カテゴリー: ブレンドン・ハートレー

  • ブレンドン・ハートレー、F1デビューにむけて50ページのマニュアルを熟読

    ブレンドン・ハートレー、F1デビューにむけて50ページのマニュアルを熟読

    ブレンドン・ハートレーは、今週末のトロ・ロッソでのF1デビューにむけてドライバーマニュアルを読み込んでいると語る。

    日本で富士6時間レースに出場したブレンドン・ハートレーは、一旦トロ・ロッソのファクトリーに立ち寄り、シミュレーターで準備をする機会を得たと Newstalk ZB に述べた。

    「50ページくらいのドライバーマニュアルを手渡されただけだ」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「クルマの全ての手順、ステアリングホイールを学ばなければならなかった」

    「予選までに4時間のテストがあるので、十分に予備知識は得られると思う」

    ブレンドン・ハートレーは、LMP1カーでのレース経験が、F1のための良い準備になると考えている。
    「純粋なラップタイムという点ではそれほど大きな違いはない」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「1周あたり7~8秒だ。特にレースペースではそれほど大きくない」

    「僕が運転してきたクルマはとても速い。そこも僕をクルマを乗せる理由だと思う。クルマの技術的な進歩、ハイブリッド技術などあらゆることもね。類似していると思う」

    「大きなステップになるだろう。シングルシーターに座ってから6~7年経っている。でも、気楽に行こうと思っている。レースカーだ。4つのホイールがついていて、レースサーキットを素早く走るためにドライバーがやらなければならないフィジカル的な部分にあまり違いはない」

  • ブレンドン・ハートレー 「8年前はF1を戦う準備はできていなかった」

    ブレンドン・ハートレー 「8年前はF1を戦う準備はできていなかった」

    ブレンドン・ハートレーは、今週末のF1アメリカグランプリでトロ・ロッソでF1デビューを飾る。8年越しの夢を叶えことになるが、レッドブルのドライバーだった当時はF1にステップアップする準備はできていなかったと振り返る。

    トロ・ロッソでのF1デビューの経緯についてブレンドン・ハートレーは「最初に連絡があったのはレッドブルのヘルムート・マルコだった」とコメント。

    「チャンスがあるなら、今は準備ができていると言った。8年前はできていなかったけどね。彼はメッセージを送ってきたけど、3~4か月くらい何も聞いていなかったし、正直、今回の話は先週、突然やってきた」

    現在、ブレンドン・ハートレーは、ポルシェからWECのLMP1クラスに参戦しており、WECチャンピオンであり、ル・マンのウィナーでもある。

    日本での富士6時間レースを終えたブレンドン・ハートレーは、オースティンに移動し、トロ・ロッソでシート合わせを実施。今後数日でマスターしなければならないことが多くあることを承知している。

    「クルマをテストすることなく来週末に挑むのでちょっと準備不足かもしれないけど、その一方で僕は完全に準備は整っていると感じている」とブレンドン・ハートレーは語る。

    2010年、ブレンドン・ハートレーは、レッドブルのジュニアドライバープログラムの期待の星だったが、状況はうまくいかず契約を切られた。当時、同じレッドブルのジュニアドライバーとして一緒にフォーミュラ・ルノー3.5に参戦していたダニエル・リカルドは、現在レッドブルのレギュラードライバーの座を獲得している。

    「かなり昔のことだ。2010年にレッドブルのジュニア育成プログラムを切られた。厳しい時間を経験してきた。率直に言って、僕は準備ができていなかった。十分に成熟していなかった。人生のあの時点では僕は自分のレースを楽しんでいた。あれを経験したことで僕はずっと強くなった」

    「僕は27歳だし、F1に入ってくる他の人ほど若くはないけど、ポルシェのプログラムに参加し、マーク・ウェバーやティモ・ベルンハルトのようなチームメイトといた豊富な経験がある」

    予期せぬF1デビューに先立ち、ブレンドン・ハートレーは2018年のインディカーのシートを模索。実際にチップ・ガナッシのシート候補に挙がっている。

    「このようなことが起こるとは100%考えていなかった。ポルシェがLMP1を撤退すると発表して、来年自分がどうなるかを理解できてきた」とブレンドン・ハートレーはその噂を認める。

