カテゴリー: 小林可夢偉

  • 小林可夢偉:F1カナダGPプレビュー

    小林可夢偉:F1カナダGPプレビュー

    小林可夢偉が、F1カナダGPへの意気込みを語った。

    小林可夢偉 (ザウバー)
    「モントリオールには一度しか行ったことがないです。2008年にトヨタのリザーブドライバーとしてグランプリに参加しました。もちろん、その時は雰囲気を楽しみ時間がありました。ある意味、メルボルンで覚えているのは、みんなとパーティをしてグランプリ週末を楽しんだことだと言えますね」

    「カナダの観客の前でレースをするのをとても楽しみにしていますし、トルコではそれなりのレースができたので、それが僕たちにとってチャンピオンシップでの力強い期間の始まりになることを期待しています。そうなるように懸命に作業を続けなければなりません」

  • 小林可夢偉 インタビュー:今季初ポイント獲得について

    小林可夢偉 インタビュー:今季初ポイント獲得について

    小林可夢偉が、トルコGPでの今季初ポイントを改めて振り返った。

    トルコGPのポイント獲得にはあなたにとってどのような意味がありますか?
    チームはこの週末、本当に素晴らしい仕事をしてくれました。前回のレースは非常に難しい状況だったので、イスタンブールで両方のクルマをホームに持ち帰り、ポイントを獲得できたことは本当に素晴らしいことでした。でも、1ポイントだけですし、満足できるものではありません。第一歩に過ぎません。

    3度目の予選トップ10、またレースで初めてトップ10に入ったことはいかがですか?
    確かに予選は本当のパフォーマンスを表すものなので、より多くの意味があります。レースでは、他の誰かの不運から利益を得たり、自分自身に問題を生じてしまうことがあります。それによってレースのリザルトは違ってきます。予選は純粋なパフォーマンスが重要ですし、全てを正しく行うことができれば、僕たちは常に予選最終セッションに進める可能性があると思います。

    何度もリタイアしたときはどのようにモチベーションを保っていましたか?
    フロントウイングを失ったで事故を起こしたメルボルンように悪い記憶を払いのけるのが簡単ではないときもありましたが、モテベーションは問題なかったです。僕はレースが好きですし、目標は常に現実的です。ポイントを獲りたいけど、次の日にレースに優勝することを夢みているわけではありません。

    次のレースには何を期待していますか?
    カナダは僕にとって新しいトラックです。シミュレーターにもないので、フリープラクティスで学ばなければなりません。もちろん、他のドライバーにはアドバンテージがあるでしょうが、それは問題ではないと思います。全体的に今の僕たちは正しい方向にいると思います。一緒に働いて、お互いに調和するという点では良くなりましたし、イスタンブールでレース後にメカニックが笑顔でいるのを初めて見れたのはとても素晴らしいことでした!それまでの日曜日の夜は落ち込んだ顔しか見れなかったので。みんながポジティブな気持ちですし、クルマも改善しているので、今後はもっと良くなると確信しています。

    この先学ばなければならない最も重要なことは何ですか?
    たくさんありますよ! F1では、昨年2回今年2回と、4回しか完走していないですからね。多いとは言えませんし、懸命に作業して、例えばタイヤマネジメントなど、多くのことを学ばなければなりません。イスタンブールでは早くからタイヤがあまりに厳しくて、最後は右フロントタイヤからベルトが見えてました。経験を積んで、考えることを学ばなければならないですね。

    チームメイトのペドロ・デ・ラ・ロサとはどのように働いていますか?
    ペドロはとてもナイスガイですし、彼にはあらゆる経験があるので、僕にとっては本当に良いチームメイトです。僕はルーキーですが、彼は全てのことを知っていて、それを僕にシェアしてくれます。

  • 小林可夢偉 「ようやくポイントを獲れました」

    小林可夢偉 「ようやくポイントを獲れました」

    小林可夢偉が、今シーズン初ポイントを獲得したトルコGPの週末を振り返った。

    「ようやくポイントを獲れました。欲を言えばもうちょっと獲りたかったけれど、これまでの成績を考えれば充分だと思います」と小林可夢偉はコメント。

    10位でフィニッシュした小林可夢偉だが、チェッカーフラッグを受けたときは11位だと思っていたという。

    「実は、チェッカーフラッグを受けたとき、僕は11位やと思ってたんです。ブエミが周回遅れと知らなかったから。そうしたらフランチェスコが『ポイントと獲ったぞ』と言ってきて、え、獲ったんやと思って(笑)」

