カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • マクラーレン、2023年F1マシンが『MCL60』なら来季以降は?

    マクラーレン、2023年F1マシンが『MCL60』なら来季以降は?

    マクラーレンF1チームが、2023年F1マシンに創設60周年を記念して『MCL36』という通常のナンバリングシステムから逸脱した特別な車名を採用したことで早くも来季以降のマシン名に注目が集まっている。

    マクラーレンF1チームは、2023年のF1世界選手権に参戦する新車を『MCL36』と名付けたことを発表。1963年にブルース・マクラーレンによって設立されたチームの60周年を祝った社名となっている。

    毎年、その年に関連した不規則なネーミングを採用するフェラーリ(今年はシンプルにSF-23)を除いては、ほぼすべてのF1チームがチームを表すイニシャル+車番というナンバリングシステムを採用している。

    ブルース・マクラーレン時代、マクラーレンのF1マシンには M2 から M29 までの番号が付けられていました。「M」の指定は、他のシリーズでレースされた車にも使用されていた。

    その後、ロン・デニスがチームを引き継いだ際、彼が率いていたF2チームのプロジェクト4を織り込んだMP4(マクラーレン・プロジェクト4。もしくはマールボロ・プロジェクト4という説)に車番を追加するナンバリングシステムを採用。

    ザク・ブラウンがマクラーレンのCEOに就任すると、ウォーキングに本拠を置くチームの命名方式は、ロン・デニス時代に使用されていたMP4からMCLに変更された。2022年F1マシンはMCL36と命名された。

    そこで今から注目を集めているのが2024年F1マシンの名前だ。

    ネーミングは必ずしも連番というではない。前年のMCL35のシャシーが引き継がれた2021年は『MCL35M』と命名され、2022年は『MCL36』と名付けられた。一方、同じように2021年に前年のモデル名を引き継いで『RB16B』と名付けたレッドブルは、2022年はRB17を飛ばして『RB18』と命名した。

    マクラーレンの2024年F1マシンが『MCL37』になるのか、はたまら『MCL38』となるのが、また、20年後に60番目の車番に到達したときにどうなるのか興味深い。

    いすれにしろ、フェラーリのような不規則なネーミングの受けが悪いのは確かだ。

  • ホンダ、2026年の提携にむけてマクラーレンF1チームに接触との報道

    ホンダ、2026年の提携にむけてマクラーレンF1チームに接触との報道

    マクラーレンとホンダは、2026年のF1エンジンレギュレーションのオプションを模索しており、F1での再タッグの可能性をめぐって最初の接触があったとThe Raceが報じている。

    マクラーレンとホンダは、V6ターボハイブリッド時代の始まりの2015年から2017年にかけて、エンジンパフォーマンスと信頼性の低さから緊張感を高め、パートナーシップは早々に終了した。

    ホンダは代わりにレッドブルチームへの供給に切り替え、大きく前進した後、レッドブル・レーシングとマックス・フェルスタッペンを2021年と2022年の連続タイトルに導いた。

    2026年のマクラーレン・ホンダの再結成に関する話し合いは、ホンダが新しいF1レギュレーションのもとでエンジンサプライヤーになることをコミットし、誰と組むかを検討し、マクラーレンが2025年以降もメルセデスのカスタマーであり続けるか、新しいサプライヤーを追求するかを考える、非常に初期の段階にあると考えられている。

    ホンダは2020に自動車事業のカーボンニュートラル技術の開発に資金と技術資源を集中させるという会社の決定により、2021年末にF1を正式に撤退することを決めたが、レッドブルの2チームへのエンジン供給は2025年末まで継続することに合意している。

    しかし、ホンダはF1撤退について心変わりし始めたとされている。それは部分的には、撤退を発表してから正式に撤退するまでの間にCEOが交代したこと、レッドブルで享受し始めた大きな成功のためでもあるとされている。

