カテゴリー: マーカス・エリクソン

  • マーカス・エリクソン キャデラックF1チームにシミュレーターで貢献

    マーカス・エリクソン キャデラックF1チームにシミュレーターで貢献

    元F1ドライバーでインディ500の優勝者でもあるマーカス・エリクソンは、キャデラックF1プロジェクトの初期段階で自分がどのような役割を担っているかを明らかにした。

    キャデラックが来季のF1参戦を計画しているのは、リバティ・メディアと、アンドレッティF1としてスタートしたチームとの間で1年以上にわたって話し合いが続けられた結果である。

    米国の自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)がキャデラックF1チームを通じてF1 2026に参入することが承認され、元アンドレッティのチームは来季の参戦に向けて熱心に取り組んでいる。

    マーカス・エリクソンがキャデラックのシミュレーターのフィードバックを提供
    その取り組みを支援する一人が、元ケーターハムおよびザウバーのF1ドライバー、マーカス・エリクソンである。2022年のインディ500の勝者は、GMに代わってF1チームのシミュレーターを評価する任務をどのように遂行しているかを明らかにした。

    インディカーでアンドレッティ・グローバルから参戦しているエリクソンは、ViaplayのF1ポッドキャストで、変わった任務を任されたと語った。

    「僕の雇用主であるアンドレッティが、イギリスに飛んで、さまざまなシミュレーターをテストしてほしいと頼んできたんだ」とエリクソンは語った。

    「僕がフィードバックを提供することで、F1、インディカー、スポーツカーなど、組織全体に適したモデルを選ぶことができるだろう」

    エリクソンは、メーカーやチームを訪問し、さまざまなシミュレーターのオプションを評価するつもりだと述べた。また、F1でのこれまでの経験は、機器インフラの要件を満たすために必要な重要な評価において、非常に重要な役割を果たすことになるだろう。

    「シミュレーターはモータースポーツに欠かせないものとなっている。僕は冬の間、自身の使い方を向上させるために取り組んできた」とエリクソンは語った。

    2018年末にF1を離れて以来、エリクソンが意思決定プロセスに関与していることは、F1復帰の兆しと解釈できるわけではないと彼は認めたが、それでもスウェーデン人ドライバーは関与できることを喜んでいる。

    「僕や僕の経験を役立てたいと思ってくれるのは素晴らしいことだ」とエリクソンは語った。

    エリクソンがキャデラックの初期段階に多少関わっていたこととは別に、競争の舞台に戻ってきたもう一人の名士がパット・シモンズだ。

    直近ではF1の最高技術責任者であったが、2024年5月に、当時アンドレッティF1プロジェクトに参加していたことが発表された。7年間務めたF1の役職を退き、2022年のレギュレーション再設定に大きな役割を果たした。

    シンモンズはLinkedInで、1月1日にキャデラックF1のコンサルタントとして勤務を開始したことを明らかにした。

    キャデラックF1は、2026年のF1に向けた新しいシャシーとパワーユニットのルールが発表されたことを受け、フェラーリと初期のエンジン契約を締結した。GMエンジンは2028年から使用可能になる予定である。

    「本日1月1日、2026年のF1世界選手権に参戦するチームを結成するため、キャデラックで正式に新しい職務に就くことを発表できることを嬉しく思う」とシモンズは記した。

    「2026年のプレシーズンテストが2014年(最後に新しいパワーユニットを使用した年)と同じパターンであれば、マシンが走るまで400日を切っていることになるので、これは非常にエキサイティングな挑戦だ」

    「ゼネラルモーターズ(GM)にはモータースポーツの長い伝統があり、私は少年時代にブランズハッチでチャペラルのシャパラル2FがBOAC500で優勝するのを見たことを覚えている。チャペラルの創設者であるジム・ホールは、常にGMがそのプログラムに貢献してきたことを認めていた」

    「さらに最近では、シボレーとキャデラックのブランドを通じて、インディカーへのパワーユニットのサプライヤーであるだけでなく、スポーツカーレースでも競争力を発揮している」

