カテゴリー: IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権

  • アレックス・ブルツ、デイトナ24時間レース参戦の理由を説明

    アレックス・ブルツ、デイトナ24時間レース参戦の理由を説明

    アレックス・ブルツは、レーシングドライバー引退を延期して、デイトナ24時間レースに参戦することを決定した。

    ル・マン24時間レースを2度制したアレックス・ブルツは、11月にレーシングドライバーを引退することを発表していたが、“ボックスをチェックしたかった”ため、1月30日〜31日に開催されるデイトナ24時間レースにチップ・ガナッシから参戦するというオファーを受け入れるという決断をしたと語った。

    「デイトナはずっとTODOリストにあったレースだったけど、冬季テストと衝突していたのでそれをすることができなかった」

    「チップ・ガナッシは、僕が引退を発表したその日に電話してきた。僕は止める予定になっていると彼に伝えたけど、彼は『それは結構だが、もうひとつレースをすることはできるだろう』と言った」

    「僕はまだ元気だし、それほど忙しくないので、意味のあるものだった」

    アレックス・ブルツは、ウィリアムズの開発ドライバーに就任したランス・ストロールがチームメイトのひとりになることが決断をより簡単にさせたと説明した。

    アレックス・ブルツは、英国F1チーム委員会のアドバイザーを務めている。

    アレックス・ブルツとランス・ストロールは、フォースからWECのGTEに参戦するアンディ・プリオール、ポルシェからWECに参戦するブレンドン・ハートレーとともにフォード エコブースト プロトタイプを走らせる。

    アレックス・ブルツは、デイトナ24時間レースへの参戦は1回限りのものであり、他にレースをするプランはないが、ラリークロスにトライしてみらいという願望はあると述べた。

    「ラリークロス以外にはチェックボックスはない。父が何をやっていたかを見てみたいんだ」とアレックス・ブルツはコメント。

    フランツ・ブルツは、1970年代と80年代にヨーロッパのラリークロス選手権で複数回タイトルを獲得している。

  • ランス・ストロール、デイトナ24時間レースに参戦

    ランス・ストロール、デイトナ24時間レースに参戦

    ウィリアムズの開発ドライバーに就任したランス・ストロールが、来月のデイトナ24時間レースにフォード・チップ・ガナッシから初参戦することが決定した。

    ランス・ストロールは、ブレンドン・ハートレー、アレックス・ブルツ、アンディ・プリオールとともにフォード エコブースト プロトタイプを走らせる。

    昨年のウィナーであるジェイミー・マクマレー、カイル・ラーソン、トニー・カナーン、スコット・ディクソンは、同チームの2台のGT ル・マン マシンでエントリーする。

    チームオーナーのチップ・ガナッシは「フォードGPの再導入による世界中の興奮とともに、昨年のプロトタイプのディフェンディングチャンピオンがいることを誇りに思っている」とコメント。

    「我々は、2016年のプロトタイプクラスでのレースにむけて非常に力強い努力を構築できたと思っている。それはビクトリーレーンに着くために2つの堅実なチャンスを与えてくれる」

    2016年にヨーロッパF3選手権にプレマ・パワーから参戦するランス・ストロールは、1月8日に開始する“Roar Before The 24”テストの3日前に初めてクルマに乗る。

    「2016年はシングルシーターに集中しているけど、世界最大であり、北アメリカで最も有名なスポーツカーレースのひとつに、アメリカの最も成功したチームのひとつであるフォード・チップ・ガナッシ・レーシングで参戦するという機会は、断るにはあまりに大きなオファーだった」

    「テストとレースは、4月上旬にスタートするユーロF3のシーズンの準備のために冬に間にレース感覚を鈍らせないでいる助けになるだろう」

    関連:
    ウィリアムズ、ランス・ストロールを開発ドライバーに起用 – 2015年11月27日

  • セルジオ・ペレス、アストンマーティンのデイトナ24時間チームを支援

    セルジオ・ペレス、アストンマーティンのデイトナ24時間チームを支援

    セルジオ・ペレスは、デイトナ24時間レースでメキシコ人ドライバーを支援するためにTRG アストンマーティン・レーシングとパートナーシップに参画した。

    TRG アストンマーティン・レーシングは、GTデイトナ・クラスにアストンマーティンの完全なファクトリーチームとして参戦。セルジオ・ペレスは、メキシコのツーリングカーに参戦する兄アントニオ・ペレス、リカルド・ペレス・デ・ララ、サンティアゴ・クルーリ、そして、英国人のラーシュ・フィリューンからなるチームを支援する。