    「正直、最後の10周はもうタイヤが限界で、右フロントタイヤから白いベルトが見えていたんです。これはやばいと、気が気じゃなかった。なんとかチェッカーまで持たせなあかんと思ってたから、とにかくタイヤに負担をかけないように、ブレーキングを早めに終わらせるとか、ダウンシフトして無理やりクルマの向きを変えて曲がるとか、走り方を変えて僕としてはもうサバイバルでした」

    「スタートは路面が汚れている列からだったけど、それほど悪くはなかったです。まあ1周目は同じポジションで帰ってこれたからオッケーかなと。スタートでスーティルに前に出られましたけど、そのあと抜いたらまた抜かれてと、とにかく序盤はまず前の集団に離されへんようにして、ピットインのタイミングでポジションを上げようと思ってました」

    「10周目にピットインをしてタイヤを履き替えているときに、右フロントタイヤのホイールナットが落ちてちょっと時間がかかった。そうしたら後ろからバリチェロも入ってきたので、3秒ほどロスしてしまった。本来あのタイミングならペトロフの前でコースに戻っていたはずですから、そうすればもうちょっと前のポジションで走っていたと思いますけれども、しょうがなかったと思います」

    10位でレースを終えた可夢偉だが、レース終盤はもうタイヤがギリギリの状態だったと語る。

    「そのあとプライムのペースもタイヤがたれるまでは悪くはなかったんです。ただ、残り10周ぐらいからタイヤがそういう状況になって、だからスーティルに抜かれたときもどうしようもなかった。でも、ブエミだけは抜かれたらあかんとおもって抵抗したんですけどね。もし周回遅れやと知っていたら、あんなに無理はせんかったのに(苦笑)。チームにはもっとポジションを教えてと話しておきました」

    「レースが終わってから、エンジニアたちとパルクフェルメにある自分のクルマを見に行ったんですよ。ほんまにタイヤはめっちゃギリギリの状態でしたね。自分で言うのもなんですけど、ようこれで走れたなあと思います。僕たちの車はダウンフォースが少ない分、タイヤに負担をかけてしまう。僕ももっと最初は抑えたらよかったかもしれないけど、そうすると戦えなかったかもしれないし、そのあたりは僕もチームもまだ学んでいるところです。ただ、もうちょっと幅をもたせられるクルマにしていくのがこれからの課題ですね」

    「とにかくこれまで何レースか入賞圏内を走っていたけど、ちゃんと最後まで走ればポイントを獲れることもわかった。今回初めて2台揃って完走できたし、チームにとってはいい自信になります」

  • ザウバー:小林可夢偉が10番グリッド獲得 (F1トルコGP予選)

    ザウバー:小林可夢偉が10番グリッド獲得 (F1トルコGP予選)

    ザウバーは、F1トルコGPの予選で、小林可夢偉が10番手、ペドロ・デ・ラ・ロサが13番手だった。

    小林可夢偉 (10番手)
    「今シーズン3度目となるQ3に入る事ができてすごくうれしいです。とくにモナコのあとですから、チームにとっては大事なことでした。バルセロナで見せたペースを取り戻していると思います。昨日からセットアップも変更したし、コンディション的な要素もあって、ドライビングはよくなりました。残念ながらQ3に行くまでに新品のオプションタイヤを使い切っていたので、Q3でタイムを狙うことは出来ませんでしたが、ともかくチームのハードワークがこの結果を生んだと思います」

    ペドロ・デ・ラ・ロサ (13番手)
    「全体的に僕たちは進歩を遂げている。クルマのバランスは全般的にとても良かった。プライムタイヤは最高だったけど、オプションタイヤで追加のグリップを得ることができなかった。最後のラップは素晴らしいものではなかったと言わなければならない。最終セクターでタイムを失ってしまった。フリープラクティスでのロングランは良かったので、レースではクルマはかなり一貫性があると思う。グリッドポジションがトラックのクリーンな側なのもアドバンテージになると思う。ここではあらゆる埃が本当に違いを生むからね」

    ペーター・ザウバー:チーム代表
    「我々のパフォーマンスをみると、流れを取り戻したことは間違いない。これはドライバーとチームのすばらしい仕事のおかげだ。なかでも可夢偉のQ2、9番手はファンタスティックな結果だ。彼よりうしろにいたドライバーの顔ぶれを見れば、彼も誇りに思うべきだろう。チーム全員を祝福したい」

