カテゴリー: ブリヂストン

  • ブリヂストン:F1トルコGP予選レポート

    ブリヂストン:F1トルコGP予選レポート

    ブリヂストンが、2010年F1第7戦トルコGPの予選を振り返った。

    イスタンブール・パークで開催されたトルコGP予選は、レッドブル・レーシングのマーク・ウェバーがブリヂストンのソフトコンパウンドを装着して1分26秒295を記録し、最近の3レースで3連続となるポールポジションを獲得した。

    日曜日のトルコGPでフロントローのウェバーの隣に並ぶのは、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン。午前のプラクティス・セッションではウェバーのチームメイトのセバスチャン・ベッテルが、ソフトコンパウンドを使って1分27秒086の最速ラップタイムを記録した。

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)

    今日の走行のポイントを教えて下さい。
    「午前中は昨日よりも気温が低く、タイヤのグリップレベルに影響がありました。しかし、午後には気温もずいぶん上昇しました。このサーキットは週末を通して路面が変化するため、チームにとってはベストのセットアップを見つけるのがすでに難しいのですが、気温の変化がこの作業をさらに困難にしました。グリップレベルを判断するのが難しかったため、今日は多くのドライバーが滑りそうになりながら限界点を見つけていました。一番大切な場面でマーク・ウェバー選手がこれを一番うまく行い、見事、連続3回目のポールポジションを獲得しました」

    明日のレースではどのようなタイヤ戦略が考えられますか?
    「明日も路面状況は常に変化していくと思いますので、レースでいつ、どちらのタイヤコンパウンドが最高のパフォーマンスを発揮するかを判断するのが難しくなるでしょう。路面コンディションや気温は変化を続けていますし、ソフトとハードコンパウンドは非常に接近していますので、ここでは、大きな差は見られないと思います。これは、チームやドライバーにとっては大きなチャレンジです。昨日、我々が行った顕微分析では特に問題点は見つかりませんでしたが、明日のレースではターン8を58周も走るわけですから、チームとブリヂストンは今後も注意深くフォローしていくつもりです」

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    F1トルコGP 予選:マーク・ウェバーが3戦連続ポールポジション

  • ブリヂストン:F1トルコGPプレビュー

    ブリヂストン:F1トルコGPプレビュー

    ブリヂストンが、2010年F1トルコGPの展望を語った。

    ブリヂストンはハード、ソフト両コンパウンドをイスタンブールパーク・サーキットに持ち込む。

    イスタンブールパーク・サーキットのターン8は複数の頂点で構成され、延々と左回りのカーブが続く長いコーナーである。どのタイヤにも負荷がかかるが、特に右フロントタイヤの負担が大きい。ブリヂストンのタイヤ・エンジニアとチームの双方が重要視する、今年のF1レースの中で最も過酷なコーナーと言える。

    全長5.34kmのサーキットの他のセクションも易しいとは言い難い。今シーズン初めて反時計回りに進行し、またコース全体で平坦な場所はわずかで、1周を通じて常に高低差があるため、ドライバーにとっては体力的にも厳しいコースである。

    安川ひろし (ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「ブリヂストンにとってトルコはサバンチ・グループとBRISAジョイントベンチャーを設立しており、大変興味深いマーケットです。ブリヂストンBRISAは常に当社のF1プログラムの活性化に積極的に取り組んできました。イスタンブールという素晴らしい都市を訪問できることをうれしく思っています。このマーケットでフェリペ・マッサ選手がブリヂストンの交通安全イニシアチブの発表をサポートしてくれる予定です」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「イスタンブールパークは私たちがこれまで様々な課題に直面してきたサーキットで、あらゆる面に注意を払って準備を整えています。最新のマシンは以前よりも重く速くなっていますが、私たちが今シーズンのこれまでのタイヤの強度と耐久性を再度検討したところ、特に問題がないことがわかりました。ターン8はシーズン中最難関のコーナーですが、このコースはその他にも多くの課題があります。ターン12からターン14は、左カーブ、右カーブ、左カーブで構成されるコース最低速区間で、そのまま最高速のストレートに続いていきます。タイヤのグレイニングを誘発しやすい場所であり、チームとドライバーは、グランプリ開始直後の、特にまだラバーがのっていない汚れたコース上で走行する時にグレイニングを最小限に抑えるよう注意を払うことが必要になります」

