カテゴリー: F1オーストラリアGP

  • マックス・フェルスタッペン F1予選クラッシュの原因はERSソフト不具合

    マックス・フェルスタッペン F1予選クラッシュの原因はERSソフト不具合

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは2026年F1シーズン開幕戦となるオーストラリアGP予選でQ1でクラッシュを喫し、まさかの早期敗退となった。アルバート・パークのターン1でコントロールを失ったマシンはバリアに激突し、フェルスタッペンは決勝を最後尾グリッドからスタートする状況に追い込まれた。一見するとメカニカルトラブルのように見えたこのクラッシュだが、技術分析によれば原因はパワーユニットのエネルギー回生システムに関連するソフトウェアの不具合だった可能性が高いという。

    ダウンシフト中に発生した異常挙動
    フェルスタッペンのクラッシュは、Q1最初のアタックラップで発生した。

    メルボルンのアルバート・パーク・サーキットのスタート/フィニッシュストレートの終わりにある高速右コーナー、ターン1へ進入した瞬間、レッドブルのマシンは突然リアがロックし、そのままコントロールを失ってバリアへ突っ込んだ。

    チーム代表のローラン・メキースはこの瞬間について「非常に激しいものだった」と表現しており、当初チームはギアボックスなどのメカニカルトラブルの可能性を疑って調査を進めていた。

    しかしデータ分析の結果、クラッシュが起きたタイミングはフェルスタッペンがダウンシフトしていた瞬間であり、異常はパワーユニットのエネルギー回生システム側で発生していたことが判明した。

    ERSソフトウェアがセーフモードに移行
    問題の発端は、エンジン回転数とリアアクスルに伝わる動きを読み取るソフトウェアの不具合だった。

    ダウンシフト時にシステムが異常な回転数を検知すると、保護のためシステムが自動的にセーフモードへ移行する仕組みになっている。

    今回のケースでは、この安全制御が作動した結果、エンジンブレーキが突然強く介入し、リアアクスルが即座にロックした。

    通常、リア側のブレーキ制御はブレーキ・バイ・ワイヤによって管理されているが、今回のクラッシュではそのシステム自体は原因ではなかった。

    ERSシステムのモード制御が瞬時にロック状態に入り、フェルスタッペンにはマシンを立て直す余地が残されていなかった。

    マックス・フェルスタペンフェルスタッペン レッドブル・レーシング

    2026年F1の新世代PUが抱える初期トラブル
    今回の出来事は、2026年F1レギュレーションで導入された新世代パワーユニットが、まだ開発初期段階にあることを示す典型例でもある。

    エネルギー回生と電力マネジメントの重要性が大きく増した現在のF1では、ソフトウェア制御のわずかな問題がマシン挙動に直接影響する。

    そのため、今回のように予選セッションで突然のトラブルが発生し、ドライバーが早期敗退を余儀なくされる可能性もある。

    フェラーリのチーム代表フレデリック・バスールも、こうした状況を踏まえ「決勝レースは非常に混乱した展開になる可能性がある」と予測している。

    エネルギー管理が戦略面でも信頼性の面でも大きな鍵を握る2026年F1では、オーストラリアGP決勝でも同様のトラブルが発生する可能性は十分にある。

  • アストンマーティンF1 オーストラリアGP予選「マシンにはポテンシャルがある」

    アストンマーティンF1 オーストラリアGP予選「マシンにはポテンシャルがある」

    アストンマーティンは2026年F1オーストラリアGP予選で厳しい一日となり、フェルナンド・アロンソは17番手、ランス・ストロールはマシンのトラブルによりタイムを記録できなかった。チームは週末を通して信頼性問題に苦しみ、十分な走行距離を確保できないまま予選を迎えることになった。