    2026年のF1レギュレーションの議論に参加し続けたホンダは、昨年末にFIAに正式にマニュファクチャラー登録をしている。

    ホンダは、FIAが2026年から2030年までサプライヤーとして参加するとまで宣言、レッドブル・フォード、アウディ、メルセデス、フェラーリ、アルピーヌ(ルノー)を含めた6メーカーのひとつとなっている。

    次世代F1エンジンは、ハイブリッドが100%持続可能な合成燃料で走行し、エネルギー回生システムが電気出力を大幅に増加させることから、ホンダのカーボンニュートラル目標により適合していると見ることができる。

    FIAに登録することは、メーカーが議論に参加することを意味し、メーカーが続行することを決定した場合には、よりシンプルなエントリーを設定することになる。

    現在、ホンダを除くすべてのメーカーがそれを行っている。新しいF1プログラムの許可が下りるかどうかのホンダの不確実性は、現在非常に成功しているパートナーを失ったことに影響されていると思われる。

    2026年にフォードが提携することになるレッドブル・パワートレインズは、ホンダの参戦が不可能になったため、レッドブルが長期的なエンジンの将来を確保するための手段として設立された。

    レッドブルが独自のエンジンを構築できるように準備するために多額の投資を行っているため、進行中のホンダのコラボレーションは、レッドブルの条件に従う必要があった。おそらく、金銭的な貢献をすること、実質的なV6のインプットを見合わせること、そしてハイブリッド専用のパートナーであることが条件だっただろう。

    フォードは明らかにそのような取り決めに満足しているが、ホンダはレッドブルに十分な回答を与えなかったか、与えられなかったかのどちらかである。いずれにせよ、レッドブルは2026年のF1エンジンルールについてフォードと協力することを発表している。

    レッドブルとフォードの話し合いは2022年の終盤に行われたため、ホンダは2026年のプロジェクトがレッドブルとのものでないことを十分承知した上で、新しいルールの意志を登録した可能性が非常に高い.

    そのため、ホンダの継続的な関心は、エンジンを構築する別のチームを見つけなければならないことを受け入れることに基づいている。

    ウィリアムズのような独立系チームとの関係も取り沙汰されている。しかし、マクラーレンとの契約は、以前のパートナーシップの終わり方を考えると、最もスペクタクルなものになるだろう。

    マクラーレン・ホンダは、1980年代後半から1990年代前半のような世界的な強豪を目指して復活したが、優勝もポールポジションも表彰台もゼロという結果に終わった。

    分裂して以来、マクラーレンとホンダの両社はより良い業績を上げている。両社のリーダーシップは2017年末とは異なっており、仕事の仕方も進化している。

    とはいえ、両社の関係が再び一緒に仕事をするのに十分なほど変わったかどうかは不明だ。

    最初の接触も、それがマクラーレンの希望である保証はない。マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、2026年に向けたチームの方向性をできるだけ早く固めたいと考えており、利用できるすべての選択肢を吟味しているようだ。

    例えば、ザク・ブラウンはレッドブル・パワートレインズの施設も訪れたとされている。レッドブル・フォードがレッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリ以外の第3チームに供給する能力を持つのは無理があるかもしれないが、クリスチャン・ホーナーは以前、カスタマーに供給するための設備を整えたいとの意向を表明している。

    マクラーレンの他の選択肢は、どこかの時点で駆け出しのアウディのセットアップも視野に入れることだろう。アウディは2026年に向けてF1エンジンを製造し、元マクラーレンのF1チーム代表であるアンドレアス・ザイドルがCEOとしている運営するザウバーF1チームを買収する。

    そこにはつながりがあり、以前、アウディがマクラーレンと提携する話が持ち上がった。マクラーレンは売却を明確に否定したものの、エンジン供給についてはドアを開けたままにしている。

