カテゴリー: F1アゼルバイジャンGP

  • フェルスタッペン F1アゼルバイジャンGP初日「まだ1周の速さが少し足りない」

    フェルスタッペン F1アゼルバイジャンGP初日「まだ1周の速さが少し足りない」

    マックス・フェルスタッペンは、アゼルバイジャンGP金曜フリー走行を終えて前向きな姿勢を示したが、レッドブルには依然として1周の速さを磨く必要があると認めた。

    フェルスタッペンはFP1を7番手、FP2を6番手で終え、最速タイムを記録したフェラーリのルイス・ハミルトンから最大で0.6秒遅れだった。

    午前のセッションではチームメイトの角田裕毅に先行を許し、現役王者はトップ争いの外にいるように見えた。しかし、その後フェルスタッペンは、RB21の根本的なフィーリングは好ましいものだと強調した。

    「まだ1周の速さが少し足りない」
    「悪くはなかった」とフェルスタッペンは語った。「クルマのフィーリングは良いし、それはポジティブだ。この特異なトラックで安定したバランスを見つけられたのは良いことだ。必要なのはそれだ」

    「すべてをまとめなければ良いラップは走れない。我々はまだ1周のタイムでは少し足りない。クルマと自分自身の両方から、まだ得られるものがある」

    今回の課題は、ピレリがバクー用に新投入したC6コンパウンドによってさらに難しくなっている。フェルスタッペンは、市街地の高速区間においてこのタイヤが特に脆弱だと認めた。

    「明日もう少し良くなるといい」と彼は続けた。「ロングランは良かった。ここは常にスリッピーで、ソフト寄りのコンパウンドではタイヤに厳しいが、問題はなかった」

    「明日は数チームが接近すると思う。そして結局は完璧なラップを走れるかどうかにかかってくる」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) F1 アゼルバイジャンGP

    マルコもレッドブルのレースペースに自信
    フェルスタッペンが慎重な姿勢を保つ一方で、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコはチームの見通しにより自信を示した。

    「ロングランは有望だ」とマルコは語った。「我々は前で戦える位置にいると思う。予選ラップではあとコンマ1秒、1秒半を見つける必要がある。しかし微調整でそれは可能だ」

    ©RedBull
    「ここで(モンツァが)一度きりではなかったことを証明できると思う。明日の予選ではトップ3に入れると信じているし、それはレースで勝利を争えるということだ」

    「勢いは続いている。クルマの作動範囲は広がり、セットアップも容易になった。これは間違いなく前進だ」

    レッドブルがレーストリムで前向きな兆候を示す中、フェルスタッペンはFP3で予選に向けてRB21を微調整し、好位置を確保することに集中する。

    オーバーテイクが可能でありながらもトラックポジションが極めて重要なこのサーキットでは、フェルスタッペンがその「あとコンマ1秒」を絞り出せるかどうかが、勝敗を分ける決定的な要素となる。

  • 角田裕毅 F1アゼルバイジャンGP初日「マシンの挙動を理解し始めている」

    角田裕毅 F1アゼルバイジャンGP初日「マシンの挙動を理解し始めている」

    角田裕毅は、F1アゼルバイジャンGP初日のフリー走行でFP1を6番手、FP2を14番手で終えた。

    FP2序盤のショートランではマックス・フェルスタッペンとの差を縮めきれず順位を落とした角田裕毅だが、午後のセッションではロングランで大きな手応えをつかんだ。

    今季これまで課題とされてきたレースペースに関して、角田裕毅は「今年一番」と表現する感触を得られたと語っている。ショートランの課題を早期に洗い出した上で、ロングランで改善を確認できたことは、チームにとっても明日以降につながるポジティブな要素となった。

    「バクーでの走行はいつも少し特別なので、各セッションからできる限り多くの情報を得ることが大切です。全体的には良い1日でした」と角田裕毅は振り返った。

    「ショートランでは改善の余地がありますが、それを金曜日に経験できたのは良いことですし、明日のために準備ができると思います」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) F1 アゼルバイジャンGP