    「僕はこのような予期せぬ機会のための準備はできている。ベストを尽くすつもりだし、何ができるか、どのような危機に瀕しているかは考えないようにするつもりだ」

    ブレンドン・ハートレーは、2018年のトロ・ロッソでのフルタイムのF1参戦も噂されている。

  • ブレンドン・ハートレー、カーナンバー39でF1デビュー

    ブレンドン・ハートレー、カーナンバー39でF1デビュー

    ブレンドン・ハートレーは、今週末のF1アメリカGPでカーナンバー39を装着したトロ・ロッソのF1マシンでF1デビューを果たす。

    トロ・ロッソは、今週末のF1アメリカGPで、ルノーに移籍するカルロス・サインツ、日本でスーパーフォーミュラに参戦するピエール・ガスリーの代役として元レッドブルのジュニアドライバーであるブレンドン・ハートレーを起用する。

    2014年に導入されたF1レギュレーションでは、ドライバーはF1キャリアを通して固定ナンバーを着けることになっており、2~99の中から数字を選ぶことができる。

    ブレンドン・ハートレーは、カーナンバー39を装着したSTR12でF1デビューを果たす。だが、このナンバーでトロ・ロッソに割り当てられたテストナンバーのひとつであり、ハートレーが恒久的に使用するカーナンバーになるかは定かではない。

    ちなみに今年トロ・ロッソからフリー走行1回目に出走しているショーン・ゲラエルは、同じくテストナンバーのひとつである38で走行を行っている。

    ブレンドン・ハートレーは、1984年のマイク・マックウェル以来のニュージーランド出身のF1ドライバーとなる。

    ブレンドン・ハートレーは、トロ・ロッソがピエール・ガスリーを評価するためにマレーシアと日本でシートを喪失していたダニール・クビアトとF1アメリカGPでペアを組む。

    トロ・ロッソは、F1アメリカGP以降のドライバーについてまだ明らかにしておらず、連戦で行われるF1メキシコGPでは、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーがシートに座ることになるも噂されている。

  • ブレンドン・ハートレー、トロ・ロッソでのF1デビューは「諦めかけた夢」

    ブレンドン・ハートレー、トロ・ロッソでのF1デビューは「諦めかけた夢」

    ブレンドン・ハートレーは、トロ・ロッソでのF1デビューが決定して“かなりクレイジーな週”になったが、来週末のF1アメリカGPでF1デビューを果たす準備はできていると語る。

    トロ・ロッソは13日(金)、日本でスーパーフォーミュラに参戦するピエール・ガスリーの代役として、ブレンドン・ハートレーを起用することを電撃発表した。

    ブレンドン・ハートレーは、かつてレッドブルのジュニアプログラムのメンバーであり、レッドブルのリザーブドライバーも務めていたが、フォーミュラ・ルノー3.5で成績が伸び悩んでいた2010年途中にプログラムから外された。

    その後、スポーツカープログラムでレース活動を重ねたブレンドン・ハートレーは、2014年ニポルシェのワークスドライバーとしてWECのLMP1クラスのシートを獲得。2015年にマーク・ウェバー、ティモ・ベルンハントとともにドライバーズチャンピオンを獲得し、今年はル・マン24時間レースで優勝している。

    今週末、富士6時間レースに参戦するために日本にいるブレンドン・ハートレーは、14日(土)の予選でポールポジションを獲得。決勝でトヨタ8号車よりも前でゴールすれば、2度目のWECチャンピオンを獲得する。

    レッドブルのジュニアプログラムから外されてから7年、27歳になったブレンドン・ハートレーは「かなりクレイジーな週になった。一気に物事が進んだ」とコメント。

    「準備はできている。気合が入っているよ。興奮しているし、まったく緊張していないと言ったら嘘になるけど、準備はできていると感じている」

    「週末にむけて自分自身にあまり多くの期待はかけたくないけど、このような予期せぬチャンスのためにやれる限りの準備はしてきたと思っている」

    「1週間で多くのことを学ぶことができた」と語るブレンドン・ハートレーは、何よりもまずは今週末のWECでのレースに集中する必要があると付け加えた。

    「とにかく今は今週末についてだけ考えようとしている。今週末が終わったら、来週すぐにビッグで新しいチャレンジに完全に集中していく」

    ブレンドン・ハートレーがシングルシーターでレースをしたのは2010年のフォーミュラ・ルノー3.5が最後。2008年にはレッドブル、2009年にはトロ・ロッソのF1マシンをテストしている。最後にF1マシンを走らせたのは5年前の2012年のメルセデスとのテストとなる。

