カテゴリー: F1ラスベガスGP

  • カルロス・サインツJr. F1ラスベガスGP展望「ストリートで速さを示せるはず」

    カルロス・サインツJr. F1ラスベガスGP展望「ストリートで速さを示せるはず」

    カルロス・サインツJr.は、今週末のF1ラスベガスGPに向けて「とても楽しみにしている」と語り、これまでの学習の成果をストリートで発揮できるはずだと自信を見せた。

    サインツJr.は、マシン理解が進んだことで「理論上、このコースでは速さを発揮できる」とし、週末のカギを握るタイヤマネジメントに焦点が当たると説明する。

    「僕たちはマシンについて多くのことを学んできたし、理論上はこのストリートでも速いはずだ。週末はタイヤがすべてになるので、しっかり準備してクリーンな実行を目指す」

    また、F1の舞台として独特の存在となっているラスベガスについても言及した。

    「ラスベガス・ストリップを走るのは特別だし、光の中を走るレースは本当にユニークだ。ファンのみんなに喜んでもらえるような週末にしたい。バモス!」

    アレクサンダー・アルボン F1ラスベガスGP展望「ロングストレートは得意」

  • アレクサンダー・アルボン F1ラスベガスGP展望「ロングストレートは得意」

    アレクサンダー・アルボン F1ラスベガスGP展望「ロングストレートは得意」

    アレクサンダー・アルボンは、3回目の開催となるF1ラスベガスGPへの復帰を「とても嬉しい」と語り、チームとともに課題解決のための準備を進めてきたことを明かした。

    「ラスベガスに戻ってくることができて本当に嬉しい。トリプルヘッダーに向けた準備として、シミュレーター作業やエンジニアリングのデブリーフで問題点を整理してきた。今週末、ポイント獲得に向けて良い位置につけられるはずだ」とアルボンは語った。

    ウィリアムズにとって、ラスベガスの特徴は相性の良いポイントになるという。

    「ロングストレートと高速区間があるこのコースは、僕たちにとっていいはずだ」

    一方で、路面状況と気温が大きな課題になるとも述べている。

    「気温が低く、路面状況も特有なので、プラクティス序盤からマシンのポテンシャルを最大限に引き出す必要がある。どんな週になるか見てみよう」

  • ルイス・ハミルトン F1ラスベガスGP仕様の“ダイヤ風”特別ヘルメットを公開

    ルイス・ハミルトン F1ラスベガスGP仕様の“ダイヤ風”特別ヘルメットを公開

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)が、ラスベガスのきらびやかな雰囲気に合わせ、今週末のF1ラスベガスGPに向けて“フル・グリッツ&グラマー”仕様の特別ヘルメットを披露した。

    ハミルトンはキャリアを通じて、憧れのアイルトン・セナへの敬意として黄色を基調としたヘルメットを使用してきたが、今回の新作はまったく別物。ラスベガスのネオンと豪華さを意識し、まるでダイヤモンドを敷き詰めたかのようなきらめきを放つデザインとなっている。

    メルセデス時代には白や紫、蛍光イエローといった様々なバリエーションを採用してきたが、フェラーリ移籍後は再びクラシックな“セナ・イエロー”に回帰。しかしラスベガスだけは特別だ。

    ハミルトン自身も「光の街のために、特別なものを作った」と語っており、ナイトレースで輝くことを前提に仕上げられた今回のデザインは、まさに“ラスベガスそのもの”といえる。

    F1が3度目の開催となるラスベガスのストリートを駆け抜ける中、七度の世界王者の新たなヘルメットは、ひときわ強い存在感を放つことになりそうだ。

  • ランド・ノリス ラスベガスGPでF1通算150戦を祝福する特別ヘルメット

    ランド・ノリス ラスベガスGPでF1通算150戦を祝福する特別ヘルメット

    ランド・ノリスは、2025年F1ラスベガスGPに向けて特別ヘルメットを披露した。これは現代アーティストのヴェルナー・ブロンクホルストと、ノリス自身のF1通算150戦を記念するコラボレーションとなっている。