    ジェームス・キー:テクニカルディレクター
    「チームにとっていい一日だった。昨日フリー走行を終えてから加えた修正も非常にうまくいった。午前のフリー走行では可夢偉よりもペドロの方がクルマのバランスに手応えを感じていたので、それがラップタイムにも出ていた。フリー走行から予選の間に可夢偉のクルマのセットアップをいくつか変更したが、それも効果をみせた。こうしてまたQ3に戻ってこられたことはチームにとっては大切なこと。可夢偉は予選のなかでペースをあげて、素晴らしいラップを決め、すばらしい仕事をしてくれた。ペドロもQ3まであと少しという、いいセッションだったと思う。Q3にいける力があったと思うし、彼は新品のオプションタイヤを1セット残していたので残念だった。一方可夢偉はすでに新品のオプションタイヤを使い切っていたので、Q3ではタイムを上げる事はできなかった。今日ドライバーふたりが力強い走りを見せてくれたし、明日もいいレースがしたいと思う」

    関連:
    F1トルコGP 予選:マーク・ウェバーが3戦連続ポールポジション

  • 小林可夢偉 「完走させて下さい!!」

    小林可夢偉 「完走させて下さい!!」

    小林可夢偉が、『今週こそわ@Turkey』というタイトルでブログを更新。トルコGPへの思いを語った。

    開幕から6戦でまだ一度しか完走していない小林可夢偉。ザウバーのマシンC29に適していると思われるイスタンブールパークでのレースに向けての心境を語った。

    「毎回、毎回レース後に力が有り余ってその処理が大変で困っております・・・」

    「でも本当に今年は悔しいレースばっかでレース中、何回ペドロと顔を見合わせた事でしょう?」

    「でもやっとポイントが見えて来た位置なんで心配しないで下さい!!絶対やります!!今回こそ!!」

    iPhoneで天気予報を確認したところ、雨だったという可夢偉。

    「それにしても今年のF1の天気はどうなってるんでしょうか???」

    「とりあいず今週トルコGPは車としては大丈夫!!」

    「またバンザイLap出せるように頑張ります!!」

    「そして目指せポイントゲット^^」

  • 小林可夢偉:F1トルコGPプレビュー

    小林可夢偉:F1トルコGPプレビュー

    小林可夢偉が、F1トルコGPへの意気込みを語った。

    小林可夢偉 (ザウバー)
    「前回のモナコのレースはまた酷い目に遭ってしまいました。でも、その前のバルセロナではマシンの改善に本当にポジティブな感覚を得られていたし、その流れを引き継げることを期待しています」

    「イスタンブール・パークは、素晴らしいトラックだし、高速と中速の両方のコーナーがあるので、特に僕たちのマシンには合っていると思います」

    「最終セクターの低速部分もそんなに不利にはならないでしょう。自信を失わずに、懸命に作業しなりませんね」

  • 小林可夢偉 「トルコではクルマの強い部分が出せる」

    小林可夢偉 「トルコではクルマの強い部分が出せる」

    小林可夢偉が、リタイアに終わったモナコGPを振り返った。

    ザウバーは、第5戦スペインGPにアップレードを投入し、大きくパフォーマンスをアップさせていた。しかし、小林可夢偉はモナコは厳しい戦いになるとわかっていたと語る。

    「バルセロナに入れたアップデートでずいぶんとダウンフォースが増えたんですけど、それでも低速のダウンフォースがまだ充分じゃない。チームも僕も、その原因も何が必要かも分かっているけど、それを対策する時間がモナコまでに足りななかった。それはもうしょうがないので、とにかくいまのクルマでなんとか頑張ろうと思ってました」

    「木曜日のフリー走行では僕たちのセットアップもいい方向に進んではいたんですけど、周りのペースが速いなと思ってました。金曜日のミーティングでは予選と決勝に向けてはクルマのセットアップをもっとダウンフォースを追いかけていくのかどうかといったことを話したんです。予選前のフリー走行ではかなり大きくセットアップを変更したりしたんですけどね」

    「予選はもう少し上に行きたかったんです。ただクルマ的にもギリギリで、タイヤのおいしいところを使えなかった。ラストアタックもそれなりにまとめてみたんですけどね。低速コーナーでなかなかクルマが前に進んでくれなくてけっこう厳しかったです」

    「決勝レースは追い抜きが難しいから自分でポイントを獲りにいくというよりもチャンスを間待つ形になる。だからピット戦略とタイヤの使い方がキーになると思ってました」

    「スタートはとにかくノーリスク。ペドロとふたりで後ろから誰も来んように行こうとしてました。硬い方のプライムタイムでスタートして、スペースをうまく見つけてひとりになった時にタイムを稼ごうと思ってました。スタートの時とかセーフティーカーが入ったときに温度が冷えたらキツイのでは、と心配する声もあったんですけど、実際に走ってみたら、ペースは悪くなかった。その点は収穫かもしれません」

    「柔らかいオプションを履いた人たちがどんどん先にピットインしていって、結構頑張って健闘してたんですけどね。リタイアする前のラップの最終コーナーでギヤが3速からアップもダウンも出来なくなってしまったんです。結局3速のまま1コーナーから坂を上って、イエローフラッグとか出されるの嫌やったから、なんとか邪魔にならんように止める場所を探していて、結局ホテル・ド・パリの近くに退避路があったのでそこにクルマを止めました。僕が止まったあとも2回セーフティーカーが入ったじゃないですか。狙いどおりやったと思うんですけどね。余計に残念でした」

    「今はもう、今回のモナコはいろんな意味で特別やったと思ってます。次のトルコは僕らのクルマの強い部分が出せる。いま僕たちがいるグループの上か同じくらいにはいけると信じてます」

  • ザウバー、小林可夢偉はリタイア (F1モナコGP)

    ザウバー、小林可夢偉はリタイア (F1モナコGP)

    ザウバーは、F1モナコGPで小林可夢偉、ペドロ・デ・ラ・ロサともにマシントラブルでリタイアに終わった。

    小林可夢偉 (リタイア)
    「決勝レースでは予選に比べるとかなりいいパフォーマンスを見せていたのでリタイアは非常に残念です。またしても入賞できるチャンスを逃してしまいました。スタートはよかったです。モナコではスタート直後の1コーナーは簡単ではありませんが、うまくいきました。突然シフトアップができなくなってどうすることもできず、あとはクルマを安全に止められる場所をさがすだけでした」

    ペドロ・デ・ラ・ロサ (リタイア)
    「もちろんレースを完走したかった。序盤はクルマに問題はなかった。スタートではトラブルを避けた。それが一番の目標だった。そのあとはタイヤを労わっていた。僕たちは戦略を分けたけど、それは良かったと思う。僕はソフトコンパウンドを装着して、可夢偉はハード側を装着した。僕はヴィタリー・ペトロフの後ろで流して、プッシュするチャンスを伺っていた。クイックシフトに問題が生じたときは驚いたけど、パワーステアリングが重くなって油圧システムに問題が生じたがわかった」

    ジェームス・キー:テクニカルディレクター
    「非常に難しい週末の最後をこのような形で終わって落胆を隠せない。リタイアで終わるということはもう2度と経験したくないと思っていた。本来であればクルマのペースはもっとよかったはずだが、前のクルマに抑えられてしまっていた。今回のレースでは戦略でポジションを上げていくつもりだった。セーフティーカーが出るチャンスをいかすためにふたりの戦略を分けていたが、その戦略を発揮する前に、ペドロのクルマの油圧の温度が上昇をはじめ、ペドロからもステアリングが重くなるとのレポートがあった。彼のピットに入れて原因を探ろうとしたが、油圧の問題は明らかだった。結局原因をすぐさま突き止めることができず、彼をもう一度レースに送り出す事ができなかった。その数周後、可夢偉のクルマのギヤボックスにトラブルが出てしまった。最後はギヤがセレクト出来なくなってコース上にクルマを止めざるを得なかった。その原因は現在調査中だ。今週末から多くを学んだ事は間違いない。次のイスタンブールでは、コースと我々のクルマとの相性もいいはずなので、いいレースができることを期待している」

    関連:
    F1モナコGP:マーク・ウェバーが2連勝!レッドブルが1-2!

  • ザウバー、小林可夢偉は16番手 (F1モナコGP予選)

    ザウバー、小林可夢偉は16番手 (F1モナコGP予選)

    ザウバーは、F1モナコGPの予選でペドロ・デ・ラ・ロサが15番手、小林可夢偉が16番手だった。

    小林可夢偉 (16番手)
    「僕たちにとっては非常に厳しい予選でした。多分今週末が今シーズンでいちばん厳しいものだと思います。ただモナコは例外で、次のイスタンブールに行けばもっといいパフォーマンスになると思います。ともかく非常にタフですが、このサーキットではレース中なにが起きるか分からないので、僕もそのチャンスが来たときにきちんと活かせるようにベストを尽くしたいと思います」

