だし、FP1からセットアップを構成することに取り組んでいく。アルバートパークはシーズンを開始するにはトリッキーな場所だ。テクニカルでバンピーな容赦ないストリートサーキットだし、レースから数ヶ月離れた後に走ることになので、あそこで走るのは本当に楽しい」

    「オーストラリアGPは、ライバルと比較してどの位置にいるのか決してわからないものだし、いつもそれは魅力的な未知数だ。僕たちはプレシーズンテストは終えてはいるけど、シーズン開幕までにあまりにトラックでの時間はなかったので、シミュレーターのセットアップを自分自身を比較する始めてのチャンスになる。僕たち独自の開発とプロセスに集中してきたので、公平な競争の場で僕たちがどの位置にいるかを確認するのを楽しみにしている」

    「僕たちは、あらゆる機会にクルマの開発と新しいアップデートを持ち込むために舞台裏で懸命に働いている。メルボルンが挑戦なのは確かだけど、僕たちのパッケージは昨年から前進していると感じているのは確かだ。今年は、新しい予選フォーマット、新しいタイヤレギュレーショといったより多くの変数があるし、オーストラリアはいつも予測できないレースを生み出すので、何が起こるかわからない!

    関連:2016年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダ F1 「メルボルンのトラックで我々の進歩を示したい」

    ホンダ F1 「メルボルンのトラックで我々の進歩を示したい」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、新生マクラーレン・ホンダの2年目のスタートとなるF1オーストラリアGPへの意気込みを語った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「シーズン開幕戦として、アルバートパークのストリートサーキットは、ドライバー、クルマ、そして、パワーユニットにとって骨の折れるトラックですし、難しいレースになるのは間違いないです。フラットで狭く、滑りやすく、速いサーキットは、週末全体を予測できないものにします」

    「そうは言っても、我々はパッケージがトラックで何ができるかを見たいと思っています。短い冬に月日で、我々は2015年に発生した問題に対応するために懸命に働いてきましたし、2週間のバルセロナのテストでは、2016年のパワーユニットの基本的なセットアップを確認することができました。論理的に次のステップは、トラックで我々の進歩をテストし、示していくです。それは今年の開発の過程を形作っていくことになります」

    「昨年、チームは、ホンダ・オーストラリアの同僚からの素晴らしいサポートと同様に、熱狂的なファンに暖かく歓迎してもらいました。グランプリ週末を通してトラック上で我々の努力を通して感謝を示せることを期待しています」

    関連:2016年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダ「まだF1エンジンのパワーには満足していない」

    ホンダ「まだF1エンジンのパワーには満足していない」

    ホンダのF1プロジェクト総責任を務める長谷川祐介は、今年のパワーユニットが信頼性では“最大の改善”を果たしたが、まだホンダが“エンジンパワーには満足していない”ことを認めている。

    今年のプレシーズンテストで、マクラーレン・ホンダは、ハイドロリックと冷却剤のリークにより1日半の走行機会を失ったが、2015年と比較すれば、かなり生産的なテストを実施した。

    ホンダは信頼性とパフォーマンスの両面を追求している。長谷川祐介は、ホンダはすでにより多くのスピードを引き出すための堅実な土台を作っており、パワーユニットの強化と言う点で大幅な重要を果たしていると説明する。

    「ドライバーはすでにパフォーマンスの向上があると言っています。それは回生エネルギーのデプロイメントによるものです」と長谷川祐介はコメント。

    「信頼性も我々の最大の改善ですが、それを証明するにはより多くの時間が必要です。特にレース中にそれを証明しなければなりません」

    「ここまでは非常に良いですし、テスト結果にはとても満足していますが、レースマイレージを証明するには十分ではありません」

    「我々はまだエンジンパワーには満足していません。デプロイメントと回生にもです。信頼性を維持しつつ、それらのエリアを改善させたいと思っています」

    F1チームは、2016年にさらに4日間のインシーズンテストを与えられているが、ホンダがレース週末にエンジンをさらに洗練させる機会はかなり限られている。

    「とても難しいです」と長谷川祐介はコメント。

    「ですが、もちろん、我々には日本のさくらにダイナモがあります。テストは非常に重要ですが、まずはダイナモでパフォーマンスを証明し、チェックしなければなりません」

    「テスト後はごくわずかな機会しかないので難しいですが、エンジンパフォーマンスという観点では大きな影響はないはずです」

  • マクラーレン・ホンダ、ジョニー・ウォーカーとの契約を延長

    マクラーレン・ホンダ、ジョニー・ウォーカーとの契約を延長

    マクラーレンは、ジョニー・ウォーカーとの契約を複数年延長したことを発表した。

    ディアジオ社のブランドであるジョニー・ウォーカーは、2005年からマクラーレンのスポンサーを務めてきたが、マクラーレンがシャンドンと契約を結んだことで、フォース・インディアに移るのではないかと噂されていた。