    午後のFP2ではロングランに注力し、そこで大きな収穫を得たと強調した。また、マシン理解の進展についても触れ、前進していることを明確にした。

    「FP2では主にロングランに集中しましたが、それはずっと良い感触でした。今年はこういう感覚をあまり得られていなかったので、とてもポジティブです」と角田裕毅はコメント。

    「クルマの挙動も理解できるようになってきていますし、1周ごとに前進できています。前向きな気持ちを保ちながら正しい方向に進んでいきたいです。明日何ができるか楽しみにしています」

  • 角田裕毅 F1アゼルバイジャンGP初日談「ロングランで今年一番の手応え」

    角田裕毅 F1アゼルバイジャンGP初日談「ロングランで今年一番の手応え」

    角田裕毅(レッドブル)は、F1アゼルバイジャンGP初日の走行を終え、試したセットアップやロングランで大きな前進があったことを語った。ショートランではまだ課題が残るものの、週末に向けて好感触を得ている。

    角田裕毅はFP2での収穫を振り返りながら、今年ここまでで最も良いロングランの感触だったと強調した。週末に向けてポジティブな姿勢を崩さず、走行を重ねるごとに改善していきたいと語っている。

    昨日話していたトライやテストは、今日どうでしたか?

    角田裕毅:「良かったです。ショートランではまだ全体をまとめきれていない部分もありますが、試したことは良い方向でした。FP2で感じたものもありましたけど、メインはロングランに集中していて、それがかなり良かったです。今年ここまでで見たことのないようなロングランでした。今のところはうまくいっていて、それはポジティブですね」

    依然として走っているとワクワクしますか? それとも直線で“もっとパワーが欲しいな”と感じるくらいにスピードに慣れてしまいますか?

    角田裕毅:「ここでは常にブレーキングなどで自信が必要です。ショートランに関してはもっと集中する必要がありますが、ラップごとに少しずつ積み上げています。週末を通してしっかり積み重ねられているので、良い方向に進んでいると思います。さっき言ったように、一番ポジティブだったのはロングランですね。なので、気持ちを前向きに保って、明日どうできるかを見ていきたいです」

  • F1アゼルバイジャンGP FP2:ハミルトン首位でフェラーリ1-2 角田裕毅14位

    F1アゼルバイジャンGP FP2:ハミルトン首位でフェラーリ1-2 角田裕毅14位

    ルイス・ハミルトンが2025年F1アゼルバイジャンGPのフリー走行2回目(FP2)で最速タイムを記録し、フェラーリが1-2を達成した。一方で、ランド・ノリスはバリアに接触してセッションを途中で終えることになった。

    ハミルトンの1分41秒293は、最終結果でシャルル・ルクレールに0.074秒差をつけた。マクラーレン勢はパフォーマンス不足に苦しみ、ノリスが10番手、オスカー・ピアストリが12番手に留まった。

    序盤からバクー市街地サーキットのランオフエリアが活用され、リアム・ローソンが下りの左コーナーであるターン15でオーバーラン。ハミルトンもターン7で同様にコースオフするなど、ドライバーたちは限界を探っていた。

    ピアストリは、パワーユニットの問題でFP1の大部分をガレージで過ごしたが、FP2開始直後にソフトタイヤでコースイン。最初のフライングラップで1分43秒307を記録して一時的に首位に立った。しかし、路面にラバーが乗り、ソフトタイヤが投入されるとタイムは急激に更新され、FP1最速だったノリスのタイムは開始10分以内にあっさりと上回られた。

    オープニングランの後、ノリスは1分42秒199でトップに立ち、わずかにルクレールを上回った。しかし、このサーキットで過去4年連続ポールを獲得しているルクレールは再び速さを見せ、1分41秒786をマークして最初に1分42秒を切るタイムを出した。

