カテゴリー: F1オーストラリアGP

  • F1 新型コロナウイルス問題:トム・ハンクス、オーストラリアで感染

    F1 新型コロナウイルス問題:トム・ハンクス、オーストラリアで感染

    俳優のトム・ハンクスが、F1の開幕戦の舞台となるオーストラリアで新型コロナウイルスに感染したことを明かした。

    トム・ハンクスは、エルビス・プレスリーの伝記映画の制作のためオーストラリア東部のゴールドコーストを訪れていた。3月12日にインスタグラムを通じて、自身と妻が新型コロナウイルスに感染したことを公表した。

    トム・ハンクスさんは「風邪をひいたみたいで、少しだるく、体に痛みを感じた。正しいことをするため、いま世界で求められているとおり、ウイルス検査を受けて、陽性であることがわかった」と述べた。現在、現地の病院に入院しているという。

    メルボルンで開幕戦の準備を進めるF1界にも新型コロナウイルスの脅威は迫っており、マクラーレンの1名、ハースF1チームの4名に感染の疑いがあるとして隔離されている。

    F1オーストラリアGPの主催者は、ファンとの濃厚接触を避けるためにサイン会を中止し、メディアに対しても囲み取材を中止にするなど対策を講じている。

  • F1オーストラリアGP:新型コロナ対策でドライバーの囲み取材を廃止

    F1オーストラリアGP:新型コロナ対策でドライバーの囲み取材を廃止

    F1チームは、新型コロナウイルスの予防策として、F1ドライバーとメディアとの囲み取材を廃止することに同意した。

    新型コロナウイルスは、WHO(世界保健機関)がパンデミック(世界的な大流行)に相当すると発言。多くのスポーツイベントが中止され、F1オーストラリアGPは特別な予防措置を講じている。

    レース主催者はすでに水曜日の公式サイン会を中止し、ファンが自撮りをしたり、ドライバーに近づくことを禁止としている。

    木曜日の午前中、F1上層部とチームとの間で新型コロナウイルスの感染を最小限に抑えるために何をする必要があるかが議論され、当面の間、すべてのテレビセッションを中止するという決定を下した。

    アイデアとして、メディアと話をするときにF1ドライバーの周りに2メートルの除外ゾーンを設けるなどが議論されたが、最終的にメディアのアクセスを完全に変更することが最良の解決策であるとの考えに至った。

    現在、通常の囲み取材は廃止されており、代わりにF1のホスト放送局の1台のテレビカメラがドライバーとのインタビューを実施している。このセッションの映像は、各放送局が利用できる。

    水曜日に、レッドブル・ホンダのF1ドライバーのアレクサンダー・アルボンは、新型コロナウイルスの影響によって週末は“異なる”感覚になると思うと述べた。

    「今でもさえ、メルボルンの周りを歩くと、明らかに過去とは雰囲気が異なっている」とアレクサンダー・アルボンは述べた。

    「過去としっても1年しか経験してないけどね。でも、異なったものになるだろう」

    「アルバート・パークのパドックでの対策に関して、正直に言うと、何が設置されているのかわからない」

    「しかし、明らかに深刻な問題だし、ドライバーとチームの間の適切なバランスを見つけることができることを願っている。また、何らかの方法でファンと交流できることがあればいいね」

    現在、F1チームではマクラーレンから1人、ハースから4人との5名のスタッフが新型コロナウイルスの感染が疑われている。さらに2人のスタッフが体調不良を訴えていると報じられている。

  • ホンダF1:2020年 第1戦 F1オーストラリアGP プレビュー

    ホンダF1:2020年 第1戦 F1オーストラリアGP プレビュー

    プレシーズンテストを終え、アストンマーティン・レッドブル・レーシングと装いを新たにしたスクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2チームは、2020年のF1世界選手権シーズン開幕戦の舞台であるアルバートパークに戻ってくる。