    また、マクラーレンは単に現在のサプライヤーであるメルセデスと2021年に復活した成功したパートナーシップを継続する可能性も残されている。

    「我々はメルセデスにとても満足している」とザク・ブラウンは2022年11月に語っている。

    「私はカスタマーエンジンで世界選手権を勝ち取ることができると信じている。ワークスチームであることの利点は、高度な知識を得ることができることだ」

    「我々はメルセデスと長期契約を結んでおり、その協力関係には非常に満足している」

  • マクラーレン、2023年F1マシンは創立60周年を記念して『MCL60』と命名

    マクラーレン、2023年F1マシンは創立60周年を記念して『MCL60』と命名

    マクラーレンF1チームは、2023年F1マシンにチーム創立60周年を記念して『MCL60』と命名した。

    ザック・ブラウンがマクラーレンのCEOに就任すると、ウォーキングに本拠を置くチームの命名方式は、ロン・デニス時代に使用されていたMP4からMCLに変更された。2022年F1マシンはMCL36と命名された。

    しかし、2023年F1マシンはチーム創設60周年を反映して『MCL60』と通常のナンバリングシステムから逸脱した特別な従来のネーミング戦略が採用された。

    マクラーレンの2023年F1マシン『MCL60』は、2月13日(月)にウォーキングのマクラーレン・テクノロジー・センターで行われるセレモニーで発表される。

    マクラーレンF1チームは、2022年のコンストラクターズ選手権でアルピーヌから14ポイント差の5位でシーズンを終了した。

    2023年は、ダニエル・リカルドの離脱に伴い、ランド・ノリスとルーキーのオスカー・ピアストリにドライバーラインアップを変更して臨む。

  • マクラーレンF1チーム、DPワールドとのパートナーシップを発表

    マクラーレンF1チーム、DPワールドとのパートナーシップを発表

    マクラーレンF1チームは、2023年から公式パートナーとして世界最大級の海上ターミナル経営会社であるDPワールドとのパートナーシップを発表した。

    このパートナーシップにより、マクラーレンF1チームは、より速く、よりスマートで、より持続可能なサプライチェーンを実現するために、チームのサプライチェーンを再構築し、効率化を推進することができる。

    DPワールドのスマートロジスティクスソリューションは、マクラーレンのグローバルで複雑なサプライヤーネットワークを効率的に橋渡しし、継続的な開発プロセスとトラックでのパフォーマンス向上をサポートするために、明確でシンプルな方法を提供する。

    同時に、マクラーレンとのパートナーシップは、DPワールドに顧客、見込み客、ステークホルダーと関わるためのグローバルなプラットフォームを提供し、このパートナーシップは自動車、テクノロジー、エネルギー分野における同社の事業成長計画にとって不可欠な部分を形成することになる。

    DPワールドはまた、マクラーレンのオフトラック企業間イベントプログラムであるMcLaren APEXのリードパートナーとなり、マクラーレンの広範なパートナーネットワークとそれ以外の分野での影響力のあるコラボレーションを推進する。

    2023年のF1シーズンから、DPワールドのブランドは2023年のマクラーレンのF1マシン、ドライバーのランド・ノリスとオスカー・ピアストリのオーバーオールに掲載される。

    マクラーレン レーシングのCEO であるザク・ブラウンは「DPワールドをマクラーレン・ファミリーに迎えることができ、大変嬉しく思っている。DPワールドのスマートなソリューションは、我々のパートナーやサプライチェーンネットワークの効率性を高め、サーキット内外のパフォーマンスに貢献することだろう」とコメント。

    「DPワールドのスマートソリューションは、パートナーやサプライチェーンネットワークの効率性を高め、サーキット内外でのパフォーマンスに貢献する。2023年にDPワールドと一緒にレースに参加できることを楽しみにしている」

    DPワールドの物流担当最高執行責任者であるモハメド・アクージーは「DPワールドとモータースポーツの両方にとって非常にエキサイティングな時期に、ザクとマクラーレンのチームと力を合わせることを嬉しく思う」とコメント。

    「私たちは、グローバル サプライ チェーンの革新をリードすることに大きな誇りを持っており、このパートナーシップは、この分野で最もダイナミックなプレーヤーの 1 つと共に、当社のロジスティクス能力を示すものとなる。これは素晴らしい機会であり、透明性があり、持続可能で、費用対効果の高いスマートな物流ソリューションを提供することで、スポーツを強化するためにあらゆるレベルでマクラーレンをサポートすることを楽しみにしている」