    「ル・マンからタラデガ、スポーツカーからストックカーまで、彼らは勝利する方法を知っている。同時に、モータースポーツの最高峰として、F1で求められる革新性と卓越性を十分に尊重しており、他のシリーズで成功を収めたチームを再現するために必要なことを理解している」

    「我々の最初のF1マシンには、新型キャデラック・パワーユニットの開発が完了するまでの間、フェラーリのパワーユニットとトランスミッションが搭載される予定だ」

    「F1マシンの製造は困難を極めるが、よく知られた作業である。 スケジュールと工程はすでに確立されており、チームにはすでに、マシンの設計と開発に携わってきた経験豊富な人材が多数いる」

    「彼らとともに、F1に求められる厳しいスケジュールと揺るぎない品質を確保するための必要なプロセスを整えている」

    「これと並行して、シルバーストーンの拠点で我々の挑戦を支えるインフラを構築している」

    「白紙の状態から始めることは、課題よりもはるかに多くの機会をもたらす。チームは最高のエンジニアリング基準だけでなく、最高のESG基準にも基づいて構築される。我々は、F1で最高のチームとなることを目指している」

  • 元F1王者ジェンソン・バトン WTRアンドレッティからデイトナ24時間に参戦

    元F1王者ジェンソン・バトン WTRアンドレッティからデイトナ24時間に参戦

    元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、2022年インディア500ウィナーのマーカス・エリクソンとともに、ウェイン・テイラー・レーシング・ウィズ・アンドレッティ(WTRアンドレッティ)からデイトナ24時間レース(ロレックス24・アット・デイトナ)に参戦する。

    WTRアンドレッティは、2024年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権シーズンと1月27~28日のデイトナ24シーズン開幕戦に先立ち、ドライバーラインナップを最終決定した。

    先週確認されたように、#40 アキュラ ARX-06 GTPはジョーダン・テイラー、ルイ・デレトラズ、コルトン・ハータがドライブする。バトンはこのトリオに加わり、デイトナ24デビュー戦を果たす。

    兄弟車の#10 アキュラは、2024年シーズンにリッキー・テイラー、フィリペ・アルバカーキ、ブレンドン・ハートレーをフィーチャーしており、2022年のインディ500ウィナーであるマーカス・エリクソンはチームをサポートする。

    バトンは10月のIMSAシーズン最終戦でデビューを果たし、過酷な10時間のプチ・ル・マンでJDCミラー・モータースポーツのポルシェ963LMDhをドライブし、ティジメン・ファン・デル・ヘルムとマイク・ロッケンフェラーとともに5位でフィニッシュした。

    バトンは「ロレックス24・アット・デイトナでウェイン・テイラー・レーシング・ウィズ・アンドレッティから40号車アキュラARX-06で、ル・マンのチームメイトの一人で良き友人であるジョーダン・テイラー、超スピードのルイ・デレトラズ、そしてインディカーでのキャリアを興味深く見てきたコルトン・ヘルタと一緒に出場することを発表できてとてもうれしい」とコメント。

    「先月のプチ・ル・マンでIMSAを初めて体験し、とても気に入った。耐久レース、特にデイトナで多くのことを成し遂げてきたこのような名門チームとデイトナでレースができるなんて、これ以上の幸せはない

    マーカス・エリクソンは「デイトナ24時間レースでWTRアンドレッティチームに参加できることをとてもうれしく、誇りに思う」と語った。

    「2022年にこのレースを経験した後、この伝説的なレースのグリッドに戻ることを熱望していた。このスポーツで最も成功した最高のチームのひとつと一緒にレースができるのは素晴らしい気分だ」

    「すでに日にちを指折り数えているし、チームや新しいチームメイトと一緒に仕事ができることを楽しみにしている。アキュラ、HPD、HRCと一緒にレースをすることは、僕にとって特別なことだ。2024年を迎えよう」

    IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権

    ジェンソン・バトンは、ル・マン24時間レースにガレージ56シボレー・カマロZL1 NASCARマシンで参戦し、3年ぶりに24時間耐久レースに復帰している。

    マーカス・エリクソンは以前、チップ・ガナッシ・レーシングのキャデラックDPiで2022年のデイトナ24でIMSAデビューを果たし、6位でフィニッシュしている。

    チームプリンシパルのウェイン・テイラーは、このニュースにこう付け加えた。

    「マーカスは、レースへの取り組み方からして、絶対に我々のチームに最適な人物だ」とウェイン・テイラーは語った。

    「彼はインディーカーで30回ほどトップ10入りしているし、インディー500でも優勝している。彼はすでにチームと面会して興味を示しているし、とても献身的で集中している。「もちろん、彼はアンドレッティ・グローバル・プログラムの一員なので、彼を獲得できて幸運だ」

    「ジェンソンとは何年も前から話をしていた。これまで一度もそれを実現できなかったが、このラウンドではそれを実現することができた」

    「彼はプチ・ル・マンでJDCのドライバーを務め、ジョーダンとはガレージ56のプログラムを通じて関係を築いてきた。ジェンソンは空いている最後のドライバー枠を獲得することになり、我々のドライバーラインナップの枠は閉まることになる」

    「彼は本当に速い。彼はF1ワールドチャンピオンだ。彼はとてもやる気があるし、私のチームも、HPDとアキュラも、すべてのスポンサーも、彼がいることでやる気が出ている。我々は彼と一緒に仕事ができることを楽しみにしている」

    「彼は明らかに異なるバックグラウンドから来ているが、我々は以前にもF1ドライバーを起用したことがあり、彼らは皆、本当によくやっている」と、過去にデイトナ24時間を制したフェルナンド・アロンソと小林可夢偉について言及した。

    「彼は明らかに異なるバックグラウンドを持っていますが、我々にはこれまでにもF1ドライバーがおり、彼らは皆本当に素晴らしい成績を収めました」と前回のデイトナ24優勝者のフェルナンド・アロンソと小林可夢偉について言及した。

    「我々にとっても、彼自身にとっても、彼の能力には疑問の余地はない。3年越しでようやくジェンソンが我々と契約してくれることになり、本当に興奮している」

    アンドレッティ・グローバルのCEO、マイケル・アンドレッティは「WTRアンドレッティがデイトナの10号車と40号車のアキュラARX-06 GTPカーに投入するドライバー・ラインナップにとても満足している」とコメント。

    「WTRアンドレッティはトップレベルで走ってきた強力な歴史があり、レースで勝利し、2台のマシンでチャンピオンシップを争うために、すべてのピースを組み立てるために懸命にプッシュしている」

    「すでに実績のある耐久ドライバーにマーカスとジェンソンが加わることで、エキサイティングで競争力のある24時間になるだろう」

  • マーカス・エリクソン、2024年にアンドレッティ・オートポーツに移籍

    マーカス・エリクソン、2024年にアンドレッティ・オートポーツに移籍

    アンドレッティ・オートスポートは、マーカス・エリクソンが2024年のインディカーシーズンからチームに加わることを発表した。

    元F1ドライバーのエリクソンは、過去4年間ドライブしたチップ・ガナッシ・レーシングを離れ、アンドレッティで6年目のインディカーシーズンを戦う。

    チップ・ガナッシ・レーシングに在籍した過去4年間で、エリクソンは、4勝とインディ500での優勝を果たし、ペイドライバー以上のステータスに昇格した。

    新天地では、グリッドに並ぶ歴史的なチームのひとつでレースをしながら、さらなる勝利を獲得する新たなチャンスを得ることになる。

    「来シーズンからアンドレッティ・オートスポートに加わることができて、とてもうれしいし、誇りに思う」とエリクソンは語った。

    「アンドレッティはモータースポーツ界で最も伝説的なチームのひとつだから、このチームに加わることは僕にとって間違いなく夢のようなことだ」

    「僕を信頼してくれたマイケル(アンドレッティ)とダン(トウリス)に感謝したいし、組織の全員と会うが待ちきれない。これは僕のキャリアにおける非常にエキサイティングな新しい章であり、一緒に目標を達成するために取り組むことを本当に楽しみにしている」

    「エキサイティングな時間が待っている。この機会に感謝している」

    今回の発表で、コルトン・ヘルタ(26号車)とカイル・カークウッド(27号車)がエリクソンとともにレースに参戦することが確認されたが、チームの現ドライバーであるロマン・グロージャン(28号車)とデブリン・デフランチェスコ(29号車)はリリースから外された。