  • ブリヂストン:F1モナコGPレースレポート

    ブリヂストン:F1モナコGPレースレポート

    ブリヂストンが、F1モナコGPの決勝レースを振り返った。

    モナコGP決勝は、モンテカルロのストリートコースをスーパーソフト−ミディアムのタイヤ戦略で戦ったマーク・ウェバー(レッドブル・レーシング)が、他を寄せ付けない素晴らしいパフォーマンスで優勝を飾った。

    4回目のセイフティーカーの導入からレースが再開した直後に、ウェバーはチームメイトのセバスチャン・ベッテルに僅差でフィニッシュ。3位はルノー・F1チームのロバート・クビサ。トップ3のドライバーは全員同じタイヤ戦略だった。

    安川ひろし (ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「今年も、この素晴らしい歴史あるモナコという場所で最高のレースを観ることができました。見応えのあるレースに我々のタイヤのパフォーマンスが一役買ったことを誇りに思っています。ここに集まった大勢の観客の皆さんと世界中のテレビの視聴者は、素晴らしいスポーツイベントを観ることができました。我々はモナコ市民をはじめとする皆さんとの良好な関係を築くことができ、ここでは常にとても大きくブリヂストンの看板が表示されています。テレビや新聞など、至る所でブリヂストンのブランド名を目にします。2週連続優勝のマーク・ウェバーとレッドブルにお祝いを申し上げます。また、表彰台を達成した3台全てにエンジンを供給しているルノーにもお祝いを申し上げます」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「今日は、どちらのブリヂストン・ポテンザタイヤも非常に良い性能を発揮し、バラエティーに富んだ戦略が可能だったことを誇りに思います。ミディアムコンパウンドは非常に力強い性能を発揮しました。ピットレーンからスタートし、素晴らしいリザルトを達成したフェルナンド・アロンソのケースに見られるように、77周を走ったとしてもレースの最後まで良いラップタイムを記録しました。スーパーソフトコンパウンドも、燃料の重いスタートでも優れた性能を見せました。ピットストップ前のニコ・ロズベルグのペースを見ると、このタイヤは全体的に見られたよりも長いスティントに使うことが可能でした。サーキットレイアウト上、ここでは、いつも横方向のグレイニングの発生を予測していますが、今回、我々のタイヤが非常に良く耐久したことには驚かされました。今日はドライバーたちもタイヤには満足できたと思いますので、わたしも嬉しく思っています」

  • ブリヂストン:F1モナコGP予選レポート

    ブリヂストン:F1モナコGP予選レポート

    ブリヂストンが、2010年F1第6戦モナコGPの予選を振り返った。

    モナコGP予選はブリヂストンのスーパーソフトコンパウンド・タイヤを装着したマーク・ウェバー(レッドブル・レーシング)が、モンテカルロのタイトでツィスティーなストリートコースでポールポジションタイムの新記録を樹立して今季3度目のポールポジションを達成した。

    ウェバーの記録は1分13秒826。明日、フロントローの隣に並ぶのは、スーパーソフトコンパウンドを使って午前のプラクティス・セッションの最速ラップタイムを記録したルノーF1チームのロバート・クビサ。

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)

    今日の走行のポイントを教えて下さい。
    「昨日はフォーミュラ・ワンの走行がなく、ラバーが路面に充分に乗っていませんから、今日は路面コンディションを学ぶことが全てでした。午前中は路面温度がかなり低かったため、どちらのコンパウンドも理想的な温度に温まるまでに時間がかかりました。予選ではコースがクリアなタイミングを見計らうのがとても難しかったです。プラクティスでも予選でも、タイヤが一度温まると、どちらのパフォーマンスも素晴らしい性能を発揮しました。マーク・ウェバーが非常に速く、新しいポールポジション・レコードを記録しました。今日の予選は特に最後の2分間がエキサイティングでした。エキサイティングな予選をブリヂストン・ポテンザ・タイヤがサポートできたことに我々は誇りを感じています」

    明日のレースではどのような戦略が考えられますか?
    「トップ10のドライバーの全員がスーパーソフトのブリヂストン・タイヤでレースをスタートしますので、いつピットストップを行うのかが興味深い点です。オーバーテイクが非常に難しいので、ピットストップ前とその後のポジションが重要です。トップグループはライバルや後続集団に足止めされないようなタイミングでピットインを行うかも知れません。また、コースがクリアなタイミングでピットを出ようとするでしょう。予想よりも気温が低いため、路面温度も重要な要素となります。レースのスタートでスーパーソフト・タイヤの温度をキープするのも、いつもと同じように重要なポイントですし、レース中に路面コンディションも大きく向上すると思います。タイヤ戦略とフェルナンド・アロンソの走りも注目です。アロンソのクルマは速いようですが、予選に出場していないため、通常、アロンソに期待されるようなポジションからのスタートではありません」