  • パトリシオ・オワード、F1への野心は「オフシーズンのプロジェクト」

    パトリシオ・オワード、F1への野心は「オフシーズンのプロジェクト」

    パトリシオ・オワードは、2023年のレースシーズンにインディカーに全力を注ぐことを計画しており、9月にシーズンが終了するまでF1への関心を脇に置いている。

    過去 3 シーズン、インディカーでマクラーレンをドライブしたことで、メキシコ人ドライバーのパトリシオ・オワードはF1の世界に足を踏み入れるユニークな機会を得た。

    マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンが彼のドライビングパフォーマンスに賭けた結果、オワードは現行のマクラーレンF1マシンで何度かテストを行い、昨シーズン終盤ににFP1に出走する機会を得た。

    F1マシンでの走行はいずれもインディカーシーズン終了後の遅い時期であり、そうすることで、彼はアメリカでのチャンピオンシップに完全に集中することができた。。

    少なくとも近い将来、F1でのフルタイムドライブは決まっていないため、23歳のパトリシオ・オワードは2つのシリーズでのドライビングをできるだけ分け、どちらでの努力も損なわないようにしようと考えている。

    「F1のことはオフシーズンのプロジェクトなんだ」とパトシリオ・オワードは語った。

    「今後数カ月間、僕のフォーカスと注意はインディカーに注がれる」

    「しかし、明らかに楽しい以上のものだった。素晴らしいことだ。帰国前のオフシーズンの大部分は、本当にF1のことに集中していた」

    「また、インディカーに戻れることにも興奮している。というのも、あるマシンから別ののマシンに乗り換えるときは、いつも少し奇妙な感じがするものだからだね。何周か走れば、また同じような感覚を味わえるだろう。ある意味、それがオフシーズンだ」

    「シーズン中、インディカーのスケジュールはとても詰まっていて、そこにF1のテストデイを合わせようとすると、自分を助けるどころか、もっと自分を傷つけてしまうことになる。これが今年の課題だ」

    「インディカーのシーズンに全力を注いで、そのあとすぐにF1のことがやってくると思う」

    2023年のインディカーとF1のシーズンは同じ週末に始まり、バーレーンGPは3月5日にフロリダ州セント・ピーターズバーグから始まるインディカーの開幕戦と同じ日に開催される。

    しかし、F1のシーズンはインディカーよりも2カ月以上長いため、オワードはシーズン終了間際のレースに集中する時間が十分にあり、より長い時間ハンドルを握ることができる可能性がある。

    パト・オワード

  • F1チームの戦略をAI(人工知能)が担う時代は到来するのか?

    F1チームの戦略をAI(人工知能)が担う時代は到来するのか?

    F1チームの戦略をAI(人工知能)が担う時代が到来するのか? ChatGPT の発売以来のバイラルな成功により、人工知能に関する関心が高まっている。

    多くの産業が、今後数年間にAI技術の進歩がもたらす影響について、その活用方法と人間の代わりになる可能性の両面から評価するようになっている。F1チームでは、マシンのセットアップ、開発の方向性、リソースの配置など、さまざまな活動においてすでにAIを活用している。

    レース戦略の立案にもAIが活用されており、ロボットがピットウォールを完全に支配することができるかどうかについての議論も始まっている。

    F1で勝つためには戦略がいかに重要か、そしてピットウォールがそれを誤るといかに高いペナルティが課されるかを改めて証明した2022年シーズンを経て、AIモデルが成功するための魅力は明らかだ。

    結局のところ、AIはプレッシャーに負けることはない。理論的には、人間が処理しきれないほどの膨大なデータを評価して正しい答えを導き出すはずだし、翌日のマスコミの論評を気にすることもないだろう。