    「本当にまたチャンスを掴めるとは思っていなかった。諦めてはいなかった。でも、心の片隅では難しいだろうなと思っていた」

    「このストーリーは、諦めなければ夢が叶うことを示していると思うんだ。僕が言っていることはすべて決まり文句のような感じではあるけど、これがその真実であり、こういう風にして起こった」

    「僕はドライバーとして大きく成長した。忙しい週末になるだろうけど、楽しみにしている」

    ブレンドン・ハートレーは、1984年のマイク・サックウェル以来、33年ぶりのニュージランド出身のF1ドライバーとなる。

    デニス・ハルム、ブルース・マクラーレン、クリス・エイモンといった有名ドライバーの足跡をたどることは大きな意味を持っているとブレンドン・ハートレーは語る。

    「初めてF1グリッドに並ぶときはかなり感動するだろうね。そのようなことはあまり考えないようにしているけど、やっぱり意識してしまう。僕にとって本当に特別なものになるだろう」

    「国旗を掲げることができることを本当に誇りに思う。クリス(エイモン)の息子ジェームスからクリスはどれだけ誇りに思うだろうとメッセージが来た」

    「僕にとって本当に多くの意味がある。ちょっと泣きそうになる。クリスのことは本当によく知っていたしね」

    ブレンドン・ハートレーの挑戦は、このビッグチャンスに億することなく、F1という待望の世界で自分に何ができるかを示すことだ。

    「素晴らしい機会だ。この子供の頃からその瞬間のことを考えてきた夢が叶うんだからね」

    「楽しみにしている。ありのまま受け入れるつもりだ。そして、何よりも楽しみたい」

  • トロ・ロッソ、ブレンドン・ハートレーのF1アメリカGPでの起用を発表

    トロ・ロッソ、ブレンドン・ハートレーのF1アメリカGPでの起用を発表

    トロ・ロッソは、F1アメリカGPでブレンドン・ハートレーを起用することを発表。併せて、ピエール・ガスリーが同じ週末に日本でスーパーフォーミュラ最終戦に参戦することも確定した。

    トロ・ロッソは、F1アメリカGPからカルロス・サインツがルノーに移籍。ダニール・クビアトがレースシートに復帰するものの、過去2戦でドライバーを務めたピエール・ガスリーがF1アメリカGPとスーパーフォーミュラに参戦するかは確定していなかった。

    トロ・ロッソは13日(金)にプレスリリースを発表。F1アメリカGPでブレンドン・ハートレーを起用することを正式発表した。トロ・ロッソのF1マシンに乗るのは8年ぶりとなる。

    ニュージーランド出身のブレンドン・ハートレーは、2009年と2010年にレッドブルの公式リザーブドライバーを務めていた。2008年にはレッドブルで1回のテストに参加し、2009年にはトロ・ロッソで2度のテストを実施していたが、2010年途中にレッドブルのジュニア・プログラムから外された。

    その後、2014年からポルシェのワークスドライバーとしてWECのLMP1クラスに参戦しているブレンドン・ハートレーは、2015年にマーク・ウェバー、ティモ・ベルンハントとともにドライバーズチャンピオンを獲得しており、F1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを有している。今年はル・マン24時間レースで優勝し、今週末の富士6時間レースでは2017年のタイトルに王手をかけている。

    ブレンドン・ハートレー

    「なんて素晴らしい気分だ! このチャンスはやや驚きだったけど、僕はF1に到達するという野心、子供の頃の夢を決して諦めてはいなかった。レッドブルとトロ・ロッソのリザーブドライバーだった頃から成長しているし、多くのことを学んできた。厳しい年月を経験したことでより強くなったし、さらに決意を固まっている。これを実現してくれたレッドブルに心から感謝したい。そして、世界耐久選手権とともに参戦を許可してくれたポルシェにも感謝している。サーキット・オブ・ジ・アメリカズは本当に楽しいトラックだし、最近、レースをしたトラックでもある。F1デビューにあまり期待しすぎないようにしたいけど、そのための準備はできていると感じている」