    高速の市街地サーキットは、2チームの今年の立ち位置を確認するのに最適であり、土曜日に行われる予選が本番でのパフォーマンスを確認する最初の機会になるだろう。

    昨年のオーストラリアでは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが3位表彰台を獲得したが、今年はそれ以上の成績を目指す。25年の歴史があり、コース沿いに木が茂るこのサーキットは、レースウイークを通じでスリップしやすいが、どのチームがトップでシーズンの幕開けを飾るか、世界中の関心が集まる見逃せないレースになる。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「いよいよ2020年のF1グランプリ開幕戦が、今週末にオーストラリアで開催されます。例年のことですが、オフシーズンはアッと言う間に過ぎ去っていったような気がしています。ここまで、スクーデリア・アルファタウリとは3年目、アストンマーティン・レッドブル・レーシングとは2年目となる今シーズンに向けて、SakuraとMilton Keynesのメンバーはその2つのチームと一緒に懸命の準備を進めてきました。昨年までの土台を基にPUの信頼性向上とパフォーマンスアップ、また車体のパッケージのさらなる進化を目指して開発を行っています。先日バルセロナで行われた6日間のテストではPUと車体ともども、信頼性、パフォーマンスに対してポジティブな手ごたえを得ており、まずはここまでのメンバー全員の努力に感謝したいと思います。今年は昨年からテクニカルな部分でのレギュレーションの変更がないため、各チーム間で激しい戦いが繰り広げられるシーズンになると想定しています。昨年はホンダにとって2015年のF1復帰以降初勝利や初表彰台を獲得し、両チームと一緒に確実な前進を見せることができましたが、今年はさらなる進歩を遂げ、2つのチームそれぞれが昨年以上の成績を挙げることを目指して戦います。どんなときでも、皆さんの応援が我々の力になっています。今年もぜひとも熱い応援をよろしくお願いいたします。最後に、一連のコロナウイルスの問題について、ホンダとしても公衆衛生および従業員の健康・安全を最優先とし、人や物の移動、勤務形態などについてさまざまな対応を重ねてきました。多くの検討を重ねた上で、開幕戦の開催を決定した主催者およびFIA、F1などの判断を尊重しており、その意向に従っていく次第です。先行きの見えない状況ではありますが、臨機応変に状況に対応しながら、プロジェクトに取り組んでいきます」

    マックス・フェルスタッペン(アストンマーティン・レッドブル・レーシング)
    「アルバートパークは、公道コースでオーバーテイクも難しいですが、好きなサーキットです。完璧なサーキットというのはありませんが、アルバートパークは高速で進入する90度コーナーがたくさんあり、とてもチャレンジングなコースです。予選で高速シケインをうまくクリアできると大きな満足感を得られます。カレンダーの中でも最高のレースの一つだと思います。シーズンの初戦で全員がゼロからのスタート。予選で初めて自分自身の立ち位置が分かる瞬間は、とてもエキサイティングです。また、ファンの応援も素晴らしい雰囲気で、天候がいいこともレースウイークを面白いものにしてくれます。昨年の表彰台は、チームとホンダにとって最高のスタートにでしたし、全員に大きな自信をもたらしてくれたと思います。僕にとってもオーストラリアで表彰台に立つのは初めてだったので、特別な瞬間になりました。開幕戦に向けて、とてもいい感触がありますし、僕らはチームで懸命にプッシュしています。ここにいる全員が、マシンをきちんと理解するには多くの周回をこなさなければならないと分かっていますし、それができてバルセロナでのテストに満足しています。走行距離を伸ばせたことで多くのことがスムーズに進んでいて、狙い通りです。ホンダも全力でプッシュしてくれています。常に進歩を求めてしまうものですが、彼らは昨年から多くの前進を見せてくれました。そして、彼らがいい開発をし続けてくれているので、今年もその恩恵を得られることを心強く思っています。僕の契約についてはとても明快ですし、チームを信用しています。ここから前進していけると信じていますし、過去に経験したチャレンジの舞台へ復帰できると思います。チームには優秀な人材がいて、チャレンジに向けて必要なものはすべてそろっていますし、ホンダも献身的に努力してくれています。いよいよ始まるシーズンを力強くスタートしたいです。土曜日のQ2とQ3でどこに立っているかはまだ分かりませんが、冬の間のハードワークの結果が見えると思います」