    セルジオ・ペレスは、このパートナーシップが、メキシコ人ドライバーがメジャーレースで競争力のあるチームと働くことを可能にするものだと述べた。

    「一年で最大のスポーツカーレースのひとつのために、TRG アストンマーティン・レーシングに強力なドライバーのチームを作れたことを誇りに思う」とセルジオ・ペレスはコメント。

    「僕たちのスポンサーは、この新しい露出を楽しみにしているし、メキシコのファンが24時間ずっと僕たちのドライバーを応援してくれることはわかっている」
    セルジオ・ペレスの所属するフォース・インディアは、F1でのタイアップについて交渉しているが、TRG アストンマーティン・レーシングのCEOを務めるケビン・バックラーは、メキシコ人ドライバーを支援するという動きは何年にもわたって進められてきたことだと述べた。

    「TRGの全員に代わり、セルジオ・ペレスとのパートナーシップ、そして、我々が集めた実に優れたドライバーラインナップを発表できたことに興奮している」とケビン・バックラーは述べた。

    「これは長期的なプロジェクトだった。我々は2005年にカルロス・スリムとジミー・モラレスとのパートナーシップによる初めてのデイトナ24時間以降、このようなメキシコ人ドライバーのプログラムをまとめることに取り組んできた」

    「我々はフスマニック系ドライバーに最高レベルでスポーツカーレースを戦う機会を提供したいと思っていたし、モータースポーツの露出を通して、アメリカとメキシコの事業家たちとの当社の機会を作り出すことでこのプログラムがさらに発展していくことを楽しみにしている」

    「我々の競技チームは強力であり、我々のビジネス開発チームは、このようなウィン・ウィンのプログラムをまとめることに特化している」

    「TRGのゴールは、さらなるドライバーとビジネスパートナーを引きつけ、フルシーズンを戦い、勝つことだ」

  • フェリペ・ナッセ、デイトナ24時間レースへの参戦を望む

    フェリペ・ナッセ、デイトナ24時間レースへの参戦を望む

    フェリペ・ナッセは、F1活動とバッティングしなければ、まだデイトナ24時間レースに参戦したいと考えている。

    フェリペ・ナッセは、2012年と2013年にデイトナ24時間レースに参戦。2012年にはマイケル・シャンク・レーシングで3位でフィニッシュしている。

    デイトナでの経験について質問されたフェリペ・ナッセは、「デイトナが大好きだし、トップチームであそこに戻りたいね」とコメント。

    「ドアはまだ開いているし、毎年、彼らは僕に戻ってこいと誘ってくれている」

    「F1やそれ以外のこととバッティングしなければ、また戻りたいとだね」

    フェリペ・ナッセは、デイトナのようなレースに参戦することは、F1ドライバーがシーズンオフに感覚を研ぎ澄ましておくのに効果的な方法だと考えている。

    フェリペ・ナッセは、F1シーズンへの準備に悪影響を及ぼさなければ、どんなドライバーでもその経験から利益を得られると確信している。

    「素晴らしい経験だったし、驚くべきイベントだ。異なるクルマで何時間もレースでクルマで走ることによってまだかなり多くのことを学べると思っている」

    「僕のプライオリティはF1だし、それについては疑いはない。でも、2年間参戦したのは、その時にやっていたシリーズと衝突がなかったからだ」

    「1月は他のドライバーは何もやっていないし、レーシングカーに乗っていることは最高のことだ」

    「学習し、新しいタイアを使い、自分自身を研ぎ澄ませておくことができる」

    先週、フォース・インディアのドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグが、ポルシェからル・マン24時間レースに初挑戦して優勝し、大きな話題を呼んだ。

  • フォード、2016年のル・マン24時間レース復帰を正式発表

    フォード、2016年のル・マン24時間レース復帰を正式発表

    フォードは、2016年に新しいGTプログラムとともにル・マン24時間レースに復帰することを正式発表した。

    フォードは2016年、世界耐久選手権(WEC)とユナイテッド・スポーツカー選手権(USC)の両方にフル参戦する。

    新しいGTプログラムは、USCプロトタイプでフォード製エンジンを使用していたチップ・ガナッシ・レーシングが運営する。

    車両には、フォードのフラッグシップカーであるGTが使用され、USCで使われていた3.5リッター V6ツインターボエンジンを搭載する。

    フォード GTのレースカーは、来年1月のデイトナ24時間レースでデビューを飾る予定となっている。

    タイヤはミシュランが供給。ドライバーは発表されていないが、ガナッシのUSCドライバーであるスコット・ブルーイットが記者会見に参加した。

    フォードのビル・フォード会長は「我々は帰ってきます」とコメント。「我々はスーパーカーでル・マンに復帰します」

    チーム代表のチップ・ガナッシは「我々はレースとチャンピオンシップに勝ってきましたが、これまでル・マンを走ったことはありません」とコメント。

    「世界最大のスポーツカーのステージ、そして、レース史で最もも名高い勝利の50周年に新型フォード GTでレースをする機会を示されたとき、どんあレースチームでもその一員になることを望まないことはできるでしょうか?」

    「挑戦か? まったくその通りです。ですが、フォード以上に良いパートナーはいません」

    2016年は、フォードが1966年にGT40でル・マンの表彰台を独占してから50周年となる。

    Ford GT Lemans24hフォードGT ル・マン Ford GT

  • GTアカデミー出身のヤン・マーデンボロー、米国でもレースデビュー

    GTアカデミー出身のヤン・マーデンボロー、米国でもレースデビュー

    2014年にF1の登竜門シリーズであるGP3に参戦するというビッグニュースが伝えらえたばかりの日産/プレイステーションGTアカデミーの勝者、ヤン・マーデンボローが、北米でもレースデビューを果たすことになった。

    22歳のヤン・マーデンボローは3月、アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)で2年連続P1タイトルを獲得しているマッスルミルク・ピケットレーシングから、名門レース、セブリング12時間に参戦する。

    ヤン・マーデンボローにとって初めて米国のレースに参加するという機会は、日産のレーシングドライバーを他地域のシリーズやチームに派遣して世界各国でレース経験をさせるニスモグローバルドライバーエクスチェンジの一環によって実現した。

    ヤン・マーデンボローが2014年に挑む主要プログラムは、アーデン・インターナショナルからGP3に参戦するほか、近年のF1で圧倒的な強さを誇っているインフィニティ・レッドブル・レーシングのドライバー育成強化プログラムにも参加するもの。

    さらにセブリングの参戦も決まった英国出身のヤン・マーデンボローは、この2年間、ピケット・レーシングと共に選手権で成功を収めたドイツの名ドライバー、クラウス・グラフ、ルーカス・ルアーと共にチームに加わる。

    ヤン・マーデンボローのプロトタイプスポーツカー経験のハイライトは、昨年のル・マン24時間。日産のベテランドライバー、ミハエル・クルム、GTアカデミーの卒業生仲間であるルーカス・オルドネスと共に、LMP2クラス3位でのフィニッシュを果たした。

    先日は、チュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権のウィンターテストが行われたセブリング・インターナショナル・レースウェイで、#6オレカ・ニッサンに乗り込んでの初めての走行を行った。

    先日行われたデイトナ24時間で5位に入ったマッスルミルク・ピケットレーシングは、ル・マンスタイルのプロトタイプチーム強豪としてセブリングのイベントに臨む。

    62回目の開催を迎えるフロリダ伝統の耐久レース、セブリング12時間には、64台がエントリー。レースは3月15日にスタートを迎える。

    ヤン・マーデンボロー
    「私にとって、大変な一週間となりました。アーデンからGP3に参戦することが発表され、とても楽しみにしています。また、F1のテストプログラムとして、インフィニティ・レッドブル・レーシングにも参加します。レッドブルでのトレーニングや支援が私のニスモグローバルドライバーエクスチェンジプログラムに加わり、今年はさらなる成長を目指すために万全の体制が整いました。そしてさらに、マッスルミルク・ピケットレーシングからセブリング12時間に参加するという、素晴らしい機会が得られました。私はスポーツカーが大好きです。だからこそレースを始めました。そして、初めてセブリングでレースに参加できる機会を得られて、とてもうれしいです。歴史のあるサーキットでの、歴史のあるレースです。何度もTVで見てきたこのレースに、ついに参戦できるチャンスをつかみました。グリッドに多数並ぶデイトナ・プロトタイプとP2マシンとレースをするのも、初めての経験です。ニスモグローバルドライバーエクスチェンジプログラムのひとりに選ばれ、私はとても恵まれています。何人もの素晴らしいニスモアスリートが、お互いに世界の各地でレースをするチャンスを与えられるのです。オーストラリア、日本にも仲間がいます。異なる選手権、マシン、チーム、チームメイト、言葉さえも違う環境で経験を積むのですから、素晴らしい機会だと思います。こうした経験を糧に、さらに強くなることができます。マッスルミルク・ピケットレーシングからセブリングで参戦できることも、最高のチャンスです。ALMSではタイトル連覇を収めているチームですし、米国で素晴らしい活躍を収めているクラウス(グラフ)、ルーカス(ルアー)から、多くのことを学べることを楽しみにしています」

    ダレン・コックス (日産グローバルモータースポーツダイレクター)
    「ヤンは今年、GP3を中心に参戦しますが、さらなる成長を目指し、そして我々のグローバルモータースポーツ活動を大いに活性化させるためにも、様々なカテゴリーでの参戦を続けることは重要です。また、我々のパートナーであるマッスルミルク・ピケットレーシングは、スポーツカーのエンジニアリング面で優れており、彼らと共にセブリングに参戦することでも多くを学ぶことができます。昨年、ヤンはル・マンで素晴らしい走りを見せましたが、今回は難コースのセブリングというまったく新しい経験になります。ニスモエクスチェンジでは、若いドライバーが世界の各地で異なるカテゴリーに参戦していきます。最近ではオーストラリアで、若手ドライバー3人がバサースト12時間に参戦しました。GTアカデミー初代チャンピオンのルーカス・オルドネスが今年日本でフル参戦に挑む一方で、日本の若手、千代勝正はヨーロッパでフルシーズンを戦います。ニスモアスリートがマッスルミルク・ピケットレーシングから名門耐久レースに参加する機会を得られて、うれしく思います。近年強さを誇るチームですから、若手たちに貴重な経験を与えてくれることでしょう」

    ブランドン・フライ (マッスルミルク・ピケットレーシング)
    「ほんの数年前に日産GTアカデミーで優勝してから、この短い間にヤンは信じられないような成果を挙げました。彼と共にセブリング12時間に参戦し、我々のマッスルミルク・ニッサン・オレカを彼がドライブすることが決まり、本当にワクワクしています。日産は、ドライバーに国際レベルでスキルを試させるという素晴らしいエクスチェンジプログラムを展開しており、クラウス(グラフ)やルーカス(ルアー)のようなドライバーと共に走ることで、何年も経験を積んでいるドライバーからさらに貴重な知識を得ることができます。日産とのパートナーシップにより、このプログラムに加わることを本当にうれしく思います。セブリング12時間を心から楽しみにしています」

  • ジャンカルロ・フィジケラ、AFコルセを離れてUSCCにフェラーリで参戦

    ジャンカルロ・フィジケラ、AFコルセを離れてUSCCにフェラーリで参戦

    ジャンカルロ・フィジケラは、2014年にリシ・コンペティツォーネからユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)に参戦する。

    昨年まではAFコルセのドライバーとしてWEC世界耐久選手権に参戦していたジャンカルロ・フィジケラだが、2014年はリシ・コンペティツォーネと契約してUSCCのGTLMクラスでマッテオ・マルセリとともにフェラーリ458 GTEを走らせる。

    開幕戦のデイトナ24時間には、ジャンマリア・ブルーニとオリビエ・バレッタを加えた4人で参戦する。

    この発表により、ジャンカルロ・フィジケラが、2014年にAFコルセからWECに参戦する可能性はなくなったと考えられる。

    ジャンカルロ・フィジケラのアメリカへの転向は、11月のWEC最終戦バーレーンでのAFコルセのドライバー組み換えに続くもの。

    AFコルセは、ジャンマリア・ブルーニとトニ・バイランダーのタイトル獲得のチャンスを最大化するために、ジャンカルロ・フィジケラを71号車に降格していた。

    今回のジャンカルロ・フィジケラの移籍について、フェラーリおよびAFコルセからのコメントは出ていない。

    AFコルセの2014年のドライバー体制はまだ発表されていないが、ジャンマリア・ブルーニとトニ・バイランダーがフルシーズンを戦うとみられている。

    2台目のドライバーには、フェラーリの非公式なGTドライバーとしてラインナップされているというダビデ・リゴンの名前が挙がっている。

    昨年までAFコルセの71号車を走らせていた小林可夢偉は、F1復帰を目指してケータハムのドライバー候補に挙げられている。

  • 日産、米国スポーツカーレース活動に復帰

    日産、米国スポーツカーレース活動に復帰

    日産は、1980年代後半から90年代前半にかけて成功を収めてきた米国のスポーツカーレース活動に復帰する。オフィシャルパートナーチームとして日産と活動するのは、マッスルミルク・ピケットレーシング。

    アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)で連覇を果たしたマッスルミルク・ピケットレーシングは、2014年から始まるチュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権に、日産エンジン搭載車両で参戦する。

    日産は、1988年から1991年にかけて米国のスポーツカーレースを席巻しており、ドライバーズタイトルを4回、マニュファクチャラーズタイトルを3回獲得しているほか、IMSAでのレース勝利数は33を記録している。

    マッスルミルク・ピケットレーシングのルーカス・ルアー、クラウス・グラフと共に、ニスモグローバルドライバーエクスチェンジの一環として、日産のグローバルドライバー陣がプログラムに参加していく。ルアーが日産のプログラムに参加するのはこれが初めてではなく、2011年にはミハエル・クルムと共にNISSAN GT-RでFIA GT1世界選手権のチャンピオンに輝いている。

    デイトナ24時間では、昨年のFIA世界耐久選手権(WEC)で日産のLMP2マシンをドライブしたアレックス・ブランドルがチームに加入。英国期待の若手ドライバーであるブランドルの父は、マーティン・ブランドル。26年前の1988年には、米国のラウンドクロック耐久クラシックを制しており、アレックスは父に続き、米国でのレースに挑戦する。

    今回のデイトナ24時間は、ブランドルにとって初めて参戦する米国トップレベルのレースとなる。二世ドライバーのブランドルは、2013年のWECにOAKレーシングから参戦しシリーズ2位につけたほか、ル・マン24時間でもLMP2クラス2位に入った。

    そのほか、セブリング12 時間、プチ・ル・マンでも、日産のドライバーがマッスルミルク・オレカ03プロトタイプクラスに参戦する。

    昨年から始まったニスモグローバルドライバーエクスチェンジプログラムは、日産/ニスモのレーシングドライバーに、世界各地の名門レースに参戦する機会を生み出している。

    日産エンジンを搭載したマッスルミルク・ピケットレーシング・オレカ03はデイトナ24時間の前哨戦として知られるロアー・ビフォー・ザ・24にテストを兼ねて参戦する。

    日産グローバルモータースポーツダイレクター ダレン・コックス
    「日産のパートナーとしてマッスルミルク・ピケットレーシングを迎えることをうれしく思います。数々の成功を収めた名門チームから、我々のオフィシャルドライバーが多くを学ぶことを期待しています。グレッグ・ピケット率いるこのチームは、ここ数年目覚ましいリザルトを挙げており、彼らがニスモグローバルドライバーエクスチェンジプログラムに加わることは、我々のドライバーたちにとって絶好の機会が増えることになります。 2011年にミハエル・クルムとGT1世界選手権を制したルーカス・ルアーと、再び共に活動できることもうれしいですね。ルーカスとクラウス・グラフは、ここ数年、米国のレースで目覚ましい活躍を収めており、2014年は日産エンジン搭載車両でもこの勢いをつなげてくれることを楽しみにしています。また、日産が米国のスポーツカーレーシングでの活動を再開できることを非常に誇りに思います。日産は、過去IMSAにおいてすばらしい実績を築いており、これから日産とニスモがこの歴史に輝かしい記録をさらに加えることを確信しています」

    マッスルミルク・ピケットレーシング オーナー グレッグ・ピケット
    「日産のパートナーチームに加わること、そして日産がマッスルミルク・ピケットレーシングの仲間として活動できることは、このうえない喜びであります。日産は世界を通じてレースでの勝利を挙げており、我々がこれまで培ってきた成功をさらに続けて行くためにも、日産との強い絆を築いていきたいと思っています。我々のプロトタイプマシンに日産エンジンを搭載するだけでなく、深いレベルまで互いに関わりを持つことになり、我々はとても活気づいています。ニスモグローバルドライバーエクスチェンジのプログラムを立ち上げた日産は、才能ある若きドライバーが多く、シーズンを通して彼らを起用していきます。デイトナではまず、アレックス・ブランドルが登場します。マッスルミルク・オレカ・ニッサンにアレックスが乗り込む姿を見るのが待ち切れません。クラウスやルーカスと共に活躍してくれると自信を持っています」

    マッスルミルク・ピケットレーシング ドライバー アレックス・ブランドル
    「デイトナ24時間に参戦することが楽しみでなりません。マッスルミルク・ピケットレーシング、日産と共に総合優勝を目指すというチャンスは、私のキャリアの中で素晴らしい形でのステップアップとなります。悲願だったこのイベントに参戦できるチャンスをついにつかむことができて、本当にうれしく思います。この機会を与えてくれた日産のダレン・コックス、ピケットレーシングには、心から感謝しています。マッスル・ミルクは米国スポーツカーレーシングにおいて驚異的な記録を持っているので、このような米国の名門チームから参戦できるなんて最高です。私も負けないような活躍ができることを楽しみにしています。クラウスとルーカスは米国のシリーズで活躍中なので、彼らから効果的に吸収できると思います。この挑戦を楽しみにしています。日産エンジンは昨年のWECで敵なしの強さを誇っているので、自信を持ってテストに臨むことができます。このエンジンは大トルクを発生すると共に信頼性も優れており、それは昨年のOAKレーシングで披露したパフォーマンスにも表れていますし、ル・マン24時間に参戦した2台も好成績を挙げています」

  • ルーベンス・バリチェロ、グランダムにスポット参戦

    ルーベンス・バリチェロ、グランダムにスポット参戦

    ルーベンス・バリチェロが、今週末インディアナポリスで開催されるグランダムにスポット参戦することが決定。火曜日にデイトナプロトタイプで走行を行う。

    ルーベンス・バリチェロは、インディアナポリスに近いパットナム・パークで、ドラン・レーシングのダラーラ・フォードをテストする。

    チーム代表のケビン・ドランは「かなり矢継ぎ早な週末になるので、ミーティングをスタートする前に、いくらかの走行をさせたかった」とコメント。

    「ルーベンスがクルマに慣れるのにあまり問題はないと思う」

    「彼はGTレースの経験があるし、ブラジルのストックカーをドライブしているので、低ダウンフォース、低グリップなクルマに慣れている」

    ケビン・ドランはは、ルーベンス・バリチェロのインディアナポリスでのスポット参戦はグランダムの好意によって実現したと説明した。

    「時間内にこれを推進するためにグランダムの人々によって多くの仕事がなされた」

    「彼がシーズンをフルタイムで走るのを見たいという願望がある」

    だが、ケビン・ドランはルーベンス・バリチェロがチームと続ける計画はなく、今年さらにグランダムに参戦する予定もないと述べた。

    ルーベンス・バリチェロは、今年のデイトナ24時間レースでグランダム・デビューを果たしている。

  • アウディ、セブリング12時間でのラストレースで有終の美

    アウディ、セブリング12時間でのラストレースで有終の美

    アウディは、フロリダで開催されたセブリング12時間レースで1-2フィニッシュを達成。LMP1スポーツカーによるセブリングの最後のレースで、Audi R18 e-tron quattroがこのシリーズ史上初となるハイブリッドカーによる優勝を獲得した。

    アウディの2台のAudi R18 e-tron quattroはスタート直後からレースをリードし続け、プロトタイプとGTカーを合わせ42台の競合マシンを相手に一度もトップの座を譲ることなく12時間を走り抜けた。

    ゴールまでの12時間、共に優勝を目指す2台のAudi R18 e-tron quattroは、激戦を繰り広げ、この2台によるトップの入れ替わりは、合計20回にも及んだ。

    チームメイト同士でのスリリングなバトルを制し、昨年のル・マン優勝者であり昨年のFIA世界耐久選手権チャンピオンでもあるマルセル・ファスラーとブノワ・トレルイエに、セブリング初出場のオリバー・ジャービス(イギリス)を加えたゼッケン1号車が、僅差で優勝を獲得した。

    これは、3人にとってセブリングでの初優勝となります。中でもジャービスにとっては、デイトナ24時間レースでAudi R8 GRAND-AMによるGTクラス優勝に続き、2度目のアメリカメジャー耐久レースでの優勝となった。

    ルーカス・ディ・グラッシ、トム・クリステンセン、アラン・マクニッシュ組が、トップからわずか7.679秒の僅差で2位を獲得、アウディの1-2フィニッシュを達成した。3人が駆る2013年仕様のAudi R18 e-tron quattroは、レース開始後3時間が過ぎようとした頃、他のマシンに接触したとして、60秒のタイムペナルティが課せられていた。

    アウディは、セブリング12時間レースにプロトタイプカーで出場した過去14大会のうち、11大会で総合優勝を獲得しているが、そのうち8回は1-2フィニッシュだった。これらを含み、アウディはこれまでに表彰台を合計24回獲得している。また、アウディは過去10回以上ポールポジションを獲得。これは1952年にこのシリーズが始まって以来、他メーカーは未だ為し得ていない偉業だ。

    Audi R8、Audi R10 TDI、Audi R15 TDIは、デビューレースで優勝を獲得している。2006年のディーゼルカーによる初優勝に続き、今回ハイブリッドカーによる初優勝を達成したことで、アウディは2つの歴史的優勝を達成しました。かつて、アウディがセブリングで初めて表彰台を獲得したのは、優勝によるものであり、さらに付け加えるとすれば、アウディはセブリングを、ルマン24時間レースの前哨戦として位置づけてきた。

    今回、アウディスポーツ チームヨーストはレース終了後もセブリングに残り、Audi R18 e-tron quattroをさらに熟成させるテストを実施する。

    しかし、アメリカでの主要耐久レースにアウディが参加し続けるかどうかは、依然として検討課題となっています。それはアメリカン・ルマンシリーズ(ALMS)とGRAND-AMシリーズが統合されて“ユナイテッド スポーツカー レーシング”となる2014年以降、LMP1スポーツカーはレースへの出場を認められなくなるということが理由。

    この次にアメリカのレースファンがAudi R18 e-tron quattroの雄姿を再び目にするのは9月22日テキサス州オースティンにて開催のFIA世界耐久選手権 (WEC) となる。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    「今日のレースで、我々は完璧なフィナーレを演出することが出来ました。アウディの2台のマシンがレース中、絶えずスリリングなバトルを繰り広げて観客を魅了した結果、1-2フィニッシュでレースを終えたことをとても嬉しく思っています。チームの全員がハードワークをこなして臨んだ今回、長い12時間を制して勝ち取った優勝は、何よりの労いとなりました。TFSIとTDIテクノロジーによる優勝に続き、今回はハイブリッドカーが優勝を獲得したことで、アウディはセブリングの歴史に新たなサクセスストーリーを刻むこととなりました」

    ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チーム ヨースト テクニカルディレクター)
    「現時点ではセブリングでのラストレースとなった我々にとって、今回の結果はこれ以上ないものとなりました。どちらのマシンが優勝したかに関わらず、私は今回の1-2フィニッシュの成果にとても満足しています。レース序盤、2台のマシンはそれぞれ異なる戦略のもとに走っていました。レース中、2台のマシンは幾度も抜きつ抜かれつを演じ、最終的に10秒以下という僅差で走り終えました。我々は、素晴らしいファンと天候に恵まれたセブリング独特のムードを満喫しました。徹夜でハードワークをこなしてレースに臨み、そのうえ完璧なピット作業を成し遂げたクルーにとって、今回の優勝は何よりの報いとなったことでしょう」

    マルセル・ファスラー (Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    「セブリング最後のレースを優勝で飾れたことは、本当に素晴らしいことです。今日のレースでは、どちらのマシンが優勝してもおかしくない接戦でした。最終的に、私達の方が少しだけ運が良かったのだと思います。昨日のポールポジション獲得に続き、素晴らしいチームメイト達と優勝を遂げられ、これ以上ない最高の週末となりました」

    オリバー・ジャービス (Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    「2013年シーズンは、何とも幸先の良いスタートになりました。私の想像を越える素晴らしいレースでした。デイトナでの優勝は、それだけでも素晴らしい経験でしたが、初めて出場したセブリングでも総合優勝を獲得出来るとは想像できませんでした。チームメイトのマルセル (ファスラー)、ベン (トレルイエ)に本当に感謝しています。彼らは、今までで一番素晴らしいチームメイトです」

    ブノワ・トレルイエ (Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    「LMP1マシン最後のセブリングで優勝出来たことを、誇りに感じています。スリリングなレースを期待していたファンの方々に、100%満足してもらえる戦いをお見せ出来たと思っています。アメリカンドリームが実現した日となりました。セブリングでのスリリングな週末を与えてくれたマルセル(ファスラー)とオリバー(ジャービス)にとても感謝しています。いつもはアンドレ(ロッテラー)がチームに加わっています。今回、もし彼がメンバーだったとしても、やはり優勝していたと思います」