    フランツ・トスト (スクーデリア・トロ・ロッソ チーム代表)
    「スクーデリア・トロ・ロッソは、異なるクラスで長い間レッドブル・ファミリーの一員であり、レッドブル・レーシングとトロ・ロッソでテスト兼リザーブドライバーを務めていたブレンドン・ハートレーがオースティンで我々のためにレースに戻ってくることを発表でき、非常に嬉しく思っている。ブレンドンは、ル・マン24時間レースの現役ウィナーであり、現在、彼は2015年にも優勝しているFIA 世界耐久選手権のLMP1クラスをリードしている。我々は彼がチームに戻ってくることを本当に嬉しく思っている。長年にわたってあらゆるレース経験を蓄積したことで、彼は素晴らしい仕事をしてくれると確信している」

  • ポルシェ 「ハートレーのトロ・ロッソからのF1参戦は問題ない」

    ポルシェ 「ハートレーのトロ・ロッソからのF1参戦は問題ない」

    ポルシェは、ブレンドン・ハートレーのトロ・ロッソでのF1アメリカGP参戦について“現段階では憶測にすぎない”としながらも、アプローチがあれば、契約上ではそれを妨げることはないとの見解を示した。

    トロ・ロッソは、F1アメリカGPと同じ週末に日本で開催されるスーパーフォーミュラ最終戦に参戦するピエール・ガスリーの代役を見つける必要がある。

    現在、代役の最有力候補として報じられているのが、ポルシェからWECに参戦しているブレンドン・ハートレー。

    ニュージーランド出身のブレンドン・ハートレーは、2009年と2010年にレッドブルの公式リザーブドライバーを務めていた。2008年にはレッドブルで1回のテストに参加し、2009年にはトロ・ロッソで2度のテストを実施していたが、2010年途中にレッドブルのジュニア・プログラムから外されていた。

    ポルシェは、基本的にブレンドン・ハートレーが他のカテゴリーでレースをすることを許可している。

    ポルシェの広報担当は「現時点ではそのストーリーは憶測にすぎないが、ポルシェの見解からすれば、そのようなリクエストは問題ありません」と RACER にコメント。

    「ル・マン後の我々のドライバーの唯一の制約は、彼らはポルシェや他のフォルクスワーゲン・グループのブランドと競合する状況にあってはならないということだけです」

    「先週末、ブレンドンがプチ・ルマンでレースをして、最終的に優勝したのはそのケースにあたります」

    ブレンドン・ハートレーがF1参戦を果たした場合、ニュージランド出身のドライバーがF1でスタートを切るのは1984年にマイク・サックウェル以来となる。

    関連:ブレンドン・ハートレー、トロ・ロッソからF1アメリカGPに参戦の可能性

  • ブレンドン・ハートレー、トロ・ロッソからF1アメリカGPに参戦の可能性

    ブレンドン・ハートレー、トロ・ロッソからF1アメリカGPに参戦の可能性

    ブレンドン・ハートレーが、トロ・ロッソからF1アメリカGPに参戦する最有力候補だと Autosport が報じている。

    トロ・ロッソは、これまでドライバーを務めてきたカルロス・サインツが、F1アメリカGPからルノーに移籍。F1アメリカGPではダニーエ・クビアトが復帰するが、過去2戦でドライバーを務めてきたピエール・ガスリーは、日本で同じ週末に開催されるスーパーフォーミュラ最終戦に参戦するため、代役を探す必要がある。

    トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、F1アメリカGPを2018年のドライバーラインナップを評価する機会として利用したいと考えているとされている。

    ピエール・ガスリーは、マレーシアGPと日本GPで印象的なパフォーマンスを見せたが、フランツ・トストとレッドブルは、現状、2018年のドライバーについて明確にはしていない。

    トロ・ロッソは、2018年のドライバー候補としてブレンドン・ハートレーを検討しているとされ、F1アメリカGPではハートレーが代役候補の筆頭にいるという。

    ニュージーランド出身のブレンドン・ハートレーは、2009年と2010年にレッドブルの公式リザーブドライバーを務めていた。2008年にはレッドブルで1回のテストに参加し、2009年にはトロ・ロッソで2度のテストを実施していたが、2010年途中にレッドブルのジュニア・プログラムから外された。