    アレクサンダー・アルボン(アストンマーティン・レッドブル・レーシング)
    「昨年のこの時期は初めてのF1レースに緊張していましたし、アルバートパークも初めてでした。今年はよりレースに集中して臨むことができます。僕らはいいプレシーズンテストを過ごせたので、メルボルンで全力を尽くすだけです。メルボルンは本当に楽しくて、シーズンオフの間にやってきたことがどうだったのかが初めて分かります。アルバートパークは簡単なサーキットではなく、シーズンでも最も厳しいコースの一つだと思います。初戦なのでしっかりと準備して臨まなければなりません。コースはかなり汚れていますが、公道コースの中では高速サーキットにあたります。技術的にも難しいですし、バンプも多くあります。また、コース上には公園の木々による影があり、落ち葉もたくさんあります。こうした状況で、ミスが出やすく、その代償も大きいサーキットです。メルボルンで楽しみにしていることはたくさんありますが、一番はアボカドとポーチドエッグです。オーストラリアの食事が好きですし、コーヒーも美味しいんです!」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「例年より2日間少なかったものの、バルセロナでのプレシーズンテストはうまくいき、序盤戦に向けてかなりいい準備ができたと思います。AT01についてかなり理解できています。一度トラブルの対応で時間を失ったことがあったものの、それ以外は大きな走行中断はありませんでした。信頼性はとてもよく、パフォーマンスについてもいい状態にあると思います。今季僕らが設定した目標を達成するには、まだやるべきことは多くありますが、とてもポジティブな気持ちでシーズンのスタートへ向かうことができます。レギュレーションに大きな変更はないので、信頼性が向上するのは当然とも言えますが、対処すべき問題はまだあります。例えば、シーズンを通して3基のパワーユニットしか使えず、違反すればペナルティーを受けるという規定です。これによって各レースでどのくらいPUをプッシュできるかという影響があり、どのマニュファクチャラーにとっても、年間を通じて競争力を発揮するための課題になります。僕らはマシンを進化させましたが、2020年の目標を叶えるためにはまだパフォーマンスを引き出さなければなりません。昨年に比べて空力面での前進がありますが、一年を通してさらに進めなければならないと思います。あくまでテストはテストであり、アルバートパークはバルセロナと大きく異なるサーキットなので、オーストラリアに向けては考えを切り替えなければなりません。公道を利用したコースで、バンプも多くグリップレベルが低いので、ウインターテストとは異なる光景が広がるでしょう。はっきりしているのは、今年も中団の戦いは非常にタイトで、昨年よりも接戦になるだろうということです。多くの人が待ち望んでいた開幕戦ですから、メルボルンは独特の雰囲気になります。一つ言えるのは、ここですべてが明らかになる、ということです。全員が全開で走行するのはこれが今年初めてになりますし、さまざまなタイプのコーナーが配置され、グリップの低いコースは、バルセロナと全く違いますが、僕らがそれに対応できるか次第です。この3か月間ずっとレースに飢えていたので、再びレースをするのが待ちきれないです。長いシーズンが始まります。ウイルスの問題はありますが、できるだけ多くレースができればと思っています」

    ダニール・クビアト(スクーデリア・アルファタウリ ホンダ)
    「ウインターテストでは多くの周回を重ねることができました。シーズンに向けての準備は整ったと思います。バルセロナではいいスタートが切れて、新しいマシンの特性を学び、新たなセットアップの方向性を多く試すことができました。オーストラリアとバーレーンの序盤2連戦でさらに多くのことが分かるはずなので、楽しみにしています。レギュレーションが継続しているので、中団チームにとってはトップへ挑むチャンスです。ただ、もちろん、中団同士での争いも今年はさらにタイトになるでしょう。とても面白い戦いが待っているはずなので、楽しみです。接戦でいいバトルが起きることを願っています。テストでの僕らの新型マシンの挙動は興味深いものでした。例年より2日少ないテストは大変でしたが、マシンの挙動をなるべく早く理解するためにさまざまなことを試して、大きな成果を得ました。僕らはみんなその変化に満足していますし、マシンのベストを引き出すために全力を尽くしました。昨年からは明らかな進歩がありますが、他と比較してどうなのかを見なければなりません。でも、マシンの感触からはいいポテンシャルを感じますし、それを引き出せるかは僕ら次第です。メルボルンでいよいよシーズンが始まります。毎年オーストラリアに行きますが、いつでも初めて来たときと同じようにエキサイティングな気持ちです。レースの興奮というのはいつでも特別なものなのです。昔ながらのコースは面白く、他とはかなり異なるので、いつもワクワクした気分で臨みます。バルセロナのような比較的スムーズな路面でのテストから、こうしたバンピーな公道コースでシーズンが始まるのは不思議な気分です。バンプは正しいセットアップを見つけづらくしますし、金曜日は路面がかなり汚れているのでさらに難しくなります。ただ、レースウイークが進めばラバーが載ってグリップは改善していきます。公道コースの中では高速になるので、走っていて楽しいですし、コーナーを攻めたり、うまく縁石を使ったりする感覚もいいものです」