    しかし、実際には簡単そうに見えても、現実の世界で実現するのはずっと難しい。

    マクラーレンは、自社の戦略とソフトウェアを改善するための最近の開発を通じて、そのチャンスと課題をよく理解するようになった。

    興味深いことに、ウォーキングに本拠を置くマクラーレンは、Esports チームのために技術パートナーの Splunk と共に取り組んできた仕事で、新しい戦略のアイデアや AI の活用の可能性について、もう少し実験を始めることができるようになった。

    2020 年初頭、マクラーレンと提携して以来、Splunk はレース運営のさまざまな側面で、機械が生成するデータを検索、監視、分析できるソフトウェアを提供し、チームを支援してきた。

    特に、グランプリのリズムを理解し、勝つために最適なピットコールを行うために不可欠な、有名なレーストレースのようなライブツールを提供している。

    昨年、McLaren Shadow Esports チームが F1 Esports Series の優勝を目指し、その活動を強化した際、Splunk は F1 戦略ツールのバージョンを適用し、支援した。

    そして、タイヤデグラデーションの分析やアンダーカット/オーバーカットの予測など、F1レース中にチームがピットウォールで取得する種類のデータやソフトウェアにすぐにアクセスできることが、その野心に不可欠であることが証明された。

    ルーカス・ブレイクレイクはチャンピオンシップで初優勝を果たしたが、彼の成功に Splunk の戦略ソフトウェアが重要であったことを恥じることなく語っている。

    「Splunkのおかげで、より深いレベルまで到達することができました」とルーカス・ブレイクレイクは語る。

    「Splunk は、私たちに新たな視点と層を与えてくれました。必要であれば、弓の矢を1本追加するようなものです」

    マクラーレンの視点からは、その価値は明らかであった。マクラーレン・レーシングのコマーシャル・テクノロジー部門の責任者であるエド・グリーンは「ゲームチェンジャーでした」と説明する。

    「チャンピオンシップに至るまでの勝利数には、かなり貢献したと思います」。

    Splunk システムが Esports チームの中核となったことで、通常のグランプリの週末という環境では不可能な、新しいことを試みる実験の道が開かれた。

    Splunk の GVP & Chief Strategy Advisor である ジェームス・ホッジ は「Esports では、迅速な開発という点で、より多くのことができます」と語る。

    「リスクの対象も大きく異なります。実際の F1 で何かを触るということは、ほとんどミッションクリティカルなシステムに触れるということです。F1マシンがマクラーレンのガレージにテレメトリーを送り返さなければ、エンジンをかけることができないのです」

    「Esportsでは、テレメトリーが届かなくても、ルーカスがドライブできることが分かっているので、それほど影響はありません」

    「さらに、複雑さも軽減されます。世界中の20数カ所にあるIT機器を移動させる必要はないのです」

    「したがって、ラピッドプロトタイピングを試すことができます。新しいダッシュボード分析に適応するために、大きなチームが仕事のやり方を変える必要があるからです」

    エド・グリーンは「Splunk のおかげで、超一流の専門家集団を必要とすることなく、非常に高速なイテレーションが可能になりました」と続ける。

    「Splunk の開発スピードは、F1 チームにフィードバックされていると思います」

    「F1 チームは、私たちが行っていることを少し見て、『なるほど、これはかなり速いな』と感じているようです」

    Esportsの世界では、車の性能パラメータが現実の世界と似ているため、必然的に、AIが戦略決定においてどのような役割を果たすことができるのか、実験することができるようになった。

    エド・グリーンは、適切な種類のAIが人間の脳を凌駕できる例として、グーグルの子会社であるディープマインドが開発した囲碁のコンピュータプログラム「AlphaGo」を挙げている。

    「囲碁で起こったことは興味深いことです。このようなことをどこまでスポーツに応用できるだろうか?」

    「それは本当のインスピレーションを与える可能性があり、個人的なレベルでは、いつかAI主導の戦略を見たいと思っています」

    今のところ、Splunkは、この技術が最終的な判断を下すというよりも、意思決定プロセスの手助けをする段階に過ぎないと考えている。

    「私たちが行っているのは、パフォーマンスに基づいて誰かがピットインする確率を調べることです」とジェームス・ホッジは付け加えた。

    「ラップタイムが落ちてきたら、おそらくこのタイミングでピットインすることになるでしょう」

    「そして、それが私たちがいるところです。『レースを走らせ、そこからすべてを予測する』というところまではいってません。しかし、意思決定ツリーの作成には、間違いなく役立っています」