    その後、ブレンドン・ハートレーは、2012年にはマニクールで開催された若手ドライバーテストにメルセデスからから参加。シミュレーターでの走行も行っている。

    その後、ポルシェのワークスドライバーとしてWECのLMP1クラスに参戦。今週末の富士で2017年のタイトルに王手をかけている。また、2015年にドライバーズチャンピオンを獲得しており、F1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを有している。

    加えて、ブレンドン・ハートレーは、2018年にチップ・ガナッシからインディカーに参戦する契約が目前だとされており、F1アメリカGPに出場するには様々な契約問題があるとされている。

    ブレンドン・ハートレーの契約が合意に至らなかった場合に備え、トロ・ロッソとレッドブルは、2009年から2011年までトロ・ロッソでF1を戦ったセバスチャン・ブエミをバックアッププランとして用意しているという。

  • 【WEC】 ポルシェ、LMP1ドライバータイトルを獲得

    【WEC】 ポルシェ、LMP1ドライバータイトルを獲得

    ポルシェは、バーレーンで開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)において、ティモ・ベルンハルト / ブレンドン・ハートレー / マーク・ウェバー(オーストラリア)組が5位に入り、この結果、LMP1クラスのドライバー世界チャンピオンを獲得した。

    ロマン・デュマ / ニール・ジャニ / マルク・リープ組は、待望の今シーズン初優勝を飾り、ポルシェ919ハイブリッドは6連勝と今年2つ目のタイトルで今シーズンを締め括った。

    最終戦となったWEC第8戦およびドライバー部門のチャンピオンシップ争いはスリルに満ちたレースとなった。ベルンハルト / ハートレー / ウェバーは、ランキング2位のカーナンバー7(アウディ)に13ポイント差でスタート。今シーズン、ル・マンで優勝を飾り、すでにマニュファクチュアラータイトルを確定しているポルシェの勢いを考えると、バーレーンでのドライバータイトル獲得は難しくないように思われた。しかし、スタート後30分で、カーナンバー17はピットに戻り、長い時間をかけて修理を行わなければならなかった。その後、ドライバー達は最後方から全力で追い上げ、最終的に5位でのフィニッシュとなった。アウディから決定的なポイントを奪ったのは、もう1台のポルシェ919ハイブリッドだった。

    カーナンバー17のレース展開:
    スターティングドライバーのティモ・ベルンハルトは、16周目までリードを守った。17周目、スタート後ほぼ30分の時点で、彼は無線でエンジンのパワーダウンを報告し、ピットに入る。メカニック達がエンジンのアクチュエーターのトラブルを8分43秒で修理し、トップから4.5周遅れでレースに復帰。最初に予定されたピットストップに入った時点で、先頭車両は52周を完了していた。ベルンハルトは4周遅れながら、32台中10位以内のポジションでレースに戻った。その後、ハートレーにドライバー交替し、ニュータイヤで追撃を開始した。ハートレーは79周終了時点でピットにて給油とタイヤ交換を行い、そのままコックピットに留まった。110周を終了し、ハートレーはクルマをマーク・ウェバーに渡した。その後カーナンバー8のアウディのピットストップが修理のため長引き、ウェバーは5位に浮上する。144周を終えて、彼は給油とタイヤ交換のためピットに戻った。154周後、アクチュエーターのトラブルによりウェバーは再びピットに呼び戻されるが、順位を落とさずレースに戻った。183周終了後、最後のピットストップで少量の燃料を給油し5位でフィニッシュ。ベルンハルト / ハートレー / ウェバー組は世界チャンピオンとなった。