    関連:2020年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • F1新型コロナウイルス問題:ハースにさらに2名の感染疑いで中止の危機

    F1新型コロナウイルス問題:ハースにさらに2名の感染疑いで中止の危機

    オーストラリア・ビクトリア州の最高健康責任者であるブレット・サットンは、F1チームのスタッフ間で新型コロナウイルスで陽性反応が出た場合、今週末のF1オーストラリアGPを中止にする可能性があるとかかった。

    水曜日にハースの2名とマクラーレンの1名に感染の疑いがあるとして隔離され、木曜日にはさらにハースの2名が検疫された。プラクティスセッションは金曜日に行われるが、まだ検査の結果を待っている状態だ。

    ブレット・サットンは、検査の結果が陽性となった場合、影響を受けた3人と濃厚接触していた他の乗組員を検疫し、検査する必要があり、レースを危険にさらす可能性があると述べた。

    「これら3人のスタッフについては、陽性反応が出た場合、濃厚接触者の意味を検討する必要があり、多数のスタッフに多数の濃厚接触があった場合は、彼ら全員を隔離する必要があると思います」とブレット・サットンはメルボルンのラジオ局3AWに語った。

    「もし、それが事実上レースをシャットダウンするということになるのであれば、そうなるだろう。我々はその判断を下すことになる」

    ハースとマクラーレンは、検査の進捗についてコメントすることを拒否したが、水曜日にまたは木曜日に確認できることを期待すると述べている。

    ロイターは、F1オーストラリアGPを主催するオーストラリア・グランプリ・コーポレーション(AGPC)にコメントを求めた。

    オーストラリアのメディアは、地元の何千人もの保健当局が診療所に集まり、新型コロナウイルス検査を拡散防止のために戦っていると報告している。

    ブレット・サットンは、マクラーレンとハースの検査結果が陽性だった場合、迅速に追跡するために当局に個人的に連絡すると述べた。

    「これらの特定の検査が遅延し、結果が得られないようであれば、今日結果を確認するためにフォローアップする。我々は他のすべてのスタッフの含蓄をしるために検査しなければならない」とブレット・サットンは語る。

    新型コロナウイルスの懸念にもかかわらず、多くの観客が木曜日の暖かい晴れた日にアルバート・パークに集まった。

    4月に予定されていたF1中国GPは延期され、第2戦F1バーレーングGPは3月22日のレースへのファンの参加を禁止した。

    オーストラリア・グランプリ・コーポレーションは月曜日、昨年のレースウィーク中に30万人以上が現れたアルバート・パークの観客を制限する必要性を却下した。

    ブレト・サットンも、メルボルンのレースでファンの参加を禁止することはほとんど意味をなさないと考えている。

    「ここでは観客が問題だとは思わない。F1スタッフと観客の分離は本当に重要だと思うが、観客の集まりは他の大衆の集まりと同じだ。毎日三十万人が仕事のために街にやって来る。それは大規模な集まりだ。公共交通機関には毎日大勢が集まっている」

    アメリカのプロバスケットボールNBAは選手が新型コロナウイルスに感染したことを受けて、今シーズンの試合を全て中止することを発表した。

  • F1 新型コロナウイルス問題:WHOがパンデミックと宣言

    F1 新型コロナウイルス問題:WHOがパンデミックと宣言

    世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は3月11日(水)にジュネーブの本部で会見を開き、新型コロナウイルス(COVID-19)が世界的な大流行を意味する「パンデミック」に分類されると宣言。2020年のF1世界選手権の開催にさらなる影響を与えかねない状況となった。

    WHOによると、新型コロナウイルスへの感染者は110カ国で確認され、感染者は計約11万人、死者は4千人超に上っている。

    WHOはこれまで「パンデミック」は国境を越えた感染が制御できず、世界中の誰もが感染の危険にさらされる状態を指している。

    WHOが新型コロナウイルスをパンデミックと認定したことにより、加盟国に新たに対応を強めるよう要請する根拠が発生したことになる。

    F1はすでに4月に上海で開催予定だった第4戦F1中国GPを延期、第2戦F1バーレーンGPを無観客レースとして開催することを決定。また、F1のCEOを務めるチェイス・キャリーが第3戦の開催地であるベトナムへ飛んで緊急会議を開き、今週末にも延期を発表することが決定されたとも報じられている。