    デザインは「Art in Motion」と題したアート体験イベントを中心に構成されており、ラスベガス・ストリップで展開されるポップアップ企画の一環として制作された。ノリスとブロンクホルストによる共同プロジェクト「LN x WB コンセプトストア」がウィン・ラスベガス内に設置され、ヘルメット展示のほか、ブロンクホルストのプリント作品や限定アパレルも並ぶ。

    アート×F1キャリアを融合した“150戦記念ヘルメット”
    ストアはレース週の火曜日にオープンし、土曜日まで一般公開されている。営業時間は10時〜22時(最終日のみ19時終了)で、ヘルメットはギャラリースペースで展示される。

    強い色彩と重厚なテクスチャーを特徴とするブロンクホルストは、今回の特別作品について次のように語った。

    「このコラボレーションは旅路を称えるものだ。ランドが150戦に到達するにあたって、これまでの149戦を形作ってきた決定的な瞬間や細部を一つの祝福の作品として織り込みたかった。ヘルメットは150戦に至るまでのランドのF1キャリアの肖像になる」

    ノリスも今回のプロジェクトへの誇りを口にしている。

    「150戦に到達できたことは本当に誇らしい瞬間だ。この道のりを特別な形で残したくて、ヴェルナーとヘルメットでコラボするのが最もふさわしいと思った。これまでの旅路を表現する素晴らしい方法だ」

    ランド・ノリス(マクラーレン) ラスベガスグランプリ

    24ポイント差でラスベガスへ “最終3連戦の準備は万端”
    今週末のラスベガスGPは今季第22戦となり、シーズン終盤の3連戦の初戦でもある。コースは前年からレイアウトの変更はなく、マクラーレンにとっては難しい傾向が続いてきたが、ノリスは前向きだ。

    「ラスベガスは次だ!ストリップを走るのは本当にクールな体験だし、今年最後のアメリカでのレースでファンに会えるのが楽しみだ」

    ノリスはMTC(マクラーレン・テクノロジーセンター)で最終3戦に向けた準備を進めており、メキシコ、ブラジルと強力なペースを示したことで勢いを感じているという。

    「最終のトリプルヘッダーに向けて、チームと一緒にMTCで入念に準備をしてきた。直近2レースではしっかりポイントを持ち帰れたし、メキシコとブラジルでは強いペースを見せられた」

    「過去のラスベガスは僕たちにとって簡単ではなかったけれど、だからといって全力を尽くさない理由にはならない。クルマから引き出せるパフォーマンスは最大限に引き出すつもりだ。気分はとても良いし、やる気に満ちている。最後のプッシュに向けて準備はできている」

  • F1ラスベガスGP、2037年まで開催延長へ交渉:地元反発の中で急展開

    F1ラスベガスGP、2037年まで開催延長へ交渉:地元反発の中で急展開

    F1とラスベガス当局が、ストリップ地区でのラスベガスGP開催契約を2032年、さらに場合によっては2037年まで延長する大規模アップデートについて協議を進めていることが分かった。

    地元では費用高騰、交通遮断、チケット需要の軟化など苦情が続いているものの、F1側は長期契約によってインフラ投資を正当化できる環境づくりを狙っている。

    現地報道によれば、交渉の軸となっているのは5年または10年の契約延長案。これにより、過去2年に渡って問題視されてきた高額チケット、長期間の道路封鎖、地元ビジネスからの不満といった課題に対し、より安定した改善計画を描くことが可能になるという。

    ラスベガスGP社長エミリー・プレイザーはReview-Journalに対し、「不便をおかけしていることは理解しています。短期契約では大規模投資が難しいことが最初からの課題でした」と説明。

    そのうえで、長期契約が実現すれば照明設備をはじめとした恒久インフラ整備が可能になり、街への負担を大きく軽減できると語った。

    プレイザーは「毎年の設営は確実にスピードアップしている」と述べ、特に照明設備の恒久化が長期的に市への負担減につながると強調した。

    一方、Las Vegas Sunへの取材では、今年のレースウィークに関して1日あたり約10万人の観客を見込むとしており、メキシコ・カナダ・欧州からの関心が高まっているとも明かした。