    チームメイトのハミルトンは、20分経過時点でミディアムタイヤで1分41秒543を記録して首位に浮上。これにより、予選に向けてタイヤ戦略の選択肢が広がる可能性が示された。

    セッション中盤、ノリスはターン4出口でウォールにヒットし、左リアサスペンションを損傷。ピットまで戻ったものの、そのまま走行を再開できずセッションを終えた。直後には選手権首位のピアストリもターン15でテックプロバリアに軽く接触し、 precautionary checks(予防的な点検)の後にコースへ復帰した。

    その間にルクレールは1分41秒367を記録して再び首位に立ったが、残り10分余りでソフトタイヤを履いたハミルトンが1分41秒293を出して、この日の最速タイムをマークした。

    メルセデスのジョージ・ラッセルは首位から0.5秒差で「ベスト・オブ・ザ・レスト」となり、チームメイトのアントネッリ、ハースのオリバー・ベアマン、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、レーシングブルズのローソンが続いた。

    エステバン・オコンはハースにとってポジティブな1日を締めくくる8番手につけ、アレクサンダー・アルボン、ノリス、そしてウィリアムズのカルロス・サインツがトップ10入りした。

    ピアストリは12番手で、イエローフラッグ無視の疑いによりセッション後に調査対象となった。その後方にはレーシングブルズのアイザック・ハジャー、レッドブルの角田裕毅、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトが続いた。

    アルピーヌのピエール・ガスリー、アストンマーティンのランス・ストロール、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ、同じくアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、そしてアルピーヌのフランコ・コラピントが続き、コラピントは首位から2秒遅れで最下位に終わった。

    フリー走行中のランド・ノリス(マクラーレン/イギリス)。FP2でウォールに接触し、セッションを早期終了。

    F1 アゼルバイジャンGP フリー走行2回目 結果・ラップタイム

    1.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分41秒293
    2.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分41秒367
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分41秒770
    4.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分41秒779
    5.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分41秒891
    6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分41秒902
    7.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分41秒989
    8.エステバン・オコン(ハース) – 1分42秒167
    9.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分42秒177
    10.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分42秒199
    11.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分42秒255
    12.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分42秒295
    13.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分42秒443
    14.角田裕毅(レッドブル) – 1分42秒444
    15.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分42秒561
    16.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分42秒674
    17.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分42秒771
    18.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分42秒820
    19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分42秒967
    20.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分42秒322

  • 角田裕毅は14番手…F1アゼルバイジャンGP フリー走行2 結果・タイムシート

    角田裕毅は14番手…F1アゼルバイジャンGP フリー走行2 結果・タイムシート

    2025年F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。9月19日(金)にバクー・シティ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第17戦 アゼルバイジャングランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはルイス・ハミルトン(フェラーリ)。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は14番手タイムでセッションを終えた。

    ■ フェラーリがワンツー、ハミルトン最速
    ルイス・ハミルトンが1分41秒293で首位、シャルル・ルクレールが0.074秒差の2番手で続き、フェラーリが圧倒的な速さを示した。両者は他を大きく引き離し、週末に向けて有利な立場に立った。

    ■ メルセデスは3・4番手を確保
    ジョージ・ラッセルが3番手、アンドレア・キミ・アントネッリがわずか0.009秒差で4番手に入り、チームとして安定した速さを示した。アントネッリは堅実に周回を重ね、ミスを最小限に抑えた。

    ■ ハースのベアマンが好走、5番手
    オリバー・ベアマンは5番手に入り、ミディアムタイヤで強さを見せた。ターン8でコースオフする場面もあったが、素早くリカバリーして結果を残した。

    ■ レッドブルは明暗、フェルスタッペン6番手・角田14番手
    マックス・フェルスタッペンは6番手と上位を維持したが、角田裕毅は14番手にとどまった。両者ともにウォールとの接触があり、走行はやや不安定だった。