    F1は今週末メルボルンのF1オーストラリアGPで開幕するが、すでにマクラーレンとハースの3名のスタッフが新型コロナウイルス感染の疑いがあるとして自己隔離の状況にある。

    また、メルボルン市内のアルバート・パーク・ホテルのゲストの一人が新型コロナウイルスに感染。ホテルはすぐに閉鎖され、すべてのスタッフは自宅で2週間検疫を行うように指示されている。

    F1オーストラリアGPの主催者は、レースは予定通り開催するとしながらも、ファンとF1ドライバーとの濃厚接触を制限するためにすべてのサイン会をキャンセルしている。ただし、レースを無観客で行うことはないと今のところは主張している。

    F1は、レースを新型コロナウイルスによる不可抗力によってキャンセルせざるを得ない状況になると多額の損失を出すことになり、なんとしてでも開催をしたいと考えている。報道ではF1中国GPが中止となった場合は4700万ドル(約47億円)の損失を出すとされ、レース数が増えるごとにその損失は掛け算で増えていく。

    だが、ヨーロッパでの開催は5月からとなるが、フェラーリやアルファタウリ、ピレリが拠点とするイタリアでは全土で移動制限が4月3日まで施工されており、今回、パンデミックと宣言されたことで、F1側としても対応を求められることは必至だ。

  • F1 新型コロナウイルス問題:マクラーレンとハースのスタッフに感染の疑い

    F1 新型コロナウイルス問題:マクラーレンとハースのスタッフに感染の疑い

    メルボルンで2020年のF1世界選手権の開幕戦オーストラリアGPの準備が行われている中、マクラーレンとハースF1チームのスタッフ3名が新型コロナウイルスに感染した兆候を示したため隔離された。

    F1とビクトリア州政府は、新型コロナウイルスの世界的な発生にもかかわらず、F1オーストラリアGPを予定通りに開催すると断言していた。しかし、メルボルンに到着たマクラーレンのチームメンバーの1人とハースのチームメンバーの2人が新型ウイルスの兆候を見せていたと報じられている。

    3人は診察を受け、結果を待っているが、それまでの間、彼らはそれぞれのチームホテルで自己隔離している。報道によると、結果が出るまで5日間は滞在することになるという。

    また、メルボルン市内のアルバート・パーク・ホテルのゲストの一人が新型コロナウイルスに感染。ホテルはすぐに閉鎖され、すべてのスタッフは自宅で2週間検疫を行うように指示されているが、これによる広範な影響はまだわかっていない

    一方、F1オーストラリアGPの主催者は、ファンとF1ドライバーとの接触を制限するためにすべてのサイン会をキャンセルした。

    「現在の環境では、オーストラリアグランプリコーポレーションは、F1ドライバーとスーパーカードライバーの両方に関連「現在の環境では、F1ドライバーとスーパーカードライバーの両方に関連するサインセッションとメルボルンウォークの両方の形式の変更について、ファンにアドバイスしたいと考えている」と語った。

    「サイン会はQ&Aインタビューセッションとして実施される。ドライバーは引き続きメルボルンウォークを利用するが、セルフィー、サイン、その他の直接的なエンゲージメントのためにファンと密接に交流することはない。ご協力とご理解に感謝する」

    今週初め、F1は新型コロナウイルスに対して「科学的アプローチ」をとり、すべてのレース会場で指定された隔離ポイントを設定することを発表した。

    「F1ファン、家族、より広いコミュニティの健康と安全が最も重要だ」とF1は声明で発表。

    「ウイルスの流動性により、F1は状況に対する科学的アプローチを取り続け、公的保健当局からの毎日のアドバイスおよび各ホストプロモーターが制定するかもしれないアドバイスまたは措置に基づいて行動している」

  • ダニール・クビアト 「AT01の感触からはいいポテンシャルを感じる」

    ダニール・クビアト 「AT01の感触からはいいポテンシャルを感じる」

    アルファタウリ・ホンダのF1ドライバーであるダニール・クビアトが、2020年のF1世界選手権の開幕戦となるF1オーストラリアGPへの意気込みと舞台となるアルバート・パーク・サーキットについて語った。