    ストロールはICEのトラブルによりFP3に参加できず、予選までにマシンを修復することができなかった。

    一方のアロンソはFP3で周回を重ね、チームにとって重要なデータを収集。予選ではQ2進出に迫ったが、終盤にアルピーヌ勢がタイムを更新したことで17番手に終わった。

    ニューウェイ「マシンには競争力がある」
    チーム代表のエイドリアン・ニューウェイは、困難な状況の中でも前向きな材料があったと語った。

    「メルボルンで非常に忙しい一日だった。テクニカルパートナーであるホンダとともにAMR26の改善を続けている」とニューウェイはコメント。

    「フェルナンドはFP3で重要なラップを走り、予選に向けて貴重なデータと情報をもたらしてくれた」

    「フェルナンドは17番手で予選を終え、Q2進出まであと一歩だったが、我々にはまだ多くの作業が残されていることは明らかだ」

    「ランスはICEの問題によってプラクティスでガレージに留まることになり、不運な一日だった」

    「問題を解決したあともマシンを組み上げて予選に参加するだけの時間は残されていなかった」

    「AMR26には競争できるペースがあるのは明らかだ」

    「明日ランスを走らせる選択肢について、今夜FIAと協議することになる」

    アロンソ「マシンにはポテンシャルがある」
    17番手となったフェルナンド・アロンソは、マシンのポテンシャルは感じていると語った。

    「FP3ではトラブルなく走行できたし、周回を重ねることで予選でもかなりのラップタイムを引き出すことができた」とアロンソはコメント。

    「マシンにはポテンシャルがある。だからこそ、もっと走行距離を稼ぐ必要がある」

    「今はバッテリーが不足しているので、明日は大きなリスクを取ることができない」

    「それでもできるだけ多くの周回を重ねられることを期待している」

    「この課題にはチーム全員で立ち向かっている」

    「チームとホンダの全員が、この状況を改善するために全力で取り組んでいる」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ストロール「難しい週末」
    予選を走れなかったランス・ストロールは、週末の厳しい状況を振り返った。

    「ここまでは厳しい週末になっている」とストロールはコメント。

    「いくつかの問題があって、必要な周回を重ねることができなかった」

    「ガレージのチームは本当に懸命に作業してくれたが、予選までにマシンを組み上げる時間が足りなかった」

    「現時点では望んでいる位置にはいない」

    「それでも前進するために努力を続けていく」

  • レッドブルF1 オーストラリアGP予選「フォードとのパートナー関係に満足」

    レッドブルF1 オーストラリアGP予選「フォードとのパートナー関係に満足」

    レッドブル・レーシングは2026年F1オーストラリアGP予選で、アイザック・ハジャーが3番手を獲得する一方、マックス・フェルスタッペンはQ1でクラッシュを喫してタイムを記録できず、20番手に沈む波乱の展開となった。チームにとっては明暗が大きく分かれる予選となった。

    フェルスタッペンはターン1のブレーキングでマシンのリアがロックし、そのままスピンしてグラベルを抜けバリアにヒットした。

    本人に大きな問題はなかったが、挙動は極めて異常で、ドライバーエラーというよりマシン側の問題が疑われている。一方でハジャーはQ3まで順調に進み、最後のアタックでフェラーリ勢とマクラーレン勢を上回る自己最高位の3番手をつかんだ。

    メキース「予選3番手は大きな報酬」
    チーム代表のローラン・メキースは、ハジャーの3番手を高く評価した。

    「このスポーツがどれほど難しく競争の激しいものか、我々は全員が分かっている。だからこそ今日の予選3番手は、ここ4年間にわたって舞台裏で積み重ねてきたハードワークに対する大きな報酬だ」とメキースはコメント。

    「それはもちろんパワーユニット面だけでなく、新しいレギュレーションに対応するためのシャシー面の努力も含まれている」

    「今日はアイザックにとって素晴らしい一日だった。予選3番手は彼にとって非常に大きな瞬間だ」

    「彼は冬の間に信じられないほどの努力を積み重ねてきたし、その努力がこうした結果に結びついたのを見るのは、彼自身にとってだけでなくチーム全体にとっても特別なことだ」

    「マックスに起きたことはもちろん非常に不運だった。最も重要なのは彼が無事だということだ」

    「現時点では何が起きたのかを完全には理解できていない。彼が対処しなければならなかったグリップの喪失は非常に激しく、異常に見えた」

    「我々はデータをより深く掘り下げ、すべてを慎重に分析する必要がある」

    「今夜はミルトンキーンズにいる全員が、我々にこれほど力強いシーズンのスタートをもたらしてくれたことを非常に誇りに思っている」

    「パートナーとしてフォードが我々とともにいてくれることにも非常に満足しているし、我々のレッドブル・フォードのパワーユニットを搭載した2台がトップ9に入ったのを見るのも嬉しい」