    ■ マクラーレンに試練、ノリス10番手・ピアストリ12番手
    ランド・ノリスは壁接触で走行が制限され10番手、オスカー・ピアストリも壁をかすめクリーンなラップを残せず12番手に終わった。チーム全体で十分なデータを収集できず、課題が残った。

    ■ 中団は僅差の接戦、ローソンとオコンが健闘
    リアム・ローソンが7番手、エステバン・オコンが8番手に入り、中団勢が上位に食い込んだ。アレクサンダー・アルボンも9番手に入り、ウィリアムズの存在感を示した。

    ■ アストン勢とアルピーヌ勢は後方に沈む
    ランス・ストロールとフェルナンド・アロンソは17・19番手にとどまり、アルピーヌのピエール・ガスリーとフランコ・コラピントも16・20番手に沈んだ。後方勢にとっては巻き返しが必須の内容となった。

    2025年F1 アゼルバイジャンGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分41秒293   21
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分41秒367 0.074 23
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分41秒770 0.477 19
    4 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分41秒779 0.486 22
    5 87 オリバー・ベアマン ハース 1分41秒891 0.598 23
    6 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分41秒902 0.609 22
    7 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分41秒989 0.696 22
    8 31 エステバン・オコン ハース 1分42秒167 0.874 23
    9 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分42秒177 0.884 24
    10 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分42秒199 0.906 7
    11 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分42秒255 0.962 24
    12 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分42秒295 1.002 23
    13 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分42秒443 1.150 23
    14 22 角田裕毅 レッドブル 1分42秒444 1.151 22
    15 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分42秒561 1.268 22
    16 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分42秒674 1381 22
    17 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分42秒771 1.478 24
    18 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分42秒820 1.527 22
    19 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分42秒967 1.674 24
    20 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分42秒322 2.029 22
  • F1アゼルバイジャンGP FP2展開:フェラーリが主導権、マクラーレンに試練

    F1アゼルバイジャンGP FP2展開:フェラーリが主導権、マクラーレンに試練

    2025年F1アゼルバイジャンGP 週末2回目のプラクティスは、路面進化とタイヤ戦略が複雑に絡み合う展開となった。

    フェラーリがワンツーを記録し、メルセデスやハースの健闘が光る一方で、マクラーレンは壁との接触やトラブルに苦しみ、トップ争いから外れるかたちとなった。雨の可能性も示唆される中、各チームは日曜に向けてデータ収集を急いだ。ここではセッションの重要局面を振り返る。

    セッション開始、静かな滑り出し
    午後のセッションは気温33度と高いコンディションでスタートしたものの、序盤は誰も積極的に飛び出さず、数分の静けさが広がった。やがてアルボンがハード、ハジャーとハミルトンがミディアム、その他はソフトとタイヤを分けて走行を開始。ピレリが持ち込んだC4〜C6という最軟ラインナップの挙動確認が進められた。

    序盤のトップ交代劇、路面進化でタイムが急上昇
    燃料を積んだ状態ながら、ヒュルケンベルグがまずトップに立つと、直後にラッセル、ハミルトン、ボルトレト、ルクレール、そしてノリスと、目まぐるしく順位が入れ替わった。路面のグリップ向上でタイムは一気に縮まり、上位勢はわずか数百分の差で競り合った。

    ウォールとの接触が続出
    セッション中盤、ストロールがリアを滑らせてウォールに接触しながらも走行を継続。ルクレールもリヤを軽く当ててデータチェックを要請。ノリスはより深刻で、左リヤを強くヒットしパンクを発生。無線で「タイヤが終わった」と報告しつつピットに戻ったが、損傷は大きくその後は走行できなかった。ピアストリもソフトでのアタック中にウォールに触れる場面があり、クリーンなラップを残せなかった。

    ハミルトンとルクレールの激しいトップ争い
    一時はルクレールが昨年のポールタイムに迫る1分41秒367をマークしたが、ハミルトンがさらに上回り1分41秒293を叩き出して首位に返り咲いた。両者の差はわずか0.074秒。メルセデス勢を含めても他を大きく突き放す形で、週末の本命を印象づけた。