    エド・グリーンも、AI にショーを進行させることは、現時点では現実的ではないことに同意する。

    「私たちは今日そこにいるか? いいえ。ピットに入るタイミングをAIに判断させることがあると思いますか? まあ、レーストレース上にピットウィンドウを示す黄色の点線があるように、停止する時期がわかることはあります」

    「しかし、パラメーターが多すぎます。20人のドライバーがいて、さまざまなバリエーションがあり、それぞれのドライビングスタイルがあり、時には期待通りに動いてくれないこともあります」

    「ドライバーはとても優秀ですが、ラインを変えてくるし、競争的な要素もある。だから、本当に本当に理解するためには、収集できるすべてのパラメーターについて、もっと理解しなければならないと思います」

    「そして、もしAIが『あなたはレースに勝っていますが、残り4周でタイヤを交換します』と言ってきたら、あなたはそれを信じて従いますか? それは誰にもわかりません。でも、まだそこまでは行っていないと思います」。

    ここで重要な要素がもう 1 つある。エンターテインメントとして、F1は全面的な技術的演習ではなくスポーツであり続ける必要があるということだ。

    そのため、F1ドライバーは「単独で補助なし」で車を運転する必要があり、ドライバーを支援するための自動システムの使用は一貫して取り締まりされてきた。

    F1のチームワークの魅力のひとつは、人間が時々間違えることであり、それが物事を予測不可能にするのに役立つため、ピットウォールの決定にもそのような制限を実装する必要があるかもしれない。

    ジェームス・ホッジはホッジは「私はレースゲームをしています。あまり上手くはないですが、楽しいですよ」と語る。

    「AIが相手だと、満足感が得られないんです。コンピュータに勝ったというだけで、ドラマがないんです」

    「それよりも、19人の初対面の人たちとレースをする方がm人間的な要素があるのではるかに楽しい。スポーツのようなものです」

    「だから、完全なAI化は無理だと思います。F1でランド(・ノリス)やオスカー(・ピアストリ)がいまだにボタンを押す必要がある理由の1つはそれです」

    「スポーツ要素と、実際にドラマ、演劇、またはヒーローと悪役を実際に登場させるスキルが必要です」

    ChatGPT はどう考えているのか? F1 レース戦略計画のコードを記述できるのか?

    「残念ながら、F1のレース戦略のコードを書くことは、気象条件、トラックの状態、タイヤの選択、車のパフォーマンス、競争などのさまざまな要因が関係するため、複雑な作業になるでしょう」

    F1チームの戦略をAIが担う時代は到来するのか? 現時点での回答はノーのようだ。

  • マクラーレンF1 「ランド・ノリスの才能はフェルナンド・アロンソに匹敵」

    マクラーレンF1 「ランド・ノリスの才能はフェルナンド・アロンソに匹敵」

    マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、ランド・ノリスが2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソに匹敵するほどの天賦の才能を持つ『フランチャイズ(看板)』ドライバーだと考えている。

    ザク・ブラウン、チームメイトのオスカー・ピアストリよりも先輩として2023年に向かうチーム在籍5年目のシーズンを迎えるランド・ノリスを高く評価している。

    「ランドはフランチャイズドライバーだ」とザク・ブラウンはESPNに語った。

    「ダートバギーにみんなを乗せて、F1ドライバー全員をレースに参加させたとしたら、彼は先頭に立つだろう」

    「彼は完全なスターだ。そして、彼は我々を後押ししてくれている」

    ランド・ノリスはこれまで何度も表彰台に上った経験をもとに、F1での初勝利を目指そうとしており、ザク・ブラウンは彼を元マクラーレンのF1ドライバーであるフェルナンド・アロンソと比較した。