    「国際観光をラスベガスに呼び戻す“目的地マーケティング”として、私たちは最前列にいると思っています」とコメントしている。

    ラスベガスは今年、訪問者数が250万人減少。国際観光客も13%以上の落ち込みが続く中、F1が都市経済に与える効果は限定的との指摘もある。しかしプレイザーによれば、今週のレースのチケット売上については前年を下回っておらず、複数の価格帯が売り切れ、需要は「昨年より大幅に前倒し」で推移しているという。

    地元の観光専門家は、F1による効果は短期的なものに留まる可能性を示唆する一方、Netflix効果によるアメリカでのF1人気拡大は依然追い風になると分析している。

  • アルピーヌF1チーム ラスベガスGP以降の最終3戦で“ピンク仕様”を投入

    アルピーヌF1チーム ラスベガスGP以降の最終3戦で“ピンク仕様”を投入

    アルピーヌF1チームは、2025年シーズン最終3戦に再びピンクの特別カラーを投入する。

    チームはここ4年間、スポンサーであるBWTとの契約を記念して、特定のレースでピンクの特別カラーリングを使用してきた。2022年と2023年にはシーズン序盤にピンク仕様で参戦し、昨年はシーズン後半に投入する方式へと切り替えていた。

    今回のバージョンでも、例年と同じく“ピンクの面積がさらに減る”傾向が続いている。通常のブルーは多く残されているが、サイドポッド部分のみピンクへ変更。また、ホイールカバーにはルーレットホイール(ルーレット盤)モチーフが新たに追加された。

    アルピーヌは、この特別カラーを今週末のラスベガスGPに加え、カタールおよびアブダビで行われる最終2戦でも使用する予定だ。今週末のレースに向けては、ウィリアムズも特別カラーを発表している。

    なお、アルピーヌが今季特別デザインを用いるのはこれが2回目となる。アメリカ、メキシコ、ブラジルの3連戦では、マシン後部にイエローの差し色を加えた仕様で走行していた。

    アルピーヌF1チーム ラスベガスグランプリアルピーヌ F1 ラスベガスグランプリ

  • 角田裕毅 F1ラスベガスGP展望「波乱さえなければ僕たちは戦える」

    角田裕毅 F1ラスベガスGP展望「波乱さえなければ僕たちは戦える」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、今週末のF1ラスベガスGPに向けて「クレイジーな1週間になる」と語り、極端な気温変化が生む独特のコンディションに備えて準備を進めてきたと明かした。

    ブラジル戦後はハードなトレーニングを続け、英国のシミュレーターでも残り3戦へ向けた集中力を高めてきた角田裕毅。ブラジルでの苦戦を振り返りつつも、ペース自体は十分にあったとして、波乱なく走れれば上位争いに加われると自信を示している。

    レッドブル昇格1年目の終盤戦、角田裕毅は重要な一戦となるラスベガスで巻き返しを図る。

    「ラスベガスはいつも本当にクレイジーな1週間になります。ほかのレースとはとても違っていて、場所がとても特別ということだけではなく、気温が独特の課題を生みます。そのため、クルマをうまく機能させるために、いろいろなことを試さないといけないんです」と角田裕毅はコメント。

    「ブラジルは自分にとって難しいものでしたが、実際のペース自体はありましたし、それを再現できて、あのような波乱の少ないレースができれば、僕たちはしっかり戦えるはずです」

    「ブラジルからずっとハードにトレーニングしていますし、イギリスに戻ってシミュレーターでも、2025年の残りのレースに集中するための準備をすべて進めてきました」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) ブラジルグランプリ プレビュー

  • 2025年F1ラスベガスGP:開催スケジュール&テレビ放送時間

    2025年F1ラスベガスGP:開催スケジュール&テレビ放送時間

    2025年F1 ラスベガスGPの開催スケジュールとテレビ放送時間。2025年のF1世界選手権 第22戦 ラスベガスグランプリが11月20日(木)~11月22日(土)の3日間にわたってラスベガス・ストリート・サーキットで開催される。時差により、日本時間では11月21日(金)~11月23日(日)となる。

    2023年、41年ふりにF1がラスベガスに帰ってきた。しかし、1982年にシーザーズ・パレスホテルの駐車場を利用して造られたコースとは異なる。

    F1オーナーであるアメリカ企業のリバティ・メディアは、パドックとピットレーン用の土地をなんと2億4,000万ドルで購入し、有名なラスベガス・ストリップを含めた土地にストリートサーキットを造った。

    カスタム設計の17ターンのラスベガス・ストリート・サーキットは、全長は6.2kmで、ベルギーのスパ・フランコルシャン、サウジアラビアのジェッダ・サーキットに次いで3番目に長いサーキットとなる。50周のレースは、反時計回りで走行し、ドライバーの最高速度は約342km/h、平均時速は237km/hとなり、カレンダー上でも最も速いレースのひとつとなる。各チームはダウンフォースの少ないモンツァ/スパ仕様の空力パッケージを持ち込むことになる。

    11月の夜間開催のため気温・路面温度が低く、タイヤの発熱やグリップ確保が大きな課題となる。公道ベースで路面のグリップは低く、ウォールも近いためクラッシュリスクが高い。

    ラスベガスグランプリは11月22日(土)に開催されるF1の土曜レースとなる。プラクティスは木曜に行われ、金曜の夜に予選が行われる。2023年、そして2024年のどちらもレースは午後10時にスタートしていたが、3回目となる2025年F1シーズンには例年よりも2時間早い時間帯に開催される。日本では日曜日の午後1時からのスタートとなり、F1日本GPとほぼ変わりはない進行となる。

    2025年 第22戦 F1ラスベガスGP 開催スケジュール
    ■11月21日(金)
    フリー走行1: 9:30~10:30(21日16:30~17:30)
    フリー走行2: 13:00~14:00(21日20:00~22:00)
    ■11月22日(土)
    フリー走行3: 9:30~10:30(21日16:30~17:30)
    予選 : 13:00~14:00(21日20:00~21:00)
    ■11月23日(日)
    決勝: 13:00~(22日20:00~)
    ※日本時間(現地時間)

    2025年 F1ラスベガスGP テレビ放送時間(フジテレビNEXT)
    ■フリー走行1
    11月21日(金) 09:20~11:10
     <解説>山本雅史 米家峰起 <実況>堀池亮介
    ■フリー走行2
    11月21日(金) 12:50~14:40
     <解説>山本雅史 米家峰起 <実況>堀池亮介
    ■フリー走行3
    11月22日(土) 09:20~11:10
     <解説>川井一仁 片山右京 <実況>堀池亮介
    ■予選
    11月22日(土) 12:50~17:00生放送
     <解説>川井一仁 片山右京 <実況>堀池亮介
    ■決勝
    11月23日(日) 12:20~18:00
     <解説>川井一仁 片山右京 <実況>堀池亮介
    ※時間はいずれも日本時間

    2025年 F1ラスベガスGP ネット配信(DAZN)
    ■フリー走行1
    11月21日(金) 9:30~
     <コメンテーター>浅木泰昭 <実況>サッシャ
    ■フリー走行2
    11月21日(金) 13:00~
     <解説>柴田久仁夫 <実況>サッシャ
    ■フリー走行3
    11月22日(土) 9:30~
     <解説>田中健一 <実況>サッシャ
    ■予選
    11月22日(土) 13:00~
     <解説>中野信治 <実況>サッシャ
    ■決勝
    11月23日(日) 13:00~
     <解説>中野信治 <実況>サッシャ
    ※時間はいずれも日本時間

    ラスベガス・ストリップ・サーキット
    FORMULA 1 HEINEKEN LAS VEGAS GRAND PRIX 2025
    ラスベガスグランプリ
    サーキット名: ラスベガス・ストリップ・サーキット
    コース全長: 6.201km
    周回数:50
    レースディスタンス:309.958 km
    ラップレコード:1分34秒876(ランド・ノリス/2024年)

  • マクラーレンF1 昨年のラスベガスGP低迷から「対策済み」も警戒姿勢

    マクラーレンF1 昨年のラスベガスGP低迷から「対策済み」も警戒姿勢

    マクラーレンのアンドレア・ステラ代表は、昨年のラスベガスGPで大きく苦戦したことを受け、チームがすでに具体的な対策を講じていると明かした。ただし、その効果がどこまで通用するかは「実際にラスベガスで走ってみなければ分からない」と慎重な姿勢を崩していない。

    昨年のラスベガスGPでは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリがそれぞれ6番手、7番手でフィニッシュ。優勝したメルセデスのジョージ・ラッセルから43秒、51秒遅れと大差を付けられ、フェラーリ勢やマックス・フェルスタッペンにも完敗した。

    予選でもトップから0.7秒落ちと低迷し、マクラーレンにとって同地は直近で最も厳しいサーキットのひとつとなっていた。

    タイヤと空力の“二重苦”が昨年の失速要因
    ステラ代表は昨年の敗因について、タイヤ挙動と空力効率の両面が大きな弱点として表れたと振り返る。

    「昨年のラスベガスは本当に難しいレースだった。予選ではタイヤの動きに苦労して速さが出ず、決勝でもグレイニングに悩まされた。リアウイングのドラッグを削ろうとした際に空力効率を大きく失ってしまい、さらにグレイニングやアンダーステアを補おうとしたセットアップでも問題が出た」として、複数の要素が複雑に絡み合っていたと語った。

    また、ラスベガスは長く高速のコーナーが乏しいレイアウトであり、高速コーナーを強みにする現行マシンMCL39の利点が生かしにくい。さらに夜間レース特有の低温環境により、マクラーレンの効率的な冷却システムも恩恵が小さくなる可能性がある。

    改善策は講じたが「十分かどうかは不明」
    ステラ代表によれば、昨年の徹底的なレビューを経て、タイヤ、空力効率、セットアップの3点で“進むべき方向性”は把握済みだという。

    「昨年のラスベガスの分析で得たものは多かった。タイヤ、空力効率、セットアップの観点から、我々がどの方向へ変えるべきかは分かっている。ただ、それで十分に競争力を発揮できるかどうかは、ラスベガスに行ってみて初めて分かる。昨年のパフォーマンスは満足できるものではなかったので、明確なアクションは取った」と述べ、対策済みである一方で慎重姿勢を崩していない。

    メルセデスは昨年ラスベガスで非常に強かったため、再び上位に絡む可能性が高いと見られている。フェラーリも競争力向上を見込んでおり、トップ争いはさらに激化する見込みだ。

    マクラーレン F1 ラスベガスグランプリ

    ノリスも悲観せず「去年は最悪のレースのひとつ」
    現在ポイントリーダーのランド・ノリスも、ラスベガスで3連勝を狙えるかと問われると楽観はしていない。

    「昨年は僕たちにとって最悪のレースだった。メルセデス、レッドブル、フェラーリはとても強かったし、僕たちはその4チームの中で最も下だった」と振り返る。

    それでも、今年のマクラーレンの成長を踏まえ、悲観しすぎる必要はないとも語った。

    「今年は多くの部分で改善しているから、ネガティブになりすぎるつもりはない。どうなるかは待って見てみよう」

    昨年の弱点をどこまで克服できたのか――マクラーレンの進化が試される一戦となる。

  • 角田裕毅 レッドブルF1残留の行方は“ラスベガスとカタールが勝負”

    角田裕毅 レッドブルF1残留の行方は“ラスベガスとカタールが勝負”

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2025年シーズン残り3戦を前に、自身のF1キャリアが大きく揺れる極めて厳しい局面に立たされている。

    レッドブルはマックス・フェルスタッペンの2026年残留に安堵した一方で、角田裕毅の来季去就は依然として未定。チーム内ではリアム・ローソンの巻き返しが存在感を強め、若手の昇格枠を巡る争いはこれまでになく熾烈だ。