    カーナンバー18のレース展開:
    ロマン・デュマは、最初の9周はもう1台のポルシェ919ハイブリッドに続く2位のポジションを維持した。10周目、彼はカーナンバー8のアウディにオーバーテークされる。ポルシェのチームメートが修理のために長時間のピットストップを行っている間、デュマは2位に上がり、アウディが給油のためにピットに入った時点でトップに立つ。29周した後、デュマはピットに戻り、給油とタイヤ交換を行い、そのままレースを続けた。59周を終えて、彼はクルマをマルク・リープに託し、彼は89周を終了した時点でタイヤを交換。100周目のフルコース・イエロー後のリスタートで、リープはカーナンバー7のアウディのペースを上回りまったが、再度順位を落とした。その後のスリル溢れる一騎打ちは、リープがリードを奪って決着した。119周目、2人のライバルはフルコース・イエローを使ってピットに戻り、ドライバー交替を行った。ニール・ジャニがトップのポルシェを引き継いだ。彼は、147周目を終えた時点で、給油とタイヤ交換をした。176周を終えてジャニは最後のピットストップを行い、その後、199周を終えてチェッカーフラッグを受け、待望の今シーズン初優勝を飾った。

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「神経の細い人には無理なレースでした。カーナンバー17が抱えた問題のため、常に新たな状況に直面していました。カーナンバー18が優勝することで、カーナンバー17にタイトルを贈った瞬間を目の当たりにしたら、それを上回るチームワークを想像することさえできません。シーズンでの全予選1位通過、そしてル・マン以降の全レースでの優勝は、驚くべき成果です。ポルシェ、ヴァイザッハのチームおよびここサーキットのクルーに感謝します。私は共に成長してきたチームを非常に誇りに思っています。彼らと仕事ができたのは、この上ない喜びです」

    アンドレア・ザイドル (チーム監督)
    「素晴らしいレースでした。まずは、ティモ・ベルンハルト、ブレンドン・ハートレーとマーク・ウェバーの世界チャンピオンタイトルの獲得を祝したいと思います。彼らには十分にその資格があります。今日のレースは、非常に難しいレースでした。しかし、今回も、私達は困難に対処する能力があることを証明できました。これは、完璧なシーズンに花を添えるものです。ここサーキットとヴァイザッハのチームに感謝します。また、プログラムの最初から私達をサポートし、この成功の大きな要因となったすべてのテクニカルパートナーとスポンサーにも感謝の意を表します。明日から、新たなシーズンが始まります」

    ティモ・ベルンハルト (ポルシェ919ハイブリッド No. 17)
    「絶好のスタートを切り、後続車に差をつけることができました。しかし、最初のスティントの半分ほどで、スロットルにエンジンがついてこなくなりました。メカニック達は、これを驚く程の早さで修理してくれ、とても感謝しています。私は追い上げることができ、好調でした。あの修理の後は、冷静さを保ちながら、戦い続けることに尽きました。私達にはスピードがあることを知っていました。厳しいシーズンを締め括る、厳しいレースでした」

    ブレンドン・ハートレー (ポルシェ919ハイブリッド No. 17)
    「2回のスティントをトラブルなく全力でドライブし、2台のトヨタを捉えようとしていました。このレースで私達は1秒1秒が決定的なものであることを思い知らされました。ピットクルーは、優れた仕事で919ハイブリッドをレースに戻してくれました。そして、カーナンバー18がリードを保つことが絶対的に重要でした。真のチームワークです。素晴らしいレースでした」

    マーク・ウェバー (ポルシェ919ハイブリッド No. 17)
    「今日は、チームの資質が明らかになった日でした。今シーズン、何日かは物事が非常にスムーズに行ったこともありましたが、私達は冷徹なまでの正確さによって勝利を挙げてきました。今日は、必死で戦わなければなりませんでした。メカニック達とドライバー達がスピリットを見せつけたのです。メカニック達には感謝しきれません。クルマをガレージに入れたピットストップには、言いようもないほどのストレスを感じました。そんなプレッシャーの中で、私達が世界チャンピオンになれたのは驚くべきことです。私は、ティモとブレンドン、そしてポルシェと共に世界チャンピオンになれたことを非常に誇りに思います。これは、1986年のデレック・ベル以来です。チームにとって、素晴らしい日になりました」

    ロマン・デュマ (ポルシェ919ハイブリッド No. 18)
    「最初の2時間をドライブしましたが、本当に難しいレースでした。私達は、ブレーキトラブルに悩まされ、さまざまな理由で苦労しました。しかしレース後半で気温が下がったときに、よい方向に向かうことを期待していました」。

    ニール・ジャニ (ポルシェ919ハイブリッド No. 18)
    「私達3人にとって、この優勝は待ちに待ったものでした。何度もポールポジションを獲得しながら、さまざまな理由で勝利の栄冠を手にすることができませんでした。今日、ようやくそれを手にすることができて、本当によかったです。私は、スピードをマネージメントすることができ、リスクを取らずにリードを保って安全にレースを終えることができました」。

    マルク・リープ (ポルシェ919ハイブリッド No. 18)
    「最初のスティントで、クルマは期待したほど良い状態ではありませんでした。タイヤが厳しく、コースがひどく混雑したため、最初の数周でいくらかタイムをロスしました。しかし、自分のリズムを掴んだ後はすべてが上手く行きました。私の2回目のスティントでは、919ハイブリッドのパフォーマンスも非常に良くなり、とても順調でした。アウディとのバトルは厳しかった反面、愉しむこともできました。彼は新品のタイヤで、私のタイヤは減っていました。ですから、あまり有利な条件ではありませんでしたが、クルマの調子が上がったため彼を抜いてトップに立つことができました」

  • ブレンドン・ハートレー、F1テストが今後に繋がることを願う

    ブレンドン・ハートレー、F1テストが今後に繋がることを願う

    ブレンドン・ハートレーは、今週のメルセデスでの若手ドライバーテストが、将来さらなるチャンスを掴むことに繋がることを願っている。

    2010年にレッドブルを解雇されたブレンドン・ハートレーは、今週マニクールで行われた若手ドライバーテストの最終日にメルセデスのF1カーをドライブし、F1のコックピットに戻った。

    丸一日チームの開発作業を完了したブレンドン・ハートレーは、成し遂げた仕事に満足しており、開発ドライバーとしての役割が今後に繋がることを願っていると述べた。

    「メルセデスとの仕事を続けられることを願っている」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「来年僕がなにをしているかはわからないけど、選択肢はオープンにしているし、適切なチャンスを待っている」

    ブレンドン・ハートレーは、世界耐久選手権への参戦とともに、メルセデスで広範囲にわたるシミュレーター作業を行っている。

    マニクールではタイムは3台のなかで最も遅かったが、空力テストに集中していたため、ラップタイムは関係ないとブレンドン・ハートレーは述べた。

    「実際、本当に満足できる一日だった」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「午前中が雨でちょっと走行を失ってしまったのは不運だったけど、F1カーに戻れて嬉しかった」

    「自分の仕事には満足しているし、プログラムを完了させることができた。テストするためのパーツがたくさんあったし、僕は多くの燃料で走行していた。うまくいったよ」

  • ブレンドン・ハートレー、「前よりもずっとF1のための準備はできている」

    ブレンドン・ハートレー、「前よりもずっとF1のための準備はできている」

    ブレンドン・ハートレーは、レッドブルで最初のチャンスを得たときよりずっとF1コックピットに戻る準備ができていると考えている。

    ブレンドン・ハートレーは、メルセデスがマニクールテストの最初の2日間で必要な作業を全て完了した場合、最終日の木曜日にメルセデスのテストを担当するとみられている。

    2009年と2010年にレッドブルのリザーブドライバーを務めていたブレンドン・ハートレーだが、フォーミュラ・ルノー3.5で十分な結果を残すことができず、2年前にレッドブルのプログラムから外された。

    だが、ブレンドン・ハートレーはその後もシングルシーターでのレースを継続し、メルセデスのシミュレーター開発ドライバーに採用された。

    今週末F1カーに戻る可能性のあるブレンドン・ハートレーは、チームに印象づけて、チャンスに燃え立っているとの述べた。

    「レースチームと働いて自分を証明する素晴らしいチャンスだけど、最終的に僕はレースカーの開発を手助けし、シミュレーターの相互関係を確認するためにそこにいる」

    「2年前、またF1チームのために走るチャンスを得られるなんて考えられなかった。でも、メルセデスで舞台裏で一生懸命に働いてきたし、モチベーションも高いし、集中したままだ」

    「18歳でF3から出たての2008年に初めてF1テストしたときと比較するとずっと準備ができていると感じている」

    「それ以降、自分自身とレースビジネスについて多くのことを学んできたし、このチャンスを最大限に生かすために全力を尽くしたい」