    しかし、近年、多数のスポンサーを失い、タイトルスポンサーもないマクラーレンは、なんとかウィスキーブランドの離脱を防ぐことができた。

    マクラーレンは、サンタンデールとの契約も延長している。

    「マクラーレン・ホンダとのジョニー・ウォーカーの契約の更新は、我々の信念、コミットメント、強さ、長年の商業パートナーシップの耐久性を強調している」とマクラーレンのロン・デニスは述べた。

    「10年以上存在するパートナーシップは、各社に強さと深さのより大きなレベルを提供する。今日の動き速い消費者社会では本当にポジティブなことだ」

    「このパートナーシップの更新は、マクラーレン・ホンダが進んでいく勝利への目的地への強く刺激的な歩みを雄弁かつ明白に物語っている」

  • マクラーレン 「ホンダはまだ目標数字に達していない」

    マクラーレン 「ホンダはまだ目標数字に達していない」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2016年ここまでで、まだホンダが予定よりも遅れをとっていることを明かした。

    悪夢のような2015年の後、エリック・ブーリエはホンダのマネジメント体制の変更に満足しているようだが、新CEOとしてフォルクスワーゲンからヨースト・カピートがまもなくマクラーレンに加入することは彼を神経質にさせているかもしれない。

    ヨースト・カピートの加入についてエリック・ブリーエは「私が彼を雇ったわけではない」と Auto Motor und Sport にコメント。「ロン・デニスに質問するべきだ」

    「だが、彼の経験はマクラーレン・グループに役立つだろうし、マクラーレン・レーシングはその一部に過ぎない。彼は大手メーカーとの経験があるし、それはホンダとのリレーションシップに役立つだろう」

    実際、パドックでは、マクラーレンが速いレーシングカーを製造できるかどうかについて疑っている者はほぼいない。

    新車MP4-31について質問されたエリック・ブーリエは「マクラーレン側は予定通りだ。エンジンに関してはまだだ。だが、ホンダには進歩の良い兆候が表れている」

    「少なくとも我々はテスト2周目にマシンの開発をスタートさせることができた。去年がそれが可能ではなかった」

    しかし、最も緊急の問題は、ホンダが今年大きな前進を遂げていけるかどうかだ。

    「クルマはまだ我々が望んでいる位置にはきていない」とエリック・ブーリエは認める。

    「エンジンはまだ2016年にむけて計画した数字に到達していない」

    フェルナンド・アロンソは、シーズン後半に表彰台を獲得できるかもしれないと予想しているが、エリック・ブーリエも「それは可能なはずだ」と同意する。

    エリック・ブーリエは、メルボルンにむけてソフトウェアを通して“30馬力”のパワーを得られるとし、ホンダには“トークン”によるアグレッシブなプランがあると述べた。

    「メルセデスを倒せると言っているわけではないが、大幅に改善を果たせると思う」とエリック・ブーリエはコメント。

    エリック・ブーリエは、マクラーレンがヨーロッパシーズンまでに今年のグリッドにおいてベストシャシーを得るというフェルナンド・アロンソの願望にも同意する。

    「ここまで我々は彼と約束した全てを守ってきた」とエリック・ブーリエはコメント。

    「彼はシミュレーションや我々が計画しているものを見ているし、現在、それらはトラックに完全に移行可能なものだ」

    しかし、2016年へむけたフェルナンド・アロンソの高い楽観主義と明確な目標設定は、マクラーレン・ホンダのプロジェクトに対するある種の最後通告だとの見方もある。

    それについてエリック・ブーリエは「さらなるプレッシャーはない。フェルナンドだけでなく、我々も勝ちたい。マクラーレンは勝たなければならない」とコメント。

    「今年、ホンダがある一定のレベルに到達でき、我々がフィールドで最高のマシンの一台を得られれば、フェルナンドは再び楽しめると思う」とエリック・ブーリエは付け加えた。

    「私はサーキットに最高のクルマを持っていくために雇われた。クルマは私の責任だ。エンジンに関しては約束することはできない」