    「明日もまた多くを学ぶ一日になることは分かっているし、チームとしてその学びをできるだけ早く自分たちのものにすることに集中している」

    レッドブル・レーシング フォード F1 オーストラリアGP

    ハジャー「チームでのキャリアに完璧なスタート」
    3番手を獲得したアイザック・ハジャーは、最終アタックに手応えを感じていたと振り返った。

    「この結果にはとても満足している。最後のラップでフィニッシュラインを越えた時、良いラップだったと分かった」とハジャーはコメント。

    「チームでのキャリアにとって完璧なスタートになった」

    「予選に入る時点では、こういう結果は予想していなかったので本当に嬉しい」

    「走るたびに改善していくことができた。Q1最初のラップから最後のラップまで、マシンも自分自身も毎回良くなっていった」

    「昨日は欠けていた一貫性を見つけることができたし、シャシーとパワーユニットの両方で強いマシンをずっと感じていた」

    「明日に向けて強いポジションを手に入れることができた。後ろのマシンを抑えられるかどうかを見ていきたい」

    フェルスタッペン「今まで経験したことがない」
    一方、Q1でクラッシュしたマックス・フェルスタッペンは、マシンの異常な挙動を説明した。

    「今日のクラッシュはとても奇妙だった。ターン1でブレーキを踏んだ瞬間にリアアクスル全体が完全にロックした」とフェルスタッペンはコメント。

    「自分は大丈夫だし、それが一番重要なことだ」

    「メディカルセンターに行って手の検査も受けたが、すべて問題なかった」

    「チームと話をしてデータを確認し、何が起きたのかを突き止める必要がある。こんなことは今まで経験したことがない」

    「アイザックは予選で素晴らしい仕事をした。おめでとうと言いたい」

    「明日は後方からスタートして前に進んでいくことになる」

    「もちろん理想的ではないが、6位か7位は目指せると思う。ただ、オーバーテイクがどれほど簡単なのかはまだ分からない」

    レッドブル・レーシングにとって開幕戦予選は、歓喜と痛手が同時に訪れる結果となった。ハジャーの3番手は新時代への大きな追い風となる一方、フェルスタッペンのトラブルは決勝に向けた大きな課題を残した。決勝ではハジャーが表彰台争い、フェルスタッペンが後方からの挽回を狙う展開となる。

  • メルセデスF1 オーストラリアGP予選「すべてがうまく噛み合った」

    メルセデスF1 オーストラリアGP予選「すべてがうまく噛み合った」

    メルセデスは2026年F1オーストラリアGP予選で圧倒的な速さを見せ、ジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得。アンドレア・キミ・アントネッリも2番手に入り、フロントロー独占という最高の形でシーズン開幕戦の予選を終えた。

    ラッセルは終始セッションをリードし、最終的には1分18秒518を記録。メルセデス勢以外の最速ドライバーに対して約0.8秒の大差をつける圧巻の走りだった。

    一方でアントネッリはFP3でクラッシュする波乱の一日となったが、チームが奇跡的な修復を行いQ1途中でコース復帰。Q3ではマシンから冷却ファンが外れて赤旗を引き起こすトラブルもあったが、最終アタックで2番手を確保し、チームのフロントロー独占を完成させた。

    ヴォルフ「どこから祝福すればいいのか分からない」
    メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは、チームの総合力を称えた。

    「今日は誰から祝福を始めればいいのか分からないほどだ」とヴォルフはコメント。

    「キミのFP3でのクラッシュのあと、マシンを予選に間に合わせるためにチームは素晴らしい仕事をしてくれた」

    「マシンが戻ってきたときには、正直なところ間に合うとは思えなかったが、彼らは信じられない努力を見せてくれた」

    「ブラックリーとブリックスワースのチームも、W17をメルボルンでこれほど競争力のある状態に仕上げるために素晴らしい仕事をしてくれた」

    「そしてここオーストラリアのレースチームがそれをP1とP2につなげてくれた」

    「ジョージは別次元のパフォーマンスを見せ、キミも冷静さを保ってフロントロー独占を実現した」

    「もちろん今日は予選に過ぎないし、シーズン最初のレースにすぎない」

    「ポイントは明日獲得するものだ。ライバルたちも今日以上の力を見せてくるはずで、これがシーズン全体の勢力図を示すものではない」

    ラッセル「すべてがうまく噛み合った」
    ポールポジションを獲得したジョージ・ラッセルは、チームの準備を称えた。

    「今日はすべてがうまく噛み合ったし、チームは素晴らしい仕事をしてくれた」とラッセルはコメント。

    「マシンを良い状態に仕上げてくれたし、僕たちは歴史的に涼しいコンディションで速いことも分かっている」

    「すべてがうまくいき、それをポールポジションにつなげることができた」

    「ただ今日のアドバンテージがライバルとの差の本当の姿ではないことも分かっている」

    「ブラックリーとブリックスワースのチームは非常に強力なプラットフォームを用意してくれたが、チャンピオンシップを勝つためにはいくつかの分野でまだ改善が必要だ」

    「これはシーズン最初のレースの最初の予選に過ぎないし、全員まだポイントはゼロだ」

    「明日はP1とP2を良い結果につなげるために全力を尽くす」

    「長い午後になるだろうし、どんな課題が出てくるか見ていこう」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    アントネッリ「今日のヒーローはメカニック」
    2番手となったアンドレア・キミ・アントネッリは、チームの働きを強調した。