  • ブリヂストン:F1モナコGPプレビュー

    ブリヂストン:F1モナコGPプレビュー

    ブリヂストンが、ブリヂストンが、2010年F1モナコGPの展望を語った。ブリヂストンは、今年のモナコGPで初めて隣り合わないドライタイヤコンパウンドを使用する。

    全長3.34kmの滑りやすいストリートコースで昨年使用したのはソフトとスーパーソフトだったが、今年の組み合わせはミディアムとスーパーソフトになる。周囲を硬いバリアに囲まれた、滑らかな路面を擁する、F1レースの中で最短のサーキットであるモナコは、幅が狭く曲がりくねったコースレイアウトのため平均時速が最も遅いサーキットでもある。

    安川ひろし (ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「モナコGPは誉れ高いイベントで、F1全レースの中で最高のレースであるとして知られています。このレースはTV放映でも常に高い視聴率を獲得しているので、当社がブランドを宣伝する絶好の機会を提供してくれます。サーキット第1コーナーのブリヂストンのブランド展開は世界中の人々が目にすることになりますし、この偉大なイベントに関わりが持てるのは素晴らしいことです。私たちはこのレースに参加できることと、ブリヂストンタイヤが見せ場の多いレース展開に貢献できることを大変うれしく思っています」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「一般道を使うモナコは、ドライバーとタイヤ・エンジニアにとってとても難しいコースです。レース期間中も一般の車や人々がコースを使うため、他のサーキットと同じように路面の改善が進むことはありません。通常は一般車両が走行する道路では路面がとても滑らかなので、ドライバーにとって最も重要なのはグリップ力を高めることです。昨年のデータを再検討した結果、私たちが今シーズンに向けてコンパウンドのポジショニングを変更したこともあり、今回のモナコでスーパーソフトとミディアムを使うことができると判断しました。路面状況が改善されて温度が上がるとミディアムコンパウンドが効果を発揮するはずです。私たちはミディアムとスーパーソフトとの組み合わせに自信を持っています。しかし、過去のモナコGPで数多くのエキサイティングなウェットレースが展開されたこと、そして些細なミスも許されない厳しいバリアに囲まれていることも忘れてはなりません」

  • ブリヂストン、F1継続の兆し

    ブリヂストン、F1継続の兆し

    ブリヂストンが、一転して2010年以降もF1に残留する兆しをみせている。AUTOSPORTによるとブリヂストンのブリヂストン モータースポーツ推進室長である安川ひろしが、ブリヂストンの取締役に再検討を推し進めているとしている。

    ブリヂストンが今シーズン限りでのF1撤退を表明したことで、F1チームは来シーズンのサプライヤーの決定を迫られているが、最近ではブリヂストン残留への説得を進めている。

    ブリヂストンのモータースポーツ推進室長である安川ひろしは、スペインGPの週末に何度かF1チーム代表らと会談を行い、チームがブリヂストンの残留を強く望んでいることを伝えられた。

    チームからのメッセージは、同じくスペインGPに出席していたブリヂストン・ヨーロッパの大橋牧夫CEOにも伝えられた。

    安川ひろしは、今のところブリヂストンのスタンスに変わりはないものの、本社の役員にF1チームがどれくらい彼らの計画の再考を望んでいるかを報告するつもりであることを明らかにした。

    「各レースでのミーティングのあと、我々は日本にレポートを提出ます。今週末のことについては取締役トップのメンバーに報告するつもりです。大橋もF1がブリヂストンにとって非常に重要であると実感しています」と安川ひろしは述べた。

    「チームのアプローチに感謝していますし、我々は彼らがまだ我々の会社を信頼し、ブリヂストンを望んでいると言ってくれることを嬉しく思っています」

    「しかし、まだ何も変わってはいません。非常に残念ながら、我々の会社は今年末で辞めなければならないと言いました」

    FOTAのマーティン・ウィットマーシュ会長は、2011年のタイヤ供給問題が今週末のモナコGPで解決することを望んでいるとしているが、フェラーリのステファン・ドメニカリ代表はさらにもう一週間かかるかもしれないと懸念している。