    ザク・ブラウンは、ランド・ノリスの長所がどこにあると見ているかは秘密にしていない。また、2018年のデイトナ24時間レースで、自身のスポーツカーチームであるユナイテッド・オートスポーツでノリスとアロンソの両方を走らせている。

    「彼はグリッドの誰にも劣らないと思う。外国のクルマ、外国のコースでデイトナ24時間レースでフェルナンドと対戦させたとき、初日からそう感じた」とザク・ブラウンは説明する。

    「フェルナンドはこれまでのどのF1ドライバーよりも優れていると思う……そしてランドは彼に匹敵し、時間帯によっては彼に少しばかり勝ったかもしれないし、その逆もまた然りだ」

    「天賦の才能というものがある。ワンメイクのドライバーの中には、特殊な状況に放り込まれ、すぐにスピードに乗れない人もいる」

  • ミック・シューマッハ、メルセデスF1でのテスト走行の予定はなし

    ミック・シューマッハ、メルセデスF1でのテスト走行の予定はなし

    メルセデスF1は、2023年のリザーブドライバーを務めるミック・シューマッハにF1マシンのステアリングを握らせる予定はない。

    今週、ミック・シューマッハは、メルセデスF1チームだけでなく、メルセデスのF1パワーユニットを搭載するマクラーレンのリザーブドライバーも兼任されることが発表された。

    「マクラーレンは、メルセデスとの取り決めにより、2023年のF1シーズン中にミック・シューマッハをリザーブドライバーとして起用することができるようになった。ファミリーへようこそ、ミック」とマクラーレンは述べた。

    しかし、Auto Motor und Sport は、23歳のミック・シューマッハが、メルセデスF1とマクラーレンでシート合わせを実施したにもかかわらず、「本物のシルバーアローでのテストラップは現在予定されていない」と見ている。

    ドイツの雑誌は、メルセデスF1がそのニュースを「確認した」と述べた。

    また、ミック・シューマッハは、F1で2シーズン、43回のスタートを切っているため、ルーキーFP1に出走する資格もない。

    ハースF1チームが2023年に向けてミック・シューマッハと関係のあるドイツのスポンサーである『1+1』を排除した黒主体の新しいカラーリングを公開したとき、チーム代表のギュンター・シュタイナーは、F1伝説のミハエル・シューマッハの息子は2022年に実際には「大きく進歩した」と述べた。

    「彼がもたらしたものには嬉しい驚きがあったと言わざるを得ない」とギュンター・シュタイナーは語った。

    「しかし、我々は経験豊富なドライバーを再び迎えることがチームにとってより良いことだと判断した」

    また、新たなタイトルスポンサーであるマネーグラムの協賛によって、ハースF1チームの予算上限を超えることになった。

    「私はエンジニアたちに、もはや限界はお金の有無ではなく、才能、つまり、あなたの才能だと言っている」とギュンター・シュタイナーはイタリアのAutosprintに語った。

    また、Auto Motor und Sport誌には「我々はチャンピオンシップを6位で終えたい」ともギュンター・シュタイナーは語っている。

    「予算はもはやアリバイにはならない」

  • ザク・ブラウン 「マクラーレンF1には“リセット”が必要だった」

    ザク・ブラウン 「マクラーレンF1には“リセット”が必要だった」

    ザク・ブラウンは、2018年にマクラーレンのCEOに就任した後、F1チームに導入した「リセット」のアプローチについて説明した。

    アメリカ人のザク・ブラウンは、2016年にエグゼクティブディレクターとしてマクラーレンに入社した後、ロン・デニスの退任に伴う業務再編の一環としてCEOに異動した。

    ザク・ブラウンは、チームがすでに強い労働倫理を持っていると感じていたが、チームの過去を尊重しながらも、物事を前進させるために独自のアプローチをもたらすことが重要だと感じていたと語る。

    ザク・ブラウンは「労働倫理は常に素晴らしいものだったと思う」とマクラーレンのインタビューで語った。

    「少しリセットする必要があったと思う。それは美しい歴史的なパパイヤ(のカラースキーム)にすることから始まった。マクラーレンが達成した結果を振り返ってみると信じられないほどだ」