    この2人のドライバーの去就はまだ不明で、エリクソンがどのエントリーを運転するかは明らかにされていないが、おそらく28号車のエントリーを運転することになるようだ。

    マイケル・アンドレッティは「他の皆さんと同じように、我々はNTTインディカー・シリーズでのマーカスの成功に注目してきた。おそらく史上最も競争の激しいインディカー分野で、彼がトップランナーに属することを素早く証明したことに感銘を受けている」と語った。

    「我々がレースやチャンピオンシップに勝ちたいと思っているのは周知の事実であり、そのためにはマーカスのような天性の才能と決意の強い意欲を持ったドライバーが必要だ」

    「我々はマーカスがもたらす勝利の考え方に興奮しており、来シーズンが我々に何を待たらしてくれるかを楽しみにしている」

    エリクソンの現在のチームメイトであるアレックス・パロウの行く末が注目されるなかでのこの発表であり、おそらくパロウは将来的にチップ・ガナッシ・レーシングにとどまることを示唆している。

    エリクソンとパロウはともに高い年俸を要求しており、ガナッシが2人のうちどちらか1人しか引き留められないとすれば、それは妥当なことだろう。

    少なくとも、エリクソンのドライブしていた8号車のエントリーはインディーカーのシリーシーズンにおける重要なピースの1つであり、その空席によって他のドライバーの発表が始まるかもしれない。

  • マーカス・エリクソン、インディ500初優勝「Hondaパワーのおかげ」

    マーカス・エリクソン、インディ500初優勝「Hondaパワーのおかげ」

    元F1ドライバーのマーカス・エリクソンが、2022年のインディ500で優勝。「Hondaパワーがもらたした」と語った。

    5月末に開催されるのが恒例の世界最古、そして最大のレースであるインディアナポリス500マイルが今年も5月29日に、晴れ渡った初夏の空の下で開催された。今年で第106回目となるレースはCOVID-19対策のための入場者数制限が撤廃され、インディアナ州の州都インディアナポリスにあるインディアナポリス・モーター・スピードウェイには13万人を越すファンが集まった。

    その大観衆を前に予選5番手からスタートしたマーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)がインディ500での初優勝を飾りました。

    全長2.5マイルのインディアナポリス・モーター・スピードウェイを200周して争われる決勝は、朝から太陽が照りつける初夏の気候の下で行われた。レース中の最高気温は28℃に達し、日差しを浴びて温度の上昇した路面は、マシンが発生させるダウンフォースを減らし、インディカードライバーたちに難しいマシンコントロールを要求し続けた。

    マーカス・エリクソンはスタートから上位のポジションを保ち続け、レースが終盤に入ってからチャージを仕掛けた。190周目にトップに立った彼は、2番手以下との差を一気に3秒にまで広げて逃げきり体勢に。ところが、残り5周でアクシデントが発生してレースには赤旗が出された。

    コースの安全が確認され、残り2周でリスタートが切られた。3秒のリードがあったエリクソンだったが、リスタートでライバル勢がすぐ背後に並んでいる。ここでパスを許せばゴールまでに再び抜き返すのは難しい状況だった。しかし、リスタートで加速を始めるタイミングでも、各コーナー、そして2本のストレートで左右に大きくキックラインを振りながらの走行でも一切の隙を見せず、ライバル勢の猛アタックを振り切ってゴールラインへ飛び込んだ。最終ラップのターン2で起きたアクシデントにより、第106回インディ500はチェッカーフラッグとイエローフラッグが同時に振られてゴールを迎えた。

    インディ500で初勝利したマーカス・エリクソンは、インディカーで今シーズン初優勝、キャリア通算で3勝をあげた。ダブルポイントのインディ500を制したエリクソンは、2022年インディカーシリーズ17戦の6戦終了時点でのポイントリーダーになっている。

    今年のインディ500に5台のマシンをエントリーし、200周のレースで163周をリードする圧倒的な強さを見せたChip Ganassi Racingは、2012年以来となるインディ500での5勝目を飾った。そして、Hondaは2020年から3連勝で通算勝利数を15勝へと伸ばした。