    昨年、トロロッソでF1復帰を果たしたダニール・クビアトは、F1ドイツGPで3位表彰台を獲得するなど高いレベルでパフォーマンスを発揮。今年も新生アルファタウリ・ホンダのF1ドライバーとしてシーズンを迎える。

    「ウインターテストでは多くの周回を重ねることができた。シーズンに向けての準備は整ったと思う。バルセロナではいいスタートが切れて、新しいマシンの特性を学び、新たなセットアップの方向性を多く試すことができた。オーストラリアとバーレーンの序盤2連戦でさらに多くのことが分かるはずなので、楽しみにしている」とダニール・クビアトはコメント。

    「レギュレーションが継続しているので、中団チームにとってはトップへ挑むチャンスだ。ただ、もちろん、中団同士での争いも今年はさらにタイトになるだろう。とても面白い戦いが待っているはずなので、楽しみだ。接戦でいいバトルが起きることを願っている」

    「テストでの僕らの新型マシンの挙動は興味深いものだった。例年より2日少ないテストは大変だったが、マシンの挙動をなるべく早く理解するためにさまざまなことを試して、大きな成果を得た。僕らはみんなその変化に満足しているし、マシンのベストを引き出すために全力を尽くした。昨年からは明らかな進歩があるが、他と比較してどうなのかを見なければならない。でも、マシンの感触からはいいポテンシャルを感じるし、それを引き出せるかは僕ら次第だ」

    「メルボルンでいよいよシーズンが始まる。毎年オーストラリアに行くけど、いつでも初めて来たときと同じようにエキサイティングな気持ちになる。レースの興奮というのはいつでも特別なものだ。昔ながらのコースは面白く、他とはかなり異なるので、いつもワクワクした気分で臨む」

    「バルセロナのような比較的スムーズな路面でのテストから、こうしたバンピーな公道コースでシーズンが始まるのは不思議な気分だ。バンプは正しいセットアップを見つけづらくするし、金曜日は路面がかなり汚れているのでさらに難しくなる。ただ、レースウイークが進めばラバーが載ってグリップは改善していく。公道コースの中では高速になるので、走っていて楽しいし、コーナーを攻めたり、うまく縁石を使ったりする感覚もいいものだ」

  • F1オーストラリアGP:新型コロナウイルスを考慮してサイン会を中止

    F1オーストラリアGP:新型コロナウイルスを考慮してサイン会を中止

    今週末F1オーストラリアGPでは、新型コロナウイルスを紅潮してサイン会をQ&Aインタビューに置き換えられ、F1ドライバーとファンの交流が制限される。

    F1オーストラリアGPの主催者は、ドライバー関連のイベントの変更を発表。サイン会はライブインタビューに変更された。F1ドライバーがサーキットに到着した際にファンが一緒に写真を撮る有名なメルボルン・ウォークも「セルフィ、サイン、あるいは他の直接的な交流」を禁止するとした。

    F1オーストラリアGPのサポートイベントとして開催されるオーストラリア・ツーリングカー・シリーズも同様の措置がとられた。

    オーストラリア・グランプリコーポレーションは「現在の環境では、F1ドライバーとスーパーカードライバーの両方に関連するサインセッションとメルボルンウォークの両方の形式の変更について、ファンにアドバイスしたいと考えている」と語った。

    「サイン会はQ&Aインタビューセッションとして実施される。ドライバーは引き続きメルボルンウォークを利用するが、セルフィー、サイン、その他の直接的なエンゲージメントのためにファンと密接に交流することはない。ご協力とご理解に感謝する」

    F1パドックの少なくとも3人のメンバーは、新型コロナウイルステストの結果を待っており、すでに自己隔離状態にある。

    新型コロナウイルスの予防措置は、メディア活動に影響を与える可能性が高く、一部のチームはすでにジャーナリストのドライバーへの露出を制限するために“除外ゾーン”を設けている。

    ルノーF1チームは、アルバート・パークでチームのカラーリングを発表した後、ダニエル・リカルドとエステバン・オコンが夜のメディア会議に参加することを許可しなかった。