    メルセデスの安定感、アントネッリが存在感
    ラッセルが3番手につける一方、アントネッリは0.009秒差の4番手と肉薄。FP1での課題を払拭し、堅実に周回を重ねた。10代のルーキーにとって、チームメイトに食らいつくこの走りは評価を高める内容となった。

    ベアマンがミディアムで健闘、ターン8でのオフもリカバリー
    ハースのオリバー・ベアマンはミディアムタイヤで5番手に食い込み、存在感を示した。ターン8で2度にわたりランオフに逃げる場面があったが、冷静にリバースで復帰。安定したタイムを刻み、チームの期待に応えた。

    中団勢の僅差バトル、角田は14番手に後退
    ローソンが7番手、オコン8番手、アルボン9番手と中団勢が接戦を展開。サインツは11番手で僚友アルボンのすぐ後ろにつけた。対照的にレッドブルの角田裕毅は14番手と後方に沈み、マシンバランスに苦しんだ様子だった。

    ロングランと戦略模索、雨の可能性も
    残り15分を切ると各チームは燃料を積んでのロングランに移行。ミディアムの持ちとペースが注目され、決勝用データ収集が進められた。戦略の選択肢は多岐にわたり、さらに明日のFP3や予選で赤旗や雨が加われば、混乱は一層増す可能性がある。

  • F1:ルイス・ハミルトン 推定26億円の愛車たちを全売却「今はアートに夢中」

    F1:ルイス・ハミルトン 推定26億円の愛車たちを全売却「今はアートに夢中」

    ルイス・ハミルトンは、自身のすべての愛車コレクションを手放したことを明らかにし、今はアートを集めることの方が好きだと語った。ただし、イタリアのあるスーパーカーには特別な想いを抱いているという。

    2025年F1アゼルバイジャンGPを前にした会見で、7度のF1ワールドチャンピオンはスクーデリアの最新フラッグシップモデル「フェラーリF80」に興味があるかどうかを尋ねられた。

    「僕はもうクルマを持っていないんだ。全部手放した。今はアートの方に夢中なんだ」とハミルトンは答えた。「もしクルマを買うならF40だね。あれは素晴らしいアート作品だ」

    長年にわたりハミルトンのガレージは話題となってきた。彼のコレクションには希少で高額、そしてハイパフォーマンスな数々のマシンが並んでいた。ハイパーカーからクラシックカー、限定モデルまで、元メルセデスF1ドライバーのガレージは充実していたが、今回の発言からはその情熱が薄れつつある様子がうかがえる。

    報道によれば、売却前のコレクション総額は推定1,300万ポンド(約26億円)。モナコやロサンゼルスのプライベートガレージに保管されていた。完全なリストは公式に確認されたことはないが、彼が所有していた、あるいは運転する姿が見られたモデルは以下の通りだ。

    ■ パガーニ・ゾンダ 760 LH
    ■ メルセデスAMG プロジェクト・ワン
    ■ メルセデスAMG SLS ブラックシリーズ
    ■ メルセデスAMG GT R(元F1セーフティカー仕様)
    ■ メルセデスAMG G63 6×6
    ■ メルセデス・マイバッハ S600
    ■ フェラーリ・ラフェラーリ
    ■ フェラーリ・ラフェラーリ・アペルタ
    ■ フェラーリ 599 SA アペルタ
    ■ 1966 シェルビー・コブラ 427
    ■ 1967 フォード・マスタング シェルビーGT500(「エレノア」レプリカ)
    ■ マクラーレン P1
    ■ 1995 マクラーレン F1(シャシー044と報道)
    ■ ミニ・クーパー
    ■ メルセデス EQC