    「どうやら僕は自分の人生を難しくするのが好きみたいだ」とアントネッリはコメント。

    「FP3のクラッシュのあとで厳しい状況だったが、今日のヒーローはメカニックとガレージの全員だ」

    「予選に間に合わせるためにマシンを修理してくれたことに本当に感謝している」

    「時間が本当にギリギリで、セットアップを完全に整えることすらできなかった」

    「それでも彼らはフロントローを獲得できる速いマシンを用意してくれた」

    「明日は良い結果を争うチャンスがある」

    「土曜日にはポイントは入らないし、この新しいマシンでは長いグランプリになる」

    「まだ未知の要素も多いし、いろいろなことが起こり得る」

    「今日のポジティブな結果を良いポイントにつなげるために、明日はしっかり仕事をする必要がある」

    ショブリン「フロントロー独占に値する努力」
    トラックサイドエンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンは、チームの努力を称賛した。

    「キミのマシンをQ1終了前に組み上げてコースに送り出したチームには本当に称賛を送りたい」とショブリンはコメント。

    「それを実現するために多くの人が関わり、その努力がフロントロー独占という形で報われたのは素晴らしいことだ」

    「ジョージもシーズン最初のポールポジションを獲得する素晴らしい仕事をした」

    「セッションを最初から最後までコントロールしていたし、とても簡単に見せていたが、それは彼が準備に全力を尽くした結果だ」

    「キミの一日はもっと波乱に満ちていた。FP3のクラッシュは後れを取る原因になったが、彼はそこから多くを学ぶだろう」

    「それでも大きなプレッシャーの中で素晴らしい仕事をし、フロントローに並ぶ結果を残した」

    「最後にブラックリーとブリックスワースのチームにも祝福を送りたい」

    「このレギュレーションに向けてどれだけ努力してきたかを見ると印象的だし、新しい時代の最初のレースで両マシンがグリッド最前列に並ぶことは大きな成果だ」

  • フェラーリF1 オーストラリアGP予選「メルセデスとの差は大きい」

    フェラーリF1 オーストラリアGP予選「メルセデスとの差は大きい」

    フェラーリは2026年F1オーストラリアGP予選でシャルル・ルクレールが4番手、ルイス・ハミルトンが7番手となり、2台ともQ3進出を果たした。プラクティスでは上位争いに加わっていたが、予選ではメルセデスのペースに及ばず、トップ争いからは一歩後退する結果となった。

    Q1ではミディアムタイヤで走行する戦略を採り、メルセデスと並んで上位争いを展開。

    しかしQ2でソフトタイヤを投入するとペースが伸び悩み、決定的な速さを示すことはできなかった。それでも決勝では優れたスタート性能を発揮する可能性があり、上位争いのチャンスは残されている。

    バスール「メルセデスとの差は大きい」
    チーム代表のフレデリック・バスールは、混乱の多い予選だったと振り返った。

    「厳しく、かなり混乱した予選だったが、それはすべてのチームにとって同じ条件だった」とバスールはコメント。

    「どれだけテストを重ねても、他のすべてのマシンと一緒に走る実際の予選セッションとはまったく違う」

    「今回は新しい挑戦だったが、セッション中にいくつか問題もあり、すべてをうまくまとめることができなかった」

    「今日の時点ではメルセデスとの差が大きいことは明らかで、彼らに近づくためには進歩が必要だ」

    「今週末のここまでのペースは悪くないが、まだすべてのチームが完全なポテンシャルを見せているわけではないと思う」

    「重要なのは今日うまくできなかったことから学び、明日のレースに集中することだ」

    スクーデリア・フェラーリ 2026年のF1世界選手権 オーストラリアGP

    ルクレール「新しいマシンでの最初の予選」
    4番手となったシャルル・ルクレールは、新しいレギュレーション下での初予選は簡単ではなかったと語った。

    「今日は新しいマシンでの最初の予選ということもあり、予想通りいくつか課題があった」とルクレールはコメント。

    「Q2ではエネルギーデプロイメントに問題があったが、ガレージに戻ったあとすぐに修正された」

    「今日学んだことは次の予選に向けて生かしていく」

    「今の段階で予測をするのは難しい」

    「新しいレギュレーションサイクルの最初のレースウィークエンドであり、開発競争がチャンピオンシップを左右することになる」

    「その戦いはまだ始まったばかりだ」

    「僕たちはそこに非常に集中しているし、今のパッケージから最大限を引き出していく」

    「明日のレースで各チームがどのように戦うのかを見るのは興味深い」

    ハミルトン「もっとポテンシャルがある」
    7番手となったルイス・ハミルトンは、結果以上のポテンシャルがあると感じている。

    「今日の結果は僕たちが望んでいた、あるいは期待していた位置ではない」とハミルトンはコメント。

    「主な理由は予選の重要な局面でうまく実行できなかったことだ」

    「ただマシンのフィーリングは安定していたし、最終順位以上のポテンシャルがあることは明らかだ」

    「今は問題を理解し、落ち着いて、明日のレースで最大限を引き出すことに集中する必要がある」

    フェラーリは予選でメルセデスに対して後れを取ったものの、2台ともトップ10グリッドを確保した。新レギュレーション下の最初のレースウィークエンドでまだ多くの未知数が残る中、決勝ではスタートや戦略次第で順位を上げるチャンスが残されている。