    「もちろん、このイベントを計画していたとき、我々はもう少し明るい雰囲気を期待していた」とルノーのF1チーム代表シリル・アビテブールはメディアに語った。

    「当然ながら、オーストラリアとメルボルンで我々が置かれている特定の状況について言及している。通常であれば、F1でレースをするのは我々全員が大好きな瞬間だ。まずは最初にそこに言及ておきたい」

    「我々のドライバーはそのイベントに一緒にいる参加すると言いたかったが、状況を鑑みて彼らを免除した」

  • F1オーストラリアGP:記者会見に出席するドライバーおよびチーム代表者

    F1オーストラリアGP:記者会見に出席するドライバーおよびチーム代表者

    2020年のF1世界選手権の開幕戦となるオーストラリアGPの公式記者会見に出席するF1ドライバーおよびチーム代表者が発表された。記者会見は、木曜日(12日)にF1ドライバー、金曜日(13日)にチーム代表者がそれぞれ4名ずつ出席して行われる。

    木曜日に行われるドライバー記者会見には、地元出身のダニエル・リカルド(ルノー)、現役チャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデス)、ルーキーのニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)、そして、4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が出席。

    金曜のフリー走行1回目の終了後に行われるチーム代表者の記者会見には、レッドブル・ホンダっ代表してクリスチャン・ホーナー、マクラーレンを代表してザク・ブラウン、フェラーリを代表してマッティア・ビノット、メルセデスを代表してトト・ヴォルフと昨年の上位4チームから選出された。

    オーストラリアと日本時間との時差は-2時間。2020年 開幕戦 F1オーストラリアGP フリー走行1回目は、3月13日(金)の10時(現地時間12時)から行われる。

  • ホンダF1 「信頼性とパフォーマンスにポジティブな手ごたえを得ている」

    ホンダF1 「信頼性とパフォーマンスにポジティブな手ごたえを得ている」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権の開幕戦オーストラリアGPにむけての意気込みを語った。

    高速の市街地サーキットは、2チームの今年の立ち位置を確認するのに最適であり、土曜日に行われる予選が本番でのパフォーマンスを確認する最初の機会になるだろう。昨年のオーストラリアでは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが3位表彰台を獲得したが、今年はそれ以上の成績を目指す。

    25年の歴史があり、コース沿いに木が茂るこのサーキットは、レースウイークを通じでスリップしやすいが、どのチームがトップでシーズンの幕開けを飾るか、世界中の関心が集まる見逃せないレースになる。

    「いよいよ2020年のF1グランプリ開幕戦が、今週末にオーストラリアで開催されます。例年のことですが、オフシーズンはアッと言う間に過ぎ去っていったような気がしています」と田辺豊治はコメント。

    「ここまで、スクーデリア・アルファタウリとは3年目、アストンマーティン・レッドブル・レーシングとは2年目となる今シーズンに向けて、SakuraとMilton Keynesのメンバーはその2つのチームと一緒に懸命の準備を進めてきました。昨年までの土台を基にPUの信頼性向上とパフォーマンスアップ、また車体のパッケージのさらなる進化を目指して開発を行っています。先日バルセロナで行われた6日間のテストでは PUと車体ともども、信頼性、パフォーマンスに対してポジティブな手ごたえを得ており、まずはここまでのメンバー全員の努力に感謝したいと思います」

    「今年は昨年からテクニカルな部分でのレギュレーションの変更がないため、各チーム間で激しい戦いが繰り広げられるシーズンになると想定しています。昨年はホンダにとって2015年のF1復帰以降初勝利や初表彰台を獲得し、両チームと一緒に確実な前進を見せ ることができましたが、今年はさらなる進歩を遂げ、2つのチームそれぞれが昨年以上の成績を挙げることを目指して戦います」

    「どんなときでも、皆さんの応援が我々の力になっています。今年もぜひとも熱い応援をよろしくお願いいたします」

    「最後に、一連のコロナウイルスの問題について、ホンダとしても公衆衛生および従業員の健康・安全を最優先とし、人や物の移動、勤務形態などについてさまざまな対応を重ねてきました。多くの検討を重ねた上で、開幕戦の開催を決定した主催者および FIA、F1などの判断を尊重しており、その意向に従っていく次第です。先行きの見えない状況ではありますが、臨機応変に状況に対応しながら、プロジェクトに取り組んでいきます」

    関連:2020年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール