カテゴリー: F1ドイツGP

  • F1第10戦ドイツGP フリー走行1回目:ハミルトンがトップ

    F1第10戦ドイツGP フリー走行1回目:ハミルトンがトップ

    2008年F1第10戦 ドイツGPのフリー走行1回目が18日(金)、ホッケンハイリンクで行われた。

    今年のドイツGPには5人のドイツ人ドライバーが参戦。またメルセデス・ベンツの地元であり、ケルンを拠点とするトヨタF1チームにとってはホームレースとなる。

    フリー走行1回目は、ウェットコンディションでスタート。開始時は、多くのドライバーがスタンダードウェット、中にはエクストリームウェットを履くドライバーもいた。

    雨が上がると、各チームがドライタイヤでタイムアタックを開始。セッション終盤には、ロバート・クビサがコースアウトし、ウォールに接触。フロントサスペンションにダメージを与えた。

    フリー走行1回目のトップに立ったのはマクラーレンのルイス・ハミルトン。2番手にもマクラーレンのヘイキ・コバライネンが入り、メルセデスのお膝元で上位を独占した。

    3番手にはフェリペ・マッサ(フェラーリ)、4番手にはフェルナンド・アロンソ(ルノー)、5番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。

    中嶋一貴は9番手タイムでフリー走行1回目を終えた。

    フリー走行2回目は、現地時間14時(日本時間21時)から行われる。

    F1第10戦 ドイツGP フリー走行1回目

    順位 ドライバー コンストラクターズ ベストタイム 周回
    1 ルイス・ハミルトン マクラーレン 1分15秒537 22
    2 ヘイキ・コバライネン マクラーレン 1分15秒666 19
    3 フェリペ・マッサ フェラーリ 1分15秒796 22
    4 フェルナンド・アロンソ ルノー 1分16秒163 22
    5 キミ・ライコネン フェラーリ 1分16秒327 23
    6 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分16秒606 27
    7 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ 1分16秒618 25
    8 ニック・ハイドフェルド BMW 1分16秒719 20
    9 中嶋一貴 ウィリアムズ 1分16秒821 26
    10 ネルソン・ピケJr ルノー 1分17秒063 26
    11 デビッド・クルサード レッドブル 1分17秒108 18
    12 ジェンソン・バトン ホンダ 1分17秒131 28
    13 ティモ・グロック トヨタ 1分17秒185 28
    14 マーク・ウェバー レッドブル 1分17秒268 11
    15 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア 1分17秒471 30
    16 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 1分17秒500 24
    17 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1分17秒556 29
    18 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分17秒784 29
    19 ロバート・クビサ BMW 1分18秒779 8
    20 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ 1分21秒506 16
  • 中嶋一貴(ドイツGPプレビュー)

    中嶋一貴(ドイツGPプレビュー)

    中嶋一貴が、次戦ドイツGPに向けての意気込みを語った。

    中嶋一貴
    「僕たちは先週ホッケンハイムでテストをして、レース週末のために最大限の準備ができた。僕たちは、今週末のセットアップで多くの走行を行ったので、到着するときには良い状態にあるだろう。僕はすでにF3で数回ホッケンハイムでレースをしているけど、今回が僕にとって、そこでの初のF1レースになるから、それらのレースから経験を引き出さなければならない。」

    「テストはサーキットに慣れるのに役に立ったし、ファクトリーでも準備のためにシミュレーションに多くの時間を費やした。素晴らしいトラックだけど、かなりチャレンジングだね。感覚的にシルバーストンやマニクールに似ている。楽しみにしてるよ!」

  • ニコ・ロズベルグ(ドイツGPプレビュー)

    ニコ・ロズベルグ(ドイツGPプレビュー)

    ニコ・ロズベルグが、モスクワでのデモ走行、そしてホームレースとなるドイツGPに向けての意気込みを語った。

    ニコ・ロズベルグ
    「まず、ちょうどモスクワの旅行から戻ったんだけど、凄かったと言うのは控えめな表現だね!都市自体が魅力的だし、ロシアの人々は本当に僕たちを歓迎してくれて、みんな、僕たちのスポーツを見るのが好きなようだった。赤の広場を通って、クレムリンの周りを運転したことは、忘れなれない経験になった。」

    「今週末に関しては、僕はホッケンハイムでたくさんの素晴らしい経験をしているし、過去にいくつか勝利をあげた場所なので、そこに行くのを楽しみにしている。僕のホームレースだし、ドイツ人のファンの応援は素晴らしい。でも、彼らはとても熱狂的だから、誰にとっても素晴らしい雰囲気を提供するだろうね。」

    「サーキット自体、本当に好きなサーキットだし、僕たちのマシンに合っているだろう。でも、グループがどれだけ接近しているかを考えると、日曜日にポイントを獲るのは難しいものになると思う。いつものように、ただ全力を尽くすよ。」

  • ホンダ、ドイツGPに新パッケージを投入

    ホンダ、ドイツGPに新パッケージを投入

    ホンダF1チームの代表であるロス・ブロウンが、ドイツGPへ向けての抱負を語った。

    ロス・ブロウン チーム代表
    ホッケンハイムでのテストを踏まえ、次の段階の空力、メカニカル、そしてエンジンの新パッケージを導入する予定だ。今回のテストでは特に、ここ数戦の予選で、不振の原因が何だったのか、より理解を深めることができた。

    レースで好成績を残すべく、予選でいいポジションを狙いたい。この週末は、今までより上位のグリッドが獲得できると期待している。その上この週末は天候も変わりやすいと予想されるため、面白い週末になりそうだ

  • ルーベンス・バリチェロ(ドイツGPプレビュー)

    ルーベンス・バリチェロ(ドイツGPプレビュー)

    イギリスGPで3位表彰台を獲得したルーベンス・バリチェロ。次戦ドイツGPが開催されるホッケンハイムは、2000年にバリチェロがF1初勝利をあげたサーキットだ。

    ルーベンス・バリチェロ
    「イギリスGPの翌朝、目覚めた時にあらためてトロフィを眺めたときは、最高の気分だった。表彰台は確かに予想外だったけれど、チーム一丸となってレースに注力したことに対する、当然のご褒美だと思う。この結果を得られたことは、何よりもチームのためにうれしい。しかし一方で、RA108の性能向上については、目を離せない。そしてシルバーストンの結果が、ウェット路面に助けられたということは、十分に自覚している。テストでは若干の性能向上も確認できたし、それが中団グループでの戦いにどう影響するか。この週末が、待ち遠しい」

    「2000年のドイツGPが、僕のF1初勝利だった。だからここは僕にとって、いつまでも特別なサーキットだ。レイアウトが変わり、僕が楽しんできたサーキットとは違うものになってしまった。でもここは依然として、素晴らしいコースだ。高速からのフルブレーキング、その後には追い抜きのチャンスもある。変わりやすい天候が加われば、さらに面白いレースになるだろう」

  • ジェンソン・バトン(ドイツGPプレビュー)

    ジェンソン・バトン(ドイツGPプレビュー)

    ジェンソン・バトンが、ドイツGPへの意気込みを語った。

    ジェンソン・バトン
    「いつもと同じように、マシンから最高の性能を引き出す。それがひいては、いい結果につながれば最高だ。でも中団勢の戦いは、信じられないほど拮抗している。だから事前の予想なんて、ほとんど不可能だ。とはいえホッケンハイムテストではいい手応えを得られたし、それがレース本番の走りにどうつながるか、今から楽しみだ」

    「ここでのレースはいつも楽しいし、2004、2005年と連続して表彰台に上がったことを始め、素晴らしい思い出もたくさんある。ここはいくつか抜きどころがあるし、息を呑むバトルも繰り広げられる。グランドスタンドを埋める観衆にとって、きっと忘れられないレースになるはずだ。もし気温や湿度が高ければ、レースは非常に過酷なものになるだろう。さらに低中速コーナーの繰り返しは、タイヤへの負担もかなり大きくなるだろう」

  • トヨタF1:パスカル・バセロン(ドイツGPプレビュー)

    トヨタF1:パスカル・バセロン(ドイツGPプレビュー)

    トヨタF1チームのシャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーであるパスカル・バセロンが、ドイツGPの特徴やセッティングなどを語った。

    ホッケンハイムへの展望の前に、非常に状況判断が難しい展開となったイギリスGPについて振り返ってもらえますか?
    「我々はマニクールでパフォーマンスの向上が確認できていたし、また、レース直前のシルバーストンテストもかなり充実した内容だっただけに、イギリスGPには相当な期待感を持って臨んだ。金曜日に技術的な問題が2〜3あったものの、“調子はいい”と自信を持っていたため、予選で1台も第3セッションに進出できなかったことは意外だった。この状況は今季2度目だったが、その理由は完全には明らかになっていない。結果的にレースではヤルノが予想していた通りの良好なパフォーマンスを発揮し、しかも一時は全車中最速だっただけに、予選でのあの状況は理解し難いものだった。そのため、今の所我々はあの予選のパフォーマンスが一種の例外的なものだったと見なしている。スタート時のグリッドを考えると、今回もまたポイントを獲得できたのは喜ばしいことだったし、そのお陰でコンストラクターズ選手権で4位に浮上できたのは特に良かった。ただし、もっといい結果を手にすることも十分可能だっただけに、その点に関しては少し残念だった」

    チームにとって“ホームレース”となるホッケンハイムを迎えるわけですが、このコースで難しいのはどんな点でしょう?
    「現在のタイヤでホッケンハイムを走るのは今回が初めてになる。ブリヂストンは4種類のタイヤのうち、最も硬い方の2種類を選択したが、これは保守的と言えるね。というのも、ホッケンハイムはタイヤへの厳しさという点では中程度で、ややマニクールに似ているからだ。一番硬めのタイヤの場合、熱入れ(タイヤがその性能を発揮できるよう、走行しながらタイヤを温めること)に幾分問題が生じるかもしれないが、これに関してはアウトラップ(ピットアウト直後の周回)の走り方と機械的な部分の調整で対応するつもりだ」

    このサーキットの主な特徴はどんな所ですか?
    「昔のレイアウトは非常に高速で、ダウンフォースを大幅に削る必要があったが、その後のコース変更を経て特徴は大きく変わった。新しいサーキットはもっと普通になり、特徴という意味では“平均的”とも言える。ブレーキング時のエネルギーは中程度で、ダウンフォースは中から中〜高程度になった。通常の状況で平均よりも上になるのは路面温度だ。そしてこれが時々生じるタイヤのブリスターの原因になる。唯一の目立った特徴と言えるのは気温と路面温度が非常に高温になることが多々あることだね」

    TF108はどんなパフォーマンスを発揮してくれると考えていますか?
    「シルバーストンの予選時よりもマニクールでの走りに近いパフォーマンスを期待している。つまり、またトップに近い位置を確保したいと願っている。実際に、現在のマニクールとホッケンハイムはクルマの仕様に関しては非常に似通っているだけに、我々としてもいい走りを期待している」

    クルマには何か新しいパーツが投入されるのでしょうか?
    「先週のホッケンハイムテスト後に最終決定した改良版の新しい空力パッケージを使用する。テストは上手くいったし、技術的な問題も何もなかったため多くの周回を重ねることができ、お陰で今週末のレースに向けた準備をいい形で始めることができた。我々は2種類のタイヤのパフォーマンスをチェックし、ダウンフォースのレベルも色々と試すことができた。また、空力や機械的な部分の他の選択肢についてもチェック済みだ」

    今シーズン中盤までの評価はいかがですか?
    「今年の上半期に関しては、ある程度喜んでもいい状況だと思う。例えば実力で表彰台を獲得するなど、当初の目標のいくつかを達成できたし、また、ヤルノは本当に気持ちのこもったドライビングを何度も見せている。ティモはとても上手くチームに馴染んだし、常に様々なことを学んでいる。我々の目標はコンストラクターズ選手権で4位になることだが、今の所我々はまさにその位置につけている。フェラーリ、マクラーレン、BMWザウバーに挑むのは容易ではないが、一方で今の我々はレッドブルに1ポイント差をつけて中団グループのトップに立っている。これは喜ばしいことではあるが、戦いの厳しさを甘く見てはいない。レッドブルはシルバーストンでフロントローからスタートしており、実際には予選時の燃料搭載量の違いが生んだ結果とはいえ、非常に力強いパフォーマンスだったことに変わりはない。これから11月までの間、厳しい戦いに直面することは我々も自覚しているし、また、それこそがF1の醍醐味でもある。ホッケンハイムから始まる後半戦でも、自分たちのこの位置を守るべく、あらゆる手段を講じていくつもりだ。現在のチームはいい雰囲気だし、ホッケンハイムはファクトリーからわずか2時間の距離にあるだけに、普段はなかなかコースに足を運んでレースを間近で見ることができない数多くのチームメンバーにとっていい機会になるだろう。彼らが更に大きな声援を送れるよう、我々はベストを尽くすつもりだ」

  • ジャンカルロ・フィジケラ(ドイツGPプレビュー)

    ジャンカルロ・フィジケラ(ドイツGPプレビュー)

    ジャンカルロ・フィジケラがドイツGPへの意気込みを語った。

    ジャンカルロ・フィジケラ
    「ホッケンハイムは、長いストレートとヘアピンがあって、ドライバーにとって素晴らしいサーキットだ。いくつかのオーバーテイクポイントがあって、面白いレースになる。実は、1年でお気に入りのサーキットではないけど、この会場にはいくつか良い思い出がある。特にレースをリードした1997年は良い思い出だ。」

    「僕たちは先週、ホッケンハイムテストでいくつか新しいパーツを試した。僕たちはゆっくりと進歩しているよ。シルバーストンでの新しいパーツで、Q2進出までわずかコンマ2秒だったからね。予選で最速ラップを記録していた時にスピンをしなければ、今年初のQ2進出が達成できたかもしれない。シームレスシフトギアボックスをハンガリーでデビューさせることになっているので、ドイツよりもむしろハンガリーのレースでよい前進すると思うけど、今回のレースでもプッシュし続けるつもりだよ」

  • エイドリアン・スーティル(ドイツGPプレビュー)

    エイドリアン・スーティル(ドイツGPプレビュー)

    ドイツ人ドライバーのエイドリアン・スーティルにとって、ドイツGPはホームレースとなる。

    エイドリアン・スーティル
    「僕のホームレースだし、ホッケンハイムでドライブのは、とても素晴らしい気分なんだ。ヘアピンやロングストレート、とても速いコーナーがあり、F1ドライバーとして最高の気分になる素晴らしいサーキットだね。モトドロムは素晴らしい複合だ。そこに入って、観客の声が聞えると、素晴らしいんだ。」

    「ここでは過去に非常に良い思いでがある。ファンとしても。ドライバーとしてもね。だから、今ここにいることが嬉しいよ。テストのあと、ホームグランプリのためにうまく準備できていると思うし、それが、わずかな運をもたらしてくれることを願うよ。ホームグランリが楽しみなのは間違いないね」

  • ティモ・グロック(ドイツGPプレビュー)

    ティモ・グロック(ドイツGPプレビュー)

    ドイツ人のティモ・グロックにとって、ホームグランプリとなるドイツGP。慣れ親しんだサーキットでのレースでポイント獲得を狙う。

    ティモ・グロック
    「ホッケンハイムは、僕のお気に入りのサーキットのうちの一つだ。サーキットは僕が育った場所からわずか45分しか離れていないから、今回は僕のホームレースになるね。それはつまり、僕の友人と家族が僕を観に来ると言うことだから、僕にとっては特別なレースになるし、良い結果を手に入れたい。大抵、ホッケンハイムでは良いレースができているし、何度か勝ったこともある。それもまた、僕があそこでレースをするのが好きな理由の一つなんだ!」

    「あのコースで良いレースをするためには、高いトップスピードを確保することが重要だ。しかし、より遅いコーナーがある最終セクターもあるので、適切なバランスを見つけなければならない。結局のところ、ホッケンハイムは異なるコーナーが良く組み合わさっている、ドライブするのが楽しいコースだと思う。シルバーストンでは、チャンスはあったのに難しいコンディションのおかげでポイントを獲得できなかったので残念だった。しかし、落胆はしていない。実際、僕はこのレースを本当に楽しみにしているし、楽しい週末にしたいと思っている。ホームレースで良いパフォーマンスをすることは自分にとって重要だし、今は調子もいいよ。」