  • マクラーレンF1 オーストラリアGP予選「まずまずのスタート位置」

    マクラーレンF1 オーストラリアGP予選「まずまずのスタート位置」

    マクラーレンは2026年F1オーストラリアGP予選で、オスカー・ピアストリが5番手、ランド・ノリスが6番手となり、決勝を3列目からスタートすることになった。プラクティスでは上位争いに加わっていたものの、予選ではトップ争いにあと一歩届かなかった。

    Q1ではピアストリが上位タイムを記録するなど好調なスタートを切ったが、ノリスがアンドレア・キミ・アントネッリのマシンから外れたダクトの冷却ファンを踏んでしまう不運もあった。

    赤旗中断の間にチームはマシンをチェックし走行を続けたが、Q3では2人とも十分なリズムをつかめず、結果的に5番手と6番手にとどまった。

    ステラ「まずまずのスタート位置」
    チーム代表のアンドレア・ステラは、決勝に向けて妥当な結果だったと評価した。

    「今日の予選は明日のグランプリに向けてまずまずのスタート位置になった」とステラはコメント。

    「ランドとオスカーはMCL40から引き出せるものをしっかり引き出してくれた。その結果、5番手と6番手という妥当な結果になった」

    「チームとしてセッションはうまく運営できたし、シーズン序盤の段階としては想定していた位置で予選を終えた」

    「両ドライバーとも安定したパフォーマンスを見せていたが、ランドの方はコース上のデブリでフロントウイングにダメージを受け、わずかにパフォーマンスを失った可能性がある」

    「今日の大きなポイントは、パワーユニットからさらにパフォーマンスを引き出す必要があるということだ」

    「メルセデスのパフォーマンスを見ると、まだ改善できる余地があることは明らかだ。HPPと協力しながら競争力を高めていく」

    「今夜チーム全体でレビューを行い、シーズン最初のレースに向けて最善の準備を整える」

    マクラーレン 2026年のF1世界選手権 オーストラリアGP

    ピアストリ「表彰台を狙える位置」
    5番手となったオスカー・ピアストリは、予選結果をまずまずの内容と受け止めている。

    「今日はまずまずの予選だった」とピアストリはコメント。

    「セッション自体はかなりスムーズで、順位もだいたい予想していた位置だった」

    「ただ少しパフォーマンスが足りなかった」

    「今日は3番手も可能だったと思う」

    「新しいマシンでは走るたびに学ぶことが多く、まだタイムを見つけられる余地があった」

    「良いベースはできているので、明日は表彰台を狙えるかどうかを見ていきたい」

    ノリス「P3も可能だった」
    ランド・ノリスは、デブリの影響がなければさらに上位を狙えた可能性があったと振り返った。

    「全体的に見れば、明日に向けて6番手は妥当なスタート位置だと思う」とノリスはコメント。

    「ただ6番手には満足していないし、3番手も可能だったと思う」

    「デブリに当たってからパフォーマンスを少し失ってしまった」

    「昨日はFP1で多くの時間を失っていたし、今週末は他にもいくつか課題があった」

    「それでも悪くないスタート位置だ」

    「僕たちはまだトップ争いの中にいる。それが今週末の目標だった」

    「明日に向けて準備し、できる限り順位を上げられるよう集中していく」

    マクラーレンはトップ争いにはわずかに届かなかったものの、2台とも上位グリッドを確保した。新世代マシンの理解を進めながら戦っている段階だが、レースでは表彰台争いに加わる可能性も十分に残されている。決勝ではスタートと戦略が順位を大きく左右することになりそうだ。

  • レーシングブルズF1 オーストラリアGP予選「2台揃ってQ3は素晴らしい結果」

    レーシングブルズF1 オーストラリアGP予選「2台揃ってQ3は素晴らしい結果」

    レーシングブルズは2026年F1オーストラリアGP予選で、リアム・ローソンが8番手、アービッド・リンドブラッドが9番手を記録し、2台そろってQ3進出を果たした。中団チームとして唯一のダブルQ3進出となり、開幕戦で“ベスト・オブ・ザ・レスト”の存在感を示した。

    両ドライバーはQ3でユーズドタイヤを使用する戦略を採り、フライングラップは1回のみ。ローソンが最後のラップをまとめてチームメイトを上回る結果となり、F1デビュー戦のリンドブラッドも9番手という見事な結果を残した。