    その中で、レッドブルが注視しているのはアブダビではなく、直近のラスベガスとカタールの2戦だとみられている。

    アブダビは角田裕毅が最も得意とするサーキットだが、そこに到達する前に判断が下される可能性が高く、本人にとっては“最大の武器が届かない”状況になりかねない。残されたわずかなチャンスで、いかにして自らの価値を示せるかが、角田裕毅の未来を左右する決定的なポイントとなる。

    レッドブルの判断はまだ先角田裕毅は厳しい立場
    昨年、レッドブルは角田裕毅の働きを高く評価し、カナダGP時点で早期に新契約を提示した。しかし、2025年にレーシングブルズから2戦後で急遽昇格したシーズンは状況が一変。プレッシャーは増し、パフォーマンスも安定せず、チーム内での立場は不確実となっている。

    現在の構図は明確だ。
    角田裕毅は リアム・ローソンとの一騎打ち の中で残留争いをしている。アイザック・ハジャーはすでにフェルスタッペンのチームメイトとして昇格する流れで、さらにアービッド・リンドブラッドもF2からの昇格が有力視されている。

    この状況下で、角田裕毅に残されたチャンスは「ラスベガス、カタール、アブダビ」の3戦のみ。しかし、彼にとって最も得意なアブダビが最後のレースであり、そこに到達する前に評価が固まってしまう可能性が懸念されている。

    アブダビは角田裕毅の“最高の舞台”だが…
    角田裕毅はF1キャリアの中でアブダビを最も得意としている。
    ポイント実績はアブダビが最多(通算16点=オースティンと並ぶ)。

    ■ 過去の成績
    ・2021年:予選8番手 → 決勝4位(キャリア最高位)
    ・2022年:11位
    ・2023年:8位(6番手スタート/キャリア唯一の周回リード5周/ドライバー・オブ・ザ・デイ)
    ・2024年:12位

    ルーキーイヤーのP4フィニッシュ後には、角田裕毅はこう語っていた。

    「全体的に今週のペースは本当に良かった」「終盤でボッタスを捕まえることができて嬉しかった」「ミスもあったが良い形でシーズンを終えられた」

    しかし、こうしたアブダビでの好成績が チーム判断より後になる恐れ が本人にとって最大の不安材料だ。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    ローソンの2025年“再浮上”が角田裕毅に重くのしかかる
    比較対象であるリアム・ローソンの勢いも無視できない。

    ローソンは2025年シーズン途中でレッドブルを降格となったものの、レーシングブルズ復帰後に見事な巻き返しを見せ、ここまで 36ポイント を獲得。バクーではキャリア最高位の5位に入り、直近のブラジルGPではアイザック・ハジャーを上回る7位でフィニッシュしている。

    唯一のアブダビ参戦となった昨季は、予選12番手(角田裕毅の1つ後方)から17位完走に終わった。ピット作業のミスで遅れ、終盤にはブレーキトラブルも発生したため、本来の評価が難しかったレースでもある。

    現時点でローソンはドライバーズランキングで角田裕毅を上回っており、成績面では明確にアドバンテージを築いている。

    レッドブルは「急がない」とする一方で…実際はラスベガスとカタールが決定戦に
    レッドブルは「ドライバーラインナップ決定を急がない」と表向きに語るが、状況を整理すると決断はかなり早まる可能性がある。

    残り3戦のうち、レッドブル側が実際の評価材料とするのは ラスベガスとカタールの2戦 とみられ、アブダビに到達する前に判断が固まる可能性が高い。

    これは角田裕毅にとって最悪で、もっとも得意なアブダビで挽回できる機会が訪れる前に去就が決まってしまう展開だ。

    レッドブルの育成枠は非常に競争が激しく、ハジャー、リンドブラッド、ローソンと若手が揃っている中、2025年の角田裕毅が置かれた立場はまさに“キャリアの岐路”と言える。

    このままいけば、角田裕毅の未来は次の 2戦の結果次第 で大きく変わることになるだろう。