    ペドロ・デ・ラ・ロサ (15番手)
    「15番手はあまり聞こえは良くないけど、僕たちが行ったことには満足している。最初のプラクティスからマシンに多くの変更を施したし、セットアップやバランスはできる可能な良くできた。ここでの予選は僕たちにとって簡単にはいかない。僕たちはまだ低速コーナーに苦戦しているけど、予選では良かった。全力を尽くしたし、チームはとてもよくやってくれた。今はレースをして、完走することに集中しなければならない」

    ジェームス・キー:テクニカルディレクター
    「バルセロナで手応えを掴んでいただけに少し残念な結果だが、ここで厳しいことは予想していた。非常にタイム差が少ない状況だったが、クルマのポテンシャルとしてはあとコンマ数十秒はタイムが出せていたかもしれない。ただ予選中の渋滞などもあり、最後のアタックで各セクターベストでまとめることができず、もう少しトップ10に近い順位を手にすることができなかった。ただライバルとは非常に僅差なので、明日はその差をできるだけ縮め、我々のいるポジションを最大限に活かして完走したい」

    関連:
    F1モナコGP 予選:マーク・ウェバーがポールポジション

  • 小林可夢偉 「ようやく完走できました」

    小林可夢偉 「ようやく完走できました」

    小林可夢偉が、今シーズン初完走を果たしたスペインGPのレースを振り返った。

    「おかげさまでようやく完走できました」と小林可夢偉は語る。

    予選Q3に進出し、10番グリッドからレースをスタートした小林可夢偉。しかし、オープニングラップでロバート・クビサ(ルノー)に押し出され、順位を落としてしまう。

    「スタートは普通に決めて、ロズベルグが押し出されたのでそこで抜いて、今度は2コーナーでクビサが押し出されたので、僕がアウト側から前に出て、クルマ半分以上前に出ていたから大丈夫やと思ったんです。充分なスペースをあけていたんですけど、右リヤを当てられてはじき飛ばされました。あれでコース上にいたのが不思議なぐらい結構な距離を飛んだんですけど、まあ、こらえるのも得意技なんでね(笑)。サイドポンツーンが結構壊れたけど、そんなに影響はなかったですね」

    「クビサがチェッカーを受けた後、パルクフェルメで僕のとこに来たんで、『なんであんなことすんねん?』と聞いたら、『アンダーステアが出た』と言ってました。まあレースなんで、何があるか分かりませんからしょうがないかなと思います」

    「ただ、あの1周目のアクシデントがなければ、たぶん7位くらいに行けたとは思うので、それは残念ですけどね。オプションの中古タイヤでスタートしたんですけど、ペースはまわりと比べてもそれほど悪くはなかった。もうちょっと早めにピットインをしてタイヤを履き替えていればよかったかもしれないんですけど、僕としては初めての状況だったので、次回以降に活かせればいいかなと思います」

    「プライムに履き替えてからのペースは悪くなかったです。前に誰もいなくてひとりで走れていれば、もうちょっといけたと思います。タイヤ自体についても大体分かったんですけど、今回は前にクルマにいたから完璧にコントロール出来る状況じゃなかった。タイヤはひとりで走っている時にコントロールするものなんで。バルセロナはオーバーテイクがすごく難しいコースなので簡単に抜こうと思ってもできないし、周回遅れを使ってみたりもしたんですけどダメでした。だから前がミスをするのを待つしかないし、その時のために絶対についていってやろうと、結構タイヤに無理をかけて走っていたのもあります。ただこれもレースの流れですからね」

    「もうちょっと前からスタートできれば、ひとりになる状況も増えると思うし、そうすればペースでいけるということも分かったので、安心していんじゃないかなと思います」

    ザウバーは、新しいテクニカルディレクターとしてジェームス・キーを起用。チームないの組織を含めて改革を行っている。

    「スペインに来る前にスイスでミーティングをしたんですけど、そこで僕が思っている方向とチームが思っている方向が同じだったんですね。クルマをどうしたいとか、まあそれは説明するときりがないほどいろんな要素についてなんですけど、実際にここに来て走ってみて、自分とクルマの距離が近づいてきてるなと実感しました」

    「それは予選でもそうだし、開幕4戦の結果からはびっくりするほどよくなってますから。いきなり勝つクルマなんてのは無理だし、これがF1ですから。全体的にはいい流れですよ。まだまだやらなければいけない部分はあるし、それは僕だけじゃなくてチームもそう思ってる。僕ももっともっとクルマのことを理解して、この勢いのままいければ、後半はかなり面白いレースになると思います」