    「世界最大のレースで優勝でき、信じられないほど大きな喜びを感じている」とマーカス・エリクソンはコメント。

    「レースの終盤に赤旗が出された状況を乗り越えての優勝だった。とても大きなプレッシャーがのしかかる中、厳しい戦いを制することができた。最後の勝負ではHondaパワーが僕たちに優勝をもたらしてくれたと思う。そのパワーをくれたことに深く感謝している」

    「今年は僕たちのChip Ganassi Racing、そしてホンダのマシンがプラクティスからずっと速く、正直言って僕たちがライバルに対して優勢にあったと思う。そして僕たちはビクトリーレーンで1日を終えることができた。今日、僕たちは夢を叶えた」

    Hondaエンジンユーザー6人が、第106回インディ500でトップ10フィニッシュを果たした。予選6番手だった2013年インディ500ウイナーのトニー・カナーン(Chip Ganassi Racing)は、ウイナーとなったエリクソン同様にレース終盤に見事な追い上げを見せて3位でゴールした。2016年にインディ500で優勝しているアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)は、後方の20番手スタートだったが、インディアナポリスのオーバルを得意とするドライバーらしい走りを披露し、5位まで大きくポジションアップを果たしてフィニッシュした。昨年のインディ500で4勝目を記録したエリオ・カストロネベス(Meyer Shank Racing)は、ロッシよりさらに後方の27番手スタートだったが、ベテランならではの戦いぶりで着々と順位を上げて7位でゴール。彼のチームメートで2019年インディ500ウイナーのシモン・パジェノー(Meyer Shank Racing)も16番手スタートからの8位フィニッシュを記録した。

    昨年度のインディカーチャンピオンであるアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)は、予選2番手からレースをリードしたが、ピットに入ろうとしたタイミングでイエローフラッグが出される不運によって最後尾までの後退を強いられた。しかし、パロウは持ち前の粘り強さを発揮し、9位までポジションをばん回してレースを終えた。また、予選13番手だったデイビッド・マルーカス(Dale Coyne Racing with HMD Mortorsports)は、ルーキー最上位となる16位でゴールしている。ポールスタートだった2008年インディ500ウイナーのスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は最多の95周でリードしたが、終盤にピットスピード違反のペナルティを受け、最終順位は21位だった。

    予選10番手だった佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)は、1回目のピットストップを行った72周目までに6番手に順位を上げ、さらに上位進出の期待が持たれた。しかし、中盤でトップ5へと食い込んでいくことができず、3回目のピットストップの後には10番手以降への後退を余儀なくされた。そうなると先行するマシン群が作り出す乱気流を浴び、思うようにポジションを上げていくことができなくなる。佐藤琢磨とチームは最後には燃料セーブも利用した作戦での大逆転を狙ったが、イエローフラッグの出るタイミングを味方につけることができず、25位でゴールした。

    「ダウンフォースの少ないマシンでスタートし、折り返し点である100周を終えた時にトップ5に入っていれば勝機があると考えていました。しかし、その戦い方はリスクの大きい賭けでもありました」と佐藤琢磨はコメント。

    「90周で6番手まで上がったところまでは計画通りでした、その後のピットストップがうまくいかなかったことなどで集団に呑み込まれ、そこから順位を上位に戻していく戦いは本当に難しくなっていました。最後は2スティントをノンストップで走り切る作戦にトライしましたが、自分たちにとってタイミングよくフルコースコーションが出されることがなく、うまくはいきませんでした」

    「Dale Coyne Racing with RWRで戦った初めてのインディ500は勝てこそしませんでしたが、良いところもありました。次のレースからも引き続きがんばっていきたいと思います」

    マーカス・エリクソン インディアナポリス500

  • 【速報】 インディ500:元F1ドライバーのマーカス・エリクソンが優勝!

    【速報】 インディ500:元F1ドライバーのマーカス・エリクソンが優勝!

    第106回インディ500の決勝が5月29日(日)にインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われ、マーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が優勝した。

    ケータハム、ザウバー/アルファロメオで5年間F1を戦ったマーカス・エリクソンは、2019年にインディカーに転向。2021年に強豪チップ・ガナッシ・レーシングに移籍して2勝を挙げている。

    残り5周でレッドフラッグ。残り4周、実質的には2周のスプリントでパトリシオ・オワードのチャージを抑え来てマーカス・エリクソンは4回目のインディ500挑戦で優勝した。インディカー通算3勝目、オーバルコースでは初勝利となる。

    佐藤琢磨(Dale Coyne Racing with RWR)は25位でフィニッシュした。

  • 「フェラーリはルクレールをナンバー1に据えるべき」と元F1ドライバー

    「フェラーリはルクレールをナンバー1に据えるべき」と元F1ドライバー

    シャルル・ルクレールの元チームメイトであるマーカス・エリクソンは、すでに2022年のタイトル争いにおいてルクレールがスクーデリア・フェラーリでナンバー1の役割を獲得するのに十分なことをしていると考えている。

    現在、シャルル・ルクレールは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンを19ポイント上回ってドライバーズチャンピオンシップをリードしている。序盤3戦ではフェルスタッペンが2回のリタイアを喫したことで46ポイントの巨大なリードを築いていた。

    しかし、エミリア・ロマーニャとマイアミでのレッドブル・レーシングと比較して、スクーデリア・フェラーリのペースが落ちているため、マーカス・エリクソンは、タイトル争いでフェラーリがシャルル・ルクレールに比重を置く時が来たと信じている。

    シャルル・ルクレールは今年これまでに104ポイントを獲得しているが、カルロス・サインツはオーストラリアとイモラでのコストのかかるエラーによってわずか53ポイントしか獲得できていない。

    マーカス・エリクソンは、スクーデリア・フェラーリに今後のチームのヒエラルキーを強化するよう促した。

    「シャルルは今年リーダーの役割を果たしており、彼らはチャンピオンシップのために彼をサポートしなければならないだろう」とマーカス・エリクソンはF1 Natinのポッドキャストで語った。

    「カルロスがここ数週間の週末を運転してきた方法を見れば、彼はおそらくそれに同意しているようには見えないけどね! 彼はシャルルに先んじようとしているけど、過去に見たように、チャンピオンシップを目指すチームにとって、マックスとルイス(ハミルトン)が過去数年そうだったように、明確なリーダーがいることは常に良いことだ。だから、今後はシャルルのコーナーにサポートが行われべきだと思う」

    マーカス・エリクソンは2018年にシャルル・ルクレールのチームメイトであり、経験豊富なエリクソンがアルファロメオ・ザウバーでルーキーのルクレールを迎える形になった。ルクレールは、2017年にF2でチャンピオンシップを獲得した後、F1に昇格した。

    マーカス・エリクソンは、シャルル・ルクレールの経験不足にもかかわらず、並外れた才能を持っていることはすぐに明らかだと語る。

    「彼がF1に入った2018年にすでに彼は非常に速いレースカードライバーであることがすぐにわかったと思う」とマーカス・エリクソンは語った。

    「それについては疑いの余地がないと思う。誰もがそれを見ることができると思う」

    「しかし、彼の働き方、彼の労働倫理も、すぐにわかる。彼はうまくやり、学ぶという決意に満ちていたし、私に話しかけて、たくさんの質問をしてきた」

    「僕はその時点でかなりの経験があった。でも、彼は車の中ですぐにとても速かった。彼は彼自身の最悪の批評家であり、自己批判的だ。彼がミスを犯したときは、それらの責任を負い、そこから学ぶ」

    マーカス・エリクソンは、イモラでレッドブルのセルジオ・ペレスを追い詰めながら3位からスピンアウトしたコストのかかるミスを犯した後、シャルル・ルクレールが持つ精神的な回復力が彼を強力な脅威にしていると語った。

    「それがシャルル・ルクレールの最大の強みの1つだと思う。彼は時々ミスを犯し、そこから学び、そこから先に進み、強くなる」とマーカス・エリクソンは説明しました。

    「彼はクールな頭で、プレッシャーの下で繁栄すると思う。彼はそれで本当にうまくいくと思う」

    「彼の傍で僕が見たのは、彼にかかるプレッシャーが大きければ大きいほど、彼のパフォーマンスは良くなった。彼はそのような人だった。フェラーリは本当に前線で戦う車を持っていなかったので、彼はここ数年イライラしていたと思う、そして、今、彼はそれを持っている。僕たちがこれまで見てきたことから、彼にそのようなプレッシャーがかかっているときは結果を出す」

  • マーカス・エリクソン、エアボーンクラッシュ後の優勝「信じられない」

    マーカス・エリクソン、エアボーンクラッシュ後の優勝「信じられない」

    マーカス・エリクソンは、インディカー第11戦での優勝を「信じられない勝利だ」と振り返る。

    マーカス・エリクソンは、5周目のリスタートで加速するタイミングが早く、すぐ前を走っていたセバスチャン・ブルデーのマシンに後方からぶつかり、リヤホイールに乗り上げて宙に舞い上がった。

    セバスチャン・ブルデーを飛び越えてフロントから着地したエリクソンのマシンはフロントウイングなどを大破し、その修理後にはストップ&ゴーのペナルティーも課された。

    しかし、コースへと戻ったエリクソンにはスピードがあり、粘り強い走りが実って、最後尾から追い上げてのすばらしい勝利を挙げた。

    「信じられない勝利だ」とマーカス・エリクソンはコメント。

    「インディカー・シリーズでは、本当に何が起こるかわからないということだ。絶対にあきらめてはいけない。僕の後ろには非常に優秀なチームが控えてくれている。彼らはすばらしいマシンを用意してくれ、今日の勝利を可能にしてくれた」

    「この勝利を私のマシンをみてくれている全クルーに捧げる。レース序盤のアクシデントで受けたダメージを彼らは見事に修復してくれた。Hondaエンジンは最高で、レースを通してパワフルだった」

    「コルトン・ハータは週末を通じて本当に速かったと思う。彼を背後に封じ込めながら、燃費のセーブも行わねばならなかった状況での走りは、僕のレーシングキャリアの中でもベストのパフォーマンスであったと言っていいだろう。ハータがクラッシュでレースを終えたことは非常に残念だ。彼は今日のレースで表彰台に上がるべき走りをしていた」

    「自分たちのチームを誇りに感じ、同時に、彼らに深く感謝したいと考えている」

  • 「角田裕毅はまるでキャンディをもらえない子供のようだ」と元F1ドライバー

    「角田裕毅はまるでキャンディをもらえない子供のようだ」と元F1ドライバー

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅の無線でのチームへの発言に元F1ドライバーのマーカス・エリクソンも苦言を呈した。

    角田裕毅は、F1スペインGPの予選でミスもあってQ1で敗退。感情が昂った角田裕毅は無線で『I can’t f***ing believe this car!』とピー音交じりの不満をぶつけ、レースエンジニアになだめられた。

    デビュー戦ではFP1から渋滞のなかに出されて「どうなってんの!」と意見をいう姿勢は勢いのあるルーキーだと面白がられた。第2戦でも同じような状況に「まるるで渋滞天国だ」と語ったことで面白がられた。

    だが、デビュー戦こそ9位入賞を果たしたが、その後の第2戦では予選Q1でクラッシュ、第3戦はQ2進出を果たしたものの、決勝では見せ場なく15位とのノーポイントが続いている。

    したがって、今回の無線が面白がられることはなかった。チームメイトのピエール・ガスリーとあまりに挙動が違うマシンに混乱していたかもしれないが、『I can’t f***ing believe this car!』はチームへのリスペクトに欠ける発言であり、問題視するコメントも多い。

    元F1ドライバーで現在はインディカーで戦うマーカス・エリクソンもその一人だ。

    「初回や2回は楽しかったけど、今はちょっと度を越している」とマーカス・エリクソンはコメント。

    「罵倒したり、不平を言ったり、まるでキャンディーをもらえない子供のように振る舞っている」

    「彼は自分自身とマシンを最大限に活用することに集中する必要がある。彼は速いけど、現時点では最大の敵は自分自身だね」

  • F1:ヘイローからエアロスクリーンに切り替えるべき?

    F1:ヘイローからエアロスクリーンに切り替えるべき?