    「4つの提案がなされており、さらにもう一組あるかもしれない」とマーティン・ウィットマーシュはロイターに語った。

    ミシュランはタイヤ戦争を望んでおり、小規模チームはより安価なオプションを望んでいるが、マーティン・ウィットマーシュは来年F1に複数のプランドのコンセプトは問題外ではないと認めている。

    しかし、「複数のサプライヤーを使うのであれば、テストや開発面を管理しなければならない」とウィットマーシュは述べた。

    ブリヂストンが残留しない場合は、ピレリとミシュランが来年のオプションであるとみられている。

  • ブリヂストン:F1スペインGP レースレポート

    ブリヂストン:F1スペインGP レースレポート

    ブリヂストンが、F1スペインGPの決勝レースを振り返った。

    スペインGP決勝は、マーク・ウェバー(レッドブル・レーシング)が今季初の優勝を飾った。2位に入った地元スペインのヒーロー、フェルナンド・アロンソ(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)との差は24秒だった。

    ウェバーはソフト−ハードのタイヤ戦略でスタートからフィニッシュまで一度もトップを譲らない完璧な勝利だった。アロンソも同じタイヤ戦略だった。ベッテルは2回のピットストップを行い、ソフト−ハード−ソフトを使って3位でフィニッシュした。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが、59周目にハード・タイヤで1分24秒357のレースの最速ラップタイムを記録した。

    安川ひろし (ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「今季初優勝のマーク・ウェバーにお祝いを申し上げます。ここスペインの素晴らしい観客に見守られる中、彼の勝利でヨーロッパラウンドは幕を開ける事になりました。フェラーリから出走する初のスペインGPで表彰台に立つことができたフェルナンド・アロンソにとっても、今日は最高の日になりました。ブリヂストンにとっても、非常に素晴らしい週末でした。ヨーロッパ諸国からの多数のゲストに加え、アメリカやブラジルからもゲストを迎えたことは、F1がビジネスツールとして大きな役割を担っていることの証明と言えるでしょう。我々の販売会社はF1活動の支援を続け、我々のビジネスにおけるF1の重要性を証明しています。この素晴らしいスポーツを支援してくださる全てのチームに誇りを感じています。ここからモナコに直接向かいますが、次も素晴らしいレースになると思うので楽しみです」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「今日はピットストップのタイミングが重要な興味深いレースでした。これは、ルイス・ハミルトン、ミハエル・シューマッハ両が、ピットストップを通してポジションを上げたことでも分かります。マーク・ウェバーは最高のパフォーマンスを見せました。ここでは、レッドブルが2種類のコンパウンドに適したとても良いセットアップをしていました。今日はハードもソフト・コンパウンドも高い性能を発揮しましたし、金曜日の夜とは異なり、昨夜は雨が降らなかったため、路面コンディションもどんどん向上していきました。ハード・コンパウンドは一度温まると非常に安定したパフォーマンスを見せ、レース終盤の燃料が軽い時に記録されたレースの最速ラップタイムでもこのタイヤが使われていました。ソフト・コンパウンドはすぐに良いラップタイムを記録し、一般的に見られるよりも長い第1スティントを今日は走ることが可能でした。ルイス・ハミルトンに起こったアクシデントを解明するためにマクラーレンと協力して調査中ですが、現状ではタイヤの問題が原因ではないと思います」

  • F1チーム、依然ブリヂストンのF1残留を望む

    F1チーム、依然ブリヂストンのF1残留を望む

    F1チームは、依然としてブリヂストンがF1へのタイヤ供給を継続することを望んでいるようだ。

    ブリヂストンは、今シーズン限りでF1から撤退することを発表しており、来年からのF1タイヤ供給に関しては、ミシュラン、ピレリ、エイボンの名前が挙がっている。

    しかし、バルセロナではFOTA会長のマーティン・ウィットマーシュとブリヂストンの関係者が会談しており、日曜日の午前中にはFOTAの会議が行われた。

    しかし、バルセロナではFOTA会長のマーティン・ウィットマーシュとブリヂストンの関係者が会談しており、日曜日の午前中にはFOTAの会議が行われた。

    マーティン・ウィットマーシュは、F1に新しい名前が参入することは“リスク”になると認めており、「ブリヂストンはF1で素晴らしい仕事をしてきた。残留するように説得できれば嬉しいね」とコメント。

    ミシュランは、F1で複数のサプライヤーによるタイヤ戦争の復活を希望しているが、FOTAとしては、小規模チームのためにコストを抑制する必要があるためタイヤ戦争の復活は避けたいとウィットマーシュは認めている。

    2011年のタイヤサプライヤーのついては、来週末のモナコGPでの決定が目標とされているようだ。

  • ブリヂストン:F1スペインGP予選レポート

    ブリヂストン:F1スペインGP予選レポート

    ブリヂストンが、2010年F1第5戦スペインGPの予選を振り返った。

    スペインGP予選は、ブリヂストンのソフト・コンパウンドを装着したレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーが、1分19秒995という記録的なタイムでポールポジションを獲得した。

    2位はチームメイトのセバスチャン・ベッテル、3位はボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン。午前のプラクティス・セッションでは、ベッテル選手がソフト・コンパウンドで1分20秒528の最速ラップタイムを記録した。

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    今日の走行のポイントを教えて下さい。
    「昨夜はかなり雨が降り、今日のサーキットは風も強かったため、通常見られるような前日からのタイムの伸びはあまり見られませんでした。雨で路面のラバーがかなり流れ落ちており、風の影響もあったため、チームやドライバーにとってはチャレンジングな1日だったと思います」

    明日のレースではどのようなタイヤ戦略が考えられますか?
    「トップ10のドライバー全員がソフト・コンパウンドでスタートしますが、重い燃料でこのタイヤをマネージする、というのが難しい点でしょう。最初は左フロント・タイヤのグレイニングに注意が必要ですし、その後レースが進むにつれ、リヤのトラクションに気を付けなければなりません。ピットストップ戦略はリヤ・タイヤの性能の落ち方によって大きく左右されますので、明日のレースではどのようなアプローチが見られるかが興味深い点です。今日の走行でも、激しくプッシュし過ぎるとリヤのトラクションの低下が早くなると感じたドライバーがいました」

  • ブリヂストン:F1スペインGPプレビュー

    ブリヂストン:F1スペインGPプレビュー

    ブリヂストンが、2010年F1中国スペインの展望を語った。スペインGPでは、ハード、ソフト両コンパウンドドライタイヤが使用される。

    全長4.66kmのカタルーニャ・サーキットは1本の長いストレートと多種多様なコーナーが混在し、セットアップの調整が必要になる。粗い路面はタイヤに厳しく、特に1周を通じて左フロントタイヤに大きな負荷がかかる。

    他のサーキットと同様に、チームにとって、ストレートでのドラッグ(空気抵抗)を低く抑えながら、コーナーで十分なダウンフォースを得られるよう調整することが課題になる。バルセロナはコーナーが多いためコーナリング重視となるが、高速セクションではタイヤに大きな負荷がかかる。

    安川ひろし (ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「今シーズン初のヨーロッパ戦となるスペインGPは、多くのメディアの注目を集める、多忙な週末になるでしょう。ブリヂストンが約4,000名の社員を擁するスペインでは今年2回F1のGPが開催され、今回はその1回目にあたります。同国内で生産するタイヤの半数以上を広くEC各国に輸出しています。当地でのブリヂストンのF1活動は評判が良く、この重要なマーケットで当社が高いブランド認知度を獲得する後押しをしてくれました」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「カタルーニャ・サーキットはマシン全体のバランスを確認することができるコースで、ここでパフォーマンスの良いマシンは、他の多くのサーキットで力を発揮できる可能性が高くなります。2月にシーズン前の最終テストでこのサーキットを訪れたときと比べると、かなり暑くなるでしょう。当地では3月に季節外れの雪が降りましたが、今回はそうした天候に遭遇しないよう願っています。温度が上がるとエンジンパワー、エアロダイナミクス、タイヤグリップなどが影響を受けるので、注意が必要になります。フライアウェイ・レースが4戦続きましたが、スペインGPは今シーズンのヨーロッパラウンド開幕戦になります。例年この段階でマシーンに重要な改良が施されるケースが多く、既に進化を見せていたマシーンが、シーズン開幕前にこのサーキットを走った当時と比べてどのように変わっているかが見所になるでしょう。路面の粗さは中程度で、コンパウンドはハードとソフトを使います。左フロントタイヤに厳しいコース・レイアウトなので、このタイヤのグレーニングが進むと予想しています」