    ゴス「2台Q3は素晴らしい結果」
    チーフテクニカルオフィサーのティム・ゴスは、開幕戦予選のパフォーマンスを高く評価した。

    「今日はVCARBとレッドブル・フォード・パワートレインズにとって素晴らしい一日だった」とゴスはコメント。

    「今年はマシンとパワーユニットのレギュレーションが大きく変わり、各チームの相対的なペースについて多くの憶測があった」

    「長い研究と準備の期間、そして厳しい3週間のプレシーズンテストを経てきた」

    「2台がQ3に進出し、予選8番手と9番手を獲得したことは、我々に速いドライバー2人とVCARB03という優れたマシンがあることを証明している」

    「メルボルンにはマシンのセットアップの最適領域を理解した状態で持ち込み、さらにいくつかの空力アップデートも加えた」

    「エンジニアリングチームの準備のおかげで、マシンは最初から適切なウインドウに入っており、プラクティスでは微調整を進めるだけでよかった」

    「Q1通過は比較的スムーズだったが、Q2に向けて万全を期すため新品タイヤを2セット使用した」

    「Q2では2人のドライバーが素晴らしいラップをまとめ、トップ10シュートアウトに進出した」

    「Q3では日曜のレースに向けてチャンスを広げるためユーズドのソフトタイヤを選択した」

    「リアムは素晴らしいラップを決めたが、アービッドは小さなコントロールミスでパフォーマンスを失った」

    「まだ仕事は終わっていないが、日曜のレースで良いポイント結果を目指したい」

    レーシングブルズ / ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム 2026年のF1世界選手権

    ローソン「正直ここまで来るとは思っていなかった」
    8番手となったリアム・ローソンは、予選結果に満足感を示した。

    「正直なところ、今週末ここにいるとは思っていなかったので、かなり満足している」とローソンはコメント。

    「予選の序盤はかなり荒れていて、正直かなり苦しいスタートだった」

    「終盤になってようやくラップをまとめることができたが、自分の中では難しいセッションだった」

    「ラップをまとめるのが本当に難しくて、ロックアップしたりミスをしたりしていた」

    「マシンはかなり速かったので、僕のミスは少しもったいなかった」

    「それでも最後にはうまくまとめることができた」

    「明日のために新品タイヤを1セット残せたのもポジティブだ。周りのチームはすでにQ3で新品を使っていた」

    リンドブラッド「2台Q3は期待以上」
    F1デビュー戦で9番手を獲得したアービッド・リンドブラッドも、チームのパフォーマンスに手応えを感じている。

    「週末を通してかなり競争力があったと思う」とリンドブラッドはコメント。

    「昨日の段階では他チームがどれだけ隠し玉を持っているのか分からなかったので、あまり期待しすぎないようにしていた」

    「でもセッションに入る時にはマシンが速いことは分かっていた」

    「自分の仕事に集中すれば十分戦えると思っていた」

    「チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれた」

    「バーレーンでの状況を考えれば、2台がQ3に入るのは本当に印象的なことだ」

    「正直、僕自身やチームの期待をも上回る結果だった」

    「とても嬉しいし、明日のレースが本当に楽しみだ」

    レーシングブルズは開幕戦予選で中団トップの存在感を示し、2台そろってQ3進出という結果を残した。マシンのバランスとペースの両面で手応えを得ており、決勝ではポイント争いの中心に入る可能性が高い。新品タイヤを温存した戦略もあり、日曜日のレースではさらに上位を狙う展開になりそうだ。

  • ハースF1チーム オーストラリアGP予選「中団トップ争いに非常に近い位置」

    ハースF1チーム オーストラリアGP予選「中団トップ争いに非常に近い位置」

    ハースF1チームは2026年F1オーストラリアGP予選で、オリバー・ベアマンが12番手、エステバン・オコンが13番手を記録し、2台そろってQ2で敗退した。Q3進出にはわずかに届かなかったが、中団グループの上位に迫るパフォーマンスを示した。

    特にベアマンはQ3進出までコンマ1秒未満と僅差だった。一方でハースF1チームは信頼性面で安定しており、フェラーリ製パワーユニットを搭載することから、決勝ではスタートやレースペースでの強みを発揮する可能性もある。

    小松礼雄「中団トップ争いに非常に近い位置」
    チーム代表の小松礼雄は、開幕戦の予選をポジティブに受け止めている。

    「堅実な予選だったと思います。すべてを最大限に引き出せたかと言えば、そうではありません。ただオペレーション面では大きなチャレンジになると予想していましたし、すべてが完璧ではなかったものの、チームとしてはしっかり対応できたので満足しています」と小松礼雄はコメント。