    「史上2番目に成功したF1チームであり、モナコ、インディアナポリス500、ル・マンで三冠を達成した唯一のレーシングチームだ。我々の歴史を振り返ってみると、非常に誇りに思っている」

    「しかし、物事は進んでおり、リーダーには様々なスタイルがある」

    自身のリーダーシップ スタイルについて、ザク・ブラウンは「私のスタイルは『よく働き、よく遊べ』だ」と語る。

    「遊ぶことはレーシングの部分だ。我々はレーシングカーに乗る大きな子供たちだからね」

    「多くの情熱、多くの楽しみだけでなく、同時に、多くの真剣さと、サーキットでもサーキットでも、どこでも勝ちたいという真の欲求をもたらそうとしている。それが伝わることを願っている」

    何ののために戦っているかと質問されたザク・ブラウンは、レースとビジネスを最重要視していると述べた。

    「レース – 私はレースが大好きだ。ビジネス – 私は一生会社を経営してきた。モーターレースとその周辺で自分の会社を立ち上げたので、レースビジネスを戦っている」とザク・ブラウンは述べた。

    「この仕事が大好きなんだ。毎日ここに来るのが好きだ。だから、みんなにここが素晴らしい職場だということが伝わることを願っている」

  • マクラーレンF1、ミック・シューマッハを2023年のリザーブに起用

    マクラーレンF1、ミック・シューマッハを2023年のリザーブに起用

    マクラーレンF1は、エンジンサプライヤーであるメルセデスと協定を結び、2023年にミック・シューマッハをリザーブドライバーとして起用することになった。

    元ハースのミック・シューマッハは、2023年のフルタイムのF1シートを確保できず、シーズンオフにメルセデスF1チームにリザーブドライバーとして加入した。

    例年通り、マクラーレンはメルセデスと契約を結び、ミック・シューマッハがマクラーレンでもリザーブドライバーの役割を果たすことを発表。マクラーレンのF1マシンでシート合わせをしている写真を公開した。

    「マクラーレンは、メルセデスとの取り決めにより、2023年のF1シーズン中にミック・シューマッハをリザーブドライバーとして起用することができるようになった。ファミリーへようこそ、ミック」とマクラーレンは述べた。

    マクラーレンは、ミック・シューマッハだけでなく、インディカーのスターであるアレックス・パロウも公式リザーブドライバーとして起用する予定だ。同じくインディカーのドライバーであるパト・オワードも2022年にチームのFP1セッションに登場している。

    マクラーレンがパワーユニットサプライヤーであるメルセデスのリソースを借りるのはこれが初めてではなく、昨年のF1サンパウロGPではニック・デ・フリースが自身2度目のF1参戦に迫った。

    ランド・ノリスの体調が思わしくない中、ニック・デ・フリースはランド・ノリスのレーシングスーツを着てマクラーレンのマシンでシート合わせをしているところを写真に撮られた。結局、ノリスは回復したため、デ・フリースは必要なかった。

    メルセデスF1もミック・シューマッハがW04でシート合わせをしている舞台裏を公開しており、23歳のドイツ人にとってこの1週間はシート合わせのための1週間だったようだ。

    2024年のF1グリッド復帰を目指すミック・シューマッハは、より多くのコースタイムが得られることを望んでいる。

    メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは、かつてリザーブドライバーだったニック・デ・フリースと同様、ミック・シューマッハが他チームのレースシートのオファーを受けたとしても邪魔をするつもりはないと語った。

    トト・ヴォルフは、ミック・シューマッハについて「彼はさらに成長できる安全な環境を提供できれば、将来的にフルタイムシートで良いドライバーになれると信じている」とFormule 1に語った。

    「同じようにニックがキャリアを積むために彼を手放さなければならなかったが、今はミックにも同じことが起こり得る。それが我々のチームなのか、それとも彼を手放さなければならないのか、それはまだ分からない」

    ミック・シューマッハ F1 マクラーレン