    ハミルトンは四輪車の運転で知られているが、実際にはバイクを好んでいる。これまでもモナコGPやイタリアGPなどの週末に、イタリア国旗カラーをまとったドゥカティ・パニガーレV4 Sで登場する姿が見られたほか、イタリアのMVアグスタとコラボレーションした限定モデル「MVアグスタ F4 LH44」を駆る姿も確認されている。

    それでも本人の言葉を信じるなら、フェラーリF40には今でも特別な居場所を与えるだろう。

    「僕が本当にやりたいことのひとつは、フェラーリをデザインすることなんだ」と彼は今シーズンの初めに語っていた。「F40をベースにした“F44”を作りたい。実際のスティックシフトを備えたやつをね。これから数年でそれに取り組みたい」

  • F1アゼルバイジャンGP FP1:ノリス首位でマクラーレン1-2 角田裕毅6番手

    F1アゼルバイジャンGP FP1:ノリス首位でマクラーレン1-2 角田裕毅6番手

    マクラーレンのランド・ノリスが2025年F1アゼルバイジャンGP金曜フリー走行1回目で最速タイムを叩き出し、チームメイトのオスカー・ピアストリ、そしてフェラーリのシャルル・ルクレールを抑えてセッションをリードした。このセッションは長い赤旗中断により大きく妨げられる展開となった。

    2週間のインターバルを経て、F1マシンはバクー市街地サーキットに戻り、現地時間12時30分にピットレーン出口のシグナルがグリーンに変わると同時に走行を開始した。曇り空ながらドライコンディションの中、多くのドライバーがすぐさまコースインした。

    序盤、マクラーレン勢には興味深い無線が飛び交った。ノリスは「何かを取り外すために」ピットに戻るよう指示を受け、実際にはコンポーネントカバーを外す作業が行われた。一方ピアストリには「ペースを落とせ」「全開は避けろ」と警告が与えられた。

    そのほかにも、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトがターン3でコースオフしてランオフに逃れる場面があり、ウィリアムズのアレックス・アルボンはミラーを失い、メルセデスのジョージ・ラッセルは「焦げた匂いがする」と報告した。

    セッション開始から4分の1が過ぎたあたりで、ターン16におけるトラブルにより週末最初の赤旗が出された。リプレイ映像では、ウィリアムズのカルロス・サインツが縁石を踏んだことで一部が緩み、それが原因となったことが確認された。

    赤旗が出る直前、ノリスはピレリのソフトタイヤで1分43秒747を記録し、ラッセル(体調不良を抱え「激しいボトミング」に苦しむ)、ルクレール、そしてマックス・フェルスタッペンを大きく引き離してトップに立っていた。

    縁石修復作業のための赤旗中断後、残り約20分でセッションが再開。各ドライバーが走行プログラムを再開し、ピアストリもパワーユニットの問題をマクラーレンのメカニックが解決したことで再び走行可能となった。

    暫定トップだったノリスは再開後も勢いを維持し、1分42秒704をマーク。フェルスタッペンやピアストリを1秒近く引き離した。ルイス・ハミルトンはターン5進入でウォールに接触し、フロントウイングを破損してピットに戻る事態となった。

    その後、ソフトタイヤでの最終アタックが続くなか、ピアストリがノリスに0.3秒差で2番手につけ、アゼルバイジャンで過去4年連続ポールポジションを獲得しているルクレールは0.5秒遅れの3番手となった。

    バクー市街地サーキットは現行カレンダーでも最速の部類に入る高速レイアウトとして知られている。

    メルセデスのラッセルは4番手を獲得し、アルボン(終盤にウォールにヒット)と、レッドブル勢の角田裕毅、フェルスタッペンが続いた。フェルスタッペンはターン15進入でコースアウトし、ラップを中断している。

    サインツは2台目のウィリアムズをトップ10に入れ、レーシングブルズのリアム・ローソンとアイザック・ハジャー(終盤にコースオフを経験)、そしてメルセデスのキミ・アントネッリが続いた。

    ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとボルトレトがハミルトンのフェラーリを挟んで12~14番手に並び、アストンマーティンとハース勢(フェルナンド・アロンソはオリバー・ベアマンの前、さらにランス・ストロールとエステバン・オコンが続く)が続いた。アルピーヌのフランコ・コラピントとピエール・ガスリーは最後尾に沈んだ。

    各ドライバーとチームはパドックに戻り、データを分析して次の走行プランを検討する。2回目のフリー走行は日本時間21時(現地時間16時)に開始予定となっている。

    F1 アゼルバイジャンGP

    F1 アゼルバイジャンGP フリー走行1回目 結果・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分42秒704
    2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分43秒014
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分43秒256
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分43秒421
    5.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分43秒563
    6.角田裕毅(レッドブル) – 1分43秒738
    7.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分43秒790
    8.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分43秒859
    9.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分43秒903
    10.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分43秒975
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分43秒986
    12.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分44秒087
    13.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分44秒087
    14.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分44秒113
    15.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分44秒139
    16.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分44秒139
    17.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分44秒329
    18.エステバン・オコン(ハース) – 1分44秒439
    19.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分45秒299
    20.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分44秒418

  • 角田裕毅は6番手 … F1アゼルバイジャンGP フリー走行1:結果・タイムシート

    角田裕毅は6番手 … F1アゼルバイジャンGP フリー走行1:結果・タイムシート

    2025年F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。9月19日(金)にバクー・シティ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第17戦 アゼルバイジャングランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は6番手タイムでセッションを終えた。

    ■ マクラーレンがワンツー、ノリス最速
    ランド・ノリスが1分42秒704でトップタイムを記録し、チームメイトのオスカー・ピアストリが0.310秒差で2番手。マクラーレン勢が開幕セッションから支配力を示した。

    ■ ルクレール3番手、フェラーリは接近
    シャルル・ルクレールはトップから0.552秒差の3番手。過去に同地で連続ポールを獲得してきただけに、引き続き注目が集まる。

    ■ レッドブルは苦戦、角田6番手・フェルスタッペン7番手
    角田裕毅が1分43秒738で6番手、マックス・フェルスタッペンは7番手。フェルスタッペンはアタック中にコースオフもあり、上位に絡みきれなかった。

    ■ 赤旗中断と路面トラブル
    ターン16付近の縁石が破損し、修復作業のために長時間の赤旗中断。計26分が失われ、各チームの走行計画に影響が及んだ。

    ■ ハミルトンは壁接触でフロントウイング損傷
    ルイス・ハミルトンは走行中にウォールへ接触し、フロントウイングとタイヤを損傷。幸い大破には至らず、順位は12番手にとどまった。

    ■ 中団勢の健闘とアルピーヌ最下位
    アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が5番手、リアム・ローソンとアイザック・ハジャーが9・10番手とレーシングブルズも健闘。一方、アルピーヌ勢はピエール・ガスリー19番手、フランコ・コラピント20番手に沈んだ。

    2025年F1 アゼルバイジャンGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分42秒704   18
    2 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分43秒014 0.310 13
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分43秒256 0.552 16
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分43秒421 0.553 15
    5 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分43秒563 0.859 17
    6 22 角田裕毅 レッドブル 1分43秒738 1.034 15
    7 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分43秒790 1.086 14
    8 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分43秒859 1.155 17
    9 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分43秒903 1.199 17
    10 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分43秒975 1.271 16
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分43秒986 1.281 17
    12 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分44秒087 1.282 18
    13 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分44秒087 1.383 14
    14 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分44秒113 1.383 18
    15 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分44秒139 1.435 15
    16 87 オリバー・ベアマン ハース 1分44秒139 1.447 17
    17 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分44秒329 1.625 15
    18 31 エステバン・オコン ハース 1分44秒439 1.735 15
    19 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分45秒299 2.595 14
    20 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分44秒418 2.714 17
  • F1アゼルバイジャンGP FP1展開:角田裕毅6番手 縁石破損で26分赤旗中断

    F1アゼルバイジャンGP FP1展開:角田裕毅6番手 縁石破損で26分赤旗中断

    2025年F1アゼルバイジャンGPのフリー走行1回目が9月19日(金)に行われ、ランド・ノリスが1分42秒704でトップタイムを記録し、マクラーレンが1-2発進を決めた。

    チームメイトのオスカー・ピアストリは序盤にトラブルでストップするも、復帰後に2番手へ。フェラーリのシャルル・ルクレールが3番手に続き、初日から各勢力が拮抗する展開となった。

    一方、角田裕毅は1分43秒738で6番手を獲得。混乱の多いセッションの中で安定感を見せ、チームメイトのマックス・フェルスタッペンを上回った。赤旗による長時間の中断やハミルトンの接触など、波乱に満ちた初日のプラクティスを振り返る。

    ■ セッション開始、路面は滑りやすく
    グリーンライトと同時にアルピーヌのフランコ・コラピント、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグがコースイン。路面は非常にグリーンで、各車が慎重な走行を余儀なくされた。

    ■ 序盤、ノリスが暫定トップ
    ランド・ノリスが1分44秒274をマークし序盤の基準タイムを樹立。マクラーレンの速さはここから際立っていく。

    ■ ピアストリ、PUトラブルで一時離脱
    オスカー・ピアストリは開始直後にマシンを止め、降車。セッションを棒に振るかに思われたが、マクラーレンは「PUの不具合を修復」と発表。後半に復帰を果たすことになる。

    ■ アルボンとラッセルも異変
    アレクサンダー・アルボンはミラーを落下させ、ラッセルは「焦げ臭い匂いがする」と無線。序盤から小さなトラブルが続いた。

    ■ 赤旗、ターン16縁石が破損
    ターン16の縁石が浮き上がり赤旗中断。アラン・パーメイン(レーシングブルズ代表)は「デブリではなく縁石そのもの」と説明。26分もの貴重な走行時間が失われた。

    F1アゼルバイジャンGP 縁石が破損

    ■ 再開直後は大渋滞
    13時09分にセッション再開。全車が一斉に飛び出し、コース上は渋滞。アイザック・ハジャーも「トラフィックがひどい」と無線で訴えた。

    ■ ハミルトン、ウォールに接触
    13時20分、ルイス・ハミルトンがウォールをかすめ、フロントウイングとタイヤを損傷。「パンクだ」と無線で報告し、ピットへ戻った。深刻なダメージには至らなかったものの12番手に終わった。

    ■ ノリス、圧巻のトップタイム
    新品ソフトでアタックしたノリスが1分42秒704を記録。紫セクターを並べ、2位に1秒以上差をつける快走。マクラーレンガレージは大歓声に包まれた。

    ■ フェルスタッペンは苦戦
    マックス・フェルスタッペンはソフトタイヤでアタックを試みるも、ターンインでランオフへ。「ブレーキングで浮いている」と無線で訴えた。結果は7番手にとどまった。

    ■ 角田裕毅、安定感ある走りで6番手
    角田裕毅はソフトで1分43秒738を記録し6番手。チームメイトのフェルスタッペンを上回り、安定した走りを披露した。混乱の多いセッションの中で確かな手応えを掴んだと言える。

    ■ ピアストリ復活、マクラーレン1-2
    復帰したピアストリが1分43秒014を叩き出し2番手へ。マクラーレンはノリスと並んでワンツーを確定。序盤の不安を吹き飛ばした。

    ■ セッション終了、各勢力の明暗
    チェッカーフラッグ。ノリスがトップ、ピアストリが2番手。ルクレールは3番手に入り、ラッセル4番手。アルボンが5番手と健闘した。
    角田が6番手で上位に食い込み、レーシングブルズのローソンとハジャーも9・10番手でセッションを終えた。一方、アルピーヌ勢はガスリー19番手、コラピント20番手と苦戦を強いられた。