    「まず最初の目標は、2台ともQ1を突破することでした。それは達成できました」

    「Q3に進出するチャンスは確実にあったと思いますし、中団グループのトップに非常に近い位置にいるのは嬉しいことです。それが僕たちの目指している場所です」

    「セッションごとに学び続けていますし、タイヤの準備とエネルギーマネジメントの最適な組み合わせをまだ探っている段階です。まだ伸びしろがあります」

    「今年最初の予選としては、ここから積み上げていける内容だったと思います。明日のレースに向けても悪くない位置ですし、ここから前に進んでいくのが楽しみです」

    ハースF1チーム 2026年のF1世界選手権 オーストラリアGP

    ベアマン「チームの努力を誇りに思う」
    12番手となったオリバー・ベアマンは、惜しくもQ3進出を逃したもののチームの進歩に手応えを感じている。

    「僅差だったので少し悔しいが、チーム全体の努力をとても誇りに思っている」とベアマンはコメント。

    「このマシンを今の状態まで持ってくるために、チーム全体が本当に大きな努力をしてきた」

    「バーレーンテストで感じていたことが確認できた。僕たちにはしっかりしたベースがあり、それはポジティブなことだ」

    「Q3を逃したのは悔しいが、新しいレギュレーションの複雑さを考えると簡単ではない。このチームがやってきた仕事は本当に素晴らしいし、ここから前に進むだけだ」

    オコン「まだパフォーマンスを引き出せた」
    一方、13番手だったエステバン・オコンは、マシンのポテンシャルを十分に引き出せなかった可能性があると振り返った。

    「少し残念だ。まだ引き出せるものがあったと思う」とオコンはコメント。

    「マシンを降りたあとチームからリアダウンフォースを失っていた可能性があると聞いたが、僕が感じていたこととも一致している」

    「最後のランではかなり不安定な挙動があった」

    「もし最後のランを改善できていれば、おそらくQ3に入ることができたと思う。今の位置は少し残念だが、原因を調べて次はもっと強く戻ってきたい」

    ハースF1チームは惜しくもQ3進出を逃したものの、中団上位争いに食い込めるパフォーマンスを示した。信頼性面でも安定しており、決勝では戦略やスタート次第でポイント争いに加わる可能性もある。開幕戦から中団争いの有力候補として、今後の戦いに期待がかかる。

  • アルピーヌF1 オーストラリアGP予選「期待していた結果ではない」

    アルピーヌF1 オーストラリアGP予選「期待していた結果ではない」

    アルピーヌは2026年F1オーストラリアGP予選で、ピエール・ガスリーが14番手、フランコ・コラピントが16番手となり、2台そろってQ2敗退となった。両ドライバーともQ3進出には届かなかったが、ガスリーはQ3までコンマ数秒差と僅差の位置にいた。

    チームは週末を通して限られた走行時間の中でセットアップを進めており、プレシーズンテストほどのパフォーマンスを発揮できていない状況だ。それでも信頼性面では安定しており、決勝では混乱の中でチャンスを狙える可能性がある。

    ニールセン「望んでいたシーズンのスタートではない」
    マネージングディレクターのスティーブ・ニールセンは、開幕戦の予選結果に不満を示しつつも改善の余地があると語った。

    「明らかにこれは僕たちが望んでいた、あるいは期待していたシーズンのスタートではない。2台ともQ2敗退という結果になった」とニールセンはコメント。

    「今週末はいくつかの課題に直面している。新しいマシンを理解し、この独特なレギュレーションの中でどうやって最大限のパフォーマンスを引き出すかをまだ学んでいる段階だ」