    元F1ドライバーで、現在はインディカーに参戦するマーカス・エリクソンは、エアロスクリーンはヘイローよりも優れた保護を実現しており、将来的にはF1もヘイローからエアロスクリーンに切り替えることになると予想する。

    マーカス・エリクソンは、F1でヘイローを搭載したマシンでレースをし、インディカーで今年から導入されたエアロスクリーンを払いらせており、両方のデバイスを経験した数少ないドライバーのひとりとなっている。

    レッドブルは、ヘイローが導入される前にF1で他の選択肢としてエアロスクリーンを設計およびテストしており、多くのドライバーも優れた保護性能と視認性を支持していた。

    しかし、F1は最終的にヘイローを選択した。エアロスクリーンの主な懸念は、事故時にドライバーが頭をぶつける可能性があるとのことだった。

    しかし、マーカス・エリクソンは、特に小さなデブリの処理に関してはエアロスクリーンの方が優れていると語る。

    「エアロスクリーンは、ヘイローの構造にスクリーンが追加されたようなものだ。ヘイローからのまた新たなステップだと思う」とマーカス・エリクソンは the-race.com に語った。

    「将来的には、F1やヨーロッパのカテゴリーが導入することを見ることになると思う」

    「ヘイローは大きな破片には適しているけど、小さな破片の場合、エアロスクリーンに比べて明らかに保護が脆弱だ」

    エオロスクリーンのクオリティは、過去数週間のインディカーのレース中にさまざまな場面で示された。先週末のアイオワでのダブルヘッダーでは外れたホイールがウィル・パワーにぶつかることを防いだ。

    その徳碁に起こった衝突によって、今度は破片がマーカス・エリクソンに向かって飛んできたが、その両方で、エアロスクリーンはその役割を果たした。

    「それが起こったとき、事故に巻き込まれず、2台のマシンのうちの1台に当たらないことに集中していた」とマーカス・エリクソンは語る。

    「チームからいくつかの破片が当たっていると言われたけど、深刻なことではなし、すべて問題ないはずだと思った」

    「でも、レース後にリプレイを見て、彼のウイングか何かの非常に大きなピースがエアロスクリーン領域にぶつかっていたのがわかった」

    「エアロスクリーンを見たときは、見た目は良くないと思ったけど、エアロスクリーンがそこにあっても視界は良好だった。インディカーは本当に正しい判断をしたことを示していると思う」

  • インディカー | マーカス・エリクソン、チップ・ガナッシへの移籍が決定

    インディカー | マーカス・エリクソン、チップ・ガナッシへの移籍が決定

    チップ・ガナッシ・レーシングは、2020年のインディカー・シリーズで3台体制に拡大し、マーカス・エリクソンが8号車をドライブすることを発表した。

    元F1ドライバーのマーカス・エリクソンは、今年、アロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツからインディカーに参戦。16戦に出場し、デトロイトでは2位表彰台を獲得。6周のリードラップを記録し、88.5%の周回を走行する安定した走りをみせた。

    同じスウェーデン出身で2019年のルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したフェリックス・ローゼンクヴィストとチームメイトとなるマーカス・エリクソンは「まず何より、チップ・ガナッシ・レーシングに参加する機会を得たことを非常にうれしく、誇りに思っている」とマーカス・エリクソンはコメント。

    「ウィナーのチームであり、彼らの歴史がそれを物語っている。彼らが僕を信じてくれていることにとても感謝しており、2020年にチームを成功に導くためにできる限りのことをするつもりだ。スコット(ディクソン)とフェリックスというシリーズで最高のドライバーの2人と一緒に仕事ができることもとても楽しみだ。今年学んだことをNTT インディカー・シリーズの2年目に生かすのを楽しみにしている」

    チームオーナーのチップ・ガナッシは「マーカスは世界中で様々なチャンピオンシップに出場した多くのユニークな経験をもたらしてくれると思っている」とコメント。

    「このようなバックグラウンドを持つ人がいると、他の参照ポイントが得られ、彼自身の能力を開発し、レースプログラム全体にそれを追加するのに役立つ。マーカスがスコットやフェリックスと一緒に何ができかを見るのを楽しみにしている」