    「ピエールは良いラップをまとめたが、タイヤの準備やエネルギーの展開という点ではまだ最適化されていなかった。それでもQ3までコンマ数秒だった」

    「フランコは序盤に良いペースを見せていたが、完全にクリーンなラップをまとめることができなかった」

    「これはこの新時代の最初のレースに過ぎない。ここから学び、今後に向けて多くのアイデアを実行していく」

    「明日のレースは新しい戦略やドライバーのスキルが試される展開になる可能性がある。我々もポイント争いに加わる位置にいるし、良い戦いを見せたい」

    アルピーヌF1チーム 2026年のF1世界選手権 オーストラリアGP

    ガスリー「もっと上を期待していた」
    14番手となったピエール・ガスリーは、予選結果に対して悔しさを見せつつも、自身のラップには一定の手応えを感じている。

    「今日の結果にはチーム全体が失望していると思う。僕たちはもっと上を期待していた」とガスリーはコメント。

    「今週末は走行時間が限られていて難しい週末になっているし、マシンの感触もプレシーズンテストの時ほど良くない」

    「なぜそうなっているのかを理解し、すぐに改善を見つけることが重要だ」

    「予選のラップについては、限界まで攻めていたし、それぞれのプッシュラップではスピードとアプローチに満足している」

    「今年はタイヤの準備やエネルギーマネジメントなど大きな変化があり、まだ学ぶことが多い」

    「僕たちが望んでいた形でシーズンをスタートできたわけではないし、前にいるマシンも多い」

    「それでも明日はレースがある。未知の要素も多いし、スタートは非常に重要になる。今日の結果を改善できるよう全力を尽くす」

    コラピント「まだ学ぶことが多い」
    フランコ・コラピントは、チームが週末序盤から苦戦していたことを認めつつも改善の余地があると語った。

    「今日は簡単な一日ではなかったし、週末全体としても楽なものではない」とコラピントはコメント。

    「バーレーンテストでは良い感触があっただけに、ここでこの位置にいるのは期待していた状況ではない」

    「他のチームが思っていた以上に強く、ここで一歩前進してきている」

    「ただトラックサイドでもファクトリーでも多くの作業が進んでいるし、金曜日からはポジティブな進歩もあった」

    「この新世代のマシンとレギュレーションは完全に新しいものだし、各サーキットでまだ理解を深めている段階だ」

    「他チームと比べて全体的に少し不足しているように見えるが、どこを優先して改善すべきかは理解している」

    「諦めるつもりはない。明日のレースではオーバーテイクのチャンスもあるはずだし、最後まで生き残ることが重要になるレースだ」

    「スタートをしっかり決めて、戦いに加わり続けたい」

    アルピーヌにとって開幕戦の予選は期待ほどの結果ではなかったが、チームはまだ新しいマシンとレギュレーションの理解を深めている段階にある。Q3には届かなかったものの中団争いには食い込める位置におり、決勝では混乱をうまく生かしてポイント争いに加わる可能性も残されている。

  • フェルナンド・アロンソ「ホンダF1のPU問題がなければトップ10」

    フェルナンド・アロンソ「ホンダF1のPU問題がなければトップ10」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、2026年F1オーストラリアGP予選でQ1敗退となったものの、チームのパフォーマンスには手応えがあると語り、ホンダ製パワーユニットの問題がなければトップ10争いは可能だったとの認識を示した。

    アストンマーティンは週末を通してパワーユニット関連のトラブルに苦しんでおり、特に振動によるバッテリー系統の問題が走行プログラムを制限。十分な周回を重ねられない状況が続き、予選ではアロンソが17番手に終わった。

    アロンソ「コーナーでは戦えている」
    フェルナンド・アロンソは予選後、BBCラジオのインタビューで次のように語った。

    「フラストレーションはある。冬の間ずっと、もっと良い結果を出せるはずだという感覚があった。特にシャシーの面ではそうだ」

    「コーナーではだいたい問題なく走れているし、トップ10争いに入ることも十分可能だと思う」

    「冬の間は思うように周回を重ねられなかったけど、ここではFP2とFP3が比較的普通に走れたことで、2秒を引き出すことができた。昨夜何か特別なことを発明したわけではなく、単に走行できたからだ」

    「だから今は、とにかく周回を重ねて学び、このシーズン序盤のフェーズをチーム一丸となって乗り越えることが重要だ」

    最大の問題はホンダ製パワーユニット
    アロンソは現在の最大の問題がパワーユニットにあることを隠さなかった。

    「僕たちはひとつのチームだし、シャシーとエンジンを切り離して考えることはできない」

    「でも秘密でも何でもない。最大の問題はパワーユニットだ。パワーも足りないし、本来の能力も発揮できていない」

    「冬の間に多くの周回を走れなかったし、今はバッテリーの在庫も不足している」

    「スペアパーツがなくなるリスクがあるから、あまり多くの周回を走ることもできない」

    「まずはパワーユニットを修正する必要がある。アストンマーティンもエンジン側を助けるためにシャシー側のリソースを多く投入しているし、僕たちは全員でこの問題に取り組んでいる」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム ホンダF1

    ニューウェイはすでに2027年エンジンに言及
    こうした状況のなか、アストンマーティンのチーム代表エイドリアン・ニューウェイもホンダに対して強いメッセージを送っている。

    アストンマーティンは2026年からホンダのワークスチームとなったが、現在は振動によるバッテリー問題など信頼性面の課題を抱えている。

    ニューウェイはオーストラリアGPの記者会見で、すでに次のシーズンを見据えた発言を行った。

    「ホンダは2027年エンジンの開発を始める必要がある。内燃エンジンの出力を大きく引き上げる必要があるのは明らかだからだ」

    2026年F1レギュレーションでは、電動出力と内燃エンジン出力が50対50に近い比率となる新しいパワーユニットが導入された。しかしメルボルンの週末では、エネルギー不足やバッテリー管理の難しさなど、多くのチームが課題に直面している。